JPH02229259A - 刺しゅう製品及びその製造方法 - Google Patents

刺しゅう製品及びその製造方法

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JPH02229259A
JPH02229259A JP4799089A JP4799089A JPH02229259A JP H02229259 A JPH02229259 A JP H02229259A JP 4799089 A JP4799089 A JP 4799089A JP 4799089 A JP4799089 A JP 4799089A JP H02229259 A JPH02229259 A JP H02229259A
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JP
Japan
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threads
seam
yarns
plateau
base
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JP4799089A
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English (en)
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Namiko Nohara
野原 なみ子
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は刺しゆう製品とその製造方法、特に刺し子製品
及びその製造方法に関するものである。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]従来、
刺し子製品等の刺しゆう製品では、布等の台地に対して
糸を通した針を運針し縫い目を形成するが、その縫い目
を形成する糸の数は運針の開始から終了まで同数であっ
た。このため、例えば行書文字を刺しゆうする場合にお
いては、文字の一辺の太さが文字の書き始めから白き終
りまで同じになってしまい、行閏文字特有の筆の運びの
趣きを出すことができなかった。
そこで、本発明は例えば行書文字特有の筆の運び等を表
現できる趣き深い刺しゆう製品とその製造方法を提供す
ることを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を解決するために本発明においては、縫い目が
、その縫い方向において糸の数が増加又は減少するよう
に台地に施されることを要旨としている。
又、糸を通した針を台地に通して運針して縫い目を形成
し、その形成途中において前記糸の数を増加又は減少さ
せることを要旨としている。
更に、複数本の糸を通した針を台地に通して運針して縫
い目を形成し、その形成途中において前記糸のうち1本
又は複数本を切断し、その切断端を残りの糸の中に挾み
込むことを要旨としている。
[作用] 本発明の刺しゆう製品においては、縫い目を形成する糸
の数がその縫い方向において増加又は減少し、これによ
り縫い目を太くしたり細くしたりできる。
[第1実施例] 以下本発明を鏡台の鏡掛けに具体化した第1実施例につ
き第1〜5図を参照して説明する。
第1図に示すように綿布製の台地1には刺し子により山
の景観、和歌の行書文字、人物が施されている。このう
ち第2.4.5図に示すように、山裾X、行書文字Y、
人物の髪2等を表現する縫い目2,3.4は縫い方向A
において細くなっている。
これを詳細に説明すると例えば山裾Xの場合、第3図に
示すように台地1の表側1aの縫い目2aは8本の糸5
から形成ざれており、これに続く裏側1bの縫い目2b
は前記8本の糸5のうち2本の糸5a,5bが切断され
残り6本の糸5から形成されている。切断された2本の
糸5a,5bの切断端は残り6本の糸5の中に撚り込ま
れでいる。前記縫い目2bに続く表側1aの縫い目2C
はこの残り6本の糸5により形成されており、次の裏側
1bの縫い目2dは前記6本の糸5のうちさらに2本の
糸5c,5dが切断され残り4本の糸5から形成されて
いる。この場合も、l;77断された2本の糸5c,5
dの切断端は残り4本の糸5の中に撚り込まれている。
以下同様に、表側1aの縫い目2eは4本の糸5から形
成され、裏側1bの縫い目2『において2本の糸5e,
5fが減少され、表側1aの縫い目2gは2本の糸5か
ら形成されている。
このように縫い目2を形成する糸5の数が8本、6本、
4本、2本と順に減少されているので、縫い目2の太さ
がしだいに細くなっている。
このため山裾Xの消え入るような景観や、和歌の行書文
字Yの筆の運び、人物の髪2の細やかさ等を微妙に表現
でき、刺し子製品である鏡掛けを趣き深いものとするこ
とができる。又、縫い目2の形成途中で切断された糸5
の切断端は残りの糸5の中に撚り込まれているので、縫
い目2が切断端から解けることがなく、又台地1の裏側
1bの見栄えも良い。
次に、このような刺し子を施す方法を説明する。
例えば第1.2図に示すような山裾Xを有する山の輪郭
を刺し子で施す場合には、まず8本の糸5を通した針を
台地1に通して運針し、形成した縫い目2により山の輪
郭を表現する。そして、山裾X部分になった時に第3図
に示すように、台地1のall!Il1bの縫い目2b
において8本の糸5のうち2本の糸5a ,5bを切断
する。そして、この2本の糸5a,5bの切断端を残り
6本の糸5の中に撚り込み、次の表側1aの縫い目2C
をこの6本の糸5で形成する。次いで、裏側1bの縫い
目2dにおいて6本の糸5のうち2本の糸5C,5dを
切断する。この2本の糸5c,5dの切断端も残り4本
の糸5の中に撚り込み、次の表側1aの縫い目2eをこ
の4本の糸5で形成する。そして、同様に裏側1bの縫
い目2『では糸5の数をさらに2本に減少させる。
本実施例の方法を用いれば、特別の技能を持たない物で
あっても順に縫い目を細く形成していくことがP!Il
11にでき、消え入るような山裾の景観等を表現した趣
き深い刺し子製品を製造することができる。
なお、台地1としては綿布以外にレザー等を用いてもよ
い。
又、縫い目2の形成途中で切断する糸5の数は前記実施
例では2本ずつであるが、1本又は3本以上であっても
よい。
更に、前記実施例では縫い方向Aにおいて縫い目2の糸
5の数を減少させているが、増加させるようにしてもよ
い。この場合には、増加させた糸の始端を他の糸の中に
撚り込むようにする。
[第2実施例] 次に、本発明をポンチョに具体化した第2実施例につき
第6〜10図を参照して説明する。
第6図に示すように外側辺ioa . 1ob .i0
c,10dを有する正方形状の綿布製の台地10中央部
には、外側辺10a.10bとそれぞれ平行な切込み辺
11a,1lbからなるかぎ状の切込み11が形成され
ている。台地10の表側(第6図において上面側)にお
いて、この切込み11の外側には刺し子により柄Rが施
され、切込み11の外側が前側の襟ぐり12となってい
る。
切込み11の内側は襟13となっている。両切込み辺1
1a.1lbが交わった角部において襟13側にはルー
ブ14が設けられるとともに、同角部において館側の襟
ぐり12側にはボタン15が付けられ、前記ルーブ14
をこのボタン15に掛けることができるようになってい
る。
台地10にはアップリケ及び刺し子によって蝶16〜1
9の模様が施されている。このうち、例えば蝶16の触
角20においては、第8図に示すように剥し子により形
成された縫い目21が触角20の先端から基端に向けて
順に細くなっている。
即ち、前記第1実施例の場合と同様、縫い目21を形成
する糸の数が縫い目21を形成する途中で減少されてい
る。
台地10の裏側には第7図に示すように、外側辺10a
と106との角部、外側辺10bと100との角部、切
込み辺11aと1lbとに挾まれた台地10の中央部に
おいて各々正方形状の柄布22.23.24が縫看され
ている。
さて、このようなポンチョにはいくつかの用途がある。
まず、第9図に示すように襟13のルーブ14をボタン
15から外した状態で襟13を表側に折り返して、前側
及び後側の襟ぐりFを形成し、前側の襟ぐり12を前に
して頭から台地10を被り、襟ぐりFに首を通して看る
。この場合、襟13の裏側の柄布24を表側から見るこ
とができ、装飾的効果を増す。又、襟13を裏側に折り
返し、襟なしのポンチョとして着てもよい。
ポンチョとして看た場合、第10図に示すように台地1
0の肩にかかる部分を表側に折り返し、裏側の栖布22
,23を表側から見えるように着てもよい。
更に、本実施例のポンチョは台地10に切込み11が形
成されているだけであるので、ボタン15にルーブ14
を掛けることにより襟13を前側の襟ぐり12に対して
固定すれば、襟ぐりFがなくなって正方形状の布となり
膝掛けや風呂敷としても便用することができる。又、壁
掛けにしたり、テーブルセンターにしたりすることもで
きる。
なお、前記実施例のポンチョの裏側に長方形状の袋を縫
着し、不使用時ポンチョの台地1全体を同袋内に折りた
たんで収納できるようにしてもよい。この場合、袋の台
地1への縫肴位置はポンチョ着用時背側になる場所で、
袋の開口が下側になるように縫肴すると、同開口に取付
けたひもがポンチョの着用時邪魔にならない。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明においては、例えば行書文字
特有の筆の運び等を微妙に表現することができ、刺しゆ
う製品に深い趣きを出すことができる。
又、本発明を用いればこのような趣き深い刺しゆう製品
を簡単に!!造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本発明の第1実施例の鏡掛けを示し、第1
図は同饋掛けの正面図、第2図は同鏡掛けに浦された刺
し子による山裾を示す部分拡大図、第3図は第2図のB
−B線拡大断面図、第4図は同鏡掛けに施された刺し子
による行書文字を示す部分拡大図、第5図は同じく刺し
子による人物の髪を示す部分拡大図、第6〜10図−は
本発明の第2実施例のポンチョを示し、第6図は同ポン
チョの正面図、第7図は月じく背面図、第8図は同ポン
チョに施された刺し子による蝶を示す部分拡大図、第9
図は同ポンチョの着方の一例を侵姿で示す斜視図、第1
0図は同ポンチョの着方の別例を前姿で示す斜視図であ
る。 台地1,10、縫い目2.3.4,21、糸5。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、縫い目(2、3、4、21)が、その縫い方向(A
    )において糸(5)の数が増加又は減少するように台地
    (1、10)に施されたことを特徴とする刺しゆう製品
    。 2、糸(5)を通した針を台地(1、10)に通して運
    針して縫い目(2、3、4、21)を形成し、その形成
    途中において前記糸(5)の数を増加又は減少させるこ
    とを特徴とする刺しゆう製品の製造方法。 3、複数本の糸(5)を通した針を台地(1、10)に
    通して運針して縫い目(2、3、4、21)を形成し、
    その形成途中において前記糸(5)のうち1本又は複数
    本を切断し、その切断端を残りの糸(5)の中に挾み込
    むことを特徴とする刺しゆう製品の製造方法。
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