JPH02219507A - ペーパーポツト用播種装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ペーパーポット紙の各ポット内に。

所望数の種子を繰出ロールで播種し得るようにしたペー
パーポット用播種装置に係るものである。

（従来技術） 従来公頬の特開昭６０−１９２５０７号公報には、水溶
性の紙のような材料で形成されたペーパーポット紙に螺
旋ロールを用いて播種する装置が記載されている。

又、同一出願人による出願に係る公知の特開昭６２−２
２０１０６号公報には、外周面にロール軸線方向に種籾
が横向き一列になって嵌合する横条溝を多数形成した横
軸繰出ロールの下方位置を、縦横にポットを並設したペ
ーパーポット紙を水平移動させる播種装置が記載されて
いる。

（発明が解決しようとする問題点） 前記公知例のうち前者のものは、螺旋ロールを用いてい
るから高価であった。

又、後者のものは、ロール軸線方向の横条溝に種籾を横
向き一列に嵌合させ、該横条溝が横一列のポットの真上
にきたときに、横条溝内の種籾を一度にポット内に落下
させる構成であるが、種籾を横向き一列にすると、一部
の種籾の端が重なることがあり、その状態でボット内に
落下すると、二粒〜四粒落下ものポットができたりして
、正確な一粒点播はできない問題があった。

そこで発明は、−粒ずつ確実に各ポット内に点播できる
ようにすると共に、繰出ロールの回転数を変更させて播
種量を調節し、全てのポットに一粒〜三粒の点播ができ
るようにしたものである。

（問題を解決するための手段） よって本発明は、多数のポット５を並設したペーパーポ
ット紙２を一定速度により水平移動させる移送台４の上
方位置に横軸繰出ロール１３を設け、前記横軸繰出ロー
ル１３の外周面には。

種籾が一粒のみ嵌合する嵌合凹部！４を、ロール軸線方
向及び円周方向に沿って所定の間隔を置いて設けること
により縦横に並べて形成し、かかる横軸繰出ロール１３
の回転速度を前記ペーパーポット紙２の移動に対して変
更しうるように構成して各ポット５の播種粒数を調節す
るペーパーポット用播種装置としたものである。

（実施例） 本発明の一実施例を図により説明すると、ｌはペーパー
ポット紙２に播種する種籾供給装置であり、前記ペーパ
ーポット紙２を嵌合した収納箱３を水平に移送する移送
台４の上方位置に設けられる。移送台４は、前記ペーパ
ーポット紙２を嵌合した収納箱３を一定速度で移送する
。

前記ペーパーポット紙２は、水溶性の紙のような材料で
、縦横に多数のポット５が形成される。ポット５は、左
右方向に略１６個並設され、前後方向には略１７個並設
される。したがって、−個の収納箱３内には、２枚のペ
ーパーポット紙２を並べて収納する。

前記！！籾供給装置１の前側上部には種籾供給ホッパー
６を設ける０種籾供給ホッパー６の下部には倒へ状の流
穀板７，８を設ける。９は供給口、１０は前記種籾供給
ホッパー６に取付けた供給量調節装置１１の供給量調節
板、臣は前記流穀板８の下端部の下面に設けたブラシで
あり。

ブラシ１２の先端を横軸縁由ロール１３の外周面に摺接
させる。

横軸繰出ロール爲の外周面には、円周方向及びロール軸
線方向に所定の間隔を置いて嵌合凹部１４を形成する。

嵌合凹部１４は、１個の種籾のみが、前記ロール１３の
回転方向に対して縦向きに嵌合する長さ、幅、深さを有
して形成される。

嵌合凹部１４は、前記ペーパーポット紙２のポット５と
左右回−間隔に形成され、左右方向に１６個並設された
ポット５を使用するときは、左右方向に１６個の嵌合凹
部１４を並設した横軸繰出ロール１３を使用し、嵌合凹
部１４がポット５の上方を通過するようにする。

横軸繰出ロール１３の外周面には、前記各嵌合凹部１４
の左右中間位置を縦割すするように、スリッＮ５を横軸
経由ロールＢの円周方向に全周に亘って形成する。スリ
ット１５の深さは嵌合凹部１４と同じか若干深く形成し
、各スリット１５には掻出用ナイフ１６を嵌合させる。

前記横軸繰出ロール１３の路上方位置には、軸心方向が
、横軸繰出ロール１３の回転軸！７の軸心方向と平行で
、かつ接触面において同方向回転する回転均平ブラシ１
８を設け、嵌合凹部１４に嵌合せずに前記横軸繰出ロー
ル１３と共回りする過剰種籾を掃き戻す。

前記回転均平ブラシ１８は、その中心軸２１の左右両端
部を種籾供給装置ｌの側板冗に設けた移動調節板１９に
軸着し、該移動７Ａ節板１９は側板冗にポルトηにより
上下動自在に取付ける。

しかして、移送台４の移送ロール乙の回転軸２４には図
示は省略しであるがクラッチアームの下端部を軸着し、
該クラッチアームの上端部には第１中間軸にを軸着する
。

前記移送ロール乙の回転軸２４には駆動ギヤｎを固着し
、前記第１中間輛冗の内端部に固着した受動ギヤ冗との
間にチェノδを掛は回す。

前記第１中間軸冗には、クラッチギヤ（９）を固着し、
該ギヤ（９）を前記クラッチアームの回動により、前記
種籾供給装置ｌに設けた第２中間軸３１の一端に固着し
たクラッチギャジに継脱自在に噛合わせる。

前記第２中間軸３１の他端には、小径駆動ギヤ３４を固
着し、横軸繰出ロール１３の回転軸１７の一端に固着し
た大径受動ギヤあとの間にチェン蕊を巻回する。

しかして、前記小径駆動ギヤ詞より外側の第２中間軸３
１には前記小径駆動ギヤ別より大径の大径駆動ギヤｒを
固着し、前記大径受動ギヤあの外側の回転軸１７には大
径受動ギヤあより小径の小径受動ギヤあを固着し、小径
駆動ギヤ翼と大径受動ギヤ５に巻回したチェン菫を前記
大径駆動ギヤｇと小径受動ギヤ羽に掛は替えて、横軸繰
出ロール１３の回転速度を前記ペーパーポット紙２の移
動に対して変更しうるように構成する。

３９はチェ７あに弾着するテンション車であり、アーム
旬の先端部の支持軸４１に該支持軸４１の軸心方向に移
動自在に遊嵌する。前記アーム槌の基部は種籾供給装Ｗ
ｔの左側板んにボルト４２により回動自在に取付ける。

４３はテンション軍部がチェ７３６に弾着するように付
勢するバネである。

即ち、前記ペーパーポット紙２を嵌合した収納箱３は一
定速度で移送されるので、横軸繰出ロール１３の回転数
を前記ギヤ群のギヤ比を変えることにより変更させて、
各ボット５の播種粒数を７ＡｆＭする。

したがって、本実施例では、簡易にチェ７あを掛は変え
て回転数を変更させているが、前記小径駆動ギヤ詞と、
大径受動ギヤあと、大径駆動ギヤｇ及び小径受動ギヤ巽
のそれぞれを、それぞれ歯数の相違するギヤに交換する
ことによって横軸縁由ロール１３の回転数を変更させて
もよい。

しかして、横軸繰出ロール１３の回転軸１７の右端部に
は、円筒形状の軸受Ｕを遊嵌し、軸受Ｕの外端部には受
動ギヤ４５を固着する。該受動ギヤ４５と、前記第２中
間軸３１の右端側に固着した小径駆動ギヤ別の外側に固
着した駆動ギヤ柘との間にチェ７４７を巻回する。

前記受動ギヤ４５の内側の軸受閂には、受動ギヤ４５よ
り大径の駆動ギヤ槌を固着し、該駆動ギヤ佃には、回転
均平ブラシ１８の回転軸２１に固着した受動ギヤ４９に
掛は回したチェ７（資）を巻回する。

したがって、回転均平ブラシ！８を回転させる駆動ギヤ
羽を、横軸繰出ロール１３の回転軸１７に遊嵌させた軸
受４４に固着するから、各ギヤのギヤ比を変えて横軸繰
出ロール１３と回転均平ブラシ旧とを回転数を相違させ
て回転させることができ、しかも前記回転軸１７を横軸
繰出ロール爲の中心軸と、回転均平ブラシ１８に回転を
伝動させる中間軸とに兼用する構成にすることができる
。

５！は横軸繰出ロール１３の側面に設けた種籾誘導カバ
ーであり、嵌合凹部１４に嵌合した種籾を上方位置から
下方位置まで傷めないように誘導する。５２は横軸繰出
ロール！３の側面に摺接する樹脂カバー、閏は前記樹脂
カバー父を横軸繰出ロール１３側に弾着させるスポンジ
である。

（作用） 次に作用を述べる。

本発明は前記の構成であるから、種籾供給ホッパー６に
種籾を投入し、移送台４によりペーパーポット紙２を嵌
合した収納箱３を一定速度により移送させると、種籾供
給ホッパー６内の種籾は流穀板Ｂ上を流下して横軸繰出
ロール１３の嵌合凹部１４に嵌合し、横軸繰出ロール１
３の回転により上昇し、横軸繰出ロール１３と共回りす
る嵌合凹部１４に嵌合していない過剰種籾は１回転均平
ブラシ１８により戻されて均平され、種籾誘導カバー５
１により誘導されて下方に至り、ペーパーポット紙２の
ボット５に播種される。

この場合、嵌合凹部１４は、種籾が、縦向きに一粒が嵌
合する幅、深さ、長さに形成され、前記ペーパーポット
紙２のボット５と同一の左右間隔を有して形成されてい
るから、各嵌合凹部１４は各ボット５の真上から一粒の
種籾を落下させる。

しかして、移送台４の移送ロール乙の回転軸２４の回転
は、 駆動ギヤｎ→チェン３→受動ギヤ冗→第１中間軸に→ク
ラッチギヤＩ→クラッチギヤ！→第２中間軸３１→小径
駆動ギヤ３４−チェン蕊→大径受動ギヤ５→回転軸１７ と伝達されて、横軸繰出ロール爲を回転させているから
、横軸繰出ロール！３は収納箱３の移動速度に対して一
定の割合で回転している。

したがって、前記ギヤ群のギヤ比を変更すると、横軸繰
出ロール１３の回転数のみを変更させることができるか
ら、各ポット５ヒを複数の嵌合凹部１４を通過させるこ
とによって、各ポット５に対する播種粒数を調節し、全
てのポット５に一粒〜三粒点播が可能となる。

この場合、チェ７あに弾着させているテンシ遭ン軍部は
、アーム旬の先端部の支持軸４１に左右方向に摺動自在
に遊嵌され、予め第２中間軸３１の小径駆動ギヤシの外
側には、前記小径駆動ギヤＵより大径の大径駆動ギヤｍ
が固着され、前記回転輪１７の大径受動ギヤあの外側に
は、大径受動ギヤあより小径の小径受動ギヤ（が固着さ
れているから、第８図のように、アーム旬をポル）４２
を中心に回動させ、チェン藁を弛め。

大径駆動ギヤｇと小径受動ギヤ（に掛は回しであるチェ
ン蕊を外し、前記テンション車おを内側に移動させ、該
テンシ鵞ン車器にチェン蕊を掛は回した後に小径駆動ギ
ヤ翼と大径受動ギヤあに掛は変え、アーム和をポル）４
２を中心に回動させると、チェン蕊の掛は変え作業が終
了し、横軸繰出ロール１３の回転速度を前記ペーパ−ポ
ー２ト紙２の移動に対して簡単かつ正確に変更しうる。

（効果） 従来公知の特開昭６０−１９２５０７号公報には、水溶
性の紙のような材料で形成されたペーパ−ポー２ト紙に
螺旋ロールを用いて播種する装置が記載されている。

又、同一出願人による出願に係る公知の特開昭６２−２
２０１０６号公報には、外周面に。

ロール軸線方向に種籾が横向き一列になって嵌合する横
条溝を多数形成した横軸繰出ロールの下方位置を、縦横
にポットを並設したペーパーポット紙を水平移動させる
播種装置が記載されている。

前記公知例のうち前者のものは、螺旋ロールを用いてい
るから高価であった。

又、−後者のものは、ロール軸線方向の横条溝に種籾を
横向き一列に嵌合させ、該横条溝が横一列のポットの真
上にきたときに、横条溝内の種籾を一度にポット内に落
下させる構成であるが、種籾を横向き一列にすると、一
部の種籾の端が重なることがあり、その状態でポット内
に落下すると、二粒〜四粒落下ものボー／　）ができた
りして、正確な一粒点播はできない問題があった。

しかるに本発明は、多数のボット５を並設したペーパー
ポット紙２を一定速度により水平移動させる移送台４の
上方位置に横軸岩田ロール１３を設け、前記横軸紐出ロ
ール１３の外周面には。

種籾が一粒のみ嵌合する嵌合凹部１４を、ロール軸線方
向及び円周方向に沿って所定の間隔を置いて設けること
により縦横に並べて形成し、かかる横軸繰出ロール１３
の回転速度を前記ペーパーポット紙２の移動に対して変
更しうるように構成して各ポット５の播種粒数をｔＩＪ
節するペーパーポット用播種装置としたものであるから
。

嵌合凹部１４に嵌合した一粒の種籾のみが各ポット５の
真上から落下して正確な一粒点播ができる。

また、横軸紐出ロール１３の回転速度をペーパーポット
紙２の移動に対して変更させるようにしたから、そのこ
とにより、各ポット５の播種粒数を一粒〜三粒のように
所望数粒にＷｌｉすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は種籾供給装置の全体断面図、第２図は横軸縁出
ロール一部破断正面図、第３図は量拡大縦断側面図、第
４図は同拡大縦断正面図。 第５図、第６図は側面図、第７図は伝導機構説引回、第
８図、第９図はチェ７の交換状態図で・・・樹脂カバー
、 邸…スポンジ。 ある。 符号の説明 １・・・種籾供給装置、２・・・ペーパーポット紙、３
・・・収納箱、４・・・移送台、５・・・ポット、６・
・・種籾供給ホッパー、７，８・・・流穀板、９・・・
供給口、１０・・・供給量調節板、１１・・・供給量調
ｍ装置、Ｌ２・・・ブラシ、１３・・・横軸繰出ロール
、１４・・・嵌合凹部。 １５・・・スリー２ト、１６・・・掻出用ナイフ、１７
・・・回転軸、追・・・回転均平ブラシ、１９・・・移
動調節板、冗・・・側板、２１・・・中心軸、２２・・
・ボルト、２３・・・移送ロール、２４・・・回転軸、
昂・・・第１中間軸、ｎ・・・駆動ギヤ、冗・・・受動
ギヤ、器・・・チェ７、（９）・・・クラッチギヤ。 ３１・・・第２中間軸、冨・・・クラッチギヤ、詞・・
・小径駆動ギヤ、３５・・・大径受動ギヤ、３６・・・
チェ７，３７・・・大径駆動ギヤ、（・・・小径受動ギ
ヤ、３９・・・テンション車、槌・・・アーム、　４１
・・・支持軸、Ｑ・・・ボルト、４３・・・バネ、Ｕ・
・・軸受、６・・・受動ギヤ、柘・・・駆動ギヤ、４７
・・・チェ７．４８・・・駆動ギヤ、４９・・・受動ギ
ヤ、（資）・・・チェ７．５１・・・種籾誘導カバー、
５２第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 多数のポット５を並設したペーパーポット紙２を一定速
   度により水平移動させる移送台４の上方位置に横軸繰出
   ロール１３を設け、前記横軸繰出ロール１３の外周面に
   は、種籾が一粒のみ嵌合する嵌合凹部１４を、ロール軸
   線方向及び円周方向に沿って所定の間隔を置いて設ける
   ことにより縦横に並べて形成し、かかる横軸繰出ロール
   １３の回転速度を前記ペーパーポット紙２の移動に対し
   て変更しうるように構成して各ポット５の播種粒数を調
   節するペーパーポット用播種装置。