JPH0221985Y2 - - Google Patents

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JPH0221985Y2
JPH0221985Y2 JP18055785U JP18055785U JPH0221985Y2 JP H0221985 Y2 JPH0221985 Y2 JP H0221985Y2 JP 18055785 U JP18055785 U JP 18055785U JP 18055785 U JP18055785 U JP 18055785U JP H0221985 Y2 JPH0221985 Y2 JP H0221985Y2
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hanger
half body
section
cross
rear half
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JP18055785U
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  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (利用分野及び考案の概要) 本考案は、衣服ハンガー、特に、衣服を掛ける
本体部分の断面が大きな形式の衣服ハンガーに関
するもので、ハンガー本体を、前部半体と後部半
体の二部分から構成し、その接合部をハンガー本
体の表面からへこませることにより、全体を軽量
化し且接合部に小さなすき間が生じていても使用
中において衣服に損傷が生じないようにすること
をその課題とする。
(従来技術及びその問題点) ハンガー本体の断面が大きな形式のいわゆる太
身の衣服ハンガーでは、これを、合成樹脂製とす
る場合には、第9図の如く、逆V字状の断面が連
続する形式のハンガー本体が採用される。
ところが、この形式の衣服ハンガーでは、ハン
ガー本体1の下面が大きな開口部となり、同様の
外観を持つ本製のハンガーにくらべて、前記開口
部が一段と見苦しいものとなる。
そこで、全体を中実断面とした場合には、かか
る見苦しさは避けられる。このような観点から製
作された衣服ハンガーとして、第10図のような
形式のものがあるが、このものでは、ハンガー本
体1の各断面が中実断面であるから、使用材料の
無駄が多く衣服ハンガーの重量も大きくなる。
(技術的課題) 本考案は、このような、ハンガー本体の断面が
大きな、太身の合成樹脂製の衣服ハンガーにおい
て、使用材料の無駄が少なく、しかも、大きな開
口部が生じることによる見苦しさが避けられるよ
うにするため、ハンガー本体が、その断面の全周
において閉じた中空形状となるようにすることを
その技術的課題とする。
(手 段) 上記技術的課題を解決するために講じた本考案
の技術的手段は、ハンガー本体1を後方に開放す
る袋状断面の前部半体11と、前方に開放する袋
状断面の後部半体12とから構成し、前記前部半
体11と後部半体12とのそれぞれの開放端の外
周面に一定幅の切欠段部13,14を設け、これ
ら段部相互を全域的に嵌合させて接合したことで
ある。
(作 用) 本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
ハンガー本体は袋状の前部半体11と後部半体
12とが接合されて一体化される。従つて、ハン
ガー本体は、全体が閉じた中空体となる。
又、前部半体11と後部半体12とは、その開
放端相互で嵌合せしめられるとともに接合せしめ
られて一体化されるものであるから、この接合面
の相互ズレが生じにくい。さらに、この接合面に
おいて、一方の半体の開放端は、前後方向に嵌合
する嵌合部の外側に位置することとなるが、この
開放端は、内側にへこんだ切欠段部13となり、
これが接合面全域にわつたて連続する。従つて、
前部半体11と後部半体12との接合面におい
て、外側に位置する半体の開放端の端縁全域はハ
ンガー本体の表面から一段へこんだ位置に没入す
ることとなる。
(効 果) 本考案は上記構成であるから、次に特有の効果
を有する。
ハンガー本体1は全域において閉じた中空形状
となるから、従来におけるような、開放部が広範
囲なものにくらべて外観的見苦しさが防止でき、
しかも、ねじれ等に対する強度も増大する。又、
中実形状のものにくらべて、無駄な材料使用もな
く、その分、量産化した場合に大幅なコストダウ
ンが図れ、しかも軽量化できる。
前部半体と後部半体との接合部にすき間が生じ
ても、このすき間は、ハンガー本体1の表面より
没入した位置にあるから、衣服を掛けたとき、こ
のすき間に衣服の一部が入りにくく、衣服一部を
上記すき間に挟んで衣服を損傷させるような不都
合が生じにくくなる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図〜第8図に基づ
いて説明する。
この実施例は、ハンガー本体1の下方にズボン
やスカートを掛けるための横桟3を具備する構成
としたもので、第2図、第3図のような偏平なC
字状断面の前部半体11と後部半体12とにより
ハンガー本体1を構成する。
前部半体11の開放端に形成した切欠段部13
の内周形状は、他方の後部半体12の開放端に形
成した切欠段部14の外周形状に一致させてあ
り、両方の切欠段部13,14を嵌合させると、
一方の切欠段部13の端面が他方の切欠段部14
の外周側に続く端面15に当接することとなる。
この実施例の場合、この端面15の構成する平面
と、一方の切欠段部13の構成する平面とは共に
縦方向の一平面となるようにしてあり、前部半体
11と後部半体12との接合面の精度が出し易す
い。これは、金型を製作する確点からの利点であ
り、この接合面を前後方向で屈曲する二次元的な
曲面とした場合にも、前記とほぼ同様の精度が得
られる。
次に、前部半体11及び後部半体12の中央上
面には、それぞれかぎ状のフツク2を連結するた
めの半円形断面の筒状半体16,16が、互いに
対向するように連設され、この筒状半体16,1
6のそれぞれの上端近傍には、一部を切り抜いた
つば部18が設けられている。前部半体11と後
部半体12とを接合すると、第4図の如く、前記
筒状半体16,16もその開放端相互が合致し、
円形断面の筒部10が形成され、つば部18,1
8は一部に切欠部19を具備する環状体となる。
次に、フツク2の下端には、第5図に示すよう
に、前記筒状半体16,16によつて成形される
筒部10内に挿入可能な軸部21、その下方に続
き且上記したつば部18,18の内径より小径の
首部22、及びその下端に張出させた一部切欠の
頭部23がそれぞれ設けられ、この頭部の切欠部
に臨む一方の端部は先端側に突出し、さらに、こ
の端部の首部22側は斜面部24となつている。
上記したように、前部半体11と後部半体12
とを接合して、中央上部に形成される筒部10に
筒体4を外嵌し、フツク2の下端部をこの筒部1
0内に挿入し、頭部23の突出部25をつば部1
8,18によつて形成される切欠部19に押し込
み、斜面部24をつば部18の下方にネジ込む
と、第3図のように、頭部23の全体がつば部1
8の下方に位置し、フツク2が筒部10に抜け止
め状態に連結され且回動自在となる。
次に、横桟3の取付部は第6図の如く構成さ
れ、横桟3の両端にこれと一体的に形成された縦
杆31,31の上端に前後方向に突出する軸杆3
2,32を連設しているこの軸杆の先端を、前部
半体11及び後部半体12のそれぞれに形成した
凹陥部17,17に嵌入させるようにして、これ
ら前部半体及び後部半体を一体的に接合すると、
横桟3がハンガー本体1に両端支持される。
尚、以上において、前部半体11と後部半体1
2との接合には、これら両者を第2図、第3図の
ように嵌合させたあと、超音波を用いて切欠段部
13の先端を端面15に対接させる溶着、あるい
は、接着剤を用いて切欠段部13,14相互を接
合する接着によつても一体化し得るが、第7図に
示すように、切欠段部13,14の一部をかぎ状
舌片として、これを相手方に係合させるようにす
ることも可能である。
又、上記した、第1実施例のものでは、前部半
体11と後部半体12との接合面を平面とした
が、第8図の如く、接合面を二次曲面とするとと
もに、前部半体と後部半体の袋状断面を非対称に
構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の正面図、第2図はX−
X断面図、第3図はY−Y断面図、第4図はZ−
Z断面図、第5図はフツク2の先端部の下方から
の斜視図、第6図は横桟取付部の断面図、第7
図、第8図は他の実施例の要部説明図、第9図、
第10図は従来例の説明図であり、 図中、1……ハンガー本体、2……フツク、1
1……前部半体、12……後部半体、13……切
欠段部、14……切欠段部、15……端面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハンガー本体の断面が大きな、太身の合成樹脂
    製の衣服ハンガーにおいて、ハンガー本体1を後
    方に開放する袋状断面の前部半体11と、前方に
    開放する袋状断面の後部半体12とから構成し、
    前記前部半体11と後部半体12とそれぞれの開
    放端の外周面に一定幅の切欠段部13,14を設
    け、これら段部相互を全域的に嵌合させて接合し
    た衣服ハンガー。
JP18055785U 1985-11-21 1985-11-21 Expired JPH0221985Y2 (ja)

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JP18055785U JPH0221985Y2 (ja) 1985-11-21 1985-11-21

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JPS6287581U JPS6287581U (ja) 1987-06-04
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