JPH0222146Y2 - - Google Patents

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JPH0222146Y2
JPH0222146Y2 JP1985038357U JP3835785U JPH0222146Y2 JP H0222146 Y2 JPH0222146 Y2 JP H0222146Y2 JP 1985038357 U JP1985038357 U JP 1985038357U JP 3835785 U JP3835785 U JP 3835785U JP H0222146 Y2 JPH0222146 Y2 JP H0222146Y2
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solder
contact
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schema
bath
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、はんだ槽、更に特定すると静止はん
だ槽に設置してはんだ液面の高さを監視する装置
に関する。
[従来の技術] 自動はんだ付け装置はプリント基板を走行さ
せ、フラツクス塗布、予備加熱等の前処理を施し
てから溶融はんだに接触させてはんだ付けするも
のである。自動はんだ付け装置のはんだ槽では多
数のプリント基板を順次はんだ付けするため、は
んだ槽中の溶融はんだはプリント基板に付着して
徐々に少なくなつてゆく。溶融はんだの量が少な
くなると、はんだ液面が下つてプリント基板は溶
融はんだに接することができなくなり、はんだの
付着しないはんだ付け不良となつてしまう。従つ
て従来より自動はんだ付け装置のはんだ槽には溶
融はんだの液面を監視する液面検出装置が設置さ
れており、該液面が下つた場合にはこれを検出し
て指令を発し、自動的にはんだ供給装置からはん
だを供給することが行われていた。従来の液面検
出装置は溶融はんだ中にフロートを浮かべ、はん
だ液面の上下動に伴うフロートの上下動でフロー
トの上方に設置されたスイツチを作動させること
により電気的信号を発するようにしたものであつ
たが、フロートを用いた液面検出装置はフロート
で作動させるスイツチがバネを介した接点の接触
により行なわれるものであるためバネの弾性移動
分、所謂遊び分だけ感度が鈍いものであつた。
今日のように非常に小型化、軽量化された電子
機器では使用されるプリント基板も厚さが非常に
薄くなつているが、斯様に薄いプリント基板を自
動はんだ付け装置ではんだ付けするには、はんだ
槽の液面も厳密に管理しなければならない。例え
ば0.5mmのセラミツク製プリント基板を自動はん
だ付け装置ではんだ付けするためには液面の上下
移動の許容限度は所定の液面高さ±0.5mm以内に
しなければならないものであるが従来のフロート
を用いた液面検出装置では如何にスイツチの遊び
を少なくしても±1.0mm以内に抑えることは不可
能とされていた。またフロートを用いた液面検出
装置は静止はんだ槽のように、はんだ液面の酸化
物を掻き取るスキーマが走行するようなものでは
フロートがスキーマの掻き取り作業の邪魔をして
しまうものであつた。
[考案の目的] 本考案は従来の欠点に鑑み成されたもので、液
面検出が正確に行えるばかりか、スキーマ走行の
邪魔にはならないという液面検出装置を提供する
ことにある。
[考案の構成] 本考案者は高さを検出する液体が電気を良く導
通する材料であることに着目して本考案を完成さ
せた。本考案は、はんだ液面と該はんだ液面上方
に設置した接触針との電気的導通状態を感知する
ことにより液面の高さを検出するようにした装置
である。
[実施例] 以下図面に基ずいて本考案を説明する。
長尺の本体1は、はんだ槽上を走行するスキー
マ11の上方に水平に設置されている。該本体の
一端には接触体2が回動自在に取り付けられてい
る。接触体2は重心が著しく下方に偏つた形状と
なつており、実施例では第3,4図に示すように
上方が小さい円で下方が大きい円の惰円状になつ
たものを用いる。接触体の小さい円の部分を本体
に取付け、大きい円には先端を鋭利にした接触針
3が固定してあるため重心が下方となり、大きい
円の部分が常時下方を向くようになつている。ま
た本体1の他端は後述スキーマのチエーンを跨ぐ
ようにして保持体4によりはんだ槽の外壁に設置
されている。該保持体は絶縁材料から成り下方に
は縦長の孔5が穿設されていて、該孔にはボルト
6を挿通しナツト7で締め付けることにより保持
体ははんだ槽に設置されるもので、縦孔の移動範
囲内で上下位置が調整できるようになつている。
本体にはリード8が接触されており、該リードは
図示しない制御装置に接続され、制御装置ははん
だ槽内のはんだSと電気的に接続されている。従
つて接触針3が溶融はんだSに接触しているとき
は、接触針−本体−リード−制御装置−溶融はん
だ−接触針の回路が形成されている。制御装置は
上記回路が切れた時、即ちはんだ液面が下がつて
接触針がはんだ液面に接触できなくなつた時に信
号を発し、図示しないはんだ供給装置を作動させ
てはんだをはんだ槽に供給するようにする。そし
て供給されたはんだによりはんだ液面が上昇し接
触針にはんだ液面が接触するようになるとはんだ
の供給が停止されるものである。本考案装置を設
置する静止はんだ槽9の両側には一対のチエーン
10が走行しており、該チエーンにはスキーマ1
1を取付けた横棒12が架橋されている。また静
止はんだ槽の上方にはプリント基板13を保持す
るキヤリヤー14が走行しており、該キヤリアー
は、はんだ槽9の上方にきて走行が停止し、矢印
Aの如く降下し溶融はんだSに接触してプリント
基板にはんだ付けが行われるものである。スキー
マは、キヤリアーがはんだ槽に降下している時は
はんだ槽以外の所で走行を停止しており、キヤリ
ヤーとスキーマが衝突することはないようになつ
ている。本考案はんだ液面検出装置の接触針はス
キーマの内側であるがキヤリヤーの降下に邪魔に
ならない位置に設置してある。
次に本考案の作動について説明する。
接触針3がはんだ液面に接触している時には、
はんだ供給装置へはんだを供給する信号は発せら
れないが、はんだ槽中のはんだが減少し、液面が
下がるとはんだ液面と接触針との導通が断たれ信
号が発せられてはんだ槽にはんだが供給される。
このはんだ供給によりはんだ液面が上昇し再び接
触針に接触するようになると信号は止まつてはん
だの供給は停止される。ところで接触針を設置し
た接触部2はスキーマの横棒12の通過する位置
にあるためスキーマが通過する時、横棒12は接
触部に当ることになる。しかるに接触部2は回動
自在となつているため第4図に示すように走行
(矢印B)する横棒12に押されて上方(矢印C)
に回動する。そして横棒12が通過し終ると接触
部はまた元に戻つて接触針3は垂直方向を向くも
のである。
横棒12に押されると接触針3ははんだ液面と
離れてしまうがこの時、導通が切れたという信号
を発するとはんだ供給装置からはんだが供給され
てしまい所定の液面を保つていられなくなつてし
まう。そこでスキーマの横棒の通過時、接触針が
はんだ液面から離れてもこの時の信号は送られな
いような処理を施しておく必要がある。その処理
の一つは、本考案装置を二つ用意し、スキーマの
走行方向前後に各一つづつ設置するとともにそれ
ぞれのリードを接続して一本にし、それを制御装
置に送る。この様に本考案装置をスキーマの進行
方向に二ケ所設置しておくと一ケ所がはんだ液面
から離れても他の一ケ所ははんだ液面に接触して
いるため導通が切れることはない。はんだ液面が
下がつた時には両方ともはんだ液面と接触しなく
なるため導通がなくなり信号が発せられてはんだ
が供給されるようになる。またもう一つの処理は
遅延装置の設置である。遅延装置は短かい導通の
切断を感知せず、或る時間以上導通がない時にそ
れを感知するようにしたもので、スキーマ通過時
は接触針のはんだ液面から離れる時間が短いため
これを感知しない。しかるにはんだ液面が下がつ
た場合には接触針がはんだ液面から離れる時間が
長くなるため信号を発することになる。
なお、実施例では接触体の下端に接触針を設置
したもので示したが、接触針自体を本体に回動自
在に設置しても良い。
[考案の効果] 以上説明した如く、本考案はスキーマ通過に全
く邪魔とならず、しかもスキーマによつて配化物
を掻き取つた後の清浄なはんだ液面に接触針を接
触させるため非常に正確な液面検出が行えるとい
う従来にない優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置を設置した静止はんだ槽の
正面断面図、第2図は本考案装置の正面図、第
3,4図は接触部の回動を説明する側面図であ
る。 1……本体、3……接触針、9……静止はんだ
槽、S……溶融はんだ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長尺の本体がはんだ槽上を走行するスキーマの
    上方に水平に設置されており、該本体の端部には
    常時下方を向く接触針が回動自在に設置されてい
    るとともに、接触針とはんだ液面との接触状態を
    電気の通・断で検知することを特徴とする液面検
    出装置。
JP1985038357U 1985-03-19 1985-03-19 Expired JPH0222146Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985038357U JPH0222146Y2 (ja) 1985-03-19 1985-03-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985038357U JPH0222146Y2 (ja) 1985-03-19 1985-03-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61158357U JPS61158357U (ja) 1986-10-01
JPH0222146Y2 true JPH0222146Y2 (ja) 1990-06-14

Family

ID=30545289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985038357U Expired JPH0222146Y2 (ja) 1985-03-19 1985-03-19

Country Status (1)

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JP (1) JPH0222146Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52147047U (ja) * 1976-04-30 1977-11-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61158357U (ja) 1986-10-01

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