JPH02172061A - 情報記録装置 - Google Patents

情報記録装置

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Publication number
JPH02172061A
JPH02172061A JP32358788A JP32358788A JPH02172061A JP H02172061 A JPH02172061 A JP H02172061A JP 32358788 A JP32358788 A JP 32358788A JP 32358788 A JP32358788 A JP 32358788A JP H02172061 A JPH02172061 A JP H02172061A
Authority
JP
Japan
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recording
circuit
signal
optical disc
constant
Prior art date
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Pending
Application number
JP32358788A
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English (en)
Inventor
Tomohisa Yoshimaru
朝久 吉丸
Masafumi Yokota
雅史 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば光学的に情報の記録を行なう情報記録
装置に関する。
(従来の技術) 従来、たとえば追記記録型、又は消去可能型の光ディス
クなどの記録媒体に対して情報を記録又は再生する光デ
イスク装置等の情報記録再生装置においては、光ディス
クの半径方向にリニアモータで直線移動する光学ヘッド
により光を照射し、情報の記録又は再生が行なわれるよ
うになっている。
このような光デイスク装置においては、一般に、情報記
録及び再生の安定化、さらにはアクセス時間の短縮化の
ために、光ディスクの回転数を一定としたCAV方式(
Constant A ngularV cloelL
y方式)の記録方式が採用されている。
このCAV方式の場合、記録あるいは再生クロツ夕、つ
まり情報復調及び変調の周波数は一定である。従って、
光ディスクの外周側にいくに従って情報の記録密度が低
下する。
一方、高記録密度化のために、光学ヘッドが光ディスク
の内側から外側に移動するに従って、光ディスクの回転
数を変化させて、光ディスクの線速度を一定として記録
密度を一定となるようにするCLV方式(ConsLa
nt L 1near V elocjLy方式)を採
用するものがある。この記録方式においては、光デイス
ク1枚当りの記録容量が大きくなるという長所があるが
、光ディスクの回転数を変動させるため、回転数が目標
値になるまでの待ち時間が必要であり、アクセス時間が
長くなる。
そこで、光ディスクの回転数は一定に保ち、記録及び再
生の際のデータの転送周波数を変動させて、先ディスク
上の線密度を一定とする線密度−定方式を採用するもの
が開発されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来のCAV方式とCLV方式の各々の
記録方式の欠点を解消する記録方式である線密度一定方
式においては、光ディスクの外周側に行くに従って転送
周波数を高くする必要があり、データの記録条件が厳し
くなるという欠点がある。本発明は、上記欠点を解消す
るためになされたもので、CAV方式による記録方式よ
り記録容量を大きくし、CLV方式による記録方式より
アクセス時間を十分速くすることができ、しかも光ディ
スクの外周部分での記、録を安定に行なうことができる
記録方式を採用した情報記録装置を提1共することを目
的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の情報記録装置は、光ディスクを一定速度で回転
させる回転手段と、この回転手段により一定速度で回転
されている光ディスクに光ビームを照射することにより
情報の記録を行なう記録手段と、この記録手段が対向す
る前記光ディスクの半径方向位置を検出する検出手段と
、この検出手段により、前記記録手段が前記光ディスク
の最内周側であることを判断した際に、ある所定の間隔
で記録ピットを形成し、前記記録手段が前記光ディスク
の内周側から外周側に移動するに従って、前記記録手段
に対する前記光ディスクの線速度の変化の割合に比較し
て高い割合となるように前記所定の間隔を徐々に広げな
がら記録ピットを形成するべく前記記録手段を制御する
制御手段とを具備することを特徴とする。
(作用) 本発明は、光ディスクの最内周側では従来と同一間隔で
ピットを形成し、光ディスクの外周側に行くに従ってピ
ット間隔を徐々に広くしていき、最外周部分のビット間
隔はCAV方式によるビット間隔とCLV方式または線
密度一定方式によるビット間隔との間にな゛るようにす
ることにより、5己録容量を大きく保ちつつ、光ディス
クの外周部分の記録条件の緩和を図ったものである。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明に係る情報記録装置としての光デイスク
装置の概略構成を示すものである。すなわち、光ディス
ク1は、例えばガラスあるいはプラスチックスなどで円
形に形成された基板の表面にテルルあるいはビスマス等
の金属被膜層がドーナツ形にコーティングされて成るも
のである。
この光ディスク1は、スピンドルモータ2に装置され、
所定の回転数で回転されるようになっている。このスピ
ンドルモータ(9回転手段)2は、スピンドルモータ制
御回路3から出力される制御信号S1により回転の始動
、停止等が制御されるようになっている。
スピンドルモータ制御回路3は、図示しない周波、散発
振器から出力される基準周波数Fsと、スピンドルモー
タ2から出力され、その回転数に応じた回転パルス信号
S2とを入力して位相比較を行なう位相比較器31と、
この位相比較器31の出力信号の高周波成分を除去する
ローパスフィルタ32と、このローパスフィルタ32の
出力信号を増幅してスピンドルモータ2に供給すること
によりスピンドルモータ2を回転駆動するモータドライ
バ33とにより構成されている。そして、制御回路4か
らの制御信号S3に従って基準周波数Fsに正確に同期
した制御信号S1を出力するものである。この制御信号
S1により、スピンドルモータ2は正確に一定回転数で
回転するようになっている。
制御回路(検出手段、制御手段)4は、例えばマイクロ
コンピュータ等により構成され、スピンドルモータ2の
回転制御の他、後述する種々の制御を司るものである。
光ディスク1の下面側には、光学ヘッド5が配設されて
いる。この光学ヘッド(記録手段)5は光ディスク1に
対して情報の記録あるいは再生を行なうもので、半導体
レーザ発振器6、コリメータレンズ7、ビームスプリッ
タ8、対物レンズ9、シリンドリカルレンズ10と凸レ
ンズ11とから成る周知の非点収差光学系12、光検出
器13、および光検出器14等により構成されている。
この光学ヘッド5は、例えばリニアモータ等によって構
成される移動機構(図示しない、)により光ディスク1
の半径方向に移動可能に配設されており、制御回路4か
らの指示に従って記録あるいは再生の対象となる目標ト
ラックへ移動されるようになっている。
半導体レーザ発振器6は、光出力制御回路20からのド
ライブ信号S4に応じた発散性のレーザ光を発生するも
ので、光ディスク1に情報を記録する際は、記録すべき
情報に応、じてその光強度が変調されたレーザ光を発生
し、情報を光ディスク1から読出して再生する際は、一
定の光強度を有するレーザ光を発生するようになってい
る。
半導体レーザ発振器6から発生された発散性のレーザ光
は、コリメータレンズ7によって平行光束に変換されて
ビームスプリッタ8に導かれる。
このビームスプリッタ8に導かれたレーザ光は、ビーム
スプリッタ8を透過して対物レンズ9に入射され、この
対物レンズ9によって光ディスク1の記録膜に向けて集
束される。
対物レンズ9は、レンズ駆動機構としてのレンズアクチ
エータ15により、その先軸方向に移動J能に支持され
ている。しかして、信号処理回路17内部のフォーカス
サーボ回路(図示しない)からのフォーカスサーボ信号
S5により光軸方向へ移動されることにより対物レンズ
9を通った集束性のレーザ光が光ディスク1の表面上に
投射され、最小ビームスポットが光ディスク1の記録膜
の表面上に形成されるようになっている。゛この状態に
おいて、対物レンズ9は合焦点状態となる。
また、この対物レンズ9は、レンズアクチエータ16に
より、光軸と直交する方向にも移動可能になっており、
信号処理回路17内部のトラッキングサーボ回路(図示
しない)からのトラッキングサーボ信号S6により対物
レンズ9が光軸と直交する方向へ移動されるようになっ
ている。そして、対物レンズ9を通った集束性のレーザ
光が光ディスク1の記録膜の表面上に投射され、光ディ
スク1の記録膜の表面上に形成された記録トラックの上
に照射されるようになっている。この状態において、対
物レンズ9は合トラック状態となる。そして上記合焦点
および合トラック状、aにおいて、情報の書込みおよび
読出しが可能となる。
ところで、光ディスク1から反射された発散性のレーザ
光は、合焦点時には対物レンズ9によって平行光束に変
換され、再びビームスプリッタ8に戻される。そして、
このビームスプリッタ8で反射されてシリンドリカルレ
ンズ10と凸レンズ11とから成る非点収差光学系12
によって光検出器13上に導かれ、フォー力、スずれが
形状の変化として現われる状態で結像され、トラッキン
グずれが結像位置のずれとして現われるようになってい
る。
光検出器13は、非点収差光学系12によって結・像さ
れた光を電気信号に変換する4個の光検出セルによって
構成されている。この光検出器13から出力される信号
は、信号処理回路17に供給されるようになっている。
信号処理回路17では、図示しないフォーカスサーボ回
路において、光検出器13からの信号を入力してフォー
カスサーボ信号S5を生成し、アクチエータ15に供給
することによりフォーカスサーボループが形成されるよ
うになっている。また、図示しないトラッキングサーボ
回路において、光検出器13からの信号を入力してトラ
ッキングサーボ信号S6を生成し、アクチエータ16に
供給することによりトラッキングサーボループが形成さ
れるようになっている。
さらに、信号処理回路17が出力する再生信号S7は、
光ディスク1の記録された譲歩を示すものであり、デー
タ復調回路40に送出されるようになっている。
データ復調回路40は、信号処理回路17からの再生信
号S7を復調し、制御信号解読除去回路41に出力する
ものである。制御信号解読除去回路41は、記録する際
に付加した同期コード等を検出して除去するものであり
、これにより、記録されているデータのみが取出される
ようになっている。そして、取出されたデータはデイン
タリーブ回路42に供給されるようになっている。デイ
ンタリーブ回路42は、記録の際に、エラー訂正の可能
性を向上させるためにインタリーブを行なって並べ換え
たデータを元に戻すも、のである。このデインタリーブ
回路42の出力はエラー訂正回路43に供給されるよう
になっている。エラー訂正回路43は、デインタリーブ
されたデータの1ビツトあるいは2ビツト以上の誤りを
訂正するものである。このエラー訂正回路43における
訂正によりエラーがなくなった状態の再生データはバッ
ファメモリ44に供給され、さらに、データの受渡しを
行なうインタフェース、回路45を介して外部へ再生信
号S8として出力されるようになっている。
また、半導体レーザ発振器6の記録あるいは再生用レー
ザ光の発光口と反対側の発光口に対向して・設けられた
、フォトダイオード等の光電変換素子により構成される
光検出器14は、半導体レーザ発振器6からのモニタ光
が照射されることにより、そのモニタ光を電気信号(光
電流)に変換し、半導体レーザ発振器6の光出力モニタ
信号S9として光出力制御回路20に供給するようにな
っている。光出力制御回路20は、半導体レーザ発振器
6が出力する先出力モニタ信号S9を入力してフィード
バック制御を行なうことにより半導体レーザ発振器6の
光出力を一定に保つように制御するものである。増幅器
21は、光検出器14で光電変換され、電気信号として
取出された光出力モニタ信号S9を人力し、光検出器1
4で受光した光強度、つまり半導体レーザ発振器6の光
出力に応じた電圧信号に変換して増幅し、誤差増幅器2
2に供給するものである。
この誤差増幅器22は、増幅器21の出力信号を一方の
入力とし、図示しない定電圧源により発生される基準電
圧Vsを他方の入力として、これら両型圧を比較し、そ
の差分を増幅して誤差信号SIOとして出力するもので
ある。基準電圧Vsは、再生に必要な先出力を得るため
の一定電圧であり、増幅器21の出力信号を基準電圧V
sに近付けるべくフィードバック制御されることにより
、半導体レーザ発振器6から一定の光出力が得られるよ
うになっている。誤差増幅器22からの誤差信号S10
はドライバ23に供給される。
ドライバ28は、第2図に示すように、2個のトランジ
スタTri、Tr2および抵抗R1、R2、R3により
構成されている。そして、後述するデータ変調回路55
から、記録すべきデータに応じた記録パルス信号S11
がトランジスタTr2のベースに供給されるようになっ
ており、これにより記録のための光出力が半導体レーザ
発振器6から出力されるようになっている。また、ドラ
イバ23のトランジスタT、rlのベースには、再生時
には、誤差増幅器22が出力する誤差信号S10が入力
され、記録時には、直前の再生時に入力されていた電圧
値をサンプルホールド回路(図示しない)で保持した電
圧信号が入力されるよ・うになっている。
インタフェース回路50は、外部から供給される記録デ
ータS12の受渡しを行なうものであり、このインタフ
ェース回路50の出力はバッファメモリ51に供給され
るようになっている。バッファメモリ51は、インタフ
ェース回路50からの記録データを記憶するものである
。このバッファメモリ51の出力は訂正コード付加回路
51に供給され、訂正を可能にするための冗長コードが
付加されてインタリーブ回路53に供給されるようにな
っている。このインタリーブ回路53は、バーストエラ
ー発生時の訂正の可能性を向上させるために、一連のデ
ータの記録位置を散在させるためのデータの並べ変えを
行なうものである。このインクリープ回路53の出力は
、制御信号付加回路54に供給されるようになっている
。この制御信号付加回路54は、インタリーブ回路53
において並び変えられた記録データに同期コード等の制
御コードを付加するものであり、この出力はデータ変調
回路55に供給されるようになっている。
データ変調回路55は、上記記録データを記録に適した
信号にデジタル変調するものである。このデータ変調回
路55におけるデジタル変調は、図示しないROMを参
照することにより行なわれ、図示しないレジスタを介し
てシリアルデータとしての記録パルス信号Sllとして
出力されるようになっている。この記録パルス信号S1
1がドライバ23に供給され、上述したよう、に、半導
体レーザ発振器6を駆動して、光ディスク1に情報の記
録を行なうようになっている。
バッフ7メモリ51、訂正コード付加回路52、インタ
リーブ回路53、制御信号付加回路54、およびデータ
変調回路55の各動作は、転送りロックCKIに同期し
て行なわれるようになっている。この転送りロックCK
Iは、一定周波数で発振する発振器60の出力を可変8
分周回路61により所定周波数に分周して生成されるも
のである。
可変分周回路(制御手段)61は、発振器60が出力す
る一定周波数のクロック信号を、制御回路4が出力する
設定データ313に基づいて分周比を決定し、転送りロ
ックCK 1として出力するようになっている。この設
定データ913は、予め、制御回路4の内部に設けられ
たROM (図示しない)で構成される変換テーブルに
おいて、光ディスク1のアドレス情報であるトラック番
号に対応して記憶されている。この変換テーブルには、
例えば第6図に示すように、光ディスク1の半径外周方
向へ行くに従って、つまりトラック番号が増加するに従
ってデータの転送りロックCKIの周波数が階段状に漸
増する特性線G3が得られるような設定データが格納さ
れている。
ちなみに、この第6図に示される特性線G1はCAV方
式におけるデータ転送りロックの特性を示すものである
。図示するように、先ディスク1の半径方向位置r、’
、2rに関係なく一定の周波数fでデータが記録される
ようになっている。したがって、第7図に示すように、
半径rのトラック上では、aOSal、a2・・・の順
番にビットが形成され、そのビットピッチを1 (所定
間隔)とすると、光ディスク1の回転数、つまり角速度
は一定であるので、半径2rのトラック上では、b。、
bl b2・・・の順番にビットが形成され、そのビッ
トピッチは2ρとなる。
特性線G2は線密度一定方式におけるデータ転送りロッ
クを示すものである。このデータ転送りロックの周波数
は、光ディスク1の半径に比例して高くなるようになっ
ている。すなわち、光ディスク1の半径「の位置ではデ
ータ転、送りロックの周波数fであるものが、半径が2
倍の2rの位置では2倍の周波数2fになるようになっ
ている。
したがって、半径「のトラック上では、上記と同様に、
a(1,al、a2・・・の順番にビットが形成され、
そのビットピッチをgとすると、ヘッダデータ転送りロ
ックの周波数は2倍の2fであるので、半径2rのトラ
ック上では、bo、、cl、bl、C2、b2・・・の
順番にピ、ットが形成され、そのビットピッチはgとな
り、光ディスクの内周側、外周側に関係なく一定の記録
密度となるようになっている。
これに対して特性線G3は、本発明に係るデータ転送り
ロックを示すものであり、このデータ転送りロックの周
波数は、光ディスク1の半径方向位置に比例して高くな
るようになっているが、線密度一定方式の場合の特性線
G2よりも傾きが小さく、かつ階段状に変化するように
なっている。
したがって、第3図に示すように、半径rのトラック上
では、上記と同様に、aQ、al   a2・・・の順
番にビットが形成され、そのビットピッチはgとなるが
、半径2rのトラック上では、bo5d+  C2(d
2)、d3・・・の順番にピットが形成され、そのピッ
トピッチは上記CAV方式の特性線G1と線密度一定力
式の特性線G2との間(Ωくビットピッチく2g)とな
る。
また、データの転送りロックは、半径位置に応じて直線
的に変化させる必要はなく、階段状に変化させるように
なっている。かかる構成とすることにより可変分周回路
61の設計が容易となるという利点がある。この際、予
め定めたトラック番号毎に、データの転送りロックが階
段状に変化するような設定データが、制御回路4内部の
ROMに形成された変換テーブルに用意されるようにな
っている。
一方、光ディスク1からの再生信号は、転送りロックC
K 1とは同期しておらず、このために、データ復調回
路40、制御信号解読除去回路41、データ復調回路4
2、エラー訂正回路43、バッファメモリ44に供給す
るクロックは、再生したデジタル変調信号に含まれるセ
ルフクロックからクロックを分離することにより行なわ
れるようになっている。このクロックの分離は、データ
復調回路40に含まれる、クロック分離回路としてのP
LL (位相ロックループ)制御回路によって行なわれ
る。
このPLL制御回路の基本構成は、第3図に示すように
、位相比較器71、ループフィルタ72、電圧制御発振
器(VCO)73.および分周器74より成り、これら
各要素によりフィードバックループが形成されるように
なっている。
一般に、光ディスク1からの再生信号に2値化信号はデ
ジタル変調されており、このデジタル変調信号に含まれ
るセルフクロック信号を分離するために、2値化信号が
位相比較器71に入力される。このために、入力パルス
が入ったときにのみ、入力の位相θiと出力の位相θ0
とを比較し、この場合の位相比較特性は、第4図に示す
ようになる。
このように、入力パルスのエツジがきたときだけ出力と
の位相を比較するので、位相ロックする周波数が、第4
図に示すように複数箇所存在することになる。このため
、実際には、周波数異常検知回路86を用いて、第5図
に示すように、再生時にデジタル変調信号からの正しい
クロック分離が行なわれるようにPLL制御回路が構成
されている。
第5図において、半径位置の異なるアドレス部分にアク
セスを行なう際に、アドレスに応じた転送りロックの周
波数θi゛入力による位相ループを働かせてf。の周波
数での比較を行なわせておいて、アクセスを行なった際
に、出力切換回路83により位相比較器82から位相比
較器81に切換えて位相ロックを行なわせることにより
正しいクロックの分離が行なわれ、アドレスの解読等を
行なうことができるようになっている。
この際、記録時においては転送りロックCK1を階段状
に変化させつつ記録を行なっているので、切り換わり部
分では周波数が異なる。このために、上記階段の1つの
周波数の差が大きいと、アクセス時に予め定めた転送り
ロックの周波数と異なるトラック上にアクセスされた場
合は正しい位相ロックが行なわれず、アドレスの解読を
行なうことができなくなる。そこで、周波数差を、隣接
する転送りロック周波数を用いたデジタル変調のデータ
の解読限界より小さくしておくことにより、指定と異な
る隣の転送りロック領域にアクセスした場合でもアドレ
スを正しく解読することができ、目標アドレスに再アク
セスする。ことが可能となる。
−例として、デジタル食間方式の1つである2−7コー
ド変調でのデータ解読限界は、±6.25%となってい
る。したがって、この場合、周波数の異常検知は6%以
下とし、転送りロッ7りの1つの階段の変化はこれより
も小さくすれば問題ない。
したがって、階段状に変化させる1つの階段当りの転送
りロックの変化は、1%程度、すなわち全体で100階
段で十分であり、これにより、転送りロックの指定を容
易にするとともに、アクセス上の問題も解消するものと
なっている。
次に、光ディスク1の半径方向位置と記録密度(ビット
ピッチ)との関係について説明する。集光されたレーザ
ビームの熱エネルギーで記録ビットの形成が行なわれる
ヒートモード記録においては、記録条件は、集光スポッ
トのエネルギー密度が先ディスク1の半径方向位置によ
らず一定のもとでは、レーザの光出力P(W:ワット)
とパルス幅Tp(s:秒)との積、つまりエネルギJ−
P X T pと光ディスク1の感度とから決まる。
この際、レーザ光出力の大きさにも制限があるなかで、
可能な限りの高速記録が要求される。この場合、記録範
囲が半径方向位置で2倍あるとすると、内周に比べて外
周では、回転数一定の下では、2倍の線速となり、内周
と外周とで同一記録条件とするには記録エネルギを一定
とし、線速の影響を除去するためには内周J1=PIX
Tplとすると、最外周ではJ2− (2P1)XTp
l/2)−Jlとするのが望ましいが、現実にはレーザ
パワーの制限から困難である。このため、回転数一定の
線密度一定方式における記録条件が非常に難しくなって
いる。
第8図は、線密度一定の記録方式における記録パワーの
マージンの特性を示す。図においては、記録パルス幅T
pは光ディスクの半径方向位置によらず一定としている
。また、記録の最内周半径rで、この記録のパルス幅T
pの決定、記録ビットピッチの最適化等を行い、記録パ
ワーを変えて記録を行い、その後再生を行なってみて、
この時に再生可能な範囲の記録レーザパワーの下限がp
lであり、上限がI)tであることが判明した。
また、記録レーザパワーの下限は、内周の半径rでpl
、外周の半径2rでp4であり、p4>plとなる。°
これは、外周では線速か大(2倍)と・なるため、この
線速の影響を受けて記録の下限レーザパワーを多く必要
とするためである。
また、記録レーザパワーの上限は、内周の半径rでpl
、外周の半径2rでp3で示され、この上限はp3<I
)l となっている。この理由は、定の記録パルス幅の
下では、記録パワーを大きくしていくと、外周部になる
につれて、形成される記録ビットが大きくなってしまう
ためであり、結局、記録レーザパワーマージンが小さく
なっている。この記録レーザパワーマージンは、装置の
長期安定性、信頼性の観点から、可能な限り広い方が望
ましい。また、光ディスクの記録位置に影響されずに一
定であることが望ましい。
第8図の点線Cで示した記録レーザパワーの上限が得ら
れ、p 1−pl−p5−p4となる記録レーザパワー
マージンを得るために、本発明では光ディスク1の外周
になるに従って記録ビットピッチを少しづつ広げて記録
するようにしている。
すなわち、光学ヘッド5が、光ディスク1の内周側から
外周側に移動するに従って、光学ヘッド5と光ディスク
1との相対的な線速度が大きくなるので、これに連れて
所定の割合で転送りロックの周波数を上げて、記録ビッ
トの形成間隔を一定に保つ線密度一定方式に対して、上
記所定の割合よりも低い割合で転送りロックの周波数を
上げて、つまり、記録ビットの間隔が線速度の変化の割
合に比較して高い割合となるように制御して記録ピット
を形成することにより、記録ピットの間隔を徐々に広げ
ながら記録するようにしている。
実験結果によると、内周と同じ記録レーザパワーマージ
ンを得るのに最外周半径位置2rで線密度一定の場合に
対し、約10%ビットピッチを広げて記録することによ
り、点線Cに示す記録レーザパワーの上限特性を得るこ
とができた。
また、記録ピッチを外周に行くに従ってさらに広げた場
合、外周部の方が内周1部の方より記録レーザパワーマ
ージンが広くなるという結果を得た。
このことは、上記10%程度のビットピッチを広げて記
録することが最もパフォーマンスが高く、これ以上ピッ
トピッチを広げることは記録容量を小・さくするだけで
無駄であることを意味する。
以上説明したように、上記方式によれば、光ディスク1
の1枚当りの記録容量を線密度一定方式に比べ、それ程
低下させず、外周になるに従って線密度が小さく (ビ
ットピッチが大きくなる)ので、記録条件が大幅に緩和
されることになる。すなわち、本方式においては、CL
V方式と比較して、外周2rで10%程度ピットピッチ
が広くなるように記録する。これにより記録容量はほぼ
線密度一定方式と同等で、記録レーザパワーマージンも
内外周とも安定に確保ができ、より信頼性の高い情報記
録装置を提供することができる。
また、上記記録ビットピッチを徐々に広げるに際し、記
録のタイミングである転送りロックを階段状に変化させ
、1つの階段当りの転送り口・ンクの変化を1%程度、
すなわち全体で100階段程度にしたことにより、転送
りロックの生成を容易にするとともに、所定トラックへ
のアクセスも正確に行なうことができるものとなってい
る。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、CAV方式による
記録方式より記録容量を大きくし、CLV方式による記
録方式よりアクセス時間を十分速くすることができ、し
かも光ディスクの外周部分での記録を安定に行なうこと
ができる記録方式を採用した情報記録装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は光デイス
ク装置の概略構成を示す図、第2図はドライバの構成を
示す回路図、第3図はPLL制御回路の基本構成を示す
図、第4図はP L L 1rlJ御回路の動作を説明
するための波形図、第5図はクロック分離回路としての
PLL制御回路の構成を示す図、第6図は転送タイミン
グを説明するための図、第7図は記録ピットピッ、チを
説明するための説明図、第8図は記録レーザパワーマー
ジンを説明するための図である。 1・・・光ディスク、2・・・スピンドルモータ(回転
手段)、4・・・制御回路(検出手段、制御手段)、5
・・・光学ヘッド(記録手段)、6・・・半導体レーザ
発振器、9・・・対物レンズ、20・・・先出力制御回
路、61・・・可変分周回路(制御手段)。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 ?32 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  光ディスクを一定速度で回転させる回転手段と、 この回転手段により一定速度で回転されている光ディス
    クに光ビームを照射することにより情報の記録を行なう
    記録手段と、 この記録手段が対向する前記光ディスクの半径方向位置
    を検出する検出手段と、 この検出手段により、前記記録手段が前記光ディスクの
    最内周側であることを判断した際に、ある所定の間隔で
    記録ピットを形成し、前記記録手段が前記光ディスクの
    内周側から外周側に移動するに従って、前記記録手段に
    対する前記光ディスクの線速度の変化の割合に比較して
    高い割合となるように前記所定の間隔を徐々に広げなが
    ら記録ピットを形成するべく前記記録手段を制御する制
    御手段と を具備することを特徴とする情報記録装置。
JP32358788A 1988-12-23 1988-12-23 情報記録装置 Pending JPH02172061A (ja)

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JP32358788A JPH02172061A (ja) 1988-12-23 1988-12-23 情報記録装置

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JP32358788A JPH02172061A (ja) 1988-12-23 1988-12-23 情報記録装置

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ID=18156374

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JP32358788A Pending JPH02172061A (ja) 1988-12-23 1988-12-23 情報記録装置

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