JPH02227830A - 情報記録装置 - Google Patents

情報記録装置

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JPH02227830A
JPH02227830A JP1049422A JP4942289A JPH02227830A JP H02227830 A JPH02227830 A JP H02227830A JP 1049422 A JP1049422 A JP 1049422A JP 4942289 A JP4942289 A JP 4942289A JP H02227830 A JPH02227830 A JP H02227830A
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朝久 吉丸
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雅史 横田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば光学的に情報の記録を行なう情報記録
装置及びこの情報記録装置に用いられる情報記録媒体に
関する。
(従来の技術) 従来、たとえば追記記録型又は消去可能型の光ディスク
などの情報記録媒体に対して情報を記録又は再生する光
デイスク装置等の情報記録再生装置においては、光ディ
スクの半径方向にリニアモータで1n線移動する光学ヘ
ッドにより光を照射し、情報の記録又は再生を行なうよ
うになっている。
このような光デイスク装置においては、一般に、情報記
録及び再生の安定化、アクセス時間の短縮化等のために
、光ディスクの回転数を一定としたCAV方式(Con
stant Angular Velocity方式)
の記録方式が採用されている。この記録方式の場合、記
録あるいは再生クロック、つまりデータ変調及び復調の
周波数は一定であるので1トラック当りの記録容量は一
定となる。従って、光ディスクの外周側にいくに従って
情報の記録密度が低くなるようになっている。
このようなCAV方式による記録方式においては、最小
記録ビット間隔gが決められている場合に、光ディスク
の半径をrとすると、半径r / 2から「までの範囲
を記録領域とすることが記録容量が最大となり最も効率
的である。すなわち、例えば半径r / 2からrまで
のトラック数を「1」、11−ラックあたりの記録容量
を「1」とした場合に、半径r / 2より内側にトラ
ックを増設して総トラック数を1.1倍にすると、最内
周トラックでも最小記録ビット間隔gは維持する必要が
あるので、最内周トラックの記録容量は0.9倍になる
。このことは、CAV方式においては1トラック当りの
記録容量は一定であることから、総記録容2はrl、1
x0.9−0.994となり、0.99倍に減少するこ
とを意味する。逆に、半径r / 2から外側の一定範
囲のトラックを削除して総トラック数を0.9倍にし、
より半径位置の大きいトラックを最内周トラックとして
最小記録ビット間隔gで記録しようとすると、その最内
周トラックでは最小記録ビット間隔gで記録できるので
、最内周のトラックでは記録容量が1.1倍になるが、
総記録容量はro、9X1.1−0.994となり、上
記と同様に0.99倍に減少してしまう。すなわち、C
AV方式による記録方式では半径r / 2からrまで
の範囲を記録領域とするのが記録容量が最大となる。し
たがって、光ディスクの記録領域は、半径r / 2か
らrまでの範囲となっているのが一般的である。
しかしながら、光ディスクの記録領域を半径r / 2
から「までの範囲とした場合、半径r / 2より内側
の無記録領域の面積は大きくなり、特に、12インチや
14インチ等の大きな形状の光ディスクにおいては、情
報の記録領域としては利用されない膨大な無駄領域を有
しているという問題点がある。例えば、12インチの光
ディスクではr/2÷75mm−r−150mm、14
インチの光ディスクではr/2:85mm−r−170
mmの領域が最大記録容量を得るための記録範囲であり
、r / 2 = 75 m m又はr / 2−85
 m mより内側、直径にして150mm又は170m
mの内側領域には記録を行なうことができない。
この大きさは、5インチのコンパクトディスク(CD)
より大きいものとなっている。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記したように情報記録媒体の半径の半分よ
り内側の領域は情報の記録領域としては利用されず無駄
な領域となっているという問題点を解消するためになさ
れたもので、情報記録媒体の半径の半分より内側の領域
をも記録領域として有効利用することにより記録容量を
大きくすることができる記録方式を採用した情報記録装
置及び情報記録媒体を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の情報記録装置は、円板状の情報記録媒体を一定
速度で回転させる回転手段と、この回転手段により一定
速度で回転されている情報記録媒体に記録ビットを形成
することにより情報の記録を行なう記録手段と、この記
録手段が対向する前記情報記録媒体の半径位置を検出す
る検出手段と、この検出手段により、前記記録手段が、
前記情報記録媒体の半径の半分より外側の領域に対向し
ていることを検出した際は、半径位置に比例して間隔を
徐々に広げながら記録ビットを形成し、前記情報記録媒
体の半径の半分より内側の領域に対向していることを検
出した際は、ある一定の間隔で記録ビットを形成するべ
く前記記録手段を制御する制御手段とを具備することを
特徴とする特また、本発明の情報記録媒体は、一定速度
で回転され、情報が記録される円板状の情報記録媒体に
おいて、半径の半分より外側の領域では、半径位置に比
例して間隔を徐々に広げながら記録ビットが形成され、
前記情報記録媒体の半径の半分より内側の領域では、半
径位置に拘らずある一定の間隔で記録ビットが形成され
ていることを特徴とする。
(作 用) 本発明は、一定速度で回転される円板状の情報記録媒体
の半径の半分より外側の領域、つまり従来の情報記録領
域では半径位置に比例して間隔を徐々に広げながら記録
ビットを形成するCAV方式を採用して情報を記録する
とともに、半径の半分より内側の領域、つまり従来の情
報記録媒体における情報の無記録領域においても、半径
位置に拘らない一定の間隔で記録ビットを形成するよう
にして情報記録に供するようにしたものである。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第2図は本発明に係る情報記録装置としての光デイスク
装置の概略構成を示すものである。この光デイスク装置
に用いられる情報記録媒体としての光ディスク1は、例
えばガラスあるいはプラスチックスなどで円形に形成さ
れた基板の表面にテルルあるいはビスマス等、の金属被
膜層がドーナツ形にコーティングされて成るものである
。この光ディスク1には、同心円状又はスパイラル状に
情報を記録するためのトラックが形成されている。
このような光ディスク1は、スピンドルモータ(回転手
段)2に装着されて所定の回転数で回転されるもので、
スピンドルモータ制御回路3から出力される制御信号S
1により始動、停止、回転数等が制御されるようになっ
ている。
スピンドルモータ制御回路゛3は、図示しない周波数発
振器から出力される基準周波数Fsと、スピンドルモー
タ2から回転数に応じて出力される回転パルス信号S2
とを入力して位相比較を行なう位相比較器31と、この
位相比較器31の出力信号の高周波成分を除去するロー
パスフィルタ32と、このローパスフィルタ32の出力
信号を増幅してスピンドルモータ2に供給することによ
りスピンドルモータ2を回転駆動するモータドライバ3
3とにより構成されている。そして、制御回路4からの
制御信号S3に従って基準周波数Fsに正確に同期した
制御信号S1を出力するものである。この制御信号S1
により、スピンドルモータ2は正確に一定回転数で回転
するようになっている。
制御回路(検出手段、制御手段)4は、例えばマイクロ
コンピュータ等により構成され、スピンドルモータ2の
回転制御の他、後述する種々の制御を司るものである。
光ディスク1の下面側には、光学ヘッド(記録手段)5
が配設されている。この光学ヘッド5は光ディスク1に
対して情報の記録あるいは再生を行なうもので、半導体
レーザ発振器6、コリメータレンズ7、ビームスプリッ
タ8、対物レンズ9、シリンドリカルレンズ10と凸レ
ンズ11とから成る周知の非点収差光学系12、光検出
器13.14、及びレンズアクチエータ15.16等に
より構成されている。この光学ヘッド5は、例えばリニ
アモータ等によって構成される移動機構(図示しない)
により光ディスク1の半径方向に移動可能に配設されて
おり、制御回路4からの指示に従って記録あるいは再生
の対象となる目標トラックへ移動されるようになってい
る。
半導体レーザ発振器6は、光出力制御回路20からのド
ライブ信号S4に応じた発散性のレーザ光を発生するも
ので、光ディスク1に情報を記録する際は、記録すべき
情報に応じてその光強度が変調されたレーザ光を発生、
シ、情報を光ディスク1から読出して再生する際は、一
定の光強度を有するレーザ光を発生するようになってい
る。
半導体レーザ発振器6から発生された発散性のレーザ光
は、コリメータレンズ7によって平行光束に変換されて
ビームスプリッタ8に導かれる。
このビームスプリッタ8に導かれたレーザ光は、ビーム
スプリッタ8を透過して対物レンズ9に入射され、この
対物レンズ9によって光ディスク1の記録膜に向けて集
束される。
対物レンズ9は、レンズ駆動機構としてのレンズアクチ
エータ15により、その光軸方向に移動可能に支持され
ている。しかして、信号処理回路17内部のフォーカス
サーボ回路(図示しない)からのフォーカスサーボ信号
S5により光軸方向へ移動されることにより対物レンズ
9を通った集束性のレーザ光が光ディスク1の表面上に
投射され、最小ビームスポットが光ディスク1の記録膜
の表面上に形成されるようになっている。この状態にお
いて、対物レンズ9は合焦点状態となる。
また、この対物レンズ9は、レンズアクチエータ16に
より、光軸と直交する光ディスク1の半径方向にも移動
可能になっており、信号処理回路17内部のトラッキン
グサーボ回路(図示しない)からのトラッキングサーボ
信号S6により対物レンズ9が光軸と直交する光ディス
ク1の半径方向へ移動されるようになっている。そして
、対物レンズ9を通った集束性のレーザ光が光ディスク
1の記録膜の表面上に投射され、光ディスク1の記録膜
の表面上に形成された記録トラックの上に照射されるよ
うになっている。この状態において、対物レンズ9は合
トラック状態となる。そして上記合焦点及び合トラック
状態において情報の書込み及び読出しが可能となる。
ところで、光ディスク1から反射された発散性のレーザ
光は、合焦点時には対物レンズ9によって平行光束に変
換され、再びビームスプリッタ8に戻される。そして、
このビームスプリッタ8で反射されてシリンドリカルレ
ンズ10と凸レンズ11とから成る非点収差光学系12
により光検出器13上に導かれて結像し、フォーカスず
れが形状の変化として現われ、トラッキングずれが結像
位置のずれとして現われるようになっている。
光検出器13は、非点収差光学系12によって結像され
た光を電気信号に変換する4個の光検出セル(図示しな
い)によって構成されている。この光検出器13から出
力される信号は、信号処理回路17に供給されるように
なっている。信号処理回路17では、図示しないフォー
カスサーボ回路において、光検出器13からの信号を入
力してフォーカスサーボ信号S5を生成し、アクチエー
タ15に供給することによりフォーカスサーボループが
形成されるようになっている。また、図示しないトラッ
キングサーボ回路においては、光検出器13からの信号
を入力してトラッキングサーボ信号S6を生成し、アク
チエータ16に供給することによりトラッキングサーボ
ループが形成されるようになっている。さらに、信号処
理回路17が出力する再生信号S7は、光ディスク1に
記録された情報を示すものであり、データ復調回路40
に送出されるようになっている。
データ復調回路40は、信号処理回路17からの再生信
号S7を復調し、制御信号解読除去回路41に出力する
ものである。制御信号解読除去回路41は、記録の際に
付加した同期コード等の制御情報を検出して除去するも
のであり、これにより、記録されているデータのみが取
出されるよう1となっている。そして、取出されたデー
タはデインタリーブ回路42に供給されるようになって
いる。デインタリーブ回路42は、記録の際に、エラー
訂正の可能性を向上させるためにインタリーブを行なっ
て並べ換えたデータを元に戻すものである。このデイン
タリーブ回路42の出力はエラー訂正回路43に供給さ
れるようになっている。
エラー訂正回路43は、デインタリーブされたデータの
1ビツトあるいは2ビツト以上の誤りを検出して訂正す
るものである。このエラー訂正回路43における訂正に
よりエラーがなくなった再生データはバッファメモリ4
4に供給され、さらにデータの受渡しを行なうインタフ
ェース回路45を介して外部へ再生信号S8として出力
されるようになっている。
また、光検出器14は、フォトダイオード等の光電変換
素子により構成されるもので、半導体レーザ発振器6の
記録あるいは再生用レーザ光の発光口と反対側の発光口
に対向して設けられている。
この光検出器14は、半導体レーザ発振器6からのモニ
タ光が照射されることにより、そのモニタ光を電気信号
(光電流)に変換し、半導体レーザ発振器6の光出力モ
ニタ信号S9として光出力制御回路20に供給するよう
になっている。光出力制御回路20は、半導体レーザ発
振器6が出力する光出力モニタ信号S9を入力してフィ
ードバック制御を行なうことにより半導体レーザ発振器
6の光出力を一定に保つように制御するものである。
光出力制御回路20の増幅器21は、光検出器14で光
電変換され、電気信号として取出された光出力モニタ信
号S’9を入力し、光検出器14で受光した光強度、つ
まり半導体レーザ発振器6の光出力に応じた電圧信号に
変換して増幅し、誤差増幅器22に供給する。誤差増幅
器22は、増幅器21の出力信号を一方の入力とし、図
示しない定電圧源により発生される基準電圧Vsを他方
の入力として、これら両型圧を比較し、その差分を増幅
して誤差信号SIOとして出力するものである。基/$
電圧Vsは、再生に必要な光出力を得るための一定電圧
であり、増幅器21の出力電圧を基準電圧Vsに近付け
るべく行われるフィードバック制御により、半導体レー
ザ発振器6から一定の光出力が得られるようになってい
る。誤差増幅器22からの誤差信号S10はドライバ2
3に供給される。
ドライバ28は、第3図に示すように、2個のトランジ
スタTri、Tr2及び抵抗R1、R2、R3により構
成されている。そして、後述するブタ変調回路55から
、記録すべきデータに応じた記録パルス信号Sllがト
ランジスタTr2のベースに供給されるようになってお
り、これにより記録のための光出力が半導体レーザ発振
器6から出力されるようになっている。また、ドライバ
23のトランジスタTriのベースには、再生時には、
誤差増幅器22が出力する誤差信号SIOが入力され、
記録時には、直前の再生時に入力されていた電圧値をサ
ンプルホールド回路(図示しない)で保持した電圧信号
が入力されるようになっている。
インタフェース回路50は、外部から供給される記録デ
ータS12の受渡しを行なうものであり、このインタフ
ェース回路50の出力はバッファメモリ51に供給され
るようになっている。バッフ7メモリ51は、インタフ
ェース回路50からの記録データを記憶するものである
。このバッファメモリ51の出力は訂正コード付加回路
52に供給され、訂正を可能にするための冗長コードが
付加されてインタリーブ回路53に供給されるようにな
っている。このインタリーブ回路53は、バーストエラ
ー発生時の訂正の可能性を向上させるために、一連のデ
ータの記録位置を散在させるためのデータの並べ変えを
行なうものである。このインタリーブ回路53の出力は
、制御信号付加回路54に供給されるようになっている
。この制御信号付加回路54は、インタリーブ回路53
において並び変えられた記録データに同期コード等の’
arts情報を付加するものであり、この出力はデータ
変調回路55に供給されるようになっている。
データ変調回路55は、上記記録データを記録に適した
信号にデジタル変調するものである。このデータ変調回
路55におけるデジタル変調は、図示しないROMを参
照することにより行なわれる。
デジタル変調された記録データは、図示しないレジスタ
を介することによりシリアルデータに変換されて記録パ
ルス信号Sllとして出力されるようになっている。こ
の記録パルス信号S11がドライバ23に供給され、上
述したように、半導体レーザ発振器6を駆動して、光デ
ィスク1に情報の記録を行なうようになっている。
バッファメモリ51、訂正コード付加回路52、インク
リーブ回路53、制御信号付加回路54、及びデータ変
調回路55の各動作は、データ転送りロックCKIに同
期して行なわれるようになっている。このデータ転送り
ロックCKIは、一定周波数で発振する発振器60の出
力を可変分周回路61で所定周波数に分周して生成され
るものである。
可変分周回路(制御手段)61は、発振器6゜が出力す
る一定周波数のクロック信号を、制御回路4が出力する
設定データ313に基づいて分周比を決定し、データ転
送りロックCKIとして出力するようになっている。こ
の設定データ813は、予め、制御回路4の内部に設け
られたROM(図示しない)で構成される変換テーブル
に、光ディスク1のアドレス情報としてのトラック番号
、ブロック番号等に対応して記憶されている。
上記変換テーブルには、例えば第4図の特性線G1に示
すように、光ディスク1の半径位置がr / 2の内側
(半径r / nからr / 2までの範囲)では、光
ディスク1の半径位置が外周側になるに比例して、つま
りトラック番号が増加するに比例して周波数が階段状に
増加し、半径位置がr/2からは一定周波数fとなるデ
ータ転送りロックCK1の特性が得られるような設定デ
ータS13が格納されている。
ちなみに、CAV方式におけるデータ転送りロックは、
光ディスク1の半径r / 2からrまでの範囲(領域
Al)で、その半径位置に関係なく一定周波数fとなる
ものでる。したがって、第1図に示すように、半径「/
2のトラック上では、ao、al al・・・の順番に
一定の間隔p (ある一定の間隔)で記録ビットが形成
され、半径「のトラック上では、光ディスク1の回転数
、つまり角速度が一定であるので、bO% bl 、b
2・・・の順番に間隔2fIで記録ビットが形成される
。この場合、1トラツクあたりの記録容量は半径位置「
/2でもrでも同じである。
また、特性線G2は線密度一定方式におけるデータ転送
りロックの特性を示すものである。ここで線密度一定方
式とは、光ディスク1の回転数は一定に保ち、光学ヘッ
ド5が光ディスク1の内側から外側に移動するに従って
、データ転送りロックの周波数を光ディスク1の半径位
置に比例して直線的に高くなるように変動させて、つま
り、光ディスク1の半径「/2の位置ではデータ転送り
ロックの周波数はfであるものが、半径が2倍のrの位
置では2倍の周波数の2fになるように変動させて記録
することにより光デイスク1上の記録密度が一定となる
ようにするものである。これにより、半径「/2のトラ
ック上ではデータ転送りロックの周波数fで記録するこ
とにより、aSSal  al・・・の順番に間隔gで
ビットが形成され、半径rのトラック上では、データ転
送り口・ツクの周波数は2倍の2fになることにより、
同一の間隔gで記録ビットが形成されることになる。し
たがって、光ディスク1の内周側、外周側に関係なく一
定の記録密度(ビット間隔)となるようになっている。
この記録方式によれば、光ディスク1の内周、外周に拘
らず一定の密度で記録されるので光ディスク1の1枚当
りの記録容量を大きくすることができるという長所があ
るが、光ディスク1の外周側では線速度が速くなるので
記録条件が厳しくなり、また、転送周波数を高くするの
で制御部の動作マージンが減少するという欠点がある。
これ対して特性線G1に示す本発明に係るデータ転送り
ロックは、半径位置r / n〜「/2まで(領域A2
)は光ディスク1の半径位置に比例して階段状に変化し
ながら高くなるようになっており、線密度一定方式によ
り記録することになる。
また、上記半径位置「/2からrまで(領域A2)は一
定周波数fとなっており、CAV方式により記録するこ
とになる。なお、領域A2においてはデータ転送りロッ
クが階段状に変化するので、厳密にいえば各トラック上
の記録密度が一定であるということはできないが、後述
するように1つの階段における周波数の変化量は微小で
あるので、路線密度一定であるということができる。
以上の特性線G1のようにデータ転送りロックを制御す
ることにより、光ディスク1の記録容量は第5図に示す
ようになる。つまり、一定回転数で回転される光ディス
ク1の半径r / 2からrまでをデータ転送りロック
の周波数fにてCAV方式により記録した場合の記憶容
量は、四角形tuvwで囲まれる面積S1で表わすこと
ができる。一方、線密度一定方式により記録を行なう領
域を例えばr / 4〜「/2までとすると、半径位置
がr / 4から「/2に変化するに対応してデータ転
送りロックはf/2からfに変化する。したがって、台
形t w x yの面積62分、つまり面積S1の3/
8の記録容量が増加し、全体の記録容量は1.375倍
になる。すなわち、本発明によれば、領域A2を半径「
/4からr / 2の範囲とした場合に、CAV方式に
よる記録容量の1.375倍の記録容量を得ることがで
きる。
なお、領域A2の内周側の半径位置を、物理的に許容で
きる範囲で光ディスク1の中心に近付ければ近付ける程
、記録容量は限り無く1.5倍に近付くことは勿論であ
る。
また、第4図に示すように、半径r / 2からrまで
の範囲においては、データ転送りロックは、半径位置に
応じて直線的に変化させるのではなく、階段状に変化さ
せるようにしている。かかる構成とすることにより可変
分周回路61の設計が容易となるという利点がある。こ
のデータ転送りロックが階段状に変化させるために、予
め定めたトラゲク番号毎に、データ転送りロックが階段
状に変化するような設定データS13が、制御回路4内
部のROMに形成された変換テーブルに用意されるよう
になっている。この階段状に変化させる場合の1段あた
りの周波数の変化は次のように決定される。
一般に、光ディスク1からの再生信号は、データ転送り
ロックCKIとは同期しておらず、このために、データ
復調回路40.制御信号解読除去回路41、データ復調
回路42、エラー訂正回路43、バッファメモリ44に
供給するクロックCK2は、再生したデジタル変調信号
に含まれるセルフクロックからクロックを分離して生成
するようになっている。このクロックの分離は、データ
復調回路40に含まれる、クロック分離回路としてのP
LL (位相ロックループ)制御回路によって行なわれ
る。
このPLL制御回路の基本構成は、第6図に示すように
、位相比較器71、ループフィルタ72、電圧制御発振
器(VCO)73及び分周器74の各要素から成り、こ
れら各要素でフィードバックループが形成されるように
なっている。
光ディスク1からの再生信号の2値化信号は、一般に、
デジタル変調されており、このデジタル変調信号に含ま
れるセルフクロック信号を分離するために、2値化信号
が位相比較器71に入力される。このために、人力パル
スが入ったときにのみ、入力の位相θiと出力の位相θ
0とを比較し、この場合の位相比較特性は、第7図に示
すようになる。
このように、入力パルスのエツジがきたときだけ出力と
の位相を比較するので、位相ロックする周波数が、第7
図に示すように複数箇所存在することになる。このため
、実際には、第8図に示すように、周波数異常検知回路
86を用いて、再生時にデジタル変調信号からの正しい
クロック分離が行なわれるようにPLL制御回路が構成
されている。
第8図において、半径位置の異なるアドレス部分にアク
セスを行なう際に、アドレスに応じた転送りロックの周
波数θi・°入力による位相ループを働かせてfoの周
波数での比較を行なわせておいて、アクセスを行なった
際に、出力切換回路83により位相比較器82から位相
比較器81に切換えて位相ロックを行なわせることによ
り正しいクロックの分離が行なわれ、アドレスの解読等
を行なうことができるようになっている。
この際、記録時においてはデータ転送りロックCKIを
階段状に変化させつつ記録を行なっているので、切り換
わり部分では周波数が異なる。このために、上記階段の
1つの周波数の差が大きいと、アクセス時に予め定めた
データ転送りロックの周波数と異なるトラック上゛にア
クセスされた場合は正しい位相ロックが行なわれず、ア
ドレスの解読を行なうことができなくなる。そこで、周
波数差を、隣接するデータ転送りロック周波数を用いた
デジタル変調のデータの解読限界より小さくしておくこ
とにより、指定と異なる隣のデータ転送りロック領域に
アクセスした場合でもアドレスを正しく解読することが
でき、目標アドレスに再アクセスすることが可能となる
一例として、デジタル変調方式の1つである2−7コー
ド変調でのデータ解読限界は、±6.25%となってい
る。したがって、この場合、周波数の異常検知は6%以
下とし、データ転送りロックの1つの階段の変化はこれ
よりも小さくすれば問題ない。
したがって、階段状に変化させる1つの階段当りのデー
タ転送りロックの変化は、1%程度で十分であり、これ
により、データ転送りロックの指定を容易にするととも
に、アクセス上の問題も解消するものとなっている。
また、上記記録方式を採用する光デイスク装置に用いら
れる光ディスク1は、上述した半径r/2の内周側では
記録密度が一定になるようにフォーマットされ、外周側
では1トラツクあたりの記録容量が一定となるようにフ
ォーマットされた記録用原盤(図示しない)を複製して
作成される。この際、データ転送りロックを変動するべ
き光ディスク1の半径の範囲(領域A2)は、トラック
番号、ブロック番号等により、光ディスク1をフォーマ
ットする側と、これを使用する光デイスク装置側との間
で取決められるようになっている。
以上説明したように、本発明に係る記録方式によれば、
光ディスク1の半径r/2よりも内側の領域A2では記
録密度が一定となるように線密度一定方式にて同一間隔
でビットを形成し、半径r / 2よりも外側の領域A
1では半径位置が外側になるに従ってその半径位置に応
じてビット間隔を徐々に広くするCAV方式により情報
を記録するようにしたので、光ディスク1の無記録領域
を有効に活用して光ディスク1の1枚当りの記録容量を
大きくすることができるものとなっている。
また、従来の記録領域(領域AI)に対して線密度一定
方式を採用して記録容量を大きくしようとすると、デー
タ転送りロックCKIを上げることにより、このデータ
転送りロックCKIに同期して動作するバッファメモリ
51、訂正コード付加回路52、インタリーブ回路53
、制御信号付加回路54及びデータ変調回路55の動作
マージンも厳しくなるが、上記したように、この発明に
よれば半径「/2の外側では従来と同様のCAV方式に
より記録するので、かかる問題も発生せず、また、従来
のCAV方式による光ディスクと互換性を保つことがで
きるものとなっている。
さらに、上記領域A2を線密度一定方式により記録する
際に、記録のタイミングであるデータ転送りロックを階
段状に変化させ、1つの階段当りのデータ転送りロック
の変化を、線密度一定方式により変化させる周波数の変
化量の1%程度にしたことにより、データ転送りロック
の生成を容易にするとともに、所定トラックへのアクセ
スも正確に行なうことができるものとなっている。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、情報記録媒体の半
径の半分より内側の領域をも記録領域としてを効利用す
ることにより記録容量を大きくすることができる記録方
式を採用した情報記録装置及び情報記録媒体を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は光ディス
クの記録領域及びビットの構成を示す図、第2図は光デ
イスク装置の概略構成を示す図、第3図はドライバの構
成を示す回路図、第4図はデータ転送りロックを説明す
るための図、第5図は記録容量とデータ転送りロックを
可変にする領域との関係を説明するための図、第6図は
PLL制御回路の基本構成を示す図、第7図はPLL制
御回路の動作を説明するための波形図、第8図はクロッ
ク分離回路としてのPLL制御回路の構成を示す図であ
る。 1・・・光ディスク、2・・・スピンドルモータ(回転
手段)、4・・・制御回路(検出手段、制御手段)、5
・・・光学ヘッド(記録手段)、6・・・半導体レーザ
発振器、9・・・対物レンズ、20・・・光出力制御回
路、61・・・可変分周回路(制御手段)。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図 第 図 光ティスフの半径イtLl

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円板状の情報記録媒体を一定速度で回転させる回
    転手段と、 この回転手段により一定速度で回転されている情報記録
    媒体に記録ビットを形成することにより情報の記録を行
    なう記録手段と、 この記録手段が対向する前記情報記録媒体の半径位置を
    検出する検出手段と、 この検出手段により、前記記録手段が、前記情報記録媒
    体の半径の半分より外側の領域に対向していることを検
    出した際は、半径位置に比例して間隔を徐々に広げなが
    ら記録ビットを形成し、前記情報記録媒体の半径の半分
    より内側の領域に対向していることを検出した際は、あ
    る一定の間隔で記録ビットを形成するべく前記記録手段
    を制御する制御手段とを具備することを特徴とする情報
    記録装置。
  2. (2)一定速度で回転され、情報が記録される円板状の
    情報記録媒体において、 半径の半分より外側の領域では、半径位置に比例して間
    隔を徐々に広げながら記録ビットが形成され、前記情報
    記録媒体の半径の半分より内側の領域では、半径位置に
    拘らずある一定の間隔で記録ビットが形成されているこ
    とを特徴とする情報記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6040570A (ja) * 1983-08-12 1985-03-02 Hitachi Ltd デ−タ記録再生装置

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