JPH0222294A - ブラジキニン拮抗ペプチド類 - Google Patents

ブラジキニン拮抗ペプチド類

Info

Publication number
JPH0222294A
JPH0222294A JP1073731A JP7373189A JPH0222294A JP H0222294 A JPH0222294 A JP H0222294A JP 1073731 A JP1073731 A JP 1073731A JP 7373189 A JP7373189 A JP 7373189A JP H0222294 A JPH0222294 A JP H0222294A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amino acid
acid residues
peptide
lys
phe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1073731A
Other languages
English (en)
Inventor
Joseph Herman Gardner
ジョセフ、ハーマン、ガードナー
Paul Elliott Correa
ポール、エリオット、コレア
Elizabeth Faith Berman
エリザベス、フェイス、バーマン
Robert Paul Charest
ロバート、ポール、チャレスト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Procter and Gamble Co filed Critical Procter and Gamble Co
Publication of JPH0222294A publication Critical patent/JPH0222294A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K7/00Peptides having 5 to 20 amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
    • C07K7/04Linear peptides containing only normal peptide links
    • C07K7/18Kallidins; Bradykinins; Related peptides
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P21/00Drugs for disorders of the muscular or neuromuscular system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/04Centrally acting analgesics, e.g. opioids
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P29/00Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • A61P9/08Vasodilators for multiple indications
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Pain & Pain Management (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Rheumatology (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ブラジキニン生物活性の拮抗剤として作用す
る新規ペプチド類に関する。
発明の背景 ブラジキニン並びにその生理学上重要な関連ペプチド類
のカリジン(リシン−ブラジキニン)及びメチオニン−
リシン−ブラジキニンは、平滑筋を収縮させ(例えば、
下痢、炎症性腸疾患及び喘息を生じさせる);血圧を低
下させ;アレルギー関節炎及び喘息の場合のように炎症
を媒介し;血液凝固及び体内の補体媒介反応に関与し;
鼻炎(ウィルス性、アレルギー性及び非アレルギー性)
を媒介し;及び、敗血症性ショック、急性膵炎、遺伝性
血管神経症性浮腫、胃切除後ダンピング症蚊群、カルチ
ノイド症候群、アナフィラキシ−ショック、精子運動性
減少及び他のある症候群のような病状に際して過剰産生
される。ブラジキニン産生の結果として病状箇所で痛み
を発生させ、しかもブラジキニンの過剰産生はブラジキ
ニンによる刺激を介して直接に、又はプロスタグランジ
ン類及びロイコトリエン類を産生ずるアラキドン酸経路
の活性化により及び/又は他のニューロペプチド類の放
出によって痛みを増強させる。ブラジキニン及びブラジ
キニン関連キニン類は動物自体から産生されるのみなら
ず、刺創及び咬傷の結果としでも体内注入される。スズ
メバチ(hornet)及びジガバチ(wasp)のよ
うな昆虫はブラジキニン関連ペプチドを体内注入して、
これが痛み、はれ及び炎症も生じさせることが知られて
いる。ブラジキニン及び関連ペプチドのこれらの作用に
ついて記載した参考文献は、実験薬理学ハンドブック(
Ilandbook orExperimental 
Pharmacology) 。
第254巻 1970年及び第25巻増刊号。
1979年、スブリンガーーフエルラッヒ(Sprln
gcr−Verlag)で見られる。
ブラジキニンの存在、活性及びペプチド構造は、約19
60年以降公知であった〔ボイソナス。
R,A、  (Bolssonnas、R,A、) 、
  S、  ガツトマン(S、Guttiann)、 
 P、  A、  ジャックノード(P、A。
Jaquenoud)、  H,コンゼット(H,Ko
nzett)  & E 。
スチューマー(E、5turier) 、“ブラジキニ
ンに関連したペプチド類の合成及び生物活性”、エクス
ペリメンタ(P、xpertienLa) 、第16巻
、1960年。
第326頁〕。ブラジキニンは天然作用物質であって、
IPi17以上の特異的生物学的レセプターに結合しか
つヒトを含めた哺乳動物において痛み及び炎症の応答並
びに平滑筋収縮を促進する。ノナペプチドとしてのブラ
ジキニン構造の解明によって、類似構造をもつペプチド
類はブラジキニンのように組織の痛み及び炎症応答を促
進せずにブラジキニンレセプターに結合することにより
ブラジキニン拮抗剤として作用しうるという考え方が出
てきた。数百のこのような配列関連ペプチドアナログが
合成され、生物系で試験された;スチュアート。
J 、  M、  (Stcvart、J、M、)& 
D、  W、  ウーリー(D、W、110ol Ie
y) 、“特異的抗ブラジキニン活性に関するペプチド
類の研究“、ハイポテンジブ・ペブタイデス(Hypo
Lensive Peptides)、スブリンガ一フ
ェルラッヒ・ニューヨーク社、第23−33頁;シュロ
ーダ−、E、  (Schroder、B、)、“キニ
ン類の構造−活性関係“実験薬理学ハンドブック。
第25巻、1970年、スブリンガーーフエルラッヒ2
第324−350頁;スチュアート、J。
Ml、“ブラジキニンに関連したペプチド類の化学及び
生物活性“、第25巻増刊号、1979年。
スブリンガーーフェルラッヒ 第227−272頁;ス
チュアーh、  J、 M、 &R,J、バブレフ(R
,J、Vavrck) 、  “ブラジキニン化学二作
用剤及び拮抗剤“、アトパンセス・イン・エクスベリメ
ンタル・メディシン・アンド・バイオロジー(^dva
nccs  In  ExperiIlental  
Medlclne  andBiology) 、第1
56巻、1983年、第585589頁。
1987年9月15日付でスチ二アート&バブレクに発
行された米国特許第4,693.993号明細書(19
86年12月18日付で公開された対応PCT特許出願
第WO36107263号明細書も参@、)では、ブラ
ジキニン拮抗剤と口されるペプチド類について開示しか
つ特許請求している。しかしながら、スチュアート&バ
ブレク′993号のペプチド類は、周知かつ許容された
鎮痛性及び抗炎症性インビボアッセイ法(スチュアート
&バブレク″993号では開示されていない)により試
験されるが、これらのペプチド類は作用活性又は混合作
用/拮抗活性を示すことが判明した。
本発明の目的は、ブラジキニン拮抗剤としての活性を有
する新規ペプチド類を提供することである。
本発明のもう1つの目的は、測定しえない又は最少の作
用活性でしかないこのようなブラジキニン拮抗ペプチド
類を提供することである。
本発明の他の目的は、ブラジキニン拮抗ペプチド類を含
有した新規医薬組成物を提供することである。
本発明の更にもう1つの目的は、ヒト又はより下等の動
物にこのようなブラジキニン拮抗ペプチド類を投与する
ことにより、鎮届及び/又は平滑筋弛緩を生じさせるた
めの、かつブラジキニンにより媒介される炎症、鼻炎、
鼻漏、咽喉症、うっ血及び/又は他の症状を治療するた
めの新規方法を提供することである。
発明の要旨 本発明は、下記構造を有するブラジキニン拮抗ペプチド
類: 11−L−Q−T−U−V−W−X−Y−Z−Arg−
011(1)〔上記式中、 (a)Lは非存在、D−又はL−配置の単一塩基性アミ
ノ酸残1、D−又はL−配置のアミノ酸残基約2〜約4
(そのうちの少なくとも1つは塩基性である)を含有し
たペプチド、並びにアシル型保、IM、芳δ族つレタン
型保護基及びアルキル型保護基からなる群のN末端酵素
保護基からなる群より選択される; (b)QはArg、 Lys及びOrnからなる群より
選択される; (c)T及びUは各々独立してD−及びL−環状アミノ
酸残基、D−及びL−脂肪族アミノ酸残基、L−芳香族
アミノ酸残基、L−酸性アミノ酸残基、L−アミドアミ
ノ酸残基並びにL−ヒドロキサメートアミノ酸残基から
なる群より選択され;その場合にT及びUのうち少なく
とも1つはL−酸性アミノ酸残基、L−アミドアミノ酸
残基及びL−ヒドロキサメートアミノ酸残基からなる群
より選択される; (d)VはD〜又はL−脂肪族、D−又はL−環状及び
D−又はL−芳香族アミノ酸残基からなる群より選択さ
れる; (e)WはL−脂肪族及びL−芳香族アミノ酸残基から
なる群より選択される; (f)XはD−又はL−芳香族及びD−又はL−脂肪族
アミノ酸残基からなる群より選択される;(g)YはD
−芳香族アミノ酸残基からなる群より選択される; (h)ZはL−芳香族及びL−脂肪族アミノ酸残基から
なる群より選択される〕 及びその薬学上許容される塩類に関する。
発明の詳細な説明 本発明は、具体的配列でのアミノ酸残基の縮合体である
ペプチド類に関する。
本出願の目的のために、アミノ酸残基は、それらの官能
基の一次特徴に基づいて、脂肪族、環状、芳香族、塩基
性、酸性又はアミドとして分類される。
本発明で用いられる脂肪族アミノ酸残基は、下記化学構
造を有する: R1 上記式中、R1は各々独立して水素及び炭素原子1〜約
6を有する飽和もしくは不飽和、直鎖もしくは分岐鎖、
非置換もしくは置換アルキルからなる群より選択される
。炭素に結合した1つのR1は、炭素及びそれに結合し
た他のR1の間に二重結合が存在するように非存在であ
ってもよい。置換されたR1は、実質上中性(酸性でも
塩基性でもない)の非芳香族置換基を有している。好ま
しいR1は非置換であるか又はヒドロキシ、炭素原子1
〜約3を有するアルコキシ、ハロもしくはニトロで置換
されており、更に好ましいR1は非置換であるか又はヒ
ドロキシで置換されている。好ましいR1は、直鎖であ
るか又は単一のメチル分岐鎖を有するCニー04アルキ
ルである。好ましいRは飽和されている。窒素に結合し
たR1が水素であってかつ炭素に結合したR1のうち少
なくとも1つが水素である脂肪族アミノ酸残基も好まし
い。
本発明で用いられる環状アミノ酸残基は、下記化学構造
を有する: 上記式中、R1は前記と同義である;上記式中、R2は
炭素原子約1〜約6を有する飽和もしくは不飽和、直鎖
もしくは分岐鎖、非置換もしくは置換アルキルである;
上記式中、R7は非存在又はCH2である;及び上記式
中、Jは非存在、イオウ及び酸素からなる群より選択さ
れる。Jは非存在又はイオウであることが好ましく、最
も好ましくはJは非存在である。R7は非存在であるこ
とが好ましい。R2は好ましくはC−C更に好2   
4ゝ ましくはC3−C4、最も好ましくはCすある。
R2は飽和されていることが好ましい。R−は直鎖であ
ることが好ましい。置換されたR2は、実質上中性の非
芳香族置換基を有している。R2は非置換であるか又は
ヒドロキシ、炭素原子1〜約3を有するアルコキシ、ハ
ロもしくはニトロで置換されていることが好ましく、R
−は非置換であるか又はヒドロキシで置換されているこ
とが更に好ましく、R2は非置換であることが最も好ま
しい。R1は水素であることが好ましく、Jが非存在で
ある場合には、Rは炭素及びR2の間に二重結合か存在
するように非存在であってもよく、最も好ましくはR1
は水素である。
本発明で用いられる芳谷族アミノ酸残基は、下記化学構
造を有する: ケ ドリル及びイミダゾリルからなる群より選択されること
が好ましく、最も好ましいArは非置換又は置換フェニ
ルである。置換されたA「は、実質上中性の非芳香族置
換基を有している。Arは非置換であるか又はヒドロキ
シ、C1−03アルコキシ、ニトロもしくはハロで置換
されていることが好ましく、A「は非置換であるか又は
ヒドロキシで置換されていることが更に好ましく、A「
は非置換であることが最も好ましい。
本発明で用いられる塩基性アミノ酸残基は、下記化学構
造を有する: 上記式中、各Rは前記と同義である;R3は非存在、メ
チレン及びエチレンからなる群より選択される;及びA
「は非置換又は置換アリールである。
各Rは水素であることが好ましい。R3はメチル ンであることが好ましい。Arは非置換及び置換フェニ
ル、ナフチル、チエニル、ピリジル、イン上記式中、各
Rは前記と同義である;R4は炭索原子約1〜約6を有
する飽和もしくは不飽和、直鎖もしくは分岐鎖の非置換
アルキルである;Gは非存在及び−Nl−C(NH)−
からなる群より選択される。各R1は水素であることが
好ましい。R4は03−C4であることが好ましい。R
は飽和されていることが好ましい。R4は直鎖であるこ
とか好ましい。
本発明で用いられる酸性アミノ酸残基は、下記化学構造
を有する 上記式中、各R1は前記と同義である;R5及びR6は
炭素原子約1〜約6を有する飽和もしくは不飽和、分岐
鎖もしくは直鎖の非置換アルキルである。各R1は水素
であることが好ましい。R5R5及びR6は飽和されて
いることが好ましい。
R及びR6は直鎖であることか好ましい。R5はC1−
C2であることが好ましく二RはC3であることが好ま
しい。
本発明で用いられるアミドアミノ酸残基は、前記の酸性
アミノ酸残基と同様の化学構造を有しているが、但し前
記式中−COOIIは−CONH2又は−NIIC(0
)CI+3のいずれかで置き換えられる。
本発明で用いられるヒドロキサメートアミノ酸残基は、
−CONH2部分を有する前記アミドアミノ酸残基と同
様の化学構造を有しているが、但し前記式中のかかる一
CONH2は−CONIIO11で置き換えられる。
下記第1表は、本発明のペプチド類の一部である特定の
アミノ酸残基、かかるアミノ酸残基を表わすために本明
細書中で用いられる略号及びこれらのアミノ酸残基の化
学構造に関しての例を掲げている。
第1表 〜N−Cl1−C〜である。
アミノ酸残基 脂肪族 略号8 構造 環状 芳香族 〜U−υ〜 アミド N・アセチルオルニチル 塩基性 酸性 SB−U〜 *この第1表で示されているいずれの3字略号もL−配
置のアミノ酸残基に関する(但し、グリシルを除く)。
D−配置のアミノ酸残基は文字“D“に続く同じ3字略
号によって表示される。
林集合的Nap 本発明は、下記構造を有するブラジキニン拮抗ノナ(又
は史に大きな)ペプチド類に関するコ11−L−Q(−
U−V−W−X−Y−Z−Arg−Of((1,)位置
:  012345678 9 構;?i (1)において、Lは非存在;D−又はL−
配置の単一塩基性アミノ酸残基;D−又はL配置のアミ
ノ酸残基2〜約4(そのうちの少なくとも1つは、塩基
性アミノ酸残基である)を含有したペプチド;並びに例
えばアセチル、t−ブトキシカルボニル(Boc)及び
ベンジルオキシカルボニルのようなアシル型保護基、芳
香族ウレタン型保:Jt基及びアルキル型保aMiから
なる群のN末端酵素保護基から選択される。Lの好まし
い例としては、Arg s DArg、 Lys 5D
Lyss Lys−Lys % Met−Lys 、 
Gly−Arg−Mct−Lys 、 DLys−Ly
S、 Orn 、 l1ar sDllar、 5−グ
アニジノペンタノイル、6−グアニジノヘキサノイル、
6−アミノヘキサノイル及び5−アミノペンタノイルが
ある。更に好ましいしはI)ArgSLys−Lys及
び非存在からなる群より選択され:最も好ましいLはL
 y s−Ly s及び特にDArv、である。
構造(1)において、QはArgSLys及びOrnか
らなる群より選択される。最も好ましいQはArgであ
る。
構造(1)において、T及びUは各々独立してD−及び
L−環状アミノ酸残基、D−及びL−脂肪族アミノ酸残
基、L−芳香族アミノ酸残基、L−酸性アミノ酸残基、
L−アミドアミノ酸残基並びにL−ヒドロキサメートア
ミノ酸残基からなる群より選択される。しかも、T及び
Uのうち少なくとも1つはL−酸性アミノ酸残基、L−
アミドアミノ酸残基及びL−ヒドロキサメートアミノ酸
・残基からなる群より選択される。T及びUの好ましい
例としては、Pro s DPro、 )Iyp 、 
Azt 、 Thz 。
Inp 、 Epr 、 Asp 、 Glu 、 A
sn 、 Gln 、 Cpr 。
Ca1p 、 Aap 、Aor s Nha及びNh
gがある。T又はUのうち1つ(好ましくはT)は、好
ましくはD−及びL−環状アミノ酸残基、D−及びL−
脂肪族アミノ酸残基及びL−芳香族アミノ酸残基、更に
好ましくはPro 、DPro、Hyp 5AZL 、
Tttz 。
Inp及びEpr 、更に一層好ましくはPro及びu
ypからなる群、最も好ましくはProから選択され;
一方T又はUのうち他方(好ましくはU)は、L酸性ア
ミノ酸残基、L−アミドアミノ酸残基及びL−ヒドロキ
サメートアミノ酸残基、更に好ましくはAsp 1Gl
u 5Asn 5Gln 1Cpr 1C1llp 5
Aap 、 Aor 、 Nha及びNhg 、更に一
層好ましくはAsn 、 Cl1p % Aap 5G
ln 5Aor 、 Nha及びNhg 。
最も好ましくはAsn及びGlnからなる群より選択さ
れる。
構造(1)において、VはD−又はL−配置の脂肪族、
環状及び芳香族アミノ酸残基からなる群より選択される
。好ましいVは、Gly 、 Ala 。
DPro、 Dllyp及びSarからなる群より選択
され;更に好ましいVはGly及びDProであり:最
も好まし1、SVはc+yである。
構造(1)において、WはL−配置の脂肪族及び芳香族
アミノ酸残基、好ましくはL−芳香族アミノ酸残基から
なる群より選択される。Wの好ましい例としては、Ph
e 、 Thi 、 Nap 、 Pyr 、 Nph
 。
Cph 、Hty及びTyrがある。更に好ましいWは
Pbe及びTyrからなる群より選択され;最も好まし
いWは円1eである。
構造(1)において、XはD−又はL−配置の芳香族及
び脂肪族アミノ酸残基からなる群より選択される。Xの
好ましい例としては、Ser 、Thr 。
Ala 、 Gly 、 DPhe、 DThi、 D
NapSDPyr及びDCphである。更に好ましいX
は3(3rSThr 、 Ala及びGlyからなる群
より選択され;最も好ましいXはScrである。
構造(1)において、YはD−配置の芳香族アミノ酸残
基からなる群より選択される。Yの好ましい例としては
、DPhe、 DTyrSDThi、DNapSDPy
r、DNph、DCphSDMLy、 DTrp、 D
tllsSDllph及びDPg lであり;更に好ま
しいYはDPbc、 DTyr、 DTrp及びDll
isからなる群より選択され;最も好ましいYはDPh
eである。
構造(1)において、ZはL−配置の芳香族及び脂肪族
アミノ酸残基からなる群より選択される。
Zの好ましい例としては、Phe 、 Tyr % P
ro 5Th1 、Pyr 、 Nap 、 Mty 
5Nph及びCphがある。
更に好ましいZはPhe及びTyrからなる群より選択
され;最も好ましいZはPheである。
保護されたアミノ酸残基の誘導、活性化及びカップリン
グを含めた構造(1)のペプチド類の合成、及びそれら
の精製、並びに同定及び純度を調べるだめの分析方法は
、例えば液相合成に関してキスファルディ−,L (K
israludy、l、、)、  “溶液中での再現方
法”、ザ・ペブタイデス (The Peptides)の第6章、第2巻、アカ
デミツク・プレス(Acadea+ic Press)
 (出版)、1980年及びメリフィールド(Merr
i r Ield)の同相法による合成に関してスチュ
アート J、M、&J、D。
ヤング(J 、 D、 Young) 、ソリッド番フ
ェース・ペプチド・シンセシス(Solid Phas
e Peptide5ynthesis) 、フリーマ
ン(Frccma、n)  (出版)。
1969年で記載されているように、ペプチド化学の知
識全体の中に含まれている。ペプチド合成の当業者であ
れば、標準溶液法により又は手動もしくは自動固相法に
よって構造(1)のペプチド類を合成することができる
ペプチド合成例 下記の非限定的例は、本発明のペプチド類及びそれらの
製造方法について更に説明している。
例1 floe−Arg(Tos)−ポリスチレン樹脂〔カリ
フォルニア州トレンスのベーチェム社(Bachem 
Inc、))(Tos−トシル)Igをバイオサーチ(
Bioscarch)9500自動ペプチドシンセサイ
ザーの反応容器中に入れる。ペプチド合成プログラムは
、アミノ酸−樹脂(O130imol/g)を下記のよ
うなりoc除去過程に付すことにより開始される。
Boc除去過程ニ アミノ酸−樹脂(又はペプチド−樹脂)を塩化メチレン
(20ml、15秒間/洗浄)で5回洗浄する。Boe
JJを塩化メチレン中45%トリフルオロ酢酸、2,5
%アニソールでの2回連続処理(60秒間/処理)によ
り除去する。次いで、脱保護された樹脂を塩化メチレン
で2回及び塩化メチレン:ジメチルホルムアミドの1;
1混合物で3回洗浄し、中和過程に移す。
中和過程; アミノ酸−樹脂のトリフルオロ酢酸塩を塩化メチレンで
2回洗浄し、しかる後塩化メチレン中10%ジイソプロ
ピルエチルアミンで3回処理する。遊離アミノ基を含む
アミノ酸−樹脂を塩化メチレンで5回洗浄し、しかる後
カップリング過程の用意をする。
カップリング過程ニ アミノ酸−樹脂を塩化メチレン:ジメチルホルムアミド
の2:1混合物で1回洗浄する。カップリング反応を塩
化メチレン(6,67モル過剰)中0.6Mジイソプロ
ピルカルボジイミド〔ウィスコンシン州ミルウォーキー
のアルドリッチ・ケミカル社(^1drich Che
mical Company))  : 0. 6Ml
3oc−L−フェニルアラニン(ベーチェム社)の1=
1混合物の添加によって開始させる。カップリング反応
液を1時間にわたり窒素導入下で混合する。試薬が濾去
された後、樹脂を1:1塩化メチレン:ジメチルホルム
アミド(2X)、塩化メチレン(2X)、10%ジイソ
プロピルエチルアミン(IX)、塩化メチレン(5×)
及び1:1塩化メチレン:ジメチルホルムアミドで連続
洗浄する。次いで、樹脂をBoc−L−フェニルアラニ
ン:ジイソプロピルカルポジイミドの1:1混合物(6
,67モル過剰)と1時間かけて再カップリングさせる
。過剰試薬の除去後、ジペプチド樹脂を塩化メチレン:
ジメチルホルムアミドの1:1混合物で2回洗浄する。
次いで、floe−Phe−Arg(Tos)−樹脂を
前記130C除去過程しかる後前記中和過程で処理する
。次いで、遊離アミン−ジペプチド−樹脂を前記カップ
リングa 程で13oc−D−フェニルアラニンとカッ
プリングさせて、13oc−DPhe−Phe−Arg
(Tos)−樹脂(トリペプチド−樹脂)を形成させる
残りのアミノ酸を下記順序で加える: Boc−8cr
、BoC−Phe s Boc−Gly z Boc−
Asn % BoC−Pro 、 Boc−Arg(T
os)の順序で下記例外を除き前記と同様のBoc除去
、中和及びカップリング過程を行う:1−ヒドロキシベ
ンゾトリアゾール(アルドリッチH:)1.5当量をA
sn及び^rgカップリング時に加えて、これら残基の
カップリングに際して生じる公知の望ましくない副反応
を抑制する。
ノナペプチド(アミノ酸9個のペプチド)が前記のよう
な樹脂上で組立てられた後、ペプチドを下記HF(フッ
化水素酸)反応によってポリスチレン樹脂から開裂させ
る。
HF開裂反応: 完成されたペプチド−樹脂(2,3g)を−78℃でア
ニソール2ml含有濃フッ化水索酸40m1に懸濁する
。反応液を一78℃で1時間しかる後O℃で1時間攪拌
する。反応容器中に無水アルゴンガスを徐々に導入しな
がら、液体HFを0℃減圧下で除去する。樹脂−ペプチ
ド混合物を2N酢酸で洗浄することにより、遊離ペプチ
ドを樹脂から抽出する。酢酸洗液を合わせ、真空下で濃
縮して、粗ペプチド生成物を得る。
最初に粗ペプチドをG−10セフアデツクスカラム〔ミ
ズーリー州セントルイスのシグマ争ケミカル社(SIg
a+a Chea+Ical Company))に通
してIN酢酸で溶出させることにより、ペプチドを精製
する。適切な両分を薄層クロマトグラフィーによる分析
後にプールし、しかる後凍結乾燥させて、白色非晶質固
体物を得る。ペプチドを018シリカカラム(2,14
X30cm)[マサチューセッツ州つォルバーンのレイ
ニン・インスツルメンツ社(Ralnln Instr
uments、Inc、))逆相クロマトグラフィーに
より溶媒Aと混合された10〜40%溶媒B(溶媒A−
水中0.1%トリフルオロ酢酸、溶媒B−アセトニトリ
ル中0.1%トリフルオロ酢酸)の30分間勾配で溶出
させて更に精製する。
適切な両分をプールし、凍結乾燥させて、精製されたペ
プチド生成物を得る。
ペプチドは、グリセロールマトリックスから高速原子衝
撃イオン化技術を用いたフィニガン(FInnigan
)モデルTSQ−46Chリプル・クアドラポール(q
uadrapole)装置での質量スペクトル分析によ
って特徴付けられる。観察された分子イオンM十H−1
127は、所望構造に関して81算された分子量と一致
する。合成ペプチドは、更に合成ペプチドの構造を確認
するために、自動アプライド・バイオシステムズ(Ap
pHcd 131osystcms)#420シークエ
ネーター(scqucnator)でエドマン(Edm
an)分解配列決定法を用いることにより配列決定され
る。
例2 ペプチド配列中3位のカップリング反応においてAsn
からG111に置換え、例1記載と同様の方法によりペ
プチドを製造する。最終ペプチドは例1で記載のような
質量スペクトル分析によって分析され、正確な分子イオ
ンM+H−1141を示した。
例3 ペプチド配列中4位のカップリング反応においてciy
からDProに置換え、例1記載と同様の方法によりペ
プチドを製造する。最終ペプチドは例1で記載のような
質量スペクトル分析によって特徴付けられ、正確な分子
イオンM+H−1167を示した。
例4 H−Arg−Asn−Pro−GI y−Phe−8c
r−DPhe−Phe−Arg−011(Asn  、
 DPhe7−ブラジキニン)ノ製造ペプチド配列中容
々2及び3位のカップリング反応においてProからA
snに及びAsnからProに置換え、例1記載と同様
の方法によりペプチドを製造する。最終ペプチドは例1
で記載のような質量スペクトル分析によって特徴付けら
れ、正確な分子イオンM+H−1127を示した。
例5 H−Arg−Pro−Asp−Gly−Phe−3cr
−DPhe−Phe−Arg−OH(Asp  、 D
Phe7−ブラジキニン)の製造ペプチド配列中3位の
カップリング反応においてAsnからAspに置換え、
例1記載と同様の方法によりペプチドを製造する。最終
ペプチドは例1で記載のような質ニスベクトル分析によ
って特徴付けられ、正確な分子イオンM+H−1128
を示した。
例6 11−Arg−Pro−Aap−GIy−Phe−8e
r−DPhe−Phe−Arg−Of(Aap  、 
DPhe7−ブラジキニン)の製造及びアミノナペプチ
ドの自動合成に先立ち、非天然アミノ酸残基N−アセチ
ル−4−アミノプロリル(Aap)の前駆体を下記操作
に従い製造する。
N −Boc−4−ヒドロキシプロリンベンジルエステ
ル: N−tcrt−ブトキシカルボニル−4−ヒドロキシプ
ロリン(Boc−Hyp)  (ベーチェム社)を下記
のようにしてそのベンジルエステルに変換する。Boc
−11yp  (20g、  86vIlol)をジメ
チルホルムアミド(500ml)に溶解し、炭酸カリウ
ム(5当瓜)を加える。混合物を激しく攪拌しながら、
臭化ベンジルを15分間かけて滴下する。反応液を55
℃に加熱し、その温度で1,5時間攪拌する。室温まで
冷却後、反応混合物を酢酸エチル1.5gで希釈し、分
岐ロートに入れる。酢酸エチル層を水(2X1.2g)
、0.5N塩酸(IN)、水(1,M)及び飽和塩化ナ
トリウム(1,5N)で連続洗浄する。有機層を硫酸マ
グネシウムで乾燥し、濾過し、蒸発乾固させる。得られ
た粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによ
り溶離液として70 : 30ヘキサン:アセトンを用
いて精製する。適切な両分をTLC分析後にプールし、
透明粘稠性液体22.8g (82%)を得た。
N −Boc−4−アジドプロリンベンジルエステル前
記N −Boc −4−ヒドロキシプロリン(10g。
31、 2o+1ol)をジメチルホルムアミド(14
ml)に溶解し、トリエチルアミン(10,7m1)を
加える。溶液を0℃に冷却し、メタンスルホニルクロリ
ド(メシルクロリド4.1.ml)を12分間かけて滴
下する。反応液を0℃で1時間しかる後室温で1時間攪
拌する。4−0−メシルプロリン中間体は単離しないが
、但し上記反応混合物中にアジ化ナトリウム(15,2
g)を添加してアジドに直接変換し、しかる後室温で2
0時間攪拌する。
最初の20時間経過後、アジ化ナトリウム15.2gを
追加し、反応液を室温で更に72時101攪拌する。反
応混合物を分液ロートに移し、水1gで希釈する。水性
混合物を酢酸エチル(2×IN)で2回抽出し、酢酸エ
チル抽出液を合わせ、水(1g)、0.5N塩酸(1g
)、水(1g)、飽和塩化ナトリウム(1g)で洗浄す
る。酢酸エチル層を硫酸マグネシウムで乾燥し、蒸発乾
固させる。得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにより8:2へキサン:アセトンで溶出さ
せて精製する。適切な両分をTLC分析後にプールし、
生成物3.4gを得た(IRにおいて2100cm−1
で強バンドを示す)。
N −Boc−4−アミノプロリンニ 前d己N−Boc−4−アジドプロリンベンジルエステ
ル(3,4g、  9.8mmol)をメタノールに溶
解し、不活性雰囲気下におく。パラジウム炭素(380
mg、10%)を加え、反応容器をバール(Parr)
水素添加装置中に入れ、水素ガス40psi(約2.8
kg/cI#)で加圧する。反応容器を3時間激しく振
盪し、しかる後バール装置から取出す。
得られた混合物をセライトで濾過し、メタノールを真空
下で除去する。得られた白色固体生成物を下記アセチル
化反応で直接用いる。
(1−N−Boc−N−アセチル−4−アミノプロリン
:前3e、 N −Boc −4−アミノプロリン(1
,4g。
6、 1+IIaol)を2.5N  NaOH9m1
に溶解し、p−ジオキサン9mlを加える。得られた混
合物を水浴で約10℃に冷却し、無水酢酸(1,0m1
)を10分間にかけて滴下する。反応液を0℃で30分
間攪拌し、しかる後室温で1時間攪拌する。
反応混合物を水(200a+1)で希釈し、エチルエー
テルで2回抽出する。水層を固体硫酸水素カリウムの添
加でpH2〜3に酸性化し、しかる後酢酸エチル(2X
200ml)で抽出する。酢酸エチル抽出液を合わせ、
飽和塩化ナトリウムで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥
し、蒸発乾固させる。最終生成物は H−及び13C−
NMRにより分析さ■ れ、質量スペクトルM+−272であって、正確な構造
を示した。
N−アセチル−4−アミノプロリンを、例1の記載と同
様のペプチド合成法により、前記の本例で示されたペプ
チド配列の3位に組込む。ノナペプチドの構造は、例1
で記載のような質量スペクトル分析(M+H−1167
)及びアミノ酸配列決定により確認される。
例7 11−A rg−P ro−Cp r−G l y−P
he−8e r−DPhe−Phe−A rg−011
(Cpr  、 DPhe7−ブラジキニン)の製造及
びアミノナペプチドの自動合成に先立ち、非天然アミノ
酸残基4−カルボキシプロリル(C’pr)の前駆体を
下記操作に従い製造する。
ユ ま 旦 旦 メトキシカルボニル誘導体(2); 0、 N−アセタール(11)を−78℃で激しく攪拌
しながらTHFHFビジイソプロピルアミドリチウム液
(ジイソプロピルアミン及びn−ブチルリチウムから常
法により製造される)に加える。−78℃で更に30分
間攪拌後、若干過剰モルのメチルシアノホルメートを加
え、温度を更に1時間攪拌下−15℃に高める。反応停
止及び精製により化合物2を得る。
保護プロリノール誘導体(3): 化合物2を加温THF中ローエッソン (Lavesson)試薬で処理し、対応チオラクタム
を得る。これを還元終了時まで還流エタノール中ラネニ
ッケルで処理する。精製により化合物3を得る。
4−メトキシカルボニル−し−プロリノール(4): 化合物3を、出発物質が消費されるまで、メタノール中
45psi  (約3. 2kg/cd)で10%パラ
ジウム炭素による水素添加分解に付す。精製により化合
物4を得る。
N−Boe−4−メトキシカルボニル−し−プロリノー
ル(5): 化合物4を室温で一夜にわたりトリエチルアミン含有メ
タノール中(Boc)20で処理する。精製により化合
物5を得る。
N−Boc−4−メトキシカルボニル−し−プロリン(
6) : 化合物5を水性アセトン中捻やかなアルカリ性過マンガ
ン酸塩で酸化する。精製により化合物6を得る。
化合物6を、例1の記載と同様のペプチド合成法により
、上記の本例で示されたペプチド配列の3位に組込む。
化合物6のメチルエステルをペプチドの最終フッ化水素
開裂法により樹脂から開裂させ、前記のように3位でア
ミノ酸残基Cprが得られる。ノナペプチドの構造は、
例1で記載のような質量スペクトル分析(M十H−11
54)及びアミノ酸配列決定により確認される。
■トツタチル、  J、  K、 、  J、  L、
モニオット。
R,H,ミューラー、M、に、Y、  ウォング、T。
P、キシツク、ジャーナル拳オブーオーガニック・ケミ
ストリー、第51巻、1986年。
第3140頁c’rhottat旧1.J、に、、J、
I、、Mon1oL、R,II、Mueller、M、
に、Y、Wong、T、P、K15slck、Jour
nal orOrganic Chemlstry、V
ol、51.(198G)p、3140)例8 1トA rg−Pro−Cmp−G I y−Phe−
8er−DPhe−Phe−A rg−Oll(Cmp
3. DPhe7−ブラジキニン)の製造及びアミノナ
ペプチドの自動合成に先立ち、非天然アミノ酸残基4−
カルバモイルプロリル(Cmp)の前駆体を下記操作に
従い製造する。
N −Boc−4−カルバモイル−し−プロリン(Bo
c−C+ap) (7)  : 例7の化合物6をアンモニアで飽和されたメタノールで
処理する。精製により化合物7を得る。
化合物7を、例1の記載と同様のペプチド合成法により
、上記の本例で示されたノナペプチド配列の3位に組込
む。ノナペプチドの構造は、例1で記載のような質ニス
ベクトル分析 (M+H−1153)及びアミノ酸配列決定により確認
される。
例9 It−Arg−Pro−Cfflp−GIy−Phe−
3er−DPhe−Phe−Arg−Off(CIIl
p  、 DPhe7−ブラジキニン)の製造及びアミ
旦 ノナペプチドの自動合成に先立ち、非天然アミノ酸残基
4−カルボキサミドブロリン(CIWp)の前駆体を下
記操作に従い製造する。
しl−17)’n C)42pH N−ペンジルピログルタミノール(2):THFHFラ
ボラン、4当量)の溶液をアルゴン下O℃でTHF中N
−ベンジル−L−ピログルタミン酸〔1;ピータ−セン
、J、Sl、G、フエルズ&H,ラボボート、ジャーナ
ル・オブ・ザ・アメリカン・ケミカル・ソサエティー第
106巻、1984年、第4539頁(Peterso
n、J、S、、G、Fe1s &I1.I?apopo
rt、Journalorthe American 
Chemical 5ociety、Vol、lO[i
(1984)p、4539参照〕の攪拌溶液に滴下する
。次(1で、溶液を室lHで一夜攪拌する。反応を飽和
水性K 2 CO3添加により停止させ、しかる後酢酸
エチルで抽出する。抽出液を乾燥し、濃縮し、残渣をク
ロマトグラフィー(シリカゲル; ClIC!3/He
’1l−97/3)により精製する。生成物はEtOA
c/ヘキサンから結晶化され、mp8B−84℃を有す
る。
N−ペンジルピログルタミノールベンジルエーテル(3
): THFHF金化合物2液をアルゴン下O℃でTHFに懸
濁された若干過剰の水素化カリウムに加える。1時間攪
拌後、臭化ベンジルを加え、溶液を室温まで加温し、更
に1時間攪拌する。反応を水性Na1lCO3で停止さ
せ、エーテルで抽出する。
抽出液を乾燥し、濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(
シリカゲル; ClI2 CI2 /ELOAc −9
0/ 10)により精製する。化合物3は油状物として
得られる。
メトキシカルボニル誘導体(4): 化合物3をTHFに溶解し、−78℃でTHFHF中ソ
イソプロピルアミドリチウム当Q)の溶液(ジイソプロ
ピルアミン及びn−ブチルリチウムから常法に従い製造
される)に加える。溶液を1時間かけて30℃まで加温
し、しかる後メチルシアノホルメート(1,05当量)
が添加される際に再度−78℃まで冷却する。10分間
後、溶液を5%水性クエン酸に注ぎ、1EtOAcで抽
出する。
抽出液を乾燥し、濃縮し、残渣をクロマトグラフィー精
製し、化合物4を油状物として得る。
チオラクタム(5): 化合物4を60℃で5時間にわたりトルエン中ローエッ
ソン試薬で処理する。クロマトグラフィーにより、化合
物5を油状物として得る。
保護プロリノール誘導体(6): 化合物二を室温で1時間にわたりC112C+。中トリ
エチルオキソニウムテトラフルオロボレート(1,1当
量)で処理する。溶媒を蒸発させ、メタノールと交換す
る。水素化ホウ素ナトリウム(2当量)を加え、混合物
を1時間攪拌する。精製して化合物6を得る。
カルボキサミド誘導体(7): 化合物6をアンモニア飽和メタノールに溶解し、311
間攪拌する。蒸発させて、純粋な化合物7を得る。
カルボベンゾキシ誘導体(8): 化合物7を10%パラジウム炭素で処理された氷酢酸に
溶解し、双方のベンジル基が除去されるまで水素(45
psi;約3.2kg/cd)下で振盪する。触媒を濾
去し、溶媒を蒸発させる。残渣をNa0H(3当量)含
有水に溶解し、ベンジルクロロホルメートで処理する。
混合物を4時間にわたり激しく攪拌し、しかる後Pt0
Acで抽出する。
抽出液を乾燥し、濃縮し、残渣をクロマトグラフィー精
製し、化合物8を得る。
N−Z−4−カルボキサミドブロリン(9):化合物8
をアセトンに溶解し、0℃でアセトン中ジョーンズ(J
ones)試薬の攪拌溶液に加える。
数時間攪拌後、イソプロピルアルコールを加え、攪拌を
更に20分間続ける。有機溶媒除去後、残渣を水で希釈
し、IEtOAeで抽出する。抽出液を乾燥し、濃縮し
て、化合物9を得る。
N−Boc−4−カルボキサミドブロリン(10):化
合物9のZ基をメタノール中パラジウム炭素触媒での水
素添加により除去する。次いで、二級アミンを水性TH
F中(Boc)20及びトリエチルアミンと共に攪拌す
ることにより、N−BoC基を導入する。純粋な化合物
10を得るためには、逆相クロマトグラフィーが必要と
される。
化合物10を、例1の記載と同様のペプチド合成法によ
り、前記ペプチド配列の3位に組込む。
前記のフッ化水素開裂及び精製により、ノナペプチドを
得る。ノナペプチドの構造は、例1で記載のような質ロ
スベクトル分析(M+H−1153)及びアミノ酸配列
決定により確認される。
例10 11−^rg−Pro−^mp−Gly−Phe−8e
r−DPhe−Phe−^rg−O11(Amp3. 
DPhe7−ブラジキニン)の製造及びαノナペプチド
の自動合成に先立ち、非天然アミノ酸残基4−アミノプ
ロリン(Amp)の前駆体を下記操作に従い製造する。
a−N−Boc−N−Z−4−アミノプロリン二N−B
oc−4−アミノプロリン(例6参照)をジオキサン及
び2.5N  NaOHの1:1混合物に溶解する。水
冷後、ベンジルクロロホルメートを加え、混合物を氷上
で30分間しかる後室温で1時間攪拌する。混合物を水
で希釈し、エーテルで洗浄し、しかる後p H2に酸性
化する。ELOAe抽出及び溶媒除去により、白色固体
物としてαN−Boc−N −Z −4−アミノプロリ
ンを得る。
α−N−Boc−N−Z−4−アミノプロリンを、例1
の記載と同様のペプチド合成法により、前記ペプチド配
列の3位に組込む。Z、!にをペプチドの最終フッ化水
素開裂法により樹脂から除去し、前記のように3位でア
ミノ酸残J!Aa+pが得られる。
ノナペプチドの構造は、例1で記載のような質量スペク
トル分析(M+H−1125)及びアミノ酸配列決定に
より確認される。
例11 1f−A rg−P ro−Ao r−G I y−P
h e−8e r−DPhe−Ph e−A rg−O
ll(Aor3. DPhe7−ブラジキニン)の製造
:ノナペプチドの自動合成に先立ち、アミノ酸残゛基A
orの前駆体を下記操作に従い製造する。
水中(10ml) N (2)−BoC−オルニチン(
ベーチェム社)  (2mn+ol)及び炭酸ナトリウ
ム(4IIl11o1)の溶液に無水酢酸(2,5mm
ol)を加える。この混合物を室温で3時間攪拌し、し
かる後固体クエン酸で酸性化し、クロロホルムで数回抽
出する。
乾燥及び揮発性物質除去により、N−Boc−Aorを
得る。
ペプチド配列3位のカップリング反応におけるN−Bo
c−Aorの置換えに関して、例1に記載と同様の方法
に従いペプチドを製造する。開裂及び精製を例】のよう
に行うが、但し逆相クロマトグラフィーに関する勾配は
20〜35%溶媒Bである(例1参照)。精製されたペ
プチドは、正確な分子イオン(M+H−1169)を示
す例1で記載の質量スペクトル分析及び例1で記載のア
ミノ酸配列決定により分析される。
例12 II−DArg−Arg−Pro−^5n−G l y
−Phe−8er−DPhe−A rg−Oll(DA
rgO,Asn” 、 DPhe7−ブラジキニン)の
製造:ペプチドは例1で記載と同様の方法により製造さ
れるが、但しBoC−DArg(Tos)の付加残基は
例1で記載のBoc除去過程に従いペプチドのN末端に
付加される。最終ペプチドは、正確な分子イオン(M+
H−1283)を示す例1で記載の質量スペクトル分析
及び例1で記載のアミノ酸配列決定により分析される。
例13 造: ペプチドは例1で記載と同様の方法により製造される。
配列は例6の場合と同一であるが、但しDArgの付加
残基は例1で記載のBoc除去過程に従いペプチドのN
末端にBoa−DArg(Tos)をカップリングする
ことによってN末端に付加される。最終ペプチドは、正
確な分子イオン(M+H−1323)を示す例1で記載
の質量スペクトル分析及び例1で記載のアミノ酸配列決
定により分析される。
例14 造。
ペプチドは例1で記載と同様の方法により製造される。
配列は例7の場合と同一であるが、但しDArgの付加
残基は例1で記載のBoc除去過程に従いペプチドのN
末端にBoc−DArg(Tos)をカップリングする
ことによってN末端に付加される。最終ペプチドは、正
確な分子イオン(M十H−1309)を示す例1で記載
の質量スペクトル分析及び例1で記載のアミノ酸配列決
定により分析される。
例15 例16 造: ペプチドは例1で記載と同様の方法により製造される。
N(4)−ヒドロキシアスパラギン(Nha)は、3位
のカップリング反応でN−BoC−アスパラギン酸β−
メチルエステルを用いることにより、ペプチド中に組込
まれる。DA rgはBoc−DA rg (Tos 
)を用いて0位に組込まれる。フッ化水素開裂により、
完全なメチルエステルを得る。開裂後、ペプチドを水溶
液中ヒドロキシルアミンで処理し、Nba残基を形成さ
せる。次いで、精製を例1で記載のように行う。最終ペ
プチドは、正確な分子イオン(M十H−1299)を示
す例1で記載の質ニスベクトル分析及び例1で記載のア
ミノ酸配列決定により分析される。
ン)の製造: ペプチドは例1で記載と同様の方法及び同様の順序で製
造されるが、但しArglがカップリングされた後Bo
c除去過程が再度用いられる。次いで、N (2)−B
oc−N (6)−CBZ−リシンをカップリングさせ
、ペプチドを例1で記載のように開裂させ、HPLC精
製によりペプチドを得る。最終ペプチドは、正確な分子
イオン(M十H−1,383)を示す例1で記載の質ニ
スベクトル分析及び例1て記載のアミノ酸配列決定によ
り分析される。
ブラジキニン拮抗活性のiPj定方法 下記試験方法は、本発明のペプチド類のブラジキニン拮
抗活性を測定するために用いられる操作について記載し
ている。異なるアッセイ法が、異なる組織におけるペプ
チド類の活性を予測するために考えられている。あるア
ッセイにおいて拮抗剤であるペプチドは、他のアッセイ
では作用剤であるかも]、れない。好ましいブラジキニ
ン拮抗ペプチドは、・すべての予測アッセイにおいて拮
抗剤である。
試験法1 モルモット回腸アッセイ ブラジキニン拮抗剤は、スチュアート。
J、M、、  “ブラジキニンに関連したペプチド類の
化学及び生物活性“、ブラジキニン、カリジン及びカリ
クレインの第5章、 (ハンドブック・オブ・エクスベ
リメンタル・ファーマコロジー(Ilaodbook 
o[’ Experimental PharIlac
ology))E、 G、 、1ルドーズ(E、G、E
rdoes) (編集)。
第25巻、スブリンガー拳フェルラッヒ(Spring
er Verlag)(発行)、1970年、第242
243頁で記載されているようなブラジキニン及び関連
キニン類について一般的に許容されるアッセイ法に従い
、ブラジキニンの筋肉収縮活性の阻害に関しモルモット
回腸で試験される。阻害能は、シールド、 H,0,(
Schlld、11.0.)、  ’薬物拮抗作用の7
1pJ定に関する新尺度pA”、ブリティッシュ−ジャ
ーナル・オブ・ファーマコロジ−(British J
ournal of Pharmacology)、第
2巻、第3号、1947年、第189−206頁で生物
活性化合物の拮抗性に関して記載された一般的に許容さ
れる方法に従い、摘出モルモット回腸でiip+定され
る。アッセイにおいて、用量一応答曲線は参照物質ブラ
ジキニンに関して求められる。組織の半最大収縮を起こ
すブラジキニン用量は、E D 5゜用量である。2倍
のED5o用瓜に用量するブラジキニン量が、−用量分
の拮抗剤での組織インキュベート開始30秒後に組織に
投与される。拮抗剤用量は、−用量分の拮抗剤との前イ
ンキュベートが2XED5o用二のブラジキニン応答性
からIXED5o用二のブラジキニン応答性まで収縮性
を減少させるまで、このプロトコールにおいて増加され
る。T) A 2値は拮抗剤のモル濃度の逆対数を表わ
すが、その際には作用剤が単独で与えられた場合と同様
の応答性を示すために2倍の作用剤量を要する。111
1位のpA2値は能力の変化度の程度を表わす。比較の
ために、ブラジキニン用量、即ち組織の!1−最大収縮
を起こす用量の逆対数は、p D 2値として一般に知
られる。ブラジキニンの場合のpD2値は、モルモット
回腸において7.4である。
試験法2 モルモット気管における血漿溢出 体重450〜700gの雄性ハートレー(llarLl
ey)系モルモットをベントパルビタールナトリウムで
麻酔する。右頚静脈に0.9%塩水充填シラスティック
(silastle)チューブでカテーテル挿入する。
右頚動脈にカニユーレ挿入する。エバンスブルー([E
vans blue)色素を頚静脈カテーテルから徐々
に投与する。5分間後、ブラジキニン(fly、 4m
l/kg)及び試験アナログ(0,4ml/kg)を動
脈内から同時投与する。更に5分間経過後、脈管構造内
に頚静脈から0. 9%塩水をha流させる。分岐点の
直接」二の気管組織1. cm部分を切除し、秤量する
。組織をホルムアミド含有チューブに入れる。チューブ
を50℃水浴中に24時間置く。溶媒サンプルをチュー
ブからキュベツトに移し、ケイ光スペクトロフォトメー
ターで、’IIIJ定する。計算は、組織内の色素含有
量を7ip+定するために行われる。データは色素ng
/a+g組織として表される。
試験法3 マウス腹部収縮試験 本発明の化合物は、マウス腹部収縮アッセイを用いて鎮
痛活性に関し試験される。このアッセイは、ヘンダーシ
ョット、  L、C,(IIendershoL、L。
C,)&J、 フォーサイス(J、PorsalLh)
、  ’弱鎮痛剤及び非鎮痛剤によるマウスにおけるフ
ェニルキノン誘導柱身もだえ頻度の拮抗性”、ジャーナ
ル・オブ・ファーマコロジー(Journal of’
Pharmacotogy) 、第125巻、1959
年。
第237−240頁並びにメソッズ・イン・ナルコティ
クス俸リサーチ(Methods in Narcot
icsResearch) 、 S 、  エーレンブ
レイス(S、Ehrcnprcis)及びA、ネードル
(A、Ncldlc) (編集)、マーセルΦデツカー
社(Marcel Dckkcr、lnc、)、ニュー
ヨーク(発行)、1975年、第64−65頁で記載さ
れているが、これら文献のいずれの開示もそれら全部が
参考のため本明細書に組込まれる。
体重約20gの一夜絶食させた雄性CF−1マウス〔チ
ャールズ・リバー・ブリーディング・ラボラトリーズ社
(Charlcs River BreedingLa
boratories、 Inc、))をこれらのアッ
セイで用いる。試験化合物は腹腔内(ip)注射用に調
製され、その場合に本発明の化合物は適量が20gマウ
スに0.2ml中で投与されるように蒸留脱イオン水中
で調製される。0.02%フェニルキノン(2,5mg
/kg)のip注射は、0.25m1/2 Q g体重
の濃度で行われる。5分間後、マウスに試験化合物のi
p注射をする。試験化合物ip注射の5分間後に、全身
もだえ回数が連続10分間にわたり計測される。このア
ッセイにおける鎮痛率は下記のように計算される: マウス腹部収縮アッセイは、第2表に示された本発明の
ペプチド類及び関連ペプチド類の拮抗活性を測定するた
めに用いられた: 第2表 マウス腹部収縮アッセイ 結果 1 11−Arg−Pro−Hyp−Gly−Phe 
  25    −31−8cr−DPhe−Phe−
^rg−0112H−Arg−Pro−Asn−Gly
−Phe   50     57−8e57−8er
−DPhe−Phe−Ar   H−Arg−Pro−
Asn−DPro−Phe  50     72.[
il−8er11−8er−DPhe−Phe−Ar 
  H−Arg−Pro−Aap−G!y−Phe  
 50     4B−8er−DPhe−Phe−A
rg−OH化合物1は、米国特許節4,693,993
号明細書で開示されたペプチドである。このアッセイに
おける陰性結果は、このペプチドがこのアッセイでブラ
ジキニン作用剤であることを示している。化合物2.3
及び4は本発明のペプチド類である。これら化合物のす
べてが、アッセイにおいてブラジキニン拮抗活性を示し
ている。
試験法4 細胞培養法 背景; 多くの異なる組織及び単離細胞群において、ブ
ラジキニンはシトソール遊離カルシウム(CCa”+〕
i )の濃度に関してレセプター媒介性の上昇を誘導す
る。培養NG108−15神経細1抱〔カリフォルニア
州すンクランシスコのサンフランシスコカリフォルニア
大学、セル・カルチャー・ファシリティ−(Cell 
Cu1ture Facility))の場合には、ブ
ラジキニンは最大有効濃度(1×10’M)のブラジキ
ニン時において基底濃度約260 nMから約1100
0nまで用量依存的に([:Ca2+)  i )を増
加させる。ブラジキニンの半最大自゛効濃度(EC)は
3X10−9Mである。
ブラジキニンレセプター拮抗能は、ブラジキニン〔カリ
フォルニア州トレンスのベーチェム〕IXIOMで誘導
される[Ca2”:l  iの増加を5096 (I 
C50)阻害するために必要とされる拮抗剤濃度を測定
することにより評価される。
NG108−15細胞培養:  NG10815細胞は
、75cI!lコーニング(Cornjng)フラスコ
〔オハイオ州シンシナティーのフィッシャサイエンティ
フィック (Plshcr 5cicntiric))
内の596 生胎児血’/fj (ユタ州ローガンのハ
イクローン(llyc I one) )及びHAT 
[ヒボキサンチン−アミノプテリン−チミジン:ミズー
リー州セントルイスのシグマ(Sigma))含有ダル
ベツコ(Du l bccco)修正最少必須培地〔高
グルコース・ニューヨーク州グランドアイランドのギブ
コ(Gibco))中で培養する。
2+ シトソール遊MCa  ((Ca2”)  i)の濃度
は、オースギら〔ジャーナルやオブ・ファーマコロジ豐
アンド・エクスペリメンタル・セラポイティクス(Jo
urnal of’ Pharmacology an
dlExpcrimenta! Thcrapeuti
cs)、第240巻1987年、第617−622頁〕
で記載のように、C;ン感受性ケイ光指示薬フラー2 
(rura−2)で必ず担持された培養N0108−1
5細胞の懸濁液中でAfl定される。集密的(conr
 Iucnt)細胞フラスコを、最終濃度2μMでフラ
ー2アセトキシメチルエステル〔オレゴン州ニージエン
のモレキュラー〇ブローブス社(Molecular 
Probes、Inc、))含イイHEPES緩衝液[
14hM NaCl、5.4mM MCI。
0.8d Mg50  1.0d CaCl2.20I
IMHEPES  (N −4′ 2−ヒドロキシエチルピペラジン−N′−2−エタンス
ルホン酸;カリフォルニア州うジョラのベーリング・ダ
イアグノスティクス(Beh r i ngDiagn
osLics)) 、 10111Mグルコース、 0
.25%牛血清アルブミン(カタログ#A−4503;
ミズーリー州セントルイスのシグマ・ケミカル社(Si
gn+aChemical Co、))) 20m1中
37℃で60分間インキユヘートする。次いで、フラス
コをHEPES緩衝液30+olで2回洗浄し、細胞を
)iEPES緩衝液15m1でフラスコから取出す。細
胞懸濁液を25℃350Xgで5分間遠心分離し、細胞
ベレットを1フラスコ当たり最終容量約10m1のHE
PES緩衝液に再懸濁する。細胞懸濁液を使用前に室温
で維持する。
フラー2担持NG108−15細胞のケイ光は、磁気ス
ターラー及びサーモスタット制御セルホルダー装備パー
キン−エルマー(Perkin−IEImer) L 
S5ケイ光スペクトロフオトメ一ター中励起波長340
nM(10nMスリット)及び放射波長500nM(1
0nMスリット)で測定される。細胞懸濁液のアリコー
ト(aliquot)  (1,37m1)をテフロン
被覆攪拌棒内左円i型ガラスキュベツト(内径8mm)
に入れ、水浴中で37℃に加温する。5分間後、キュベ
ツトをフルオロメーターのセルホルダーに入れ、試験サ
ンプル添加直前に攪拌が開始される。一般には、試験サ
ンプルは(100倍濃度溶if&0. 014m1) 
I X 10−”Mブラジキニン添加の30秒前にキュ
ベツトに加えられる。ケイ光は、試験サンプル及びブラ
ジキニンの添加中に継続的に記録される。
ケイ光測定終了後、細胞は最終濃度10%(V/ν)の
トリトン(Trlton)X −100で溶解され、C
a2+飽和フラー2 (F   ; 1 mMca””
f’f’在丁のケイ光)1lax 及びMn2+停止フラー2(自己ケイ光(AF);2 
mMMn2+存在ドのケイ光)のケイ光が調べられる。
試験サンプル及び/又はブラジキニンの添加前後におけ
る(Ca2+)  iは、これらF  及びAFのDa
X 値並びに下記式を用いて、観察されたケイ光値(Fol
)S)から求められる: F  、   −AF+  (F    −AF)/3
.7m l n               1Il
aX(Ca’)  i −K  (F   −F  、
  ) /D     obs     l+++n(
F□、−F。bs) 上記式中、K は色素に対するCa”(7)結合性に関
り する解離定数である〔224 nM ;グリンキーウィ
クツら、ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミスト
リー、第260巻、1985年。
第3440−3450頁(Grynkicwicz a
t al、+Journal of Biologic
al Chcmistry、Vol、200゜(198
5) 、ppJ440−3450))。
拮抗剤による阻害度を求めるために、基底CCa””)
  i  (即ち、ブラジキニン添加直前の2+ [Ca)i)からの〔Ca2+〕iのピーク増加が拮抗
剤の存在及び非存在下でΔ−1定される。阻害率、6は
下記式から計算される: 作用活性は、試験サンプル添加直後にケイ光増加として
検出される。
細胞培養法は、第3表に示された本発明のペプチド類及
び関連ペプチド類の拮抗活性を測定するために用いられ
た: 第3表 細胞培養法 結果 化合物 岡    ペプチド       上8皿1、 1+−
^rg−Pro−11yp−Gly−Pbe     
部分的−8er−DPlie−Phe−Arg−011
作用剤82 ト^rg−Pro−^5n−Gay−Ph
e     5 X IO’M−3er−DPhe−P
he−Arg−Oll5  トDArg−Arg−Pr
o−Ilyp−Gly−Phe   I X 108M
−8cr−DPhe−Phe−Arg−Oll    
(to%作用剤 )6 11−DArg−Arg−Pr
o−Asn−Gly−Phe  2.2xlO−8M−
8cr−DPhe−Phe−Arg−Oll9化合物1
及び5は、米国特許第4,693゜993号明細書で開
示されたペプチドである。化合物1は、拮抗能がこのア
ッセイから計算されえない程高い作用(ブラジキニン様
)活性を示している。化合物5も、わずかな作用活性を
示している。
化合物2及び6は本発明のペプチドであって、双方とも
このアッセイで拮抗(無作用)活性のみを示している。
本発明のもう一つの面は、治療の必要なヒト又はより下
等の動物に本発明のブラジキニン拮抗ペプチド類を投与
することによる、ヒト又はより下等の動物において抗炎
症活性及び/又は鎮痛作用を発揮しあるいは鼻炎、鼻漏
及び/又はうっ血を治療するための方法に関する。安全
自゛効瓜は、治療中に1回の投薬又は多数回の繰返し投
薬で投与される。本発明のペプチド類を投与するために
f−i効な方法としては、経口、非経口(例えば、静脈
内、筋肉内、腹腔内、皮下)、局所(上皮、歯肉、真皮
又は経皮)、経鼻、吸入、舌下、経膣、経直腸、経口腔
又は他の経内部投与手段がある。本発明のペプチド類の
好ましい投与方法としては、真皮、経皮、経鼻及び吸入
がある。
本明細書で用いられる“安全有効量″という語句は、通
常の医学的判断の範囲内において、治療すべき症状を有
意に改筈するために十分高いが但し深刻な副作用を避け
るために(妥当な利益/危険比て)十分低い本発明のペ
プチド又は医薬組成物の瓜を意味する。ペプチド又は組
成物の安全有効量は、治療すべき具体的症状、治療すべ
き患者の年齢及び身体条件、症状の程度、治療期間、併
用療法の種類、用いられる具体的なペプチド又は組成物
、用いられる具体的な薬学上許容される担体、並びに担
当医の知識及び熟練度に属する同様のファクターに応じ
て変動する。
本発明のブラジキニン拮抗ペプチド類は、ブラジキニン
により媒介されるか又はブラジキニンの過剰産生により
悪化されることが知られている1種以上の外傷性、炎症
性、病因性の又は自然な症状の治療にとって有用である
。これらの症状は、痛み、炎症、うっ血及び/又は平滑
筋収縮を伴う。
このような症状としては、創傷、熱傷、発疹、ヘビかみ
傷、昆虫による虫偏及び虫さされ、アンギナ、関節炎、
喘息、アレルギー、鼻炎、鼻漏、咽喉炎、うっ血、ショ
ック、炎症性腸疾患、低血圧、痛み及び炎症の全身的治
療、及び/又は雄生殖不能症を起こす低精子運動がある
本発明のブラジキニン拮抗ペプチド類の治療用途として
は、動物によるブラジキニン又は関連キニン類の産生の
治療に限らず、刺創及び咬傷の結果として動物体内への
ブラジキニン関連ペプチド類注入の治療の場合であって
もよい。本発明のブラジキニン拮抗剤の単独での又は皮
下利用との併用での局所適用は、痛み、炎症、浮腫及び
/又は平滑筋収縮を引き起こすブラジキニン関連ペプチ
ド類の作用を治療するために用いることができる。
創傷、熱傷、発疹及び咽喉炎の痛み及び炎症のような症
状の場合の局所適用向は投与量範囲は、約0. 1〜約
500+ng/用量、好ましくは約1〜約10a+g/
用量である。鼻炎、アレルギー及び喘息の治療に適した
経鼻又は吸入スプレー処方剤の場合には、適切な投与量
範囲は約0.01〜約100111に/m;、好ましく
は約0.5〜約5mg/用ユである。全身性炎症、ショ
ック、関節炎、アレルギー、喘息の治療及び低精子運動
性の増加のために適した静注用処方剤の場合には、適切
な投り、全範囲は約0. 1〜約500mg/kg/用
量、好ましくは約5〜約50ff1g/kg/用量であ
る。炎症性腸疾患又は全身的痛み及び炎症の治療用の経
口処方剤の場合には、適切な投与量範囲は約1〜約10
00 mg/ kg/用量、好ましくは約50〜約50
0mg/kg/用量である。
本発明の更にもう一つの面は、本発明のペプチド及び薬
学上許容される担体を含有した医薬組成物に関する。本
発明のペプチドは、本発明の医薬組成物中重量で約0.
 1〜約10%、好ましくは約0. 5〜約5%、最も
好ましくは約1〜約3%を占める。
本明細書で用いられる″薬学上許容される担体。
という語句は、ヒト又はより下等な動物への投与に適し
た1種以上の適合しうる固体もしくは液体フィラー希釈
剤又は被包用物質を意味する。本明細書で用いられる“
適合しうる”という語句は、通常の使用状況下で医薬組
成物の薬学的効力を実質上減少させる相互反応が生じな
いように医薬組成物の各成分が本発明の化合物と及び互
いに混合されうることを意味する。勿論、薬学上許容さ
れる担体は、治療されるヒト又はより下等な動物への投
与向けににそれらが適合しうるように十分高い純度及び
十分低い毒性でなければならない。
薬学上許容される担体として機能しうる物質の一部の例
としては、ラクトース、グルコース及びスクロースのよ
うな糖類;コーンスターチ及びポテトスターチのような
デンプン類;カルボキシメチルセルロースナトリウム、
エチルセルロース、酢酸セルロースのようなセルロース
及びその誘導体;粉末トラガカント:麦芽;ゼラチン;
タルク;ステアリン酸;ステアリン酸マグネシウム;硫
酸カルシウム;ピーナツ油、綿実油、ゴマ油、オリーブ
浦、コーン油及びテオブロマ属油のような植物浦;プロ
ピレングリコール、グリセリンソルビトール、マンニト
ール及びポリエチレングリコールのようなポリオール類
;糖;アルギン酸;無発熱物質水;等張塩;リン酸緩衝
液;カカオ脂(生薬基剤);ツイーンズ(Tveens
■)のような乳化剤−並びに、医薬処方剤に用いられる
他の無毒性の適合しうる物質がある。湿潤剤及びラウリ
ル硫酸ナトリウム等の滑沢剤、並びに菅色剤、香味剤、
賦形剤、造錠剤、安定化剤、酸化防止剤及び保存剤も存
在することができる。
本発明の具体的態様が記載されてきたが、本明細書で開
示されたペプチド及び組成物に関する様々な変更及び修
正が本発明の精神及び範囲から逸脱することな〈実施さ
れうろことは、当業者にとって明らかであろう。特許請
求の範囲内には本発明の範囲内に属するこのようなすべ
ての修正を包含していると考えられる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記構造: H−L−Q−T−U−V−W−X−Y−Z−Arg−O
    H〔上記式中、 (a)Lは非存在、D−又はL−配置の単一塩基性アミ
    ノ酸残基、D−又はL−配置のアミノ酸残基2〜約4(
    そのうちの少なくとも1つは、塩基性アミノ酸残基であ
    る)を含有したペプチド、並びにアシル型保護基、芳香
    族ウレタン型保護基及びアルキル型保護基からなる群の
    N末端酵素保護基から選択される; (b)QはArg、Lys及びOrnから選択される;
    (c)T及びUは各々独立してD−及びL−環状アミノ
    酸残基、D−及びL−脂肪族アミノ酸残基、L−芳香族
    アミノ酸残基、L−酸性アミノ酸残基、L−アミドアミ
    ノ酸残基並びにL−ヒドロキサメートアミノ酸残基から
    選択され;その場合にT及びUのうち少なくとも1つは
    L−酸性アミノ酸残基、L−アミドアミノ酸残基及びL
    −ヒドロキサメートアミノ酸残基から選択される; (d)VはD−又はL−配置の脂肪族、環状及び芳香族
    アミノ酸残基から選択される; (e)WはL−配置の脂肪族及び芳香族アミノ酸残基か
    ら選択される; (f)XはD−又はL−配置の芳香族及び脂肪族アミノ
    酸残基から選択される; (g)YはD−配置の芳香族アミノ酸残基から選択され
    る; (h)ZはL−配置の芳香族及び脂肪族アミノ酸残基か
    ら選択される〕 を有することを特徴とするブラジキニン拮抗ペプチド及
    びその薬学上許容される塩。 2、(a)Lは非存在、Arg、DArg、Lys、D
    Lys、Lys−Lys、Met−Lys、Gly−A
    rg−Met−Lys、DLyS−LyS、Orn、H
    ar、DHar、5−グアニジノペンタノイル、6−グ
    アニジノヘキサノイル、6−アミノヘキサノイル及び5
    −アミノペンタノイルから選択される; (b)QはArg、Lys及びOrnから選択される;
    (c)T及びUは各々独立してPro、DPro、Hy
    p、Azt、Thz、Inp、Epr、Asp、Glu
    、Asn、Gln、Cpr、Cmp、Aap、Aor、
    Nha及びNhgから選択され;その場合にT及びUの
    うち少なくとも1つはAsp、Glu、Asn、Gln
    、Cpr、Cmp、Aap、Aor、Nha及びNhg
    から選択される;(d)VはGly、Ala、DPro
    、DHyp及びSarから選択される; (e)WはPhe、Thi、Nap、Pyr、Nph、
    Cph、Mty及びTyrから選択される; (f)XはSer、Thr、Ala、Gly、DPhe
    、DThi、DNap、DPyr及びDCphから選択
    される;(g)YはDPhe、DTyr、DThi、D
    Nap、DPyr、DNph、DCph、DMty、D
    Trp、DHis、DHph及びDPglから選択され
    る; (h)ZはPhe、Tyr、Pro、Thi、Pyr、
    Nap、Mty、Nph及びCphから選択される;請
    求項1に記載のペプチド。 3、(a)LはDArg、Lys−Lys及び非存在か
    ら選択される;好ましくはLはDArgである;(b)
    QはArgである; (c)T及びUは各々独立してPro、Hyp、Asp
    、Glu、Asn、Gln、Cpr、Cmp、Aap、
    Aor、Nha及びNhgから選択され:その場合にT
    及びUのうち少なくとも1つはAsp、Glu、Asn
    、Gln、Cpr、Cmp、Aap、Aor、Nha及
    びNhgから選択される; (d)VはDPro、DHyp、Gly及びAlaから
    選択される;好ましくはVはGly又はDProである
    ;(e)WはPhe及びTyrから選択される;好まし
    くはWはPheである; (f)XはSer、Thr、Ala及びGlyから選択
    される;好ましくはXはSerである; (g)YはDPhe、DTyr、DTrp及びDHis
    から選択される;好ましくはYはDPheである; (h)ZはPhe及びTyrから選択される;好ましく
    はZはPheである; 請求項2に記載のペプチド。 4、T又はUのうち一方、好ましくはTが Pro及びHypから選択され、T又はUのうち他方、
    好ましくはUはAsp、Glu、Asn、Gln、Cp
    r、Cmp、Aap、Aor、Nha及びNhg、好ま
    しくはAsp、Glu、Aap、Asn及びGln、最
    も好ましくはAap、Asn及びGlnから選択される
    、請求項1、2又は3に記載のペプチド。 5、(a)QはArgである; (b)TはPro又はHypである; (c)UはAap、Asn又はGlnである;(d)V
    はGly又はDProである; (e)WはPheである; (f)XはSerである; (g)YはDPheである; (h)ZはPheである;及び (i)LはDArgである; 構造を有する、請求項2に記載のペプチド。 6、【遺伝子配列があります】 及び 【遺伝子配列があります】 から選択される構造を有することを特徴とするペプチド
    。 7、a)請求項1〜6のいずれか一項に記載のペプチド
    ;及び b)製薬上の担体; を含有することを特徴とする医薬組成物。 8、a)0.1〜10重量%のペプチド;及び b)製薬上の担体; を含有する、請求項7に記載の医薬組成物。 9、痛み、炎症、うっ血又は平滑筋収縮を治療する医薬
    の製造のための請求項1〜6のいずれか一項に記載の安
    全有効量のペプチドの用法。
JP1073731A 1988-03-25 1989-03-24 ブラジキニン拮抗ペプチド類 Pending JPH0222294A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US17339188A 1988-03-25 1988-03-25
US173391 1988-03-25
US31524589A 1989-03-01 1989-03-01
US315245 1989-03-01

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0222294A true JPH0222294A (ja) 1990-01-25

Family

ID=26869084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1073731A Pending JPH0222294A (ja) 1988-03-25 1989-03-24 ブラジキニン拮抗ペプチド類

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP0334244A3 (ja)
JP (1) JPH0222294A (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5120859A (en) * 1989-09-22 1992-06-09 Genentech, Inc. Chimeric amino acid analogues
WO1991009055A1 (en) * 1989-12-08 1991-06-27 Boston University Acylated bradykinin antagonists and uses therefor
US5416191A (en) * 1991-04-01 1995-05-16 Cortech, Inc. Bradykinin antagonists
EP0529499A1 (de) * 1991-08-22 1993-03-03 Hoechst Aktiengesellschaft Pharmazeutische Zusammensetzungen enthaltend Bradykinin-Antagonisten zur lokalen Anwendung an Nase und Auge
US6117974A (en) * 1991-10-02 2000-09-12 Peptor Limited Libraries of backbone-cyclized peptidomimetics
IL109943A (en) * 1994-06-08 2006-08-01 Develogen Israel Ltd Conformationally constrained backbone cyclized peptide analogs
US6407059B1 (en) 1994-06-08 2002-06-18 Peptor Limited Conformationally constrained backbone cyclized peptide analogs
US6051554A (en) * 1995-06-07 2000-04-18 Peptor Limited Conformationally constrained backbone cyclized somatostatin analogs
US5770687A (en) * 1995-06-07 1998-06-23 Peptor Limited Comformationally constrained backbone cyclized somatostatin analogs
FR2739553B1 (fr) * 1995-10-06 1998-01-02 Oreal Utilisation d'antagonistes de la bradykinine pour stimuler ou induire la pousse des cheveux et/ou stopper leur chute
US6841533B1 (en) 1995-12-07 2005-01-11 Peptor Limited Conformationally constrained backbone cyclized interleukin-6 antagonists
US6355613B1 (en) 1996-07-31 2002-03-12 Peptor Limited Conformationally constrained backbone cyclized somatostatin analogs
US6797820B2 (en) 1999-12-17 2004-09-28 Vicuron Pharmaceuticals Inc. Succinate compounds, compositions and methods of use and preparation
ATE360014T1 (de) 2001-06-15 2007-05-15 Vicuron Pharm Inc Bicyclische pyrrolidinverbindungen
AR036053A1 (es) 2001-06-15 2004-08-04 Versicor Inc Compuestos de n-formil-hidroxilamina, un proceso para su preparacion y composiciones farmaceuticas
US8236766B2 (en) 2006-11-10 2012-08-07 Cara Therapeutics, Inc. Uses of synthetic peptide amides
US7713937B2 (en) 2006-11-10 2010-05-11 Cara Therapeutics, Inc. Synthetic peptide amides and dimeric forms thereof
US8906859B2 (en) 2006-11-10 2014-12-09 Cera Therapeutics, Inc. Uses of kappa opioid synthetic peptide amides
MX2009005000A (es) 2006-11-10 2009-10-12 Cara Therapeutics Inc Amidas de peptidos sinteticos.
US7842662B2 (en) 2006-11-10 2010-11-30 Cara Therapeutics, Inc. Synthetic peptide amide dimers
CN102452971A (zh) * 2010-10-29 2012-05-16 上海医药工业研究院 一种l-羟基脯氨酸衍生物及其制备方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3234200A (en) * 1962-07-20 1966-02-08 Olin Mathieson Peptides
US4693993A (en) * 1985-06-13 1987-09-15 Stewart John M Bradykinin antagonist peptides
JPH02501224A (ja) * 1987-09-02 1990-04-26 スチュワート、ジョン エム ブラジキニン アンタゴニスト ペプチド
US4923963A (en) * 1987-09-02 1990-05-08 Nova Technology Limited Partnership Bradykinin antagonist peptides

Also Published As

Publication number Publication date
EP0334244A2 (en) 1989-09-27
EP0334244A3 (en) 1991-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0222294A (ja) ブラジキニン拮抗ペプチド類
KR100463132B1 (ko) 헵타펩티드 옥시토신 동족체
AU2010295294B2 (en) Oxytocin receptor agonists
EP0618810B1 (en) Bradykinin antagonist peptides
BRPI0715407A2 (pt) peptÍdeos e seus derivados funcionalmente equivalentes, composiÇÕes farmacÊuticas e usos dos mesmos
US5817756A (en) Pseudo- and non-peptide bradykinin receptor antagonists
EP0716661B1 (en) Pseudo- and non-peptide bradykinin receptor antagonists
JPH08503460A (ja) ブラジキニンアンタゴニスト
EP0315367A2 (en) Polypeptides
HUT61582A (en) Process for producing cyclopeptides and pharmaceutical compositions comprising same
US5521158A (en) Pseudopeptide bradykinin receptor antagonists
JP3465000B2 (ja) ブラジキニン型ペプチド
JPH08511541A (ja) Des−tyrダイノルフィンおよび類似体に関する抗炎症組成物並びに方法
JPS61143399A (ja) 塩基性v↓1‐バソプレシン拮抗剤
RU2124023C1 (ru) Производные декапептидов и содержащая их фармацевтическая композиция
WO2008142319A2 (fr) Analogues peptidiques des recepteurs des melanocortines
AU653544B2 (en) Bombesin antagonists
WO2002096934A1 (en) Non-natural galanin receptor ligands
US5610142A (en) Bradykinin antagonist pseudopeptide derivatives of substituted 4-keto-1,3,8-triazaspiro[4.5]decan-3-alkanoic acids
US5543496A (en) Cyclic bradykinin antagonist peptides
US5686565A (en) Bradykinin antagonist pseudopeptide derivatives of aminoalkanoic acids and related olefins
WO1994006453A1 (en) Bradykinin antagonists containing aliphatic amino acids in the 5-position
US6770741B1 (en) Bradykinin antagonist peptides
US20010027247A1 (en) Pipecolic acid derivatives of proline threonine amides useful for the treatment of rheumatoid arthritis
SK85794A3 (en) Peptides with organoprotective activity, process for their preparation and their use