JPH0222241B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0222241B2
JPH0222241B2 JP55057327A JP5732780A JPH0222241B2 JP H0222241 B2 JPH0222241 B2 JP H0222241B2 JP 55057327 A JP55057327 A JP 55057327A JP 5732780 A JP5732780 A JP 5732780A JP H0222241 B2 JPH0222241 B2 JP H0222241B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control command
command value
value signal
stroke
hydraulic cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP55057327A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56153135A (en
Inventor
Toshiaki Horikoshi
Kazuhiro Izumi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP5732780A priority Critical patent/JPS56153135A/ja
Publication of JPS56153135A publication Critical patent/JPS56153135A/ja
Publication of JPH0222241B2 publication Critical patent/JPH0222241B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は油圧シリンダのシヨツク防止装置に関
する。
従来、油圧掘削機を用いた土砂等の掘削作業に
おいて作業機駆動用の油圧シリンダのストローク
エンドにおけるシヨツクを緩衝あるいは防止する
ためオペレータはシリンダがストロークエンドに
到る直前に操作レバーをその都度ニユートラル位
置に戻すといつた操作を行つていた。
しかしながら、前記操作は非常に面倒でかつ熱
練を必要としており、また、熟練者であつても前
記シヨツクはストローク停止直前の伸縮速度の2
乗に比例するため、不用意にレバーを操作すると
非常に大きなシヨツクを車両に与えることにな
り、このため機械の耐久性およびオペレータの乗
り心地に悪影響を及ぼしていたし、さらに悪条件
下では車両の転倒あるいは転落の危険が生じる等
の問題があつた。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであ
り、シリンダがストロークエンドに対して所定距
離内に近接すると過大なレバー操作量に対してシ
リンダの伸縮速度を自動的に減速させこれにより
ストロークエンドにおけるシヨツクを防止すると
ともに、熟練者等によりシヨツクを充分防ぎ得る
速度対応のレバー操作がなされる場合には例え上
記減速ストローク領域内であつてもその手動制御
を継続して行うことのできる油圧シリンダのシヨ
ツク防止装置を提供することを目的とする。
係る目的を達成すべく、本発明の油圧シリンダ
のシヨツク防止装置は、油圧シリンダのストロー
クを検出するストローク検出装置と、前記油圧シ
リンダのストロークがストロークエンドから所定
範囲に達したことを検出する検出装置と、手動操
作量に応じた手動制御指令値信号を発生する手動
制御指令値信号発生装置と、前記油圧シリンダの
現在の位置と前記ストロークエンド間の距離に応
じた自動制御指令値信号を発生する自動制御指令
値信号発生装置と、前記手動制御指令値信号と前
記自動制御指令値信号を比較する比較器と、前記
検出装置の出力発生時であつて、前記手動制御指
令値信号が前記自動制御指令値信号より大きくな
つた場合に限り当該自動制御指令値信号を前記手
動制御指令値信号に切換えて出力する切換装置
と、該切換装置の出力により前記油圧シリンダを
制御する制御装置とを具備して構成される。
尚、これら本発明の各構成要素と後述する本発
明の一実施例装置(第4図参照)内各回路とを対
比した場合、まず、ストローク検出装置には角度
検出器10が相当する。
同様に、検出装置には比較器13が、手動制御
指令値信号発生装置にはブーム操作レバー22
が、自動制御指令値信号発生装置には増幅器12
が、比較器には比較器21が、切換装置にはアナ
ログスイツチ15が、制御装置には電気・油圧変
換器17がそれぞれ相当している。
以下、この本発明の実施例を添付図面にもとづ
いて詳細に説明する。
第1図は上述した本発明の油圧シリンダのシヨ
ツク防止装置を適用し得る各種シリンダを用いた
作業機の一例としての油圧式掘削機の概略構成を
示したものである。
第1図において、本体2の支軸Oを中心として
ブーム3がブームシリンダ6により回動され、ブ
ーム3の先端に設けた支軸Pを中心としてアーム
4がアームシリンダ7により回動され、アーム先
端位置の支軸Qを中心としてバケツト5がバケツ
トシリンダ8により回動される。
第2図には第1図の油圧式掘削機の各シリンダ
6,7,8の伸縮に対応したブーム3、アーム
4、バケツト5の回動範囲を示している。
すなわち、ブーム3の回動角αはα1≦α≦α2、
アーム4の回動角βはβ1≦β≦β2、バケツト5
の回動角γはγ1≦γ≦γ2の範囲でそれぞれ回動
する。
そして、各シリンダのストロークの量と回動角
とは相対して変化するので、ブーム3、アーム
4、バケツト5の各回動角を検出することは各シ
リンダのストロークを検出したことに相当する。
そこで、例えば、ブームシリンダ6のシリンダ
エンドに対応するブーム3の回動角α1と該シリ
ンダエンドから所定距離のストローク位置に対応
するブーム3の回動角α0をそれぞれ設定し、こ
れらの角度間におけるブームシリンダ6の伸縮速
度の制御を第3図の直線で示した自動制御指令値
に基づいて行うようにすれば円滑なシリンダの制
御を行うことができる。
この自動制御指令値は、例えば、前記ブーム回
動角αとα1の偏差Δα(=α−α1)に所定定数K
を乗じることによつて得られ、ブーム回動角が
α0とα1の間で逐次減少すると前記自動制御指令
値k・Δαは減少し、α1にて0になる。
尚、定数Kを乗じることにより自動制御指令値
を算出する方法はあくまでも一実施例であつて、
油圧シリンダの現在の位置とストロークエント間
の距離に応じた信号であるならばこれ以外の方法
により算出した自動制御指令値を用いてもよいの
は勿論である。
第4図は本発明の油圧シリンダのシヨツク防止
装置をブームシリンダ6に適用して成る一実施例
装置の構成を示すブロツク回路図である。
この第4図における各回路と上記本発明各構成
要素との対応は上述した通りである。
この第4図の一実施例装置では、ブームシリン
ダ6のストロークがストロークエンドから所定距
離内に達するとレバー操作による手動制御に代え
て第3図に示した指令値に基づく自動制御を行
い、ブームシリンダ6の伸縮速度を円滑に自動減
速させ、ストロークエンドにおけるシヨツクを極
力排除するようにしている。
但し、本発明ではストロークエンドから所定距
離内であつても、手動制御指令値が自動制御指令
値以下である場合にはこの手動制御指令値に基づ
く制御(手動による制御)を続行できるようにし
ている。
第4図において、まず、ブーム角度検出器10
はブーム回動軸O(第1図参照)の近傍の所定位
置に配置され、ブーム回動角αに対応した信号
Sαを送出する。
この信号Sαは次いで上限角信号発生器11か
ら出力する信号Sα1により減算され、信号Sβ(=
Sα−Sα1)として増幅器12および比較器13の
それぞれ加えられる。
信号Sα1は第3図に示す回動角α1を表し、減
算信号Sβは(α−α1)を表す。
増幅器12は前記減算信号Sβに定数Kを乗じ
た第3図の実直線で示すような自動制御指令値信
号SS(=K・Sβ)を発生し、これをアナログスイ
ツチ15の入力接点eに加える。
信号Sβはまた比較器13に加えられ、距離信
号発生器14からの信号SΔαと比較される。
この信号SΔαは、第3図のΔαを表す信号であ
る。
従つて、比較器13は回動角が第3図の斜線で
示す領域に入つたことを検出するものであり、同
領域に入つたときすなわち信号Sβが信号SΔαよ
り小さくなつたとき、ハイレベルの信号を発生す
る。
このハイレベルの信号はアンド回路19の1の
入力に加えられる。
アンド回路19の他の1の入力には、上げ下げ
判断器20の出力が加えられ、更に他の入力には
比較器21の出力が加えられる。
上げ下げ判断器20はその入力にレバー22の
操作信号Smが加えられ、レバー22が上げ位置
のときハイレベルの信号を発生する。
比較器21はレバー22の操作信号Smと前記
自動制御指令値信号SSとを比較し、Sm>SSのと
きハイレベルの信号を発生する。
従つて、アンド回路19の出力が1となるのは
ブーム上昇時においてブームの回動角が第3図の
斜線領域に入りすなわちシリンダ6のロツドがス
トロークエンドから所定距離内に入り、かつレバ
ー操作による操作信号ではストロークエンドにお
いてシヨツクを発生するようなときである。
アナログスイツチ15はアンド回路19の出力
1により第3図の図示と反対側に切換わる。
この時、レバー操作信号Smは遮断され、自動
制御指令値信号SSがアナログスイツチ15を介
して増幅器16に加えられる。
自動制御指令値信号SSは増幅器16にて適宜
増幅された後、電気・油圧変換器17にて油圧に
変換され、ブームシリンダ6を制御する。
よつて、ブームシリンダ6は第3図の直線に示
す如く漸次円滑に減速し、ストロークエンドに達
したときに速度は0となり、何等、シヨツクを発
生しない。
尚、熟練者によつてストロークエンドのシヨツ
クを充分防ぐような操作が行われるような場合に
はレバー操作信号Smが自動制御指令値信号SSよ
り小となり、比較器21よりハイレベルの信号が
生じないのでアナログスイツチ15は図示のまま
となり、レバー操作信号Smがシリンダ制御に用
いられることはいうまでもない。
以上、ブームシリンダについて本発明を適用し
た例を述べたが、アーム用シリンダやバケツト用
シリンダあるいはその他各種のシリンダに適用す
ることも可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の油圧シリンダのシ
ヨツク防止装置によれば、ストロークエンドから
所定範囲内の減速ストローク領域内において手動
制御指令値信号が自動制御指令値信号を超えた場
合にのみ当該自動制御指令値信号に基づく自動減
速制御を行うようにしたため、上記減速ストロー
ク領域内で過大なレバー操作がなされた場合も上
記自動減速制御によつてストロークエンドでのシ
ヨツクを防止でき、非熟練者であつても安全かつ
円滑な運転を行うことができる。
また、上記減速ストローク領域内であつてもス
トロークエンドでのシヨツクを充分防ぐようなレ
バー操作が行われるような場合にはそのまま手沈
制御を継続できるために、ストロークエンドでの
手動による微妙な減速制御に熟練した者にとつて
も自動減速制御の規制を受けない円滑な運転が可
能になるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシヨツク防止装置を適用可能
な各種シリンダを有する作業機の一例としての油
圧式掘削機の構成を示す概略図、第2図は第1図
に示した油圧式掘削機のブーム、アーム、バケツ
トの各回動範囲を示す図、第3図は本発明の油圧
シリンダのシヨツク防止装置で用いる自動制御指
令値信号の一例を示す図、第4図は本発明の油圧
シリンダのシヨツク防止装置をブームシリンダに
適用して成る一実施例装置のブロツク回路図であ
る。 10……ブーム角度検出器、11……上限角信
号発生器、12,16……増幅器、13,21…
…比較器、19……アンド回路、15……アナロ
グスイツチ、17……電気・油圧変換器、22…
…ブーム操作レバー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 油圧シリンダのストロークを検出するストロ
    ーク検出装置と、 前記油圧シリンダのストロークがストロークエ
    ンドから所定範囲に達したことを検出する検出装
    置と、 手動操作量に応じた手動制御指令値信号を発生
    する手動制御指令値信号発生装置と、 前記油圧シリンダの現在の位置と前記ストロー
    クエンド間の距離に応じた自動制御指令値信号を
    発生する自動制御指令値信号発生装置と、 前記手動制御指令値信号と前記自動制御指令値
    信号を比較する比較器と、 前記検出装置の出力発生時であつて、前記手動
    制御指令値信号が前記自動制御指令値信号より大
    きくなつた場合に限り当該自動制御指令値信号を
    前記手動制御指令値信号に切換えて出力する切換
    装置と、 該切換装置の出力により前記油圧シリンダを制
    御する制御装置と を具え、前記ストロークエンドから所定範囲内で
    は前記制御装置に対する制御指令値信号が前記自
    動制御指令値信号を超えることがないよう規制す
    るようにしたことを特徴とする油圧シリンダのシ
    ヨツク防止装置。 2 前記ストローク検出装置が前記油圧シリンダ
    によつて作動される回動部材の回動角を検出する
    ものである特許請求の範囲第1項記載の油圧シリ
    ンダのシヨツク防止装置。
JP5732780A 1980-04-30 1980-04-30 Shock preventing device for hidraulic cylinder Granted JPS56153135A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5732780A JPS56153135A (en) 1980-04-30 1980-04-30 Shock preventing device for hidraulic cylinder

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5732780A JPS56153135A (en) 1980-04-30 1980-04-30 Shock preventing device for hidraulic cylinder

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56153135A JPS56153135A (en) 1981-11-27
JPH0222241B2 true JPH0222241B2 (ja) 1990-05-17

Family

ID=13052469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5732780A Granted JPS56153135A (en) 1980-04-30 1980-04-30 Shock preventing device for hidraulic cylinder

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS56153135A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58131403A (ja) * 1982-01-29 1983-08-05 Hitachi Constr Mach Co Ltd 油圧シリンダの緩衝装置
JPS6182007A (ja) * 1984-09-20 1986-04-25 Kayaba Ind Co Ltd 油圧アクチエ−タのクツシヨン制御装置
JPS6182006A (ja) * 1984-09-20 1986-04-25 Kayaba Ind Co Ltd 油圧アクチエ−タのクツシヨン制御装置
JPS6196203A (ja) * 1984-10-15 1986-05-14 Kayaba Ind Co Ltd 油圧アクチエ−タのクツシヨン制御装置
JPS62153091A (ja) * 1985-12-24 1987-07-08 株式会社タダノ 作業車のブ−ム起伏制御装置
JP4731205B2 (ja) * 2005-05-24 2011-07-20 株式会社小松製作所 油圧シリンダの作動制御装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS512597A (ja) * 1974-06-14 1976-01-10 Hitachi Ltd Ketsusokuki
JPS5240000A (en) * 1975-09-25 1977-03-28 Fuesukopatoroole:Kk Method and system for scientific guard

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53152317U (ja) * 1978-04-27 1978-11-30

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS512597A (ja) * 1974-06-14 1976-01-10 Hitachi Ltd Ketsusokuki
JPS5240000A (en) * 1975-09-25 1977-03-28 Fuesukopatoroole:Kk Method and system for scientific guard

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56153135A (en) 1981-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4972404B2 (ja) 旋回制御装置、旋回制御方法、および建設機械
US6108948A (en) Method and device for controlling construction machine
JP3091667B2 (ja) 建設機械の領域制限掘削制御装置
US7067999B2 (en) Rotation control device of working machine
KR860001715B1 (ko) 유압회로장치의 제어시스템
KR100281009B1 (ko) 2피스부움식 유압셔블의 간섭 방지장치
US5975214A (en) Working machine control device for construction machinery
JP4444884B2 (ja) 建設機械および建設機械に用いられる制御装置
EP0900887A1 (en) Controller of construction machine
JP3147188B2 (ja) 作業機の振動抑制装置
JP3198249B2 (ja) 建設機械の干渉防止装置
JPH0222241B2 (ja)
JP2002167794A (ja) 油圧ショベルのフロント制御装置
JP3310783B2 (ja) 作業機の干渉防止装置
JP2966642B2 (ja) 油圧作業機械における作業装置の振動抑制制御装置
KR20010079934A (ko) 건설기계의 유압회로제어장치
JPS5826128A (ja) 腕式作業機のバケツト角制御方法
JPS6234888B2 (ja)
JPH083187B2 (ja) パワ−シヨベルのバケツト角度制御装置
JPH0250259B2 (ja)
JPH0726414B2 (ja) 掘削機の掘削速度制御装置
JPH04353130A (ja) 油圧作業機械における作業装置の振動抑制制御装置
KR20030008572A (ko) 굴삭기의 자동 작업을 수행하기 위한 유압 제어 장치 및방법
JPH0556521B2 (ja)
JPH0560104A (ja) 油圧作業機械における作業装置の振動抑制制御装置