JPH02227391A

JPH02227391A - 船舶運行情報表示制御装置

Info

Publication number: JPH02227391A
Application number: JP1049268A
Authority: JP
Inventors: Saburo Ito; 三郎伊藤
Original assignee: Sanshin Kogyo KK
Current assignee: Yamaha Marine Co Ltd
Priority date: 1989-02-28
Filing date: 1989-02-28
Publication date: 1990-09-10
Anticipated expiration: 2013-12-16
Also published as: JP2839896B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、船舶運行情報表示制御装置に関する。

〔従来技術〕

従来の船舶においては、ロランＣ情報、レニダ情報、魚
群探知情報、テレビ情報等の船舶運行情報を得るために
各々独立した情報表示装置を搭載しているとともに、エ
ンジン関連の情報、所謂、推進機関連情報を得るために
推進機関連情報表示装置を別途に搭載していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、前記推進機関連情報は、船舶運行中常時監視
する必要は特にないものである。

しかしながら、従来の船舶にあっては、前記したように
この推進機関連情報表示装置を独立して配置していたた
め、船舶内における設置スペース上および設備の経済コ
スト上、不合理が生じた。

この発明の課題は、既存の船舶運行情報表示装置を使用
したまま前記不合理を解消することである。

〔前記課題を解決するための手段〕

前記課題を解決するために、この発明の船舶運行情報表
示制御装置においては、船舶運行情報感知センサと船舶
運行情報表示部と推進機情報感知センサとを接続し、前
記船舶運行情報表示部に、前記船舶運行情報感知センサ
に基づく情報または前記推進機情報感知センサに基づく
情報を切り換え表示可能とするものである。

〔作用〕

この発明に係る船舶運行情報表示制御装置は上記のよう
に構成されているため、船舶運行情報表示装置（ロラン
Ｃ情報表示装置、レーダ情報表示装置、魚群探知情報表
示装置、テレビ情報表示装置等）の情報表示部によって
、船舶運行情報感知センサに基づく情報または推進機情
報感知センサに基づく情報を切り換え表示できる。

〔実施例の説明〕

以下、図面に基づいてこの発明の詳細な説明する。

第１図において、Ｓは船舶である。この船舶Ｓには、船
外機１１、バッテリ１２、燃料タンク１３、操舵装置１
４が設置されている。また、２はロランＣであり、アン
テナ２１とロランＣ情報表示部２２とから構成される。

３はテレビであり、アンテナ３１とテレビ情報表示部３
２とから構成される。４は魚群探知機であり、魚群探知
センサ４１と魚探情報表示部４２とから構成される。５
はレーダであり、レーダアンテナ５１とレーダ情報表示
部５２とから構成される。これらのロランＣ情報表示部
２２、テレビ情報表示部３２、魚群探知情報表示部４２
、レーダ情報表示部５２はこの発明の「情報表示部」に
相当し、ロランＣアンテナ２１、テレビアンテナ３１、
魚群探知センサ４１１．レーダアンテナ５１はこの発明
の「船舶運行情報感知センサ」に相当する。

また、６１は前記燃料タンク１３に設置された燃料残量
センサ、６２はオイル残量センサ、６３はトリム角セン
サ、６４はエンジン回転速度センサ、６５はエンジン水
深センサ、６６は船速センサであり、これらのセンサ６
１〜６６およびバッテリ電圧センサ（図示せず）はこの
発明の［推進機情報感知センサ」に相当する。

次に、７はコントロール部であり、前記ロランＣ２の表
示部２２とテレビ３の表示部３２と魚群探知機４の表示
部４２とレーダ５の表示部５２を制御するためのもので
ある。このコントロール部７はメインスイッチ７１およ
び４個の切り換えスイッチ７２〜７５を有する。メイン
スイッチ７１のＯＮ、ＯＦＦを操作することにより、前
記ロランＣ２の表示部２２とテレビ３の表示部３２と魚
群探知機４の表示部４２とレーダ５の表示部５２の電源
を同時に入れたり切ったりできる。また、切り換えスイ
ッチ７２〜７５は二段操作のスイッチであり、順に前記
ロランＣ２の表示部２２とテレビ３の表示部３２と魚群
探知機４の表示部４２とレーダ５の表示部５２に対応し
て設置されている。この切り換えスイッチ７２〜７５は
、第一段の操作によって前記表示部２２．３２．４２．
５２のうち切り換えスイッチ７２〜７５に相応する表示
部を指定し、始動時および推進機の異常時において、該
指定された表示部に推進機関連情報を表示させるととも
に、第二段階の操作によって、前記第一段階の操作で指
定された表示部に常時推進機関連情報を表示させるもの
である。なお、第二段階の操作は第一段階の操作の後に
行われるため、常に、第一段階の操作が伴うものである
。

このように構成されるコントロール部７には、ロランＣ
アンテナ２１、テレビアンテナ３１、魚群探知センサ４
１、レーダアンテナ５１等の船舶運行情報感知センサお
よび燃料残量センサ６１、オイル残量センサ６２、トリ
ム角センサ６３、エンジン回転速度センサ６４、エンジ
ン水深センサ６５、船速センサ６６、バッテリ電圧セン
サ（図示せず）等の推進機情報感知センサの出力が入力
される。そして、このコントロール部７において、相応
の切り換えスイッチ７２〜７５を第一段階操作すること
によって、ロランＣ２の表示部２２、テレビ３の表示部
３２、魚群探知機４の表示部４２、レーダ５の表示部５
２のうちいずれかの表示部を指定することができ、始動
時および推進機の異常時において、該指定された表示部
に推進機関連情報を表示させるとともに、第二段階の操
作をすることによって指定された表示部に常時推進機関
連情報（燃料残量、バッテリ電圧、オイル残量、トリム
角、エンジン回転速度、エンジン水深、船速等）を切り
換え表示する。なお、この場合、推進機関連情報は、推
進機情報感知センサからの出力をコントロール部・内の
Ａ／Ｄコンバータを通過させた後、基準値と比較演算さ
れ、その後、前記表示部２２．３２，４２．５２に表示
される。

また、情報表示部２２，３２．４２．５２には推進機関
係に異常事態が発生したとき推進機関連情報を飛び込み
表示するように設定されている。この場合、フラッシン
グと警告ブザーを伴わせることもでき、さらに、エンジ
ンスイッチを入れたとき、推進機関連情報を所定時間（
約３０秒間）表示できるように設定されている。

次に、情報表示部の例として、魚群感知機４の表示部４
２を採り上げ、その画面状態を第２図に基づいて説明す
る。

第２図のＡ画面は魚探情報を示したもので、４３は魚探
表示、４４は水深表示、４５は水温表示である。

一方、８画面は推進機関連情報を示したもので、８１は
燃料レベル表示、８２はバッテリー電圧表示、８３はオ
イルレベル表示、８４はトリム角表示、８５はエンジン
回転速度表示、８６はエンジン水深表示、８７は船速表
示である。

切り換えスイッチ７４の第二段階操作がＯＦＦの場合で
も（この場合、表示部４２の画面はＡ画面）、推進機関
連に異常状態が発生したならば、コントロール部７の作
動によって、警告ブザー音を発するとともに背景地８８
のフラッシングを伴って表示部４２に８画面を飛び込み
表示させる。

また、エンジンスイッチを入れたとき、コントロール部
７の作動によって、８画面を所定時間（約３０秒間）切
り換え表示する。

なお、切り換えスイッチ７４の第二段階操作をＯＮする
ことにより、表示部４２を８画面にすることもできる。

上記した制御装置の表示動作の一例を第２図を参照しな
がら第３図の流れ図に従って説明する。

■、コントロール部７のメインスイッチ７１を入力する
。すると、各々の情報表示部２２，３２，４２．５２の
電源がＯＮされ、各々相応の船舶運行情報を表示する。

■、いずれかの切り換えスイッチ７２〜７５を少なくと
も一つ第一段階操作する（例えば、切り換えスイッチ７
４をＯＮする）。

■、エンジン（推進機）始動ＳＷを入力し、エンジンの
始動が確認され、切り換えスイッチ（例えば、７４）の
第一段階操作のＯＮを確認の上、このスイッチ７４に相
当する表示部４２が指定され、その表示部４２に推進機
関連情報、例えば、８画面が約３０秒間表示され、元め
画面、例えば、Ａ画面（第２図の）の表示に戻る。

なお、切り換えスイッチ７４がＯＦＦの場合には、ＯＮ
されるまで各情報表示装置に船舶運行情報を表示し続け
る。

■、切り換えスイッチ７４の第二段階操作のＯＮ。

ＯＦＦが判断される。

■、切り換えスイッチ７４の第二段階操作がＯＮの場合
は、当該切り換えスイッチ７４に相応する情報表示部（
魚群探知機４の表示部４２）に８画面、即ち、推進機関
連情報を表示する。このとき、第二段階がＯＮでない他
の切り換えスイッチ７２、７３．７５に相応する情報表
示部２２．３２．５２　　は相応の船舶運行情報を表示
する。

この場合において、 ■、推進機関連情報に異常があるとき、当該指定情報表
示部４２においては、画面Ｂ（推進機情報を表示してい
る）の背景地８８をブラッシングさせるとともに、他の
船舶情報表示部（指定されたちの以外の表示部）　２２
，３２．５２においては画面の背景地８９をフラッシン
グさせる。

異常状態が解消されれば元の画面（ｂ）（この場合、「
第２図の８画面」）に戻り、切り換えスイッチ７４の第
二段階操作のＯＮ、ＯＦＦが判断される。異常状態が解
消されねば前記フラッシングが繰り返される。なお、前
記フラッシングに伴って警告ブザーを鳴らせることもで
きる。

又、 ■、推進機関連情報に異常がないとき、切り換えスイッ
チ７４の第二段階操作のＯＮ’、ＯＦＦが判断される。

■、切り換えスイッチ７４の第二段階操作がＯＦＦの場
合は、情報表示部は相応の船舶運行情報を表示文る。例
えば、魚群探知機４の表示部４２４↓魚探情報を表示す
る。

この場合において、 ■、推進機関連情報に異常があるとき、自動的に少なく
とも一つの情報表示部、例えば、［魚群探知機４の表示
部４２にあってはＡ画面を８画面に切り換え、推進機関
連情報を表示し、この画面の背景地８Ｂをフラッシング
させるとともに、他の船舶情報表示部２２．３２．５２
の画面（相応の船舶関連情報を表示している）の背景地
８９をフラッシングさせる。異常状態が解消されれば切
り換えされた画面（この場合「８画面」）は元の画面（
ａ）（第２図の「Ａ画面」）に戻り、切り換えスイッチ
７４の第一段階操作のＯＮ、ＯＦ’Ｆが判断される。異
常状態が解消されねば前記フラッシングが繰り返される
。なお、前記フラッシングに伴って警告ブザーを鳴らせ
ることもできる。

又、 ■、推進機関連情報に異常がないとき、切り換えスイッ
チ７４の第一段階操作のＯＮ、Ｏ’ＦＦが判断される。

次に、第４図に示す実施例は、コントロール部７の一部
である複数入力チャンネルとチャンネル切り換え回路と
をロランＣ２の情報表示部２２に組み込み、アンテナ２
１を直接情報表示部２２に接続したものである。この場
合、コントロール部７の主部７９からの信号により前記
チャンネル切り換え回路が制御され、前記情報表示部２
２の画面の表示が切り換えられる。

〔発明の効果〕

この発明の船舶運行情報表示制御装置は、船舶運行情報
感知センサと船舶運行情報表示部と推進機情報感知セン
サとを接続し、前記船舶運行情報表示部に、前記船舶運
行情報感知センサに基づく情報または前記推進機情報感
知センサに基づく情報を切り換え表示可能としたため、船舶運行情報表示装置（ロランＣ情報表示装置、レーダ
情報表示装置、魚群探知情報表示装置、テレビ情報表示
装置等）の情報表示部によって、船舶航行情報感知セン
サに基づく情報または推進機情報感知センサに基づく情
報を切り換え表示できる。

よって、この船舶運行情報表示制御装置を使用すれば、
既存の設備をそのまま使用できるため、従来のように、
別途に推進機情報表示装置を配置する必要がなく、この
結果、船舶内のスペースを有効利用できるとともに船舶
内の設備コストを低額化できる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の船舶運行情報表示制御装置の実施例を
示すもので、第１図は船舶運行情報表示制御装置の全体構成を示す模
式図、第２図は船舶航行情報表示装置の表示例を示す模式図、第３図は流れ図である。第４図は他の実施例の部分模式図である。第２図第４図手続士甫正書（方式）１、事件の表示２、発明の名称３、補正をする者事件との関係　特許出願人住所　静岡県浜松市新橋町１４００名称　三信工業株式会社代表者　執印　管用〒４３０静岡県浜松市元城町２１８番地の２９吉１）文毅　殿平成１年特、許願第４９２６８号船舶運行情報表示制御装置４、代理人５、補正命令の日付　　平成１年５月３０日６、補正の
対象　　　　図面７、補正の内容（ｌ）、願書に最初に添付した図面の浄書（発送日）・別紙のとお

Claims

【特許請求の範囲】

（１）、船舶運行情報感知センサと船舶運行情報表示部
と推進機情報感知センサとを接続し、前記船舶運行情報
表示部に、前記船舶運行情報感知センサに基づく情報ま
たは前記推進機情報感知センサに基づく情報を切り換え
表示可能とした、前記船舶運行情報表示部とは別体の船
舶運行情報表示制御装置。