JPH02224922A - 電解仕上げ加工装置 - Google Patents

電解仕上げ加工装置

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JPH02224922A
JPH02224922A JP4071989A JP4071989A JPH02224922A JP H02224922 A JPH02224922 A JP H02224922A JP 4071989 A JP4071989 A JP 4071989A JP 4071989 A JP4071989 A JP 4071989A JP H02224922 A JPH02224922 A JP H02224922A
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JP
Japan
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electrolyte
work
electrode
workpiece
flow
Prior art date
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Pending
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JP4071989A
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English (en)
Inventor
Takehiro Andou
安藤 剛廣
Yohei Kuwabara
桑原 陽平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shizuoka Seiki Co Ltd
Original Assignee
Shizuoka Seiki Co Ltd
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Publication date
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は電解仕上げ加工装置に係り、特にワイヤーカ
ット放電加工されたワークの加工面を、高精度に仕上げ
ることができる電解仕上げ加工装置に関する。
[従来の技術] 従来、ワイヤーカット放電加工されたワークの加工面を
、電解作用によって仕上げ加工する電解仕上げ加工装置
としては、例えば特開昭62−188624号公報に開
示のものが知られている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、この電解仕上げ加工装置にあっては、電極2
とワーク3の上下方向に容器13及び脚部12を配置し
、容器13及び脚部12に設けた接続ボートから電解液
を供給することにより、電極2とワーク3の間隙に電解
液の流れを発生され、その流れ方向を切り換えるように
しているが、電解液の流れは、単にその流れ方向が切り
換わるだけであるため、電解液が上方に流れる場合と下
方に流れる場合とでは、電解液の流れ状態に差が生じ、
例えばワーク3の形状が複雑な形状の場合、ワーク3の
加工面の位置によっては、流れ方向によって電解液の流
量が異なり、加工の進行に差異が生じて加工量にバラツ
キが発生し、高精度な仕上げ加工面が得られないという
不都合があった。
そこでこの発明の目的は、上述の不都合を除去し、複雑
な形状のワークであっても、電解液の流れ方向による加
工量のバラツキを防止し得て、高精度な仕上げ加工面が
得られる電解仕上げ加工装置を実現するにある。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために、この発明は、ワイヤーカッ
ト放電加工されたワークと、電極としてのその残材とを
所定間隙で対向配置し、その上下に第1及び第2の空間
を形成する手段と、前記第1の空間と第2の空間との間
に電解液の流れを発生させる手段と、前記電解液の流れ
方向を切り換えるとともに、流れ方向によってその流量
を変化させる手段とを具備することを特徴とする。
[作 用コ この発明の構成によれば、所定間隙で対向配置したワイ
ヤーカット放電加工されたワークと、電極としてのその
残材との上下方向に第1及び第2の空間を形成し、この
各空間を利用してワークと電極との間隙に電解液の流れ
を発生させながら、ワークと電極との極間に所定の加工
パルスを供給する。そして、例えは所定の加工回数毎に
間隙に供給される電解液の流れ方向を切り換えるととも
に、電解液の流量を変化させ、電解液の流れ方向に基づ
くワークの加工面全域における加工量のバラツキを防止
しながら仕上げ加工を行い、高精度な仕上げ加工面を得
る。
[実施例コ 以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細かつ具体
的に説明する。
第1〜3図はこの発明の一実施例を示す。第1図おいて
、この発明に係る電解仕上げ加工装置1は、ワーク2と
電極3が収納される噴流ボックス4を載置固定する定盤
5と、電極2を上下動させる電極駆動装置6と、定盤5
をX軸及びY軸方向に移動するテーブル7と、ワーク2
と電極3との極間に所定の加工パルスを供給する電源装
置(図示せず)と、この電源装置等を制御する制御装置
8と、電解液を処理する電解液処理装置9と、加工条件
及びワーク2に関するデータ等を入力する人力装置10
と、加工槽11等からなる。
前記噴流ボックス4は、第2図に示す如く、定盤5上に
載置固定されるベース12と、このベース12上にボル
ト13等によってワーク2を固定するワーク固定部材1
4と、このワーク固定部材14上にシール部材I5を介
して配設する電極ホルダー16等からなる。
前記電極ホルダー16には電極固定ロッド17を介して
電極3を固定ボルト18等により固定し、前記ベース1
2に固定したワーク2と所定の間隙19を維持する如く
配設する。
この電極ホルダー16と前記ワーク固定部材14とによ
り、ワーク2と電極3の上方に第1の空間2゜を形成し
、この第1の空間2oと外部とをワーク固定部材14に
設けた連通孔21により連通ずる。この電極ホルダー1
6とワーク固定部材14とは、所定の間隙22を有して
電気的に絶縁して配設するが、この間隙22は絶縁性の
前記シール部材15によって覆われ、これにより、第1
の空間2oは略密閉状態に維持される。なお、前記連通
孔21は電極ホルダー16に設けることもできる。
前記ベース12にはワーク2ど電極3の下方に第2の空
間23を形成する凹部24を設けるとともに、この凹部
24と外部とを連通孔25によって連通ずる。
なお、第2図中、符号26はZ軸の位置決め用のゲージ
板、符号27.28は前記連通孔21.25に接続した
ボートである。
第3図はこの発明の概略接続図を示す。以下これについ
て説明する。前記噴流ボックス4のボート27.28に
は、4ボ一ト3位置切換えの切換弁30の一方の2個の
ボートを接続し、切換弁30の他方の2個のボートは、
前記電解液処理装置9を構成するクリーンタンク33の
電解液を汲み上げるポンプ34と、ダーティタンク35
にそれぞれ接続する。
この切換弁30の2個の電磁コイル31.32は制御装
置8に接続されて、その位置が3つの位置30a〜30
cに切り換えられる。即ち、図に示すように電磁コイル
31.32が励磁されず第2の位置30bの場合には、
噴流ボックス4側と電解液処理装置9側が完全に分断さ
れた状態となり、電磁コイル31が励磁されて第1の位
置30aに切り換わった場合には、ポンプ34で汲み上
げた電解液がボート27に供給され、ボート28から流
出する電解液がダーティタンク35に排出される状態と
なる。また、電磁コイル32が励磁されて第3の位置3
0cに切り換わった場合は、第1の位置30aの場合の
逆の状態となる。
なお、第3図において、符号36はダーティタンク35
の電解液を汲み上げるポンプ、符号37はポンプ36に
よって汲み上げた電解液を濾過するフィルタ、符号38
.39はポンプ34.36の駆動モータである。
次にこの発明の上記実施例における作用について説明す
る。
まず、ワイヤーカット放電加工装置により所定形状に加
工されたワーク2を、噴流ボックス4の前記ベース12
上にワーク固定部材14等により固定するとともに、ワ
ーク2をワイヤーカット放電加工した際の残材を電極3
として、電極ホルダー16の電極固定ロッド17の下端
に固定する。そして、電極駆動装置6を駆動して、電極
3を下降させ、前記位置決め用のゲージ板26を使用し
ながら、電極3の上面とワーク2の上面とが同一平面と
なる如くセットする。
ワーク2と電極3がセットされたら、制御装置8から所
定のデユーティ比を有するパルス信号(以下駆動パルス
という)を出力し、前記切換弁30の電磁コイル32を
励磁(オン・オフ制御)して、切換弁30を第3の位置
30cに切り換える。これにより、クリーンタンク33
の清浄な電解液が、前記デユーティ比に応じた流量でも
って、ベース12の連通孔25から噴流ボックス4内に
供給され、この電解液が、第2の空間23、間隙19、
第1の空間20、連通孔21、切換弁30を経てダーテ
ィタンク35に回収され、第2の空間23から第1の空
間20への電解液の流れが生成される。
そして、この状態で、電源装置から所定の加工パルス、
例えばピーク電流密度が30〜50A/cm2の単一の
パルス電流を、ワーク2と電極3の極間に供給する。こ
の単一のパルス電流の供給により溶出する加工屑は、電
解液の流れにより間隙19から排除され、加工パルス供
給時には間隙19の電解液は常に清浄な電解液が介在す
ることになる。
単一のパルス電流を所定回数、例えば数パルスから数十
パルス供給したら、制御装置8から駆動パルスを出力し
て電磁コイル31を励磁し、切換弁30を第1の位置3
0aに切り換え、クリーンタンク33の清浄な電解液を
前記ワーク固定部材14に設けた連通孔21から第1の
空間20に供給するとともに、連通孔25から流出する
電解液をダーティタンク35に排出する。これにより、
前記した流れとは逆方向、即ち第1の空間20から第2
の空間23への電解液の流れが生成される。
この時、制御装置8から電磁コイル31に供給される前
記駆動パルスは、ワーク2の形状に応じて予め入力設定
した加工条件に基づいて算出された所定のデユーティ比
を有する駆動パルスに変更される。これにより、前記の
電解液が間隙19を上方へ流れる場合に比へ、噴流ボッ
クス4に供給される電解液の流量が変化、例えば上方に
流れる場合に比べ小さくなる如く制御される。
そして、電解液の流れ方向と、電磁コイル31.32の
駆動パルスのデユーティ比を切り換えながら、所定回数
加工を繰り返し、全ての仕上げ加工を終了する。
このようにこの実施例にあっては、単に電解液の流れ方
向を切り換えるだけでなく、切換弁30の電磁コイル3
1.32の駆動パルスのデユーティ比を変化させること
により、電解液が上方へ流れる場合と下方へ流れる場合
とで電解液の流量を変化させるため、ワーク2の加工量
を制御、即ち、ワーク2の加工面がテーパ状に加工され
る場合は、流量調整によりこのテーパを修正することが
できるなど、高精度な仕上げ加工面が得られる。また、
Z軸方向の位置決めをゲージ板26によって行うため、
ワーク2と電極3のZ軸方向の段差をなくすことができ
て、段差に基づく流量変化による加工量のバラツキを抑
えることができる。
なお、上記実施例においては、流量を変化させる手段と
して、切換弁30の駆動パルスのデユーティ比を変化さ
せる場合について説明したが、単に切換弁30の駆動周
波数を変化させてもよいし、また、噴流ボックス4に供
給する流量を一定とし、単一のパルス電流の供給回数を
変化、例えば電解液を上方に流す場合は、単一のパルス
電流を20回供給し、電解液を下方に流す場合は10回
供給するなど、電解液の流れ方向の切換え周期を変化さ
せ、加工1回当り(電解液の流れ方向が切り換わるまで
)の流量を変化させるようにしてもよい。
第4図はこの発明の他の実施例を示す概略接続図であり
、その特徴は、上記実施例の切換弁30に代えて、2個
の3ボ一ト2位置切換えの切換弁40.41を設けると
ともに、2個の流路に絞り弁42.43を設けた点にあ
る。この実施例においても、絞り弁42.43の調整に
より流れ方向による流量を変化させることができ、上記
実施例と全く同様の作用効果が得られる。
また、電解仕上げ加工装置1が必要とする流量からみて
、より安価な切換弁40.41を使用できるとともに、
切換弁40.41の電磁コイル44.45の駆動パルス
を同一とすることができ、例えばこの駆動パルスを加工
パルスと同期させれば、構成をより簡略化し得るという
効果が得られる。
なお、この発明は上記各実施例に限定されるものではな
く、各実施例を適宜組み合わせるなど、流量を変化させ
る適宜の手稈を用いることができることはいうまでもな
い。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように、この発明に係る電解仕上げ
加工装置にあっては、ワイヤーカット放電加工されたワ
ークと、電極としてのその残材とを所定間隙で対向配置
するとともに、その上下方向に第1及び第2の空間を形
成して、前記間隙に流れる電解液の流れ方向を切り換え
るとともに、電解液が上方へ流れる場合と下方へ流れる
場合とで、電解液の流量を変化させるため、この流量に
よりワークの加工量を制御することができ、複雑な形状
のワークの加工量のバラツキを抑えることができ、高い
寸法精度の鏡面状の仕上げ加工面を得ることができるな
どの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る電解仕上げ加工装置の正面図、
第2図はその要部の断面図、第3図はこの発明に係る概
略接続図、第4図は他の実施例を示す概略接続図である
。 1・・・電解仕上げ加工装置、2・・・ワーク、3・・
・電極、      4・・・噴流ボックス、8・・・
制御装置、   12・・・ベース、14・・・ワーク
固定部材、15・・・シール部材、15・・・電極ホル
ダー  19・・・間隙、21.25・・・連通孔、 
 20.23・・・空間、30.40.41・・・切換
弁。 特許出願人  静岡製機株式会社 代表者鈴木重夫

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)イ、ワイヤーカット放電加工されたワークと、電
    極としてのその残材を所定間隙で対向配置し、その上下
    に第1及び第2の空間を形成する手段と、 ロ、前記第1の空間と第2の空間との間に電解液の流れ
    を発生させる手段と、 ハ、前記電解液の流れ方向を切り換えるとともに、流れ
    方向によってその流量を変化させる手段と、を具備する
    電解仕上げ加工装置。
JP4071989A 1989-02-21 1989-02-21 電解仕上げ加工装置 Pending JPH02224922A (ja)

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JP4071989A JPH02224922A (ja) 1989-02-21 1989-02-21 電解仕上げ加工装置

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JP4071989A JPH02224922A (ja) 1989-02-21 1989-02-21 電解仕上げ加工装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4816092U (ja) * 1971-07-07 1973-02-23
JPS62188624A (ja) * 1986-02-13 1987-08-18 Res Dev Corp Of Japan 金属工作物の加工面の仕上げ方法及びその装置

Patent Citations (2)

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