JPH0222450A - 溶融金属めっき線の製造方法 - Google Patents

溶融金属めっき線の製造方法

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JPH0222450A
JPH0222450A JP17048488A JP17048488A JPH0222450A JP H0222450 A JPH0222450 A JP H0222450A JP 17048488 A JP17048488 A JP 17048488A JP 17048488 A JP17048488 A JP 17048488A JP H0222450 A JPH0222450 A JP H0222450A
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JP
Japan
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metal
solder
wire
film
powder
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Application number
JP17048488A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Miyake
三宅 保彦
Akinori Ishida
石田 昭徳
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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  • Coating With Molten Metal (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は厚めつきが容易に可能な溶融金属めっき線の製
造方法に関する。
[従来の技術] 従来、溶融金属めっき線の製造方法としては、例えば溶
融半田めっき線においては銅線等の被めっき金属線を溶
融半田を入れためっき浴槽中を通すことによりその表面
に溶融半田を付着させて皮膜を形成した後、この溶融半
田の皮膜を直ちに冷却槽を通して可及的速やかに冷却、
凝固し所定のめっき皮膜を形成するという方法が行われ
ている。
[発明が解決しようとする課題] この方法では、例えば直径0.5+n+sの銅線の周上
に60%5n−40%pbの典型的な組、成の溶融半田
めっきを行なう場合、めっき厚としては5μm程度が限
界であり、それ以上のめっき厚になると、溶融半田の自
重による垂れ下がりがあって長手方向に−様なめっき厚
の溶融半田めっき線を得ることができないという問題が
ある。これは例えば銅線に錫を溶融めっきする場合や、
鉄線に亜鉛、錫、アルミニウム等を溶融めっきする場合
にも同じことがいえる。
本発明の目的は、前記した従来技術の欠点を解消し、厚
肉でしかも長手方向に−様なめっき厚の溶融金属めっき
線を容易に得ることができる方法を提供することにある
[課題を解決するための手段] 即ち、本発明の要旨は、彼めっき金属線を溶融金属を入
れためっき浴槽中を通すことによりその表面に溶融金属
を付着させて皮膜を形成した後、未だ溶融状態にある前
記皮膜上に当該金属の融点以下の同種又は異種金属の粉
末を付着させて一体化することを特徴とする溶融金属め
っき線の製造方法にある。
上記において、上記皮膜上に同種又は異種金属の粉末を
付着させる方法としては、その周囲から前記金属の粉末
を吹き付けて付着させる方法、あるいは特定の前記金属
の粉末を入れた槽を通して付着させるという方法がある
[作  用〕 本発明においては、未だ溶融状態にある金属の皮膜上に
当該金属の融点以下の同種又は異種金属の粉末を付着さ
せることになるので、前記皮膜上に付着された金属の粉
末は皮膜から受ける熱により容易に溶融され、一方前記
皮膜は前記粉末に熱を奪われることになるので急激に温
度が低下し、その結果前記皮膜と前記粉末はほぼ同時に
凝固することになり、両者はきわめて自然に一体化され
ることになる。
ここで、本発明においては、前記金属の粉末が溶融金属
の皮膜と同種金属の場合は単一種による厚肉の溶融金属
めっき線を容易に製造することができ、異種金属の場合
は異種金属を数種被覆した厚肉の溶融金属めっき線を効
率的に製造することができる。
[実 施 例] 次に添付図面により本発明溶融金属めっき線の製造方法
の一実施例を説明する。
本実施例においては、被めっき金属線として直径0.5
1m+*の軟銅線2を使用し、溶融金属として60%5
n−40%pbの組成の半田を使用した。
はぼ50kgの軟銅線コイルを捲回してなる送出装置か
ら送り出された軟鋼線2の表面を塩酸と塩化アンモニア
からなる前処理I!3を通して十分に洗浄し、その後前
記軟鋼線2を上記組成で約250℃の溶融半田を入れた
めっき浴槽4中を通して垂直上方に引き上げることによ
り溶融半田めっきを行なう。このとき、前記めっき浴槽
4から前記軟鋼線2を引き上げるに際し、めっき浴の表
面に浮遊させた状態のダイス5を通して余分な半田めっ
きを絞り取る。前記めっき浴槽4を通して垂直上方に引
き−Lげられた軟銅線2の半田めっき線8aの表面には
、溶融半田の付着による皮膜が形成されており、その皮
膜が未だ溶融状態にあるときに前記軟鋼線2を前記半田
と同一組成で70〜125メツシユの半田粉を浮遊させ
た状態の金属粉末槽6中を通してその表面に前記半田粉
を付着一体化させる。その後、孔径0.53mmの整形
ダイス7を通して溶融半田の表面に不完全に付着されて
いる半田粉を取り除き、空冷して所望の半田めっき線8
bを得る。9はこの半田めっき線8bの巻取装置である
。この半田めっき線8bのめっき厚をほぼ全長に亘りマ
イクロメータにより測定した結果、10μmのめっき厚
が均一に被覆されており、横断面組織をみても溶融半田
の層と粉末半田の層の明確な境界がなく完全に一体化さ
れていることが確認された。
本実施例においては、上記金属粉末槽6中の半田粉を予
め適当に加熱しておくことができ、これにより半田粉の
付着を助長することが可能である。
[発明の効果] 以上のように、本発明の溶融金属めっき線の製造方法に
よれば、厚肉が容易に可能となり、しかも長手方向に−
様なめっき厚の溶融金属めっき線をきわめて効率的に製
造することが可能となる。
また、金属粉の種類によっては、異種金属を数種被覆し
た全体として厚肉の溶融金属めっき線の製造がこれまた
容易に可能となるという効果がある。
さらに、金属粉の付着により、溶融金属の皮膜の冷却が
促進されるために、自重による垂れ下がりやそれに伴う
偏肉が少なくなることから、より一層均−なめっき層の
形成が可能となると共に品質の向上が図られるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明溶融金属めっき線の製造方法の一実施例
説明図である。 1:送出装置、 2:軟鋼線、 3a。 :前処理槽、 :めっき浴槽、 :ダイス、 :金属粉末槽、 :整形ダイス、 ;半田めっき線、 :巻取装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、被めっき金属線を溶融金属を入れためっき浴槽中を
    通すことによりその表面に溶融金属を付着させて皮膜を
    形成した後、未だ溶融状態にある前記皮膜上に当該金属
    の融点以下の同種又は異種金属の粉末を付着させて一体
    化することを特徴とする溶融金属めっき線の製造方法。
JP17048488A 1988-07-08 1988-07-08 溶融金属めっき線の製造方法 Pending JPH0222450A (ja)

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