JPH0222618Y2 - - Google Patents

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JPH0222618Y2
JPH0222618Y2 JP3273982U JP3273982U JPH0222618Y2 JP H0222618 Y2 JPH0222618 Y2 JP H0222618Y2 JP 3273982 U JP3273982 U JP 3273982U JP 3273982 U JP3273982 U JP 3273982U JP H0222618 Y2 JPH0222618 Y2 JP H0222618Y2
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JP
Japan
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frost
forming body
light
forming
optical axis
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JP3273982U
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JPS58135673U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気冷蔵庫や電気冷凍庫等における着
霜量を検出する霜センサに関するものである。
以下従来の霜センサについて説明すると、1は
アルミニウムの如き伝導率の大きい材料からなる
基台、2は発光ダイオードの如き発光素子、3は
フオトトランジスタの如き受光素子、4はアルミ
ニウム等の如き熱伝導率の大きい遮光性の材料か
らなる霜形成体、5,6は熱伝導率の小さい合成
樹脂等からなる取付具である。
そして、上記発光素子2及び受光素子3は基台
1上に霜形成体4を挾む如く取付具5,6により
固定されている。又、上記霜形成体4の上端部は
発光素子2と受光素子3とを結ぶ光軸7より若干
低くなるように設定されている。
従つて、霜形成体4に霜が付着していない状態
では発光素子2からの光は何等遮断されることな
く受光素子3へ到達するが、霜が霜形成体4の上
端縁に形成されると発光素子2からの光が遮断さ
れ、このため受光素子3が検知する光量が減少し
霜が所定量形成されたことを検知する。
この種の霜センサで霜検出量のバラツキを小さ
くするには霜形成体上の霜付状態の再現性を高め
る必要がある。
そこで本考案は霜形成体を複数にし、それを平
行に且つ狭い間隔で設置して、霜付状態の再現性
を高めるようにしたものである。
第2図は従来の霜センサの着霜状態の霜形成体
の拡大図である。従来の霜センサは板状霜形成体
を用いていた。これはエツジの部分に霜が付きや
すいためである。ところがこの部分は霜の成長の
安定性が良くないという欠点があつた。
特に、冷蔵室のドアが半ドア状態であつたりあ
るいは外気が高温多湿であつたりして霜の成長速
度が速い条件のときには密度の小さい綿状の霜を
形成する。このような霜は霜形成体にしつかりと
定着していないので風で吹き飛ばされたり、コン
プレツサやドア開閉時の振動等により落下したり
することがある。
こういう現象は検出着霜量のバラツキを大きく
する原因となり、問題である。
第3図は本考案の一実施例の外観斜視図であ
る。尚、本考案のものと従来例のものとの同一部
分は同一符号で示す。
発光素子2、受光素子3はそれぞれ熱伝導率の
小さい合成樹脂等より成る取付具5,6によつて
固着されている。複数の霜形成体4は、2枚の板
状の霜形成体を平行に配置したものであつて、上
記発光素子と受光素子とを結ぶ光軸に対して直交
する方向に配置されている。そして、この霜形成
体4の上端部は、当該光軸より少し低めになるよ
うに形成されている。上記2枚の霜形成体4の間
隔は、1枚の霜形成体より延びる上記綿状の霜の
長さの2倍以下に設定され、1枚の霜形成体より
延びる上記綿状の霜が相互に結び付く程度の間隔
に形成されている。即ち、実験によれば、上記綿
状の霜の長さが1mm程度であることから、2枚の
霜形成体の間隔が2mm以上になるとこの綿状の霜
が相互に結び付かなくなる。このため、2枚の霜
形成体の間隔は、「1mmの2倍以下の長さ」であ
る2mm以下の例えば1mm程度に形成されている。
第4図は本考案の一実施例の霜センサの着霜状
態での霜形成体付近の拡大図である。上記霜形成
体4は2枚の板状の霜形成体を配置することによ
つて、霜形成体より延びる上記綿状の霜が相互に
結び付いて、綿状の霜が霜形成体4にしつかりと
定着するので、風で吹き飛ばされたり、コンプレ
ツサやドア開閉時の振動等により落下したりする
ことがなく、安定して霜を成長させることができ
る。このことは、霜形成体4に着く霜厚が変動す
ることで受光素子3の出力電圧が変動して検出さ
れる着霜量のばらつきを小さくするのに寄与す
る。
この本考案の実施例の場合、上記2枚の霜形成
体4は、上記発光素子2と受光素子3とを結ぶ光
軸に対して直交する方向に配置しているので、上
記霜形成体4に空気を流通させる場合に、2枚の
霜形成体の表裏両面に空気を十分流通させること
ができ、安定して霜を発生させることができる。
即ち、上記2枚の霜形成体が光軸と平行に配置
されていると、光軸と平行な方向に空気を流通さ
せなければ霜形成体の表裏に十分空気を流通させ
ることができない。ところが、光軸の方向には発
光素子2、受光素子3を保持する取付具5,6が
あるため、これが空気流通の阻害物となり、十分
な空気流通を行うことができず、安定して霜を発
生させることができないものである。
これに対して本考案の実施例のように、光軸に
直交する方向に霜形成体を配置すると、光軸に直
交する方、向即ち霜形成体に平行な方向から空気
を流通させることができる。このようにすれば、
空気流通に当たつて、上記取付具5,6は空気流
通の阻害物とならず、霜形成体に十分空気を流通
させることができ、安定して霜を発生させること
ができる。
以上本考案によれば、綿状の霜をしつかりと霜
形成体に定着させて霜を検知するようにしている
ので、安定して霜を発生させることができ、霜の
成長の再現性を向上させて、検出する着霜量のば
らつきを小さくすることができる。しかも、霜形
成体を光軸に直交する方向に配置しているので、
霜形成体に十分空気を流通させることができ、安
定して霜を発生させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来霜センサの外観斜視図、第2図は
同上霜センサの着霜状態の霜形成体付近の拡大
図、第3図は本考案霜センサの外観斜視図、第4
図は本考案霜センサの着霜状態での霜形成体付近
の拡大図を示す。 2:発光素子、3:受光素子、4:霜形成体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 発光素子と受光素子との間に熱伝導率の大きい
    材料から成る霜形成体を設置した霜センサにおい
    て、 上記霜形成体を板状に形成して、この霜形成体
    を複数枚平行に配置し、 当該複数枚の霜形成体を、上記発光素子と受光
    素子とを結ぶ光軸に対して直交する方向に配置す
    ると共に、この霜形成体の上端を光軸より低めに
    なるように配置し、 上記それぞれの霜形成体の間隔を、霜形成体か
    ら延びる綿状の霜の長さの2倍以下に設定し、 霜形成体から延びる綿状の霜が相互に結び付く
    ようにして成る霜センサ。
JP3273982U 1982-03-08 1982-03-08 霜センサ Granted JPS58135673U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3273982U JPS58135673U (ja) 1982-03-08 1982-03-08 霜センサ

Applications Claiming Priority (1)

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JP3273982U JPS58135673U (ja) 1982-03-08 1982-03-08 霜センサ

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Publication Number Publication Date
JPS58135673U JPS58135673U (ja) 1983-09-12
JPH0222618Y2 true JPH0222618Y2 (ja) 1990-06-19

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ID=30044327

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JP3273982U Granted JPS58135673U (ja) 1982-03-08 1982-03-08 霜センサ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5197244B2 (ja) * 2008-09-02 2013-05-15 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置、冷凍装置及び空気調和装置

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JPS58135673U (ja) 1983-09-12

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