JPH02223590A - ヌクレオチド誘導体 - Google Patents

ヌクレオチド誘導体

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JPH02223590A
JPH02223590A JP20719289A JP20719289A JPH02223590A JP H02223590 A JPH02223590 A JP H02223590A JP 20719289 A JP20719289 A JP 20719289A JP 20719289 A JP20719289 A JP 20719289A JP H02223590 A JPH02223590 A JP H02223590A
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JP
Japan
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cyclic
methylphosphonate
butyryl
compound
benzoyl
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Pending
Application number
JP20719289A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Yano
純一 矢野
Tadaaki Oki
忠明 大木
Koichi Ishiyama
幸一 石山
Kazuko Hirabayashi
加寿子 平林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shinyaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shinyaku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、例えば抗痴呆作用等の有用な薬理作用を有す
るサイクリックAMP誘導体及びサイクリックGMP誘
導体に関する。本発明に係る化合物は新規化合物であっ
て、次の一般式〔■〕で表すことができ、光学的に純粋
なものを含むものである。 ここに、Aは、 このものは、しかし、生体への吸収性が悪くまた吸収さ
れた後も生体内酵素により分解されやすい等、医薬品と
しての有用性に疑問が多いものであった。 ジブチリルサイクリックAMPは、サイクリック八MP
の細胞透過性を改善するため合成され、医薬品として実
用に供されている。 最近の研究によれば、上記一般式〔■〕においてAが、 であり、R’が水酸基であり、R2がメチルであり、R
3が水素であり、かつR4が水素である化合物(アデノ
シン−3′、5°−サイクリックメチルホスホネート)
に有用な薬理作用があることが判っている。 (特開昭63−135399号)。 を表す。 また、R1は水素、水酸基又はアシルオキシを表し、R
2はアルキルを表す。 R3は水素又はアシルを表し、R”は水素又はハロゲン
を表し、R5は水素又はアシルを表し、R6は水素又は
ハロゲンを表す。ただし、八が、N−R3 であり、R1が水酸基であり、R2がメチルであり、R
3が水素であり、かつR′が水素である化合物を除く。
【従来の技術】
サイクリックAMP等は、従来から生体内において例え
ばホルモンの伝達物質として知られ、種々の生理反応に
関与する物質であるところからその薬理効果が注目され
ていた。 上記研究はサイクリックAMP誘導体に薬理作用を見出
した点に有用性があるが、そこに具体的に開示されたサ
イクリックAMP誘導体は、リン酸基に置換するアルキ
ルがメチルのみであり、その他の誘導体については全く
開示がない。
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記サイクリックAMP誘導体の他に
もサイクリックAMPの誘導体に医薬品として有用な数
多くの化合物があることを解明することにあり、また、
サイクリックAMP誘導体と同様にサイクリックGMP
誘導体にも同様の薬理作用があることを解明するところ
にある。
【課題を解決するための手段】
本発明者らは従来から、種々のサイクリックAMP誘導
体及びサイクリックGMP誘導体を合成しその薬理効果
を研究していたが、これらの合成法を確立するとともに
これらの薬理作用を確認することができ、本発明を完成
した。 本発明化合物は上記一般式〔■〕で表すことができる。 言うまでもなく、本発明化合物には、光学的に純粋なも
のが含まれる。 一般式〔■〕において、Δはアデニン又はグアニンの基
本骨格を有するものである。 ここにR3は水素又はアシルを表すもので、アシルとし
ては、例えば、−COR”(ここに1131としてはメ
チル、エチル、プロピル、ブチル等のアルキル、フェニ
ル、ナフチル等のアリール(Aryl)等を挙げること
ができる)で表されるものを挙げることができる。 また、R4は水素又はハロゲンを表すもので、ハロゲン
としては、例えば、臭素の他、塩素、フッ素等を挙げる
ことができる。 R5は水素又はアシルを表すもので、アシルとしては、
例えば、−[:OR”(ここにR51としてはメチル、
エチル、プロピル、ブチル等のアルキル、フェニル、ナ
フチル等のアリール(Aryl)等を挙げることができ
る)で表されるものを挙げることができる。 また、R6は水素又はハロゲンを表すもので、ハロゲン
としては、例えば、臭素の他、塩素、フッチルホスホネ
ート N−ベンゾイルアデノシン−3°、5“−サイクリック
エチルホスホネート N−アセチルアデノシン−3°、5°−サイクリックプ
ロピルホスホネート N−ブチリルアデノシン−3’、5’−サイクリックプ
ロピルホスホネート N−ベンゾイルアデノシン−3゛、5°−サイクリック
プロピルホスホネート 2°−デオキシアデノシン−3°、5′−サイクリック
メチルホスホネート N−アセチル−2”−デオキシアデノシン−3’、5’
−1イタリツクメチルホスホネート N−ブfUルー2′−デオキシアデノシン−3°、5°
−サイクリックメチルホスホネート N−ペンソイル−2°−デオキシアデノシン−3′、5
′サイクリツクメチルホスホネート N−アセチル−2°−デオキシアデノシン−3°、5”
−サイクリックエチルホスホネート N−ブチリル−2′−デオキシアデノシン−3′、5°
−サ素等を挙げることができる。 R1は水素、水酸基又はアシルオキシを表す。 R2は一般的なアルキルを表し、低級アルキルをも含む
もので、例えば、メチル、エチル、プロピル、ブチル等
を挙げることができる。 本発明に係る化合物としては、例えば以下のものを挙げ
ることができるが、本発明化合物はこれらに限定される
ものではない。言うまでもなく、本発明化合物はこれら
化合物の光学的に純粋なフオームとジアステレオマーの
双方を含むものである。 N−アセチルアデノシン−3”、5°−サイクリックメ
チルホスホネート N−ブチリルアデノシン−3°、5°−サイクリックメ
チルホスホネート N−ベンゾイルアデノシン−3”、5−サイクリックメ
チルホスホネート N−アセチルアデノシン−3“、5°−サイクリックエ
チルホスホネート N−ブチリルアデノシン−3°、5”−サイクリックエ
イクリックエチルホスホネート N−ベンゾイル−2”−デオキシアデノシン−3′、5
サイクリツクエチルホスホネート N−アセチル−2′−デオキシアデノシン−3“5°−
サイクリックプロピルホスホネート N−ブチリル−2”−デオキシアデノシン−3′、5”
−サイクリックプロピルホスホネート N−ベンゾイル−2°−デオキシアデノシン−3°、5
゜サイクリックプロピルホスホネート 2″罰−プチリルアデノシン−3”、5°−サイクリッ
クメチルホスホネート N−アセチル−2°−0−ブチリルアデノシン−3′、
5゛サイクリツクメチルホスホネート N−ブチリル−2′−〇−ブチリルアデノシンー3”、
5”サイクリックメチルホスホネート N−ベンゾイル−2”−〇−ブチリルアデノシンー3′
、5”サイクリックメチルホスホネート N−アセチル−2′−〇−ブチリルアデノシンー3°、
5゜サイクリックエチルホスホネート N−ブチリル−2°−0−ブチリルアデノシン−3′、
5サイクリックエチルホスホネート N−ベンゾイル−2″−ローブチリルアデノシン−3′
、5−サイクリツクエチルポスポネート N−アセチル−2°−0−ブチリルアデノシン−3°、
5サイクリツクプロピルホスホネート N−ブチリル−2′−〇−ブチリルアデノシンー3”、
5′サイクリツクプロピルホスホネート N−ベンゾイル−2°−0−ブチリルアデノシン−3°
、5′サイクリツクプロピルホスホネート N−アセチル−8−ブロモアデノシン−3°、5゛−サ
イクリックメチルホスホネート N−ブチリル−8−ブロモアデノシン−3°、5’−t
イクリックメチルホスホネート N−ベンゾイル−8−ブロモアデノシン−3″、5′−
サイクリックメチルホスホネート N−アセチル−8−ブロモアデノシン−3’ 、 5’
−サイクリックエチルホスホネート N−ブチリル−8−ブロモアデノシン−3”、5°−サ
イクリックエチルホスホネート N−ベンゾイル−8−ブロモアデノシン−3° 5°−
サ3”、5°−サイクリックプロピルホスホネートN−
ブチリル−8−ブロモ−2′−デオキシアデノシン3”
、5°−サイクリックプロピルホスホネートN−ベンゾ
イル−8−ブロモ−2′−デオキシアデノシン−3°、
5°−サイクリックプロピルホスホネートN−アセチル
−8−ブロモ−2′−0−ブチリルアデノシン−3”、
5°−サイクリックメチルホスホネートN−ブチリル−
8−ブロモ−2”−〇−ブチリルアデノシンー3°5°
−サイクリックメチルホスホネートN−ベンゾイル−8
−ブロモ−2′−〇−ブチリルアデノシンー3°5°−
サイクリックメチルホスホネートN−アセチル−8−ブ
ロモ−2′−0−ブチリルアデノシン−3′、5°−サ
イクリックエチルホスホネートN−ブチリル−8−ブロ
モ−2°−0−ブチリルアデノシン−3°、5°−サイ
クリックエチルホスホネートN−ベンゾイル−8−ブロ
モ−2°−0−ブチリルアデノシン−3’ 、 5’−
サイクリックエチルホスホネートN−アセチル−8−ブ
ロモ−2°−0−ブチリルアデノシン−3’ 、 5’
−サイクリックプロピルホスホネートN−ブチリル−8
−ブロモ−2′−〇−ブチリルアデノシイクリックエチ
ルホスホネート N−アセチル−8−ブロモアデノシン−3°、5″−サ
イクリックプロピルホスホネート N−ブチリル−8−ブロモアデノシン−3′、5′−サ
イクリックプロピルホスホネート N−ベンゾイル−8−ブロモアデノシン−3′、5°−
サイクリックプロピルホスホネート N−アセチル−8−ブロモ−2°−デオキシアデノシン
3゛、5°−サイクリックメチルホスホネートN−ブチ
リル−8−ブロモ−2°−デオキシアデノシン3”、5
″−サイクリックメチルホスホネートN−ベンゾイル−
8−ブロモ−2°−デオキシアデノシン−3゛、5”−
サイクリックメチルホスホネートN−アセチル−8−ブ
ロモ−2”−デオキシアデノシン3°、5′−サイクリ
ックエチルホスホネートN−ブチリル−8−ブロモ−2
゛−デオキシアデノシン3”5”−サイクリックエチル
ホスホネートN−ベンゾイル−8−ブロモ−2“−デオ
キシアデノシン−3’、5’−サイクリックエチルホス
ホネートN−アセチル−8−ブロモ−2”−デオキシア
デノシンシー3°、5′−サイクリツクプロピルホスホ
ネートN−ベンゾイル−8−ブロモ−2°−0−ブチリ
ルアデノシン−3’ 、 5’−サイクリックプロピル
ホスホネートグアノシン−3’ 、 5’−サイクリッ
クメチルホスホネート N−アセチルグアノシン−3’ 、 5’−サイクリッ
クメチルホスホネート N−ブチリルグアノシン−3°、5゛−サイクリックメ
チルホスホネート N−ベンゾイルグアノシン−3°、5゛−サイクリック
メチルホスホネート N−アセチルグアノシン−3゛、5”−サイクリックエ
チルホスホネート N−ブチリルグアノシン−3”、5′−サイクリックエ
チルホスホネート N−ベンゾイルグアノシン−3“、5°−サイクリック
エチルホスホネート N−アセチルグアノシン−3′、5°−サイクリックプ
ロピルホスホネート N−ブチリルグアノシン−3”、5゛−サイクリックブ
ロピルホスホネート N−ベンゾイルグアノシン−3°、5°−サイクリック
プロピルホスホネート 2”−デオキシグアノシン−3”、5”−サイクリック
メチルホスホネート N−了セチルー2゛−テ°オキシグアノシン−3°、5
゛−サイクリックメチルホスホネート N−ブチリル−2′−デオキシグアノシン−3’ 、 
5’−サイクリックメチルホスホネート N−ベンゾイル−2゛−デオキシグアノシン−3’ 、
 5’サイクリツクメチルホスホネート N−アセチル−2′−デオキシグアノシン−3′、5”
−サイクリックエチルホスホネート N−ブチリル−2゛−デオキシグアノシン−3°、5”
−サイクリックエチルホスホネート N−ベンゾイル−2゛−デオキシグアノシン−3°、5
′サイクリツクエチルホスホネート N−アセチル−2゛−デオキシグアノシン−3′、5”
−サイクリックプロピルホスホネート ドブチリル−2”−デオキシグアノシン−3”、5−サ
サイクリックプロピルホスホネート N−ベンゾイル−2′−0−ブチリルグアノシン−3′
、5゜−サイクリックプロピルホスホネート N−アセチル−8−ブロモグアノシン−3′、5−サイ
クリックメチルホスホネート N−ブチリル−8−ブロモグアノシン−3″ 5′−サ
イクリックメチルホスホネート トベンゾイルー8−ブロモグアノシン−3゛、5”〜サ
イクリックメチルホスホネート N−アセデル−8−ブロモグアノシン−3’ 、 5’
−サイクリックエチルホスホネート N−ブチリル−8−ブロモグアノシン−3° 5°−サ
イクリックエチルホスホネート N−ベンゾイル−8−ブロモグアノシン−3°、5’−
tイタリックエチルホスホネート N−アセチル−8−ブロモグアノシン−3′、5°−サ
イクリックプロピルホスホネート N−ブチリル−8−ブロモグアノシン−3°、5″−サ
イクリックプロピルホスホネート N−ベンゾイル−8−ブロモグアノシン−3’ 、 5
’−サイクリックプロピルホスホネート N−ベンゾイル−2°−デオキシグアノシン−3,5′
サイクリツクプロピルホスホネート 2′−ローブチリルグアノシンン−3”、5°−サイク
リ・ンクメチルホスホネート トアセチル−2゛−ローブチリルグアノシン−3,5”
−サイクリックメチルホスホネート ドブチリル−2′−ローブチリルグアノシン−3’ 、
 5’サイクリツクメチルホスホネート N−ベンゾイル−2゛−ローブチリルグアノシン−3″
、5′サイクリツクメチルホスホネート N−アセチル−2′−ローブチリルグアノシン−3°、
5゜サイクリックエチルホスホネート N−ブチリル−2′−〇−ブチリルグアノシンー3″、
5″サイクリックエチルホスホネート N−ベンゾイル−2°−0−ブチリルグアノシン−3’
 、 5’−サイクリックエチルホスホネート N−アセチル−2′−〇−ブチリルグアノシンー3”、
5゜サイクリックプロピルホスホネート N−ブチリル−2′−O−ブチリルグアノシン−3°、
5°−イタリックプロピルホスホネート N−アセチル−8−ブロモ−2′−デオキシグアノシン
3°、5゛−サイクリックメチルホスホネートN−ブチ
リル−8−ブロモ−2°−デオキシグアノシン3°、5
゛−サイクリックメチルホスホネートトベンゾイル−8
−ブロモ−2゛−デオキシグアノシン−3’ 、 5’
−サイクリックメチルホスホネーFN−アセチル−8−
ブロモ−2°−デオキシグアノシン3”、5°−サイク
リックエチルホスホネートN−ブチリル−8−ブロモ−
2°−デオキシグアノシン3′、5°−サイクリックエ
チルホスホネートN−ベンゾイル−8−ブロモ−2°−
デオキシグアノシン−3′、5°−サイクリックエチル
ホスホネートN−アセチル−8−ブロモ−2′−デオキ
シグアノシン−3”、5゛−サイクリックプロピルホス
ホネートN−ブチリル−8−ブロモ−2°−デオキシグ
アノシン−3°、5′−サイクリックプロピルホスホネ
ートN−ベンゾイル−8−ブロモ−2°−デオキシグア
ノシン−3”、5゛−サイクリックプロピルホスホネー
トN−アセチル−8−ブロモ−2゛−0−プチリルグア
ノシンー3′、5”−サイクリックメチルホスホネート
N−ブチリル−8−ブロモ−2″−〇−ブチリルグアノ
シンー3°、5°−サイクリックメチルホスホネートN
−ベンゾイル−8−ブロモ−2”−〇−ブチリルグアノ
シンー3”、5゛−サイクリックメチルホスホネートN
−アセチル−8−ブロモ−2′−〇−ブチリルグアノシ
ンー3”、5”−サイクリックエチルホスホネートN−
ブチリル−8−ブロモ−2°刊−プチリルグアノシン−
3”、5°−サイクリックエチルホスホネートN−ベン
ゾイル−8−ブロモ−2′−〇−ブチリルグアノシンー
3”、5′−サイクリックエチルホスホネートN−アセ
チル−8−ブロモ−2′−0−ブチリルグアノシン−3
′、5゛−サイクリックプロピルホスホネートN−ブチ
リル−8−ブロモ−2”−〇−ブチリルグアノシンー3
゛、5“−サイクリックプロピルホスホネートN−ベン
ゾイル−8−ブロモ−2′−0−ブチリルグアノシン−
3°、5°−サイクリックプロピルホスホネート以下に
本発明化合物の薬理作用について述べる。 サイクリックAMP依存性ホスホジェステラーゼの阻害
作用を見た。 を500μβとり、液体シンチレーションカウンタでそ
の放射活性を測定し、阻害活性を算定したところ、後記
実施例1化合物は100μMの濃度で著しい阻害活性を
示した。 本発明化合物のうち光学的に純粋なもののサイクリック
GMPホスホジェステラーゼに対スる阻害活性は、同様
にして検定した。以下にその詳細を示す。 阻害活性は、ビチャードら(J、 Bio、 Chem
、2515726、1976)の方法に準じて、ウシ心
臓サイクリックヌクレオチドホスホジェステラーゼ(ベ
ーリンガーマンハイム社製)を用いて測定した。 最終濃度5mMの塩化マグネシウム、0.25%の2メ
ルカプトエタノール、及び1.82X 10’Bq(0
,1μpに相当)の3H−サイクリックGMPを加えた
40mM)リス−塩酸緩衝液(pH8,0) 100μ
Itに、10μMa度の被験化合物溶液50μlと0.
1μgのサイクリックヌクレオチドホスホジェステラー
ゼを添加した。30℃で10分間反応させ、97℃で5
分間加熱して酵素を失活させ、生成した5’ −G M
 Pに室ウシ心臓サイクリックAMPホスホジェステラ
ーゼ(ベーリンガーマンハイム社M)を用い、ジョセフ
らの方法(Vl、 Joseph et al、 Me
thod inBnzymology  38.205
 )による測定法に準じて阻害活性を調べた。 最終濃度5mM  塩化マグネシウムと3.75mM2
メルカプトエタノールを含む40mM )リス−塩酸緩
衝液(p)18>に、〔″H〕ラベルサイクリックAM
Pを20万cpm、 0.125〜10(bzMサイク
リックAMP及びサイクリックAMP依存性ホスホジェ
ステラーゼ1μBと種々の濃度の試験物質を添加して反
応溶液を400μlにし、30℃で10分間反応させた
後、100℃で2.5分間処理して酵素を失活させ、反
応溶液が室温に戻ってから50μgの蛇毒(シグマ社製
)を加え、30℃、10分間反応させてサイクリックA
MPホスホジェステラーゼの作用により生成した5′−
AMPをアデノシンに分解し、AGl−X2樹脂(バイ
オラッド製)の1:3水懸濁液0.5m1.を加えて分
解をとめ、4℃で15分間放置した後、12.00Or
pmで2分間遠心分離した。上滑液温で50μgの蛇毒
(シグマ社製)を加え、30℃で10分間反応させてグ
アノシンに分解し、AGIX8樹脂(バイオラッド社製
)の1:3水性懸濁液50μβを加えてよく混合して1
’4.000rpmで2分間遠心分離した。上清液25
0μβを液体シンチレーションカウンターで放射線量を
計った。 本発明化合物を添加したことによる低下酵素活性は、被
験物質を何も加えない場合の活性の%とじて、下表に示
した。 〔■〕46 [:IX]         32 〔X〕 表中の化合物の立体化学構造を以下に示す。これらは、
実施例8以下の方法により合成されたものである。 〔■〕 〔■〕 〔X〕 [XI:1 本発明化合物を医薬として投与する場合、本発明化合物
はそのまま又は医薬的に許容される無毒性かつ不活性の
担体中に、例えば0.1%〜99.5%、好ましくは0
.5%〜90%含有する医薬組成物として、人を含む動
物に投与される。 担体としては、固形、半固形、又は液状の希釈剤、充填
剤、及びその他の処方用の助剤一種以上が用いられる。 医薬組成物は、投与単位形態で投与することが望ましい
。本発明医薬組成物は、経口投与、組織内投与、局所投
与(経皮投与等)又は経直腸的に投与することができる
。これらの投与方法に適した剤型で投与されるのはもち
ろんである。例えば、組織内投与が特に好ましい。 抗痴呆剤としての用量は、年齢、体重、等の患者の状態
、投与経路、病気の性質と程度等を考慮した上で調製す
ることが望ましいが、通常は、成人に対して本発明の有
効成分量として、1日あたり、 100mg〜3g/日
/ヒトの範囲が、好ましくは、500mg〜Ig/日/
ヒトの範囲が一般的である。場合によっては、これ以下
でも足りるし、まCH。 [XII、] 己 CH3 〔X■〕 た逆にこれ以上の用量を必要とすることもある。 また1日1〜3回に分割して投与することが望ましい。 (以下次頁) 本発明に係るザイクリックヌクレオチド誘導体は、例え
ば次の反応式で示される反応によって合成することがで
きる。 〔■〕 〔■〕 R2[IVI (式中、R2は前記と同じ。A1はアデニン又はグア 物は、アルキルホスホン酸ジクロリドと1−ヒドロキシ
ベンゾトリアゾールにより、パンブームらの方法(J、
 H,van Boom et al、、  Nucl
eic  Ac+dResearch  14 217
1−2185(1986) )により取得することがで
きる。 式〔■〕と式〔■〕の反応は、反応に不活性な溶媒(例
えば、無水ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテ
ル系溶媒)中で、通常は室温、30分〜3時間放置し、
1−アルキルイミダゾールを加えさらに室温で5〜24
時間放置することによりなされる。 〔■〕の使用量は〔■〕に対して1〜1.2倍モルが好
ましい。1−アルキルイミダゾールの使用量は、CII
)と〔■〕を反応させて生成した化合物に対して3〜7
倍モルがよい。 その後、p)12.0程度の強酸、好ましくはトリフル
オロ酢酸や塩酸等のような揮発性の酸により0℃〜室温
で5〜24時間放置することにより[rV)を得ること
ができる。この場合、酸は通常(IVIに対して大過剰
用いるのがよい。 アニンを表す。R1+は水素又はテトラヒドロピラニル
オキシを表す。) すなわち、一般式〔■〕で表されるヌクレオシドと一般
式[110で表されるアルキル−0,0−ビス(1−ベ
ンゾトリアゾリル)ホスホネートを反応せしめ、さらに
1−アルキルイミダゾール、例えば1−メチルイミダゾ
ールを加えてサイクリック誘導体〔■〕にする。これを
必要に応じて、酸反応により、テトラヒドロピラニル基
を脱離することができる。 一般式[IV)の化合物は、その後、さらにこれをハロ
ゲン化し、又はアシル化することにより、一般式(V)
  (8−ハロゲノアデノシン誘導体)、[VI:l 
 (8−ハロゲノグアノシン誘導体)、及ヒ〔■〕(2
”−アシルオキシ体)に誘導することができる。 この方法において原料となる〔■〕は、文献(S、  
 Honda  et  al、  Tetrahed
ron、    40.  153(63(1984)
)記載の方法及びこれに準じた方法により調製すること
ができる。また一般式〔■〕の化合(IVIはさらに、
適宜ハロゲン化することができる。例えばブロム化する
ときは、酢酸バッファ中ブロム水、又はブロム水のみに
より、0℃〜室温で反応させて〔■〕、〔■)を得るこ
とができる。 また〔■〕は R3、R5としてのアシルに対応する酸
ハライド又は酸無水物でアシル化することにより〔■〕
に導くことができる。このアシル化は、ピリジン中で0
℃〜室温で数時間〜24時間反応させることにより行う
ことができる。 このようにして得られた目的化合物は、公知の手段、例
えば溶媒抽出、液性変換、転溶、濃縮、結晶化、再結晶
、クロマトグラフィー等により単離精製することができ
る。
【実施例】
以下に本発明化合物の製造に係る実施例を掲げて、本発
明を更に詳しく説明する。 なお、実施例中で使用される下記物質は、以下のように
して製造した。 N−モノメトキシトリチル−2“刊−テトラヒドロピラ
ニルアデノシンは、文献(S、 tlonda et 
al。 Tetrahedron  40 153−163(1
984) )記載の方法により製造した。 N−ベンゾイル−2゛−0−テトラヒドロピラニルアデ
ノシンは、市販のN−ベンゾイルアデノシンを上記文献
記載の方法に準じて調製することにより製造した。 N−ブチリル−2′−〇−テトラヒドロピラニルアデノ
シンは、以下のように製造した。 N−ベンゾイル−3°、5′−テトライソプロピルジシ
ロキサン−1,3−ジイル−2°−0−テトラヒドロピ
ラニルアデノシンをメタノール中、濃アンモニア水で室
温で終夜処理することにより3°、5′−テトライソプ
ロピルジシロキサン−1,3−ジイル−2′−〇−テト
ラヒドロピラニルアデノシンを得た。これをピリジン中
でブチリルクロリドで室温にて終夜放置すると、N−ブ
チリル−3°、5°−0−テトライソプロピルジシロキ
サン−1,3−ジイル−2゛−0−テトラヒドロピラニ
ルアデノシンを得た。このブチリル体をテトラヒドロフ
ラン13−に溶解後、1モルのテトラゾ3ま た。終夜反応後、ピリジン2.0−を加え、ジクロロメ
タンと水(飽和食塩水1/1o容、IM)IJエチルア
ンモニウムアセテ−) (PH7,0) ’/10容)
で分配し、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮乾
固すると、粗面体を得た。 これを分取用TLC(pr
eparative TLC)で精製して、白色結晶3
10mgを得た。 このもの310mgを、ジオキサン/水(’/+) 2
0mgに溶解し、0.IN塩酸を滴下しなからp)Iを
2.0にし、これを室温で終夜放置し、反応が完結して
いることをTLCで確認後、濃縮乾固した。残渣を分取
用TLCで精製して白色固体125mgを得た。 水/エタノール(5/Il、)で再結晶するとアデノシ
ン−3′、5°−サイクリックメチルホスホネートの白
色針状晶が得られた。融点207〜210℃上記で得ら
れた物質10mgを0.5M酢酸バッファ(pH4,0
) 0.4−に溶解し、ブロム水0,6−を室温で加え
、1時間放置した。反応液を濃縮乾固し、分取用TLC
で精製して目的化合物11mgを得た。 TLC(メタノール:ジクロロメタン= 1 : 10
)チルアンモニウムフルオリドのテトラヒドロフラン溶
液 IWを加え、室温で15分間攪拌した。反応後、ジ
クロルメタン/ピリジン(3/1) 100−を加え、
飽和重そう水で洗浄後、有機層を乾燥(硫酸マグネシウ
ム)、濃縮乾固した。この残渣をシリカゲルクロマトグ
ラフィー(ジクロルメタンメタノール)で精製して目的
物を得た。 N−モノメトキシトリチル−2°−0−テトラヒドロピ
ラニルグアノシンは、上記文献に記載の方法によって製
造した。 実施例1 8−ブロモアデノシン−3′、5°−サイクリックメチ
ルホスホネートの合成 N−モノメトキシトリチル−2°−0−テトラヒドロピ
ラニルアデノシン915mgに、バンブームラ(J、H
lvan Boom et al、、 Nucleic
 Ac1d Re5earch 14゜2171−21
85 (1986) )の方法により調製したメチル0
.0−ビス−(1−ベンゾトリアゾリル)ホスホネート
のO,11Mジオキサン溶液20.5−を室温で加え、
30分後に1−メチルイミダゾール1.4艷を加えRf
=0.65 ’ H−NMR(020)δ’ 1.92 (3H,d
、 J=18.0Hz  P−CHa)4.35(if
t、  m、  H−5a)、  5.06(LH,d
、J=6.0.  fl−2°)。 5.47(LH,m、  )I−3’)、  6.08
(1N、  s、  H−1’)。 8.12(ltl、  s、  Arom、H−2)U
V   λ   =  273nm 実施例2 N−ベンゾイルアデノシン−3°、5°−サイクリック
メチルホスホネートの合成 N−ベンゾイル−2゛−0−テトラヒドロピラニルアデ
ノシン 93mgに、実施例1と同様に調製したメチル
−〇、0−ビス−(1−ベンゾトリアゾリル)ホスホネ
ートのO,11Mジオキサン溶液2.7dを加え、室温
30分放置後、1−メチルイミダゾール0.2mffを
加えた。更に室温で終夜反応後、ピリジン10−を加え
、以下実施例1と同様に処理して、N−ベンゾイル−2
′−〇−テトラヒドロピラニルアデノシン−3”。 5°−サイクリックメチルホスホネートの白色固体40
mgを得た。 このもの40 mgを、ジオキサン/水(Il/、) 
 4.0mlに溶解し、0.IN塩酸1.4dを滴下し
室温で終夜放置し、反応後、濃縮乾固し、残渣を分取用
TLCで精製して白色固体32mgを得た。 H−NMR(CDC13/CD、OD:8/2)   
δ:  1.76(3H,d。 J−18,0P−CHs) 、  4.304.7 (
4)1. m)4.84(III、 d、 J=5.0
. H−2°)、 5JO(ltl、 m、 H−3’
)6.11(IH,s、 tl−1°)、 7.50−
7.70(3)1. benzoyl)。 8.00−8.10(2H,benzoyl)、  8
.34(1N、  s、  八rom、)。 8.76(IIL  s、  八rom、)。 実施例3 N−ブチリルアデノシン−3′、5°−サイクリックメ
チルホスホネートの合成 N−ブチリル−2゛−0−テトラヒドロピラニルアデノ
シン134mgから実施例1と同様にして、N−ブチリ
ル−2゛−0−テトラヒドロピラニルアデノシン−3°
、5”サイクリックメチルホスホネート 45 mgを
白色固体として得た。 また、このものから実施例1と同様にして酸加水分解後
に目的化合物30mgを得た。 実施例5 グアノシン−3”、5″−サイクリックメチルホスホネ
ートの合成 N−モノメトキシトリチル−2゛−0−テトラヒドロピ
ラニルグアノシン280mgに、実施例1と同様に調製
したメチル−0,0−ビス−(1−ベンゾトリアゾリル
)ホスホネートの0. IIMジオキサン溶液8mlを
室温で加え、30分後に1−メチルイミダゾール0.6
−を加えた。室温で更に終夜反応後、ピリジン10mn
を加え、ジクロロメタン−飽和食塩水で分配した。有機
層を濃縮乾固し、分取用TLCで精製して、N−モノメ
トキシトリチル−2°−0−テトラヒドロピラニルグア
ノシン−3’ 、 5’−サイクリックメチルホスホネ
ートの白色固体60mgを得た。 このもの40mgをジオキサン/水(9/1) 4.O
ifに溶解し、0.IN塩酸でpi−12,0に調整後
、室温で終夜放置した。反応液を濃縮乾固後、TLCで
精製し、目的物19mgを得た。融点238〜240℃
 (分解)。 H−NMR(D20)δ:  1.82(3H,d、J
=18.0 P−CH,)。 4.34−4.90(4tl、 m)、 5.20(I
H,m、 H−3’)。 1−l−1−N (020)δ:  1,00(3)1
.  t、J=7.8 CLCtl、)1.80(2f
t、  hextet、J=7.8  CH2Cl(3
)1.86(3H,d、  J=18.0  P−CH
3)。 2.60(2H,t、  J=7.8 −CD−C)I
2−)4.92(IH,d、  J=4.0.H−2”
)5.20(IH,m、  H−3’)、  6.25
(LH,s、  l−1−1′)。 8.46(LH,s、  Arom)、  8.65(
IH,s、  八rom)実施例4 N−ベンゾイル−2”−〇−デオキシアデノシンー3’
 、 5’サイクリツクメチルホスホネートの合成市販
のN−ベンゾイル−2゛−デオキシアデノシン355m
gに実施例1と同様に調製したメチル−〇、0ビス−(
1−ベンゾトリアゾリル)ホスホネートの011Mジオ
キサン溶液14艷を室温で加え、30分後に1−メチル
イミダゾール10m1を加えた。室温で更に終夜攪拌後
、ピリジン2.0−を加え、ジクロロメタン/ジオキサ
ン(9/1) 100−と飽和食塩水で分配し、有機層
を濃縮乾固した。シリカゲルカラムクロマトグラフィー
により精製して、目的物を白色固体として114mg得
た。 5、98 (IH,s、  fl−1′)、  7.8
5 (1)1.  s、  H−8)UV   λma
+t  =  252nm  (E −13,200)
実施例6 8−ブロモグアノシン−3′、5°−サイクリックメチ
ルホスホネートの合成 実施例5で得たグアノシン−3’ 、 5’−サイクリ
ックメチルホスホネートの2.0mgを、水0.3rd
に溶解し、ブロム水0.2dを加えて室温で5分間反応
した。TLCにより原料が完全に消失したことを確を忍
し[TLC:メタノール/ジクロロメタン(2/8) 
。 原料のRf値−0,18,生成物のRf値=0.45:
]、濃縮乾固した。その残渣をTLCで精製すると、目
的物2、5mgが得られた。 実施例7 N−n−ブチリル−2’−0−n−ブチリルアデノシン
−3°。 5゛−サイクリックメチルホスホネートの合成アデノシ
ン−3°、5”−サイクリックメチルホスホネート5m
gのピリジン溶液0.6mfに、n−ブチリルクロリド
60μlを室温で加える。終夜放置後、濃縮乾固し、ジ
クロロメタン−水で分配し、有機層を乾燥後、濃縮乾固
し、生じた残渣を分取用TLCで精製しく展開溶媒ニジ
クロロメタン:メタノール=95:5)、目的物3mg
を得た。 H−NMR(CDCl2)  δ: 1.72(3H,
d、 J=19.0)2.60(2H,t、 NllC
0−CH2−)、  2.84(2H,t、 0CO−
CH2−)。 5.28(11−1,d、 H−2°)、  6.02
(1)1. s、 H−1’)。 8.10(1N、  s、  八rom)、  8.7
HLH,s、  Arom)。 実施例8 化合物〔■〕及び化合物〔■〕の合成 実施例5の方法により製造したグアノシン−3゛。 5′−サイクリックメチルホスホネート90 mgを2
0−の水に溶かし、逆相用シリカゲル(20〜80μm
)にかけた。水、5%水性メタノール、10%水性メタ
ノール、及び15%水性メタノールで順次溶出すると、
初めに3mgの化合物(IXIが分離され、次に75m
gの化合物〔■〕が分離溶出された。 化合物[IX’l ’11−NMR(020220MHz)δ:1.118
(3H,d、 J=18.0  P−CH,)、 4.
34〜4.90 (5N。 m>、  6.02(IH,s、  H−1’)、  
、7.86(18,s、  fl−8)化合物〔■〕 H−NMR(DJ  220MHz)δ:1.82(3
11,d、 J=19.OP−C11,)、 4.34
〜4.90(4)1゜m)、 5.20(LH,m、 
H−3’)、 5.80(LH,s、 H−1°)。 7、86 (lfl、 s、 tl−8)実施例9 化合物〔X〕及び化合物[XI、]の合成実施例8で得
た化合物〔■] 32+ngを1.0mgの水中で、室
温で5分間1.0−のブロム水と反応させた。アスピレ
ータを使って臭素を揮散させた後、生成沈澱を集め、冷
水で洗浄しアセトンで濯ぐと、淡黄色の粉末状の30m
gの目的化合物を得た。 実施例8で得た化合物[IX:l 32mgから上記と
同様にして28mgの化合物CXIIを得た。 実施例10 化合物1:Xn〕の合成 実施例8で得た化合物[■] 30Ll1gを、0.5
−の無水酢酸と1.0dのピリジンの混合物に一夜室温
放置し、反応生成物を真空ポンプで濃縮乾燥した。 残渣をn−ヘキサン−ジクロロメタン−メタノール混合
液(100:5:0.5)で粉末化して、32g mg
の目的化合物を得tこ。 化合物〔X■〕 HNMR(CD30D−CDCl2(CI)  220
M1lZ)δ:1.75(3)1. d、 J=18.
0  P−CH,)。 2.20(3H,s、 0CGCH3)4.00〜4.
65(3tl、 m)、 5.80(IH,d、 J=
8.O)I−1°)。 5.75〜5.85(2H,m、 H−2°3°ove
rlapped with H−1′)。 7.60(lfl、 bs、 H−8)実施例11 化合物CXIIIIの合成 実施例8で得た〔■:l 30mgを3.0艷のピリジ
ンに懸濁しバルミトイルクロライド72mgを加えて1
2時間反応させた。反応終了後、反応混合物を濃縮しジ
クロロメタンと希塩酸で分配した。有機層を濃縮し、乾
固し、残渣を分取用TLC(20X20cm、 2mm
厚)で5%のメタノールー二塩化メチレンを展開溶媒と
して精製して、目的化合物40mgを得た。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次の一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (ここに、Aは、 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ を表す。 また、R^1は水素、水酸基又はアシルオキシを表し、
    R^2はアルキルを表す。 R^3は水素又はアシルを表し、R^4は水素又はハロ
    ゲンを表し、R^5は水素又はアシルを表し、R^6は
    水素又はハロゲンを表す。)で示される化合物。ただし
    、Aが、 ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、R^1が水酸基であり、R^2がメチルであり
    、R^3が水素であり、かつR^4が水素である化合物
    を除く。
  2. (2)化合物が光学的に純粋なものである、特許請求の
    範囲第1項記載の化合物。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995026971A1 (fr) * 1994-03-31 1995-10-12 Nippon Shinyaku Co., Ltd. Derive nucleotidique cyclique

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63135399A (ja) * 1986-11-28 1988-06-07 Akira Kaji サイクリツクamp誘導体

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