JPH02231157A - 熱転写記録装置 - Google Patents

熱転写記録装置

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JPH02231157A
JPH02231157A JP5191389A JP5191389A JPH02231157A JP H02231157 A JPH02231157 A JP H02231157A JP 5191389 A JP5191389 A JP 5191389A JP 5191389 A JP5191389 A JP 5191389A JP H02231157 A JPH02231157 A JP H02231157A
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JP
Japan
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data
temperature
gradation
thermal head
memory
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JP5191389A
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Naoya Fujita
直也 藤田
Takeyuki Nomura
能村 岳之
Toshihiko Goto
敏彦 後藤
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は階調性ある画像をプリントする熱転写記録装置
に関し、特に、サーマルヘッドの温度変化による影響を
受けることなく、中間調を表現するのに好適な熱転写記
録装置に関するものである。
〔従来の技術〕
感熱階調記録においては、サーマルヘッドの発熱体の通
電時間と発色濃度との関係は一般に線形ではない。した
がって、多階調(中間調ノの画像を忠実κ記録する場合
、階調に応じて通電時間を制御する必要がある。
従来のビデオプリンタのような多ixの感熱記録装置と
しては、特開昭56−130379号公報に記載されて
いるように、各階調ごとにサーマルヘッドに通電する方
式が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術では同一通電時間でもサーマルヘッドの温
度によク発色濃度特性が変化すること、更にイエロ,マ
ゼンタ,シアンなど色材の異なるインク紙によっても発
色濃度特性が異なる点について配慮がされておらず、少
なくとも6色のインク紙を面順次にプリントして1枚の
カラー画像を得る場合、サーマルヘッドの温度によ)濃
度特性が変化するという問題があった。
本発明の目的は、温度制御をより細かく行って濃度特性
の変化を抑え、よク高忠実度な多階調カラー画像を得る
ことができ、しかも、あらかじめメモリ内に用意すべき
温度一通電時間データを削減することのできる熱転写記
録装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記した目的を達成するために、本発明では、温度検出
手段がサーマルヘッドの温度を量子化して検出し、その
際、所定の温度検出範囲iNステップに区切って量子化
を行う場合、前記温度検出範囲を複数に分割し、分割さ
れ之各範囲を前記Nステップに区切って量子化を行うよ
うにした。
ま几、メモリに、前記サーセルヘッドの代表的な温度及
び/または代表的な階調に対応する通電時間のデータを
記憶させ、このメモリよク読み出されたデータから前記
温度検出手段によって検出された前記温度に応じた全階
調に対応する通電時間のデータを算出し、算出されたそ
のデータに基づいて、検出された前記温度と得ようとす
る階調とに応じ九通電時間だけ前記サーマルヘッドに通
電するようにし九。
〔作用〕
前記温度検出手段において、前記温度検出範囲を複数に
分割し、分割され九谷範囲を前記Nステップに区切って
量子化を行うことによって、前記温度検出範囲1kNス
テップに区切って量子化を行う場合に比べて、前記温度
検出手段の温度検出感度を上げることができる。そのた
め、サーマルヘッドの温度変化に対し発色濃度特性をよ
り細かく制御でき、高忠実度なカラー画像を得ることが
できる。
ま念、前記メモリに、前記サーマルヘッドの代表的な温
度及び/または代表的な階調に対応する通電時間のデー
タを記憶させ、このメモリよ力読み出されたデータから
所望の通電データを算出するようにすることによク、前
記メモリの容量を削減することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の第1の実施例を第1図により説明する。
画像ソース1には1画面分のデジタルデータカ記憶され
ている。プリンタの全システムをコントロールスルシス
テムコントロー,}2は、i像/一ス1内の1ライン分
の画像データと、このデータに同期し之後述する制御信
号とを順次,通電時間制御回路3に出力する。ま几、温
度検出回路8は、サーマルヘッド5に取りつけた温度セ
ンサ6からのヘッドの温度情報を、システムコントロー
ラ2の制御により、検出する。また通電時間制御回路3
は、その検出温度とプリントすべき階調番号とに応じて
、メモリである階調ROM7から後述する必要な通電時
間情報を読み出し、サーマルヘッド5への通電時間デー
タを算出する。また、中間調制御回路4は、該通電時間
データを受け取り、サーマルヘッド5にヘッド通電時間
を示すストローブ信号を送るロ 次に、第1図中の主要なブロックについて、他の図面を
用いて説明する。
第1図中のサーマルヘッド5の詳細な構成を第2図に、
第2図中の主要信号の波形を第3図に示す。
第2図において、第3図(a)に示す1ラインスタート
パルスに基づいてシリアルのデータ(b)をクロックパ
ルス(0)によルシフトレジスタ51内に転送する。転
送された1ラインの1階調分のシリアルのデータ(b)
はラッチパルス(d)のタイミングでパラレルにシフト
レジスタ51からラッチ52に入力され、一旦ここに記
憶される。そして、ストロー7’(e)の期間だけヘッ
ドドライバ53によ)発熱抵抗体54に第3図(f)に
示す様に通電する。或る階調の通電中、すなわちプリン
ト中には次の階調のデータ(b)がクロックパルス(o
)によ)シフトレジスタ51内に転送され、この一連の
動作によクデータ転送、ヘッド通電が同時に行なわれる
サーマルヘッド5の構造としては、通常シフトレジスタ
51,ラッチ52,ヘッドドライバ53はICで構成さ
れてプリント基板上に搭載され、発熱抵抗体54ととも
に放熱板に取付けてある。
そして、第1因中では温度七ンサ6がサーマルヘッド5
と分離して示されているが、通常サーミスタを使用する
温度センサ6が前記放熱板上に装着されている。
尚、今まで因面には因示していないが、主要メカニズム
であるドラムの周上に記録紙を巻きつけ、その上にイン
ク紙が重ねられ、第1図,第2図に示すサーマルヘッド
5により押し付けられている。
そして、上記ストロープCe)の通電時間にし念がって
発熱抵抗体540発熱量を制御し、該発熱量に応じたイ
ンクがインク紙から記録紙に転写され、階調性ある中間
調記録が行われる。
インク紙は通常第4図に示す濃度特性を有し、イエロ,
シアン,マゼンタの3色が面順次方式でプリントに供さ
れる。第4図が示すように、5色から同じ階調の濃度を
得るためには、各々サーマルヘッドへの通電時間を異な
らせる必要がある。
更にまた、第5図に示すように、同色のインク紙でも、
周囲温度によって濃度特性が変化する。
したがって、第1図で、階調ROM7には、イエロ,シ
アン,マゼンタの3色ごとに階調ごとの通電時間データ
が、温度に応じて格納してあり、温度検出回路8で検出
する温度に対応してデータを選択する必要がある。
次に、温度検出回路8の詳細について説明するが、その
前にまず、従来の温度検出回路について第6図を用いて
簡潔に述べることにする。
第6図中、抵抗R1〜R5およびR6〜R11はいわゆ
る「はしご型D / A変換回路」を構成しておシ、前
者の抵抗群の抵抗値は後者の抵抗群のi抗値の2倍の値
となっており、システムコントローラ2のDA出力であ
るDAO(LSB)〜DA4(MSB)のデジタル出力
に対応した直流竃圧を抵抗R11の両端に生じさせる。
その電圧を次段のオペアンプA1で反転し、基準電圧V
rとしてコンパレータA2に入力する。一方、トランジ
スタQ,− Q2と抵抗R14〜R16で構成する定電
流回路で得た定電流を温度センサ6.抵抗R17.R1
8に分流させ、温度センサ6の出力変化(図ではサーミ
スタの温度一抵抗変化)を電圧として変換し、比較竜圧
vpとして前述のコンパレータA2の他の入力端子に印
加する。
今、比較電圧V,を知りたい場合、すなわち、サーマル
ヘッド5の温度を知り几い場合、システムコントローラ
2からODA出力であるDAO〜DA4の5ビッ}’i
00000の状態から1ビットずつカウントアップして
いけば,或る5ビットの状態でコンパレータA2の出力
電圧が0から1に反転するので、そのときのDA出力状
態から、サーマルヘッド5の温度を検出できることにな
る。
以上第6図の温度検出回路8の特性をより具体的に第7
図に示した。
第7図における温度対温度検出電圧ステップの直線状の
グラフでは、温度センサ6のサーミスタの温度・抵抗特
性を温度に対して直線的に抵抗値が変化する様にし、そ
して、抵抗R1 7 .11 aの値を選択することに
より温度に対して直線的に比較竃圧V,が変化する様に
設計している。ま念、前述したD / A変換回路の出
力を反転し九基準電圧vrは、第7図の直線状を階段波
状に32ステップ変化する電圧である。
図中に示したように,10℃から60℃までプリントす
るものとして、その間を16ステップ判別可能である。
したがって、検出温度ステップは50℃÷16=五1℃
となる。
本発明における温度検出回路は、この精度を債、すなわ
ち10℃から60℃までを32ステップで1.6℃ごと
に検出するもので、第7図に対応する特性のグラフを第
8図に示した。すなわち第8図(a)では10℃から3
5℃までを、第8図(b)では35℃から60℃までを
各16ステップに検出せんと改良しtもので、その具体
的回路の一例を第9図に示す。
第9図の回路では第6図の回路に以下に述べる回路を付
加したものである。すなわち、抵抗R19とR20とで
ゲインを決めるオペアンプA3を設け、第6図の比較電
圧V,を非反転入力端子に印加し、その出力vP′をコ
ンパレータA2の比較電圧とする。一万、バイアス電圧
としてvLとvHを用意シ、電子スイッチS1で、シス
テムコントローラ2からの制御信号CON’l’ Kよ
υv,,vHを選択して入力抵抗R19の他端に接続す
る。
R19とR20の値を念とえば等しく選ぶと、オペアン
ブA5の出力y,/は VP’ = 2V, − VL・・・・・− (1)あ
るいは Vp’” 2vp  VTi   −・・・(2)とな
り、(1) . (2)式は第8図の各々(a) , 
Cb)の特性となる。従って、システムコントローラ2
の制御信号CON’I’と、システムコントは−ラ2へ
の入力信号であるコンパレータA2の出力信号REtT
の1から0かの値により、システムコントローラ2は、
サーマルヘッド5の温度を1.6℃おきに32ステップ
ごとに検出することができる。
し之がクて、第1回の階調ROM7の中に、64階調×
32温度×3色:61 440通電時間情報をあらかじ
め記憶させておくことにより、従米の倍の精度で中間調
を制御することができる。
近来、メモIJ O大容量化、コストダウン化の傾向が
著しいが、前述した実施例では従来の倍のメモリ容量を
必要としてしまう。
そこで、本発明の第2〜第7の実施例として、メモリ容
量の増大とならない実施例について以下述べる。
まず、代表的な温度と代表的な階調における通電時間デ
ータから、検出温度に応じた全階鳩の通電時間データを
算出して使用することにより、階調ROM7の容量を減
らす本発明の第2の実施例について説明する。
前に述べた第5図中で、(a) * (b) − (o
)の各々×,Δ,O印を印し九データは、それぞれ代表
的な温度(たとえば順に20℃,35℃,50℃〕と、
代表的な10個の階調(たとえば、6,7,11 ,1
5,23,31 ,59,47,55.63階調)での
通電時間データを示している。このときの条件は、サー
マルヘッド5への印加電圧は一定で、各階調でのデータ
は各温度において同一の階調一濃度特性を有するものと
する。
第10図に、本実施例における通電時間算出の7ローチ
ャートの一例を示し、以下に説明する。
第10図において、(a)のステップで、まずプリント
スタート時に、前述した温度センサ6と温度検出回路8
で、システムコントローラ2の制御によりサーマルへッ
ド5の温度を検出する。この検出温度情報はシステムコ
ントローラ2よシ通電時間制御回路3に入力する。次の
(b)のステップでは、階調ROM7にメモリしてある
通電時間データの中から検出温度T1の上下にある代表
温度TI.lとTn (To+ < Tn )を特定す
る。次の(0)のステップでは、ある代表階調の通電時
間データであるDエとDn(D.〉Dn)を特定する。
次の(d)のステップで、特定した通電時間データDI
!l,Dt1間を設定した温度幅ステップ(fcとえば
4ステップ〕に分割し、1ステップの温度幅に相当する
ΔDmnを算出する。次の(6)のステップで、サーマ
ルヘッド5の検出温度Tiの属する温度幅ステップ(た
とえばTnから5番目)に応じて、代表的な階調Dエか
ら1倍のΔDmnを減算あるいはDnに3倍のΔDI.
l!lを加算する。これにより検出された温度の含まれ
る温度幅ステップのある代表階調での通電時間データを
算出する。以上第10図の(0)から(e) tでのス
テップを繰夛返すことによって、全ての代表階調での通
電時間データを算出する。
次に、第10図において、(f)ステップで、算出した
代表階調での通電時間のうち、隣り合う代表階調での通
電時間データへ’ SQ (!Sm (sn)を特定す
る。次の(g)のステップでは、特定した通電時間デー
タSm,Sn間を設定した階調数(たとえば4)に分割
し、1階調のデータ増分に相当するΔS.ユを算出し、
(h)のステップではある代表階調での通電時間データ
S.に△Sl!Inの整数倍を加算してSm,Sn間の
階調での通電時間データを算出する。
以上、第10因中の(f)から(h)までのステップを
繰シ返すことによカ、サーマルヘッド5の検出温度で1
に応じた全ての階調での通電時間デ−タを算出すること
ができる。
カラー印画の場合、2色目,3色泪等のインクについて
も同様に第5図に示し之如きデータを階調ROM7内に
用意し、それぞれサー1ルヘッド5の検出温度に応じて
通電時間データを算出する。
これによ勺、連続してプリント画を得る場合、環境温度
、即ち、サーマルヘッドの温度が変化しても、一定の階
調一濃度特性全もったプリントが可能になる。
さらに階調ROM7内のデータを温度,階調につき代表
的な値で構成する九めメモリ容量を低減できる。例えば
、以上の説明では説明上第5図を用いて温度を20℃,
35℃,50℃の3段階としたが、第8図に示したよう
に、温度がローレベルのとき10℃,22.5℃,35
℃の3ステップ、ハイレペルのとき35℃,415℃,
60℃の3ステップを選ぶと、55℃の場合が重複する
ので、温度は合計5ステップ選べばよく、各温度につき
64階調中10階調数の通電時間データをイエロ,マゼ
ンタ,シアンの3色分用意すればよいので、データ数は
5X1 0X3=1 5 0となシ、前述した第1の実
施例の場合の6144に比較すると約41分の1に低減
することができる。
さらに、中間調記録では高濃度領域での濃度変化に対し
てより、低濃度領域での濃度変化の方が視覚的に影響が
大きく、いわゆる擬似輪郭が生じやすいため、低濃度領
域ではよシ精密な制御が必要であるが、本実施例では前
述した如く、低い階調での代表データを多く採用してい
る。すなわち、0〜15階調の範囲では4階調おき、1
5〜63階調の範囲では8階調おきである。これにより
低濃度領域の方の濃度変化をよ力精密に制御し、擬似輪
郭の発生を抑えている。
以上、第1と第2の実施例につき述べてきたが、これら
を要約すると、次のようになる。すなわちサーマルヘッ
ド5の温度を温度検出回8で、たとえば10℃から60
℃まで32ステップすなわち、1.6℃刻みに検出し、
階調ROM7にメモリしておく通電時間データとして (り 52ステップ1.6℃刻みの全温度における64
階調分のデータを少なくとも3色分用意する(第1の実
施例)。
(2)  32ステップ以下の〜複数ステップ分の温度
における64以下の複数階調分のデータを5色分用意し
ておき、検出温度に対応した64階調分の通電時間デー
タを算出する。これを少なくとも3色分について行なう
(第2の実施例)。
次に、本発明の第3の実施例を第11図及び第12図を
用いて説明する。
本実施例では、階調ROM7に通電時間データとして第
11図に示すようなデータが書き込まれている。即ち、
代表的な階調K1〜K10(7’jとえば、5 t 7
 t 1 1 t 1 5 t 2 5 t 3 1 
t 3 9 + 4 7 t55.65階調)での通電
時間データが、サーマルヘッド5への印加電圧を一定に
して、たとえば、10℃から60℃まで、1.6℃おき
κ32段階の値として書き込まれている。尚、その値は
第11図では便宜上、縦の直線として示している。
そして、これらの通電時間データをもとに、温度検出回
路8で検出したサーマルヘッド5の温度から、第12図
に示すフローチャートのようにして全階調の通電時間デ
ータを算出し、少なくとも3色繰り返す。この場合の通
電時間データ数は、10階調、32温度ステップ、5色
だから、960でよく、第1の実施例の場合の6144
の約16%に低減できる。
次に、本発明の第4の実施例を第13図及び第14図を
用いて説明する。
本実施例では、階調ROM7に通電時間データとして第
13図に示す様なデータが書き込まれている。即チ、サ
ーマルヘッド5への印加電圧を一定にして、代表的な温
度T,〜T5(たとえば60℃, 4 7. 5℃,3
5℃,22.5℃,10℃)での64階調分の通電時間
データが書き込まれている。尚、その値は第13図では
便宜上5本の曲線で示している。
そして、今までと同様、サーマルヘッド5の温度を検出
して、それに基づいて第14図のフローチャートに示し
たように、その検出温度での全階調分の通電時間を算出
し、少なくとも3色分繰り返すことによりー枚の中間調
のカラープリント画を得るものである。この場合、パラ
メータの温度は5ステップでよいので、階調ROM7の
データは第1の実施例の場合の32ステップに比較し約
16%に低減できる。
次に、本発明の第5の実施例を第15図または第16図
を用いて説明する。
第4の実施例で述べたよう圧して、第4因の友とえばイ
エロの代表的な温度での全階調でのデータより、まず、
第15図または第16図のフローチャートに示す様に、
検出温度Tエに広じたイエロの全階調での通電時間デー
タを算出する。
そして、その次のマゼンタの全階調にわたる通電時間デ
ータを算出する場合、今までのイエロについての同じ方
式を繰り返すのではなく、第15図または第16図のフ
ローチャートに示すように、算出したイエロのある階調
での通電時間データに、階調ROM7にあらかじめ書き
込んだマゼンタに関する係数lmを乗ずることによって
マゼンタの通電時間データを算出するものである。ここ
で係数kIXIはマゼンタの通電時間をイエロの通電時
間で除した値が、あらかじめ階調一濃度特性から計算さ
れている。そして、第15図または第16図に示すよう
にシアンについてもマゼンタと同じ算出方法をとシ、3
色のプリントを行なう。
次に、本発明はサーマルヘッド5め温度を複数段階、た
とえば第8図に示したように、ローレベル,ハイレペル
の2段階に分けて検出しているが、この検出方式に適し
た実施例として、ハイレペルのデータをもとにローレベ
ル時のデータtX出する、あるいは逆に四一レベルのデ
ータよ)ハイレペル時のデータを算出する本発明の第6
及び第7の実施例について説明する。
まず、本発明の第6の実施例について第17図を用いて
説明する。
第17図において、第8図と対応させて温度T,〜T5
は順に60℃, 4 7. 5℃.35℃,22.5℃
,10℃とする。階調ROM7には、たとえばハイレベ
ルすなわち35℃〜60℃のときの通電時間データをメ
モリしておき、サーマルヘッド5の検出温度がハイレペ
ルの時はメモリしたデータをそのま\使用し、ローレベ
ルのときは図に示したように、ハイレペル時の温度に対
応させ、ハイレベル時の通電時間データにΔta,Δt
b.ΔtOで示した通電時間データを加算する。あるい
は以上とは逆に、ローレベル時の通電時間データを階調
ROM7にあらかじめメモリしておき、それからΔta
,Δtb,Δtoを減じてもよい。
本実施例では、ハイレベルあるいはローレベルのステッ
プの通電時間データと他に加減算すぺきΔta〜Δto
を16個、階調ROM7にメモリしておけばよく、32
ステップ分をメモリしておく第1の実施例に比較してメ
モリ容量を半分近くに低減できる。
次に、本発明の第7の実施例について第18図を用いて
説明する。
本実施例では、第6の実施例における加減算すべき通電
時間データに代えて、乗除する係数を用いている。尚、
係数の乗除については、第17図の加減算に対応するの
で、その説明を省略する。
なお、上記第6,第7の実施例として、サーマルヘッド
5の検出温度のローレベルあるいはハイレペルκおける
通電時間データをあらかじめ階調ROM7に記憶してお
くが、その記憶する内容としては、今まで述べてきた第
1の実施例から第5の実施例のすべてのものが適用でき
、第6,第7の実施例はそれらすべての実施例をも含む
ものである。
さて、以上の各実施例では回路構成として第1図に示し
た回路構成を用いているが、次だ述べる本発明の第8の
実施例では、第19図に示す回路構成を用いる。
即ち、本実施例では、前述した各実施例の如くして得ら
れる通電時間データの算出結果を、必要に応じて一旦ラ
ンダムアクセスメモリRAM1 0に記憶し、そして、
プリント中にそのRAM1 0から中間調制御回wr4
に記憶された通電時間データを読み出すようにしている
次に、サーマルヘッド5の検出温度を複数帯に検出する
方式を応用し九通電方式として、検出温度の領域帯に応
じてサーマルヘッド5の電源電圧を制御し、同一の通電
時間データを使えるよう廻した実施例を本発明の第9の
実施例として説明する。
まず、第20図,第21図に、本実施例のサーマルヘッ
ド温度対サーマルヘッド電源電圧特性を示す。第6,第
7の実施例では、念とえばサーマルヘッ}”5(D検出
温度のハイレペル,ローレベルのいずれか一方の通電時
間データを用意しておき、他方の温度レベルのときには
メモリしたデータを加減あるいは乗除してデータを演算
算出したが、そのデータの演算をせず、代シにサーマル
ヘッド5の電源電圧を制御して第6,第7の実施例と同
じ結果を得るものである。第20図では電源電圧を2段
階、第21図では4段階に切替制御した例を示してお)
、温度!,〜T5は今までの説明に出てきた通シ、たと
えば顆に60℃, 4 7. 5℃,35℃,22.5
℃,10℃を示している。
本実施例では第22図に示す回路構成を用いている。す
なわち、温度検出回路8の出力信号をシステムコントロ
ーラ2で検出L、ハイ冫ヘル,ローレベルを検出し、そ
れに基づき電圧制御回路11へ制御信号を送り、電源回
路9の出力を制御する。
電圧制御回路11と電源回路9の具体的回路の1例を第
2S図に示した。第23図において、システムコントロ
ーラ2から出力するデジタルの制御信号をD/A変換回
路111K入力し、直流電圧に変換された出力はバッ7
アアンプA4を介して、3端子レギエレータ91の制御
端子電圧を制御し、電圧制御用トランジスタQ3の出力
を第20図あるいは第21図に示したように制御する。
尚、92は非安定化直流電圧を加えるべきその入力端子
、R19はバイアス抵抗、C,,C2は充放竃用コンデ
ンサである。
尚、第1図、第19図、第22図に示したブロック図で
、システムコントローラ2、通竜時間制御回路3、中間
調制御回路4、階調ROM7 ,RAM1 0は、マイ
クロコンビエータを使用しても実現できる。特に温度セ
ンサ6を接続するだけで、A / O変換回路を内蔵し
九温度制御用に適したマイクロコンビ一一夕も市販され
ており、これらを使用することで、経済的に構成できる
〔発明の効果〕
以上述べ友ように、本発明では温度検出回路の感度を上
げることによりサーマルヘッドの温度変化に対し発色濃
度特性をよシ細かく制御でき、高忠実度なカラー画像を
得る効果がある。なお、代表的なデータをメモリに記憶
させておき、残りのデータを演算補関することによりメ
モリの容量の大幅な増加を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の熱転写記録装置の第1の実施例を示す
ブロック図、第2図は第1図のサーマルヘッドの具体的
な構成を示すブロック図、第S図は第2図の要部信号の
波形を示す波形図、第4因は通常のインク紙における濃
度特性を示すグラフ、第5図は温度による濃度特性の違
いを示すグラフ、第6図は従来において用いられる温度
検出回路の一具体例を示す回路図、第7図は第6図の温
度検出回路の特性を示すグラフ、第8図は本発明におい
て用いられる温度検出回路の特性を示すグラフ、第9図
は本発明において用いられる温度検出回路の一具体例を
示す回路図、第10図は本発明の第2の実施例における
通電時間算出手順を示すフローチャート、第11図は本
発明の第3の実施例においてメモリに記憶される通電時
間データを示す説明図、第12図は本発明の第3の実施
例における通電時間算出手順を示すフローチャート、第
15図は本発明の第4の実施例においてメモリに記憶さ
れる通電時間データを示す因、第14因は本発明の第4
の実施例における通電時間算出手項を示すフローチャー
ト、第15図及び第16図はそれぞれ本発明の第5の実
施例における通電時間算出手順を示すフローチャート、
第17図は本発明の第6の実施例においてメモリに記憶
される通電時間データとそのデータよシ他の通電時間デ
ータを導く方法を説明する九めの図、第18図は本発明
の第7の実施例においてメモリに記憶される通電時間デ
ータとそのデータより他の通電時間データを導く方法を
説明するための図、第19図は本発明の第8の実施例を
示すブロック図、第20因及び第21図はそれぞれ本発
明の第9の実施例κおけるサーマルヘッドの電源電圧制
御方法を示す図、第22図は本発明の第9の実施例を示
すブロック図、第25図は第22図の電源回路及び電圧
制御回路の一具体例を示す回路図である。 2・・・・・・システムコントローラ、3・・・・・・
通電時間制御回路、5・・・・・・サーマルヘッド、6
・・・・・・温度センサ、7・・・・・・階調ROM.
8・・・・・・温度検出回路、11・・・・・・電圧制
御回路。 ヌ 1(2l 7て≧ 第2図 菓 5図 (+)*−tl’A電(t’t:4−)一一一r232
コ』Zで2イ?72乙Lz2−−一−M′77J 真FHfjJ IQ)  ;In虐j寅土ローばル (b)シ晶j瑳尖出ハイνべlレ 蔦4図 票5図 pg調 』q図 第11口 戸輩 自司 第1z図 第15図 第16図 蔦13図 第博図 草17図 見zO図 サーマノムヘ7F゜2毘度 第1qI2l 第21口 ゛り゛−マルヘッドj晟屓. ヌ22図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、インク紙を介して記録紙に圧着されるサーマルヘッ
    ドと、該サーマルヘッドの温度を量子化して検出する温
    度検出手段と、少なくとも通電時間のデータを記憶して
    いるメモリとを具備し、該メモリより読み出されたデー
    タに基づいて前記温度検出手段により検出された前記温
    度と得ようとする階調とに応じた通電時間だけ前記サー
    マルヘッドに通電し、前記サーマルヘッドを発熱させて
    、前記インク紙に熱を加えることにより、前記記録紙に
    前記インク紙の色材を転写して階調記録を行う熱転写記
    録装置において、前記温度検出手段が、所定の温度検出
    範囲をNステップに区切って量子化を行う場合、前記温
    度検出範囲を複数に分割し、分割された各範囲を前記N
    ステップに区切って量子化を行うようにすることにより
    、前記温度検出手段の温度検出感度を上げるようにした
    ことを特徴とする熱転写記録装置。 2、前記メモリに記憶されている通電時間のデータは、
    前記サーマルヘッドの代表的な温度及び/または代表的
    な階調に対応する通電時間のデータであると共に、該メ
    モリより読み出されたデータから前記温度検出手段によ
    って検出された前記温度に応じた全階調に対応する通電
    時間のデータを算出し、算出された該データに基づいて
    、前記通電時間だけ前記サーマルヘッドに通電すること
    を特徴とする請求項1に記載の熱転写記録装置。 3、前記メモリに記憶されている通電時間のデータは、
    少なくとも1種類の色材のインク紙に対応する通電時間
    のデータであると共に、該通電時間のデータの他に、前
    記メモリには、前記種類の色材のインク紙に対応する通
    電時間と他の種類の色材のインク紙に対応する通電時間
    との差分のデータが記憶されていることを特徴とする請
    求項1または2に記載の熱転写記録装置。 4、前記メモリに記憶されている通電時間のデータは、
    少なくとも1種類の色材のインク紙に対応する通電時間
    のデータであると共に、該通電時間のデータの他に、前
    記メモリには、前記種類の色材のインク紙に対応する通
    電時間と他の種類の色材のインク紙に対応する通電時間
    との比率のデータが記録されていることを特徴とする請
    求項1または2に記載の熱転写記録装置。 5、前記メモリに記憶されている通電時間のデータは、
    少なくとも1種類の色材のインク紙に対応する通電時間
    のデータであると共に、該通電時間のデータの他に、前
    記メモリには、前記種類の色材のインク紙に対応するサ
    ーマルヘッドの電源電圧のデータと、他の種類の色材の
    インク紙に対応するサーマルヘッドの電源電圧のデータ
    と、がそれぞれ記録されていることを特徴とする請求項
    1または2に記載の熱転写記録装置。
JP5191389A 1989-03-06 1989-03-06 熱転写記録装置 Pending JPH02231157A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003231256A (ja) * 1998-08-19 2003-08-19 Canon Inc 記録ヘッド、その記録ヘッドを有するヘッドカートリッジ、その記録ヘッドを用いた記録装置、及び、記録ヘッド素子基板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003231256A (ja) * 1998-08-19 2003-08-19 Canon Inc 記録ヘッド、その記録ヘッドを有するヘッドカートリッジ、その記録ヘッドを用いた記録装置、及び、記録ヘッド素子基板

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