JPH02230925A - ガスタービン装置 - Google Patents

ガスタービン装置

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JPH02230925A
JPH02230925A JP2013785A JP1378590A JPH02230925A JP H02230925 A JPH02230925 A JP H02230925A JP 2013785 A JP2013785 A JP 2013785A JP 1378590 A JP1378590 A JP 1378590A JP H02230925 A JPH02230925 A JP H02230925A
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cooling
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gas
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    • F02C7/00Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/16Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ガスタービン装置及びそのタービン部の冷却
方法に関し、特に、タービン部の冷却に使用するために
圧縮機部から空気をブリードもしくは抽気し、該空気の
流れ中で水を蒸発させることによるタービン部の冷却に
関するものである.九五m欠■朋 ガスタービンは、3つの主たる構成要素、即ち、空気を
圧縮するための圧縮機部と、圧縮された空気を燃料の燃
焼により加熱するための燃焼器部と、燃焼器部からの高
温圧縮ガスを膨張せしめるためのタービン部とから構成
されている.このようなガスタービンの最大出力を達成
するためには、燃焼器部を貫流しているガスをできるだ
け高温に加熱することが望ましい.その結果、高温ガス
にさらされるタービン部内の諸構成要素は、同構成要素
を形成する材料の温度が許容限界内に維持されるように
、適切に冷却しなければならない。
この冷却は、相対的に冷たい空気をタービン構成要素上
又はタービン構成要素内に通流することにより達成され
る.このような冷却空気は、効果的であるためには、加
圧しなければならないので、圧縮機部から吐出される空
気の一部分を抽気して、即ちプリードして、タービン構
成要素に分流しその冷却を行うのが一般的な慣行である
。冷却空気は、タービン内で膨張する高温ガスと最終的
には混合するが、燃焼過程をバイパスすることになるの
で、冷却空気を圧縮するのに費やされた仕事が全て膨張
過程で回収される訳ではない.その結果、ガスタービン
の出力及び効率を最大にするためには、用いられる冷却
空気の量を最小にするのが望ましい. しかし、残念ながら、圧縮機における圧力上昇に伴う温
度上昇の結果として、圧縮機からブリードされる空気は
、比較的に高温であり、圧縮比に依存して316℃〜4
27℃(600゜F〜800°F)になる。この理由か
ら、タービン構成要素に導く前に空気を冷却して該空気
の熱吸収能力を高めることにより、冷却のため圧縮機か
らブリードされる空気の量を減少させることが当該技術
分野において知られている。
冷却空気を冷却するのに一般に用いられている1つの方
法においては、空気対空気冷却器が利用されている。同
冷却器において、圧縮機からブリードされた圧縮空気は
ひれ付き管を通流せしめられ、このひれ付き管上にモー
タ駆動のファンにより大気が強制通風され、圧縮空気か
ら熱が大気に伝達される。この方法は、充分な冷却を達
成するが2つの大きな欠点を有する.第1の欠点は、冷
却器、相互接続配管、支持構造部材、ファン、モータ及
び関連の電気制御手段を必要とするために、ガスタービ
ンに対する付加的なコストが著しく大きくなることであ
る.第2の欠点は、性能に関する欠点である。冷却器に
おいて圧縮空気から取り出された熱は大気中に失われて
しまい、それによりガスタービンの熱力学的効率が損な
われる.更に、ファンを駆動するのに要求される電力を
タービンにより発生される電力から差し引かねばならず
、その結果としてガスタービンの正味出力が減少する。
ガス・蒸気タービン複合サイクルシステムで運転される
ガスタービンと関連して用いられている第2の方法にお
いては、空気対水冷却器が使用されている.この方法に
よれば、圧縮機からブリードされる空気は、ボイラの給
水が貫流している管上を流され、それにより、圧縮空気
から給水に熱が伝達される。この方法は、圧縮空気から
取り出された熱を回収してサイクルに戻すので、上述し
た方法の性能上の欠点はないが、空気対水冷却器に相当
大きな経費を要し、管に損傷が生じた場合にはタービン
は溢水による破損を受け、更に、ボイラが使用されてい
ない期間のための水循環系統を必要とするという欠点を
有する。
従って、廉価であり、動作が単純であり、信頼性を有し
、しかもガスタービンの性能を落とすことなく、冷却の
目的で圧縮機から抽気された空気を冷却するための方法
及び装置を提供することが望ましい. ル朋ヱl1要 従って、本発明の一般的な目的は、ガスタービンの圧縮
機から抽気された空気を冷却するための方法及び装置を
提供することにある。
具体的には、本発明の目的は、圧縮機から抽気された空
気流中の水を蒸発させることにより、タービン圧縮機か
。ら抽気された圧縮空気を冷却するための装置及び方法
を提供することにある.本発明の他の目的は、ガスター
ビンのタービン部を冷却するのに有利に利用することが
できるようにタービン圧縮機から抽気された圧縮空気を
冷却することにある。
本発明の更に他の目的は、圧縮機からの空気を冷却する
方法を、ガス・蒸気タービン複合サイクルシステムに一
休的に組み入れて、加圧給水の一部分を圧縮空気の冷却
に使用するために熱回収蒸気発生器から分流することに
ある。
本発明の上述の目的及び他の目的は、空気を圧縮するた
めの圧縮機部と、圧縮空気を加熱するための燃焼器と、
加熱され圧縮空気を膨張させるためのタービン部とを有
するガスタービン装置において達成される。本発明によ
れば、圧縮空気の一部が圧縮機部から分流され、分流さ
れた空気中に水が噴射されて、該空気を蒸発によって冷
却する。
次に、冷たい湿分同伴空気はタービン装置のタービン部
に導かれて、該タービン部内の諸構成要素を冷却する。
1f   の=1 図面を参照するに、第1図は、ガスタービン40を縦断
面で示している.このガスタービン(ガスタービン装置
)は、3つの主たる構成要素、即ち、圧縮機部1と、燃
焼器部2と、タービン部3とから椙成されている。ロー
タ4は、ガスタービン内の中心に配置されており、上記
3つの構成要素を貫通して延在している.圧縮機部は、
静翼70及び動翼71の交互する列を囲む円筒体もしく
はケーシング5から構成されている。静翼70はケーシ
ング5に固定されており、動翼71はロータ軸73に沿
って軸方向に隔置された複数のディスク72に固定され
ている. 燃焼器部2は、室を形成する円筒体もしくはケーシング
6から構成されており、上記室内には複数の燃焼器7及
び該燃焼器をタービン部に接続するダクト8が配置され
ている。ロータ軸の一部は、燃焼器部を貫通して延びて
おり、燃焼器部においてハウジング26により囲まれて
いる.また、後述する冷却空気の戻りパイプ(連絡手段
)24及び25が、ケーシング6の壁を貫通して上記室
を通るように延び、ハウジング26の一部を囲繞するマ
ニホルド39で終端している。
タービン部3は、内筒9を囲繞する外筒75から構成さ
れている。内筒9は、静KIO−13及び動翼14〜1
7の交互する列を囲繞している.静翼は内筒9に固定さ
れ、動翼は、ロータ4のタービン部を形成する複数の回
転ディスク18〜21に固定されている.また、回転デ
ィスク18のうちの最初のディスクは、ロータ軸73の
端部に固定されている.圧縮機部は大気30をその入口
に取り込み、圧縮空気31を、ゲーシング6によって形
成されている室内に排出する.室内の圧縮空気31の殆
ど大部分は、燃焼器7に形成されている孔(図示せず)
を介して同燃焼器7に流入する.各燃焼器においては、
燃料が圧縮空気と混合されて燃焼され、それにより、圧
縮空気の温度が上昇する。圧縮された高温ガス32は、
次いでダクト8を経て流れ、そこからタービン部内の静
翼10〜13及び動翼14〜17の交互する列を通流し
、その際に膨張して、ロータ4を駆動するエネルギーを
発生する。その後、膨張したガス33はタービンから出
る. タービン部内の動翼14〜17及びディスク18〜21
は、燃焼器7からの1093℃(2000゜F)を超え
得る温度の高温ガスにさらされると共に、回転により加
えられる遠心力の結果として高い応力を受ける。
静翼、動翼及びディスク等の構成要素を形成する材料が
応力に耐える能力は、温度の上昇に伴って゜低下するの
で、これ等の構成要素の温度を許容レベル内に維持すべ
く適切な冷却を行うことが肝要である。好適な実施例に
おいては、この冷却は、ケーシング6によって形成され
る室からの圧縮空気31の一部である冷却空気34をロ
ー夕のタービン部に分流することにより達成される。こ
の分流は、ケーシング6から出ている外部抽気パイブ(
連絡手段)23を介して空気を抽気することにより達成
される。冷却空気34は、後述のように冷却された後、
戻りパイプ24及び25を介してガスタービンに再び流
入する。該戻りパイプは空気をマニホルド39に導く。
このマニホルド39は、先に説明したように、ロー夕を
収容したハウジング26の一部を囲繞している。冷却空
気は、マニホルドに流入した後、穴2フからハウジング
26内に入って、ハウジング26とロータ軸73との間
に形成されている間隙86に流入する.次いで、冷却空
気は、間隙86からロータ軸73の周辺部に形成されい
る孔28を経てロータ軸の中空部85に流入する。冷却
空気は、ロータ軸の中空部85から回転ディスク18〜
20に形成されている孔74を経てロー夕のタービン部
に流入する.ロー夕のタービン部に流入すると、冷却空
気は、このタービン部内で、回転ディスク及び動翼に形
成されている複数の交錯した冷却通路(図示せず)を通
流して所望の冷却を達成する. ここで、冷却空気は燃焼器をバイパスすることに注目す
るのが重要である。冷却空気は、最終的には高温ガスと
混合してタービン内で膨張するが、圧縮された冷却空気
の膨張からタービンにより回収される仕事は、燃焼器内
で加熱された圧縮空気の膨張から回収される仕事ほど大
きくはない.実際、圧力降下及び機械効率に起因する損
失の結果として、冷却空気から回収される仕事は、圧縮
器内で空気を圧縮するのに要求される仕事よりも小さい
。従って、用いられる冷却空気量が太くなればなるほど
ガスタービンの正味出力は応分に小さくなる. 本発明によれば、圧縮器排出部から抽気される冷却空気
34の量は、空気を冷却しその質量流量を増すことによ
り減少され、それにより、冷却空気が戻り管24及び2
5内に流入する前にタービン構成要素から熱を吸収して
冷却する該冷却空気の能力が増大する.このことは、冷
却空気34が抽気バイプ23を通流している間に、該冷
却空気34内で水を蒸発させることにより達成される。
気化の潜熱が冷却空気から水に伝達されることにより冷
却空気の温度は降下し、蒸発した水は、その質量流量を
増大させる。
蒸発は、加圧された水37を噴射ノズル(蒸発手段)3
5に供給することにより達成される。この噴射ノズル3
5は、外部抽気パイブ23に配設されていて、冷却空気
がガスタービンに戻される前に水の適切な蒸発を保証し
、それにより、水滴が高温のタービン構成要素に衝突す
る結果として生ずる熱衝撃を阻止する.噴射ノズルは、
従来、蒸気タービンの過熱低減器で使用されている形式
のものでよく、良好な蒸発を確保するのに充分に微紺な
水滴38を発生するように選択することができる.選択
される特定の噴射ノズルは、噴射ノズルが通流させなけ
ればならない水の流量(これは所望の冷却空気温度減少
に依存する)と、この水及び冷却空気間の圧力差とに主
に依存する. 噴射ノズルの良好な噴射特性を確保するために、噴射ノ
ズルに供給される水の圧力は、圧縮機の吐出圧力である
冷却空気の圧力よりも3.65〜10.95Kg/am
2(50−150 psig)だけ高くずへきである。
現在使用されているガスタービンの圧縮機は、10.9
5〜18.25Kg/am2(150 〜250psi
g)の吐出し圧力で動作するので、好適な実施例では、
水は、18.25〜21.9Kg/am2(250−3
00psig)の範囲内の圧力で噴射ノズルに供給され
る. 本発明によれば、冷却空気の温度を下げるために冷却空
気から取り出される熱は、幾つかの従来法の場合とは異
なって、大気中に失われることはなく、冷却空気と共に
タービン内で燃焼空気と混合される水に添加されて、付
加的エネルギーの発生に利用される点に注目されるべき
である.更に、水蒸気は冷却空気の幾分かと置換される
ので、圧11機から抽気しなければならない空気の量が
減少する。圧縮機から抽気される空気が減少するとター
ビンを通る高温ガスの流量が増し、従ってガスタービン
の出力が増大する。最近のガスタービンにおいては、タ
ービン出力は、タービンを通るガス流量が毎秒0.45
4Kg(1ボンド)増加する毎に約250〜350Kw
増加するので、冷却空気中に蒸発される毎秒0.454
Kg(1ボンド)の水で圧縮機から抽気される空気を毎
秒0.454(1ボンド)減少することが可能となり、
それに対応してタービン出力を250〜350Kmだけ
付加的に高めることができる. 冷却空気の温度を低下させることが(先に述べたように
、圧縮機吐出量から抽気しなければならない冷却空気量
が減少すると言う理由から)望ましいのであるが、冷却
空気温度を或る値以下に減少させることは賢明ではない
。その理由は、冷却空気でタービン構成要素の温度を低
下させ、それによりタービン構成要素の耐応力性が増す
が、しかしなか、これ等の構成要素における熱勾配が増
し、熱応力も増大するからである.従って、過度の熱応
力を生じることなくタービン構成要素の充適な冷却を招
来する最適な冷却空気温度が存在する. 必要な水の流量は、冷却に用いられる空気の量に主に依
存し、従って、冷却空気IK[l当たりの水のKg数の
比として表すことができる。上述の最適な冷却器温度を
維持するためには、この比は、冷却の目的で抽気される
空気の温度(この温度はガスタービンの出力及び流入す
る大気の温度で変化する)及び噴射ノズルに供給される
水の温度に応じて変えなければならない。
1つの例として、ガスタービンの最大出力時に圧縮機か
ら抽気される冷却空気の温度が380℃〜397℃(7
15゜F〜745’F)の範囲にあり、水の温度が10
8℃〜129℃(225゜F〜265゜F)の範囲にあ
り、且つ最適冷却空気温度が192゜C (375゜F
)であるとすると、冷却空気に対する水の流量比は0.
075〜0.085の範囲内にあることになる.これ等
の数字は、必要な冷却空気対水の最大比を示している。
と言うのは、最大必要水量は最大出力時に生ずると考え
られるからである.その理由は、最大出力時に圧縮機か
ら抽気される冷却空気の温度が最大値になるからである
.従って、上記数値は、冷却空気を192゜C(375
゜F)±5%の最適範囲内の温度に冷却するのに比較的
少量の水しか要求されないことを明らかに示している. 上に述べたように、圧縮機から抽気される冷却空気の温
度は変化するので、冷却空気の温度をその最適値に維持
するためには蒸発される水の量を変えなければならない
.従って、本発明によれば、噴射ノズルに供給される加
圧水の流量は、第2図に示した加圧水供給管路53に設
けられている流量制御弁80を使用することにより変え
られる。注入される水の量は温水を用いることにより増
加することができる.最大注入量は混合物中の水蒸気の
10℃(50’F)の過熱を維持する水量である.混合
冷却空気の出口温度が192℃(375゜F)である場
合には、水蒸気の飽和温度は約160℃(325゜F)
に制限される。
原水中の不純物、特に、ナトリウムやカリウムのような
或る種の金属は、タービン内に存在する高温度で、ター
ビン構成要素の腐食を生起し得ることは良く知られてい
る.従って、水を冷却空気中で蒸発する前に溶解してい
る固体を可能な限り多く除去するように水の処理を行う
のが望ましい.この目的に適う適切な水処理方法は当該
技術分野において良く知られているところであり、化学
的処理、イオン交換処理及び脱塩処理が含まれる.本発
明は、ガス・蒸気タービン複合サイクルシステムで運転
されるガスタービンで用いるのが特に有利であり得る.
このような,システムの一例が第2図に示してある.こ
の種のシステムにおいて典型的なように、ガスタービン
(ガスタービン装置)40から排出されるガス33は、
熱回収蒸気発生器を通流する・.該熱回収蒸気発生器は
、過熱器62、高圧蒸発器61、エコノマイザ−60及
び低圧蒸発器57から構成されている。熱回収蒸気発生
器を通流してその潜熱の大部分を蒸気の発生に費やした
後に、排気ガス59が大気中に放出される。
第2図に示したシステムにおいては、熱回収蒸気発生器
によって発生される蒸気54は、蒸気タービン42内で
膨張して、それにより付加的な出力を発生する。蒸気タ
ービン42がら排出される蒸気は、復水器43内で凝縮
され、復水は、復水器43の温水溜め44内に一時的に
保持される。漏洩、ドラムのブローダウン等により水が
システムから損失するのは不可避であるので、必要に応
じ補給水49が温水溜め44に添加される。この補給水
は先に述べた周知の方法を用いて水処理プラント45で
原水48を処理することにより得られるものである。
復水及び補給水の混合物56は、加熱され、低圧蒸発器
57からの蒸気84を用いて脱気器46内で脱気される
。脱気器からの加熱され脱気されな水50は、次いでボ
イラ給水ボンプ47内で加圧される。ここに開示した本
発明の教示による冷却方法は、ボイラ給水ポンプからの
吐出量51を2つの部分に分割することにより前記シス
テムに一体的に具現される.上記2つの部分とは、熱回
収蒸気発生器のエコノマイザ−60に流入する部分52
と、噴射ノズル35に供給される部分53とである。脱
気器は、典型的に1 .4〜2.8Kg/cn+2(2
(1− 40ps ig)の範囲内の圧力で運転されの
で、噴射ノズルに供給される水の温度は、108℃〜1
29℃(225゜F〜265゜F)の範囲の温度となる
であろう。流量制御弁80は、既に述べたように、噴射
ノズルへの流量を調整する.このように、本発明をガス
・蒸気タービン複合サイクルシステムに一体的に組み入
れることにより、設備コストの増加を比較的小さくしつ
つ、特に、現存の水処理プラント45及びボイラ給水ボ
ンプ47の容量もしくは能力を高めることができると言
う本発明による利点を得ることができる. 従って、本発明の好適な実施例による冷却空気の冷却方
法は、下記のような利点を有することが分かる。
(i)特に、本発明のここに開示した実施例によれば、
ガス・蒸気タービン複合サイクルシステムに組み入れる
もしくは採用する際の設備コストが軽減される。
(ii)ガスタービンの出力が増大する.《=》添加さ
れる水の量は比較的少なく、冷却空気の流体としての性
質は本質的に不変に留とまるので、タービン内部の冷却
方式を変更する必要はない.
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の冷却手段を具備したガスタービンの
縦断面図、第2図は、ガス・蒸気タービン複合サイクル
システムへの本発明の一体化の適用例を示すガス・蒸気
タービン複合サイクルシステムの概略図である. 1・・・圧縮機部     2・・・燃焼器部3・・・
タービン部 6・・・室を形成するケーシング 23・・・抽気パイプ(連絡手段) 24・・・戻りパイプ(連絡手段) 25・・・戻りバイブ 31・・・圧縮空気 35・・・噴射ノズル 37・・・水 (連絡手段) 34・・・圧縮空気の一部 (蒸発手段) 40・・・ガスタービン装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)圧縮機部、燃焼器部及びタービン部を有するガスタ
    ービン装置の前記タービン部を冷却する方法であって、 a)前記圧縮機部からの圧縮空気の一部を分流し、該分
    流された空気中で水を蒸発させることにより前記分流さ
    れた空気を冷却し、 b)前記冷却された空気を前記タービン部に導くことに
    より前記タービン部を冷却する、 諸ステップを含むガスタービン装置のタービン部の冷却
    方法。 2)ガスタービン装置であって、 a)空気を圧縮するための圧縮機部と、 b)該圧縮機部から圧縮空気を受け取り、該受け取った
    圧縮空気中で燃料を燃焼させることにより高温圧縮ガス
    を発生するように接続された燃焼器部と、 c)前記燃焼器部から高温圧縮ガスを受け取るように接
    続され、該高温圧縮ガスを膨張させるためのタービン部
    と、 d)前記圧縮機部と前記燃焼器部との間に設けられて前
    記圧縮空気を収集するための室と、e)前記室内の前記
    圧縮空気の幾分かを前記タービン部に分流させるための
    連絡手段と、 f)前記タービン部の上流側で前記分流された空気中で
    水を蒸発させることにより前記タービン部に分流された
    前記空気を冷却するための蒸発手段と、 を備えたガスタービン装置。
JP2013785A 1989-01-27 1990-01-25 ガスタービン装置 Expired - Lifetime JPH0674755B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/302,489 US4991391A (en) 1989-01-27 1989-01-27 System for cooling in a gas turbine
US302,489 1989-01-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02230925A true JPH02230925A (ja) 1990-09-13
JPH0674755B2 JPH0674755B2 (ja) 1994-09-21

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