JPH02227403A - スルホン基含有脂肪族ジエン系(共)重合体 - Google Patents

スルホン基含有脂肪族ジエン系(共)重合体

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JPH02227403A
JPH02227403A JP1045436A JP4543689A JPH02227403A JP H02227403 A JPH02227403 A JP H02227403A JP 1045436 A JP1045436 A JP 1045436A JP 4543689 A JP4543689 A JP 4543689A JP H02227403 A JPH02227403 A JP H02227403A
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JP
Japan
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polymer
aliphatic diene
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dispersant
salt
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Pending
Application number
JP1045436A
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English (en)
Inventor
Keiichi Bessho
啓一 別所
Kiyonobu Kubota
清信 窪田
Atsuo Matsumoto
充生 松本
Toshio Ono
寿男 小野
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JSR Corp
Original Assignee
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、分散性の優れたスルホン基含有脂肪族ジエン
系(共)重合体に関する。
〔従来の技術〕
従来、炭酸カルシウム、クレー、酸化チタン、アルミナ
などの無機顔料、セメント、石膏などの水硬性無機材料
、石炭、コークス、ピッチなどの燃料、染料などを水に
分散させるための分散剤、あるいは水処理などのスケー
ル防止剤として、水性分散剤が一般に広く用いられてい
る。
これらの水性分散剤としては、例えばポリアクリル酸お
よびその共重合体、エチレン、イソブチレン、アミジノ
、ヘキセン、ジイソブチレンなどのオレフィン類と無水
マレイン酸で代表されるα。
β−不飽和ジカルボン酸無水物との共重合体、ポリマレ
イン酸などのポリカルボン酸塩系重合体などのポリカル
ボン酸系分散剤のほか、ナフタレンスルホン酸の縮合物
の塩、リグニンスルホン酸ナトリウム、ポリスチレンス
ルホン酸ナトリウム、スチレンスルホン酸と無水マレイ
ン酸との共重合体の塩などのスルホン酸系分散剤が知ら
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
そして一般に、有機化合物のスルホン酸やその誘導体は
、硫酸に匹敵するほどの強酸であり、その性質を生かし
て工業的に広く利用されている。
また、その塩は水溶性であるから、有機材料あるいは無
機材料の界面活性剤として重要である。
しかしながら、従来の水溶性分散剤の有機材料あるいは
無機材料に対する界面活性能、繊維処理能は、いまだに
充分とはいえない。
本発明は、従来の技術的課題を背景になされたもので、
極めて優れた界面活性能、分散能、繊維処理能を有する
スルホン基含有脂肪族ジエン系(共)重合体を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、脂肪族ジエンおよび必要に応じてこれと共重
合可能な他の単量体とを構成成分とする数平均分子量が
600〜1,000,000の脂肪族ジエン系(共)重
合体をスルホン化してなり、かつ重量平均分子量と数平
均分子量の比が1〜2.5であるスルホン基含有脂肪族
ジエン系(共)重合体(以下、単に[スルホン化物(塩
)」ということがある)を提供するものである。
本発明のスルホン基含有脂肪族ジエン系(共)重合体を
構成する脂肪族ジエンとは、分子中に二重結合を2個含
有する炭素数4〜7の炭化水素類であり、この脂肪族ジ
エンとしては、例えば1゜3−ブタジェン、1.2−ブ
タジェン、1.2−ペンタジェン、1.3−ペンタジェ
ン、2.3−ペンタジェン、イソプレン、1,2−へキ
サジエン、l、3−へキサジエン、1.4−へキサジエ
ン、1.5−へキサジエン、2.3−へキサジエン、2
.4−ヘキサジエン、2.3−ジメチル−1,3−ブタ
ジェン、2−エチル−1,3−ブタジェン、l、2−へ
ブタジェン、1,3−へブタジェン、1.4−へブタジ
ェン、1.5−へブタジェン、1.6−へブタジェン、
2.3−ヘプタジエン、2.5−へブタジェン、3.4
−へブタジェン、3.5−ヘプタジエンなどのほか、分
岐した炭素数4〜7の各種ジエン類が挙げられ、好まし
くは1.3−ブタジェン、イソプレン、l。
3−ペンタジェン、さらに好ましくはイソプレンである
。これらの脂肪族ジエンは、1 ?iまたは2種以上を
併用することができる。
また、本発明において、前記脂肪族ジエンに、他の共重
合可能な単量体(以下「他の単量体」という)を併用す
ることもできる。
この他の単量体としては、スチレン、α−メチルスチレ
ン、ビニルトルエン、p−メチルスチレンなどの芳香族
化合物;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリ
ル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリ
ル酸メチル、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−
ヒドロキシエチルメタクリレートなどのアクリル酸ある
いはメタクリル酸のアルキルエステル類、お、よび一般
式(式中、R,R’およびR1は、同一または異なり、
水素原子または炭素数1〜6のアルキル基もしぐは炭素
数6〜10のアリール基を示す)で表されるアルキルエ
ステル類;アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マ
レイン酸、フマル酸、イタコン酸などのモノもしくはジ
カルボン酸またはジカルボン酸の無水物;アクリロニト
リル、メタクリレートリルなどのビニルシアン化合物;
塩化ビニル、塩化ビニリデン、ビニルメチルエチルケト
ン、ビニルメチルエーテル、酢酸ビニル、ギ酸ビニル、
アリルアセテート、メタアリルアセテート、アクリルア
ミド、メタクリルアミド、N−メチロールアクリルアミ
ド、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジル、
アクロレイン、アリルアルコールなどの不飽和基含有化
合物;エチレンオキシド、プロピレンオキシド、テトラ
ヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、スチレ
ンオキシド、ブチレンオキシド、グリシジルエーテルな
どの環状化合物;ビニルピリジンなどの含チツ素化合物
を挙げることができる。
これらの他の単量体は、1種単独でも、あるいは2種以
上を併用することもできる。
これらの他の単量体を併用する場合には、脂肪族ジエン
の使用量は、50重量%以上、好ましくは50〜98重
量%、さらに好ましくは60〜95重量%であり、50
重量%未満ではスルホン化して得られるスルホン化物(
塩)の界面活性能、分散能、繊維処理能などが充分でな
く、一方98重量%を超える場合にも同様にこれらの性
能が満足されいない場合がある。
本奪明のスルホン基含有脂肪族ジエン系(共)重合体に
使用される脂肪族ジエン系(共)重合体とは、前記脂肪
族ジエンのうちの少なくとも1種を重合して得られる重
合体、または他の単量体を併用する場合には前記の脂肪
族ジエンと他の単量体とを共重合して得られるブロック
型またはランダム型の共重合体である。かかる(共)重
合体の製造方法は、下記の通りである。
例えば、前記脂肪族ジエン(および他の単量体)を、過
酸化水素、ベンゾイルパーオキサイド、アゾビスイソブ
チロニトリルなどのラジカル重合開始剤;n−ブチルリ
チウム、ナトリウムナフタレン、金属ナトリウムなどの
アニオン重合開始剤などの存在下、反応温度、通常、−
100〜150゛C1好ましくは0〜130°Cで、0
. 1〜20時間にわたり重合反応させ(共)重合体を
製造することができる。
前記(共)重合反応において、反応を円滑に行うため重
合反応用溶媒を用いることができ、この重合反応用溶媒
としては、(共)重合反応に支障がない限り水などの極
性溶媒、または炭化水素類、ハロゲン化炭化水素類など
任意のものを用いることができる。
このようにして得られる脂肪族ジエン系(共)重合体の
分子量は、反応条件、特に重合開始剤の種類およびその
量、ならびに溶媒の種類およびその量または反応温度、
反応時間により適宜変化させることができるが、本発明
ではその数平均分子量を600−1,000,000、
好ましくは1.000〜200,000.さらに好まし
くは1.500〜ioo、oooとする必要があり、6
00未満ではスルホン化物(塩)の界面活性能、分散能
、繊維処理能等が不充分であり、一方1.000,00
0を超えるとスルホン化物(塩)の水溶性が劣る。
この脂肪族ジエン系(共)重合体は、該(共)重合体中
の二重結合部分を無水硫酸、発煙硫酸、クロルスルホン
酸、亜硫酸水素ナトリウムなどの公知のスルホン化剤を
用いて、公知の条件でスルホン化することができる。こ
のスルホン化の際、二重結合は開環して単結合になるか
、あるいは二重結合は残ったまま、水素原子がスルホン
酸(塩)と置換することになる。
この場合のスルホン化剤としては、好ましくは無水硫酸
単独のほか、さらに好ましくは無水硫酸と電子供与性化
合物との錯体が使用される。
ここで、電子供与性化合物としては、N、N−ジメチル
ホルムアミド、ジオキサン、ジブチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテル類;ピ
リジン、ピペラジン、トリメチルアミン、トリエチルア
ミン、トリブチルアミンなどのアミン類;ジメチルスル
フィド、ジエチルスルフィドなどのスルフィド類;アセ
トニトリル、エチルニトリル、プロピルニトリルなどの
ニトリル化合物などが挙げられ、このうちでもN。
N−ジメチルホルムアミド、ジオキサンが好ましい。
スルホン化剤の量は、脂肪族ジエン系(共)重合体中の
脂肪族ジエンユニット1モルに対して、通常、無水硫酸
換算で0.1〜10モル、好ましくr;!0.3〜3モ
ルであり、0.1モル未満では反応収率が低く、一方1
0モルを超えると未反応の無水硫酸が多くなり、アルカ
リで中和したのち、多量の硫酸塩を生じ、純度が低下す
るため好ましくない。
このスルホン化の際には、スルホン化剤である無水硫酸
に不活性な溶媒を使用することもでき、この溶媒として
は例えばクロロホルム、ジクロロエタン、テトラクロロ
エタン、テトラクロロエチレン、ジクロロメタンなどの
ハロゲン化炭化水素;ニトロメタン、ニトロベンゼンな
どのニトロ化合物;液体二酸化イオウ、プロパン、ブタ
ン、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサンなどの脂肪族
炭化水素が挙げられる。
これらの溶媒は、適宜、2種以上混合して使用すること
ができる。
このスルホン化の反応温度は、通常、−70〜+200
’C,好ましくは一30〜+50℃であり、−70°C
未満ではスルホン化反応が遅くなり経済的でなく、一方
+200°Cを超えると副反応を起こし、生成物が黒色
化あるいは不溶化する場合があり好ましくない。
かくて、脂肪族ジエン系(共)重合体に無水硫酸が結合
した中間体〔脂肪族ジエン系(共)重合体のスルホン酸
エステル、以下「中間体」という〕が生成する。
本発明のスルホン基含有脂肪族ジエン系(共)重合体は
、この中間体に水または塩基性化合物を作用させること
により、二重結合は開環してスルホン酸(塩)が結合し
た単結合になるか、あるいは二重結合は残ったまま、水
素原子がスルホン酸(塩)と置換することによって得ら
れる。
この塩基性化合物としては、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、水酸化リチウムなどのアルカリ金属水酸化物
;ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリ
ウムメトキシド、ナトリウム−1−ブトキシド、カリウ
ム−t−ブトキシドなどのアルカリ金属アルコキシド;
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチウムなどの炭
酸塩;メチルリチウム、エチルリチウム、n−ブチルリ
チウム、5ec−ブチルリチウム、アミルリチウム、プ
ロピルナトリウム、メチルマグネシウムクロライド、エ
チルマグネシウムブロマイド、プロピルマグネシウムア
イオダイド、ジエチルマグネシウム、ジエチル亜鉛、ト
リエチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウムな
どの有機金属化合物;アンモニア水、トリメチルアミン
、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチル
アミン、ピリジン、アニリン、ピペラジンなどのアミン
類;ナトリウム、リチウム、カリウム、カルシウム、亜
鉛などの金属化合物を挙げることができる。
これらの塩基性化合物は、1種単独で使用することも、
また2種以上を併用することもできる。
これらの塩基性化合物の中では、アルカリ金属水酸化物
、アンモニア水が好ましく、特に水酸化ナトリウムが好
ましい。
塩基性化合物の使用量は、脂肪族ジエン系(共)重合体
中の脂肪族ジエンユニット1モルに対して、通常、0.
1〜3モル、好ましくは0.5〜3モルであり、0.1
−1−ル未満では、中間体(スルホン酸エステル)の開
環反応が促進されず、一方10モルを越えると、未反応
アルカリが多(残り製品の純度が低下し好ましくない。
この中間体と塩基性化合物の反応の際には、前記塩基性
化合物を水溶液の形で使用することもでき、あるいは塩
基性化合物に不活性な有機溶媒に溶解して使用すること
もできる。
この有機溶媒としては、前記各種の有機溶媒のほか、ベ
ンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素化合
物;メタノール、エタノール、プロパツール、イソプロ
パツール、エチレングリコールなどのアルコール類など
が挙げられる。
これらの溶媒は、適宜、2種以上混合して使用すること
ができる。
塩基性化合物を水溶液または有機溶媒溶液として使用す
る場合には、塩基性化合物濃度は、通常、1〜70重量
%、好ましくは10〜50重量%程度である。
また、この反応温度は、通常、−30=−+150℃、
好ましくは一1O〜+70℃、より好ましくはO〜+5
0℃で行われ、また常圧、減圧あるいは加圧下のいずれ
でも実施することができる。
さらに、こ反応時間は、通常、0.1〜24時間、好ま
しくは0.5〜5時間である。
なお、このようにして得られるスルホン基含有脂肪族ジ
エン系(共)重合体のカチオン種は、特に限定されるも
のでないが、水溶性にするためには、水素、アルカリ金
属、アルカリ土類金属、アンモニウム、アミンなどが好
ましい。
前記アルカリ金属としては、ナトリウム、カリウムなど
を、アミンとしてはメチルアミン、エチルアミン、プロ
ピルアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、トリエ
チルアミン、ブチルアミンジブチルアミン、トリブチル
アミンなどのアルキルアミン、エチレンジアミン、ジエ
チレントリアミン、トリエチレンテトラミンなどのポリ
アミン、モルホリン、ピペリジンなどを、アルカリ土類
金属としてはカルシウム、マグネシウムなどを例示する
ことができる。また、これらのカチオン種は、種々のイ
オン交換技法により他種のカチオン種と相互に交換する
ことが可能である。
なお、以上のようなスルホン基含有脂肪族ジエン系(共
)重合体のスルホン酸含量は0. 5〜6. 0ミリモ
ル/g、好ましくは3.0〜5.8ミリモル/gであり
、0.5ミリモル/g未満では該(共)重合体のスルホ
ン化物(塩)を分散剤とする分散剤組成物の分散性、i
械的安定性が低下するとともに、該スルホン化物(塩)
の必要量が多くなり経済性が悪く、一方6.0ミリモル
/gを超えると得られる組成物の分散性、流動性が低下
し好ましくない。
また、このスルホン基含有脂肪族ジエン系(共)重合体
のポリスチレン酸ナトリウム換算の重量平均分子量は、
通常、700〜1,000,000、好ましくは1,0
00〜200,000、さらに好ましくは2,000〜
ioo、oooである。
以上の本発明のスルホン基含有脂肪族ジエン(共)重合
体の重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)と
の比、すなわちM w / M nは、1〜2.5、好
ましくは1.2〜2.3であり、2.5を超えると界面
活性能、分散能、繊維処理能などが低下して好ましくな
い。なお、この分子量分布を前記のような狭い範囲内に
調整するには、テトラヒドロフラン、ジオキサン、3級
アミンなどの重合反応に支障がなく比較的極性の大きい
化合物を用いた溶媒系で重合することが好ましい。
このような本発明のスルホン基含有脂肪族ジエン共重合
体の構造は、赤外線吸収スペクトルによってスルホン基
の吸収より確認でき、これらの組成比は電位差、電導度
などの酸・アルカリ滴定により知ることができる。また
、核磁気共鳴スペクトルにより、その構造を確認するこ
とができる。
このようにして得られるスルホン化物(塩)が単独重合
体の場合であって、該重合体中に二重結合が残存する場
合には、例えば下記一般式(1)、−a式(II)およ
び/または一般式(III)で表される繰り返し構造単
位を有する。
R’  −C−R寞 R’  −C−R& 〔一般式(1)〜(III)において、R1−R6は、
同一または異なり、水素原子、炭素数1〜8のアルキル
基、炭素数6〜20のアリール基または−SO,Xであ
り、ここでXは水素原子、金属原子(好ましくは、アル
カリ金属原子および/またはアルカリ土類金属原子)、
アンモニウム基もしくはアミノ基であり、R1,R6の
少なくとも1つは−SO,Xである。) また、このようにして得られるスルホン化物(塩)が単
独重合体の場合であって、該重合体中に二重結合が残存
しない場合には、前記一般式([)〜(III)におい
て、二重結合部分が単結合になっている繰り返し構造単
位を有することになる。
なお、本発明のスルホン基含有脂肪族ジエン系(共)重
合体は、共重合体の場合、脂肪族ジエン以外の他の単量
体に基づく構成成分が導入されることにより、分散剤分
子の広がり、有機材料および無機材料への吸着能力が制
御されるなどの作用が得られ、種々の材料において界面
活性能、分散能、繊維処理能などがより大幅に改善され
る。
本発明のスルホン基含有脂肪族ジエン系(共)重合体は
、分散剤として種々の分散体の分散に使用され、分散体
組成物として使用される。
この分散体としては、固形燃料、セメント、染料および
/または顔料、あるいは金属酸化物などを挙げることが
できる。
ここで、固形燃料としては、石炭、石油コークス、ピッ
チ、および木炭である。このうち、石炭は、褐炭、亜瀝
青炭、瀝青炭、無煙炭などいずれであってもよ(、また
これらをクリーン化した石炭でもよく特に制限はない0
石油コークスは、石油精製の際に蒸留による重質残留と
して得られるアスファルト、ピッチなどをさらに高温で
熱分解して分解油を留出させた残留コークスのことであ
り、一般に無機質を含有する石炭に比較すると極めて水
に濡れ難いものである。ピッチは、石油蒸留の際の重質
残留物および石炭乾留により得られるタールを蒸留し油
分を残した重質残留物であり、その軟化点は50〜18
0℃のものが好ましく、50℃より低いと粉砕が困難で
ある。ピッチは、石炭に較べると灰分および水分を殆ど
含まず高発熱量のスラリー燃料にすることができる。
これらの固形燃料の粒度は、粉末であればどのような粒
度であってもよいが、現在、火力発電所で燃焼される微
粉炭は、200メツシュバス分70重量%以上のもので
あるから、この粒度が一応の目安となる。しかし、本発
明に使用される分散剤は、粒度および固形燃料の種類に
よって影響されるものではなく、どのような固形燃料粉
末に対しても優れた効果を発揮する。
固形燃料組成物の場合、分散剤であるスルホン化物(塩
)は、必要に応じて後記する界面活性剤、添加剤などと
併用して特に限定されないが、固形燃料濃度50〜80
重量%、好ましくは60〜75重量%の固形燃料組成物
に添加される。
分散剤の添加量が大きくなるほど、固形燃料組成物の粘
度は低下するため、所望の粘度に応じた添加量を選ぶこ
とができ、組成物全量に対して、通常、0.O1〜lO
重置%でよいが、作業性および経済性の観点から0.0
5〜1重量%が好ましい。
なお、この固形燃料組成物には、必要に応じてノニオン
系あるいはアニオン系界面活性剤が併用される。
ノニオン性界面活性剤としては、例えばアルキルポリエ
ーテルアルコール、アルキルアリルポリエーテルアルコ
ール、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリアルキレンオ
キサイドブロック共重合体などがあり、それらを配合し
たエチレンオキサイド系、ジェタノールアミン系、アン
ヒドロソルビトール系、グリコシド系、グルコンアミド
系、グリセリン系、グリシドール系などの市販の製品を
分散剤あるいは粒子の湿潤剤として用いることができる
。なかでも、アルキルフェノール、アルキルフェノール
のホルマリン縮合物にエチレンオキサイドおよび/また
はプロピレンオキサイドなどの酸化アルキレンを付加し
て得られるポリエーテル化合物が好ましい。このうち、
酸化アルキレンの付加モル数が4〜800モルのものが
好ましく、20〜600モルがさらに好ましく、5.0
〜300モルのものが特に好ましい。
アニオン性界−活性剤としては、例えばドデシルベンゼ
ンスルホシ酸塩、オレイン酸塩、アルキルベンゼンスル
ホン−塩、シア゛ルキルスルホコハク酸塩、リグニンス
ルホン−塩、アルコールエトキシサルフエイト、第2級
アルカンスルホネートα−オレフィンスル永ン酸、ダモ
ールなどがあり、それらを配合したカルボン酸系、−酸
エステル系スルホン酸系、リン酸エステル系、アルキル
アリルスルホネート系などの市販の製品を分散剤あるい
は湿潤剤として用いることができる。
なかでも、アニオン系界面活性剤としては、例えばアル
キルベンゼンスルホン酸塩、リグニンスルホン酸塩、ア
ルキルナフタレンスルホン酸塩およびそれらのホルマリ
ン縮合物、スチレンスルホン酸塩およびその重合体、α
−オレフィンスルホン酸塩およびその重合体、オレイン
酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、トリポリリン酸塩
、ヘキサメタリン酸、ビロリン酸、ホスホン酸などであ
る。
固形燃料組成物中には、そのほかさらにキサンタンガム
、グアーガムなどの天然高分子、あるいはカルボキシメ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースなどの変
性セルロース誘導体、あるいはモンモリロナイト、カオ
リン、ベントナイトなどの粘土鉱物などの増粘剤を併用
することによってさらに優れた安定性が得られる場合が
ある。
添加剤としては、例えば固形燃料中の灰分に含まれる多
価金属トラップ用のキレート剤、テトラポリ燐酸カリウ
ム、クエン酸ソーダ、グルコン酸ソーダ、ポリアクリル
酸ソーダ、ポリカルボン酸などがある。また、発泡を抑
えるために消泡剤を添加することもできる。消泡剤とし
ては、例えばシリコンエマルジョンなどが用いられる。
冬期の凍結を防止するため、凝固点降下剤を添加するこ
とも可能である。凝固点降下剤としては、例えばエチレ
ングリコールなどの低級アルコールまたは多価アルコー
ルなどが用いられる。また、硫酸ナトリウム、硫酸カル
シウム、硫酸マグネシウムなどの無機化合物を添加して
もよい。
なお、固形燃料組成物の製造方法は、特に限定されず、
所望の方法で分散剤、固形燃料および水を混合すること
からなる。例えば、固形燃料をあらかじめ乾式で粉砕し
たのち、分散剤を溶かした水溶液中に混合する方法、ス
ラリーを作ったのち、分散剤を添加する方法、ミル中に
固形燃料、水、分散剤を加えて、該燃料を粉砕しながら
混合する方法など、任意の方法が実施できる。
次に、本発明において、分散体として用いられるセメン
トとしては、普通ポルトランドセメント、早強ポルトラ
ンドセメント、超早強ポルトランドセメント、中庸熱ポ
ルトランドセメント、耐硫酸塩ポルトランドセメント、
白色鉄ポルトランドセメントなどの各種ポルトランドセ
メント;高炉セメント、シリカセメント、フライアッシ
ュセメント、アルミナセメント、ソリジット、ケイ酸カ
ルシウムなどの公知のセメント;あるいはこれらを2種
以上組み合わせてなる混合セメント;このほかこれらの
セメントに石膏などの無機物を混合したセメントなどを
挙げることができる。
本発明のスルホン化物(塩)は、分散剤としてこれらの
セメントを水中に分散させるものであり、砂あるいは砂
利を含んたモルタルあるいはコンクリートに用いること
もできる。また、使用目的に応じて用いられるセメント
混和材料、例えば空気連行剤、AE減水剤、急結剤、防
水剤、防錆剤、セメント用エマルジョンなどを任意に加
えることもできる。
また、このセメント組成物には、従来から知られている
高性能減水剤、流動化剤、例えばナフタレンスルホン酸
縮合物、メラミンスルホン酸縮合物、リグニンスルホン
酸などと組み合わせて用いることもできる。
セメント組成物に用いる分散剤であるスルホン化物(塩
)の使用量は、その使用目的やセメントの種類、配合量
などによって種々変化させることができるため、一義的
に決定できないが、通常、セメントに対して0.002
〜5重量%、好ましくは0.05〜2重量%用いると、
骨材の分離、ブリージングの少ないセメント組成物が得
られる。
また、セメントに加えられる水は、硬化後の組成物の物
性面などから決定され、特に限定されるものではないが
、通常、セメント100!!量部に対して20〜80重
量部、好ましくは25〜60重量部加えられ、水の量に
かかわらず、本発明の分散剤は水へセメントを高度に分
散させることができる。
なお、セメント組成物において、モルタルまたはコンク
リートとして使用される場合、セメントに砂または砂利
が加えられた骨材/セメント比は、使用目的によって種
々変化させられるため、一義的に決定できないが、通常
、1rrfあたり150kg以上のセメントが使用され
る。
セメント組成物を調製するには、セメント、水あるいは
必要に応じて加えられる砂、砂利を混練りしたのち、硬
化する以前に前記分散剤を添加し、さらに撹拌する方法
(後添加方式)、セメント、水および必要に応じて加え
られる砂、砂利と同時に分散剤を添加して、混練りする
方法(同時添加方式)により製造することができる。こ
のとき、公知のセメント混和材料を必要に応じて加えて
もよい、このようにして得られるセメント組成物は、通
常の養生により硬化させることができる。
また、蒸気養生、遠心成形して高強度のセメント二次製
品を製造することもできる。
このセメント組成物は、本発明に用いられる前記分散剤
が添加されていることに特徴を有し、同一配合で本発明
の分散剤を添加したものは、極めて高い流動性が得られ
るため作業性が著しく改善され、−大流動性を同一にす
ると、本発明の分散剤を添加したものは、水/セメント
比を低下させることができるため、高強度でひび割れの
少ないセメント組成物を製造することができる。
従って、このセメント組成物は、高い作業性、高品質を
要求される多くの用途に使用でき、コンクリートにおい
ては人工軽量コンクリート、膨張コンクリート、水蜜コ
ンクリート、遮蔽用コンクリート、暑中コンクリート、
寒中コンクリート、プレストコンクリート、プレキャス
トコンクリート、舗装コンクリート、ダムコンクリート
、海水の作用を受けるコンクリート、海砂を用いるコン
クリート、スライディングフオーム工法を用いるコンク
リート、打放し仕上げを行うコンクリート、タイル打ち
込み仕上げを行うコンクリート、流動化コンクリートな
どに応用される。
次に、本発明の分散体に使用される染料および/または
顔料としては、ジおよびトリアリルメタン染料、ビニロ
ン染料、ローダミン染料、アクリジン染料、サフラニン
染料、オキサジン染料、キノリン染料、チアゾール染料
、塩基性のアゾ染料、アゾメチン染料およびポリメチン
またはアゾポリメチン染料、塩基性のアントラキノン染
料、キノフタロン染料、フタロシアニン染料などの塩基
性染料、酸性染料、含クロム染料、クロム染料、分散染
料などの染料;群青、カドミウムイエローベンガラ、ク
ロムイエロー、鉛白、チタン白、カーボンブラックなど
の無機顔料;アゾ系、トリフェニルメタン系、キノリン
系、アントラキノン系、フタロシアン系などの有機顔料
などが挙げられる。
染料および/または顔料組成物の場合、前記分散剤は、
必要に応じて前記界面活性剤などの添加剤などと併用し
て特に限定されないが、染料および/または顔料濃度0
.01〜50重景%、好ましくは0.1〜40重量%の
組成物に添加される。
分散剤の添加量は、組成物全量に対して、通常、0.0
1〜50重量%でよいが、作業性および経済性の観点か
ら0.1〜30重量%が好ましい。
なお、この染料および/または顔料組成物の製造方法は
特に限定されず、所望の方法で分散剤、染料および/ま
たは顔料、ならびに水を混合することからなる。例えば
、顔料をあらかじめ乾式で粉砕したのち、分散剤を溶か
した水溶液中に混合する方法、スラリーを作ったのち、
分散剤を添加する方法、ミル中に顔料、水□、分散剤を
加えて、顔料を粉砕しながら混合する方法など、任意の
方法が実施できる。
この染料および/または顔料組成物は、分散性が優れて
いるとともに、例えば塩基性染料組成物の場合、水溶性
塩基性染料の陽イオンと陰イオン型置散剤の陰イオンと
が比較的強固な結合力を有し1.難溶性錯塩を形成して
おり、通常の温度では従来の塩基性染料のようなイオン
解離をしない。
従って、塩基性染料染料の粉末および液状品にみられる
ような人体ならびに各種の器物に対する汚染、付着は全
(みられず、また比較的安定な作戦の形成により、いわ
ゆる経時変化は極めて少ない、また、この塩基性染料組
成物は、前記のよかに難゛溶性錯塩を形成し、どれが過
剰の陰イオン分散剤の力で微細に□分散化されているが
、染浴中では温度の上昇とともに徐々にこの錯塩が分解
され、基体の塩基性染料のみが繊維に吸着されるため、
著しく均染性が良好であるので、一般に使用されている
均染剤を必ずしも必要としない、また、この塩基性染料
組成物は、塩基性染料が錯体を形成しやすいため、一般
に塩基性染料と一緒に使用できない染料、例えば酸性、
分散または直接染料との複合染色も可能であり、かつp
 Hにも安定で中性染色が可能であるという大きな特徴
を有している。さらに、本発明の分散剤であるスルホン
化物(塩)を含有する染料または顔料は、色が鮮やかで
あり、均染性がよい。
次に、本発明の分散体として使用される金属酸化物とし
ては、周期律表第■〜■族、好ましくは周期律表第■、
■および■族の水に不溶もしくは難溶性の金属酸化物で
あり、この好ましい具体例を示せば、Fed、、Fe、
03 、MnO,ZnO1Coo、N1pSAlz O
,、S iO!、MgO1CaOなどの単品または混合
物などであり、特にM’ 0−Fe、O,(ここで、M
′は2価金属で、例えばMn%Fe5Co、Ni、Cu
SZnなど)で表されるフェライトが好適なものとして
挙げられる。また、この金属酸化物のほかに、チッ化ケ
イ素や炭化ケイ素などのケイ素化合物の分散にも好まし
い。
金属酸化物の粒径としては特に制限はないが、好ましく
はo、oi〜500μm1さらに好ましくは0.01〜
30am、特に好ましくは011〜108mである。
この金属酸化物の濃度は、分散剤であるスルホン化物(
塩)の添加によって高めることができるが、通常、金属
酸化物組成物全体に対して50〜90重量%、好ましく
は60〜85重量%の範囲である。
分散剤であるスルホン化物(塩)の添加量は、金属酸化
物の種類および粒径にもよるが、該金属酸化物に対して
0.01〜10重量%、好ましくは0.1〜5重量%で
あり、0.01重量%未満では組成物の粘度低下が充分
でなく、一方10重量%を超えても粘度低下効果が比例
的に大とならず、しかも得られる成形品の特性を低下さ
せる恐れもある。
金属酸化物組成物は、前記分散剤、金属酸化物および水
を必須成分とし、これに必要に応じて前記界面活性剤、
添加剤、さらにバインダーなどの第3成分を含存してな
るが、その調製方法としては、分散剤水溶液中に金属酸
化物粉末を加えて撹拌する方法、あるいは金属酸化物粉
末に少量の水を加えてケーキ状とし、これに分散剤の水
溶液を加えて撹拌する方法などが挙げられる。
この金属酸化物組成物は、粘度を低下させることができ
、従って高濃度のスラリー組成物が得られ、最終成形品
の特性、例えばフェライトの場合、磁気特性を悪化させ
ることがない。また、この金属酸化物組成物は、バイン
ダーなどの添加剤と相溶性があり、プレス成形する際の
充填性も良好であるという作用効果を奏する。このため
、この金属酸化物組成物は、例えばアルミナなどのセラ
ミックス素材の粉末スラリーの場合には、そのままであ
るいは処理をして、成形、焼結して磁芯の成形や磁気テ
ープの製造に好適に利用することができる。
次に、本発明の分散体として、ボイラー、熱交換器、凝
縮器、配管などに生成するスケールが挙げられる。本発
明のスルホン化物(塩)は、従来のスケール分散剤と同
様に、対象水系に一時にまたは間欠的に注入することが
できる。その添加量は、水系により変わるが、通常、0
.1〜l100pp程度用いられる。
なお、使用にあたって、さらに必要に応じて公知のスケ
ール防止剤や金属腐食防止剤、アルカリ剤、殺菌剤など
を配合することができる。
次に、本発明のスルホン化物(塩)は、従来と同様に水
に溶解、あるいは乳化して繊維処理剤としても用いるこ
とができる。
なお、繊維処理剤の使用に際しては、さらに必要に応じ
て公知の添加剤、仕上げ油剤、漂白剤などを添加するこ
とができる。また、本発明において、繊維処理剤によっ
て処理される繊維としては、ポリエステル繊維、ナイロ
ン繊維、ポリプロピレン繊維、アクリル繊維、アラミド
繊維、炭素繊維などの合成繊維のほか、絹、綿、麻、羊
毛などの天然繊維にも適用可能である。
この繊維処理剤は、繊維の紡糸性、延伸性、帯電防止性
、吸湿性、染色性、洗浄性などに優れているので、例え
ば紡糸工程あるいは延伸工程の油剤として、繊維製品の
帯電防止加工あるいは吸湿加工、染色工程における前処
理剤、原毛などの洗浄剤などに広く利用することができ
る。
さらに、本発明のスルホン化物(塩)は、前記の用途以
外にもカーボンブラック、炭素繊維の分散剤、農薬、肥
料、飼料などの界面活性剤、合成ゴム、合成樹脂、エマ
ルジョン用乳化剤、化粧品用界面活性剤などの分野に使
用することができる。
〔実施例〕
以下、実施例を挙げ本発明をさらに具体的に説明するが
、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、実施例中、%および部は、特に断らない限り重量
基準である。
また、実施例中の重量平均分子量(Mw)および数平均
分子量(Mn)は、ゲルパーミェーションクロマトグラ
フィー(GPC)によって判定した結果を、脂肪族ジエ
ン系(共)重合体の場合にはポリスチレン、スルホン化
脂肪族ジエン系(共)重合体の場合にはポリスチレンス
ルホン酸ナトリウムを標準サンプルとして作製した検量
線を用いて換算したものである。
ここで、GPCの測定条件は、下記のとおりである。
カラム;■G3000PWxL (東ソー■製)〃 ;
■GMPWXL    (東ソー■製)〃 ;■GMP
WXL    (東ソー■製)カラムを■〜■の順序で
直列につなぎ、カラム■側より試料を導入する。
検出器;東ソー■製、示差屈折計R1−8012溶離液
;水/アセトニトリル/硫酸ナトリウム−2,100/
900/15 (重量比)流速:1.Od/分 温度;40°C サンプル濃度;0.2% サンプル注入量;300μ! また、スルホン酸含量の測定には、各スルホン酸(塩)
の20%水溶液を調製し、透析膜(半片化学薬品■製、
Ce1lulose Diolyzer Tubing
−VT351)により、低分子物を除去し、精製したサ
ンプルを用い、このサンプルを陽イオン交換樹脂〔オル
ガノ■製、アンバーライト IR−1tat:i))で
イオン交換し、完全に酸型にしたのち、そのスルホン酸
量を電位差滴定から求めた。
参考例1 ■内容積3.2の耐圧反応容器に、脱水したシクロヘキ
サン1.000g、テトラヒドロフラン10.0g、1
.3−ペンタジェン67.0gおよびスチレン8.8g
を添加し、内湯を60°Cに保ち、n−ブチルリチウム
1.1gを添加し、60〜100℃で2時間重合を行っ
た。
重合終了後、イソプロピルアルコール1.0gを添加し
、反応を停止させたのち、減圧下でシクロヘキサンなど
の揮発分を除去した。
得られたポリマーを、ジオキサン100.0gで希釈し
た。得られたポリマーは、NMR分析によりランダム共
重合体であることを確認した。
■次に、別容器でジオキサン400gに無水硫酸60.
0gを内温を20〜25°Cに保ちながら添加し、2時
間攪拌し、無水硫酸−ジオキサン錯体を得た。
■前記■で得られたポリマー溶液中に、前記■で得られ
た錯体を内温lO〜20℃に保ちながら1時間かけて添
加した。
添加後、2時間攪拌を続けたのち、水酸化ナトリウム3
6.0g、水300gを添加し、60℃で1時間攪拌し
た。攪拌後、減圧下で水および溶剤を留去し、生成物で
ある黄色粉末のスルホン化物塩を得た。
参考例4 ■内容積32の耐圧反応容器に、脱水したn−へブラフ
1,000g、ジオキサン10.0g。
イソプレン67.0g、スチレン31.2gを仕込み、
内温を60℃に保ち、n−ブチルリチウム0.5gを添
加し、60〜100℃で2時間重合を行った0重合終了
後、イソプロピルアルコール1.0gを添加し、反応を
停止させたのち、減圧下でシクロヘキサンなどの揮発分
を除去した。
得られたポリマーを、ジオキサン100.Ogで希釈し
た。
■次に、別容器でジオキサン400gに無水硫酸80.
0gを内温を20〜25°Cに保ちながら添加し、2時
間攪拌し、無水硫酸−ジオキサン錯体を得た。
■前記■で得られたポリマー溶液と前記■で得られた錯
体を用い、参考例1の■において、水酸化ナトリウムの
量を36.0gから48.0gに変更した以外は、同様
にしてスルホン化した。
参考例3 ■内容積3j!の耐圧反応容器に、脱水したn−へブラ
フ1,000g、テトラヒドロフラン1000g、l、
3−ブタジェン54.0gおよびスチレンlo、Ogを
仕込み、内温を60℃に保ち、n−ブチルリチウム0.
13gを添加し、60〜100℃で2時間重合を行った
。重合終了後、イソブロビルアルコール10.0gを添
加し、反応を停止させたのち、減圧下でn−ヘプタンな
どの揮発分を除去した。
得られたポリマーを、ジオキサン100.0gで希釈し
た。
■次に、参考例の■と同様にして無水硫酸−ジオキサン
錯体を得た。
■前記■で得られた錯体中に、前記■で得られたポリマ
ー溶液を、内温20〜40℃に保ちながら添加した。添
加後、2時間攪拌を続けたのち、水酸化ナトリウム48
.0gおよび水300.0gを添加し、60″Cで1時
間攪拌を続けた。
攪拌後、減圧下で水および溶剤を除去し、生成物である
黄色粉末のスルホン化物塩を得た。
参考例4 ■内容積31の耐圧反応容器に、脱水したシクロヘキサ
ン1,000g、ジオキサン10.0g。
1.3−ブタジェン54.0gおよびスチレン20.0
gを仕込み、内温を60℃に保ち、n−ブチルリチウム
1.1gを添加し、60〜100°Cで2時間重合を行
った。重合終了後、イソプロピルアルコール10.0g
を添加し、反応を停止させたのち、減圧下でシクロヘキ
サンなどの揮発分を除去した。得られたポリマーを、ジ
オキサン100.0gで希釈した。
■次に、参考例1の■において、無水硫酸を80.0g
から100.0gに変更する以外は、同様にしてジオキ
サン−無水硫酸錯体を得た。
■前記■で得られた錯体中に、前記■で得られたポリマ
ー溶液を、内温20〜40℃に保ちながら添加した。添
加終了後、2時間攪拌を続けたのち、10%アンモニア
水26.5gおよび300゜gを添加し、60℃で1時
間攪拌を続けた。
攪拌後、減圧下で水および溶剤を除去し、生成物である
黄色粉末のスルホン化物を得た。
以上の参考例1〜4および比較例で使用するサンプルの
Mw%Mn、Mw/Mn、スルホン酸含量、重合体中の
脂肪族ジエンと脂肪族ジエン以外のユニットの比を第1
表に示す。
$3)ミリモル/g *4)ブタジェン−スチレンランダム共重合体*5)ブ
タジェン単独重合体 *6)ポリスチレンスルホン酸ナトリウム*7)ナフタ
レンスルホン酸ナトリウムホルマリン縮合物 実施例1〜4、比較例1〜3 石炭は、中国産で200メツシュバス分を85%含有し
、灰分10.0%、イオウ1. 6%を含むものを用い
た。水の中に、あらかじめ第2表に記載した分散剤〔ス
ルホン化物(塩)〕を入れ、その中に所定量の石炭粒子
を徐々に入れ、ホモミキサーによって3.00Orpm
で15分間撹拌して濃度70%の石炭スラリーを調製し
た。
また、このようにし・て得られた石炭スラリーの粘度を
25℃において測定した。
さらに、調製したスラリーを20日間、ポリ。
000.製の瓶に入れて静置し、その後この瓶を180
度傾けて流出したスラリー量を測定することにより、安
定性を評価した。
結果を第2表に示す。
実施例5〜6、比較例5 200メツシュパス分を85%含有し、灰分0.65%
、イオウ0.30%を含む石炭を分散体として用いた。
まず、水の中にあらかじめ第2表に記載した分散剤(ス
ルホン化物(塩)〕を入れ、その中に所定量の石炭粒子
を徐々に入れ、ホモミキサーによって3.00Orpm
で15分間攪拌して濃度70%の石炭スラリーを調製し
た。
このようにして得られた石炭スラリーの粘度を25℃に
おいて測定した。また、安定性を前記と同様に評価した
第2表に示すように、本発明のスルホン化物(塩)を用
いた石炭スラリーは、従来品に比べて分散性、安定性に
優れていることが分かる。
また、実施例3と比較例1との対比から明らかなように
、M w / M nが小さいランダム共重合体が分散
性に優れていることが分かる。
2表 実施例7〜8、−社較例6〜7 内容積251の強制練りミキサーに、0〜5閣の細骨材
(三重県内部川川砂)7.91kg、粗骨材(三重県内
部川川砂)9.74kg (5〜10m、10〜15■
および15〜20−の重量混合割合=3 : 4 : 
3)と、普通ポルトランドセメント(アサノセメント■
製:三菱セメント■■製:小野田セメント−製(重量比
)=1 : 1: l)3.20−と、水1.75kg
、および空気連行剤(ピンソール)0.48kgとを、
3.5分間混練りし、生コンクリートを得た。このもの
のスランプと連行空気量を測定したところ、8.Oc+
nと4.3%であった。
15分後、このものに参考例3〜4で得られたスルホン
化物(塩)の40%水溶液を加え、30秒撹拌した後の
スランプを18c+m±1 cmとしたときの添加量お
よび連行空気量を第3表に示す。
また、比較のため、市販のナフタレンスルホン酸ナトリ
ウムの縮合物、メラミンスルホン酸ナトリウムの縮合物
を同様に添加した場合の結果を第3表に示す。
この結果から、市販の流動化剤に比べて、本発明のスル
ホン化物(塩)からなる分散剤は、少ない添加量でコン
クリートに高い流動性を与えることが分かる。
さらに、前記のようにして得られた生コンクリートおよ
び流動化コンクリートを標準養生し、JIS  A11
0Bに従って材令28日後の圧縮強度を測定した結果を
第3表に示す、生コンクリート(スランプ8cm)の圧
縮強度は375〜385kg / c−であり、本発明
のスルホン化物(塩)からなる分散剤を添加したコンク
リートは、スランプ18c+n+1cmと流動化されて
いるにもかかわらず、生コンクリートとほぼ等しい圧縮
強度が得られることが分かる。
第3表 第4表 実施例10 塩基性黄色染料C,1,ベーシック・イエロー11 (
C,1,48055)の40部を水400部に加え、よ
(かきまぜた。
これに、分散剤として参考例3で得たスルホン化物塩6
0部を徐々に加えると、難溶性の染料錯塩が生成し、順
次微細に分散化され、これは液状品として市販の製品と
することができた。
また、この微細な分散物を公知の慣用技術、例えば噴霧
乾燥方式などによって乾燥することによって、いずれの
分散剤を用いた場合でも前記黄色染料の分散物100部
を得た。
実施例9、比較例8 α−半水石膏(凝結遅延剤を含む)100部に水30部
および第4表に示す各種分散剤〔スルホン化物(塩)〕
をそれぞれ第4表に示す量を添加し、30秒間撹拌した
のち、ただちに分散性測定(フロー値測定、粘度測定)
およびプリージング水量測定を行い、第4表の結果を得
た。
ここで、フロー値測定は、ガラス板上に置かれた直径4
0m、内容積90mfの内筒状の筒内に石膏スラリーを
注入し、筒を引き上げガラス板上での石膏スラリーの広
がりを測定した。
また、粘度測定は、BL型粘度計を用い、ローターNI
IL3.60rpmで測定した。
さらに、ブリージング水量は、直径251i!11の2
00dメスシリンダー中に、石膏スラリーを100d投
入し、静置1時間後、スラリー表面にブリージングした
水量を測定した。
本実施例においての分散化は、慣用技術、例えばコロイ
ドミルを使用するか、砂の存在でこの染料錯塩混合物を
かきまぜるなどの混合作用にかけることによってさらに
容易に前記染料錯塩を分散化できた。
実施例11 塩基性橙色染料C,I、ベーシックオレンジ21 (C
,I、48035)の30部を水350部に加えてよく
かきまぜ、無水炭酸ナトリウム2部を加えてpHを中性
にした。これに、分散剤として参考例3で得たスルホン
化物塩70部を加えると、難溶性染料塩が析出してきた
さらに、前述のような公知の分散技術を応用して微分散
し、乾燥することによって前記橙色染料の分散物100
gを得た。
実施例12〜14、比較例9 次の手順により、本発明のスルホン化物(塩)からなる
スケール防止剤のスケール防止効果を調べた。
すなわち、内容積250dの三角フラスコに水170g
を入れ、塩化カルシウム濃度塩の1.56%水溶液10
gならびに参考例4および5で得られたスルホン化物(
塩)のそれぞれ0.04%水溶液を10g(得られる過
飽和炭酸カルシウム水溶液に対して20ppm)混合し
、さらに重炭酸ナトリウムの3%水溶液10gを加えた
のち、全量を水で200gとした。得られた炭酸カルシ
ウム530ppmの過飽和溶液を密栓して70°Cで3
時間加熱処理した0次いで、冷却したのち、沈澱物を0
.46μmメンブランフィルタ−で濾別し、濾液をJI
SK  0101に従って分析した。
結果を第5表に示す0以上の結果から、本発明のスルホ
ン化物(塩)は、炭酸カルシウムのスケール析出を抑制
する効果に芦いて優れていることが分かる。
(以下余白) 第5表 *)抑制率=〔(試験後の濾液中のカルシウム濃度)−
(分散剤無添加試験後の濾液中のカルシウム濃度))/
((−530)−(分散剤無添加試験後の濾液中のカル
シウム濃度)) 実施例15 次式で表されるトリフェニルメタン系染料(C,I、ベ
ーシック・ブルー5) を17g、参考例2のスルホン化物塩を17g、水46
gおよびエチレングリコール10gを、サンドミルによ
り混合して均一な塩基性染料液状組成物を作製した。
前記の塩基性染料液状組成物1. 8部、酢酸0.1部
、酢酸ナトリウム0.05部を含む染浴1.000部に
、アクリル繊維布(三菱レーヨン■製、ボンネル10)
を20部、30°Cで加えた。
次に、80℃まで昇温し、10分間保持した。
さらに、100℃ま゛で20分かけて昇温させ、60分
間染色した。染色布は、通常の方法で水洗、ソーピング
、乾燥した。この染色により、優れた均染性と染着性(
染着率93%)のある青色の染色布が得られた。
実施例16 次式で表されるメチ系染料(C01,ベーシックイエロ
ー11) を17g、参考例3のスルホン化物塩20g1水46g
およびプロピレングリコール10gを、サンドミルによ
り混合して均一な塩基性染料液状組成物を作製した。
前記の塩基性染料液状組成物1. 5部、酢酸0.1部
、酢酸ナトリウム0.05部、無水硫酸ナトリウム5部
を含む染浴1,000部にポリエステル繊維布(東し■
製、塩基性染料常圧可染ポリエステル繊維、ルミレット
)を20部、30℃で加えた0次いで、実施例15と同
様に染色および後処理をし、た。
この染色により、優れた均染性と染着性(染着率85%
)のある黄色の染色布が得られた。
実施例17 次式で表されるモノアゾ系染料(C,1,ベーシックレ
ッド18) を20gと参考例1のスルホン化物塩15g、および水
10gを、サンドミルにより混合して均一な塩基性染料
液状組成物を作製した。
前記の塩基性染料液状組成物を用い、実施例15と同様
に染色、後処理を行った。
この染色により、優れた均染性と染着性のある赤色の染
色布が得られた。
〔発明の効果〕
本発明のスルホン基含有脂肪族ジエン系(共)重合体は
、有機材料、無機材料、特に無機顔料、石炭、ピッチ、
コークス、染料、スケールなどにおいて優れた分散性を
付与し、かつ繊維処理能にも優れている。
特許出願人  日本合成ゴム株式会社 代理人  弁理士  白 井 重 隆

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)脂肪族ジエンおよび必要に応じてこれと共重合可
    能な他の単量体とを構成成分とする数平均分子量が60
    0〜1,000,000の脂肪族ジエン系(共)重合体
    をスルホン化してなり、かつ重量平均分子量と数平均分
    子量の比が1〜2.5であるスルホン基含有脂肪族ジエ
    ン系(共)重合体。
JP1045436A 1989-02-28 1989-02-28 スルホン基含有脂肪族ジエン系(共)重合体 Pending JPH02227403A (ja)

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