JPH02228325A - ポリエーテルエーテルケトン―ポリアリ―レンスルフイドブロツクコポリマー - Google Patents

ポリエーテルエーテルケトン―ポリアリ―レンスルフイドブロツクコポリマー

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JPH02228325A
JPH02228325A JP2003687A JP368790A JPH02228325A JP H02228325 A JPH02228325 A JP H02228325A JP 2003687 A JP2003687 A JP 2003687A JP 368790 A JP368790 A JP 368790A JP H02228325 A JPH02228325 A JP H02228325A
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ボルフガング・エーベルト
Knud Reuter
クヌート・ロイター
Karsten-Josef Idel
カルステン‐ヨゼフ・イーデル
Sabine Kern
ザビネ・ケルン
Guenther Weymans
ギユンター・バイマンス
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    • C08G75/0245Block or graft polymers
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、末端ハロゲン原子を含有するポリエーテルエ
ーテルケトンブロックとジハロゲン化芳香族化合物から
製造した新規なブロックコポリアリーレンスルフィド、
好ましくはブロックコポリフェニレンスルフィドに関ス
ル。
ポリアリーレンスルフィド(PAS)は、不活性で耐高
温性であるのみならずガラス繊維及び/又は他の鉱物で
高度に充填することが可能な熱可塑性グラスチックとし
てますます重要となりつつある。
これらのポリマー、特にポリバラフェニレンスルフィド
(PPS)は、加工が容易なため、トランジスタ、コン
デンサ、マイクロチップなどの従来熱硬化性樹脂(du
romers)のために残されていた用途への使用が増
大している。
流動が容易なタイプのPPSはチップの被包に最も好適
である。それらは遅い結晶化により特徴付けられそして
容易に加工することができる。
高温で使用されるべきポリマーは、熱の下で高い寸法安
定性(ガラス転位温度)を持つべきであり且つ機械的応
力下にクリープを起こすべきではない。
ジハロゲノベンゼン、好ましくはp−ジクロロベンゼン
などのジハロゲン化芳香族化合物と末端ハロゲンを有す
るポリエーテルエーテルケトンブロックから製造された
ブロックコポリアリーレンスルフィト、特にブロックコ
ポリフェニレンスルフィドは、ポリ−p−7二二レンス
ルフイドで普通に見出だされる87℃より高いガラス転
位温度(Tg)と遅い結晶化を有する。
故に、本発明は、ジハロゲン化芳香族化合物、好ましく
は、 A)、  A)とB)の和を基準として5o−t。
0重量%、特に好ましくは80−100重量%のジハロ
ゲン化芳香族化合物、好ましくは式CI)式中、 Xは、互いにメタ位置又はバラ位置にある塩素又は臭素
などのハロゲンを表す、 に相当するジハロゲノベンゼン、及び B)、A)とB)の和を基準として0−50重量%、好
ましくは0−20重量%のジハロゲン化芳香族化合物、
好ましくは、式(II)、式中、 Xは前記したとおりであり、 R1及びR1は、同一であるか又は相異なり、水素、C
,−C,−アルキル、C,−C,。−シクロアルキル、
C@−C+o−アリール、C7C1@−アルキルアリー
ル又はc t−c ti−アリールアルキルを表し、そ
して、互いにオルト位置にあるR1により表された2個
の基は相互に結合して芳香族環又はN、O又はSなどの
へテロ原子を3個まで含有する複素環を形成していても
よく、そしてR1により表された基の1つは常に水素と
は異なる、 に相当するジハロゲノベンゼン、 C)場合により更に、(A+B)のジノ10ゲン化芳香
族化合物の和を基準として0.01−5モル%、好まし
くは0.05−2.5モル%の、式(ff) Ar”Xp    (Iり 式中、 Ar“は、芳香族C,−C,,基又は5−14個の環原
子を持ち、3個までの環C原子がN、 0又はSなどの
へテロ原子で代替されていてもよい複素環であり、 Xは塩素又は臭素などの)10ゲンを表し、pは数3又
は4を表す、 のトリー及びテトラハロゲン化芳香族化合物、及び D)式(III)、 (III) 式中、 Yは、F、C1又はBr好ましくはF又はCtなとのハ
ロゲンを表し、 R1,R1、R3及びR月よ、相互に独立に、式(II
)で定義されたR1及びR2の基、好ましくはH又はメ
チルを表し、 Zは、単結合、随意に分岐していてもよいCI−〇1.
−アルキリデン基、随意に分岐していてもよいCs  
Cm。−シクロアルキリデン、酸素、硫黄、So、So
n又はCOを表し、その際R1は式(ff)で示された
意味を有し、pは、数l又は0を表し、 nは、数1−100表す、 に相当するポリエーテルエーテルケトンブロックから製
造されたブロックコポリアリーレンスルフィト、好マシ
くはブロックコポリフェニレンスルフィドに関する。
式(III)において、2は、好ましくは随意に分岐し
ていてもよいC,−C,−アルキリデン又は随意に分岐
していてもよいC、−C、。−シクロアルキリデン、例
えば、式(Illa)、 チルを表し、 qは、数0、l、2又は3、好ましくは、0又はlを表
す、 に相当する基、S又はSO8を表す。式(III)でn
により表された数は括弧内のブロックの分子量が約50
0−10.000、好ましくは約1000−6000と
なるように選ばれる。
本発明に従うブロックコポリマーは、化学的に導入され
ている式(III)のポリエーテルエーテルケトンブロ
ック1−50重量%、好ましくは1−30重量%を含有
する。
本発明は、ジハロゲン化芳香族化合物、好ましくは、式
(I) 式中、 R1、R6、R7及びR1は、相互に独立に、水素又は
C,−C4−アルキル、好ましくは水素又はメ式中、 Xは、互いにメタ位置又はパラ位置にある塩素又は臭素
などのハロゲン原子を表す、 に相当するジハロゲノベンゼン、及び ジハロゲン化芳香族化合物、好ましくは、式(n)、 式中、 Xは前記したとおりであり、 R1及びR2は、同一であるか又は相異なり、水素、C
I  C4−アルキル、Caに+。−シクロアルキル、
Ca  (:+。−アリール、C7−C+。
−アルキルアリール又はC7−C+a−アリールアルキ
ルヲ表し、そして、互いにオルト位置ニあるR1により
表された2個の基は相互に結合して芳香族環又はNSO
又はSなどのへテロ原子を3個まで含有する複素環を形
成してl/1てもよく、モしてR1により表された基の
1つは常に水素とは異なる、 に相当するジ/10ゲノベンゼン0−50重量%を、水
酸化ナトリウム又は水酸化カリウムなどのアルカリ金属
水酸化物0−1o%及びアルカリ金属硫化水素、好まし
くは硫化水素ナトリウムもしくは硫化水素カリウム又は
その混合物0−0.5モルと一緒になったアルカリ金属
硫化物、好ましくは硫化ナトリウムもしくは硫化カリウ
ム又はその混合物などの硫黄供給体0.5−1.25モ
ル、ここでジハロゲン化芳香族化合物対アルカリ金属硫
化物のモル比は0.75:l乃至1.25:lの範囲と
することができる、及び ジハロゲン化芳香族化合物の和を基準として0−0.0
5モル%のトリー及びテトラハロゲン化芳香族化合物、
好ましくは、式(IV)ArXn     (rv) 式中、 A「は、芳香族C,−C,、基又は5−14個の環原子
を持ち、3個までの環C原子がN、O又はSなどのへテ
ロ原子で代替されていてもよい複素環であり、 Xは塩素又は臭素などのハロゲンを表し、nは数3又は
4を表す、 に相当するトリー及びテトラハロゲノベンゼン、及び、 式(II[)、 (III) 式中、 Yは、F、CI又はB「好ましくはF又はCIなどのハ
ロゲンを表し、 Rt、R1、Rs及びR’li、相互に独立に、式(I
[)で定義されたR1又はR2で表された基、好ましく
はH又はメチルを表し、 Zは、単結合、随意に分岐していてもよいC3−CIZ
−アルキリデン基、随意に分岐していてもよいCI  
CI。−シクロアルキリデン基、酸素、硫黄、5O1S
O,又はCOを表し、その際R1は式(II)で示され
た意味を有し、 pは、数l又は0を表し、 nは、数1−100を表す、 に相当するポリエーテルエーテルケトンブロックと反応
させ、その際この反応を随意に連鎖調節剤の存在下に行
ってもよいことを特徴とする、本発明に従うポリアリー
レンスルフィドブロックコポリマー、好ましくは、ポリ
フェニレンスルフィドブロックコポリマーの製造方法に
関する。
常用の連鎖調節剤、例えばモノハロゲン化芳香族化合物
、モノメルカプト化合物及びその混合物(例えば西ドイ
ツ公開公報(DE−A)第3529500号、第352
9501号及び第3523498号)を使用することが
できる。
本方法は、アルカリ金属カルボン酸塩(例えばNaoA
c%KOAc)、アルカリ金属りン酸塩(例えばNaH
,PO,、Na5PO4)アルカリ金属・ホスホン酸塩
、アルカリ金属7ツ化物(例えばNaFlKF)又はア
ルカリ金属アルキルスルホネートなどの反応促進剤の存
在下に行うことができる。N。
N−ジアルキル−カルボン酸アミド、ラクタム、カルボ
ン酸の無水物及びエステルを存在させることもできる。
本方法は、随意に共溶媒を添加してN−アルキルラクタ
ムなどの二極性非プロトン性溶媒中で行うことができる
。アルカリ金属硫化物対溶媒のモル比はl:2乃至1:
15の範囲にある。
反応は150−300℃の温度で行う。
ポリエーテルエーテルケトンブロックは、溶液として又
は固体の形態でジハロゲン化芳香族化合物と一緒に反応
混合物に加えることができる。好ましくは、それらは反
応混合物の脱水の後反応混合物(例えばハロゲン化芳香
族化合物と硫黄供与体との)に加えられる。1つの特定
の態様では、ポリエーテルエーテルケトンブロックはジ
ハロゲン化芳香族化合物と硫黄供与体の重縮合反応の後
に加えることができる。
ポリエーテルエーテルケトンブロックは、公知であるか
又は公知の方法に類似した方法(例えば西ドイツ公開公
報第2220079号及び第3833386号)により
製造することができる。
ポリエーテルエーテルケトンブロックの製造に使用され
るビスフェノール成分は、好ましくは、ヒドロキノン、
レゾルシノール フェニル類、ヒス−(ヒドロキシフェニル)−アルカン
類、ビス−(ヒドロキシフェニル)−シクロアルカン類
、ビス−(ヒドロキシフェニル)−スルフィド類、ビス
−(ヒドロキシフェニル)−エーテル類、ビス−(ヒド
ロキシフェニル)−ケトン類、ビス−(ヒドロキシフェ
ニル)−スルホキシド類、ビス−(ヒドロキシ−フェニ
ル)−スルホン類、又はσ。
a  −t”スー(ヒドロキシフェニル)−ジイソプロ
ピルベンゼン類、例えば、4.4′−ジヒドロキシジフ
ェニル、4.4′−ジヒドロキシ−3.3′5、5′−
テトラメチルジフェニル、ビス−(4−ヒドロキシフェ
ニル)−メタン、ビス−(4−ヒドロキシ−3.5−ジ
メチルフェニル l−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−エタン、1、
2−t’スス−4−ヒドロキシフェニル)−エタン、1
.2−ビス−(4−ヒドロキシ−3.5−ジメチル−フ
ェニル)−エタン、1.2−ビス−(4−ヒドロキシ−
3.5−ジメチルフェニル)−エタン、2−フェニル−
2.2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−エタン、
2−7エニルー2.2−t’スス−4−ヒドロキシ−3
.5−ジメチルフェニル)ーエタン、2.2−ビス−(
4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2.゛2ービス
ー(4−ヒドロキシ−3.5−ジメチルフェニル)−フ
ロパン、、1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)
−シクロヘキサン、1.1−ビス−(4−ヒドロキシ−
3.5−ジメチルフェニル)−シクロヘキサン、3.3
.5−トリメチル−1.1−ビス−(4−ヒドロキシフ
ェニル)−シクロヘキサン、3.3.5−トリメチル−
1.1−ビス−(4−ヒドロキシ−3.5−ジメチルフ
ェニル)−シクロヘキサン、3.3.5.5−テトラメ
チル−1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−シ
クロヘキサン、3.3.5.5−テトラメチル−1.1
−ビス−(4−ヒドロキシ−3.5−ジメチルフェニル
)−シクロヘキサン、3.3−ジメチル−5−メチル−
1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロペ
ンタン、3.3−ジメチル−5−メチル−1.1−ビス
−(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)−シ
クロペンタン、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−ス
ルホン、ビス−(4−ヒトaキシ−3.5−ジメチルフ
ェニル)ースルホン、ビス−(4−ヒドロキシフェニル
)−スルフィド、ビス−(4−ヒドロキシ−3.5−ジ
メチルフェニル)−スルフィト、ヒス−(4−ヒドロキ
シフェニル)−エーテル、ビス−(4−ヒドロキシ−3
.5−ジメチルフェニル)−エーテル、ビス−(4−ヒ
ドロキシフェニル)−ケトン、ビス−(4−ヒドロキシ
−3.5−ジメチルフェニル)−ケトン等である。
特に好ましいポリエーテルエーテルケトンブロックは、
4.4’ −ジフルオロベンゾフェノン又は4、4’−
ジクロロベンゾフェノンと、ビス−(4−ヒドロキシフ
ェニル)−スルフィド、ビス−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−スルホン、1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェ
ニル)−シクロヘキサン、ビス−(4−ヒドロキシ−3
.5−ジメチルフェニル)−スルフィド、ビス−(4−
ヒドロキシ−3。
5−ジメチルフェニル)−スルホン、1.1−ビス−(
4−ヒドロキシ−3.5−ジメチルフェニル)−シクロ
ヘキサン、3.3.5−トリメチル−1゜l−ビス−(
4−ヒドロキシ−3,5−ジメチル7エ二ル)−シクロ
ヘキサン、3.3.5.5−テトラメチル−1,1−ビ
ス−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサン、3
,3.5.5−テトラメチル−1,■−ビスー(4−ヒ
ドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)−シクロヘキサ
ン、3.3.5−トリメチル−1,1−ビス−(4−ヒ
ドロキシフェニル)−シクロヘキサン、3,3.5−ト
リメチル−1,1−ビス−(4−ヒドロキシ−3,5−
ジメチルフェニル)−シクロペンタン及ヒ/又は3.3
゜5−トリメチル−1,1−ビス−(4−ヒドロキシフ
ェニル)−シクロペンタンとの反応により製造される。
PEEK−PASブロックコポリマーの製造は、ポリア
リーレンスルフィドの製造に使用される方法に類似した
方法により、例えばヨーロッパ特許公開公報(EP−A
)第126369号、西ドイツ公開公報(DE−A)第
3703350号、ヨーロッパ特許公開公報第1096
37号、ヨーロッパ特許公開公報第142024号、ヨ
ーロッパ特許公開公報第171021号、米国特許(U
S−A)第3354129号等と類似した方法で製造す
ることができる。
硫黄供与体として使用されるNa2S又はに!Sなどの
アルカリ金属硫化物は、好ましくは、その水和物又は水
性混合物又は水性溶液の形態で本方法において使用され
る。それらの脱水は部分的であってもよいが、完全であ
ることが好ましい。反応混合物中に存在する水は、直接
又は共沸混合物形成剤を使用して蒸留により除去される
。この共沸混合物形成剤は好ましくはジハロゲン化芳香
族化合物である。水を除去するために、すべての反応体
を一緒に混合し、次いで全混合物を脱水することができ
る。別法として、アルカリ金属硫化物は別個に成る割合
の反応体と共に又は単独で脱水することができる。
反応の1つの態様では、極性溶媒の存在下に連続的に反
応促進剤又はその混合物と一緒にし、水を同時に除去す
る。この方法を採用する場合には、反応は反応体を導入
する速度により制御され、この方法は水の長い残留時間
を回避させることを可能とする。
反応混合物が完全に脱水されれば、反応は圧力なしで又
は約3バールまでの低圧で行うことができる。溶媒又は
溶媒とジハロゲン化及び多ハロゲン化芳香族化合物との
混合物の沸点を越える反応温度を得るには、50バール
までの高い圧力を使用することができる。
反応は連続的に又はバッチ式で行うことができる。反応
時間は、広い範囲内で、即ち、1−48時間、好ましく
は1−18時間の範囲で変えることができる。反応温度
は150−300’O,好ましくは、170−280℃
である。
ポリエーテルエーテルケトンブロック(P E EK)
の添加は種々の方法により行うことができる。
例えば、PEEKブロックは反応容器に導入する最初の
成分であってもよく、又は、それは脱水工程中に溶液に
加えるか又は好ましくは反応に使用する溶媒に脱水後に
加えることができる。種々のPEEKブロックの混合体
を使用することができる。
反応混合物の後処理及びブロックコポリアリーレンスル
フィドの単離は公知の方法で行うことができる。
ブロックコポリアリーレンスルフィドは、直接に又は例
えば水及び/又は希酸又はポリアリーレンスルフィドに
対して低い溶解度を持った有機溶媒の添加の後、濾過又
は遠心分離などの慣用の方法により反応溶液から分離す
ることができる。ブロックコポリアリーレンスルフィド
の分離は、般的には水による洗浄の後に行なわれる。水
による洗浄に加えて又は水による洗浄の後に、他の洗浄
液による洗浄又は抽出を行うこともできる。
ブロックコポリアリーレンスルフィドは、例えば上述の
如き洗浄に続く蒸留による溶媒の除去lこよっても得ら
れる 硫黄供与体として使用されるアルカリ金属硫化物は、例
えばHasとアルカリ金属水酸化物とからも得られる。
反応溶液のアルカリ金属硫化物中に不純物として存在す
るアルカリ金属硫化水素(例えばNaH5又はKH5)
の割合に依存して、成る割合のアルカリ金属水酸化物(
例えばNaOH,KOH)を加えることもできる。アル
カリ金属水酸化物を加える代わりに、反応条件下にアル
カリ金属水酸化物を分解放出又は形成する化合物を使用
することができる。
本発明に従って使用されるジハロゲン化芳香族化合物は
、ジハロゲノベンゼン又は、4.4’ −ジクロロジフ
ェニル4.4’−ジクロロジフェニルスルホン、4.4
’−ジフルオロジフェニルスルホン、4.4’ −ジフ
ルオロベンゾフェノン、及び4,4′−ジクロロベンゾ
フェノンなどのジハロゲノ芳香族化合物であることがで
きる。好ましくは、式(I)及び(II)のジハロゲン
化ベンゼンが使用される。この場合に、メタ一対バラー
ジハロゲン化芳香族化合物の比は30ニア0までである
ことができる。
好ましくは、p−ジクロロベンゼン又はp−ジブロモベ
ンゼンなどのp−ジハロゲン化芳香族化合物が使用され
る。
分岐したポリアリーレンスルフィド/PEEKブロック
コポリマーを製造するべき場合には、(I)+(IF)
1モルを基準として少なくとも0.005モルの式(I
V)のトリー又はテトラ−ハロゲン化芳香族化合物が使
用されるべきである。
下記のものは本発明に従って使用されるべき式(I)の
ジハロゲン化芳香族化合物の例である:p−ジクロロベ
ンゼン、p−ジブロモベンゼン、l−クロロ−4−ブロ
モベンゼン、1.3−ジクロロベンゼン、1.3−ジブ
ロモベンゼン及びl−クロロ−3−ブロモベンゼン。こ
れらは個々に又は混合物として使用することができる。
1.4−ジクロロベンゼン及び/又は1.4−ジブロモ
ベンゼンが特に好ましい。
下記のものは本発明に従って使用されるべき式(II)
のジハロゲン化芳香族化合物の例である:2゜5−’;
クロロトルエン、2.5−’;クロロキシレン、l−エ
チル−2,5−ジクロロベンゼン、l−エチル−2,5
−ジブロモベンゼン、l−エチル−2−ブロモー5−ク
ロロベンゼン、1.2.4゜5−テトラメチル−3,6
−ジクロロベンゼン、l−シクロヘキシル−2,5−ジ
クロロベンゼンl−7エニル−2.5−ジクロロベンゼ
ン、l−ベンジル−2,4−ジクロロベンゼン、l−フ
ェニル−2,5−ジブロモベンゼン、1−p−トリル−
2,5−ジクロロベンゼン、1−p−)リルー2゜5−
ジブロモベンゼン、■−へキシル−2,5−ジクロロベ
ンゼン、2.4−ジクロロトルエン、2.4−ジクロロ
キシレン、2,4−ジブロモクメン及びl−シクロヘキ
シル−3,5−ジクロロベンゼン。これらは個々に又は
混合物として使用することができる。
下記のものは本発明に従って使用されるべき式(III
)のトリハロゲン化及びテトラハロゲン化芳香族化合物
の例である。1.2.3−トリクロロベンゼン、l 、
2.4−トリクロロベンゼン、1,2.4−トリブロモ
ベンゼン、!、3.5−トリクロロー2.4.fi−)
リメチルベンゼン、1.2.3−トリクロロナフタレン
、1,2.4−トリクロロナフタレン、1.2.6−)
ジクロロナ7タレン、2,3゜4−トリクロロトルエン
、2.3.6−トリクロロトルエン、1.2,3.4−
テトラクロロす7タレン、1.2.4.5−テトラクロ
ロベンゼン、2゜2’ 、4.4’−テトラクロロビフ
ェニル、2,4゜6−ドリクロロー1.3.5−トリア
ジン、1.3゜5−)!Jスス−4−クロロフェニル)
−ベンゼン等。
反応に使用する溶媒は、一般に反応条件下に有機反応体
及び随意の無機の反応体に対する十分な溶解度を持った
極性溶媒であればいずれでもよい。
好ましくはN−アルキルラクタムが使用される。
N−アルキルラクタムは、炭素構造上に置換基を有しそ
して反応条件下に不活性である3−11個の炭素原子を
含むアミノ酸のラクタムである。
下記のものは好適なN−アルキルラクタムの例である。
N−メチルカプロラクタム、N−工・チルカプロラクタ
ム、N−イソプロビル力グロラクタム、N−インブチル
カプロラクタム、N−プロピルカプロラクタム、N−ブ
チルカプロラクタム、N−シクロへキシルカプロラクタ
ム、N−メチル−2−ピロリドン、N−エチル−2−ピ
ロリドン、N−イソプロピル−2−ピロリドン、N−イ
ソブチル−2−ピロリドン、N−プロピル−2−ピロリ
ドン、N−ブチル−2−ピロリドン、N−シクロヘキシ
ル−2−ピロリドン、N−メチル−3−メチル−2−ピ
ロリドン、N−メチル−2,4,5−トリメチル−2−
ピロリドン、N−メチル−2−ビペリドン、N−エチル
−2−ピペリドン、N−イソブチル−2−ピペリドン、
N−メチル−〇−メチルー2−ピペリドン、及びN−メ
チル−3−エチル−2−ピペリドン。
上記溶媒の混合物を使用することができる。
使用される連鎖停止剤は、モノハロゲン化化合物又はモ
ノメルカプト化合物、例えば、下記の化合物:3−クロ
ロジフェニル、3−ブロモジフェニル、4−クロロジフ
ェニル、4−ブロモジフェニル、3−クロロジフェニル
スルフィド、3−ブロモジフェニルスルフィド、4−ク
ロロジフェニルスルフィト、4−7’ロモジフエニルス
ルフイド、3−クロロジフェニルスルホン、3−ブロモ
ジフェニルスルホン、4−クロロジフェニルスルホン、
4−ブロモジフェニルスルホン、3−40ロジフエニル
ケトン、(3−ブロモフェニル)フェニルケトン、(4
−40ロフエニル)フェニルケトン、 (4−プロモフ
エニル)フェニルケトン、メルカプタン、例えば、ブチ
ルメルカプタン カプタン、ステアリルメルカプタン又はベンジルメルカ
プタン、チオフェノール、■ーメルカプトナフタレン、
2−メルカプトナフタレン、4−メルカプトジフェニル
、4−メルカプトジフェニルエーテル、4−メルカプト
ジフェニルスルホン、4−メルカプトジフェニルスルフ
ィド、4−メルカプトジフェニルケトン、2−メルカプ
トベンゾキサゾール、2−メルカプトベンゾチアゾール
、及び2−メルカプトベンゾイミダゾール及びそれらの
アルカリ金属塩(例えば、Li+、Na−、K、及びN
H.メルカプチド及びアルカリ土金属塩(例えば、Ca
−、Mg−、又はZn−メルカプチド)。
例えば、フェノールも又ヨーロッパ特許公開公報第22
9626号に記載のとおり好適な連鎖停止剤である。
反応は、更に、慣用の反応促進剤、例えばアルカリ金属
カルボン酸塩(西ドイツ公開公報第2543749号)
、ハロゲン化リチウム、又はアルカリ金属カルボン酸塩
(西ドイツ公開公報第2623362号)、塩化リチウ
ム又はカルボン酸リチウム(西ドイツ公開公報第262
3363号)、アルカリ金属カルボン酸塩と組み合わせ
たアルカリ金属炭酸塩(米国特許第4038259号)
、酢酸リチウム(西ドイツ公開公報第2623333号
)、トリアルキル金属ホスフェート(西ドイツ公開公報
第2930797号)、アルカリ金属フッ化物(西ドイ
ツ公開公報第3019732号)、アルカリ金属スルホ
ネート(米国特許第4038260号)、炭酸リチウム
及びホウ酸リチウム(米国特許第4030518号)、
特定の量のラクタム、カルボン酸の無水物及びエステル
(例えば、ヨーロッパ特許公開公報第171021号)
及びN,N−ジアルキルカルボン酸アミド、の存在下に
行うことができる。 新規なポリアリーレンスルフィド
ブロックコポリマーは、高いガラス転位温度と溶融物の
遅い結晶化の開始により特徴付けられる。
本発明に従うポリアリーレンスルフィドブロックコポリ
マーは、他のポリマー、好ましくはPPS及びPEEK
と混合することができる。顔料及び充填剤、例えば、グ
ラファイト、金属粉、金属酸化物、ガラス粉末、粉末石
英、タルク、ガラス繊維、又は炭素繊維などの慣用の添
加剤及び、安定剤又は離型剤などのポリアリーレンスル
フィドへの通常の添加剤を加えることができる。
ポリアリーレンスルフィドのメルトフローは、一般に、
5kgの重りを使用してASTM  1238−70に
従って316℃で測定され、モしてg/10分として示
される。この方法は、新規なポリアリーレンスルフイド
ーボリエーテルエーテルケトンブロックコボリマーのメ
ルト70−を決定するのにも使用された。
しかしながら、メルトフロー値が高ければ、この測定は
ポリマー溶融物の高い流出速度のため困難なことがある
この理由から、ポリマー溶融物の溶融粘度ymは、イン
ストロン拳回転粘度計(Instron Rotary
viscosimetar)を使用して、剪断応力(P
a)に依存して306℃で測定した(P a、 s)a
この方法は、1O−1乃至I Q’Pa、sの非常に広
い範囲にわたり溶融粘度を決定するのに使用することが
できる。上記インストロン・レオメータ(Instro
n Rheoweter)では、ポリマーを固体板と回
転可能な円錐との間で溶融させ、円錐のトルクを決定す
る。剪断応力に依存して溶融粘度をトルク、角粘度(a
ngular viscosity)及び装置の定数か
ら計算することができる。使用したレオメータはインス
トロンのモデル3250であり%2C11の円錐直径及
び板直径を有していた。結果をram IQ”Paの剪
断応力で決定した溶融粘度として示す。
反応混合物から単離した後、本発明に従うポリアリーレ
ンスルフィドは、l−5XlO”Pa、s。
好ましくは5−IXlo”Pa、sの溶融粘度を有する
。それらは、例えば、車両の部品、装備又は電気部品(
スイッチなど)、電子工学的パネル、―刷回路版、耐化
学品性及び耐候性部品及び装置、例えば、ポンプハウジ
ング及びポンプインペラ、エツチング浴用の皿、シール
リング及び事務機及びテレビジ1ン装置の部品、として
、及び家庭用品、パルプ、ボールベアリング部品、電子
部品用の埋め込み材料等として使用できるシート製品、
繊維及び射出成形品を製造するための通常の方法により
加工することができる。
ポリアリーレンスルフィドは、分子量と分子量分布を決
定するためのクロマトグラフィー法により分析すること
ができる。例えば、高速液体クロマトグラフィー(HP
LC)及びゲルバーミエーシ1ンクロマトグラフィー(
cpc)がこれらの目的に好適である。
本発明に従うコンパウンドは例えば、繊維、フィルム、
成形物の製造などの成形品の製造に使用することができ
る。
実施例 一般的方法 装置及び容器は、反応条件下に不活性な材料から作られ
るのが好ましく、例えば精製鋼タンクチタン又はジルコ
ニウム容器又はこれらの材料で被覆された容器又は場合
により貴金属で被覆された容器又は不活性ポリマーで被
覆された装置及びタンクである。反応条件下に安定な石
英及びガラス装置も使用できる。
p−ジクロロベンゼン489.2g(3,33モル)及
びN−メチルカプロラクタム2.15j2を5aの容器
に導入し、215℃に加熱し、硫化ナトリウム三水和物
919.5g(7,16モル)、水260g、水酸化ナ
トリウム3.5g(0,0875モル)及びC−カプロ
ラクタムl l 2.9g(0゜88モル)の混合物を
、溜め(su■p)の温度が215℃に維持されるよう
な速度で滴下により加える。
加えた水及び水和水をこのプロセスにおいて留去する。
p−ジクロロベンゼン489.2g(3,33モル)を
硫化ナトリウムの添加中に加え、これを4時間にわたり
行う。更に2時間の撹拌の後、N−メチルカプロラクタ
ム400m(lに溶解したPEEKブロックを加える。
次いで加熱を240℃で7時間続けそして5Q容器の内
容物をインプロパツール40Q中に排出する。pH1に
酸性化した後、沈でんしたポリマーを炉別し蒸留水で電
解質がなくなるまで洗浄する。ポリマーを真空中で11
0℃で24時間乾燥する。
DSC測定により決定した特徴的物性は、ガラス温度T
g、再冷却による再結晶温度Tk及び溶融エンタルピー
ΔHkであった。
実施例1 4.4′−ジフルオロベンゾフェノン及び3゜3’ 、
5.5’−テトラメチルビスフェノールAから製造した
PEEK80gを加える。
フッ素含有率:2% 収量:688.7g%’teats: l 40 Pa
、 sSTg:99.8℃、 Tk:2 I 6.4℃
、ΔHk:38 、 I J /g 実施例2 PEEKブロック160gを使用することを除いては実
施例Iと同じである。
(F−2%)、 収量ニア 98 、7g1’7mm1+:55 Pa、
 s、 Tg:104.6、Tk:226.0℃、 ΔHk:36 、6 J /g。
実施例3 4.4′−ジフルオロベンゾフェノン及び3,3゜5−
トリメチル−1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル
)シクロヘキサンから製造したPEEKブロック47.
5gを加える。
フッ素含有率コ1.3%、 収量:679g1?−1−:27 Pa、 s、 Tg
:93 。
2℃、Tk:234.1℃、 ΔHk:44 、4 J /g、+ 実施例4 PEEKブロック95gを加えることを除いては実施例
3と同じである。
フッ素含有率=1.3%、 収量ニア 25gs ’7mm++:32 P a、 
Ss Tg:98’C,Tk:232 + 3℃、ΔH
k:44 、4 J /g。
実施例5 4.4’ −’;フルオロベンゾフェノン及び1.1−
ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサンか
ら製造したPEEKブロック80gを加える。
フッ素含有率=1.6%、 収量=7 o 5 g、q sel+: t lPa、
 s、Tg:88.7%、Tk:237.6℃、ΔHk
:52 、4 J /g。
実施例6 実施例5と同様であるがフッ素含有率が0.84%であ
るPEEKブロック80gを加える。
収量:693g、 v、、++l 8 Pa、 s、 
Tg:92℃、Tk:216.6℃、ΔHk:46 、
5 J /g。
実施例7 4.4′−ジフルオロベンゾフェノン及びヒドロキノン
から製造したPEEKブロック80gを加える。
フッ素含有率:2.6%、 収量ニア 09gS’7mg++:57 Pa、 s。
Tg:95.3°O,Tk:236.  l”c、ΔH
k:4 4 、 47  J /g。
本発明の主なる特徴及び態様は以下のとおりである。
1、A)、  A)とB)の和を基準として5〇−10
0重量%の、式(I) 式中、 Xは、互いにメタ位置又はパラ位置にある塩素又は臭素
などのハロゲンをit、 に相当するジハロゲン化芳香族化合物、及び、B)、A
)とB)の和を基準として0−50重量%の、式(n)
、 式中、 Xは前記したとおりであり、 R1及びR2は、同一であるか又は相異なり、水素、C
,−C,−アルキル、C,−C,、−シクロアルキル、
C*−Cto−アリール、C,−G、。
−アルキルアリール又はCFCl2−アリールアルキル
を表し、そして、互いにオルト位置にあるR1により表
された2個の基は相互に結合して芳香族環又はN%O又
はSなどのへテロ原子を3fiまで含有する複素環を形
成していてもよく、モしてR1により表された基の1つ
は常に水素とは異なる、 に相当するジハロゲン化芳香族化合物、C)場合により
更に、(A+B)のジハロゲン化芳香族化合物の和を基
準として0.01−5モル%の、式CIり Ar”Xp     (II) 式中、 Ar“は、芳香族C# −CI 4基又は5−14個の
環原子を持ち、3個までの環C[子がNSO又はSなど
のへテロ原子で代替されていてもよい複素環であり、 Xli塩素又は臭素などのハロゲンヲ表シ、pは数3又
は4を表す、 のトリー及びテトラハロゲン化芳香族化合物、及び D)式(III)、 nは、数1−100表す、 に相当するポリエーテルエーテルケトンブロック、から
製造されたブロックコポリアリーレンスルフィド。
2、 式(III)のZが、随意に分岐していてもよい
C,−C,−アルキリデン基又は随意に分岐していても
よいCs−C*。−シクロアルキリデン基、例えば、式
(I[[a)、 (III) 式中、 Yは、F、CI又はBrなどのハロゲンを表し、R1、
R”、R”及びR’は、相互s: 独立s:、式(It
)でR1及びR″により表わされた基を表し、Zは、単
結合、随意に分岐していてもよい01C1!−アルキリ
デン基、随意に分岐していてもよいC、−C、。−シク
ロアルキリデン基、酸素、硫黄、5O1SO8又はCO
を表し、そしてR皇は式(II)で示された意味を有し
、 pは、数!又は0を表し、 式中、 R%、R@、R’及びR”は、相互ニ独立ニ、水素又は
Cr −C4−アルキル基を表し、qは、数0.1,2
又は3を表す、 に相当する基、S又はS02を表す上記lに記載のブロ
ックコポリアリーレンスルフィド。
3、A)  A)+B)の和を基準として50−100
重量%の、式(I) 式中、 Xは、互いにメタ位置又はバラ位置にある塩素又は臭素
などのハロゲンを表す、 に相当するジハロゲン化芳香族化合物、及びB)  A
)+B)の和を基準として0−50重量%の、 式(II)、 式中、 Xは前記したとおりであり、 R1及びR2は、同一であるか又は相異なり、水素、C
,−C,−アルキル、C!−C10−シクロアルキル、
C,−C,。−アリール、C1−Cl@−アルキルアリ
ール又はC7Cl4−アリールアルキルを表し、そして
、互いにオルト位置にあるR1により表された2側の基
は相互に結合して芳香族環又はN、O又はSなどのへテ
ロ原子を3個まで含有する複素環を形成していてもよく
、モしてR1により表された基の1つは常に水素とは異
なる、 に相当するジハロゲン化芳香族化合物、及びC) 場合
により更に、(A+B)のジハロゲン化芳香族化合物の
和を基準として0.01−5モル%の、式(II) AどXp    (ff) 式中、 Ar”は、芳香族C@CI4基又は5−14個の環原子
を持ち、3個までの環C原子がN、0又はSなどのへテ
ロ原子で代替されていてもよい複素環であり、 Xは塩素又は臭素などのハロゲンを表し、pは数3又は
4を表す、 のトリー及びテトラハロゲン化芳香族化合物を、水酸化
ナトリウム又は水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸
化物0−1O%とアルカリ土属硫化2水素又はその混合
物0−0.5モルと一緒の、アルカリ金属硫化物又はそ
の混合物などの硫黄供給体0.5−1.25モル、その
際ジハロゲン化芳香族化合物対アルカリ金属硫化物のモ
ル比を0゜75:l乃至1.25:1の範囲とすること
ができる、及び、 前記ジハロゲン化芳香族化合物の和を基準としてO−5
モル%の、式(IV) ArXn     (IV) 式中、 Arは、芳香族Cg−CI4基又は5−14個の環原子
を持ち、3個までの環C原子がN、O又はSなどのへテ
ロ原子で代替されていてもよい複素環であり、 Xは塩素又は臭素などのハロゲンを表し、nは数3又は
4を表す、 に相当するトリー、ジー及びテトラハロゲン化化合物、
好ましくは、トリー、ジー及びテトラハロゲン化ベンゼ
ン、及び 式(IF)、 (I[[) 式中、 Yは、F、CI又はBrなどのハロゲンを表し、R1,
R1、R3及びR4は、相互に独立に、式(n)でR1
又はR2により表わされた基を表し、2は、単結合、随
意に分岐していてもよいC1−01□−アルキリデン基
、随意に分岐していてもよいC、−C、。−シクロアル
キリデン基、酸素、硫黄、5O1SO,又はCOを表し
、R1は式(IF)でR1について示された意味を有し
、 pは、数1又は0を表し、 nは、数1−1oo表す、 に相当するポリエーテルエーテルケトンブロックと反応
させ、その際この反応を随意に連鎖調節剤の存在下に行
ってもよいことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
のポリアリーレンスルフィドブロックコポリマーの製造
方法。
4、成形品を製造するだめの上記lに記載のブロックフ
ポリアリーレンスルフィドの使用。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、A)、A)とB)の和を基準として50−100重
    量%の、式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、 Xは、互いにメタ位置又はパラ位置にある塩素又は臭素
    などのハロゲンを表す、 に相当するジハロゲン化芳香族化合物、及びB)、A)
    とB)の和を基準として0−50重量%の、式(II)、 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 式中、 Xは前記したとおりであり、 R^1及びR^2は、同一であるか又は相異なり、水素
    、C_1−C_4−アルキル、C_5−C_1_0−シ
    クロアルキル、C_6−C_1_0−アリール、C_7
    −C_1_0−アルキルアリール又はC_7−C_1_
    4−アリールアルキルを表し、そして、互いにオルト位
    置にあるR^1により表された2個の基は相互に結合し
    て芳香族環又はN、O又はSなどのヘテロ原子を3個ま
    で含有する複素環を形成していてもよく、そしてR^1
    により表された基の1つは常に水素とは異なる、 に相当するジハロゲン化芳香族化合物と、 C)場合により更に、(A+B)のジハロゲン化芳香族
    化合物の和を基準として0.01−5モル%の、式(I
    X) Ar″Xp(IX) 式中、 Ar″は、芳香族C_6−C_1_4基又は5−14個
    の環原子を持ち、3個までの環C原子がN、O又はSな
    どのヘテロ原子で代替されていてもよい複素環基であり
    、 Xは塩素又は臭素などのハロゲンを表し、 pは数3又は4を表す、 のトリ−及びテトラハロゲン化芳香族化合物、及び D)式(III)、 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) 式中、 Yは、F、Cl又はBrなどのハロゲンを表し、R^1
    、R^2、R^3及びR^4は、相互に独立に、式(I
    I)でR^1及びR^2により表された基、好ましくは
    H又はメチルを表し、 Zは、単結合、随意に分岐していてもよい C_1−C_1_2−アルキリデン基、随意に分岐して
    いてもよいC_5−C_2_0−シクロアルキリデン基
    、酸素、硫黄、SO、SO_2又はCOを表し、そして
    R^1は式(II)で示された意味を有し、pは、数1又
    は0を表し、 nは、数1−100表す、 に相当するポリエーテルエーテルケトンブロック、から
    製造されたブロックコポリアリーレンスルフィド。 2、A)A)+B)の和を基準として50−100重量
    %の、式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、 Xは、互いにメタ位置又はパラ位置にある塩素又は臭素
    などのハロゲンを表す、 に相当するジハロゲン化芳香族化合物、及びB)A)+
    B)の和を基準として0−50重量%の、 式(II)、 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 式中、 Xは前記したとおりであり、 R^1及びR^2は、同一であるか又は相異なり、水素
    、C_1−C_4−アルキル、C_5−C_1_0−シ
    クロアルキル、C_6−C_1_0−アリール、C_7
    −C_1_0−アルキルアリール又はC_7−C_1_
    4−アリールアルキルを表し、そして、互いにオルト位
    置にあるR^1により表された2個の基は相互に結合し
    て芳香族環又はN、O又はSなどのヘテロ原子を3個ま
    で含有する複素環を形成していてもよく、そしてR^1
    により表された基の1つは常に水素とは異なる、に相当
    するジハロゲン化芳香族化合物、及びC)場合により更
    に、(A+B)のジハロゲン化芳香族化合物の和を基準
    として0.01−5モル%の、式(IX) Ar″Xp(IX) 式中、 Ar″は、芳香族C_6−C_1_4基又は5−14個
    の環原子を持ち、3個までの環C原子がN、O又はSな
    どのヘテロ原子で代替されていてもよい複素環であり、 Xは塩素又は臭素などのハロゲンを表し、 pは数3又は4を表す、 のトリ−及びテトラハロゲン化芳香族化合物を、水酸化
    ナトリウム又は水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸
    化物0−10%とアルカリ金属硫化水素又はその混合物
    0−0.5モルと一緒の、アルカリ金属硫化物又はその
    混合物などの硫黄供給体0.5−1.25モル、その際
    ジハロゲン化芳香族化合物対アルカリ金属硫化物のモル
    比を0.75:1乃至1.25:1の範囲とすることが
    できる、及び、 前記ジハロゲン化芳香族化合物の和を基準として0−5
    モル%の、式(IV) ArXn(IV) 式中、 Arは、芳香族C_6−C_1_4基又は5−14個の
    環原子を持ち、3個までの環C原子がN、O又はSなど
    のヘテロ原子で代替されていてもよい複素環であり、 Xは塩素又は臭素などのハロゲンを表し、 nは数3又は4を表す、 に相当するトリ−、ジ−及びテトラハロゲン化化合物、
    好ましくはトリ−、ジ−及びテトラハロゲン化ベンゼン
    、及び 式(III)、 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) 式中、 Yは、F、Cl又はBrなどのハロゲンを表し、R^1
    、R^2、R^3及びR^4は、相互に独立に、式(I
    I)でR^1又はR^2により表された基を表し、Zは
    、単結合、随意に分岐していてもよい C_1−C_1_2−アルキリデン基、随意に分岐して
    いてもよいC_5−C_2_0−シクロアルキリデン基
    、酸素、硫黄、SO、SO_2又はCOを表し、R^1
    は式(II)もR^1について示された意味を有し、pは
    、数1又は0を表し、 nは、数1−100表す、 に相当するポリエーテルエーテルケトンブロックと反応
    させ、その際この反応を随意に連鎖調節剤の存在下に行
    ってもよいことを特徴とする、特許請求の範囲第1項記
    載のポリアリーレンスルフィドブロックコポリマーの製
    造方法。 3、成形品を製造するための特許請求の範囲第1項記載
    のブロックコポリアリーレンスルフィドの使用。
JP2003687A 1989-01-13 1990-01-12 ポリエーテルエーテルケトン―ポリアリ―レンスルフイドブロツクコポリマー Pending JPH02228325A (ja)

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EP0381867A2 (de) 1990-08-16
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