JPH02227828A - 情報記録装置 - Google Patents

情報記録装置

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Publication number
JPH02227828A
JPH02227828A JP4941789A JP4941789A JPH02227828A JP H02227828 A JPH02227828 A JP H02227828A JP 4941789 A JP4941789 A JP 4941789A JP 4941789 A JP4941789 A JP 4941789A JP H02227828 A JPH02227828 A JP H02227828A
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JP
Japan
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recording
radial position
information
transfer clock
optical disk
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Application number
JP4941789A
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English (en)
Inventor
Tomohisa Yoshimaru
朝久 吉丸
Masafumi Yokota
雅史 横田
Hideo Kumagai
熊谷 英夫
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば光学的に情報の記録を行なう情報記録
装置に関する。
(従来の技術) 従来、例えば追記記録型又は消去可能型の光ディスク等
の情報記録媒体に対して情報を記録又は再生する光デイ
スク装置等の情報記録再生装置においては、光ディスク
の半径方向にリニアモータで直線移動する光学ヘッドに
より光を照射し、情報の記録又は再生が行なわれるよう
になっている。
このような光デイスク装置においては、一般に、情報記
録及び再生の安定化、さらにはアクセス時間の短縮化の
ために、光ディスクの回転数を一定としたCAV方式(
Constant A ngularV eloeit
F方式)の記録方式が採用されている。
このCAV方式の場合、記録あるいは再生クロック、つ
まり情報変調及び復調の周波数は一定である。従って、
光ディスクの外周側にいくに従って情報の記録密度が低
下する。
一方、高記録密度化のために、光学ヘッドが光ディスク
の内側から外側に移動するに従って、光ディスクの回転
数を変化させて、光ディスクの光学ヘッドに対する線速
度を一定とすることにより記録密度が一定となるように
したCLV方式(ConsLant L Inear 
V eloc1ty方式)を採用するものがある。この
記録方式においては、光デイスク1枚当りの記録容量が
大きくなるという長所があるが、光ディスクの回転数を
変動させるため、回転数が目標値になるまでの待ち時間
が必要であり、アクセス時間が長くなる。
そこで、光ディスクの回転数は一定に保ち、記録及び再
生の際のデータの転送周波数を変動させて、光デイスク
上の線密度を一定とする線密度−定方式を採用するもの
が開発されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来のCAV方式とCLV方式の各々の
記録方式の欠点を解消する記録方式である線密度一定方
式においては、光ディスクの外周側に行くに従って、情
報の転送クロックの周波数を高くする必要があるととも
に、線速度が大きくなることにより記録レーザパワーの
マージンが少なくなり、情報の記録条件が厳しくなると
いう欠点がある。また、上記情報の転送クロックの周波
数を高くするに際し、光ディスクの半径位置に比例して
直線的に周波数を変化させるので、情報の転送クロック
生成のための構成が複雑になってしまうという欠点があ
る。本発明は、上記欠点を解消するためになされたもの
で、CAV方式による記録方式より記録容量を大きくし
、CLV方式による記録方式よりアクセス時間を十分速
くすることができ、かつ光ディスクの外周部分での記録
を安定に行なうことができるとともに、情報の転送クロ
ック生成の構成を簡単にすることのできる記録方式を採
用した情報記録装置を提供することを目的とする。
〔発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の情報記録装置は、円板状の光ディスクを一定速
度で回転させる回転手段と、この回転手段により一定速
度で回転されている光ディスクに記録ビットを形成する
ことにより情報の記録を行なう記録手段と、この記録手
段が前記光ディスクに対向する半径位置を検出する検出
手段と、この検出手段により、前記記録手段が前記光デ
ィスクのある所定の半径位置より内側に対向しているこ
とを検出した際は、その半径位置に応じて周波数が階段
状に増加する転送クロックを生成し、前記記録手段が前
記光ディスクの前記所定の半径位置より外側に対向して
いることを検出した際は、その半径位置に拘らず一定周
波数の転送クロックを生成する転送クロック生成手段と
、この転送クロック生成手段からの転送クロックに同期
して情報を転送することにより、前記光ディスクの前記
所定の半径位置より内側においては略一定間隔で記録ビ
ットを形成し、前記光ディスクの前記所定の半径位置よ
り外側においては前記光ディスクの半径位置が外側にな
るに比例して前記一定間隔を徐々に広げながら記録ビッ
トを形成するべく前記記録手段を制御する制御手段とを
具備することを特徴とする。
(作用) 本発明は、円板状の光ディスクのある所定の半径位置よ
りも内側では、光ディスクの半径位置に略比例するべく
情報の転送クロックの周波数を階段状に変化させながら
記録を行なうことにより略同−間隔でピットを形成し、
上記所定の半径位置よりも外側では、光ディスクの半径
位置に拘らず一定周波数の転送クロックで記録を行なう
ことにより、半径位置が外側になるに従ってその半径位
置に比例してビット間隔を徐々に広くしながら情報を記
録するようにしたものである。これにより、記録容量を
大きく保ちつつ高速アクセスが可能となるとともに、光
ディスクの外周部分でも安定した記録ができ、しかも、
簡単な構成により情報の転送クロックを生成できるもの
となっている。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明に係る情報記録装置としての光デイスク
装置の概略構成を示すものである。すなわち、情報記録
媒体としての光ディスク1は、例えばガラスあるいはプ
ラスチックスなどで円形に形成された基板の表面にテル
ルあるいはビスマス等の金属被膜層がドーナツ形にコー
ティングされて成るものである。この光ディスク1には
、同心円状又はスパイラル状に情報を記録するためのト
ラックが形成されている。
この光ディスク1は、スピンドルモータ(回転手段)2
に装着され、所定の回転数で回転されるようになってい
る。このスピンドルモータ2は、スピンドルモータ制御
回路3から出力される制御信号S1により回転の始動、
停止等が制御されるようになっている。
スピンドルモータ制御回路3は、図示しない周波数発振
器から出力される基準周波数Fgと、スピンドルモータ
2から出力され、その回転数に応じた回転パルス信号S
2とを入力して位相比較を行なう位相比較器31と、こ
の位相比較器31の出力信号の高周波成分を除去するロ
ーパスフィルタ32と、このローパスフィルタ32の出
力信号を増幅してスピンドルモータ2に供給することに
よりスピンドルモータ2を回転駆動するモータドライバ
33とにより構成されている。そして、制御回路4から
の制御信号S3に従って基準周波数Fsに正確に同期し
た制御信号S1を出力するものである。この制御信号S
1により、スピンドルモータ2は正確に一定回転数で回
転するようになっている。
制御回路(検出手段、制御手段)4は、例えばマイクロ
コンピュータ等により構成され、スピンドルモータ2の
回転制御の他、後述する種々の制御を司るものである。
光ディスク1の下面側には、光学ヘッド(記録手段)5
が配設されている。この光学ヘッド5は光ディスク1に
対して情報の記録あるいは再生を行なうもので、半導体
レーザ発振器6、コリメータレンズ7、ビームスプリッ
タ8、対物レンズ9、シリンドリカルレンズ10と凸レ
ンズ11とから成る周知の非点収差光学系12、光検出
器13.14、及びレンズアクチエータ15.16等に
より構成されている。この光学ヘッド5は、例えばリニ
アモータ等によって構成される移動機構(図示しない)
により光ディスク1の半径方向に移動可能に配設されて
おり、制御回路4からの指示に従って記録あるいは再生
の対象となる目標トラックへ移動されるようになってい
る。
半導体レーザ発振器6は、先出力制御回路20からのド
ライブ信号S4に応じた発散性のレーザ光を発生するも
ので、光ディスク1に情報を記録する際は、記録すべき
情報に応じてその光強度が変調されたレーザ光を発生し
、情報を光ディスク1から読出して再生する際は、一定
の光強度を有するレーザ光を発生するようになっている
半導体レーザ発振器6から発生された発散性のレーザ光
は、コリメータレンズ7によって平行光束に変換されて
ビームスプリッタ8に導かれる。
このビームスプリッタ8に導かれたレーザ光は、ビーム
スプリッタ8を透過して対物レンズ9に入射され、この
対物レンズ9によって光ディスク1の記録膜に向けて集
束される。
対物レンズ9は、レンズ駆動機構としてのレンズアクチ
エータ15により、その先軸方向に移動可能に支持され
ている。しかして、信号処理回路17内部のフォーカス
サーボ回路(図示しない)からのフォーカスサーボ信号
S5により光軸方向へ移動されることにより対物レンズ
9を通った集束性のレーザ光が光ディスク1の表面上に
投射され、最小ビームスポットが光ディスク1の記録膜
の表面上に形成されるようになっている。この状態にお
いて、対物レンズ9は合焦点状態となる。
また、この対物レンズ9は、レンズアクチエータ16に
より、光軸と直交する方向にも移動可能になっており、
信号処理回路17内部のトラッキングサーボ回路(図示
しない)からのトラッキングサーボ信号S6により対物
レンズ9が光軸と直交する方向へ移動されるようになっ
ている。そして、対物レンズ9を通った集束性のレーザ
光が光ディスク1の記録膜の表面上に投射され、光ディ
スク1の記録膜の表面上に形成された記録トラックの上
に照射されるようになっている。この状態において、対
物レンズ9は合トラック状態となる。そして上記合焦点
及び合トラック状態において、情報の書込み及び読出し
が可能となる。
ところで、光ディスク1から反射された発散性のレーザ
光は、合焦点時には対物レンズ9によって平行光束に変
換され、再びビームスプリッタ8に戻される。そして、
このビームスプリッタ8で反射されてシリンドリカルレ
ンズ10と凸レンズ11とから成る非点収差光学系12
によって光検出器13上に導かれて結像し、フォーカス
ずれが形状の変化として現われ、トラッキングずれが結
像位置のずれとして現われるようになっている。
光検出器13は、非点収差光学系12によって結像され
た光を電気信号に変換する4個の光検出セル(図示しな
い)によって構成されている。この光検出器13から出
力される信号は、信号処理回路17に供給されるように
なっている。信号処理回路17では、図示しないフォー
カスサーボ回路において、光検出器13からの信号を入
力してフォーカスサーボ信号S5を生成し、アクチエー
タ15に供給することによりフォーカスサーボループが
形成され−るようになっている。また、図示しないトラ
ッキングサーボ回路においては、光検出器13からの信
号を入力してトラッキングサーボ信号S6を生成し、ア
クチエータ16に供給することによりトラッキングサ〜
ボルーブが形成されるようになっている。さらに、信号
処理回路17が出力する再生信号S7は、光ディスク1
の記録された情報を示すものであり、データ復調回路4
0に送出されるようになっている。
データ復調回路40は、信号処理回路17からの再生信
号S7を復調し、制御信号解読除去回路41に出力する
ものである。制御信号解読除去回路41は、記録する際
に付加した同期コード等を検出して除去するものであり
、これにより、記録されているデータのみが取出される
ようになっている。そして、取出されたデータはデイン
タリ、−ブ回路42に供給されるようになっている。デ
インタリーブ回路42は、記録の際に、エラー訂正の可
能性を向上させるためにインタリーブを行なって並べ換
えたデータを元に戻すものである。このデインタリーブ
回路42の出力はエラー訂正回路43に供給されるよう
になっている。エラー訂正回路43は、デインタリーブ
されたデータのlビ・ットあるいは2ビット以上の誤り
を訂正するものである。このエラー訂正回路43におけ
る訂正によりエラーがなくなった再生データはバッファ
メモリ44に供給され、さらに、データの受渡しを行な
うインタフェース回路45を介して外部へ再生信号S8
として出力されるようになっている。
また、半導体レーザ発振器6の記録あるいは再生用レー
ザ光の発光口と反対側の発光口に対向して設けられた、
フォトダイオード等の光電変換素子により構成される光
検出器14は、半導体レーザ発振器6からのモニタ光が
照射されることにより、そのモニタ光を電気信号(光電
流)に変換し、半導体レーザ発振器6の光出力モニタ信
号S9として光出力制御回路2.0に供給するようにな
っている。光出力制御回路20は、半導体レーザ発振器
6が出力する光出力モニタ信号S9を入力してフィード
バック制御を行なうことにより半導体レーザ発振器6の
光出力を一定に保つように制御するものである。増幅器
21は、光検出器14で光電変換され、電気信号として
取出された光出力モニタ信号S9を入力し、光検出器1
4で受光した光強度、つまり半導体レーザ発振器6の先
出力に応じた電圧信号に変換して増幅し、誤差増幅器2
2に供給するものである。
この誤差増幅器22は、増幅器21の出力信号を一方の
入力とし、図示しない定電圧源により発生される基準電
圧Vsを他方の入力として、これら両型圧を比較し、そ
の差分を増幅して誤差信号SIOとして出力するもので
ある。基準電圧Vsは、再生に必要な光出力を得るため
の一定電圧であり、増幅器21の出力電圧を基準電圧V
sに近付けるべく行われるフィードバック制御により、
半導体レーザ発振器6から一定の光出力が得られるよう
になっている。誤差増幅器22からの誤差信号S10は
ドライバ23に供給される。
ドライバ28は、第2図に示すように、2個のトランジ
スタTri、Tr2及び抵抗RISR2、R3により構
成されている。そして、後述するデータ変調回路55か
ら、記録すべきデータに応じた記録パルス信号Sllが
トランジスタTr2のベースに供給されるようになって
おり、これにより記録のための光出力が半導体レーザ発
振器6から出力されるようになっている。また、ドライ
バ23のトランジスタTriのベースには、再生時には
、誤差増幅器22が出力する誤差信号510が人力され
、記録時には、直前の再生時に人力されていた電圧値を
サンプルホールド回路(図示しない)で保持した電圧信
号が入力されるようになっている。
インタフェース回路50は、外部から供給される記録デ
ータS12の受渡しを行なうものであり、このインタフ
ェース回路50の出力はバッファメモリ51に供給され
るようになっている。バッファメモリ51は、インタフ
ェース回路50からの記録データを記憶するものである
。このバッファメモリ51の出力は訂正コード付加回路
52に供給され、訂正を可能にするための冗長コードが
付加されてインタリーブ回路53に供給されるようにな
っている。このインタリーブ回路53は、バーストエラ
ー発生時の訂正の可能性を向上させるために、一連のデ
ータの記録位置を散在させるためのデータの並べ変えを
行なうものである。このインクリーブ回路53の出力は
、制御信号付加回路54に供給されるようになっている
。この制御信号付加回路54は、インタリーブ回路53
において並び変えられた記録データに同期コード等の制
御コードを付加するものであり、この出力はデータ変調
回路55に供給されるようになっている。
データ変調回路55は、上記記録データを記録に適した
信号にデジタル変調するものである。このデータ変調回
路55におけるデジタル変調は、図示しないROMを参
照することにより行なわれ、図示しないレジスタを介し
てシリアルデータとしての記録パルス信号Sllを出力
するようになっている。この記録パルス信号Sllがド
ライバ23に供給され、上述したように、半導体レーザ
発振器6を駆動して、光ディスク1に情報の記録を行な
うようになっている。
バッファメモリ51、訂正コード付加回路52、インク
リーブ回路53、制御信号付加回路54、及びデータ変
調回路55の各動作は、データ転送クロック(情報の転
送クロック)CKIに同期して行なわれるようになって
いる。このデータ転送クロックCKIは、一定周波数で
発振する発振器60の出力を可変分周回路(転送クロッ
ク生成手段)61で所定周波数に分周して生成されるも
のである。
可変分周回路61は、発振器60が出力する一定周波数
のクロック信号を、制御回路4が出力する設定データ8
13に基づいて分周比を決定し、データ転送クロックC
KIとして出力するようになっている。この設定データ
813は、予め、制御回路4の内部に設けられたROM
 (図示しない)で構成される変換テーブルに、光ディ
スク1のアドレス情報としてのトラック番号に対応して
記憶されている。
上記変換テーブルには、例えば第3図に示すように、光
ディスク1の半径位置が外周側になるに比例して、つま
りトラック番号が増加するに比例してデータ転送クロッ
クCKIの周波数が階段状に増加し、ある半径位置n「
からは一定周波数となる特性線G3が得られるような設
定データ313が格納されている。
ちなみに、この第3図に示される特性線G1はCAV方
式におけるデータ転送クロックの特性を示すものである
。図示するように、光ディスク1の半径位置に関係なく
一定周波数fでデータが記録されるようになっている。
したがって、第4図に示すように、半径rのトラック上
では、aO。
at、C2・・・の順番に一定のビット間隔g (ある
所定の間隔)でピットが形成され、半径2「のトラック
上では、光ディスク1の回転数、つまり角速度が一定で
あるので、bolbl、bl・・・の順番にピット間隔
2gでビットが形成される。したがって、1トラツクあ
たりの記録容量は半径位置「でも2rでも同じである。
また、特性線G2は線密度一定方式におけるデータ転送
クロックの特性を示すものである。このデータ転送クロ
ックの周波数は、光ディスク1の半径位置に比例して直
線的に高くなるようになっている。すなわち、光ディス
ク1の半径「の位置ではデータ転送クロックの周波数は
fであるものが、半径が2倍の2rの位置では2倍の周
波数の2fになるようになっている。これにより、半径
rのトラック上では上記と同様に、aQ、al、C2・
・・の順番にピット間隔gでビットが形成されるが、半
径2rのトラック上では、データ転送クロックの周波数
は2倍の2fになり、bOs・C1、bl、C2、bl
・・・の順番にピット間隔gでピットが形成されること
になる。したがって、光ディスク1の内周側、外周側に
関係なく一定の記録密度(ピット間隔)となるようにな
っている。しかしながら、上述したように、この記録密
度一定方式による記録方式は、光ディスク1の外周部で
記録条件が厳しくなるり、また、周波数の増加を直線的
にするために複雑な構成が必要であるという欠点がある
これら対して特性IJG3は、上記したように、本発明
に係るデータ転送クロックの特性を示すものであり、こ
のデータ転送クロックの周波数は、所定の半径位置nr
までは光ディスク1の半径位置に比例して階段状に変化
しながら高くなるようになっており、上記所定の半径位
置nrから外側の半径位置では一定周波数nfとなるよ
うになっている。したがって、第4図に示すように、半
径「のトラック上では上記と同様に、aQ、al。
C2・・・の順番にピット間隔gでビットが形成され、
半径n「のトラック上では、doSd11d2・・・の
順番にピット間隔gでピットが形成される。つまり、こ
の半径rから2「までの範囲は線密度−定方式により記
録されることになり記録密度は一定となる。なお、デー
タ転送クロックが階段状に変化するので、厳密にいえば
各トラック上の記録密度が一定であるということはでき
ないが、後述するように1つの階段における周波数の変
化量は微小であり、従って1階段あたりの半径方向の距
離も微小であるので、路線密度一定であるということが
できる。一方、半径nrよりも大きい半径位置では、一
定周波数nfのデータ転送クロックによりピットが形成
される。したがって、半径nrのトラック上では、dO
Sd 1 s C2・・・の順番にビットが形成される
が、半径2「のトラック上ではす。%e1 、C2・・
・の順番にピットが形成され、半径位置が外側になるに
従って記録密度が小さくなる。つまり、この半径nrよ
り大きい範囲はCAV方式にてビットが形成されること
になり、トラックあたりの記録容量は一定となる。
以上の特性線G3のようにデータ転送クロックを制御す
ることにより、光ディスク1の記録容量は第5図に示す
ようになる。つまり、一定回転数で回転される光ディス
ク1の半径「から2「までをデータ転送クロックの周波
数f1にてCAV方式により記録した場合の記憶容量は
、四角形vwで囲まれる面積S1で表わすことができる
一方、線密度一定方式により記録を行なうと、半径位置
がrから2「に変化するに対応してデータ転送クロック
はflから2f1に変化する。したがって、三角形tw
zの面積(S2+53)分、つまり面積S1の半分の記
録容量が増加し、全体の記録容量は1.5倍になる。し
かし、上述したように半径位置が外周側になると記録条
件が厳しくなるので、所定の半径位置、例えば半径1.
5「の位置から外周側を一定周波数1,5f1によ記録
容量が増加することとなる。すなわち、本発明に係る特
性線G3のデータ転送クロックを用いた場合は、CAV
方式による記録容量の1.375倍となる。
なお、上記データ転送クロックの周波数を一定にする半
径位置のいかんにより記録容量は変化することは勿論で
ある。このデータ転送クロックを一定にする半径位置に
対する記録容量の変化を計算した計算結果を表1に、こ
れら記録容量とデータ転送クロックを一定にする半径位
置との関係を第6図に示す。
表 また、第3図に示すように、半径「からnrまでの範囲
においては、データ転送クロックは、半径位置に応じて
直線的に変化させるのではなく、階段状に変化させるよ
うにしている。かかる構成とすることにより可変分周回
路61の設計が容易かつ簡単になるという利点がある。
この際、予め定めた複数のトラック番号毎に、データ転
送クロックが階段状に変化するような設定データ31B
が、制御回路4内部のROMに形成された変換テーブル
に用意されるようになっている。この階段状に変化させ
る場合の1段あたりの周波数の変化は次のように決定さ
れる。
一般に、光ディスク1からの再生信号は、デルタ転送ク
ロックCKIとは同期しておらず、このために、データ
復調回路40、制御信号解読除去回路41、データ復調
回路42、エラー訂正回路43、バッファメモリ44に
供給するタロツクCK2は、再生したデジタル変調信号
に含まれるセルフクロックからクロックを分離して生成
するようになっている。このクロックの分離は、データ
復調回路40に含まれる、クロック分離回路としてのP
LL (位相ロックループ)制御回路によって行なわれ
る。
このPLL制御回路の基本構成は、第7図に示すように
、位相比較器71、ループフィルタ72、電圧制御発振
器(VCO)73及び分周器74の各要素から成り、こ
れら各要素でフィードバックループが形成されるように
なっている。
光ディスク1からの再生信号の2値化信号は、一般に、
デジタル変調されており、このデジタル変調信号に含ま
れるセルフクロック信号を分離するために、2値化信号
が位相比較器71に入力される。このために、人力パル
スが入ったときにのみ、入力の位相θiと出力の位相θ
0とを比較し、この場合の位相比較特性は、第8図に示
すようになる。
このように、人力パルスのエツジがきたときだけ出力と
の位相を比較するので、位相ロックする周波数が、第8
図に示すように複数箇所存在することになる。このため
、実際には、第9図に示すように、周波数異常検知回路
86を用いて、再生時にデジタル変調信号からの正しい
クロック分離が行なわれるようにPLL制御回路が構成
されている。
第9図において、半径位置の異なるアドレス部分にアク
セスを行なう際に、アドレスに応じた転送クロックの周
波数θi′入力による位相ループを働かせてfoの周波
数での比較を行なわせておいて、アクセスを行なった際
に、出力切換回路83により位相比較器82から位相比
較器81に切換えて位相ロックを行なわせることにより
正しいクロックの分離が行なわれ、アドレスの解読等を
行なうことができるようになっている。
この際、記録時においてはデータ転送クロックCKIを
階段状に変化させつつ記録を行なっているので、切り換
わり゛部分では周波数が異なる。このために、上記階段
の1つの周波数の差が大きいと、アクセス時に予め定め
たデータ転送クロックの周波数と異なるトラック上にア
クセスされた場合は正しい位相ロックが行なわれず、ア
ドレスの解読を行なうことができなくなる。そこで、周
波数差を、隣接するデータ転送クロック周波数を用いた
デジタル変調のデータの解読限界より小さくしておくこ
とにより、指定と異なる隣のデータ転送クロック領域に
アクセスした場合でもアドレスを正しく解読することが
でき、目標アドレスに再アクセスすることが可能となる
一例として、デジタル変調方式の1つである2−7コー
ド変調でのデータ解読限界は、±6.25%となってい
る。したがって、この場合、周波数の異常検知は6%以
下とし、データ転送クロックの1つの階段の変化はこれ
よりも小さくすれば問題ない。
したがって、階段状に変化させる1つの階段当りのデー
タ転送クロックの変化は、1%程度で十分であり、これ
により、データ転送クロックの指定を容易にするととも
に、アクセス上の問題も解消するものとなっている。
次に、光ディスク1の半径位置に対する記録レーザパワ
ーのマージンについて説明する。集光されたレーザビー
ムの熱エネルギーで記録ビットの形成が行なわれるヒー
トモード記録においては、記録条件は、集光スポットの
エネルギー密度が光ディスク1の半径位置によらず一定
のもとでは、レーザの光出力P(W:ワット)とパルス
幅Tp(S:秒)との積、つまりエネルギーJ−PxT
pと光ディスク1の感度とから決まる。
この際、レーザ光出力の大きさにも制限があるなかで、
可能な限りの高速記録が要求される。この場合、記録範
囲が半径位置で2倍あるとすると、内周に比べて外周で
は、回転数一定の下では、2倍の線速となり、内周と外
周とで同一記録条件とするには記録エネルギーを一定と
し、線速の影響を除去するためには内周Jl−PIXT
plとすると、最外周ではJ2= (2P1)X (T
pl/2)−Jlとするのが望ましいが、現実にはレー
ザパワiの制限から困難である。このため、回転数一定
の線密度一定方式における記録条件が非常に難しくなっ
ている。
第10図は、本発明に係る記録方式における記録パワー
マージンの特性を示す。すなわち、光ディスク1の半径
位置に対する記録レーザパワーマージンは、直線aと折
れ線Cとで囲まれた範囲である。なお、図においては、
記録パルス幅Tpは光ディスク1の半径位置によらず一
定としている。
また、光ディスク1の最内周半径「で、この記録パルス
幅rpの決定、記録ビット間隔の最適化等を行い、記録
レーザパワーを変えて記録を行い、その後再生を行なっ
てみて、この時に再生可能である記録レーザパワーの下
限がplであり、上限がplである。
また、各半径位置での記録レーザパワーの下限は直線a
で示され、内周の半径rでpl、外周の半径2rでp−
tであり、p−t>f)zとなる。これは、外周では線
速が大(2倍)となり、この線速の影響を受けて大きい
記録レーザパワーを必要とするためである。
また、各半径位置での記録レーザパワーの上限は折れ線
Cで示される。なお、図中点線すは記録密度一定方式の
場合の記録レーザパワーの上限を示す。以下、記録密度
一定方式と本発明に係る記録方式を対比しながら説明す
る。記録密度一定方式の場合は、記録レーザパワーの上
限は、内周の半径「でpH外周の半径2rでp3で示さ
れ、p3くplとなっている。この理由は、一定の記録
パルス幅Tpの下では、記録レーザパワーを大きくして
いくと、外周部になるにつれて、形成される記録ビット
が大きくなってしまうためであり、結局、記録レーザパ
ワーのマージンが小さくなっている。この記録レーザパ
ワーのマージンは、装置の長期安定性、信頼性等の観点
から、可能な限り広い方が望ましい。また、光ディスク
1の半径位置に影響されずに一定であることが望ましい
そこで、上述したように、例えば半径1.5rから外周
側をCAV方式で記録することにより、点線すで示した
記録レーザパワーの上限が、折れ1icのように変化し
、外周部分での記録レーザパワーのマージンが大幅に広
くなる。すなわち、光学ヘッド5が、光ディスク1の内
周側から外周側に移動するに従って、光学へラド5と光
ディスク1との相対的な線速度は大きくなるが、これに
連れて記録ビット間隔が大きくなるので、記録レーザパ
ワーを大きくすることにより記録ピットが大きくなって
も再生時の影響を受は難いためである。
また、上記記録方式を採用する光デイスク装置に用いら
れる光ディスク1は、上述した所定の半径位置の内周側
では記録密度が一定になるようにフォーマットされ、外
周側では1トラツクあたりの記録容量が一定となるよう
にフォーマットされた記録用原盤(図示しない)を複製
して作成される。この際、データ転送クロックを一定に
するべき光ディスク1の半径位置は、トラック番号によ
り光ディスク1をフォーマットする側と、これを使用す
る光デイスク装置側との間で取決められるようになって
いる。
以上説明したように、本発明によれば、光ディスク1の
ある所定の半径位置よりも内側では、光ディスク1の半
径位置に略比例するように、データ転送クロックの周波
数を階段状に変化させながら記録を行なうことにより、
この領域では略同−間隔でビットを形成しつつ記録する
、つまり記録密度一定方式により記録を行ない、上記所
定の半径位置よりも外側では光ディスク1の半径位置に
拘らず一定周波数のデータ転送クロックで記録を行なう
ことにより、この領域では半径位置が外側になるに従っ
てその半径位置に比例してピット間隔を徐々に広くしな
がらデータを記録する、つまりCAV方式により記録を
行なうようにしたので、光ディスク1の1枚当りの記録
容量を線密度一定方式に比べ、それ程低下させることな
く、高速アクセスが可能で、かつ外周側の記録レーザパ
ワーのマージンを大きくなることにより記録条件が大幅
に緩和されるとともに、簡単な構成でデータ転送クロッ
クの生成が可能となっている。
まプご、記録密度一定方式においては、データ転送クロ
ックCKIを上げることにより、このデータ転送クロッ
クCKIに同期して動作するバッファメモリ51、訂正
コード付加回路52、インタリーブ回路53、制御信号
付加回路54及びデータ変調回路55の動作マージンも
厳しくなるが、上記したように、この発明によれば所定
周波数以上はデータ転送クロックCKIを上げないので
、上記各回路の動作マージンを確保することもできると
いう効果を有する。
さらに、上記所定の半径位置より内周側を線密度一定方
式により記録する際に、記録のタイミングであるデータ
転送クロックを階段状に変化させる場合の1つの階段当
りの周波数の変化を、線密度一定方式により変化させる
周波数の変化量の1%程度にしたことにより、所定トラ
ックへのアクセスも正確に行なうことができるものとな
っている。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、CAV方式による
記録方式より記録容量を大きくし、CLV方式による記
録方式よりアクセス時間を十分速くすることができ、か
つ光ディスクの外周部分での記録を安定に行なうことか
で−きるとともに、情報の転送クロック生成の構成を簡
単にすることのできる記録方式を採用した情報記録装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は光デイス
ク装置の概略構成を示す図、第2図はドライバの構成を
示す回路図、第3図はデータ転送クロックの変化を説明
するための図、第4図はビット間隔を説明するための図
、第5図は各記録方式の記録容量を説明するための図、
第6図は記録容量とデータ転送クロックを一定にする半
径位置との関係を説明するための図、第7図はPLL制
御回路の基本構成を示す図、第8図はPLL制御回路の
動作を説明するための波形図、第9図はクロック分離回
路としてのPLL制御回路の構成を示す図、第10図は
記録レーザパワーのマージンを説明するための図である
。 1・・・光ディスク、2・・・スピンドルモータ(回転
手段)、4・・・制御回路(検出手段、制御手段)、5
・・・光学ヘッド(記録手段)、6・・・半導体レーザ
発振器、9・・・対物レンズ、20・・・光出力制御回
路、60・・・発振器、61・・・可変分周回路(転送
クロック生成手段)。 出願人代理人  弁理士 鈴江武彦 第 図 第6 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 円板状の光ディスクを一定速度で回転させる回転手段と
    、 この回転手段により一定速度で回転されている光ディス
    クに記録ビットを形成することにより情報の記録を行な
    う記録手段と、 この記録手段が前記光ディスクに対向する半径位置を検
    出する検出手段と、 この検出手段により、前記記録手段が前記光ディスクの
    ある所定の半径位置より内側に対向していることを検出
    した際は、その半径位置に応じて周波数が階段状に増加
    する転送クロックを生成し、前記記録手段が前記光ディ
    スクの前記所定の半径位置より外側に対向していること
    を検出した際は、その半径位置に拘らず一定周波数の転
    送クロックを生成する転送クロック生成手段と、 この転送クロック生成手段からの転送クロックに同期し
    て情報を転送することにより、前記光ディスクの前記所
    定の半径位置より内側においては略一定間隔で記録ビッ
    トを形成し、前記光ディスクの前記所定の半径位置より
    外側においては前記光ディスクの半径位置が外側になる
    に比例して前記一定間隔を徐々に広げながら記録ビット
    を形成するべく前記記録手段を制御する制御手段とを具
    備することを特徴とする情報記録装置。
JP4941789A 1989-03-01 1989-03-01 情報記録装置 Pending JPH02227828A (ja)

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