JPH0222666Y2 - - Google Patents
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- JPH0222666Y2 JPH0222666Y2 JP18068083U JP18068083U JPH0222666Y2 JP H0222666 Y2 JPH0222666 Y2 JP H0222666Y2 JP 18068083 U JP18068083 U JP 18068083U JP 18068083 U JP18068083 U JP 18068083U JP H0222666 Y2 JPH0222666 Y2 JP H0222666Y2
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- pressure
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 13
- 230000002950 deficient Effects 0.000 claims description 5
- 238000009530 blood pressure measurement Methods 0.000 description 24
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 22
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
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- 230000000284 resting effect Effects 0.000 description 1
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- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<考案の技術分野>
この考案は例えばガス器具或は各種の気密構造
を必要とする器具のように実用状態において流体
と接するために漏れがあつてはならないか、或は
漏れ量が規定の範囲内であるか否かを検査する漏
れ検査装置に関し、特に検査物に与えた流体圧を
測定する圧力検測手段のゼロ点変動を自動的に検
出し、検査の信頼性を向上しようとするものであ
る。
を必要とする器具のように実用状態において流体
と接するために漏れがあつてはならないか、或は
漏れ量が規定の範囲内であるか否かを検査する漏
れ検査装置に関し、特に検査物に与えた流体圧を
測定する圧力検測手段のゼロ点変動を自動的に検
出し、検査の信頼性を向上しようとするものであ
る。
<従来技術>
漏れ検査装置は検査物に正圧又は負圧を与え、
その与えた圧力が時間の経過に伴つてどれだけ変
化するかを見て、その変化量が規定値以下であれ
ば良、規定値を越えると不良と判定するように動
作する。従つて動作順序としては第1図に示すよ
うに加圧期間T1、平衡期間T2、検査期間T3、排
気期間T4、休止期間T5の順序で動作し、休止期
間T5において検査物を交換し、次の検査物を検
査する。この動作が繰返される。
その与えた圧力が時間の経過に伴つてどれだけ変
化するかを見て、その変化量が規定値以下であれ
ば良、規定値を越えると不良と判定するように動
作する。従つて動作順序としては第1図に示すよ
うに加圧期間T1、平衡期間T2、検査期間T3、排
気期間T4、休止期間T5の順序で動作し、休止期
間T5において検査物を交換し、次の検査物を検
査する。この動作が繰返される。
第1図Aは例えば検査物と基準タンクとの間の
圧力差を示しているものとする。圧力検測手段か
ら第1図Aに示すような圧力検出信号が得られた
とすると、従来は平衡期間T2の終了時点におい
て最終値を設定値と比較し、最終値が設定値を越
えたとき現在検査中の検査物に大きい漏れが存在
すると判定している。更に検査期間T3に入るの
と同時に圧力検測手段から得られる圧力検測値を
電気的にゼロリセツトし、見かけ上圧力差がゼロ
の状態を作り、この圧力差がゼロの状態から圧力
の変化を検査するようにしている。この結果良否
判定手段に入力される検測信号としては、第1図
Bに示すように検査期間T3の始まりにおいてゼ
ロにリセツトされ、増幅器の感度を高めめて変化
率が大きい圧力検測信号を得るようにしている。
圧力差を示しているものとする。圧力検測手段か
ら第1図Aに示すような圧力検出信号が得られた
とすると、従来は平衡期間T2の終了時点におい
て最終値を設定値と比較し、最終値が設定値を越
えたとき現在検査中の検査物に大きい漏れが存在
すると判定している。更に検査期間T3に入るの
と同時に圧力検測手段から得られる圧力検測値を
電気的にゼロリセツトし、見かけ上圧力差がゼロ
の状態を作り、この圧力差がゼロの状態から圧力
の変化を検査するようにしている。この結果良否
判定手段に入力される検測信号としては、第1図
Bに示すように検査期間T3の始まりにおいてゼ
ロにリセツトされ、増幅器の感度を高めめて変化
率が大きい圧力検測信号を得るようにしている。
<従来の欠点>
従来から平衡期間T2において大きい漏れの有
無を判定しているが、この判定には次のような不
都合が生じる。つまり圧力検測手段のゼロ点が浮
動した場合、漏れが無くても見かけ上圧力差が生
じたのと等価な圧力検測信号が出される。ゼロ点
浮動量が大きいと「大きい漏れが有り」と判定す
るレベルを越えることがあり、このまま検査を続
けると良品を不良と判定してしまう不都合が生じ
る。
無を判定しているが、この判定には次のような不
都合が生じる。つまり圧力検測手段のゼロ点が浮
動した場合、漏れが無くても見かけ上圧力差が生
じたのと等価な圧力検測信号が出される。ゼロ点
浮動量が大きいと「大きい漏れが有り」と判定す
るレベルを越えることがあり、このまま検査を続
けると良品を不良と判定してしまう不都合が生じ
る。
<考案の目的>
この考案は圧力検測手段のゼロ点浮動を自動的
に検出し、常に正しい検査を行うことができる漏
れ検査装置を提供しようとするものである。
に検出し、常に正しい検査を行うことができる漏
れ検査装置を提供しようとするものである。
<考案の概要>
この考案では休止期間T5の最終値を設定値と
比較し、休止期間T5の最終値が設定値を越えた
とき圧力検測手段のゼロ点が許容領域から外れた
と判定し、検査中止を表示させる。
比較し、休止期間T5の最終値が設定値を越えた
とき圧力検測手段のゼロ点が許容領域から外れた
と判定し、検査中止を表示させる。
またこれと共に常時は平衡期間に得られる圧力
検測値から休止期間T5の最終値を減算し、この
減算した値を設定値と比較するように構成したも
のである。
検測値から休止期間T5の最終値を減算し、この
減算した値を設定値と比較するように構成したも
のである。
このように構成することにより圧力検測手段の
ゼロ点が大きくずれたことによつて良品を不良品
と判定するようなことがなく、また圧力検測手段
のゼロ点がわずかに浮動したとしてもその浮動量
を除去した真の値で大きい漏れ量を判定すること
ができる。
ゼロ点が大きくずれたことによつて良品を不良品
と判定するようなことがなく、また圧力検測手段
のゼロ点がわずかに浮動したとしてもその浮動量
を除去した真の値で大きい漏れ量を判定すること
ができる。
<考案の実施例>
第2図にこの考案の一実施例を示す。図中11
1は空気圧源又は排気装置のような正圧又は負圧
を発生する流体圧発生装置を示す。流体圧発生装
置111の出力側には流管110が接続される。
流管110は調圧弁112及び三方電磁弁114
を介して分岐管路118と119に二分される。
調圧弁112の出口と三方電磁弁114の入口と
の間には検査圧を設定指示する圧力計113が接
続されている。
1は空気圧源又は排気装置のような正圧又は負圧
を発生する流体圧発生装置を示す。流体圧発生装
置111の出力側には流管110が接続される。
流管110は調圧弁112及び三方電磁弁114
を介して分岐管路118と119に二分される。
調圧弁112の出口と三方電磁弁114の入口と
の間には検査圧を設定指示する圧力計113が接
続されている。
分岐管路118には遮断弁116が接続され、
遮断弁116の出口側に漏れを検査すべき検査物
120を接続する機構が設けられる。分岐管路1
18の端部に設けた機構により検査物120が順
次接続されて漏れ検査が可能な構造となつてい
る。
遮断弁116の出口側に漏れを検査すべき検査物
120を接続する機構が設けられる。分岐管路1
18の端部に設けた機構により検査物120が順
次接続されて漏れ検査が可能な構造となつてい
る。
一方、分岐管路119には遮断弁117を接続
し、遮断弁117の出口側に基準タンク121が
接続されている。遮断弁116及び117の出口
側において分岐管路118及び119の間に圧力
検測手段122が取付けられている。圧力検測手
段122はこの例では差圧計を利用した場合を示
す。
し、遮断弁117の出口側に基準タンク121が
接続されている。遮断弁116及び117の出口
側において分岐管路118及び119の間に圧力
検測手段122が取付けられている。圧力検測手
段122はこの例では差圧計を利用した場合を示
す。
ここで三方電磁弁114と遮断弁116,11
7の動作を第1図に示した各期間T1〜T5の状態
に対応付けして説明する。
7の動作を第1図に示した各期間T1〜T5の状態
に対応付けして説明する。
三方弁114を閉じた状態で流体圧源111を
動作させ、圧力計113が検査に必要な圧力を指
示するように調圧弁112を調整する。圧力計1
13が所定の圧力値を指示した時点で準備が完了
する。準備完了と共に三方電磁弁114を開け、
更に遮断弁116,117を開けて検査物120
と基準タンク121に流体圧を与える。この流体
圧を与えている期間が第1図に示した加圧期間
T1である。
動作させ、圧力計113が検査に必要な圧力を指
示するように調圧弁112を調整する。圧力計1
13が所定の圧力値を指示した時点で準備が完了
する。準備完了と共に三方電磁弁114を開け、
更に遮断弁116,117を開けて検査物120
と基準タンク121に流体圧を与える。この流体
圧を与えている期間が第1図に示した加圧期間
T1である。
加圧期間T1の時間は予め設定した時間で決め
られ、その時間が経過すると遮断弁116,11
7が閉じられ平衡期間T2に入る。平衡期間T2の
終了と共に増幅器131をゼロリセツトし検査期
間T3に入る。検査期間T3が終了すると遮断弁1
16,117が開けられ、また三方電磁弁114
は分岐管路118,119を大気に開放させる。
この結果検査物120及び基準タンク121に蓄
圧された流体を大気に放出させる。これを排気期
間T4と称す。排気が進み検査物120及び基準
タンク121内の圧力が低下すると排気期間T4
が終了となり休止期間T5に入る。休止期間T5に
おいて検査物120を交換し、新しい検査物を分
岐管路118に接続する。新しい検査物120が
分岐管路118に接続されると、再び三方電磁弁
114及び遮断弁116,117を開き加圧期間
T1に入る。
られ、その時間が経過すると遮断弁116,11
7が閉じられ平衡期間T2に入る。平衡期間T2の
終了と共に増幅器131をゼロリセツトし検査期
間T3に入る。検査期間T3が終了すると遮断弁1
16,117が開けられ、また三方電磁弁114
は分岐管路118,119を大気に開放させる。
この結果検査物120及び基準タンク121に蓄
圧された流体を大気に放出させる。これを排気期
間T4と称す。排気が進み検査物120及び基準
タンク121内の圧力が低下すると排気期間T4
が終了となり休止期間T5に入る。休止期間T5に
おいて検査物120を交換し、新しい検査物を分
岐管路118に接続する。新しい検査物120が
分岐管路118に接続されると、再び三方電磁弁
114及び遮断弁116,117を開き加圧期間
T1に入る。
以上説明した三方電磁弁114と遮断弁11
6,117の制御は後述するマイクロコンピユー
タ133によつて行われる。各期間T1〜T5は検
査物120の内容積によつて適当な時間に設定さ
れる。一般には5〜30秒の間の適当な時間に設定
される。
6,117の制御は後述するマイクロコンピユー
タ133によつて行われる。各期間T1〜T5は検
査物120の内容積によつて適当な時間に設定さ
れる。一般には5〜30秒の間の適当な時間に設定
される。
圧力検測手段122の出力信号は増幅器131
を介してA−D変換器132に与えられる。A−
D変換器132において圧力検測信号をA−D変
換しデイジタル信号に変換する。A−D変換器1
32でデイジタル信号に変換された圧力検査値を
マイクロコンピユータ133に入力する。
を介してA−D変換器132に与えられる。A−
D変換器132において圧力検測信号をA−D変
換しデイジタル信号に変換する。A−D変換器1
32でデイジタル信号に変換された圧力検査値を
マイクロコンピユータ133に入力する。
マイクロコンピユータ133は周知のように入
力ポート134と、中央処理装置(以下CPUと
称す)135と、リードオンリメモリ(以下
ROMと称す)136と、ランダムアクセスメモ
リ(以下RAMと称す)137と出力ポート13
8と、キイーボード139とによつて構成するこ
とができる。
力ポート134と、中央処理装置(以下CPUと
称す)135と、リードオンリメモリ(以下
ROMと称す)136と、ランダムアクセスメモ
リ(以下RAMと称す)137と出力ポート13
8と、キイーボード139とによつて構成するこ
とができる。
マイクロコンピユータ133は平衡期間T2及
び検査期間T3の期間においてA−D変換器13
2によりデイジタル信号に変換された圧力検測値
を入力ポート134を介してCPU135に取込
み設定値と比較し良否を判定する。
び検査期間T3の期間においてA−D変換器13
2によりデイジタル信号に変換された圧力検測値
を入力ポート134を介してCPU135に取込
み設定値と比較し良否を判定する。
この考案においては前回の検査が終了して休止
期間T5が終了した時点の休止最終圧力検測値E1
(第3図)を取込む。この休止最終圧力検測値E1
をRAM137に記憶した第1設定値S1と比較す
る。休止最終圧力検測値E1は圧力検測手段12
2及び増幅器131のゼロ点浮動値に対応する。
従つて休止最終圧力検測値E1が許容されるゼロ
点浮動量の範囲内、つまり第1設定値S1より小さ
ければゼロ点浮動に関して良と判定し、検査動作
が継続される。
期間T5が終了した時点の休止最終圧力検測値E1
(第3図)を取込む。この休止最終圧力検測値E1
をRAM137に記憶した第1設定値S1と比較す
る。休止最終圧力検測値E1は圧力検測手段12
2及び増幅器131のゼロ点浮動値に対応する。
従つて休止最終圧力検測値E1が許容されるゼロ
点浮動量の範囲内、つまり第1設定値S1より小さ
ければゼロ点浮動に関して良と判定し、検査動作
が継続される。
休止最終圧力検測値E1が第1設定値S1を越え
た場合は圧力検測手段122と増幅器131を含
むアナログ系のゼロ点浮動が許容値を越えたと判
定し、例えば発光素子141を点灯させてゼロ点
がずれたことを表示する。これと共に検査装置の
動作を停止させることもできる。
た場合は圧力検測手段122と増幅器131を含
むアナログ系のゼロ点浮動が許容値を越えたと判
定し、例えば発光素子141を点灯させてゼロ点
がずれたことを表示する。これと共に検査装置の
動作を停止させることもできる。
更にこの考案においては平衡期間T2において
この平衡期間T2の状態で得られる圧力検測値E2,
E3,E4,E5……Eoのそれぞれから休止最終圧力
検測値E1を減算し、その減算結果E2−E1,E3−
E1,E4−E1……Eo−E1を第2設定値S2と比較す
る。その比較の結果が各減算値が第2設定値S2よ
り小さければ現在検査中の検査物に大きな漏れが
存在しないと判定する。減算値が第2設定値S2よ
り大きくなつた場合は大きな漏れが存在すると判
定し、大きな漏れがあることを表わす発光素子1
42を点灯させ不良を表示する。
この平衡期間T2の状態で得られる圧力検測値E2,
E3,E4,E5……Eoのそれぞれから休止最終圧力
検測値E1を減算し、その減算結果E2−E1,E3−
E1,E4−E1……Eo−E1を第2設定値S2と比較す
る。その比較の結果が各減算値が第2設定値S2よ
り小さければ現在検査中の検査物に大きな漏れが
存在しないと判定する。減算値が第2設定値S2よ
り大きくなつた場合は大きな漏れが存在すると判
定し、大きな漏れがあることを表わす発光素子1
42を点灯させ不良を表示する。
大きな漏れが存在しないときマイクロコンピユ
ータ133は増幅器131をゼロリセツトし、検
査期間T3の状態に入る。検査期間T3では増幅器
131のの増幅度を大きい値に切換えて感度を上
げ差圧の変化を取込む。検査期間T3の最終圧力
検測値EXは補正値EYにより補正され、その補正
済の値EX−EYを第3設定値S3と比較し、第3設
定値S3以下であれば現在検査中の検査物を良と判
定し、発光素子143を点灯させる。補正済の値
EX−EYが第3設定値S3を越えた場合は不良と判
定し、発光素子144を点灯させる。
ータ133は増幅器131をゼロリセツトし、検
査期間T3の状態に入る。検査期間T3では増幅器
131のの増幅度を大きい値に切換えて感度を上
げ差圧の変化を取込む。検査期間T3の最終圧力
検測値EXは補正値EYにより補正され、その補正
済の値EX−EYを第3設定値S3と比較し、第3設
定値S3以下であれば現在検査中の検査物を良と判
定し、発光素子143を点灯させる。補正済の値
EX−EYが第3設定値S3を越えた場合は不良と判
定し、発光素子144を点灯させる。
ここで補正値EYとは過去複数回の検査期間の
最終値EXをRAM137に取込んでおき、その複
数回の検査最終値EXの平均値を求め、この平均
値を補正値として利用するものである。現在検査
中の検査物を良と判定したときその検査最終値
EXをRAM137に書込むと共に、RAM137
に書込まれている最も古いデータを除去する動作
を行う。このようにしてRAM137に書込まれ
ているデータの平均値を求めることにより過去の
データの移動平均を得ることができる。この移動
平均値を現在検査中の検査最終値EXから減算す
ることにより温度変動等による圧力検測値の浮動
量を除去することができる。この機能を自動ドリ
フト補正と呼んでいる。以上の動作を第4図にフ
ローチヤートとして示す。
最終値EXをRAM137に取込んでおき、その複
数回の検査最終値EXの平均値を求め、この平均
値を補正値として利用するものである。現在検査
中の検査物を良と判定したときその検査最終値
EXをRAM137に書込むと共に、RAM137
に書込まれている最も古いデータを除去する動作
を行う。このようにしてRAM137に書込まれ
ているデータの平均値を求めることにより過去の
データの移動平均を得ることができる。この移動
平均値を現在検査中の検査最終値EXから減算す
ることにより温度変動等による圧力検測値の浮動
量を除去することができる。この機能を自動ドリ
フト補正と呼んでいる。以上の動作を第4図にフ
ローチヤートとして示す。
上記した説明と第4図に示したフローチヤート
とによつて明らかなように第1判定手段、第2判
定手段、第3判定手段及び増幅器131をゼロリ
セツトするリセツト手段及び過去複数回の検査で
増幅器131の出力として得られた電圧の移動平
均値を算出する演算手段はマイクロコンピユータ
133によつて構成される。
とによつて明らかなように第1判定手段、第2判
定手段、第3判定手段及び増幅器131をゼロリ
セツトするリセツト手段及び過去複数回の検査で
増幅器131の出力として得られた電圧の移動平
均値を算出する演算手段はマイクロコンピユータ
133によつて構成される。
尚第2図に示した実施例では二つの数値表示器
145,146と切換スイツチ147,148を
設け、二つの数値表示器145,146に各種の
設定値及び圧力検測値等を自由に選択して表示さ
せることができるように構成した場合を示す。
145,146と切換スイツチ147,148を
設け、二つの数値表示器145,146に各種の
設定値及び圧力検測値等を自由に選択して表示さ
せることができるように構成した場合を示す。
つまり切換スイツチ147によつて例えば上述
した第1、第2、第3設定値S1,S2,S3及び補正
値EY、検査物120の温度等を選択し、その選
択した各測定値を表示器145に表示させる。ま
た切換スイツチ148では平衡期間T2の最終圧
力検測値Eo又は検査期間T3の最終圧力検測値EX
を選択し、その選択した圧力検測値を表示器14
6に表示させる。
した第1、第2、第3設定値S1,S2,S3及び補正
値EY、検査物120の温度等を選択し、その選
択した各測定値を表示器145に表示させる。ま
た切換スイツチ148では平衡期間T2の最終圧
力検測値Eo又は検査期間T3の最終圧力検測値EX
を選択し、その選択した圧力検測値を表示器14
6に表示させる。
このように切換スイツチ147,148によつ
て表示モードを切換る構造とすることにより少な
い数の数値表示器によつて検査装置のあらゆる状
態をチエツクすることができ便利である。
て表示モードを切換る構造とすることにより少な
い数の数値表示器によつて検査装置のあらゆる状
態をチエツクすることができ便利である。
<考案の作用効果>
以上説明したようにこの考案によれば休止期間
T5の最終値E1を第1設定値S1と比較し、最終値
E1が第1設定値S1を越えたとき圧力検測手段1
22及び増幅器131のゼロ点浮動が許容範囲か
ら外れたと判定し、検査を中断させることができ
る。
T5の最終値E1を第1設定値S1と比較し、最終値
E1が第1設定値S1を越えたとき圧力検測手段1
22及び増幅器131のゼロ点浮動が許容範囲か
ら外れたと判定し、検査を中断させることができ
る。
然も平衡期間T2において得られる圧力検測値
E2,E3,E4……Eoから休止期間T5の最終値E1を
減算して第2設定値S2と比較するようにしたか
ら、圧力検測手段122及び増幅器131のゼロ
点浮動による影響を除去した真の漏れ量を検査す
ることができ、大きい漏れ量の検査結果の信頼性
を向上することができる。
E2,E3,E4……Eoから休止期間T5の最終値E1を
減算して第2設定値S2と比較するようにしたか
ら、圧力検測手段122及び増幅器131のゼロ
点浮動による影響を除去した真の漏れ量を検査す
ることができ、大きい漏れ量の検査結果の信頼性
を向上することができる。
第1図は従来の漏れ検査装置の動作を説明する
ための波形図、第2図はこの考案の一実施例を説
明するための系統図、第3図はこの考案の動作を
説明するための波形図、第4図はこの考案による
漏れ検査装置の動作を説明するためのフローチヤ
ートである。 111:流体圧源、120:検査物、121:
基準タンク、122:圧力検測手段、131:増
幅器、133:マイクロコンピユータ。
ための波形図、第2図はこの考案の一実施例を説
明するための系統図、第3図はこの考案の動作を
説明するための波形図、第4図はこの考案による
漏れ検査装置の動作を説明するためのフローチヤ
ートである。 111:流体圧源、120:検査物、121:
基準タンク、122:圧力検測手段、131:増
幅器、133:マイクロコンピユータ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 A 検査物と基準タンクに流体圧を与え、検査物
と基準タンクとの間に発生する流体圧の差圧値
の変化を時間の経過でとらえ、検査物の漏れの
有無を検査する漏れ検査装置において、 B 検査物と基準タンクに流体圧を与える前の休
止期間の上記差圧値が設定値より大きくなつた
ことを検出する第1判定手段と、 C 加圧後の平衡期間中において、上記休止期間
に発生する差圧値を平衡期間に発生する差圧値
から減算し、その減算結果が設定値を越えたか
否かを判定し、減算結果が設定値を越えたとき
大きい漏れが有ると判定する第2判定手段と、 D 上記第2判定手段において大きい漏れが無い
と判定した状態で上記差圧値を検出する増幅器
の出力電圧を電気的にゼロリセツトするリセツ
ト手段と、 E 上記リセツト手段によつてゼロリセツトした
時点から所定の時間が経過した時点で上記増幅
器から出力される上記差圧値に対応した電圧か
らこの電圧の過去複数回の検査で得られた電圧
の移動平均値を減算した値を求める演算手段
と、 F この演算手段で算出した値を第3設定値と比
較し、第3設定値より小さければ良、大きけれ
ば不良と判定する第3判定手段と、 によつて構成した漏れ検査装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18068083U JPS6086946U (ja) | 1983-11-21 | 1983-11-21 | 漏れ検査装置 |
US06/666,082 US4686638A (en) | 1983-11-04 | 1984-10-29 | Leakage inspection method with object type compensation |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18068083U JPS6086946U (ja) | 1983-11-21 | 1983-11-21 | 漏れ検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6086946U JPS6086946U (ja) | 1985-06-14 |
JPH0222666Y2 true JPH0222666Y2 (ja) | 1990-06-19 |
Family
ID=30391701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18068083U Granted JPS6086946U (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-21 | 漏れ検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6086946U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3353442B2 (ja) * | 1994-01-31 | 2002-12-03 | 株式会社デンソー | 漏れ検査方法及びその装置 |
BR112017003867A2 (pt) * | 2014-08-28 | 2018-11-06 | Microdose Therapeutx Inc | inalador de pó seco com ativação do sensor miniaturizado de pressão |
-
1983
- 1983-11-21 JP JP18068083U patent/JPS6086946U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6086946U (ja) | 1985-06-14 |
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