JPH02223766A - 給湯器の温度制御装置 - Google Patents

給湯器の温度制御装置

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JPH02223766A
JPH02223766A JP1044378A JP4437889A JPH02223766A JP H02223766 A JPH02223766 A JP H02223766A JP 1044378 A JP1044378 A JP 1044378A JP 4437889 A JP4437889 A JP 4437889A JP H02223766 A JPH02223766 A JP H02223766A
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郁朗 足立
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    • F24H1/00Water heaters, e.g. boilers, continuous-flow heaters or water-storage heaters
    • F24H1/10Continuous-flow heaters, i.e. heaters in which heat is generated only while the water is flowing, e.g. with direct contact of the water with the heating medium

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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、熱交換器を通過する水の流量を検出するため
の流量センサを設けない給湯器の温度制御装置に関し、
特に熱交換器へ流入する水の温度を検知する入水温度セ
ンサを設けないで、熱交換器から流出する湯水の温度を
検知する流出温度センサのみを備えたm造の簡単な給湯
器において効果的である。
[従来の技術] 給湯器の構造を簡単にして製造=[程を簡略化するとと
もに、製造コストを低減するために、出湯温度サーミス
タのみによってフィードバック制御する温度制御装置で
は、熱交換器への入水温度を検知する入水温度サーミス
タと、熱交換器を通過する水の流量を検出するための流
量センサとが設けられていないため、出湯温度特性の向
上を図るための機能を有するものが用いられている。
こうしたフィードバック制御の温度制御装置では、給湯
開始時に大水量を前提として加熱量を決定すると、給湯
水量が少ない場合に過剰加熱になり、出湯温度が高くな
り過ぎる場合が生じるおそれがある、また、再給湯の場
合には、熱交換器内の水が余熱によつ゛ζ加熱されてい
るため、重ねて加熱されると過剰加熱になり、同様に出
湯温度が高くなり過ぎる場合が生じる。
このため、危険を避&プるために、給湯水量が少ないこ
と、あるいは、後沸きによって熱交換器内の水が加熱さ
れていることを前提にして、加熱開始初期には、加熱量
は少なく設定され、その後、フィードバック制御系の時
定数による一定の時間遅れを伴って、出湯温度センサに
よる検知温度に応じて加熱量が徐々に変更される。
[発明が解決しようとする課M] このように、従来のフィードバック制御の給湯器では、
加熱量を制御するための情報が出湯温度センサのみによ
って与えられ、熱交換器を通過する水の流量に関する情
報がないため、給湯が開始されてから加熱量が適切に制
御されるまでに時間が掛かり、給湯初期に適切な加熱量
が与えられない。また、一定の時間遅れを伴ってフィー
ドバック制御されるため、再給湯において後沸きがある
場合に、余熱によって加熱された温度に基づいて加熱量
が制御されると、加熱量が不足してしまい、適切な加熱
量が与えるまでにさらに遅れが生じる。
この結果、流量センサを備えない給湯器では、給湯開始
時の応答遅れが大きく、特に再給湯時には、さらに応答
遅れが大きくなり、出湯温度の立ち上がりが遅いという
問題がある。
本発明は、流量センサを備えないでフィードバック制御
を行う給湯器において、再給湯の場合の出湯温度の立ち
上がり特性がよく、特に給湯量が多い場合にも立ち上が
り特性の優れた給湯器の温度制御装置を提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、熱交換器への水の流入を検知する水流検知手
段を備え、該水流検知手段の水流検知状態に応じて加熱
手段による前記熱交換器の加熱の開始および停止を制御
するとともに、前記熱交換器の流出部に設けられた温度
センサに検知される温度情報に基づいて前記加熱手段の
加熱J1を制御する給湯器の温度制御装置において、給
湯開始後の経過時間を計時する計時手段と、前記熱交換
器を通過する水の流量を推定する流量推定手段とを備え
、該流量推定手段は、前記温度センサの検知温度情報が
所定の下り勾配を示すまでの時間に基づいて前記流量を
推定することを技術的手段とする。
[作用] −iに、給湯器では、熱交換器I\の水の流入を検知し
てから、加熱が開始されるまでに時間遅れがある。また
加熱手段による加熱の結果が出湯温度に現れるまでにも
同様に時間遅れがある。従って、給湯を一旦停止した後
に、再び給湯を開始する場合には、熱交換器等の余熱に
よって熱交換器内の水が加熱されているため、熱交換器
から流出する水の温度は給湯開始後に一旦下降し、その
後、加熱開始に伴う温度上昇が現れる。従って、水の温
度が下降するときに、検知温度には必ず下降状態の一定
の温度勾配が現れる。
この下り勾配は、給湯開始に伴って熱交換器内を水が通
過したときに熱交換器の熱が水に移動した結果、熱交換
器から水に与えられる熱量が小さくなったことによって
もたらされる。従って、この一定の下り勾配が現れるま
でに掛かる時1mは、熱交換器の熱が水に移動して奪わ
れる速さに応じて、すなわち熱交換器を通過する水の流
量に応じて変化することになる。このとき、時間が長い
場合は、流量が少ないことの現れであり、時間が短い場
合は、流量が多いことの現れである。
本発明は、給湯開始時に、流量に応じて異なる検知温度
の一定の下り勾配が現れるまでの時間を計時して、それ
に掛かった時間に応じて流量を推定する。
し発明の効果] 本発明は、検知温度の一定の下り勾配が現れるまでの時
間を計時して、それに基づいて流量を推定する。この一
定の下り勾配が現れるのは、再給湯が行われたときであ
り、通常、この下り勾配は、加熱開始に伴う温度上昇よ
り早く現れる。従って、再給湯が行われた場合には、余
熱による加熱がない通常の給湯開始時に比べて、早い時
期に流量の推定を行うことができる。
従って、加熱開始の早い時期に、流量に応じて加熱量を
制御できるため、応答遅れが少なくなり、出湯温度の立
ち」−がり特性を向上させることができる。特に、流量
が多い場合には、その流量に応じた大きな加熱量を与え
ることができるため、大流量の場合の出湯温度の立ち上
がりが、従来と比較して大きく向上する。
[実施例] 次に本発明の給湯器の温度制御装置を図面に示す実施例
に基づいて説明する。
第2図に示すガス燃焼式給湯器1の燃焼器ケース10内
には、複数のバーナを配してなるバーナ群11が設けら
れている。燃焼器ケース10の下方には、バーナ群11
へ燃焼用空気を供給するための送風機12が設けられて
いる。燃焼器ケース10内のバーナ群11の土、方には
木管式の熱交換器13が設けられ、内部を通過する水は
バーナ群11による燃焼熱により加熱される。燃焼器ケ
ース10内のバーナ群11の近傍には、バーナ群11を
点火するスパーカ14と、バーナ群11の着火を検知す
るフレームロッド15とが備えられている。また、燃焼
器ケース10の上方には、燃焼排ガスを外部へ排出する
ための排気口2が設けられている。
バーナ群11の下方には、燃料ガスを供給するためのノ
ズル管16が備えられ、ノズル管16にはバーナ群11
の各バーナにそれぞれ対応して燃料ガスを噴出する複数
の燃料噴出口16aが設けられている。
ノズル管16へ燃料ガスを導く燃料管20には、通電時
に燃料ガスを通過させる2つの電磁弁21.22、通電
電流に応じて供給圧力を制御することによって燃料ガス
の供給量を調節するガバナ比例弁23が上流聞より順に
それぞれ設けられ′ζいる。
図示しない水供給源から熱交換器13へ水を導く水供給
管17には、給湯水量を調節するための電動式水量制御
装置18、熱交換器13を通過する水を検知する水流ス
イッチ19が上流側から順に備えられ、また熱交換器1
3から流出する温水を図示しない給湯口へ導く給湯管1
7aには、熱交換器13から流出する湯水の出湯温度’
l’outを検知する出湯温サーミスタ25が備えられ
ている。
制御装置30は、マイクロコンピュータを中心とする制
御回路を有し、水流スイッチ19の通水検知状態に応じ
て所定のシーケンスで燃焼の開始および停止を行うとと
もに、第1図に示す機能構成によって、出湯温サーミス
タ25のみをセンサとして出湯水の温度制御を行う。
ここでは、熱交換器13への入水温度サーミスタと熱交
換器13を通過する水の水量を検出するための流量セン
サとが設けられていないため、制御装置30は、出湯温
サーミスタ25の検知温度Tに基づいて入水温度Ttn
と水1wとをそれぞれ推定する。
入水温度推定部31は、出湯温サーミスタ25の検知温
度Tに基づいて、入水温度Tinを推定し、それをメモ
リ31aに記憶する。
次に入水温度Tinの推定方法を、第3図に基づいて説
明する。
水流スイッチ19によって給湯の開始が検知されたとき
に(ステップ1においてYES)、出湯温サーミスタ2
5の検知温度Tが変化している場合には、再給湯である
ことが考えられる。従って、検知温度Tに温度勾配があ
る場合にはくステップ2においてNO)、入水温度Ti
nの推定を行わない。
給湯の開始が検知されたときに、温度勾配が検出されな
い場合にはくステップ2においてYES)、出湯温サー
ミスタ25の検知温度Tと、すでにメモリ31aに入水
温度Tinとして記憶されている記憶温度Tmc鵬とを
比較し、検知温度′Fが記憶温度’l’le■より低い
場合にはくステップ3においてYES)、検知温度Tを
新たな入水温度Tinとして推定しくステップ4)、メ
モリ31aの記憶内容を更新する(ステップ5)。
検知温度]゛が記憶温度]”memより高い場合にはく
ステップ3においてNo) 、記憶温度T I(!11
に検知温度Tの温度情報の一部を取り入れて新たな入水
温度Tinを推定しくステップ6)、それを記憶温瓜’
rmc!iと4”る(スデツア5)。
スう−ツブ6で“は、新〆、二な槓定温瓜T”inは、
記憶温度′I″l1(Jの温度情報の−・部と検知混成
“T’ 17’)温度情報の−・部とから Tin=(axT’iem−+l)X’T”) /(a
l−b )によって、新たな入水温度Tinが演算され
る。
水量推定部32は、定常時において熱交換器13を通過
する水量Wp1を推定する。
−・般に、熱交換器13から流出Vる湯水の温疫J−昇
ΔTは、水が熱交換器13へ流入[7てから流出するま
でcarバーナillによ−)で加熱された結果である
。いま、単位時間当たりに水量W’ uの水が、熱交換
器13を通過するために時間t5心要であったとすると
、このとき、熱交換器1′うから流出する湯水の温度上
昇ΔTに関4した総崩熱jtQ7は、−・最に、例えば
単位時間当たりの加熱域C違!1と加熱時間1. (熱
交換器13を通過するために必要な時間t)との積て゛
表1−ことができる、すなわち、 Qv = Q u X t   −−−■で表さノ上る
ここで、QuXtは、加熱時間を中のJi位時間当たり
の加熱量Quの積算を示すものである。
従って、総崩p!!、量QTを、時間t1から時間tn
までの加熱時間を中に加熱量が変化して、単位時間当た
りの加熱MQuが一定でない場合を含めて示すと、 QT = Q n + Q 11−r + Q n−2
+ ・・・+ Q2 + Ql>:’;’Qt    
 ・・・   ■となる。
ここ−p、Q、ri、Qn−、、Q ri−2、・”Q
2、Qiは、各単位時間1、n、tn−、、tn、□2
・・・、127.1゛、における加熱量を示す。
また、バーナ群1.1による総崩熱・量QTは、熱交換
器13の容積に応じた熱交換器13内の量水ftUの温
度上昇Δ′1′に作用したちの”く7あると見なすにと
ができるため、 QT  −へ′丁゛X11             
    ■となる。従って、式■と式■とから、 ATXU=Σr?Qt Qn 十(,11t−t+Q II−z”+’−”’+
’Q2 +Q・・  ■ この結果、時間を瀾・)て各単位時間毎の加熱1良を積
算したとき、熱交換器13内の量水tUに対してΔ1゛
の温度上昇を与λた総崩熱1Q1.に見合うだ(うの加
熱量が得られるまでの単位帖間の合計を求めれば、それ
を加熱時間tと゛する、二とがでさる。
さらに、この加熱時間tは、熱交換器13内を水か通過
−復るために要し、た1、′f間であり、熱交換器じう
内の量水muと水量Wとの間には、(J−・WXt  
    ・・・   ■の関係があることから、 W=U/’t      ・・・   ■によ−)て、
水iwを求めることができる。
このjfI合、加熱の応答遅れに佳う遅れ時間の定数を
加味してもよい。
水量推定部32では、出湯温サーミスタ25の検知温度
Tと、入水温度推定部31のメモリ31aに記憶されて
いる入水温度Tir+とから温度」ユ昇Δ′丁を求め、
さらに熱交換器13内の全水量1)どから上2弐〇によ
って総崩熱fiQtを算出する。
一方、後述する温調制御部う4による所定単位時間Δ1
−毎の加熱値出力情報ΔQを、第4図に示す加熱量記憶
部32aの、エリアEl、エリアE2、・・・、エリア
Exに順次連続して記憶し、それを所定時間蓄積し、所
定時間を経過i、た情報については、新たな情報が与え
られる都度、順次削除する。
ずなわぢ、例えば、温調制御部3・1による所定単位時
間Δを毎の加熱量出力情報ΔQが、第5図に示すとおり
、時間とともに、・・・・・・、ΔQ0−4、ΔQn−
,、ΔQn−z、ΔQn−i、ΔQn、ΔQnや1、Δ
Qn 1、・・・・・・、のように変化している場名、
時刻Δtnには、加熱量記憶部32aでは、第4図のA
に示すとおり、エリアE1には時刻Δt riにおける
ΔQnが、エリアE2には時刻Δtn、−+におけるΔ
Qn−,が、エリアE3には時刻Δt、 n=2におけ
るΔQn、−2が、エリアE4には時刻△tn7.xに
おけるΔQn、3が、以下エリアExまで、時刻Δt 
nより前の各加熱量出力情報ΔQがそわ−ぞれのエリア
Eに対応しで記憶されでいる。
そして、次の時刻Δ費−2n、71には、第4図のBに
承すとおり、時刻Δtn++における加熱量出力情報Δ
Qn+iがエリア゛E1に記憶され、以下、ΔQi1が
コ“リアI尤2に、ΔQn、、、がエリア′E3に、Δ
Qn−2がエリアE4に、・・・・・・、以下同様に1
′、リアExまで、時刻Δtnにおける各エリアEの加
熱量出力情報ΔQがそれぞれシフトされ゛〔記憶される
その後、同様に、一番新しい加熱j比出力情報ΔQが常
にエリアE1に記憶され、エリアE、 xの記憶情報が
削除されるようにして、所定巣位時間Δを毎の加熱量出
力悄※UΔQが連続し、て記憶蓄積される。
水量推定部32では、このように記憶された加熱量出力
情報へ〇を、新しい情報から順ζこ積算し、4−、式■
により、算出されン−・、総崩熱量Q、と等しくなった
ときの所定単位時fiffiΔtの合計を熱交換器13
から流出する水の加熱時!81tとして求める。
、二の加熱時間1−に基づい′C5C10より熱交換器
13を通過する水の水tWptを算出する。
なおここで推定される水質Wptは、加熱時1ゴ1にお
ける平均の水量Wとしての数値であり、給湯水11′W
が逐次窒更されている場合には、各時刻における水量W
を表すことができない。
また、上記の水量推定部32は、記憶蓄積された加熱量
出力情報ΔQを新しい情報から順に積算したとき、総崩
熱量Q・、と等しくなる場合にだ(゛」有効な加熱時間
tが求められるものである。従って、例えば、給湯初期
には、総崩熱Jt Q 、、と等1゜くなるまで加熱量
出力情報ΔQを積算!、7ようとL2でも、給湯開始1
ユ前には澗れないため、推定される水量Wptは、実際
の水twより遥かに大きい値を示す。この様子を示すと
、第6図のようになる。この第61″l!ilでは、例
えば実線Cが伏流量の場合を、実線りが小水量の場合を
それぞれ示す。
二こで、水i推定部32の推定による水量Wp、が、実
際の水twに代わるものとして有効な水量Wc、Wti
をそれぞれ示すのは、給湯開始後、そ〕王ぞれ時間tc
、時間t、 dを経過[7たときCある8このため、給
湯開始から、こilらの時間tc、時間↑、dをそれぞ
れ経過するまでは、水量Wp。
に基づいた温度制御では、適切な加熱jtQを決定する
ことができない。
そこで、本実施例では、給湯初期に限っては。
−上記の水量推定部32に代えて、初期水量推定部33
によって熱交換器13を通過する水量Wを推定している
ここでは、給湯が開始されたときに、前回の給湯Gこよ
る影響がある場合とない場合、すなわち、熱交換器13
等の余熱の影響がある場合(以下[再給湯Jとする)と
ない場合(以下[初期給湯−1とする)とによって推定
方法を変えている。
iJ期給湯では、給湯開始後の出湯温度〕”outは、
第7図に示すとおり、その水iWに応じた変化で現れ、
例えば、大水量の場合には、実線Eに示すように比較的
早く上昇し、小水量の場合には、実線Fに示すとおり、
大水量の場合と比べて、」−昇するのが遅い。
初期水量推定部33は 熱9換器】コに対l−て与えら
れた熱量が出湯温度Toutの変化として現れるまでの
時間が、このように通過する水MWに応じて異なること
に基づいて初期給湯におG)る水tWpooを推定する
ここでは、加熱により与えられた所定の熱量を示すもの
と1〜で、給湯開始後の検知温度Tの温度」−昇ΔTを
積算した積算値P(検知温度パ1゛についての時間に関
する積分値)を求め、この積算値I)が所定積口値P。
になるまでの経過時間t−Inを、計時部33aによっ
て計時し°C水量Wpo0を推定する。
この所定積算値P。は、燃焼開始とともに熱交換器13
に与えられる熱量の和を示すものであり、ここでは、実
際に熱交換器13を通過する水11Wの違いをはっきり
と検出できるようにするために、燃焼開始後の比較的短
時間の加熱量に相当する値が設定されている。そのため
の経過時間tmは、第7図においては、例えば、大水量
の場合には時間teで、小水量の場合には時間tfでそ
れぞれ示される。
この結果、それぞれの水量Wにおいて出湯温度が安定す
る前の比較的早い時期に、経過時間tmの計時を終了で
きる。特に大水量の場合には、第7図に示すとおり、小
水量の場合に出湯温度が安定する時間tdに比べ、遥か
に早くに計時が終り、その結果、大水量であることを推
定することができる。
水量W P o。は、第8図に示すとおり、経過時間t
、 mに応じてそれぞれ推定される。
なお、第7図における時間tc、tdは、それぞれ第6
図における時間tc、tdと同じ時間を示すものであり
、また、第7図においてそれぞれの水量において計時を
終了する各時間te、tfは、第6図における時間te
、tfと、それぞれと同じ時間を示すものである。
従って、参考までに説明すると、ここで明らかなとおり
、これらの時間te、tfは、水量推定部32において
推定される水量Wp、が、ある−定の水量値Wxを示す
までの時間であることがわかる。
さらに、初期水星推定部33では、再給湯時における水
量Wの推定をより早く行うために、加熱開始に伴う温度
上昇が現れる前の検知温度Tの下り勾配Gによって給湯
初期における水1wを推定している。
ここでは、給湯が停止されてから再給湯が行われるまで
の時間が短い場合と、長い場合とに応じて、それぞれ異
なった推定方法を用いている。
給湯停止時間が短い場合には、熱交換器13内の水の温
度は、給湯終了時の温度とほぼ同じであるため、このと
きは、第9図に示すとおり、出湯温度TOtltは、時
間とともに低下し、そのときの下り勾配Gは、水量Wに
応じて異なり、下り勾配Gが大きいほど水NEWが多く
、下り勾配Gが小さいほど水量Wが少ない、従って、こ
こでは、給湯検知後の初期時間t0を経過したときの検
知温度Tの下り勾配Gに応じて水量Wを推定し、再給湯
時の初期水量W P O2としている。
また、給湯を停止してからの経過時間が長い場合には、
熱交換器13の内部程、水の温度が高く、出湯温サーミ
スタ25で検知される検知温度]゛は、第10図に示す
とおり、給湯開始後に一旦上昇してから下降する。この
ため、初期時間t。後の下り勾配Gが、例えば小水量の
場合には得られないため、上記のように、初期水IWP
O2を推定することができない場合がある。しかし、こ
うした場合でも、熱交換器13等の余熱によって加熱さ
れた水が流出することから、下り勾配Gは必ず現れる。
そこで、給湯停止時間が長くなった場合には、給湯開始
後に、所定の下り勾配G0が現れるまでの時間trを計
時し、この計時時間trに基づいて水量Wを推定し、初
期水量W po 1とする。
温調制御部34は、コントローラ40によっ゛ζ設定さ
れた目標温度”+”set 、出湯温サーミスタ25に
よって検知された出湯温度TOut 、入水温度推定部
31で推定された入水温度Tin、水量推定部32およ
び初期水量推定部33によってそれぞれ推定される水量
Wp1.初期水量W poo、 W p。8、W p 
O2とから加熱JtQを決定する。
ここでは、給湯開始直後は、水流スイッチ】9の作動開
始水量Wsを熱交換器13を通過する水量Wとし、推定
された入水温度Tin、コントローラ40の目標温度T
SOtに基づいて加熱1tQを決定する。
その後、初期水量推定部33によって推定された初期水
量wpoo、W P ol、 W P o2を水量Wと
して加熱量Qを決定し、これらの初期水Jt W p 
o。、Wp。1、Wp、2に基づいて決定される時間j
 pが経過すると、水量推定部32によって推定される
水IWptを水量Wとして、加熱量Qを決定する。
また、出湯温サーミスタ25の検知温度Tが一定温度に
上昇すると、検知温度]゛に基づいてフィードバック制
御を行う。
このフィードバック制御においては、前述の水量推定部
32によって推定された水iWp+に基づいてフィード
バック制御系の時定数をその都度設定することによって
、安定した温度制御を行い、ハンチング等が起こらない
ようにしている。従つて、水量変化に伴ってフィードバ
ック制御系の時定数が変化した場合にも、安定した温度
制御ができる。
なお、温調制御部34の加熱ff1Qは、加熱量出力情
報ΔQとして、所定単位時間Δを毎に前述の加熱量記憶
部34へ順次記憶される。
駆動部35は、温調制御部34の加熱量Qに基づいて、
送風機12およびガバナ比例弁23を駆動制御する。こ
こでは、温調制御部34による加熱iQに基づいた電圧
を送風41112に印加して駆動し、検出される送風機
12の回転数に基づいてガバナ比例弁23への電流値を
通電制御する。
さらに、制御装置30では、給水量が加熱能力を越えな
いようにするために、出湯温サーミスタ25の検知温度
]゛に基づいて電動式水量制御装置18の開度を調節し
て、通過流1を制限する。
なお、使用者によって目標温度’i”setを任意に設
定することができるコントローラ40は、給湯器の仕様
に応じて設置され、コントローラ40が設けられた場合
には、使用者の操作に応じて目標温度Tsetが設定さ
れ、コントローラ40が設置されない場合には、一定の
温度(例えば60”C)が目標温度Tsetとされる。
次に、以上の構成からなる本実施例のガス燃焼式給湯器
1における温度filialについて、水量wの推定を
中心にして、第11図を参考に説明する。
使用者が給湯管1.7 aの下流に設けられた図示しな
い給湯栓を開くと、水供給管17内を水が通過して熱交
換器13内へ流入する。
水流スイッチ19によって給湯が検知されるとくステッ
プ11においてYES)、所定のシーケンスで点火制御
が行われて燃焼が開始される。このとき、出湯温度TO
IJtは変化しない場合に限・)で、出湯温サーミスタ
25の検知温度1゛に応じて入水温度Tinが推定され
、メモリ31aの記憶温度”1’ meltが更新され
る。
また、このとき、例えば給湯停止時間によって再給湯で
あるか否かが判別され、再給湯の場合にはくステップ1
2においてYES)、給湯停止時間が長いか否かが判別
される(ステップ13)。
給湯停止時間が長い場合にはくステップ13においてY
ES)、時間trの計時が開始され(ステップ14)、
所定の下り勾配G。が現れると(ステップ15において
YES)、計時が終了しくステップ16)、計時された
時1’ltrに基づいて初期水量Wp、、が推定される
(ステップ17)。
給湯停止時間が短い場合にはくステップ13においてN
O)、計時部33aによって計時が開始される(ステッ
プ18)、初期時間t。が経過すると(ステップ19に
おいてYES)、そのときの下り勾配Gに基づいて、初
期水量W p O2が推定される(ステップ20)。
再給湯でない場合には(ステップ12においてNO)、
給湯開始後の計時が開始され(ステップ21)、出湯温
サーミスタ25の検知温度Tの所定単位時間Δを毎の温
度」−昇Δ1゛が積算されて、mx値Pが算出される(
ステップ22)。
積算値Pが所定積算値Pa以」−になるとくステップ2
3においてYES)、経過時間tmの計時が終了しくス
テップ24)、計時された経過時間t、 mに基づいて
初期水!E W P o oが推定される(ステラ72
5>。
初期水量Wp、。、W P o +、Wρ。2が推定さ
れると、各初期水量に基づいて、初期時間t I)が設
定される(ステップ26〉。
初期時間tpが経過すると(ステップ27)、水量推定
部32により推定された水量W plによる制御が開始
され(ステップ28)、以後、水量WP 1により加熱
量Qが決定される。
ここで求められた、水tWp Iは、フィードバック制
御における時定数として利用されるため、例えば流量変
化によって出湯温度が変化した場合に、その流量変化に
応じた時定数によって加熱液Qを補正することができる
ため、加熱量の補正に伴うハンチング等が発生しにくい
給湯栓を閉めて給湯を停止すると(ステップ29におい
てYES) 、燃焼が停止する。
以上のとおり、本実施例によれば、給湯初期に、速やか
に水量が推定されるため、適切な加熱量が決定される。
特に再給湯の場合には、通常の給湯開始の場合より早い
時期に水量が推定されるため、水量が多い程、推定され
た水量に基づいて早く温調制御が開始される。従って、
出湯温度の立ち上がりが、従来の場合と比較して向」ユ
する。
また、本実施例では、センサとしては出湯温サーミスタ
が設けられるだけであり、熱交換器の流入部にセンサが
設けられていないため、給湯器の構造が簡単になり、製
造工程が簡略化できるとともに、単なるフィードバック
制御の給湯器の同等の構造でありながら、非常に安定し
たフィードフォワード制御に近い出湯温度特性が得られ
る。
本実施例では、ガスを燃料とするバーナを用いたが、石
油等の他の燃料によるバーナでもよい。
また、加熱源はバーナに限定されず、電気加熱による給
湯器でもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例のガス燃焼式給湯器の制御装置におけ
る機能的構成を示ずm能ブロック図、第2図は本実施例
のガス燃焼式給湯器の概略を示す概略構成図、第3図は
本実施例の制御装置における入水温度の推定過程を説明
するための流れ図、第4図は本実施例の加熱量記憶部の
記憶エリアを示すエリアマツプ、第5図は本実施例の制
御装置における加熱量出力情報の変化を示すタイムチャ
ート、第6図は本実施例の水量推定部による推定水量の
変化を示すタイムチャート、第7図は本実施例における
出湯温度の変化を水量について示したタイムチャート、
第8図は本実施例の初期水量推定部における計時部によ
る経過時間tmと推定される初期水量W P o。どの
関係を示す特性図、第9図は給湯停止時間が短い場合の
出湯温度の変化を水量毎に示したタイムチャート、第1
0図は給湯停止時間が長い場合の出湯温度の変化を水量
毎に示したタイムチャート、第11図は本実施例におけ
る水量の推定過程を示す流れ図である。 図中、11・・・バーナ群(加熱手段)、13・・・熱
交換器、19・・・水流スイッチ(水流検知手段)、2
5・・・出湯温サーミスタ(温度センサ)、30・・・
制御装置く給湯器の温度制御装置)、33・・・初期水
量推定部(流電推定手段)、33a・・・計時部(計時
手段)。 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)熱交換器への水の流入を検知する水流検知手段を備
    え、該水流検知手段の水流検知状態に応じて加熱手段に
    よる前記熱交換器の加熱の開始および停止を制御すると
    ともに、前記熱交換器の流出部に設けられた温度センサ
    に検知される温度情報に基づいて前記加熱手段の加熱量
    を制御する給湯器の温度制御装置において、 給湯開始後の経過時間を計時する計時手段と、前記熱交
    換器を通過する水の流量を推定する流量推定手段とを備
    え、該流量推定手段は、前記温度センサの検知温度情報
    が所定の下り勾配を示すまでの時間に基づいて前記流量
    を推定することを特徴とする給湯器の温度制御装置。
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JPS59157433A (ja) * 1983-02-23 1984-09-06 Mikuni Kogyo Co Ltd 温度制御方法

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