JPH02173980A - 情報記録装置 - Google Patents

情報記録装置

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JPH02173980A
JPH02173980A JP32757288A JP32757288A JPH02173980A JP H02173980 A JPH02173980 A JP H02173980A JP 32757288 A JP32757288 A JP 32757288A JP 32757288 A JP32757288 A JP 32757288A JP H02173980 A JPH02173980 A JP H02173980A
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recorded
circuit
capacity
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JP32757288A
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English (en)
Inventor
Masafumi Yokota
雅史 横田
Tomohisa Yoshimaru
朝久 吉丸
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば光学的に情報の記録を行なう情報記録
装置に関する。
(従来の技術) 従来、例えば追記記録型又は消去可能型の光ディスク等
の記録媒体に対して情報を記録又は再生する光デイスク
装置等の情報記録再生装置においては、光ディスクの半
径方向にリニアモータによって直線移動する光学ヘッド
により光を照射し、情報の記録又は再生が行なわれるよ
うになっている。
このような光デイスク装置においては、一般に、情報の
記録及び再生の安定化、さらにはアクセス時間の短縮化
のために、光ディスクの回転数を一定としたCAV方式
(Constant A ngular  V e−+
octty方式)の記録方式が採用されている。このC
AV方式の場合、記録あるいは再生クロック、すなわち
情報の復調及び変調の周波数は一定である。従って、光
ディスクの外周側にいくに従って情報の記録密度が低下
する。
一方、高記録密度化のために、光学ヘッドが光ディスク
の内側から外側に移動するに従って、光ディスクの回転
数を変化させて光ディスクの線速度を一定として、記録
密度を一定となるようにするCLV方式(Consta
nt L 1near V eloclty方式)を採
用するものがある。この記録方式においては、光デイス
ク1枚当りの記憶容量が大きくなるという長所があるが
、光ディスクの回転数を変動させるため、回転数が目標
値になるまでの待ち時間が必要であるため、アクセス時
間が長くなる。
そこで、光ディスクの回転数を一定に保ち、記録及び再
生の際のデータの転送周波数を変動させて、光デイスク
上の線密度を一定とする線密度−定力式を採用するもの
が開発されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来のCAV方式及びCLV方式の各々
の記録方式の欠点を解消する記録方式である線密度一定
の記録方式においては、光ディスクの外周側にいくに従
い、転送周波数を高くする必要があり、データの記録条
件が厳しくなるものである。
本発明は上記欠点を解消するためになされたもので、C
AV方式による記録方式より記録容量を大きくし、また
、CLV方式による記録方式よりアクセス時間を十分早
くすることができ、しかも光ディスクの外周部分での記
録を安定に行なうことのできる記録方式を採用した情報
記録装置を提供することを目的とする。
[発明の構成〕 (発明を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するために、第1の記録トラッ
クとこの第1の記録トラックより外周側に配置されてい
る第2の記録トラックとを有する光ディスクに光ビーム
を照射して記録ビットを形成する記録手段と、光ディス
クの第2の記録トラックに記録できる情報の容量が第1
の記録トラックに記録できる情報の記録容量と比較して
実質的に大となり、かつ第2の記録トラックに記録した
情報の線密度が第1の記録トラックに記録した情報の線
密度と比較して実質的に小となるようにし、さらに、光
ディスクを回転数一定で記録する方式で記録した際の記
録容量と光ディスクの線速度一定で記録する方式で記録
した際の記録容量との中間より実質的に大となるように
記録手段を制御して情報の記録を行う制御手段とを具備
した情報記録装置を提供することにある。
(作用) 本発明は、光ディスクの外周側に配置されている記録ト
ラックの記録容量を内周側に配置されている記録トラッ
クの記録容量より実質的に大となるようするが、線密度
は実質的に小となるように情報を記録するようにした。
さらに、CAV方式で記録した際の記録容量とCLV方
式で記録した際の記録容量の中間より実質的に大となる
ように情報を記録するようにした。そのため、CAV方
式による記録方式より記録容量を大きくし、また、CL
V方式による記録方式よりアクセス時間を十分早くする
ことができ、しかも光ディスクの外周部分での記録を安
定に行なうことができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明に係わる情報記録装置としての光デイス
ク装置の概略構成を示すものである。すなわち、光ディ
スク1は、例えばテルルあるいはビスマス等の金属被膜
層がドーナツ形にコーティングされてなるものである。
この光ディスク1は、スピンドルモータ2に装着され、
所定回転数で回転されるようになっている。このスピン
ドルモータ2は、スピンドルモータ制御回路3から出力
される制御信号S1により回転の始動、停止等の制御が
成されるようになっている。
スピンドルモータ制御回路3は、図示しない周波数発振
器から出力される基準周波数Fsと、スピンドルモータ
2から出力されその回転数に応じた回転パルス信号S2
とを入力して移送比較を行なう位相比較器31と、この
位相比較器31の出力信号の高周波成分を除去するロー
パスフィルタ32と、このローパスフィルタ32の出力
信号を増幅してスピンドルモータ2を回転駆動するモー
タドライバ33とにより構成されている。そして、制御
回路4からの制御信号S3に従って、基準周波数Fsに
正確に同期した制御信号S1を出力するものである。こ
の制御信号S1により、スピンドルモータ2は正確に一
定回転数で回転するようになっている。
制御回路(判断手段、制御手段)4は、例えばマイクロ
コンピュータ等により構成され、スピンドルモータ2の
回転制御の他、後述する種々の制御を行うものである。
光ディスク1の下面側には、光学ヘッド5(記録手段)
が配置されている。この光学ヘッド5は、光ディスク1
に対して情報の記録あるいは再生を行なうためのもので
、半導体レーザ発振器6、コリメータレンズ7、ビーム
スプリッタ8、対物レンズ9、シリンドリカルレンズl
Oと凸レンズ11とから成る周知の非点収差光学系12
及び光検出器13により構成されている。また、半導体
レーザ発振器6の近傍には、光検出器14が配置されて
いる。この光学ヘッド5は、例えばリニアモータ等によ
って構成される移動機構(図示しない)により光ディス
ク1の半径方向に移動可能であり、制御回路4からの指
示に応じて、情報の記録又は再生の行う光デイスク1上
の目標トラックへ移動されるようになっている。
半導体レーザ発振器6は、光出力制御回路20からのド
ライブ信号S4に応じた発散性のレーザ光を発生するも
ので、光ディスク1に情報を記録する際は、記録すべき
情報に応じて光強度が変調されたレーザ光を発生し、光
ディスク1から情報を再生する際には、一定の光強度を
有するレーザ光を発生するようになっている。この半導
体レーザ発振器6から発生された発散性のレーザ光は、
コリメータレンズ7によって平行光束に変換されてビー
ムスプリッタ8に導かれる。このビームスプリッタ8に
導かれたレーザ光は、このビームスプリッタ8を透過し
て対物レンズ9に入射され、この対物レンズ9によって
光ディスク1に向けて集束される。
対物レンズ9は、レンズ駆動機構としてのレンズアクチ
エータ15により、その先軸方向に移動可能に支持され
ている。そして、この対物レンズ9は、信号処理回路1
7内部のフォーカスサーボ回路(図示しない)からのフ
ォーカスサーボ信号S5によって、その先軸方向へ移動
されてフォーカスサーボが成され、対物レンズ9は合焦
点状態となる。そのため、対物レンズ9を通った集束性
のレーザ光の最小ビームスポットが、光ディスク1の記
録膜上に形成される。また、この対物レンズ9は、レン
ズアクチエータ16により、光軸と直交する方向に移動
可能になっており、信号処理回路17内部のトラッキン
グサーボ回路(図示しない)からのトラッキングサーボ
信号S6により、対物レンズ9が光軸と直交する方向へ
移動されるようになっている。そして、対物レンズ9を
通った集束性のレーザ光が、光ディスク1の記録膜上に
形成された記録トラック上に照射されるようになってい
る。この状態において、対物レンズ9は合トラック状態
となっている。そして、この合焦点及び合トラック状態
において、情報の記録及び再生が可能となる。
ところで、光ディスク1から反射されたレーザ光は、合
焦点時には対物レンズ9によって平行光束に変換され、
再びビームスプリッタ8に戻される。このビームスプリ
ッタ8により反射されたレーザ光は、シリンドリカルレ
ンズ10と凸レンズ11とから成る非点収差光学系12
にを介して光検出器13上に導かれる。この光検出器1
3においては、フォーカス誤差の検出は、レーザ光の形
状の変化を検出することにより行い、また、トラッキン
グ誤差の検出は、レーザ光の結像位置のずれを検出する
ことにより行われる。
この光検出器13は、非点収差光学系12によって結像
された光を電気信号に変換する4個の光検出セルによっ
て構成されている。この4個の光検出セルから出力され
る信号は、信号処理回路17に供給されるようになって
いる。この信号処理回路17では、図示しないフォーカ
スサーボ回路において、光検出器13からの信号を人力
してフォーカスサーボ信号S5を生成する。このフォー
カスサーボ信号S5は、アクチエータ15に供給されて
、フォーカスサーボループが形成されるようになってい
る。また、図示しないトラッキングサーボ回路において
、光検出器13からの信号を入力してサーボ信号S7を
生成し、アクチエータ16に供給することによりトラッ
キングサーボループが形成されるようになっている。さ
らに、信号処理回路17から出力される再生信号S7は
、光ディスク1に記録した情報を示すものであり、デー
タ復調回路40に供給されるようになっている。
データ復調回路40は、信号処理回路17からの再生信
号S7を復調し、制御信号解読除去回路41に出力する
ものである。制御信号解読除去回路41は、情報を記録
する際に付加した同期コード等を検出して除去するもの
であり、これにより、記録されているデータのみが再生
されるようになっている。デインタリーブ回路42は、
情報の記録の際に、エラー訂正の可能性を向上させるた
めに、インターリーブ回路53によりインタリーブをさ
れたデータを元に戻すものである。このデインタリーブ
回路42の出力は、エラー訂正回路43に供給されるよ
うになっている。このエラー訂正回路43は、デインタ
リーブされたデータの1ビツトあるいは2ビツト異常の
誤りを訂正するものである。このエラー訂正回路43に
おける訂正された再生データは、バッファメモリ44に
供給され、さらに、インターフェイス回路45を介して
外部へ再生信号S8として出力されるようになっている
また、半導体レーザ発振器6の記録あるいは再生用レー
ザ光の発光口とは反対側に対向して設けられたフォトダ
イオード等の光電変換素子により構成される光検出器1
4は、半導体レーザ発振器6からのモニタ光が照射され
る。これにより、モニタ光を電気信号(光電流)に変換
し、半導体レーザ発振器6の光出力モニタ信号S9とし
て先出力制御回路20に供給されるようになっている。
この光出力制御回路20は、半導体レーザ発振器6が出
力する光出力モニタ信号S9を入力してフィードバック
制御を行なうことにより、半導体レーザ発振器6の光出
力を一定に保持するように制御するものである。
増幅器21は、光検出器14で光電変換され、電気信号
として取出された光出力モニタ信号S9を入力し、光検
出器14で受光した光強度、つまり半導体レーザ発振器
6の光出力に応じた電圧信号に変換して増幅し、誤差増
幅器22に供給するものである。この誤差増幅器22は
、増幅rj21の出力信号を一方の入力とし、図示しな
い定電圧源により発生される基準電圧VSを他方の入力
として、これら両型圧を比較し、その差分を増幅して誤
差信号S10として出力するものである。基準電圧Vs
は、再生に必要な光出力を得るための一定電圧であり、
増幅器21の出力信号を基準電圧VSに近付けるべくフ
ィードバック制御されることにより、半導体レーザ発振
器6から一定の光出力が得られるようになっている。ま
た、この差増幅器22からの誤差信号SIOはドライバ
23に供給される。
ドライバ28は、第2図に示すように、2個のトランジ
スタTr 1、Tr2及び抵抗R1、R2、R3により
構成されている。そして、後述するブタ変調回路55か
ら、記録すべきデータに応じた記録パルス信号Sllが
、トランジスタTr2のベースに供給されるようになっ
ており、記録のための光出力が半導体レーザ発振器6か
ら出力される。また、ドライバ23のトランジスタTr
 1のベースには、情報の再生時には、誤差増幅器22
が出力する誤差信号SIOが入力され、情報の記録時に
は、直前の再生時に人力されていた電圧値をサンプルホ
ールド回路(図示しない)で保持した電圧信号が人力さ
れるようになっている。
インターフェイス回路50は、外部から供給される記録
データS12の受渡しを行なうものであり、このインタ
ーフェイス回路50の出力はバッファメモリ51に供給
されるようになっている。バッファメモリ51は、イン
ターフェイス回路50からの記録データを記憶するもの
である。このバッファメモリ51の出力は訂正コード付
加回路51に供給され、訂正を可能にするための冗長コ
ードが付加されてインターリーブ回路53に供給される
ようになワている。このインタリーブ回路53は、バー
ストエラー発生時の訂正の可能性を向上させるために、
一連のデータの記録位置を散在させるためのデータの並
べ変えを行なうものである。
このインタリーブ回路53の出力は、制御信号付加回路
54に供給されるようになっている。。この制御信号付
加回路54は、インタリーブ回路53において並び変え
られた記録データに同期コード等の制御コードを付加す
るものであり、この出力は、データ変調回路55に供給
されるようになっている。データ変調回路55は、記録
データを記録に適した信号にデジタル変調するものであ
る。
このデータ変調回路55におけるデジタル変調は、RO
M (図示せず)を参照することにより行なわれ、レジ
スタ(図示せず)を介し、シリアルデータとしての記録
パルス信号S11とて出力されるようになっている。こ
の記録パルス信号S11が、ドライバ23に供給され、
上述したように、半導体レーザ発振器6を駆動して、光
ディスク1に情報の記録を行なうようになっている。
バッファメモリ51、訂正コード付加回路52・、イン
タリーブ回路53、制御信号付加回路54及びデータ変
調回路55の各動作は、転送りロックCK1に同期して
行なわれる。この転送りロックCKIは、一定周波数で
発振する発振器60の出力を可変分周回路61により所
定周波数に分周して生成されるものである。
可変分周回路(制御手段)61は、発振器60が出力す
る一定周波数のクロック信号を、制御回路4が出力する
設定データ813に基づいて分周比を決定し、転送りロ
ックCKIとして出力するようになっている。この設定
データS13は、予め、制御回路4の内部に設けられた
ROM (図示しない)で構成される変換テーブルにお
いて、光ディスク1のアドレス情報であるトラック番号
に対応して記憶されている。
この変換テーブルには、例えば第6図に示すように、光
ディスク1の半径外周方向へ行くに従って、つまりトラ
ック番号が増加するに従って、データの転送りロックC
KIの周波数が階段状に漸増する特性線G3が得られる
ような設定データが記憶されている。
ここで、この第6図に示されている特性41G1は、C
AV方式におけるデータ転送りロックの特性を示すもの
である。光ディスク1の半径方向位置r、2rに関係な
く、一定の周波数fによって、データが記録されるよう
になっている。従って、第7図に示すように、半径rの
トラック上では、aOlal、C2・・・の順番にビッ
トが形成され、そのビットピッチを1 (所定間隔)と
すると、半径2rのトラック上では、光デイスク10回
転数は一定であるため、bo、bL、b2・・・の順番
にビットが形成される。また、そのビットピッチは21
となる。また、第6図に示される特性線G2は、線密度
一定記録方式におけるデータ転送りロックを示すもので
ある。このデータ転送り口・ンクの周波数は、光ディス
ク1の半径位置に比例して高くなるようになっている。
すなわち、光ディスク1の半径rの位置では、データ転
送りロックの周波数fであるものが、半径が2倍の2r
の位置では、2倍の周波数2fになっている。従って、
半径rのトラック上では、aOlal、C2・・・の順
番にビットが形成され、そのビットピッチを1とすると
、半径2rのトラック上では、へ・ソダデータ転送りロ
ックの周波数は2倍の2fであるため、bOlCl、b
l、C2、b2・・・の順番にビットが形成され、その
ピットピッチはlとなる。
そのため、光ディスクの内周側、外周側に関係なく一定
の記録密度となるようになっている。
これに対して、特性線G3は、本発明に係るデータ転送
りロックを示すものである。このデータ転送りロックの
周波数は、光ディスク1の半径方向位置に比例して高く
なるようになっているが、線密度一定記録方式の場合の
特性線G2よりも傾きが小さく、かつ階段状に変化する
ようになっている。従って、第3図に示すように、半径
rのトラック上ではs as、als a2・・・の順
番にビットが形成される。また、そのビットピッチはl
となるが、半径2rのトラック上では、bo、di。
c2  (d2 ) 、d3・・・の順番にピットが形
成される。さらに、そのビットピッチはCAV方式の特
性線G1と線密度一定記縁方式の特性線G2との間(1
<ビットピッチく21)となる。
すなわち、記録方式によれば、半径2rのトラック上で
の記録容量を半径rのトラック上での記録容量より実質
的に大となるようにしているが、半径2「のトラック上
での線密度は半径rのトラック上での線密度より実質的
に小となるように制御しているものである。そのため、
情報の記録容量は比較的に大きくすることができ、さら
に、光ディスク1の外周部分での記録を安定に行なうこ
とのできる。
また、この記録方式にけるデータの転送りロックは、半
径位置に応じて直線的に変化させるのではなく、階段状
に変化させるようになっている。
この方式により、可変分周回路61の設計が容易になる
。この際、予め定めたトラック番号毎に、データの転送
りロックが階段状に変化するような設定データが、制御
回路4のROMに形成された変換テーブルに記憶されて
いるものである。
一方、光ディスク1からの再生信号は、転送りロックC
KIとは同期していない。そのために、データ復調回路
40、制御信号解読除去回路41、データ復調回路42
、エラー訂正回路43、バッファメモリ44に供給され
るクロックは、再生したデジタル変調信号に含まれるセ
ルフクロックからクロックを分離することにより行なわ
れる。
このクロックの分離は、データ復調回路40に含まれる
クロック分離回路としてのPLL (移送ロックループ
)制御回路によって行なわれる。 このPLL制御回路
の基本構成は、第3図に示すように、位相比較器71、
ループフィルタ72電圧制御発振器(VCO)73及び
分周器74より成り、これら各要素によりフィードバッ
クループが形成されるようになっている。
一般に、光ディスク1からの再生信号の2値化データは
、デジタル変調されており、このデジタル変調信号に含
まれるセルフクロック信号を分離するために、二値化信
号が位相比較器71に入力される。このために、入力パ
ルスが入ったときにのみ、入力の位相θlと出力の位相
θ0とを比較する。この場合の位相比較特性は、第4図
に示すようになる。
このように、入力パルスのエツジがきたときに、出力と
の位相を比較するため、位相ロックを行う周波数が、第
4図に示すように複数箇所存在することになる。このた
め、実際には、周波数異常検知回路86を用いて、第5
図に示すように、情報の再生時に、デジタル変調信号か
らの正しいクロック分離が行なわれるように、PLL制
御回路が構成されている。
第5図において、半径位置の異なるアドレス部分にアク
セスを行なう際に、アドレスに応じた転送りロックの周
波数θ1の入力による位相ループを働かせて、foの周
波数での比較を行なわせておいて、アクセスを行なった
際に、出力切換回路83により位相比較器82から位相
比較器81に切換えて位相ロックを行なわせる。そして
、正しいクロックの分離が行なわれ、ヘッダ情報の解読
等を行なうことができるようになっている。
この際、情報の記録時においては、転送りロックCKI
を階段状に変化させつつ情報の記録を行なっているため
、切換り部分では周波数が異なる。
このために、階段状の1つの周波数の差が大きいと、ア
クセス時に予め定めた転送りロックの周波数と異なるト
ラック上にアクセスされた場合は、正しい位相ロックが
行なわれず、ヘッダ情報の解読を行なうことができなく
なる。そのため、この周波数差を隣接する転送りロック
周波数を用いたデジタル変調のデータの解読限界より小
さくする。
これにより、指定と異なる隣の転送りロック領域にアク
セスした場合でも、ヘッダ情報を正しく解読することが
でき、目標アドレスに再アクセスすることが可能となる
一例として、デジタル変調方式の1っである2−7コー
ド変調でのデータ解読限界は、±6.25%となってい
る。従って、この場合、周波数の異常検知を6%以下と
し、転送りロックの1つの階段の変化をこれよりも小さ
くすれば問題ない。
従って、階段状に変化させる1つの階段当りの転送りロ
ックの変化は、1%程度、すなわち全体で約100階段
で十分である。これにより、転送りロックの指定を容易
にするとともに、アクセス上の問題も解消するものとな
っている。
次に、光ディスク1の半径方向位置と記録密度(ピット
ピッチ)との関係について説明する。集光されたレーザ
光の熱エネルギーで記録ピットの形成が行なわれるヒー
トモード記録においては、集光スポットのエネルギー密
度が光ディスク1の半径方向位置によらず一定のもとで
は、記録条件は、レーザの光出力P(W:ワット)とパ
ルス幅Tp(s:秒)との積、つまりエネルギーJ−P
XTpと光ディスク1の感度とから決定される。
この際、レーザ光出力の大きさにも制限があるなかで、
可能な限りの高速記録が要求される。この場合、記録範
囲が半径方向位置で2倍の場合、内周側に比べて外周側
では、回転数一定の下では、2倍の線速となる。そめた
め、内周側と外周側とで同一の記録条件とするには、記
録エネルギーを一定とし、線速の影響を除去するために
、内周側Jl−PIXTplとすると、最外周ではJ2
−(2P1)XTp 1/2)−J 1とするのが望ま
しい。しかしながら、現実にはレーザパワーの制限から
困難である。このため、回転数一定の線密度一定力式に
おける記録条件が非常に難しくなっている。
第8図は、線密度一定の記録方式における記録パワーの
マージンの特性を示すものである。記録パルス幅Tpは
、光ディスクの半径方向位置によらず一定となっている
。また、記録の最内周半径rで、この記録のパルス幅T
pの決定、記録ピットピッチの最適化等を行ない、記録
パワーを変えて記録を行ない、その後再生を行なうこと
により、この時に再生可能な範囲の記録レーザパワーの
下限がp2であり、上限がptであることが判明した。
記録レーザパワーの下限は、最内周の半径「でp2.外
周の半径2「でp4であり、p4>p2となる。これは
、外周では線速が大(2倍)となるため、この線速の影
響を受けて、情報の記録の下限レーザパワーを多く必要
とするためである。
また、記録レーザパワーの上限は、内周の半径「でpt
、外周の半径2「でp3で示され、この上限はpi<p
3となっている。この理由は、一定の記録パルス幅の下
では、記録パワーを大きくしていくと、外周部になるに
つれて、形成される記録ピットが大きくなるためであり
、結局、記録レーザパワーマージンが小さくなる。その
ため、この記録レーザパワーマージンは、装置の長期安
定性、信頼性の観点から、可能な限り広い方が望ましい
。また、光ディスクの記録位置に影響されずに一定であ
ることが望ましい。そこで、例えば第8図の点線Cで示
した記録レーザパワーの上限が得られ、pt −2−p
5−p4となる記録レーザパワーマージンを得るために
、光ディスク1の外周になるに従って、記録ピットピッ
チを少しづつ広げて記録するようにしている 本発明者らによる実験結果によれば、内周側と同じ記録
レーザパワー々−ジンを得るのに、最外周半径位置2「
で線密度一定の記録方式の場合に対し、約10%ピット
ピッチを広げて記録することにより、点線Cで示す記録
レーザパワーの上限特性を得ることができた。また、記
録ピッチを外周に行くに従ってさらに広げた場合には、
外周部の方が内周部のより、記録レーザパワーマージン
が広くなるという結果を得た。このことは、約10%程
度のピットピッチを広げて記録することが、最もパフォ
ーマンスが高いことを示している。また、これ以上ピッ
トピッチを広げることは、記録容量を小さくするだけで
無駄であることを意味する。
以上説明したように、この記録方式によれば、CAV方
式によって記録された場合の記録容量とCLV方式によ
って記録された場合の記録容量との中間より実質的に大
となるようにするために、記録手段に供給される光ビー
ムの転送タイミングを制御するようにした。そのため、
光ディスク1の1枚当りの記憶容量をCLV方式と比較
してそれ程低下させず、外周にいくに従って線密度が小
さく (ピットピッチが大きくなる)ので、記録条件が
大幅に緩和させることになる。すなわち、本方式によれ
ば、例えば記録するCAV方式に対して、外周2「の位
置で、約1026程度ピットピッチか広くなるように記
録する。これにより、記録容量はほぼCLV方式と同等
で、記録レーザパワーマージンも内外周とも安定に確保
でき、より信頼性の高い情報記録装置を提供することが
できる。
また、本記録方式によれば、記録ピットピッチを徐々に
広げるのに際し、記録のタイミングである転送りロック
を階段状に変化させ、1つの階段当りの転送りロックの
変化を1%程度、ナなわち全体で約1026程度にした
。そのため、転送りロックの生成を容易にするとともに
、所定トラックへのアクセスも正確に行なうことができ
る。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、記録容量を大きく
し、かつアクセス時間の短縮を図ることができることか
ら、CAV方式とCLV方式の双方の記録方式の利点を
得ることができ、さらに、光ディスクの外周側部分での
情報の記録及び再生を安定に行なうことができる情報記
録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である情報記録装置の概略構
成を示す図、第2図は第1図に示す情報記録装置のドラ
イバの構成を示す回路図、第3図は第1図に示す情報記
録装置のPLL制御回路の基本構成を示す図、第4図は
第3図に示すPLL制御回路の動作を説明するための波
形図、第5図はクロック分離回路としてのPLL制御回
路の構成を示す図、第6図は転送タイミングを説明する
ための図、第7図は記録ピットピッチを説明するための
説明図、第8図は記録レーザパワーマージンを説明する
ための図である。 1 ・・・ 光ディスク、 制御回路 記録手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 第1の記録トラックとこの第1の記録トラックより外周
    側に配置されている第2の記録トラックとを有する光デ
    ィスクに光ビームを照射して記録ピットを形成する記録
    手段と、 前記光ディスクの第2の記録トラックに記録できる情報
    の容量が前記第1の記録トラックに記録できる情報の記
    録容量と比較して実質的に大となり、かつ前記第2の記
    録トラックに記録した情報の線密度が前記第1の記録ト
    ラックに記録した情報の線密度と比較して実質的に小と
    なり、さらに、光ディスクを回転数一定で記録する方式
    で記録した際の記録容量と光ディスクの線速度一定で記
    録する方式で記録した際の記録容量との中間より実質的
    に大となるように前記記録手段を制御して情報の記録を
    行う制御手段と、 を具備したことを特徴する情報記録装置。
JP32757288A 1988-12-27 1988-12-27 情報記録装置 Pending JPH02173980A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5729513A (en) * 1992-04-24 1998-03-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Data storage apparatus for recording and reproducing information on a recording medium by rotating the recording medium at different angular velocities

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5729513A (en) * 1992-04-24 1998-03-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Data storage apparatus for recording and reproducing information on a recording medium by rotating the recording medium at different angular velocities
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US5956308A (en) * 1992-04-24 1999-09-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Data storage apparatus

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