JPH02222612A

JPH02222612A - 草刈機

Info

Publication number: JPH02222612A
Application number: JP4155989A
Authority: JP
Inventors: Masaharu Nakamura; 正治中村; Minoru Wada; 実和田
Original assignee: Komatsu Zenoah Co
Current assignee: Komatsu Zenoah Co
Priority date: 1989-02-23
Filing date: 1989-02-23
Publication date: 1990-09-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、エンジンまたは電動機等の原動機によって駆
動する回転刃によって地上の草等の刈）取シ作業を行な
う九めの草刈機に係るものである。

（ｂ）　　従来技術および解決しようとする越Ｊ温従来
の草刈機は、回転刃を軸支する軸受体と、エンジンとを
連結杆によって連結し、作業者はこの連結杆に設けた握
り部を両手で把持して、回転する回転刃によって地上の
草等の刈り取り作業を行なっていた。すなわち、第４図
、第５図において、外周に鋸状の刃部１を備えた１枚の
円板状の回転刃３は、軸受ケース５に軸支され、連結杆
７を介して軸受ケース５と連結するエンジン９の駆動に
よシ、連結杆７を貫通する伝動軸１１を介して回転駆動
される。連結杆７の途中には、握り部１３とハンドル１
５が設けられ、ハンドル１５には握シ部１７が固着して
いる。軸受ケース５内にはベアリング１９を介して回転
軸２１が垂直方向に軸支され、回転軸２１の上端に固着
するベベルギヤー２３は、伝動軸１１の先端に係合して
ベアリング２５によって軸受ケースＳｉＣ軸支されたベ
ベルギヤー２７と噛み合っている。回転軸２１の下端は
外周のスプライン２９に係合する上下のワッシャー３１
．３３によって、外周に鋸刃状刃部１を備えた円板状の
回転刃３が挾持され下端のナツト３５によって固定され
ている。

作業者は、握り部１３．１７を両手で把持してエンジン
９の駆動で高速に回転する回転刃３によって地上の草等
の刈シ取シ作業を行なうものである。この場合、回転刃
３は高速で回転するので、小石等を跳ねとばして危険で
あり、またやわらかい草を刈るとき草刈機自体を振シま
わさないと刈れないことがあり、刈シ残しの原因となっ
てい本発明は、エンジンに連結する伝動ケースに、重ね
合わせた２枚の回転刃をＵ字形のアームとこのアームに
係合するカムとにより、反対方向にそれぞれ往復回動自
在に軸支して設けたもので、低速の２枚の回転刃によっ
て地上の草等を挾み切ることができ、回転刃の切れ味が
向上して刈シ残しがなくなシ、また、小石等を跳ねとば
す危険がなくなるものであう、しかも構造簡単で容易に
製作することができるものである。

（ｄ）　　実施例以下、図面によシ本発明の１実施例について詳細な説明
を行なう。

すなわら、第１図〜第３図において、外周にそれぞれ刃
部４１．４２を備えた円板状の上、下２枚の上部回転刃
４３．下部回転刃４５が伝動ケース４７に重ね合わせて
軸支され、連結杆４９を介して伝動ケース４７と連結す
る原動機（本実施例ではエンジン）５１の駆動により、
連結杆４９を貫通する伝動軸５３を介して反対方向にそ
れぞれ往復回動自在に設けられている。連結杆７の途中
には、握り部５５とハンドル５７が設けられ、ハンドル
５７には握り部５９が固着している。伝動ケース４７に
は連結杆４９の１端が傾斜して固着され、連結杆４９の
内部を貫通する伝動軸５３の先端のねじ軸６１は、ベア
リング６３を介して伝動ケース４７に軸支されたベベル
ギヤー６５に係合している。伝動ケース４７には垂直方
向にカム軸６７がベアリング６９．６９を介して軸支さ
れている。カム軸６７の上部には、ベベルギヤー６５に
係合するベベルギヤー７１がスプラインを介して固着し
ている。カム軸６７には、２個の円形の上部カム８１．
下部カム８３が一体に固着されている。上部カム８１．
下部カム８３はそれぞれ上方、下方位置にカム軸６７の
中心に対して対称位置に偏心して並設されている。また
伝動ケース４７には、垂直方向の回転軸９３が上部はベ
アリング９５によって軸支され、下部は後述の回転筒１
１１を介してベアリング９７によって軸方向に移動自在
に軸支され、回転軸９３の上端にはＵ形の上部アーム１
０１がスプラインを介して嵌合し、上部カム８１に係合
して上部カム８１の回転にともなって揺動作動する。ま
た、下端に形成したテーパ一部１０３にはキー１０４を
介して支持板１０５がナツト１０７によって固定されて
いる。

支持板１０５には下部回転刃４５がボルト１０９によっ
て固着されている。回転軸９３の外周には回転筒１１１
が回転軸９３に対しては相対的に軸方向に摺動自在に、
かつ回転自在に嵌合し、伝動ケース４７に対しては、ベ
アリング９７を介して軸方向に係止され、かつ回転自在
に軸支されている。回転筒１１１の上部にスプラインを
介して嵌合するＵ形の下部アーム１１３は、下部カム８
３に係合して下部カム８３０回転にともなって揺動作動
する。回転筒１】１の下端に１体に固着する支持板１１
５には、下部回転刃４５の上面に重ね合わせた上部回転
刃４３がボルト１１７によって固着されている。また支
持板１０５の下面には、ボルト１０９．ナツト１０７を
覆うカバー１１９がねじ１２１によって固着されている
。上部アーム１０１と下部アーム１１３との間には、皿
形のスプリング１２３が挾持され、スプリング１２３の
上面は上部アーム１０１を介してスナップリング１２５
によって回転軸９３に係止され、下面は下部アーム１１
３を介してスナップリング１２７によって回転筒１１１
に係止されている。すなわち、スプリング１２３は回転
軸９３を押し上げて上部回転刃４３と下部回転刃４５と
を互に押圧する方向に付勢している。

以上の実施例において、エンジン５１を回転すると、動
力は伝動軸５３からベベルギヤー６５゜７１を経てカム
軸６７に伝達される。カム軸６７０回転にともなって、
上部カム８１．下部カム８３が互いに対称位置を保持し
つつ回転するので、上部アーム１０１．下部アーム１１
３を互いに反対方向に揺動させる。したがって上部アー
ム１０１、下部アーム１１３とそれぞれ１体的に固着す
る下部回転刃４５．上部回転刃４３は反対方向くそれぞ
れ往復回動運動を行ない、刃部４１　、４２の間で草等
を切断するものである。作業者は握り部５５．５７を両
手で把持し、往復回動する上部回転刃４３．下部回転刃
４５によって草等を切断するものである。

（ｅ）　　発明の効果本発明によれば、つぎのような効果を有するものである
。

（１１回転刃が高速回転しないので、小石等をはねとば
す危険がない。

（２）２枚の回転刃の間で切断するので、切味がよく、
やわらかい草でも切断でき、刈り残しを生じない。

（３）シかも、刃部が円盤状に並んでいるので、どの方
向でも切断でき、複雑な形状の刈り込みができる。

（４）カムとＵ形のアームとを係合して揺動作動を行な
っているので、リンクを用いる揺動機構と異なシ部品点
数少なく、構造簡単で、伝動ケースがコンバクトドナル
。

なお、本発明は、前述の実施例では、伝動ケースは連結
杆を介してエンジンに連結しているが、連結杆を廃して
、伝動ケースとエンジンとを直接１体的に接続し、コン
パクトに形成して庭木等の刈シ込みに用いてもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例の斜視説明図、第２図は要部
の平断面図、第３図は側断面図、第４図は従来例の斜視
説明図、第５図は同要部の側断面図である。・・・上部回転刃・・・下部回転刃・・・原動機（エンジン）・・・カム軸・・・上部カム・・・下部カム・・・回転軸・・・上部アーム・・・回転筒・・・下部アーム

Claims

【特許請求の範囲】

下部回転刃４５を固着する回転軸９３にＵ形の上部アー
ム１０１を固着して設け、前記回転軸９３の外周に回転
自在に嵌合する回転筒１１１を設け、前記回転筒１１１
に、前記下部回転刃４５の上面に重ね合わせた上部回転
刃４３を固着するとともに、Ｕ形の下部アーム１１３を
固着して設け、前記回転軸９３に並設して原動機５１の
駆動で回転するカム軸６７に、対称回転位置に上下に並
設された上部カム８１、下部カム８３をそれぞれ前記上
部アーム１０１、下部アーム１１３に係合せしめて、前
記上部アーム１０１、下部アーム１１３を反対方向にそ
れぞれ揺動自在に設けたことを特徴とする草刈機。