JPH02227304A - 大型空気入りラジアルタイヤ - Google Patents
大型空気入りラジアルタイヤInfo
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- JPH02227304A JPH02227304A JP1049245A JP4924589A JPH02227304A JP H02227304 A JPH02227304 A JP H02227304A JP 1049245 A JP1049245 A JP 1049245A JP 4924589 A JP4924589 A JP 4924589A JP H02227304 A JPH02227304 A JP H02227304A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、大型空気入りラジアルタイヤ、例えば、スチ
ールコードを用いた空気入りタイヤの耐久性能、特に、
スチールコードの耐腐食性および接着性を改良した大型
空気入りラジアルタイヤに関する。
ールコードを用いた空気入りタイヤの耐久性能、特に、
スチールコードの耐腐食性および接着性を改良した大型
空気入りラジアルタイヤに関する。
(従来の技術)
従来、大型空気入りラジアルタイヤのカーカス21等に
は、第3図に示すように、ゴム22被覆したスチールコ
ード23からなるカーカス層が用いられ、カーカス層の
内側でタイヤ内に充填した高圧空気25に接する側には
高圧空気の透過が少ないハロゲン化ブチルゴムからなる
シート状のインナーライナ26を設け、空気の漏洩を防
止している。タイヤは屋外に野ざらし状態で保管中に雨
水に濡れたり、濡れたチューブをタイヤ内に挿入して使
用したりしてタイヤの内側20には水分が残ることがあ
る。
は、第3図に示すように、ゴム22被覆したスチールコ
ード23からなるカーカス層が用いられ、カーカス層の
内側でタイヤ内に充填した高圧空気25に接する側には
高圧空気の透過が少ないハロゲン化ブチルゴムからなる
シート状のインナーライナ26を設け、空気の漏洩を防
止している。タイヤは屋外に野ざらし状態で保管中に雨
水に濡れたり、濡れたチューブをタイヤ内に挿入して使
用したりしてタイヤの内側20には水分が残ることがあ
る。
これらタイヤの内側の水分は走行中に空気とともにイン
ナーライナ26のゴム中を透過しスチールコード23の
近傍に浸入する。そして、スチールコードを腐食したり
耐疲労性を低下したりして、スチールコードの疲労破壊
あるいはスチールコードの切断等起こす。さらには、ス
チールコードとゴムとの接着性を低下して剥離故障や破
壊故障を生じ、いわゆる耐通水性が不充分であるという
問題点があった、これらは、インナーライナに前述のハ
ロゲン化ブチルゴムを用いることによりかなり防止する
ことができる。また、特開昭60−183202号公報
に提案されたように、スチールコードのミクロ組織を変
えることにより耐腐食疲労性に強い鋼材を使用すること
もできる。さらにまた、スチールコードのメツキ組成を
変えることによってゴムとの接着性を向上させることも
できる。
ナーライナ26のゴム中を透過しスチールコード23の
近傍に浸入する。そして、スチールコードを腐食したり
耐疲労性を低下したりして、スチールコードの疲労破壊
あるいはスチールコードの切断等起こす。さらには、ス
チールコードとゴムとの接着性を低下して剥離故障や破
壊故障を生じ、いわゆる耐通水性が不充分であるという
問題点があった、これらは、インナーライナに前述のハ
ロゲン化ブチルゴムを用いることによりかなり防止する
ことができる。また、特開昭60−183202号公報
に提案されたように、スチールコードのミクロ組織を変
えることにより耐腐食疲労性に強い鋼材を使用すること
もできる。さらにまた、スチールコードのメツキ組成を
変えることによってゴムとの接着性を向上させることも
できる。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、近年、タイヤの寿命が大幅に長期間とな
り、従来のハロゲン化ブチルゴムからなるインナーライ
ナ26では、耐通水性が不充分であるという問題点があ
る。また、耐通水性を向上するためにインナーライナの
厚みを増加すると耐熱性が悪化する。また、スチールコ
ードのミクロ組織の変更のみでは、最近の超高強力スチ
ールコードに対しても耐腐食疲労性が不充分である。さ
らにまた、接着性についてもメツキ組成の変更のみでは
高寿命で長期間の間十分な接着性を保持するのは不充分
であるという問題点がある。
り、従来のハロゲン化ブチルゴムからなるインナーライ
ナ26では、耐通水性が不充分であるという問題点があ
る。また、耐通水性を向上するためにインナーライナの
厚みを増加すると耐熱性が悪化する。また、スチールコ
ードのミクロ組織の変更のみでは、最近の超高強力スチ
ールコードに対しても耐腐食疲労性が不充分である。さ
らにまた、接着性についてもメツキ組成の変更のみでは
高寿命で長期間の間十分な接着性を保持するのは不充分
であるという問題点がある。
そこで本発明は、タイヤの内側からの水分の浸入があっ
ても水分の透過を抑制し、スチールコードの耐腐食疲労
性、耐腐食破壊性を強化し、接着性の低下を大幅に抑制
し、耐通水性を大幅に向上した大型空気入りラジアルタ
イヤを提供することを目的とする。
ても水分の透過を抑制し、スチールコードの耐腐食疲労
性、耐腐食破壊性を強化し、接着性の低下を大幅に抑制
し、耐通水性を大幅に向上した大型空気入りラジアルタ
イヤを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明に係る大型空気入りラジアルタイヤは、ゴム被覆
したスチールコードからなるカーカスと、カーカスの内
側を覆うインナーライナとを有する大型空気入りラジア
ルタイヤにおいて、前記インナーライナがカーカスに密
着する内層と、内層の外側でタイヤ内の空気に接する外
層からなり、内層がゴム100重量部に対し吸水ポリマ
ー2〜30重量部を含む内層ゴムからなり、外層がハロ
ゲン化ブチルゴムからなることを特徴としている。
したスチールコードからなるカーカスと、カーカスの内
側を覆うインナーライナとを有する大型空気入りラジア
ルタイヤにおいて、前記インナーライナがカーカスに密
着する内層と、内層の外側でタイヤ内の空気に接する外
層からなり、内層がゴム100重量部に対し吸水ポリマ
ー2〜30重量部を含む内層ゴムからなり、外層がハロ
ゲン化ブチルゴムからなることを特徴としている。
ここに、内層ゴムはゴム100重量部に対して吸水ポリ
マー2〜30重量部が好ましく、さらに好ましくは、5
〜10重量部である。ここに、2〜30重量部としたの
は、2重量部未満では本発明の効果が充分発揮されず、
30重量部を超えると、内層ゴムの物性が低下するから
である。
マー2〜30重量部が好ましく、さらに好ましくは、5
〜10重量部である。ここに、2〜30重量部としたの
は、2重量部未満では本発明の効果が充分発揮されず、
30重量部を超えると、内層ゴムの物性が低下するから
である。
また、インナーライナの内層の厚さは0.5 mm〜2
.0鶴が好ましい。ここに、厚さをQ 、5 ays〜
2.0鶴としたのは、厚さが0.5mm未満では内層の
厚さが薄すぎ吸水ポリマーの効果が十分に得られず、ま
た、2.0mを超えると厚くなり過ぎ発熱性が悪化する
からである。
.0鶴が好ましい。ここに、厚さをQ 、5 ays〜
2.0鶴としたのは、厚さが0.5mm未満では内層の
厚さが薄すぎ吸水ポリマーの効果が十分に得られず、ま
た、2.0mを超えると厚くなり過ぎ発熱性が悪化する
からである。
また、吸水ポリマーとしては、アクリル酸−ビニルアル
コール共重合体、アクリル酸ソーダ重合体、アクリル酸
ソーダーアクリルアミド共重合体等が挙げられる。
コール共重合体、アクリル酸ソーダ重合体、アクリル酸
ソーダーアクリルアミド共重合体等が挙げられる。
(作用)
本発明に係る大型空気入りラジアルタイヤのインナーラ
イナの内層は吸水ポリマーを特定の配合量含有する内層
ゴムであるので、タイヤの内側に水分が残留したり、充
填する空気内に水分が含有すると水分を含有した高圧の
空気はインナーライナ内に浸入し、水分はさらに浸透を
続け、インナーライナの内層に達すると、内層ゴf内の
吸水ポリマーが、これら浸透してきた水分を大量に吸収
・保持して、さらに、カーカス側に透過する空気中の水
分を極めて微量に抑制する。このため、スチールコード
が空気に接触しても腐食の発生が大幅に抑制されるとと
もに疲労低下が大幅に防止される。
イナの内層は吸水ポリマーを特定の配合量含有する内層
ゴムであるので、タイヤの内側に水分が残留したり、充
填する空気内に水分が含有すると水分を含有した高圧の
空気はインナーライナ内に浸入し、水分はさらに浸透を
続け、インナーライナの内層に達すると、内層ゴf内の
吸水ポリマーが、これら浸透してきた水分を大量に吸収
・保持して、さらに、カーカス側に透過する空気中の水
分を極めて微量に抑制する。このため、スチールコード
が空気に接触しても腐食の発生が大幅に抑制されるとと
もに疲労低下が大幅に防止される。
また、透過した空気中の水分が極微量であるので、スチ
ールコードとメツキ/コーティングの界面の化学反応が
大幅に抑制され、接着低下が防止できる。
ールコードとメツキ/コーティングの界面の化学反応が
大幅に抑制され、接着低下が防止できる。
(実施例)
以下、本発明の実施例について説明する。
第1.2図は本発明に係る大型空気入りラジアルタイヤ
の第1実施例を示す図であり、タイヤサイズは11R2
2,5である。第1図において、1は大型空気入りラジ
アルタイヤであり、大型空気入りラジアルタイヤ1はビ
ード2間に跨がるカーカス3と、カーカス3の内側を覆
うインナーライナ5と、カーカス3のクラウン部3aの
外側に周方向に設けたベルト6と、ベルト6の外側を覆
うトレラド7と、カーカス3の側部3bの外側をトレッ
ド5の両端5aからビード2まで覆うサイドウオール8
とを有している。インナーライナ5はカーカス3に密着
する内層5Bと、内層5Bの外側でタイヤ内の空気に接
する外層5Aからなる2層構造である。カーカス3はゴ
ム被覆したスチールコード10からなり、スチールコー
ド10の構造は3+9でモノフィラメントの直径は1.
23−である。
の第1実施例を示す図であり、タイヤサイズは11R2
2,5である。第1図において、1は大型空気入りラジ
アルタイヤであり、大型空気入りラジアルタイヤ1はビ
ード2間に跨がるカーカス3と、カーカス3の内側を覆
うインナーライナ5と、カーカス3のクラウン部3aの
外側に周方向に設けたベルト6と、ベルト6の外側を覆
うトレラド7と、カーカス3の側部3bの外側をトレッ
ド5の両端5aからビード2まで覆うサイドウオール8
とを有している。インナーライナ5はカーカス3に密着
する内層5Bと、内層5Bの外側でタイヤ内の空気に接
する外層5Aからなる2層構造である。カーカス3はゴ
ム被覆したスチールコード10からなり、スチールコー
ド10の構造は3+9でモノフィラメントの直径は1.
23−である。
インナーライナ5の外層5Aはブロモブチルゴムからな
っている。内N5Bは表1の第1実施例に示す吸水ポリ
マー11であるアクリル酸−ビニルアルコール共重合体
をゴム100重量部に対し5部含有した内層ゴムからな
っている。前述以外は通常の大型空気入りラジアルタイ
ヤと同じである。
っている。内N5Bは表1の第1実施例に示す吸水ポリ
マー11であるアクリル酸−ビニルアルコール共重合体
をゴム100重量部に対し5部含有した内層ゴムからな
っている。前述以外は通常の大型空気入りラジアルタイ
ヤと同じである。
次に、試験タイヤを11種類(実施例7、比較例4)を
準備し、本発明の効果を確認したので説明する。
準備し、本発明の効果を確認したので説明する。
試験タイヤは、表に示すように、インナーライナの内層
の厚さおよび内層ゴムが含有する吸水ポリマーの種類お
よび含有量を変えたもの、およびコード剥離試験)を行
い。スチールコードにゴムの付着している程度を目視に
より判定しゴム付着率として示した。試験結果はAゴム
付き大、Bゴム付きやや大、Cゴム付き中、Dゴム付き
小、Eゴム付き殆どないの5段階により区分した。それ
ぞれ試験結果を次表に示す。
の厚さおよび内層ゴムが含有する吸水ポリマーの種類お
よび含有量を変えたもの、およびコード剥離試験)を行
い。スチールコードにゴムの付着している程度を目視に
より判定しゴム付着率として示した。試験結果はAゴム
付き大、Bゴム付きやや大、Cゴム付き中、Dゴム付き
小、Eゴム付き殆どないの5段階により区分した。それ
ぞれ試験結果を次表に示す。
(3)インナーライナの内層ゴムの強度試験は通常のよ
うに行った。
うに行った。
(本頁、以下余白)
インナーライナの外層のゴム種を変えたものを準備した
。
。
試験は前述の試験タイヤをそれぞれタイヤの内側に水を
封入し、トランクに装着して一般道路上を約10万一走
行した。この走行後の試験タイヤのカーカスのシッルダ
一部からスチールコードの試験試料を採取し、スチール
コードの腐食疲労性、接着性につき試験した。
封入し、トランクに装着して一般道路上を約10万一走
行した。この走行後の試験タイヤのカーカスのシッルダ
一部からスチールコードの試験試料を採取し、スチール
コードの腐食疲労性、接着性につき試験した。
試験は下記の試験法により実施した。
(試験法)
(1)スチールコードの腐食疲労性は、スチールコード
の試験試料の中でスチールコードの20本当りのフィラ
メントの総本数に対して破断したフィラメントの本数を
フィラメント破断率(%)として示した。
の試験試料の中でスチールコードの20本当りのフィラ
メントの総本数に対して破断したフィラメントの本数を
フィラメント破断率(%)として示した。
(2)接着性は接着強度の低下により判定した。
すなわち、採取したスチールコードの試験試料について
、いわゆる、ビーリングテスト(即ち、試験結果は前夫
に示すように、第1〜7実施例に示す試験タイヤは比較
例のものに対して、フィラメント破断率、ゴム付着率は
ともに優れた結果を示した。すなわち、インナーライナ
内層に吸水ポリマーを特定量だけ含有させたものは優れ
た結果を示した。
、いわゆる、ビーリングテスト(即ち、試験結果は前夫
に示すように、第1〜7実施例に示す試験タイヤは比較
例のものに対して、フィラメント破断率、ゴム付着率は
ともに優れた結果を示した。すなわち、インナーライナ
内層に吸水ポリマーを特定量だけ含有させたものは優れ
た結果を示した。
(効果)
以上、説明したように、本発明によれば、タイヤの内側
からの水分の浸入があってもインナーライチの内層の吸
水ポリマーにより水分を吸収保持して水分の透過を大幅
に抑制し、スチールコードの耐腐食疲労性、耐腐食破壊
性を強化し、接着性の低下を大幅に抑制し耐通水性を大
幅に向上できる。
からの水分の浸入があってもインナーライチの内層の吸
水ポリマーにより水分を吸収保持して水分の透過を大幅
に抑制し、スチールコードの耐腐食疲労性、耐腐食破壊
性を強化し、接着性の低下を大幅に抑制し耐通水性を大
幅に向上できる。
第1.2図は本発明に係る大型空気入りラジアルタイヤ
の第1実施例を示す図であり、第1図はその一部断面図
、第2図はその要部拡大断面図である。第3図は従来の
大型空気入りラジアルタイヤの要部拡大断面図である。 1・・・・・・大型空気入りラジアルタイヤ、3・・・
・・・カーカス、 5・・・・・・インナーライチ、 5A・・・・・・外層、 5B・・・・・・内層、 10・・・・・・スチールコード、 11・・・・・・吸水ポリマー 代 理 人 弁理士 有 我 軍 第 図 第 図 第 図 I)1
の第1実施例を示す図であり、第1図はその一部断面図
、第2図はその要部拡大断面図である。第3図は従来の
大型空気入りラジアルタイヤの要部拡大断面図である。 1・・・・・・大型空気入りラジアルタイヤ、3・・・
・・・カーカス、 5・・・・・・インナーライチ、 5A・・・・・・外層、 5B・・・・・・内層、 10・・・・・・スチールコード、 11・・・・・・吸水ポリマー 代 理 人 弁理士 有 我 軍 第 図 第 図 第 図 I)1
Claims (1)
- ゴム被覆したスチールコードからなるカーカスと、カー
カスの内側を覆うインナーライナとを有する大型空気入
りラジアルタイヤにおいて、前記インナーライナがカー
カスに密着する内層と内層の外側でタイヤ内の空気に接
する外層からなり、内層がゴム100重量部に対し吸水
ポリマー2〜30重量部を含む内層ゴムからなり、外層
がハロゲン化ブチルゴムからなることを特徴とする大型
空気入りラジアルタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1049245A JPH02227304A (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 大型空気入りラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1049245A JPH02227304A (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 大型空気入りラジアルタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02227304A true JPH02227304A (ja) | 1990-09-10 |
Family
ID=12825472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1049245A Pending JPH02227304A (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 大型空気入りラジアルタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02227304A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6068918A (en) * | 1996-10-15 | 2000-05-30 | N.V. Bekhaert S.A. | Steel cord treated with a corrosion inhibiting composition |
US6329073B1 (en) | 1996-10-15 | 2001-12-11 | N.V. Bekaert S.A. | Elongated steel object treated with a corrosion inhibiting composition |
WO2005097522A1 (ja) * | 2004-04-06 | 2005-10-20 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | 酸素吸収剤を含む空気入りタイヤ |
JP2011219093A (ja) * | 2011-06-24 | 2011-11-04 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 水分保持層を有する空気入りタイヤ |
JP2011230758A (ja) * | 2011-06-24 | 2011-11-17 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 水分保持層を有する空気入りタイヤ |
-
1989
- 1989-02-28 JP JP1049245A patent/JPH02227304A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6068918A (en) * | 1996-10-15 | 2000-05-30 | N.V. Bekhaert S.A. | Steel cord treated with a corrosion inhibiting composition |
US6329073B1 (en) | 1996-10-15 | 2001-12-11 | N.V. Bekaert S.A. | Elongated steel object treated with a corrosion inhibiting composition |
WO2005097522A1 (ja) * | 2004-04-06 | 2005-10-20 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | 酸素吸収剤を含む空気入りタイヤ |
JP2005297597A (ja) * | 2004-04-06 | 2005-10-27 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 酸素吸収剤を含む空気入りタイヤ |
JP2011219093A (ja) * | 2011-06-24 | 2011-11-04 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 水分保持層を有する空気入りタイヤ |
JP2011230758A (ja) * | 2011-06-24 | 2011-11-17 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 水分保持層を有する空気入りタイヤ |
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