JPH02223460A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH02223460A
JPH02223460A JP1044058A JP4405889A JPH02223460A JP H02223460 A JPH02223460 A JP H02223460A JP 1044058 A JP1044058 A JP 1044058A JP 4405889 A JP4405889 A JP 4405889A JP H02223460 A JPH02223460 A JP H02223460A
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JP
Japan
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image data
color
image
data
density
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Pending
Application number
JP1044058A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Hirota
好彦 廣田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/483,817 priority patent/US5132788A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ハードコピー画像を形成するための画像信号
を生成する画像処理装置に関する。
〔従来の技術及びその課題〕
従来より、複写機、ファクシミリ、プリンタ装置などの
ハードコピー画像形成装置においても形成画像のフルカ
ラー化が進んでいる。
また、原画像情報をデジタルの画像データとして取り扱
うことにより、フルカラーの原画像に忠実な色再現はも
ちろんのこと様々なカラー編集画像の形成が可能となっ
ている。
カラー編集画像としては、特定色について原画像の着色
部と非着色部とを入れ換えて再生するネガ・ポジ反転画
像、原画像の特定色部分を他の色に置き換えるカラー変
更画像、形成画像の指定領域を指定色で塗り潰すペイン
ト画像などが知られている。
一般にフルカラーのハードコピー画像を形成する場合、
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の減色
系3色、及びブラック(Bk)の計4色の色材料(トナ
ー、インクなど)を順に紙面に付着させることにより原
画像の色彩が再現される。画像信号は色材料の付着量を
制御するものである。
したがって、カラー原画像が加色系3原色、即ち、レッ
ド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)に色分解され
ている場合には、加色系各色の画像データからBP処理
(墨版生成)、UCR処理(下色除去)、色修正マスキ
ング処理からなる一連の画像処理(色補正処理)により
色材料の各色(4色)に対応する画像データが生成され
る。
従来の画像処理装置では、色材料の各色に対応する画像
データをカラー編集画像に対応する画像データに変換し
た後で、所望の濃さのハードコピー画像を形成するため
の濃度補正処理を行っていた。
このため、形成される画像の濃度は一律に制御されてし
まい、例えば指定領域を塗り潰すペイント部の濃度も他
の部分とともに変化するといった問題があった。
本発明は、上述の問題に鑑み、形成画像における全体的
な濃度補正によるカラー編集部分の濃度変化を無くしカ
ラー編集の多様性を高めた画像の形成を可能とした画像
処理装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上述の課題を解決するため、カラー画像に対
応する加色系3原色の各色の画像データに基づいて減色
系3色に対応する画像データを生成する色補正手段と、
減色系3色の画像データをそれぞれ増加又は減少させて
指定濃度に応じた濃度補正画像データを出力する濃度補
正手段と、濃度補正画像データの全部又は一部を指定色
画像データに置き換えるカラー編集手段とを備え、画像
データに対して濃度補正処理を行った後にカラー編集処
理を行うようにしたことを特徴として構成される。
〔作 用〕
色補正手段は、カラー画像に対応する加色系3原色の各
色の画像データに基づいて減色系3色に対応する画像デ
ータを生成する。
濃度補正手段は、減色系3色の画像データをそれぞれ増
加又は減少させて指定濃度に応じた濃度補正画像データ
を出力する。
カラー属集手段は、濃度補正画像データの全部又は一部
を指定色画像データに置き換える。
これにより、画像データに対しては濃度補正処理を行っ
た後にカラー編集処理が施される。
(以下余白) 〔実施例〕 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第2図はデジタル複写機Aの概略の構成を示す正面断面
図である。
デジタル複写機Aは、原稿の画像を読み取った画素信号
に種々の信号処理を施して、画像信号として出力するイ
メージリーグ部IRと、イメージリーグ部IRから送ら
れる画像信号に基づいて電子写真法によりカラー画像を
形成するレーザプリンタ部LPとで構成されている。
イメージリーグ部IRにおいて、原稿ガラス18上に置
かれた原稿は、露光ランプ17、ロッドレンズアレイ1
5、及びイメージセンサ−11によって、R(レッド)
、G(グリーン)、B(ブルー)の加色系3原色の色信
号として読み取られる。このR,G、Bの色信号は後述
する色補正回路105によって、Y(イエロー)、M(
マゼンタ)、C(シアン)の減色系3色にBk(ブラッ
ク)を加えた4色の信号に変換され、種々の信号処理が
加えられた後に、レーザ光学系13を備えるレーザプリ
ンタ部LPに画像信号として送られる。
本実施例のデジタル複写機Aは3色分の画像メモリを有
しておらず、スライダー14は各色の画像複写毎に原稿
をスキャンし、これに基いてC1M、Y、Bkの順に各
信号がレーザプリンタ部LPに送られる。
レーザプリンタ部LPのレーザ光学系13は、走査用ポ
リゴンミラー13a、Fθレンズ13b2反射ミラー5
1などを備え、C,M、Y、Bkの信号により制御され
た画像形成用レーザ光を感光ドラム1に向けて照射し、
露光を行う。
感光ドラムlは反時計方向に回転駆動される。
この感光ドラム10表面部は、導電体基板上に電荷発生
層と電荷輸送層が積層された有機感光体を備え、特にレ
ーザ発光波長780nm付近に高い感度を示すものが用
いられている。
感光ドラム1の周囲には、ドラムクリーナ4、トナー回
収ロール5、イレーザランプ3、帯電チャージャ2が配
設されるとともに、4種類の現像器が配されている。第
1の現像器6はY(イエロー)のトナーを、第2の現像
器7はM(マゼンタ)のトナーを、第3の現像器8はC
(シアン)のトナーを、第4の現像器9はブラック色の
トナーをそれぞれ供給するものであり、これらトナーは
マイナスに帯電されている。トナーの補給は、トナーホ
ッパ10に貯蔵された各色のトナーを、補給信号に基き
、適時、各現像器6.7.8.9にパイプ(不図示)を
介して移送することにより行われる。
普通紙、OHP用フィルムなどの転写シート(複写紙)
は、給紙カセッ)19a、19bに積載されており、給
紙ローラ52a、52bなどによって1枚ずつ給送され
る。そして先端がレジストローラ20に当接した時点で
、転写シートを一旦停止させることにより以後のタイミ
ングをとり、同時にスキュー補正を行っている。21は
このために用いるペーパセンサである。36は転写ドラ
ムであり時計方向に回転駆動される。この転写ドラム3
6は複数の先端チャッキング爪38を備えている。この
先端チャンキング爪38はレジストローラ20によって
タイミングをとって送られてくる複写紙の先端部をチャ
ッキングする。
転写ドラム36を支持するフレーム22は、枢軸41を
中心に回動可能に支持され、且つスプリング40によっ
て反時計方向に付勢されている。
これによって転写ドラム36は感光ドラム1側に配した
位置決めローラ39に圧接し、感光ドラム1との間隔を
一定に保っている。
転写ドラム36の内周側には、吸着チャージャ24、転
写チャージャ25、及び第1除電チヤージヤ26が配設
されている。転写ドラム36の外周側には、吸着チャー
ジャ24に対向してアース電極23が、第1除電チヤー
ジヤ26に対向して第2除電チヤージ中27がそれぞれ
配設され、分離爪部Qには、分離爪28及び転写シート
の分離ジャムの発生の有無を検出するジャム検出手段9
0が設置されている。ジャム検出手段90としては反射
型フォトセンサを用いると好適である。
吸着チャージャ24は、マイナス電荷のコロナ放電を行
って、転写ドラム36の誘電体スクリーン55をマイナ
ス帯電させ、先端部が先端チャッキング爪38によって
転写ドラム36にチャッキングされた状態で送られてく
る複写紙を誘電体スクリーン55に静電吸着させる。こ
のとき、アース電極23は複写紙に接触し、吸着チャー
ジャ24による複写紙への影響を除き、複写紙の転写ド
ラム36上への静電吸着を確実なものとしている。
転写チャージャ25は、感光ドラム1と転写ドラム36
とが最接近する転写部Sに配置され、プラス電荷のコロ
ナ放電により、感光ドラム1上のトナー像を転写ドラム
36上の転写シートに静電転写させるものである。
第1除電チヤージヤ26及び第2除電チヤージヤ27に
は交流電圧が加えられ、これら1組で除電チャージャ6
8を構成する。第1除電チヤージヤ26は主に誘電体ス
クリーン55の除電を行って、転写シートの静電吸着力
を減じ、第2除電チヤージヤ27は主に分離時の転写シ
ート表面を除電し、分離に伴う放電と画像の飛び散りを
防止する。
分離爪28によって転写ドラム36から分離された複写
紙は、コンベヤ29などのシート搬出手段Tによって定
着装置30に送られ、ここで熱定着された後、排紙トレ
ー32に排出される。なお、44は位置検知センサーで
転写ドラム36の回転基準位置を検知するものである。
第3図はイメージリーグ部IRの光学系を示す斜視図、
第4図はイメージセンサ−11の平面図、第5図は第4
図のCCDセンサーチップlla、11bの受光部を模
式的に示す拡大図、第6図はCCDセンサーチンプll
aの駆動回路を示すブロック図、第7図はCCDセンサ
ーチップlla〜lieの駆動動作を示すタイムチャー
ト、第8図は各CCDセンサーチップ1la−1ieの
出力を示すタイムチャートである。
原稿台ガラス18に載置された原稿りはイメージセンサ
−11を備えたスライダー14により副走査方向にライ
ン走査され、露光ランプ17、ロッドレンズアレイ15
、及びイメージセンサー11を有する等倍型の光学系に
よって、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)
の加色系3原色に分解されて読み取られる。ロッドレン
ズアレイ15には、赤外域の光を遮断する干渉膜フィル
タ(不図示)が設けられている。
イメージセンサ−11には、第4■に示すように、5個
の密着型のCCDセンサーチップlla〜lieが、横
方向(主走査方向)に連続するように、且つ縦方向(副
走査方向)に交互に一定のピッチをあけて千鳥状に配置
されている。副走査方向に一定のピッチが有るために、
副走査方向の後方のCCDセンサーチップlla、ll
c、11eからの出力信号に遅れが生じるが、これは、
各CCDセンサーチップlla〜11eのラインシフト
ゲートG1〜G7に加えるパルス信号φ■1〜φ■7の
タイミングを第7図のように設定することにより前方の
CCDセンサーチップ11b11idからの出力信号O
8b、O3dを4ライン分遅延させることにより補正さ
れる。
各CCDセンサーチップIla〜lieには、その端部
を第5図に拡大して示すように、1つの大きさが62.
5am (d=1/16mm)角の多数の素子12.1
2・・・が1列に配列されている。
各素子12は3分割され、1つの分割領域が3原色RG
Bの内の1色の光を受光するように分光フィルターが設
けられている。
このような1つの素子12が原画像を細分化した1つの
画素に対応し、1つの素子12の光電変換出力が1つの
画素の1色の反射光強度を表す。
第9図はイメージリーグ部IRに組み込まれた画像処理
装置Bのブロック図である。
イメージセンサ−11では、主走査方向の読み取り速度
を高めるため、5つのCCDセンサーチップlla〜l
ieが同時に駆動され、それぞれから第8図のようにR
GB合計で2928画素分の有効読み取り画素信号が順
にシリアル出力される。
5つのCCDセンサーチップ11a〜11eから同時(
並列)にシリアル出力された5系統の光電変換出力のそ
れぞれは、ラインメモリ111、CPU (中央処理装
置)112、ROM113とともに画像処理装置Bを構
成する以下の各画像処理回路101〜110で信号処理
を受ける。
先ず、サンプルホールド回路及びA/DifJ[を有す
るデジタル化処理回路101によって量子化され、8ビ
ツト(256階調)のデジタルブタに変換され、ラッチ
回路により各色の画像データに分離された後に5チャン
ネル合成回路102へ入力される。
5チャンネル合成回路102は、画像データを各チップ
、各色毎に計15 (3X5)個の先入れ先出し方式メ
モリに2ライン分ずつ一旦格納し、1ライン周期で各チ
ップからの画像データを順次選択して読み出し、画素の
配列(読み取り走査順)に対応するシリアル画像信号を
生成する。
これらシリアル画像信号として同時に伝送される各色の
画像データは、レーザプリンタ部において正しい色調の
画像を形成できるようホワイト・バランス補正回路10
3で各色間の相対比が調整されて規格化される。
次に、シェーディング補正回路104で、露光ランプ1
7の主走査方向の配光分布(光量ムラ)と各素子12間
の感度差に対応する補正が加えられるとともに、反射光
強度に比例するデータ信号であったものが、原稿りの読
み取り範囲を考慮した上で視覚特性に則して対数換算さ
れて、原稿りの濃度に比例する濃度データ信号に変換さ
れる。
色補正回路105では、上述のようにRGB各色に対す
る濃度データから印字用トナーの3原色Y、M、Cに対
応する濃度データを生成するマスキング処理やBk(ブ
ラック)に対応する濃度データを生成するBP処理(墨
版生成)、UCR処理(下色除去)、及びモノカラー変
換処理が行われ、ガンマ補正回路106で、全体的なコ
ントラストを高めた鮮明画像を形成するための下地除去
処理と図外の操作キーにより指定された濃度の画像を形
成するための濃度調整処理が行われる。
カラー編集回路107では、ネガ・ポジ反転、カラーチ
ェンジ(色変更)、及びペイント(塗り潰し)の3種の
カラー画像編集のための処理が施される。
また、変倍・編集処理回路108は、間引き法、又は補
間法により、拡大又は縮小した変倍画像、及び移動、ミ
ラー反転などの編集画像を形成するために、濃度データ
信号の出力タイミングや出力順序、又は副走査方向の走
査速度を変える処理を行う。MTF補正回路109は、
モアレ縞の発生を防止するスムージングとエツジ損失を
無くすエツジ強調の処理を行う。
このように種々の信号処理を受けた濃度データD97〜
90は、階調再現回路110で面積階調法により2値化
処理され、画像信号VIDEO4〜0としてレーザプリ
ンタ部LPへ送られる。
なお、CPU112は各画像処理及びスライダー14の
動作を制御するとともに、デジタル複写機Aの上面に設
けられた操作パネルの各種キーやカラー編集の領域指定
用エディタ(不図示)又は各部のセンサーからの信号入
力とレーザプリンタ部LPの動作を制御する図外のホス
)CPU・とのシリアル通信を行う。また、ラインメモ
リ111は特定の処理段階の画像データを一時記憶に用
いられ、ROMI 13からはプログラム及び各種のデ
ータが読み出される。
以下、信号の転送順に各画像処理を詳述する。
以下の説明の中で符号として用いるa、b、c、d、e
はそれぞれ各CCDセンサーチップlla、11b、l
lc、lid、lieとの対応を示し、R,G、B、Y
、M、C,Bkは上述の各色との対応を示している。ま
た、複数のチップ又は色に対応するものをまとめて括弧
で囲んで一括表記することがある。
第1図(a)〜(c)はデジタル化処理回路101のブ
ロック図、第10図は有効画素信号骨のサンプル・ホー
ルド動作を示す信号波形図、第11図はA/D変換動作
を示す信号波形図である。
これらの図においては、各CCDセンサーチップ11a
〜11eに対応する部分の回路構成は同一であるので、
CCDセンサーチップllaに対応する部分のみを図示
している。
第10図のように、読み取りクロック信号R3に同期し
てCCDセンサーチップllaから出力された光電変換
信号○Saは、リセットノイズを含み、5〜6ボルトの
オフセット電位を基準に原稿りからの反射光強度に応じ
て負方向に変位するアナログ信号である。
リセットノイズを除去して画素情報を抽出するため、第
1図(a)の第1サンプル・ホールド回路121は、サ
ンプル・ホールド信号5CLKIの立ち上がりタイミン
グで光電変換信号O3aのサンプリングを開始し、立ち
下がりタイミングの電位をホールドする。
また、第2サンプル・ホールド回路122は、■ライン
毎に信号SMPKに従って、遮光された素子12から出
力される光シールド画素信号(第8図参照)のサンプリ
ングを行い、その電位VBaを黒レベルとしてホールド
する。
第1サンプル・ホールド回路121の出力OHaは増幅
器123により第2サンプル・ホールド回路122によ
って与えられる黒レベルを基準として差動増幅され、G
、B、Rの順に1つの画素に対応する各色の画素情報が
画素信号ASaとして出力される。
画素信号ASaは、第1図(b)のようにローパスフィ
ルタ部124、ゲイン増幅部125を介してクランプ部
126へ送られる。ローパスフィルタ部124は前段の
サンプル・ホールド動作により重畳したクロックノイズ
を画素信号ASaから除去するものであり、ゲイン増幅
部125はローパスフィルタ部124による信号損失を
補うものである。このゲイン増幅部125への入力に際
してカップリングコンデンサ125aにより画素信号A
Saから直流成分が除かれる。
クランプ部126は、バッファ段を構成するトランジス
タ130及び抵抗131、クランプ用コンデンサ135
、クランプ電位を設定するための抵抗133及びツェナ
ーダイオード134、信号SMPKに従って開閉動作を
行うアナログスイッチ132により構成されている。
上述のように1ライン走査の初期段階で行われる黒レベ
ルのサンプリング期間では信号SMPKはr HJであ
り、このときアナログスイッチ132が閉じてクランプ
用コンデンサ135の出力側端子135aの電位は、ツ
ェナーダイオード134のブレークダウン電圧で定まる
クランプ電位■I(ζ1ボルト)になる。したがって、
信号SMPKが「L」の期間に入力される画素信号AS
aはクランプ電位■1を最低電位として変化する信号と
なる(第11図参照)。このようにクランプされた画素
信号ACaはエミッタホロワ回路からなるバッファ部1
27を介して第1図(C)に示すA/D変換器140の
アナログ入力端子AINに加えられる。
A/D変換器140は、第11図のようにクロック信号
5CLK2に従って、下側基準端子−REF及び上側基
準端子+REFにそれぞれ加えられた電圧の間で画素信
号ACaとを比較することにより画素信号ACaを量子
化して最小値「0」〜最大値r255Jの8ビツト(2
56階調)の画像データDSa7〜0に変換し、変換さ
れた画像データDSa7〜0は2段階のラッチ動作を行
う色分離回路144によっでR,G、Bの各色に対応す
る画像データRaD17〜10、GaD17〜10、B
aD17〜10に分離され、後段の5チャンネル合成回
路102へ送られる。
A/D変換器140の下側基準端子−REFには、D/
A変換器141で下側基準データL’REF7〜0に基
づいて生成された下側基準電位LVrefが与えられ、
上側基準端子+REFには、D/A変換器142で上側
基準データHREF7〜0に基づいて生成された上側基
準電位HVrefが与えられており、両D/A変換器1
41.142には基準電圧発生器143から負の電圧で
ある基準電圧Vrefが加えられている。
D/A変換器141.142でば次の式(1)で示され
る演算により下側基準電位LVref又は上側基準電位
HVrefを生成する。
Vo=(x/255)XIVref l・ N)ここで
、VoはLVref又はHVref、xはLREF7〜
0又はHREF7〜0である。
第12図はCPUI 12が制御するA/D変換の基準
電位設定のフローチャートであり、このザブルーチンは
デジタル複写機Aの電源投入直後に実行される。
まず、ステップ#91で、上側基準データHREF7〜
0の初期設定を行う。設定値は最大値に近いr251J
前後の値が選ばれている。
続いてステップ#92で、下側基準データLREF7〜
0に下側基準電位LVrefがクランプ電位■1より若
干低くなるように初期設定を行う。
次にステップ#93でスライダー14の待機位置で露光
ランプ17を消灯させた状態で基準白色板16(第3図
参照)を読み取り、ステップ#94で3色の中で最も比
視感度の大きい波長領域の画像情報であるGの画像デー
タGaD17〜10をラインメモリ111に格納する。
ステップ#95では、画像データGaD17〜10が最
低値の「0」であるか否かが判断され、ノーであればス
テップ#96で下側基準電位LVrerを上げるため下
側基準データLREF7〜0の再設定を行ってステップ
#93へ戻る。ステップ#95でイエスであれば、CC
Dセンサーチップllaに対する下側基準電位LVre
fの設定が完了していることになるので、これらの処理
を他のCODセンサーチップllb〜lieに対しても
行い、それぞれのA/D変換の下側基準データLREF
7〜0を設定する。全てのチップ11a〜lieの設定
が完了すると(ステップ#97)、ステップ#98に進
み上側基準電位HVrefの設定処理を開始する。
ステップ#98で、露光ランプ17を点灯させて基準白
色板16を読み取り、ステップ#99で画像データGa
D17〜10をラインメモリ111に格納する。
次にステップ#100において、各CCDセンサーチッ
プlla〜lieで読み取られた画像データG (a、
b、c、d、e)D 17〜10それぞれの1ライン分
の平均値が等しいか否かの判断が行われる。
ステップ#100でノーであればステップ#101で上
側基準データHREF7〜0の設定変更を行ってステッ
プ#98へ戻る。
ステップ#100でイエスであれば、各CCDCDセン
サーチップllミル11に行われるA/D変換の基準レ
ベルの均一化が完了していることになるので、他の画像
処理やデジタル複写機各部の動作を制御するメインルー
チンへリターンする。
第13図は5チャンネル合成回路102のブロック図、
第14図は5チャンネル合成回路102の動作を示すタ
イムチャートである。
5チャンネル合成回路102は、後段の処理の便宜を図
るため、デジタル化処理回路101でCCDセンサーチ
ップlla〜lie毎に同時に量子化された画像データ
(R,G、B)aDl 7〜10− (R,G、B)e
Dl 7〜10を合成し、各色毎に1ライン分ずつ画素
配列に応じて連続してシリアル出力される画像データR
D27〜20、CD27〜20.BD27〜20を生成
する。
各色それぞれの回路構成は同一であるので、第13図に
は3色の中のRに対応する部分のみを示している。
デジタル化処理回路101から出力された画像データR
’(a、b、c、d、e)D 17〜10はそれぞれ書
込みイネーブル信号WEに従って書き込み動作を行う先
入れ先出し方式メモリ150a〜150eに一旦格納さ
れる。書込みイネーブル信号WEは1ライン周期の基準
となる水平同期信号TGと同じ1ライン周期のパルスで
あるが、書込みアドレスを0にリセットするための書込
みリセットイネーブル信号WRESは2ライン周期であ
る。したがって、各先入れ先出し方式メモリ150a〜
150eには2ライン分の画像データR(a、b、c、
d、e)DI 7〜10が格納される。
先入れ先出し方式メモリ150a〜150eは書き込み
動作と読み出し動作を独立に且つ同時に行うことができ
る。読み出し動作は各読出しイネーブル信号RE a 
−RE eがアクティブ(アクティブロー)の期間に行
われ、各先入れ先出し方式メモリ150a〜150eは
順次択一的に読み出し動作状態となるよう制御される。
また、読出しアドレスをOにリセットするだめの読出し
リセットイネーブル信号RRESは信号WRESに対し
て1ライン周期遅れてアクティブとなる。これにより2
ライン目の書き込み動作と1ライン目の読み出し動作が
並行して行われ、Dフリップフロップからなるラッチ回
路151aを介して画像データR,D 27〜20が1
ライン分ずつ間欠することなくシリアル信号として出力
される。
なお、信号WRESと信号RRESはそれぞれ、クロッ
ク発生部152から出力されるアクセスの基準となる信
号WCKI又は信号RCKIに従ってインクリメントを
行うカウンタ153.154と、このカウンタ153.
154の出力でアドレスが指定されるROM155.1
56とで生成される。
なお、クロック発生部152は、各種のクロック信号、
5CLKI、5CLK2.  φIA、  φ2A、φ
2B、R3などの生成も行う。
第24図(a)はイメージセンサ−11の分光感度特性
を示す図、第24図(b)は露光ランプ17とロッドレ
ンズアレイ15の干渉膜フィルタの分光分布特性を示す
図である。
第24図(a)、  (b)から明らかなように、均一
濃度の基準白色板16(第3図参照)を読み取った場合
にも、5チャンネル合成回路102からの各色の画像デ
ータRD27〜20、CD27〜20、BD27〜20
の値には、光学系の分光特性に起因する差異が生じる。
このため、正しい色調の画像を形成するためのホワイト
・バランス補正が必要となる。
第15図はホワイト・バランス補正回路103のブロッ
ク図である。
第15図において、ホワイト・バランス補正回路103
は、5チャンネル合成回路102からの各色の画像デー
タRD27〜20、CD27〜20、BD27〜20(
各8ビツト)に対してCPU112から与えられる補正
係数データWr、Wg、Wb7〜0(各8ビツト)に基
づく補正を行い、RGB間の比率が1:1:1となるよ
うに規格化された画像データRD37〜30、GD37
〜30、BD37〜30(各8ビツト)を出力する このホワイト・バランス補正回路103は、画像データ
(R,G、B)D27〜20がそれぞれ被乗数として入
力される乗算器251〜253、補正係数データWrS
WgSWb 7〜0のそれぞれと各色共通に与えられる
2の補数回路258からの補助データNDを加算し、そ
の算術和を乗数データMDrSMDg、MDbとして各
乗算器251〜253に与える加算器261〜263と
、各画像データ(R,G、B)D27〜20と各乗算器
261〜263の出力データを加算し補正画像データ(
R,G、B)D37〜30を生成する加算器271〜2
73とを有している。
補正係数データWr、Wg、Wb1〜O及び補助データ
NDはともに最上位ビットとその次のビア)との間に小
数点が置かれた8桁の小数データである。即ち、最上位
ビットから11債に2°、22−2・・・2−7が割り
当てられ、1/12 B (2−7)刻みの小数値とし
て扱われる。
2の補数回路258にはCPU112より被変換データ
CDとして常に80 H(10000000B)のビッ
ト信号(整数の1)が与えられ、補正係数データWr、
Wg、Wb1〜Oの最上位ビット(符号ビット)が「0
」ときは正の補助データNDとして被変換データCDを
そのまま出力し、符号ビットが「1」のときには被変換
データCDの2の補数、即ち「−1」を負の補助データ
NDとして出力する。したがって、乗数データMD (
r、g、b)はそれぞれ、補正係数データWr、Wg、
Wb7〜0に「1」を加えた値、又は「1」を引いた値
となる。
第16図はCPU112が制御するホワイト・バランス
補正処理のフローチャートである。このサブルーチン処
理は、光学系の経時変化を考慮して随時実行できるが、
通常はデジタル複写mAのメイン電源を投入する毎に原
稿りの走査開始前に行われる。
まず、ステップ#102で、補正係数データWr、Wg
、Wb7〜0として80H(整数1)を設定する。これ
により、乗数データMD (r、g。
b)はOとなり、乗算器251〜253では0倍の乗算
が行われるので、加算器271〜273からは画像デー
タ(R,G、B)D27〜20がそのまま画像データ(
R,G、B)D37〜30として出力されることになる
次に、ステップ#103において、スライダー14の待
機位置で露光ランプ17を点灯させ、原稿台ガラスの端
部に設けられている均一濃度の基準白色板16を読み取
る。理想的には基準白色画像を読み取ったとき、3原色
の各画像データは等しくなるが、実際には上述のように
RGB間に差が生じる。
そこで、本実施例では、RGB間の比率を1=1:1と
する規格化を行うため、以降のステップ#104〜ステ
ップ#108において補正係数データWr、Wg、Wb
 7〜0の算出処理を実行する。
ステップ#104で、上述のように実質的に補正されな
いまま出力された補正画像データ(RlC,B)D37
〜30を1ライン分ずつラインメモリ111に格納し、
ステップ#105で各色毎に1ラインにおける平均値を
求める。
次に、ステップ#106で、3つの平均値の中で最大の
ものを1として各色の相対データを算出し、ステップ#
107で、各相対データ間の比率が1:1:1であるか
否かを判断する。ステップ#107でイエスであれば、
規格化が完了していることになるので、他の画像処理や
デジタル複写機各部の動作を制御するメインルーチンへ
戻るが、ノーであれば、ステ27410日へ進む。
ステップ#108では、補正係数データWr、Wg、W
b7〜0として、それぞれに、各色に対応する相対デー
タの逆数を設定し、同時に2の補数回路258に符号ビ
ットの値を制御信号23Cとして伝え、ステップ#10
3へ戻る。
例えば、R,G、Bの相対データの値が「1」、rO,
95J、rO,65Jである場合、補正係数データWr
7〜0としてrl/IJを、データWg7〜0としてr
llo、95J−rl+5/95」を、データWb7〜
0としてrllo、65J−’1+35/65Jをそれ
ぞれ設定する。
したがって、この場合には各乗算器251〜253に加
えられる乗数データMDr、MDg、MDbはそれぞれ
補正係数データW (r、g、b)7〜0から1を引か
れるので、「0」、「5/95」、r35/65Jとな
る。
ここで、ステップ#103において再び基準白色板16
の読み取りを行うと、ホワイト・バランス回路103へ
は前回と同一の画像データ、つまり、相対データを求め
たとき、「1」、「95/100」、r65/100」
となる画像データ(R,G、B)D27〜20が入力さ
れる。
Gに対応する乗算器252は「5/95J倍の乗算を行
い、その結果、加算器272は乗算器252の出力であ
るr5/100.と画像データGD27〜20の値であ
るr95/100」とを加算した’100/100Jの
画像データGD37〜30を出力する。
同様に、Bについても乗算及び加算演算が行われ、加算
器273からはRに対応する画像データRD37〜30
と等しい画像データBD37〜30が出力される。
したがって、基準白色板を読み取った画像データ(R,
G、B)D27〜20に対応する各色の補正後の画像デ
ータ(R,G、B)D37〜30の相互の比は1:1:
1となり、ホワイト・バランス補正が完了したことにな
る。
以後に原稿りを読み取ったとき、ホワイト・バランス補
正回路103は、設定された補正係数データW−(r、
g、b)7〜0に基づいて演算を行うことにより前段よ
り人力された画像データを補正して後段の画像処理回路
へ伝送する。
第17図はシェーディング補正回路104のブロック図
である。
シェーディング補正回路104は、ホワイト・バランス
補正回路103からの3原色の各色の画像データRD3
7〜30、GD37〜30、BD37〜30(各8ビツ
ト)のそれぞれに対して備えられたシェーディング補正
部SH及び濃度変換ROM280により構成されるが、
各色の回路構成は同一であるので、第17図には画像デ
ータRD37〜30に対応する部分のみを図示している
このシェーディング補正部S Hは、基準色画像として
の基準白色板16を読み取った1ライン分の基準画像デ
ータSRDを格納するRAM281、RAM281から
読み出された基準画像データSRDの逆数データIDを
出力する逆数変換ROM282、原画像を読み取った画
像データRD37〜30と逆数データIDとの乗算を行
う乗算器283を有している。
RAM281は、8にバイトの容量をもち、主走査方向
の1ライン分(8000画素分)の基準画像データSR
Dを格納することができるが、データの書き込みと読み
出しは共通の入出力ボートを介して行われるので、入出
力データの衝突を避けるためのゲート回路284.28
5が備えられ、RAM281に対するアドレス指定は、
画像クロック信号5YNCKに従ってインクリメントを
行い1ライン周期を規定する水平同期信号TGに従って
初期設定を行うアドレスカウンタ286によって行われ
る。画像クロック信号5YNCKは、上述の各画像処理
回路間の画像データの伝送タイミングの基準となる信号
である。
イメージリーグ部IRに電源が投入されると直ちにスラ
イダー14の待機位置で露光ランプ17が点灯され、原
稿台ガラスの端部に設けられている均一濃度の基準白色
板16が読み取られる。同時にCPUI 12から与え
られる書込み制御イネーブル信号5HWRがアクティブ
(アクティブロー)となり、読み取られた1547分の
基準画像データSRDが画素の配列順にRAM281の
先頭アドレスから順に1画素分ずつ格納され、画像信号
の送出準備、即ちシェーディング補正の準備が完了する
原稿りの読み取りが開始されると、イネーブル信号5H
WRは非アクティブとなり代わってシェーディング補正
イネーブル信号5HONがアクティブとなって信号5Y
NCKに従う前段からの画像データRD37〜30の入
力に同期してRAM281の先頭アドレスから順に基準
画像データSRDが読み出される。
上述のデジタル化処理回路101でのA/D変換におい
て、素子12からの光電変換信号の最大値がr 255
 、 (11111111B)となるよう調整されてい
るので、理想的には基準白色画像を読み取った基準画像
データSRDは全てr255Jとなるが、実際には露光
ランプ17の配光分布、素子12の分光感度などに起因
してr254J以下のものもあり、画素間に差が生じる
そこで、本実施例では、画素間の差を補い1ラインの均
一化を行うため、予め逆数変換ROM282に基準画像
データSRDがとり得る全ての値に対してそれぞれの逆
数データIDが用意されている。逆数変換ROM282
は256バイトの容量をもち、RAM281から読み出
された基準画像データSDrによりアドレス指定が行わ
れ、指定されたアドレスの逆数データIDが読み出され
る。
8ビツトの逆数データIDには、各ビットニ割り当てら
れた数値の総和により表示可能な[1/12 B (2
−’) J刻みの「OJ〜「255/128」の小数の
うちのr I J (10000000B)〜「255
 / 128 J (11111111B)の小数が対
応している。
即ち、基準画像データSRDがr255Jであればr2
55/255」= rl」、r200Jであればr 2
55 / 200 J、r128Jであれば「255/
128」というように、r128J〜r255Jの基準
画像データSRDに対しては最大データであるr255
Jを「1」として換算した逆数値が対応し、r127J
以下の基準画像データSRDについては「128」と同
一の「255/128Jが対応付けられている。
乗算器283では、同一の素子12で読み取られた画像
データRD37〜30と基準画像データSRDに対応す
る逆数データIDとの乗算が行われるので、基準白色板
16を読み取ったときに基準画像データSRDがr12
8J以上となる素子12によって読み取られた画像デー
タRD37〜30は、逆数データID倍されて正しいシ
ェーディング補正が施された補正画像データ5HD7〜
0としてシェーディング補正部SHから出力される。例
えば、基準画像データSRDがr200Jである素子1
2による画像データRD37〜30がr150Jのとき
には’150J X r255/200」の乗算が行わ
れ、その結果、r204Jに補正される。
基準白色板16を読み取ったときに基準画像データSR
Dがr127J以下となる画素については一律に約2倍
されて出力される。
このようにして出力された補正画像データ5HD7〜0
は、濃度変換ROM280のアドレスとなり、濃度変換
テーブル索引アドレスとして濃度変換ROM280に加
えられる。濃度変換ROM280からは補正画像データ
5HD7〜0の値に対応した対数変換データが読み出さ
れ、原稿りの濃度に比例する画像データRD47〜40
として次段の色補正回路105へ送出される。
第18図は色補正回路105のブロック図である。色補
正回路105は、前段から入力される加色系の画像デー
タ(R,G、B)D47〜40の中の最小のもの(最小
画像データDM I N)を選別する最小値検出部80
1と、UCR係数データU7〜0又はBP係数データに
7〜0と最小画像データDMINとの乗算を行う乗算器
802と、加色系の各色毎に備えられた3個の加算器8
11〜813からなるUCR演算部810と、加算器8
11〜813の出力がそれぞれ直接に入力される3個の
乗算器821〜823及び乗算器821〜823の各出
力の総算術和が得られるよう接続された2個の加算器8
24.825からなる色修正マスキング部820と、加
算器825の出力、乗算器802の出力又はGの画像デ
ータGD47〜40を択一選択する1個の出力セレクタ
−830とで構成されており、加色系の画像データ(R
lG、B)D47〜40にBP処理、UCR処理、及び
色修正マスキング処理を施して画像形成に用いる各色の
トナーの付着量を制御するための画像データD57〜5
0を出力する。
BP処理を行うとき、乗算器802には予め最適化され
た値「k」のBP係数データに7〜0が乗数としてCP
U112より与えられ、最小画像データDMIN(その
値をrm i n Jとする)に「k」を乗じたrkX
min」のデータがBkのトナーに対応する墨版画像デ
ータBkD7〜Oとして出力セレクタ−830の選択肢
入力となる。
また、UCR処理を行うときには、同じく最適化された
値「−U」のUCR係数データU7〜0が乗数として乗
算器802に与えられ、得られたr−uXmin」の下
色画像データUD7〜0はUCR演算部810の各加算
器811〜813に共通に加えられる。各加算器811
〜813では加色系の画像データ(R,、G、B)D4
7〜40と下色画像データUD7〜0の加算が行われ、
加色系各色について画像データ(R,G、B)D47〜
40から最適UCR量ruXmin」を減じた下色除去
画像データGUD47〜40、BUD47〜40、RU
D47〜40が生成される。
色修正マスキング部820では、次の式(2)で示され
る行列演算が行われる。
ここで、C,M、Yは減色系各色の画像データ(C,M
、Y)D7〜0であり、Gu、Bu、RUは加色系各色
の下色除去画像データ(G、B、R)UD47〜4oで
ある。マタ、gj、bj。
rj (j=1.2.3)は試行実験により求められた
最適1次マスキング係数データであり、レーザプリンタ
部LPの動作に合わせて各乗算器821〜823に乗数
として与えられるものである。
例えば、C(シアン)トナーの付着動作のためのCD7
〜0を生成する場合は、次の式(3)で示されるように
減色系の下色除去画像データGu、Bu、Ruが配分合
成される。
CD 7〜0 = g r G u 十b 、 B u
 + r + Ru −(3)上述のように本実施例の
デジタル複写機Aは原稿りの全画素のデータを記憶でき
る容量の画像メモリを備えておらず、1つの原稿りに対
して最大4回の読み取り走査を行い、C,M、Y、Bk
の順にそれぞれのトナーを重ねて付着させてカラー画像
を形成する。
したがって、出力セレクタ−830は、減色系各色の画
像データ(C,M、Y)D7〜0、墨版画像データBk
D7〜0、モノカラー画像データMoD7〜0としテノ
画像データGD47〜40のいずれかを選択して画像デ
ータD57〜50として後段へ出力する。即ち、モノカ
ラー画像形成領域を指定するモノカラー選択信号MON
Oがアクティブ(アクティブロー)のときはモノカラー
画像データMOD7〜0を選択し、信号MONOが非ア
クティブであり、墨版信号KSCANが「L」のときは
墨版画像データBkD7〜0を、「H」のときは減色系
各色の画像データ(C,M、Y)D7〜0を選択する。
本実施例では、上述の孝うにUCR処理及びBP処理に
おける最小画像データDMINを被乗数とする乗算を1
個の乗算器802で行うことにより、回路の簡素化を図
っており、乗算器802に対するUCR処理及びBP処
理の切り換えは、出力セレクタ830の切り換えと連動
して行われる。
また、モノカラー画像データMOD7〜0として比視感
度の大きいG(グリーン)の画像データCD47〜40
を用いることにより、比視感度特性に適合した自然なモ
ノカラー画像を形成することができる。
第19図はガンマ補正回路106のブロック図、第20
図(a)〜(c)はガンマ補正回路106の入力と出力
の関係を示す図である。
ガンマ補正回路106は、所望濃度又は最適化濃度のハ
ードコピー画像を形成するため濃度係数データT7〜0
に基づいて画像データの個々の値を増減する濃度調整部
502、形成画像の全体的なコントラストを高めるため
下地データUND7〜0に基づいて画像データの個々の
値を減じる下地除去部501を有している。
濃度係数データT7〜0及び下地データUND7〜0は
、デジタル複写機Aの複写動作がマニュアルモードのと
きは、図外の操作パネルの濃度指定キーの操作により設
定され、主ムこモノカラー原稿の複写で選択されるオー
トモードのときは、予備走査で検知した原稿濃度に応し
て自動的に設定される。濃度係数データT7〜0は8ビ
ツトの最上位ビット、下位7ビツトを、それぞれ整数−
位、小数点以下−〜七位に割り当てた正の小数として扱
われる。
色補正回路105から入力された画像データD57〜5
0は、まず下地除去部501で下地除去処理を受ける。
例えば、黄色の用紙に印刷されたカラー画像からなる原
稿りを白色複写紙上に複写する場合、カラー画像が浮き
出た鮮明画像を形成しようとするときには、レーザプリ
ンタ部LPでのYトナーの付着動作時に入力される画像
データD57〜50を下地色(黄色)濃度に応じて減じ
る処理が施される。
CPUI 12により設定される下地データUND7〜
0は、下地除去部501の2の補数回路511により負
数データに変換されて加算器512に加えられ、加算器
512により正の画像データD57〜50と負の下地デ
ータUND7〜0との加算演算が行われる。
これにより、第20図(a)のように入力画像データD
57〜50に対して下地データUND7〜0の分だけ低
減した出力画像データD67〜60が得られる。なお、
同図において「イJ、「口j、「ハ」はそれぞれ下地デ
ータUD7〜0が「0」、「20」、「50」の場合を
示しており、いずれの場合にも濃度調整部502による
データの増減は行われていない。つまり、無調整である
濃度調整部502では、上述の第15図のホワイト・バ
ランス補正回路103と同様に、限られたビット数(画
像データと同じ8ビツト)の処理で広範囲の多段階調整
を実現するため、乗算と加算を組み合わせた演算処理に
よりデータの増減を行っている。
即ち、濃度調整部502は、下地除去部501を介して
入力される画像データD57〜50と濃度係数データT
7〜0との乗算を行う乗算器′521、乗算器521の
出力を負数データに変換する2の補数回路522、制御
信号DEN−DOWNに従って乗算器521の出力又は
2の補数回路522の出力を選択する濃淡セレクタ52
3、入力される画像データD57〜50と濃淡セレクタ
523の選択出力とを加算する加算器524から構成さ
れており、入力される画像データD57〜50を0〜3
倍の範囲で調整する。
濃い画像を形成する場合には、イネーブル信号DEN 
−DOWNはrH,となり、このとき濃淡セレクタ52
3は乗算器521の出力を選択する。
また、淡い画像を形成する場合には、イネーブル信号D
EN −DOWNは「Ljとなり、このとき濃淡セレク
タ523は2の補数回路522の出力を選択する。
これにより加算器524では、入力画像データD57〜
50、濃度係数データGDC7〜0、出力画像データ0
67〜60をそれぞれDi、γ、Doとして、Do=D
i±γDiと表される加算演算が行われ、濃度係数デー
タT7〜0(γ)を変更することにより第20図(b)
の矢印で示される範囲で、濃くする場合にr256Jと
おり、淡くする場合にr128Jとおりの濃度勾配(図
の直線の傾き)を設定することができ、実質上無段階の
濃度調整を行うことができる。同図において「二」は無
調整、つまり、濃度係数データT7〜0を「0」とした
場合、「ホ」、「へ」はともにr 0. 5 J  (
01000000B)とした場合を示している。
第20図(c)は前段から入力される画像データD57
〜50に下地除去処理、濃度調整処理の双方を施す場合
の入出力特性を示しており、破線は無処理、実線は下地
データUND7〜0が「75 J  (0100101
1B)であり、濃度係数データT7〜0をro、5Jと
して濃くする調整の場合を例示している。
第21図はカラー編集回路107のブロック図である。
カラー編集回路107は、ガンマ補正回路106から入
力された画像データD67〜60を論理反転してネガ・
ポジ反転画像を形成するための反転画像データIND6
7〜60を生成するインバータ回路601、指定された
色を再現するための指定色画像データHD7〜0を出力
する指定色画像データ発生部602、画像データD67
〜60又は反転画像データIND67〜60を選択する
ネガ・ポジセレクタ603、ネガ・ポジセレクタ603
の選択出力又は指定色画像データHD7〜0を選択する
カラー変更セレクタ604、カラー変更セレクタ604
の選択出力又は指定色画像データHD7〜0を画像デー
タD77〜70として選択する領域ペイントセレクタ6
05を有しており、画像データD77〜70を出力する
にあたり、カラー編集画像を形成するとき領域ペイント
(塗り潰し)画像、カラー変更画像、ネガ・ポジ反転画
像の順に優先されるよう各セレクタ603〜605が接
続されている。
各セレクタ603〜605は、それぞれ原稿りに対する
各カラー編集画像の形成領域を指定するためのシート状
エリアスケールとポイント指定用スタイラスペンを有す
る図外のエディタにより指定された領域の画像形成時に
アクティブ(アクテープロー)となる信号EDITI、
EDIT4゜ED IT5に従って選択動作を行う。
即ち、各信号EDIT(1,4,5)がアクティブのと
き、ネガ・ポジセレクタ603は反転画像データIND
67〜6oを、カラー変更セレクタ604及び領域ペイ
ントセレクタ605は指定色画像データHD7〜0を選
択し、指定領域が重なる場合には上述の優先順位に従っ
てカラー編集画像の形成が行われる。ただし、信号EI
)IT4は後述する色判別信号CJにより制御されるゲ
ート回路632を介してカラー変更セレクター604に
加えられる。
なお、各信号EDIT(1,4,5)が全て非アクティ
ブのときには、カラー編集回路107はスルー状態とな
る。つまり、入力された画像データD67〜60は処理
を受けずに画像データD77〜70として後段へ伝送さ
れる。
指定色画像データ発生部602は、操作者によって指定
された色を再現するための最大4色分の色データ信号I
D7〜0.2D7〜0.3D7〜0.4D7〜0を生成
するカラージェネレータ621と、カラー変更画像又は
領域ペイント画像の指定色に対応する信号EDIT2.
3に従って色データ信号(1〜4)D7〜0の1つを選
択して指定色画像データHD7〜0として出力するセレ
クタ622とで構成されており、原稿りの走査が開始さ
れる前にカラージェネレータ621にCPU112を介
してROM113から指定色に応じた演算情報が与えら
れる。
カラー変更画像を形成する場合、例えば茶色の部分を青
色に変更するとき、カラージェネレータ621には指定
色(変更色)である青色に対応する演算情報が与えられ
、同時に色判別RAM631に予めROM113に記憶
されている茶色(被変更色)のR’GB3色分解データ
が格納される。
色判別RAM631の読み出し時のアドレス指定は、上
述のシェーディング補正回路104がら出力された加色
系3色画像データ(G、B、R)D47〜40により行
われ、この各画像データ(G、B、R)D47〜40の
相互比率が被変更色の茶色に相応する値のときのみ、読
み出される1ビツトデータ(色判別信号CJ)が「0」
 (「L」)となる。
したがって、処理中の画素の色が被変更色に指定された
茶色のとき、信号EDIT4が「L」であればゲート回
路632の出力も「L」 (アクティブ)となり、カラ
ー変更セレクタ604は青色の指定色画像データHD7
〜0を選択する。
本実施例では、上述のガンマ補正回路106と当該カラ
ー編集回路107とを独立させ、且つ画像データの伝送
に沿ってガンマ補正回路106、カラー編集回路107
の順に設けたので、濃度補正の影響を受けることなくカ
ラー変更画像や領域ペイント画像を形成するための処理
を行うことができる。
第22図は変倍・編集処理回路108のプロン゛り図で
ある。
変倍・編集処理回路108は、前段のカラー編集回路1
07から入力された画像データ信号D77〜70に変倍
処理と画像の形成位置や形態に係わる編集処理を施して
画像データ信号D87〜80として後段のMTF補正回
路109へ出力するもので、入力及び出力は、上述の各
画像処理回路間の画像データの伝送タイミングの基準と
なる画像クロック信号5YNCKに従ってラッチ動作を
行うラッチ回路412.413を介して行われる。
この変倍・編集処理回路108は、信号5YNCKを間
引いた変倍クロッツク信号を生成し書込みクロック信号
WCKと読出しクロック信号RCKとを並列に出力する
クロック発生回路400、順次入力される画像データを
1ライン周期毎に交互に所定量ずつ書き込み、一方が書
き込み動作を行うとき他方は書き込んだ画像データの読
み出しを行う1組のRAM401.402、書込みクロ
ック信号WCKに従ってRAM401.402の書き込
み時のアドレスを指定する書込みアドレスカウンタ40
3、読出しクロック信号RCKに従ってRAM401.
402の読み出し時のアドレスを指定する読出しアドレ
スカウンタ404、書込みアドレスカウンタ403から
の書込みアドレスWAと読出しアドレスカウンタ404
からの読出しアドレスRAとを選択するアドレスセレク
タ405.406、RAM401.402の書き込み動
作又は読み出し動作を選択するためのラインパリティカ
ウンタ407を有している。
RAM401.402は、それぞれ8にバイトの容量を
もち、主走査方向の1547分(8000画素分)の画
像データを格納することができる。
書込みアドレスカウンタ403は、1ライン毎に固定の
カウント初期値から信号WCKに従って「1」ずつイン
クリメント、つまり、アップカウントを行うが、読出し
アドレスカウンタ404は、後述するように、そのカウ
ント動作が各種の編集処理信号によって制御が可能なよ
うになっている。
ラインパリティカウンタ407は、1ライン周期を規定
する水平同期信号TGを1回カウントする毎に「L」と
r)IJとが交互に入れ換わる奇数ンイ信号EVEN−
LINEとを出力し、RAM401.402の書き込み
動作又は読み出し動作を選択する。
クロック発生回路400は、変倍制御イネーブル信号R
EDUCEによって制御され、縮小画像を形成する場合
には変倍クロック信号を書込みクロック信号WCKとし
て、標準クロック信号である信号5YNCKを読み出し
クロック信号RCKとして出力する。また、拡大画像を
形成する場合には、信号5YNCKを書込みクロック信
号WCKとし、変倍クロック信号を読出しクロック信号
RCKとして出力する。
これら単位時間当たりのパルス数が異なる信号WCK、
信号RCKで1組のRAM401.402のそれぞれの
書き込み動作及び読み出し動作時のアクセスのタイミン
グを異ならせることにより生成された画像データ信号D
 8.7〜80を基にして画像形成を行えば、主走査方
向において変倍した画像を形成することができる。なお
、副走査方向における変倍はスライダ14の移動速度の
変更により行われる。
読出しアドレスカウンタ404におけるカウント初期値
は、CPU112から移動データMOV・DATAが与
えられる加算回路461からのロードデータLOAD 
−DATAに基づいて、反復回路470から加えられる
ロード信号LOADに従って設定される。
このカウント初期値を適宜変更することにより、画像の
形成位置をシフトさせた移動画像の形成が可能となる。
即ち、上述のようにRAM401.402の容量は8に
バイト(8192X8ビツト)であり、「OH」〜rl
FFFHJのアドレス(13ビツト)の割り当てが可能
である。これに対し読出しアドレスカウンタ404は1
5ビツトカウンタであり、「OH」〜r7FFFH」の
アドレスの発生が可能である。そこで、RAM401,
4(12のアドレス領域をr4000H」〜r5FFF
H」に割り当て、読出しアドレスカウンタ404のカウ
ント初期値をロードデータLOAD −DATAによっ
てr4000H,を中心に増減して設定することによっ
て、RAM401.402からの読み出し位置を主走査
方向の左右にシフトさせることができる。
反復回路470ば、反復画像を形成するためのものであ
り、読出しアドレスカウンタ404の出力と反復データ
REP −DATAとを比較するコンパレータ471、
コンパレータ471の出力と反復制御イネーブル信号R
EP −ONが入力されるゲート回路472、及びゲー
ト回路472の出力と水平同期イネーブル信号TGが入
力されるゲート回路473から構成されている。
信号REP・ONがアクティブの場合には、カウント値
が反復データREP −DATAに達するとコンパレー
タ471の出力が「L」 (アクティブ)となる。これ
に伴って信号LOADがアクティブとなり、読出しアド
レスカウンタ404にロードデータLOAD −DAT
Aをロードする初期設定が行われ、RAM401又はR
AM402の1ライン分の読み出し途中であっても、読
出しアドレスカウンタ404は再びカウント初期値から
インクリメントを行う。これにより、RAM401.4
02の特定アドレス領域に格納された画像データが繰り
返し読み出され、反復画像データ信号が生成される。反
復画像は、例えば多数個のラベルを作成するときに便利
である。
可変初期設定回路460は、斜体画像を形成するための
ものであり、上述の加算器461とラインカウンタ46
2とで構成されている。斜体画像を形成する場合には、
可変初期設定回路460により読出しアドレスカウンタ
404のカウント初期値が所定周期毎に変更される。
ラインカウンタ462は、斜体イネーブル信号ANGL
E・OFFがアクティブのとき信号TGによりカウント
アツプし、加算器461は移動データMOV・DATA
にラインカウンタ462の出力DOUTを加えたロード
データLOAD −DATAを出力する。したがって、
読出しアドレスカウンタ404のカウント初期値は、1
ライン毎に増加する。これにより、形成される画像は1
うイン毎に1画素分だけ左ヘシフトした斜体画像となる
さらに、読出しアドレスカウンタ404は、ミラーイネ
ーブル信号MIRRORによってアップカウント動作又
はダウンカウント動作の切換えが可能である。
信号MI RRORが非アクティブのとき、読出しアド
レスカウンタ404は、上述のようにロードデータLO
AD −DATAに基づいて設定されたカウント初期値
から信号RCKに従ってアップカウント動作を行うが、
信号Mr RRORがアクティブのときはダウンカウン
ト動作に切換えられる。
読出しアドレスカウンタ404がダウンカウント動作に
切換えられると、RAM401又はRAM402に書き
込まれた画像データは、後に書き込まれたものから順に
読み出されることになる。
例えば、ロードデータLOAD −DATAによりカウ
ント初期値としてr5000HJが設定された場合、読
出しアドレスカウンタ404は論理アドレスr5000
HJからデクリメントを行い、RAM401.402で
は論理アドレス「5000HJに対応する物理アドレス
から物理アドレス「0」までのアトルス範囲M内に格納
されている画像データの読み出しが行われる。
このように読出しアドレスカウンタ404のダウンカウ
ント動作によって生成された画像データ信号D87〜8
0に基づいて形成される画像は、原画像を左右対称に反
転したいわゆるミラー画像(鏡像)となる。このミラー
画像は、例えば版下の作成に利用される。
第23図は階調再現回路110のブロック図である。
階調再現回路110は、256階調の画像データD97
〜90とROM113から読み出された闇値データSD
 (8ビツト)とを比較して形成画像の表示ドツトと非
表示ドツトの配列構成を定めるための2値データを出力
するものであり、闇値データSDを一時的に格納するた
めの階調パターン生成RAM (以下rRAM、と略す
)201〜205、RAM201〜205から読み出し
た闇値データSDを画像データD97〜90と同期をと
るためにランチするランチ回路211〜215、ラッチ
回路211〜215からの闇値データSDと画像データ
097〜90とを比較し、画像データD97〜90を2
値化した画像信号を出力する5つのコンパレータ221
〜225、RAM201〜205から閾値データSDを
読み出すときのアドレスを発生するアドレスカウンタ2
32.234、アドレスカウンタ232.234からの
読み出し用アドレスバスXA及びYAとCPUI 12
からの書き込み用アドレスバスMAとを選択するアドレ
スセレクタ236を有している。
RAM201〜205は、文字画像の複写に適する8階
調と写真画像に適する299階調画像形成に対応する2
種類の階調マトリクスパターン用の闇値データSD群を
格納するもので、閾値データSDは原稿りの走査を開始
する前にROMll3から転送される。
闇値データSDをRAM201〜205から読み出すと
きには、アドレスセレクタ236は、アドレスカウンタ
232.234からの読み出し用アドレスバスXA、Y
Aを選択し、これらを上位ピント及び下位ピントに割り
つけてRAM201〜205のアドレス端子に出力する
一方のアドレスカウンタ232は、1画素分の画像デー
タD97〜90の転送タイミングを定める画像クロック
信号5YNCKの入力によりカウントアツプし、他方の
アドレスカウンタ234は、主走査方向の1本のライン
の画像形成周期の基準となる水平同期信号TGによりカ
ウントアツプ動作を行う。
信号5YNCKに同期してRAM201〜205に格納
された闇値データSDが1つずつ読み出され、読み出さ
れた計5つの闇値データSDは、それぞれランチ回路2
11〜215で転送タイミングが調整された後、それぞ
れ、画像データD97〜90バスを介してコンパレータ
211〜215に共通に与えられる1つの画素の画像デ
ータD97〜90と、同時に比較される。
これにより、画像データD97〜90は閾値データSD
を基に2値化され、1つの画素に対して5つの2値デー
タが同時にコンパレータ211〜215から出力される
。これら2値化信号は、インバータ230.230・・
・で反転された後、階調再現された画像信号VIDEO
4〜0としてレーザプリンタ部LPへ送られる。
レーザプリンタ部LPでは並列入力された画像信号VI
DEO4〜0をシリアル信号に変換し、画像信号VID
EO4〜0に応じてレーザ光源の点灯制御が行なわれ、
原稿りの1画素に5ドツトを割り当てたカラーハードコ
ピー画像が形成される。
〔発明の効果〕
本発明によれば、画像データに対して濃度補正処理を行
った後にカラー属集処理を行うようにしたので、形成画
像における全体的な濃度補正によるカラー編集部分の濃
度変化を無くしカラー編集の多様性を高めた画像を形成
することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図はイメージリーダ
部に組み込まれた画像処理装置のブロック図、第2図は
デジタル複写機の概略の構成を示す正面断面図、第3図
はイメージリーグ部の光学系を示す斜視図、第4図はイ
メージセンサ−の平面図、第5図は第4図のCCDセン
サーチンプ受光部を模式的に示す拡大図、第6図はCC
Dセンサーデツプの駆動回路を示すブロック図、第7図
はCCDセンサーチップの駆動動作を示すタイムチャー
ト、第8回はCCDセンサーデツプの出力を示すタイム
チャート、第9図(a)〜(C)はデジタル化処理回路
のブロック図、第10図はサンプル・ホールド動作を示
す信号波形図、第11図はA/D変換動作を示す信号波
形図、第12図はCPUが制御するA/D変換の基準電
位設定のフローチャート、第13図は5チャンネル合成
回路のブロック図、第14図は5チャンネル合成回路の
動作を示すタイムチャート、第15図はホワイト・バラ
ンス補正回路のブロック図、第16図はCPUが制御す
るホワイト・バランス補正処理のフローチャート、第1
7図はシェーディング補正回路のブロック図、第18図
は色補正回路のブロック図、第19図はガンマ補正回路
のブロック図、第20図(a)〜(C)はガンマ補正回
路の入力と出力の関係を示す図、第21図はカラー編集
回路のブロック図、第22図は変倍・編集回路のブロッ
ク図、第23図は階調再現回路のブロック図、第24図
(a)はイメージセンサ−の分光感度特性を示す図、第
24図(b)は露光ランプとロンドレンズアレイの干渉
膜フィルタの分光分布特性を示す図である。 105・・・色補正回路(色補正手段)、106・・・
ガンマ補正回路(出力する濃度補正手段、107・・・
カラー編集回路(カラー編集手段)、D・・・原稿(カ
ラー画像)、D67〜60・・・画像データ(濃度補正
画像データ)、HD7〜0・・・指定色画像データ、R
SG、B・・・加色系3原色、Y、M、、C・・・減色
系3色。 出願人  ミノルタカメラ株式会社 第 図 入力画イ龜デ゛−ヲD57−50 入力画体デ°−りD57−50 第20図 入力画像データD57〜5゜ (;

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カラー画像に対応する加色系3原色の各色の画像
    データに基づいて減色系3色に対応する画像データを生
    成する色補正手段と、 減色系3色の画像データをそれぞれ増加又は減少させて
    指定濃度に応じた濃度補正画像データを出力する濃度補
    正手段と、 濃度補正画像データの全部又は一部を指定色画像データ
    に置き換えるカラー編集手段とを備え 画像データに対して濃度補正処理を行った後にカラー編
    集処理を行うようにしたことを特徴とする画像処理装置
JP1044058A 1989-02-25 1989-02-25 画像処理装置 Pending JPH02223460A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1044058A JPH02223460A (ja) 1989-02-25 1989-02-25 画像処理装置
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Applications Claiming Priority (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009186627A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Oki Data Corp 画像形成装置、現像装置及び画像形成装置における現像剤調整方法

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