JPH02220767A - ノズル孔閉塞防止材 - Google Patents
ノズル孔閉塞防止材Info
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- JPH02220767A JPH02220767A JP3930189A JP3930189A JPH02220767A JP H02220767 A JPH02220767 A JP H02220767A JP 3930189 A JP3930189 A JP 3930189A JP 3930189 A JP3930189 A JP 3930189A JP H02220767 A JPH02220767 A JP H02220767A
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Landscapes
- Continuous Casting (AREA)
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は取鍋、タンデイツシュ等に設置した流量制御
装置のノズル孔が溶融金属の凝固により閉塞するのを防
止するノズル孔閉塞防止材の改良に関するものである。
装置のノズル孔が溶融金属の凝固により閉塞するのを防
止するノズル孔閉塞防止材の改良に関するものである。
従来の技術と発明が解決しようとする
問題点
取鍋やタンデイツシュに設置したスライディングノズル
装置のノズル孔の閉塞を防止するために、ノズル孔閉塞
防止材が用いられている。ノズル孔閉塞防止材としては
、例えば５ｉ０２８０〜９４重量％とアルカリ類２〜１
２重量％を生成分とする粒径０，５〜２゜５ ｍｍの閉
塞防止材（特公昭５５−１８１９４参照）が使用されて
いる。
装置のノズル孔の閉塞を防止するために、ノズル孔閉塞
防止材が用いられている。ノズル孔閉塞防止材としては
、例えば５ｉ０２８０〜９４重量％とアルカリ類２〜１
２重量％を生成分とする粒径０，５〜２゜５ ｍｍの閉
塞防止材（特公昭５５−１８１９４参照）が使用されて
いる。
近年、鋳造技術の発達にともない、取鍋やタンデイツシ
ュなどの溶融金属容器が大型化している。そして溶融金
属の容器内滞溜時間が長くなってきた。このため前述し
た従来の閉塞防止材では、閉塞防止材表面からの焼結層
が厚くなり、スライドゲートを開放しても閉塞防止材が
流出し難くなってきた。
ュなどの溶融金属容器が大型化している。そして溶融金
属の容器内滞溜時間が長くなってきた。このため前述し
た従来の閉塞防止材では、閉塞防止材表面からの焼結層
が厚くなり、スライドゲートを開放しても閉塞防止材が
流出し難くなってきた。
発明の目的
このような従来技術の問題点を解決し、大型溶融金属容
器に設置する流量制御装置にも十分適用できるノズル孔
閉塞防止材を提供することが本発明の目的である。
器に設置する流量制御装置にも十分適用できるノズル孔
閉塞防止材を提供することが本発明の目的である。
発明の要旨
前述の目的を達成するために、この発明は請求項１に記
載のノズル孔閉塞防止材を要旨としている。
載のノズル孔閉塞防止材を要旨としている。
問題点を解決するための手段
本発明のノズル孔閉塞防止材は閉塞防止層と、閉塞防止
層の内側に設けた焼結防止層から構成される。
層の内側に設けた焼結防止層から構成される。
閉塞防止層は５ｉＯ２８０〜９４重量％およびアルカリ
類２〜１２重量％を主成分とする閉塞防止粒体からなる
。その粒径は０．５〜２．５ｍｍであることが望ましい
。
類２〜１２重量％を主成分とする閉塞防止粒体からなる
。その粒径は０．５〜２．５ｍｍであることが望ましい
。
焼結防止層は、珪酸酸化物を主成分とする粉粒体と、熱
によって分解または結合力を失うバインダーとを混合し
て成形、乾燥して構成した成形体である。粉粒体は粒径
は０．１〜３．Ｏｍｍで純度は５ｉＯ２９９％以上でア
ルカリ類等の不純物が含有されていないことが望ましい
。
によって分解または結合力を失うバインダーとを混合し
て成形、乾燥して構成した成形体である。粉粒体は粒径
は０．１〜３．Ｏｍｍで純度は５ｉＯ２９９％以上でア
ルカリ類等の不純物が含有されていないことが望ましい
。
また焼結防止層はノズル孔開孔時に溶融金属の熱で、崩
壊するように構成する。そして、焼結防止層の強度は受
鋼面積×溶鋼の高さ×溶鋼の比重より小さいことが好ま
しい。
壊するように構成する。そして、焼結防止層の強度は受
鋼面積×溶鋼の高さ×溶鋼の比重より小さいことが好ま
しい。
本発明のノズル孔閉塞防止材は、溶融金属容器のノズル
孔へ閉塞防止粒体を充填する過程で、滞溜する溶融金属
に近くなる部位へ焼結防止層を層状に配し、ノズル孔を
塞ぐ状態に介在させることが望ましい。
孔へ閉塞防止粒体を充填する過程で、滞溜する溶融金属
に近くなる部位へ焼結防止層を層状に配し、ノズル孔を
塞ぐ状態に介在させることが望ましい。
作用効果
本発明のノズル孔閉塞防止材によれば、閉塞防止材によ
りノズルの閉塞が防止され、かつ焼結防止層によって閉
塞防止層の焼結が防止される。従って熱容量が大きい大
型の溶融金属容器に用いても、閉塞防止層の焼結が深部
まで進まない。このようにして本発明のノズル孔閉塞防
止材によればノズル孔の閉塞を確実に防止できる。
りノズルの閉塞が防止され、かつ焼結防止層によって閉
塞防止層の焼結が防止される。従って熱容量が大きい大
型の溶融金属容器に用いても、閉塞防止層の焼結が深部
まで進まない。このようにして本発明のノズル孔閉塞防
止材によればノズル孔の閉塞を確実に防止できる。
実 施 例
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
焼結防止層を以下のように構成する。珪酸酸化物を主成
分とする粉粒体と、熱によって分解するバインダーを混
合し、圧縮形成及び乾燥を行う。珪酸酸化物は、５ｉ０
２９９重量％以上のものを用いる。バインダーとしては
５００〜８００℃で分解するものを用いる。
分とする粉粒体と、熱によって分解するバインダーを混
合し、圧縮形成及び乾燥を行う。珪酸酸化物は、５ｉ０
２９９重量％以上のものを用いる。バインダーとしては
５００〜８００℃で分解するものを用いる。
例えば、デキストリン、ＰＶＡ、ＣＭＣ，デンプン、糖
蜜等を使用できる。
蜜等を使用できる。
前記のように圧縮成形及び乾燥を行い、かさ比重１．６
４の珪酸酸化物成形体を得た。
４の珪酸酸化物成形体を得た。
珪酸酸化物成形体の形状は、例えば径２００〜３００ｍ
ｍ、厚さ１０ｍｍ〜２０ｍｍのディスク型とする。
ｍ、厚さ１０ｍｍ〜２０ｍｍのディスク型とする。
次に、第１図を参照する。第１図は大型の取鍋１の底部
に設置したスライディングノズル装置７を示している。
に設置したスライディングノズル装置７を示している。
スライディングノズル装置７は取鍋１底部のノズル受は
部２に設置した上部ノズル３と、上部ノズル３の下方に
設けた固定盤４および摺動盤５、さらに摺動盤５の下方
に設けた下部ノズル６からなる。
部２に設置した上部ノズル３と、上部ノズル３の下方に
設けた固定盤４および摺動盤５、さらに摺動盤５の下方
に設けた下部ノズル６からなる。
上部ノズル３および固定盤４のノズル孔８内に閉塞防止
層９を形成する。閉塞防止層９は、５ｉＯ２８０〜９４
重量％およびアルカリ類２〜１２重量％を主成分とする
粒径０゜５〜２．５ｍｍの閉塞防止粒体を充填すること
により形成する。閉塞防止粒体は、重量比にて平均粒径
１、Ｏｍｍ（０，５〜２．５ｍｍが好ましい）の珪石（
純度９８％）７０％と、平均粒径１．Ｏｍｍ （０，５
〜２．０ｍｍが好ましい）の正長石３０％を混合して得
た。組成割合は分析の結果重量比にて５ｉ０２８６％、
ＡＡ ２０３４．５％、Ｋ２Ｏ７，０％、Ｎａ２０１．
５％、Ｆｅ２０ａ ０．６％、Ｃａ００．３％、ＭｇＯ
０，１”％であった。なお、閉塞防止層の下部は焼結を
防止するため、安価でアルカリ類の少ない５ｉＯ２９６
％の一般的な珪砂、またはクローム鉱石、ＭｇＯ。
層９を形成する。閉塞防止層９は、５ｉＯ２８０〜９４
重量％およびアルカリ類２〜１２重量％を主成分とする
粒径０゜５〜２．５ｍｍの閉塞防止粒体を充填すること
により形成する。閉塞防止粒体は、重量比にて平均粒径
１、Ｏｍｍ（０，５〜２．５ｍｍが好ましい）の珪石（
純度９８％）７０％と、平均粒径１．Ｏｍｍ （０，５
〜２．０ｍｍが好ましい）の正長石３０％を混合して得
た。組成割合は分析の結果重量比にて５ｉ０２８６％、
ＡＡ ２０３４．５％、Ｋ２Ｏ７，０％、Ｎａ２０１．
５％、Ｆｅ２０ａ ０．６％、Ｃａ００．３％、ＭｇＯ
０，１”％であった。なお、閉塞防止層の下部は焼結を
防止するため、安価でアルカリ類の少ない５ｉＯ２９６
％の一般的な珪砂、またはクローム鉱石、ＭｇＯ。
クリンカー等を充填しても良い。
取鍋１底部のノズル受は部２の上部にも閉塞防止粒体を
充填し、閉塞防止層９を形成する。そして閉塞防止層の
上よりの部分（溶融金属よりの部分）に前述の珪酸酸化
物成形体を設置し、焼結防止層１０とする。焼結防止層
１０の上にも閉塞防止粒体を充填し、閉塞防止層９を形
成する。このように焼結防止層１０は閉塞防止層の内側
に設ける。
充填し、閉塞防止層９を形成する。そして閉塞防止層の
上よりの部分（溶融金属よりの部分）に前述の珪酸酸化
物成形体を設置し、焼結防止層１０とする。焼結防止層
１０の上にも閉塞防止粒体を充填し、閉塞防止層９を形
成する。このように焼結防止層１０は閉塞防止層の内側
に設ける。
このような構成のノズル孔閉塞防止材を大型の取鍋に用
いて、溶鋼取出し実験を行ったところ、ノズル開孔率は
１００％となり、ノズル孔の閉塞は全く見られなかった
。
いて、溶鋼取出し実験を行ったところ、ノズル開孔率は
１００％となり、ノズル孔の閉塞は全く見られなかった
。
なお、本発明は前述の実施例に限定されず、様々な変形
が可能である。例えば、焼結防止層は単層でなく多層に
設けてもよい。
が可能である。例えば、焼結防止層は単層でなく多層に
設けてもよい。
第１図は本発明によるノズル孔閉塞防止材を示した断面
図であり、ノズル孔閉塞防止材をスライディングノズル
装置及び取鍋底部に設置したところを示している。 １・・・・・・取 鍋 ２・・・・・・取鍋のノズル受は部 ７・・・・・・スライディングノズル装置９・・・・・
・閉塞防止層 ０・・・焼結防止層 Ａ
図であり、ノズル孔閉塞防止材をスライディングノズル
装置及び取鍋底部に設置したところを示している。 １・・・・・・取 鍋 ２・・・・・・取鍋のノズル受は部 ７・・・・・・スライディングノズル装置９・・・・・
・閉塞防止層 ０・・・焼結防止層 Ａ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 閉塞防止層と、閉塞防止層の内側に設けた 焼結防止層から構成され、閉塞防止層はＳｉＯ＿２８０
〜９４重量％およびアルカリ類２〜１２重量％を主成分
とする閉塞防止粒体からなり、焼結防止層は珪酸酸化物
を主成分とする粉粒体とバインダーとの混合物を成形し
乾燥した成形体であることを特徴とするノズル孔閉塞防
止材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3930189A JPH02220767A (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | ノズル孔閉塞防止材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3930189A JPH02220767A (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | ノズル孔閉塞防止材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02220767A true JPH02220767A (ja) | 1990-09-03 |
Family
ID=12549300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3930189A Pending JPH02220767A (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | ノズル孔閉塞防止材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02220767A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5518194A (en) * | 1978-07-21 | 1980-02-08 | Bosch Gmbh Robert | Dc motor driven telescopic pole antenna unit |
| JPS5779066A (en) * | 1980-10-31 | 1982-05-18 | Daido Steel Co Ltd | Packing method |
| JPS60152361A (ja) * | 1984-01-19 | 1985-08-10 | Shinagawa Refract Co Ltd | 取鍋の注出孔充填体 |
-
1989
- 1989-02-21 JP JP3930189A patent/JPH02220767A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5518194A (en) * | 1978-07-21 | 1980-02-08 | Bosch Gmbh Robert | Dc motor driven telescopic pole antenna unit |
| JPS5779066A (en) * | 1980-10-31 | 1982-05-18 | Daido Steel Co Ltd | Packing method |
| JPS60152361A (ja) * | 1984-01-19 | 1985-08-10 | Shinagawa Refract Co Ltd | 取鍋の注出孔充填体 |
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