JPH02225013A - 管継手類の防食施工方法 - Google Patents

管継手類の防食施工方法

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JPH02225013A
JPH02225013A JP4700089A JP4700089A JPH02225013A JP H02225013 A JPH02225013 A JP H02225013A JP 4700089 A JP4700089 A JP 4700089A JP 4700089 A JP4700089 A JP 4700089A JP H02225013 A JPH02225013 A JP H02225013A
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JP
Japan
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resin
molds
cock
cavity
mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP4700089A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Onoe
尾上 国雄
Keiji Yoshii
芳井 慶次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyosei Corp
Original Assignee
Kyosei Corp
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Publication date
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Publication of JPH02225013A publication Critical patent/JPH02225013A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は管継手類(管継手および弁栓類を一括して管
継手類と略称する)の防食施工方法に関する。
〔従来の技術〕
長い配管をしたり、配管の途中で方向を変えたり、太さ
を変えたり、分岐・統合したりするために用いられる管
継手、さらには配管内を流れる流体を停止したり、流量
の調整を行なったりするためのコック、パルプ等の弁栓
類は、水道、ガス等に関連する事業には不可欠のもので
ある。そして、耐腐食性を与えるために、管の内外面に
は予めライニングまたはコーティングが施される場合が
多いが、管と管継手類との接合部分には、施工現場にお
いて無機繊維、紐または布等を巻き付けて、その上にウ
レタン系もしくはエポキシ系の二液反応性樹脂液を刷毛
塗り法または吹き付け(スプレー)法によって塗装する
という方法が広く行なわれている。しかし、このような
塗装の方法を採用する限りは、接合部分の地肌の汚れ、
複雑な形状などの場合は特に均質な塗膜を形成すること
が困難であり、液だれ、飛散等が著しく、樹脂液の歩留
りは10%程度ときわめて悪く、経済的にも不利である
〔発明が解決しようとする課題〕
以上述べたように、配管の施工現場における管と管、管
と継手、管と弁栓類等の接合部分の従来の防食施工方法
は、均質な耐食性塗膜の形成が困難であり、しかも塗液
の歩留りもきわめて悪く、経済的にも不利であるという
問題点があり、これを解決することが課題であった。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、この発明は管継手または
弁栓類(以下これを管継手類と略記する)を、樹脂注入
口と排気口とを有し管継手類本体の外部表面と等間隔の
間隙(キャビティ)を形成する割型金型で挟持し、その
金型および管継手類(被着体)を樹脂反応温度付近まで
昇温して二液反応型樹脂を圧入し、固化、冷却して管継
手類の防食施工をするという手段を採用したものである
以下その詳細を述べる。
まず、この発明における管継手類は、前述したように、
長い配管、配管の方向転換、管径の変更、分岐・統合な
どを目的として使用する管継手とともに管内を流れる流
体の流量変換を行なう弁栓類をも包含するものである。
つぎにこの発明における金型は、材質を特に限定するも
のではないが、加工性、不銹性、熱伝導性等を勘案すれ
ばアルミニウムもしくはその合金または銅もしくはその
合金が実用的で好ましい。
そして、この金型を防食施工しようとする管継手類本体
に挟持させたとき、管継手類本体外面と金型内面とで形
成されるキャビティ部分は2〜5鵬程度の間隔であるこ
とが望ましい、なぜならば、キャビティ部分に圧入され
る樹脂層の肉厚が2胴よりも薄いときはピンホールの残
るおそれがあり、また5■を越える厚みでは、厚みを増
すことによる防食効果よりも樹脂使用量の増加による経
済的不利の方が大きくなって好ましくないからである。
また、管継手類本体に金型を着脱自在に挟持させるため
には、金型は少なくとも二つの部分からなる割型である
ことが望ましく、管継手類本体に金型を挟持させたとき
、キャビティの気密性を保持させるためには、キャビテ
ィの末端部分が接触する管継手類本体の部分に、たとえ
ば合成ゴムのような弾力性の環を予め通しておいて、そ
の上を両側から金型で締めつければよい、なお、樹脂注
入口および排気口は、キャビティ内に空気が残留しやす
い場所に設けることは勿論であるが、金型の着脱に障害
とならない場所、すなわち、二つの割型の整合面に設け
ると好都合である。
さらに、この発明において使用する樹脂は、エポキシ系
もしくはウレタン系などの二液反応型樹脂で現在広く利
用されているこれら樹脂にコールクールを混合した防食
塗料、たとえば、日本ペイント社1i!ニブロチゴール
(PROTEGOL)などを使用することもできる。な
お、このような樹脂を使用する場合も、通常の塗装の際
と同様に、被塗装面(被着体)である管継手類本体外面
のごみ、油、グリース、錆、水分等の汚れを除去して清
浄にしておくことが剥離、ピンホール、亀裂などを防ぐ
うえから大切なことである。また、前記した二液反応型
樹脂は二液を混合した直後に約5kg/cIaG程度に
加圧した状態で樹脂注入口から注入し、排気口を最高位
置に置いた状態でキャビティ内に樹脂を充填させる。こ
の際、金型および管継手類を電熱または熱媒体(湯また
は油等)で樹脂の反応温度、たとえば75±15°C程
度にまで加温しておけば、樹脂の硬化速度を上げるとと
もに、キャビティ内の結露を防止することができる。な
お、樹脂圧入に先駆けて、キャビティ内を窒素ガス等の
不活性ガスで洗浄し、空気を置換しておくと、二液反応
型樹脂の酸化による変質を防止することができ、硬化後
の樹脂表面が均一で清らがな仕上げとなって好ましい、
そして、キャビティ内に樹脂が充填され、排出口から溢
れ出るようになれば樹脂の圧入を終え、樹脂の硬化反応
を完了させるためのアンニーリング、たとえば50°C
で3時間保温し、その後冷却して金型を解体し、樹脂注
入口および排気口の部分に固化した樹脂の突起を根元か
ら切断して形を整えれば管継手類の防食施工を完了する
ことになる。
このような防食施工は配管現場で行なうことは勿論可能
であるが、予め管継手類の接合部分であるねじ込み部分
またはフランジ部分などを除く本体外面に前記の要碩で
注型成形をしておき、残る僅かな部分を現場で補足実施
するなど臨機応変の処置をとることもできる。
〔作用〕
注型成形法による防食施工であるから、塗料の刷毛塗り
法、吹き付は法等による塗装よりも塗膜の厚みを均一に
することが可能であり、塗装不充分によるピンホールな
どの欠陥部分は殆んどなく、樹脂液の浪費も防止するこ
とができる。
〔実施例〕
第1図および第2図にこの発明の樹脂注型成形に基づく
防食施工方法によって得られたコック1を示す、なお、
使用した金型はアルミニウム合金製で熱水で加熱するた
めの通路が設けられ、コック1を左右両側から挟持する
二つ割りの金型(図面は省略)で、その両金型の整合面
はコック1の回転軸と管軸とが成す面とし、コック1の
回転部に予め成形したポリアセクール樹脂(商品名ジュ
ラコン)製のパツキン2と、両端にゴムリング3とを嵌
めておき、金型でコック1を左右両側から挟持させたと
きの気密保持のための手段とし、金型および被着体のコ
ック1を80±5°Cに加熱して、金型整合面の下部に
設けた樹脂注入口からゲージ圧5 kg/cdに加圧し
たコールタール混入のポリウレタン系2液反応型樹脂液
を圧入し、キャビティ内の空気を排除しながら樹脂液を
約20秒でその中に充満させた。樹脂液の硬化反応を完
成させるために、50°Cに3時間保持した後金型を解
体し、金型の樹脂注入口および排気口の中で硬化した樹
脂の突起を根元付近から切断して、第1図および第2図
に示す樹脂注入口跡4および排気口跡5がそれぞれ痕跡
として残った。各部分の樹脂層6の厚みを厚み計で測定
したところ、2.3〜3.1waの範囲内にすべて収ま
り、従来の塗装法とは比較にならない良好な被覆体が得
られた。
〔効果〕
以上述べたように、この発明の管継手類の防食施工方法
によれば防食被覆がきわめて正確であり、信転性が大き
く、樹脂液の浪費も少なくて経済的であり、作業員の衛
生面でも好ましく、金型の製作費が高くても、その費用
は早期に償却可能である。よってこの発明の意義はきわ
めて大きいといえる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の防食施工法を施したコックを例示す
る一部切欠の正面図、第2図は第1図の側面図である。 1・・・・・・コック、     2・・・・・・パツ
キン、3・・・・・・ゴムリング、  4・・・・・・
樹脂注入口跡、5・・・l・・排気口跡、   6・・
・・・・樹脂層。 第1図 特許出願人   株 式 会 社 協 酸第2図 同 代理人 鎌 田 文

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)管継手または弁栓類(以下これらを管継手類と略
    記する)を、樹脂注入口と排気口とを有し管継手類本体
    の外部表面と等間隔の間隙(キャビティ)を形成する割
    型金型で挟持し、不活性ガスでキャビティ内の空気を置
    換し、その金型および管継手類(被着体)を樹脂反応温
    度付近まで昇温して二液反応型樹脂を圧入し、固化、冷
    却することを特徴とする管継手類の防食施工方法。
JP4700089A 1989-02-27 1989-02-27 管継手類の防食施工方法 Pending JPH02225013A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013180497A (ja) * 2012-03-01 2013-09-12 Jfe Engineering Corp 鋼材溶接継手部の防食被覆方法及び装置

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JPS5959427A (ja) * 1982-09-30 1984-04-05 Ube Ind Ltd 反応射出成形方法
JPS5985732A (ja) * 1982-11-10 1984-05-17 Hitachi Metals Ltd 樹脂被覆用インサ−ト基材
JPS63290715A (ja) * 1987-05-22 1988-11-28 Mitsutoyo Jushi Kk 合成樹脂製ブロー成形管の製造方法

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