JPH02221609A - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents
内燃機関の動弁装置Info
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- JPH02221609A JPH02221609A JP1042749A JP4274989A JPH02221609A JP H02221609 A JPH02221609 A JP H02221609A JP 1042749 A JP1042749 A JP 1042749A JP 4274989 A JP4274989 A JP 4274989A JP H02221609 A JPH02221609 A JP H02221609A
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- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A0発明の目的
(1)産業上の利用分野
本発明は、動弁カムに連動、連結されるカム側ピストン
と、閉弁方向にばね付勢された機関弁に連動、連結され
る弁側ピストンとの間に、油圧増大に応じて弁側ピスト
2ンを機関弁開弁方向に駆動すべく作動油圧室が画成さ
れ、該作動油圧室には、油圧解放弁ならびに該油圧解放
弁と並列であって作動油圧室側からの作動油の流通を阻
止する第1逆止弁を介してアキュムレータが接続され、
アキュムレータおよび第1逆止弁間には、圧油供給源が
、該圧油供給源側からの作動油流通のみを許容する第2
逆止弁を介して接続される内燃機関の動弁装置に関する
。
と、閉弁方向にばね付勢された機関弁に連動、連結され
る弁側ピストンとの間に、油圧増大に応じて弁側ピスト
2ンを機関弁開弁方向に駆動すべく作動油圧室が画成さ
れ、該作動油圧室には、油圧解放弁ならびに該油圧解放
弁と並列であって作動油圧室側からの作動油の流通を阻
止する第1逆止弁を介してアキュムレータが接続され、
アキュムレータおよび第1逆止弁間には、圧油供給源が
、該圧油供給源側からの作動油流通のみを許容する第2
逆止弁を介して接続される内燃機関の動弁装置に関する
。
(2)従来の技術
従来、かかる装置は、たとえば特開昭61−22991
2号公報等により公知である。
2号公報等により公知である。
(3) 発明が解決しようとする課題かかる装置は、
作動油圧室の油圧がカム側ピストンの作動に応じて増大
するのに応じて弁側ピストンを機関弁開弁方向に作動せ
しめるとともに、油圧解放弁により作動油圧室の油圧を
制御することにより、機関弁の開弁作動態様を動弁カム
のカムプロフィルから定まるものとはずらせるようにし
たものであり、アキュムレータは、油圧解放弁から逃が
される作動油を蓄えておき、作動油圧室の容積増大時に
作動油を作動油圧室に戻す働きをするものである。
作動油圧室の油圧がカム側ピストンの作動に応じて増大
するのに応じて弁側ピストンを機関弁開弁方向に作動せ
しめるとともに、油圧解放弁により作動油圧室の油圧を
制御することにより、機関弁の開弁作動態様を動弁カム
のカムプロフィルから定まるものとはずらせるようにし
たものであり、アキュムレータは、油圧解放弁から逃が
される作動油を蓄えておき、作動油圧室の容積増大時に
作動油を作動油圧室に戻す働きをするものである。
しかるに、かかる装置では摺動部からの洩れ分が圧油供
給源から補給されるだけで、基本的には作動油が回路内
を循環するものであり、油温の上昇や作動油の劣化が避
けられない。
給源から補給されるだけで、基本的には作動油が回路内
を循環するものであり、油温の上昇や作動油の劣化が避
けられない。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、作
動油の油温上昇および劣化を回避し得るようにした内燃
機関の動弁装置を提供することを目的とする。
動油の油温上昇および劣化を回避し得るようにした内燃
機関の動弁装置を提供することを目的とする。
B0発明の構成
(1)課題を解決するための手段
本発明は、油圧解放弁からアキュムレータの蓄圧室を経
て第1逆止弁に至るまでの油圧経路に、該油圧経路を外
部に連通させ得る排出路が接続されることを第1の特徴
とする。
て第1逆止弁に至るまでの油圧経路に、該油圧経路を外
部に連通させ得る排出路が接続されることを第1の特徴
とする。
また本発明の第2の特徴によれば、排出路は、蓄圧室内
の油圧が所定値以上で蓄圧室内に連通すべくアキュムレ
ータ本体に設けられる。
の油圧が所定値以上で蓄圧室内に連通すべくアキュムレ
ータ本体に設けられる。
本発明の第3の特徴によれば、排出路は、絞りを有して
油圧解放弁およびアキュムレータ間の油路に接続される
。
油圧解放弁およびアキュムレータ間の油路に接続される
。
さらに本発明の第4の特徴によれば、排出路は、カム側
ピストンが機関弁開弁方向に一定量以上作動していると
きにのみ外部に連通すべく配設される。
ピストンが機関弁開弁方向に一定量以上作動していると
きにのみ外部に連通すべく配設される。
(2)作用
上記第1の特徴によれば、排出路から作動油を排出し、
その排出量に対応する量の作動油を圧油供給源から補給
することにより、回路内の作動油の一部を入れ換えるこ
とが可能となる。
その排出量に対応する量の作動油を圧油供給源から補給
することにより、回路内の作動油の一部を入れ換えるこ
とが可能となる。
また上記第2の特徴によれば、アキュムレータ本来の機
能を損なわずに、作動油を排出することができる。
能を損なわずに、作動油を排出することができる。
上記第3の特徴によれば、絞りで絞られることにより作
動油排出量が制限され、アキュムレータ本来の機能を損
なうことはない。
動油排出量が制限され、アキュムレータ本来の機能を損
なうことはない。
さらに上記第4の特徴によれば、作動油排出時期を制限
して作動油が無闇に排出されることを避けることができ
る。
して作動油が無闇に排出されることを避けることができ
る。
(3)実施例
以下、図面により本発明の実施例について説明する。
先ず本発明の第1実施例を示す第1図において、機関の
シリンダヘッド1には、図示しないシリンダブロックと
の間に形成される燃焼室2の天井面に開口する吸気弁口
3が図示しない吸気ボートに連通して穿設されており、
機関弁としての吸気弁4が、吸気弁口3を開閉すべくシ
リンダヘラl−1に設けられたガイド筒5により上下移
動自在に案内される。しかも吸気弁4の上端部に設けら
れた鍔部4aとシリンダヘッド1との間には、弁ばね6
が縮設されており、この弁ばね6のばね力により吸気弁
4は上方すなわち閉弁方向に向けてばね付勢されている
。
シリンダヘッド1には、図示しないシリンダブロックと
の間に形成される燃焼室2の天井面に開口する吸気弁口
3が図示しない吸気ボートに連通して穿設されており、
機関弁としての吸気弁4が、吸気弁口3を開閉すべくシ
リンダヘラl−1に設けられたガイド筒5により上下移
動自在に案内される。しかも吸気弁4の上端部に設けら
れた鍔部4aとシリンダヘッド1との間には、弁ばね6
が縮設されており、この弁ばね6のばね力により吸気弁
4は上方すなわち閉弁方向に向けてばね付勢されている
。
一方、シリンダヘッド1の上方には、図示しないクラン
ク軸により回転駆動されるカムシャフト7が配設されて
おり、このカムシャフト7に設けられた動弁カム8と、
前記吸気弁5との間に油圧駆動機構10が配設される。
ク軸により回転駆動されるカムシャフト7が配設されて
おり、このカムシャフト7に設けられた動弁カム8と、
前記吸気弁5との間に油圧駆動機構10が配設される。
油圧駆動機構10は、シリンダへラド1の上方で該シリ
ンダへラド1に固定される支持部11に設けられるもの
であり、吸気弁4の上方で該吸気弁4の開閉作動方向に
軸線を合わせて支持部11に固定配置されるシリンダ体
12と、吸気弁4の上端に当接してシリンダ体12の下
部に摺動可能に嵌合される弁側ピストン13と、動弁カ
ム8に摺接するリフタ14と、該リフタ14に上端を当
接させてシリンダ体12の上部に摺動可能に嵌合される
とともに弁側ピストン13との間に作動油圧室15を形
成するカム側ピストン16とを備える。
ンダへラド1に固定される支持部11に設けられるもの
であり、吸気弁4の上方で該吸気弁4の開閉作動方向に
軸線を合わせて支持部11に固定配置されるシリンダ体
12と、吸気弁4の上端に当接してシリンダ体12の下
部に摺動可能に嵌合される弁側ピストン13と、動弁カ
ム8に摺接するリフタ14と、該リフタ14に上端を当
接させてシリンダ体12の上部に摺動可能に嵌合される
とともに弁側ピストン13との間に作動油圧室15を形
成するカム側ピストン16とを備える。
リフタ14は、有底円筒状に形成されるものであり、シ
リンダ体12と同軸にして支持部11の上部に設けられ
た摺動孔17に摺動可能に嵌合される。而してリフタ1
4の閉塞端外面中央が動弁カム8に当接され、リフタ1
4の閉塞端内面中央がカム側ピストン16に当接される
。
リンダ体12と同軸にして支持部11の上部に設けられ
た摺動孔17に摺動可能に嵌合される。而してリフタ1
4の閉塞端外面中央が動弁カム8に当接され、リフタ1
4の閉塞端内面中央がカム側ピストン16に当接される
。
作動油圧室15には、シリンダ体12および支持部11
に穿設される油路18が連通されており、この油路18
には、油圧閉回路19が接続される。
に穿設される油路18が連通されており、この油路18
には、油圧閉回路19が接続される。
該油°圧閉回路19は、油圧解放弁20と、アキュムレ
ータ21と、第1逆止弁22とがこの順に接続されて成
るものであり、油路18は第1逆止弁22および油圧解
放弁19間に接続される。
ータ21と、第1逆止弁22とがこの順に接続されて成
るものであり、油路18は第1逆止弁22および油圧解
放弁19間に接続される。
油圧解放弁20は、作動油圧室15の油圧を制御すべく
開閉作動制御されるものであり、たとえばソレノイド弁
である。またアキュムレータ21は、支持部11の上部
に固定的に配設される円筒部23の上部開放端がM24
で閉塞されて成るアキュムレータ本体25と、円筒部2
3の下部閉塞端との間に蓄圧室27を画成しながらアキ
ュムレータ本体25に摺動可能に嵌合される反力ビスト
ン26と、蓄圧室27の容積を収縮させる方向のばね力
を発揮すべく反力ビストン26および蓋24間に縮設さ
れるばね28とを備え、油圧解放弁20は油路29を介
して蓄圧室27に接続される。
開閉作動制御されるものであり、たとえばソレノイド弁
である。またアキュムレータ21は、支持部11の上部
に固定的に配設される円筒部23の上部開放端がM24
で閉塞されて成るアキュムレータ本体25と、円筒部2
3の下部閉塞端との間に蓄圧室27を画成しながらアキ
ュムレータ本体25に摺動可能に嵌合される反力ビスト
ン26と、蓄圧室27の容積を収縮させる方向のばね力
を発揮すべく反力ビストン26および蓋24間に縮設さ
れるばね28とを備え、油圧解放弁20は油路29を介
して蓄圧室27に接続される。
さらに第1逆止弁22は、油圧解放弁20を迂回して蓄
圧室27および油路18間を結ぶ油路30の途中に介設
されるものであり、油路18側の油圧が蓄圧室27例の
油圧よりも一定値以上低いときに蓄圧室27から油路1
8側への作動油の流通のみを許容し、油路18側からの
作動油の流通を阻止するものである。
圧室27および油路18間を結ぶ油路30の途中に介設
されるものであり、油路18側の油圧が蓄圧室27例の
油圧よりも一定値以上低いときに蓄圧室27から油路1
8側への作動油の流通のみを許容し、油路18側からの
作動油の流通を阻止するものである。
かかる油圧閉回路19の油路30において、蓄圧室27
および第1逆止弁22間には、第2逆止弁31を介して
圧油供給源32が接続される。而して第2逆止弁31は
、蓄圧室27および第1逆止弁22間における油路30
の油圧が圧油供給源32の油圧よりも一定値以上低い時
に圧油供給源32からの作動油の流通のみを許容し、圧
油供給源32側への作動油の流通を阻止するものである
。
および第1逆止弁22間には、第2逆止弁31を介して
圧油供給源32が接続される。而して第2逆止弁31は
、蓄圧室27および第1逆止弁22間における油路30
の油圧が圧油供給源32の油圧よりも一定値以上低い時
に圧油供給源32からの作動油の流通のみを許容し、圧
油供給源32側への作動油の流通を阻止するものである
。
ところで本発明に従えば、油圧解放弁22からアキュム
レータ21の蓄圧室27を経て第1逆止弁22に至るま
での油圧経路に、該油圧経路を外部に連通させ得る排出
路が設けられるものであり、この実施例では、排出路と
しての排出孔33がアキュムレータ21のアキュムレー
タ本体25に穿設される。すなわち排出孔33は、アキ
ュムレータ本体25を構成する円筒部23に動弁カム8
側に向けて開口するようにして穿設される。しかも該排
出孔33は、蓄圧室27内の油圧が所定値未満であると
きには反力ビストン26で閉塞され、蓄圧室27の油圧
が所定値以上となったときに反力ビストン26による閉
塞状態が解除されるようにして円筒部23に穿設される
ものである。
レータ21の蓄圧室27を経て第1逆止弁22に至るま
での油圧経路に、該油圧経路を外部に連通させ得る排出
路が設けられるものであり、この実施例では、排出路と
しての排出孔33がアキュムレータ21のアキュムレー
タ本体25に穿設される。すなわち排出孔33は、アキ
ュムレータ本体25を構成する円筒部23に動弁カム8
側に向けて開口するようにして穿設される。しかも該排
出孔33は、蓄圧室27内の油圧が所定値未満であると
きには反力ビストン26で閉塞され、蓄圧室27の油圧
が所定値以上となったときに反力ビストン26による閉
塞状態が解除されるようにして円筒部23に穿設される
ものである。
次にこの第1実施例の作用について説明すると、吸気弁
4の全閉状態では、油圧駆動機構10が図示の状態にあ
り、この状態からカムシャフト7の回転により動弁カム
8が押下げられると、カム側ピストン16が下方に押圧
駆動され、作動油圧室15の容積が収縮せしめられる。
4の全閉状態では、油圧駆動機構10が図示の状態にあ
り、この状態からカムシャフト7の回転により動弁カム
8が押下げられると、カム側ピストン16が下方に押圧
駆動され、作動油圧室15の容積が収縮せしめられる。
この際、油圧解放弁20が閉弁しているときには、作動
油圧室15の油圧が増大し、その油圧増大に応じて発側
ピストン13が下方に押圧され、吸気弁4が弁ばね6の
ばね力に抗して開弁する。また吸気弁4が全開状態とな
った後に、動弁カム8によるリフタ14への押圧力が解
除されると、吸気弁4は弁ばね6のばね力により上方す
なわち閉弁方向に駆動され、発側ピストン13、カム側
ピストン16およびリフタ14も上方に押上げられる。
油圧室15の油圧が増大し、その油圧増大に応じて発側
ピストン13が下方に押圧され、吸気弁4が弁ばね6の
ばね力に抗して開弁する。また吸気弁4が全開状態とな
った後に、動弁カム8によるリフタ14への押圧力が解
除されると、吸気弁4は弁ばね6のばね力により上方す
なわち閉弁方向に駆動され、発側ピストン13、カム側
ピストン16およびリフタ14も上方に押上げられる。
このようにして油圧解放弁20が閉弁状態にあるときに
は、吸気弁4を、動弁カム8のカムプロフィルに応じた
タイミングおよびリフト量で開閉駆動することができる
。
は、吸気弁4を、動弁カム8のカムプロフィルに応じた
タイミングおよびリフト量で開閉駆動することができる
。
ところで、油圧解放弁20は、その開閉時期を制御する
ことにより作動油圧室15の油圧特性を動弁カム8のカ
ムプロフィルに対応した油圧特性とはずらせることがで
き、それにより吸気弁4の開閉作動タイミングおよびリ
フト量を動弁カム8のカムプロフィルに対応するものか
ら変化させることができる。
ことにより作動油圧室15の油圧特性を動弁カム8のカ
ムプロフィルに対応した油圧特性とはずらせることがで
き、それにより吸気弁4の開閉作動タイミングおよびリ
フト量を動弁カム8のカムプロフィルに対応するものか
ら変化させることができる。
しかも油圧解放弁20の開弁作動に応じてアキュムレー
タ21の蓄圧室27に蓄えられる作動油は、該蓄圧室2
7の油圧が所定値以上となるのに応じて排出孔33から
動弁カム8側に向けて排出され、排出された作動油は動
弁カム8およびリフタ14の当接面の潤滑に寄与するこ
とができる。
タ21の蓄圧室27に蓄えられる作動油は、該蓄圧室2
7の油圧が所定値以上となるのに応じて排出孔33から
動弁カム8側に向けて排出され、排出された作動油は動
弁カム8およびリフタ14の当接面の潤滑に寄与するこ
とができる。
したがってアキュムレータ21本来の機能を損なうこと
なく一部の作動油を排出することができ、また排出孔3
3が油圧閉回路19において最上方に位置する蓄圧室2
7内の上部に連通し得るものであるので油圧閉回路19
内に混入した空気を排出孔33から抜くことができる。
なく一部の作動油を排出することができ、また排出孔3
3が油圧閉回路19において最上方に位置する蓄圧室2
7内の上部に連通し得るものであるので油圧閉回路19
内に混入した空気を排出孔33から抜くことができる。
このようにして排出孔33から排出される作動油に対応
する量の作動油は、圧油供給源32から第2逆止弁3工
を介して油圧閉回路19に戻され、したがって摺動分か
ら洩れる看取上の作動油を排出し、その排出分を圧油供
給源32から補給するようにして作動油の一部を入換え
ることにより、作動油の油温か過度に上昇することを回
避することができ、また作動油の劣化を回避することか
できる。
する量の作動油は、圧油供給源32から第2逆止弁3工
を介して油圧閉回路19に戻され、したがって摺動分か
ら洩れる看取上の作動油を排出し、その排出分を圧油供
給源32から補給するようにして作動油の一部を入換え
ることにより、作動油の油温か過度に上昇することを回
避することができ、また作動油の劣化を回避することか
できる。
第2図は本発明の第2実施例を示すものであり、上記第
1実施例に対応する部分には同一の参照符号を付す。
1実施例に対応する部分には同一の参照符号を付す。
油圧閉回路19において、油圧解放弁20と、アキュム
レータ21の蓄圧室27とを結ぶ油路29の途中には、
排出路34が接続される。この排出路34は、摺動孔1
7の開口縁付近で動弁カム8側に向いて開口するように
して支持部11に穿設されるものであり、この排出路3
4の先端には絞り34aが設けられる。
レータ21の蓄圧室27とを結ぶ油路29の途中には、
排出路34が接続される。この排出路34は、摺動孔1
7の開口縁付近で動弁カム8側に向いて開口するように
して支持部11に穿設されるものであり、この排出路3
4の先端には絞り34aが設けられる。
この第2実施例によれば、排出路34からの作動油排出
量を絞り34aで絞ることができ、それによりアキュム
レータ21の機能に支障を来すことを回避することがで
き、第1実施例と同様の効果を奏することができる。
量を絞り34aで絞ることができ、それによりアキュム
レータ21の機能に支障を来すことを回避することがで
き、第1実施例と同様の効果を奏することができる。
本発明の他の実施例として、上記排出路34に絞り34
aを設けずに、開閉制御可能な制御弁を排出路34の途
中に介設するようにしてもよい。
aを設けずに、開閉制御可能な制御弁を排出路34の途
中に介設するようにしてもよい。
第3図は本発明の第3実施例を示すものであり、上記第
1および第2実施例に対応する部分には同一の参照符号
を付す。
1および第2実施例に対応する部分には同一の参照符号
を付す。
油圧閉回路19において、油圧解放弁20と、アキュム
レータ21の蓄圧室27とを結ぶ油路29の途中には、
先端に絞り34aを有する排出路34が接続される。し
かも絞り34aは、摺動孔17の内面中間部に開口する
ものであり、リフタ14が第3図の鎖線で示す上限位!
から開弁方向すなわち下方に一定量以上作動していると
きにのみ外部に連通し、開弁方向へのりフタ14の移動
量が上記一定量未満のときには該リフタ14により閉塞
されるべく配設される。
レータ21の蓄圧室27とを結ぶ油路29の途中には、
先端に絞り34aを有する排出路34が接続される。し
かも絞り34aは、摺動孔17の内面中間部に開口する
ものであり、リフタ14が第3図の鎖線で示す上限位!
から開弁方向すなわち下方に一定量以上作動していると
きにのみ外部に連通し、開弁方向へのりフタ14の移動
量が上記一定量未満のときには該リフタ14により閉塞
されるべく配設される。
この第3実施例によれば、制限された一定の期間のみ、
作動油を絞り34aで絞りながら排出することができ、
上記第2実施例の効果を奏した上に、作動油を無闇に排
出することを回避することができる。
作動油を絞り34aで絞りながら排出することができ、
上記第2実施例の効果を奏した上に、作動油を無闇に排
出することを回避することができる。
以上の実施例では、油圧解放弁20としてソレノイド弁
を用いた例を示したが、油圧解放弁20としでは、その
ようなものに限定されず、機械式のものであってもよい
。また吸気弁の動弁装置だけでなく排気弁の動弁装置に
も本発明を適用可能である。
を用いた例を示したが、油圧解放弁20としでは、その
ようなものに限定されず、機械式のものであってもよい
。また吸気弁の動弁装置だけでなく排気弁の動弁装置に
も本発明を適用可能である。
C1発明の効果
以上のように本発明の第1の特徴によれば、油圧解放弁
からアキュムレータの蓄圧室を経て第1逆止弁に至るま
での油圧経路に、該油圧経路を外部に連通させ得る排出
路が接続されるので、作動油の一部を入換えるようにし
て、作動油温の上昇および作動油劣化を回避することが
できる。
からアキュムレータの蓄圧室を経て第1逆止弁に至るま
での油圧経路に、該油圧経路を外部に連通させ得る排出
路が接続されるので、作動油の一部を入換えるようにし
て、作動油温の上昇および作動油劣化を回避することが
できる。
また本発明の第2の特徴によれば、排出路は、蓄圧室内
の油圧が所定値以上で蓄圧室内に連通すべくアキュムレ
ータ本体に設けられるので、アキュムレータの機能を損
なうことなく作動油の排出が可能となる。
の油圧が所定値以上で蓄圧室内に連通すべくアキュムレ
ータ本体に設けられるので、アキュムレータの機能を損
なうことなく作動油の排出が可能となる。
本発明の第3の特徴によれば、排出路は、絞りを有して
油圧解放弁およびアキュムレータ間の油路に接続される
ので、作動油排出量を絞ることによりアキュムレータの
機能をFMなうことなく作動油排出が可能となる。
油圧解放弁およびアキュムレータ間の油路に接続される
ので、作動油排出量を絞ることによりアキュムレータの
機能をFMなうことなく作動油排出が可能となる。
さらに本発明の第4の特徴によれば、排出路は、カム側
ピストンが機関弁開弁方向に一定量以上作動していると
きにのみ外部に連通すべく配設されるので、作動油の排
出時期を制限して作動油が無闇に排出されることを回避
することができる。
ピストンが機関弁開弁方向に一定量以上作動していると
きにのみ外部に連通すべく配設されるので、作動油の排
出時期を制限して作動油が無闇に排出されることを回避
することができる。
第1図は本発明の第1実施例を示す縦断側面図、第2図
および第3図は本発明の第2および第3実施例をそれぞ
れ示すための第1図に対応した縦断側面図である。 4・・・機関弁としての吸気弁、8・・・動弁カム、1
3・・・発側ピストン、15・・・作動油圧室、16・
・・カム側ピストン、20・・・油圧解放弁、21・・
・アキュムレータ、22・・・第1逆止弁、25・・・
アキュムレータ本体、27・・・蓄圧室、31・・・第
2逆止弁、32・・・圧油供給源、33・・・排出路と
しての排出孔、34・・・排出路、34a・・・絞り 特 許 出 願 人 本田技研工業株式会社 代 理 人 プを 理 士 落 合 健 同 1) 中 隆 秀 第2図
および第3図は本発明の第2および第3実施例をそれぞ
れ示すための第1図に対応した縦断側面図である。 4・・・機関弁としての吸気弁、8・・・動弁カム、1
3・・・発側ピストン、15・・・作動油圧室、16・
・・カム側ピストン、20・・・油圧解放弁、21・・
・アキュムレータ、22・・・第1逆止弁、25・・・
アキュムレータ本体、27・・・蓄圧室、31・・・第
2逆止弁、32・・・圧油供給源、33・・・排出路と
しての排出孔、34・・・排出路、34a・・・絞り 特 許 出 願 人 本田技研工業株式会社 代 理 人 プを 理 士 落 合 健 同 1) 中 隆 秀 第2図
Claims (4)
- (1)動弁カムに連動、連結されるカム側ピストンと、
閉弁方向にばね付勢された機関弁に連動、連結される弁
側ピストンとの間に、油圧増大に応じて弁側ピストンを
機関弁開弁方向に駆動すべく作動油圧室が画成され、該
作動油圧室には、油圧解放弁ならびに該油圧解放弁と並
列であって作動油圧室側からの作動油の流通を阻止する
第1逆止弁を介してアキュムレータが接続され、アキュ
ムレータおよび第1逆止弁間には、圧油供給源が、該圧
油供給源側からの作動油流通のみを許容する第2逆止弁
を介して接続される内燃機関の動弁装置において、油圧
解放弁からアキュムレータの蓄圧室を経て第1逆止弁に
至るまでの油圧経路に、該油圧経路を外部に連通させ得
る排出路が接続されることを特徴とする内燃機関の動弁
装置。 - (2)前記排出路は、蓄圧室内の油圧が所定値以上で蓄
圧室内に連通すべくアキュムレータ本体に設けられるこ
とを特徴とする第(1)項記載の内燃機関の動弁装置。 - (3)前記排出路は、絞りを有して油圧解放弁およびア
キュムレータ間の油路に接続されることを特徴とする第
(1)項記載の内燃機関の動弁装置。 - (4)前記排出路は、カム側ピストンが機関弁開弁方向
に一定量以上作動しているときにのみ外部に連通すべく
配設されることを特徴とする第(3)項記載の内燃機関
の動弁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1042749A JPH02221609A (ja) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | 内燃機関の動弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1042749A JPH02221609A (ja) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | 内燃機関の動弁装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02221609A true JPH02221609A (ja) | 1990-09-04 |
Family
ID=12644661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1042749A Pending JPH02221609A (ja) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | 内燃機関の動弁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02221609A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102013220555A1 (de) * | 2013-10-11 | 2015-04-16 | Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg | Hydraulische Ventilsteuerung einer Brennkraftmaschine |
CN104903552A (zh) * | 2013-01-03 | 2015-09-09 | 瓦锡兰芬兰有限公司 | 用于控制排气门的关闭的排气门装置和方法 |
CN107075984A (zh) * | 2014-09-17 | 2017-08-18 | Fca美国有限责任公司 | 具有集成液压流体保留的发动机可变气门升程系统 |
-
1989
- 1989-02-22 JP JP1042749A patent/JPH02221609A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104903552A (zh) * | 2013-01-03 | 2015-09-09 | 瓦锡兰芬兰有限公司 | 用于控制排气门的关闭的排气门装置和方法 |
CN104903552B (zh) * | 2013-01-03 | 2017-11-03 | 瓦锡兰芬兰有限公司 | 用于控制排气门的关闭的排气门装置和方法 |
DE102013220555A1 (de) * | 2013-10-11 | 2015-04-16 | Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg | Hydraulische Ventilsteuerung einer Brennkraftmaschine |
DE102013220555B4 (de) * | 2013-10-11 | 2015-05-13 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Hydraulische Ventilsteuerung einer Brennkraftmaschine |
CN107075984A (zh) * | 2014-09-17 | 2017-08-18 | Fca美国有限责任公司 | 具有集成液压流体保留的发动机可变气门升程系统 |
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