JPH02219390A - ビデオ信号圧縮方式及び伸長方式 - Google Patents

ビデオ信号圧縮方式及び伸長方式

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JPH02219390A
JPH02219390A JP1039311A JP3931189A JPH02219390A JP H02219390 A JPH02219390 A JP H02219390A JP 1039311 A JP1039311 A JP 1039311A JP 3931189 A JP3931189 A JP 3931189A JP H02219390 A JPH02219390 A JP H02219390A
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signal
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interest
signal level
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JP1039311A
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Yoshihide Kai
甲斐 義英
Hirotomo Haga
芳賀 弘倫
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • G06T9/004Predictors, e.g. intraframe, interframe coding

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野] 本発明はビデオ信号圧縮方式及び伸長方式に関し、例え
ば、ビデオ信号を電話回線等の信号ケーブルを介して送
受信する伝送システムに適用し得るものである。
[従来の技術1 例えば、NTSC方式に従うビデオ信号(テレビジョン
信号)は広帯域で、かつダイナミックレンジの広い信号
であり、このビデオ信号をデジタル化した後、変調して
電話回線等の信号ケーブルを介して伝送しようとすると
、デジタル化する際のビット数が多く必要となって1枚
の画像を伝送するのに非常に長い時間がかかる。そこで
、送信側において、このビデオ信号を圧縮した後送信し
、受信側においてこれを伸長するようにしている。
第2図は、従来のビデオ信号圧縮方式を説明するための
図である。この方法は、各画素の信号レベル(デジタル
量)は、その周囲の画素の信号レベルとの相関性が高い
ことを利用して、対象となっている画素(以下、着目画
素と呼ぶ)の周囲の画素の信号レベルを重み付け加算し
て着目画素の信号レベルを予測し、この予測信号レベル
と、着目画素の真の信号レベルとの差レベルを得ること
で圧縮していた。なお、着目画素の予測信号レベルを得
るために用いる画素を、以下では、参照画素と呼ぶ。
すなわち、第2図における画素pr、j (符号Pjは
画素を表すと共に、場合によってはその画素が有する信
号レベルを表す)が着目画素である場合には、この着目
画素Pi、jの1ライン真上の画素Pi−1,j 、着
目画素P i、jの1ライン上で水平方向に1画素分進
んだ右上の画素P i−1,j+1及び着目画素Pi、
jと同一ラインの1画素前の左の画素Pi、j−1を参
照画素として、次式%式% (ただし、a、b、cは0より大きく1より小さい値で
あり、これらa、b、cの和が1になるものである) の重み付け加算によって、着目画素pi、jに対する予
測信号レベルPI、Jを得て、この着目画素の真の信号
レベルPi、jとの差レベルPi、J −Pi。
jを得て出力する。
なお、参照画素の信号レベルの合成割合a、b、Cは、
着目画素に対する参照画素の相関性を考慮して定められ
ている。
この場合、予測信号レベルと真の信号レベルとの差レベ
ルが相関性のなめに小さくなり、ビデオ信号が圧縮され
たこととなる。
ビデオ信号を送信する場合には、さらに、この差レベル
を、例えば、適応ベクトル符号量子化方式等に従って符
号量子化して圧縮した後に送信する。
第3図は、従来性われていた適応ベクトル符号量子化方
法を示すものである。上述したビデオ信号の差レベルは
、より正確には、輝度信号Y及び色信号Cに分けて求め
られる。着目画素についての輝度信号Yの差レベルを直
交軸の一方にとり、色信号Cの差レベルを直交軸の他方
にとった場合に形成されるベクトルは多数少じるが、適
応ベクトル符号量子化では、伝送にかかるベクトルとし
て複数のベクトル(以下では近似ベクトルと呼ぶ)■1
〜V25(第3図は近似ベクトルの終点のみを示してい
る)を定めておき、着目画素のベクトルに最も近い近似
ベク■・ルの番号を得てさらなる圧縮を行なっていた。
なお、この符号量子化を通して差レベルは、丸め込まれ
たことになる。
なお、第3図は、人間の視覚特性を考慮して、差レベル
が小さいときほどきめ細かい近似ベクトルを用意し、差
レベルが大きくなるに従って近似ベクトルを荒く用意し
ている。また、相関性かあるため、差レベルが小さくな
ることが多く、差レベルが小さい近似ベクトルに対して
符号長の短いベクトル番号を割当てて伝送効率を高める
ようにしている。
従って、受信側では、まず、符号量子化に対応した復号
化を行なって差レベル(正確には、丸め込まれている差
レベル)に戻し、その後、差レベルと、既に伸長されな
き照画素の信号レベルに基づいて形成された予測信号レ
ベルとを加算して、着目画素が有する圧縮前の信号レベ
ル(誤差は入り込んでいる)に戻すようにしていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、送信側及び受信側において、着目画素の
予測信号レベルを得る場合において、着目画素が、第2
図に示すように、画像pcの最も上側の水平ライン上の
画素Pi、1 、PI、mや、画像の最も左側の垂直ラ
イン上の画素Pn、1や、画像の最も右側の垂直ライン
上の画素po、pである場合には、必要な参照画素が全
て揃ってはいない。
このような場合、従来では、参照画素が存在しない位置
の仮想的な画素の信号レベルとして、ダイナミックレン
ジの中間値(階調の中間値)等の固定レベルを用いて、
着目画素の予測信号レベルを得ていた。
しかし、画像内容によっては、その仮想的な位置の画素
がその画像に含まれていた場合の信号レベルと設定され
ている固定レベルとが大きく異なることがあり、予測信
号レベルの誤差が大きくなることも生じていた。
このように予測信号レベルの誤差、従って、差レベルの
誤差が大きいと、送信側で符号量子化する際に入り込む
誤差も大きくなり、また、符号量子化を通じての圧縮率
も小さくなる。例えば、適応ベク!・ル符号量子化であ
れば、符号長の長いベタ1〜ル番号を選択してしまい、
伝送時間にロスが生じ、また、近似ベクトルの丸め込み
誤差が大きくなる。従って、受信側で、復号伸長しても
元の信号レベルから大きく異なるものとなる。
第1の本発明は、以上の点を考慮してなされたものであ
り、着目画素の信号レベルと予測された着目画素の信号
レベルの差をとってビデオ信号を圧縮するにつき、予測
信号レベルの誤差を従来に比して一段と小さくすること
ができるビデオ信号圧縮方式を提供しようとするもので
ある。
また、第2の本発明は、第1の本発明に従って圧縮され
たビデオ信号を、この圧縮方式に対応した伸長方式によ
って伸長することができる、すなわち、適切に伸長する
ことができるビデオ信号伸長方式を提供しようとするも
のである。
[課題を解決するための手段] かかる課題を解決するため、第1の本発明は、入力され
たビデオ信号における着目画素の予測信号レベルを、着
目画素に対して所定の位置に近接する複数の参照画素の
信号レベルを重み付け加算して得、着目画素の真の信号
レベルから、得られた着目画素の予測信号レベルを減算
することでビデオ信号を圧縮するビデオ信号圧縮方式に
おいて、少なくとも一部の参照画素が周囲に存在しない
着目画素の予測信号レベルを以下のように得るようにし
た。
すなわち、存在しない参照画素の信号レベルとして、存
在しない参照画素が所定の位置にあったとした場合に近
接して存在する画素の信号レベルを用いて、上述の重み
付け加算を実行して着目画素の予測信号レベルを得るよ
うにした。
また、第2の本発明は、この第1の本発明に対応してな
されたものであり、着目画素の予測信号レベルを、着目
画素に対して所定の位置に近接する複数の参照画素の信
号レベルを重み付け加算して得、この予測信号レベルと
、入力された圧縮されているビデオ信号とを加算して、
着目画素の伸長された信号レベルを得るビデオ信号伸長
方式において、少なくとも一部の参照画素が周囲に存在
しない着目画素の予測信号レベルを、上述の第1の本発
明と同様に得るようにしたものである。
[作用コ 第1の本発明では、複数の参照画素の信号レベルを重み
付け加算して着目画素の信号レベルを予測し、この予測
信号レベルを着目画素の真の信号レベルから減算するこ
とによってビデオ信号を圧縮する。
第2の本発明では、この圧縮されたビデオ信号に、第1
.の本発明と同様な重み付け加算演算で予測された着目
画素の予測信号レベルを加算することによって、着目画
素の伸長された信号レベルを得る。
ところで、着目画素の予測信号レベルを得るための参照
画素の少なくとも一部が存在しない着目画素がある。こ
の一部の参照画素が存在しない着目画素に対しても予測
信号レベルを、重み付け加算によって得なければならな
い。存在しない参照画素の位置に画素が存在したと仮定
した場合、その仮想的な位置での画素の信号レベルは、
画像の性格から、その周囲の画素の信号レベルとの間で
相関が高い。
そこで、第1及び第2の本発明共に、存在しない参照画
素の信号レベルとして参照画素が存在したと仮定した場
合の位置に近接して存在する画素の信号レベルを用いる
ようにした。
[実施例] 旦云オ信豆圧諭方式 以下、第1の本発明によるビデオ信号圧縮方式をビデオ
信号伝送システムの送信側に適用しな一実施例を図面を
参照しながら詳述する。
ここで、第1図はこの実施例の構成を示すブロック図、
第4図〜第7図はそれぞれ一部又は全ての参照画素が存
在しない着目画素について予測信号レベルを得る方法を
説明する路線図である。
この実施例では、入力ビデオ信号は、複合ビデオ信号で
はなく、輝度信号Y、視覚特性に応じて軸が変換されて
いる色差信号■及びQの形で与えられる。
輝度信号Yは、アナログ/デジタル変換回路IYを介し
てデジタル信号に変換された後、フレームメモリ2Yに
与えられて順次格納される。フレームメモリ2Yは、輝
度信号の書込みと並行して、書込み画素と異なる位置の
画素の輝度信号(デジタル信号〉を読出して着目画素レ
ベル予測回路3Yに与える。着目画素レベル予測回路3
Yは、後述するように、着目画素の予測信号レベルを得
て減算回路4Yに減算入力として与える。
フレームメモリ2Yから読み出された輝度信号は、減算
回H@4Yに直接被減算入力として与えられる。なお、
着目画素レベル予測回路3Yは、減算回路4Yに予測信
号レベルを出力するにつき、減算回路4Yに対する二つ
の入力が同期するように、すなわち、同一着目画素に対
するものになるように出力する。このようにして、減算
回路4Yから着目画素の真の信号レベルと着目画素の予
測信号レベルとの差レベルが得られて、この差レベルが
符号量子化回路5に与えられる。
第1の色差信号■も、アナログ/デジタル変換回路1■
、フレームメモリ2I、着目画素レベル予測回路3■及
び減算回路4■によって、輝度信号Yと同様に処理され
て、得られた差レベルが符号量子化回路5に与えられる
さらに、第2の色差信号Qも、アナログ/デジタル変換
回路IQ、フレームメモリ2Q、着目画素レベル予測回
路3Q及び減算回路4Qによって、輝度信号と同様に処
理されて、得られた差レベルが符号量子化回路5に与え
られる。
符号量子化回路5は、例えば、適応型ベクトル符号量子
化方式に従うものであり、輝度信号についての差レベル
、第1の色差信号についての差レベル及び第2の色差信
号についての差レベルから、最適な近似ベクトル番号を
得て、従って符号量子化を行なってデータを圧縮して送
信にかかる伝送制御系に出力する。
より詳細には、符号量子化回路5は、ある着目画素につ
いては、輝度信号と第1の色差信号の差レベルから上述
した第3図に従って最適なベクトル番号を得、次の着目
画素については、輝度信号と第2の色差信号の差レベル
から上述した第3図に従って最適なベクトル番号を得、
これを着目画素毎に交互に繰返して符号量子化を行なう
。従って、この符号量子化を通じて差レベルは丸め込ま
れたことになり、また、第1又は第2の色差信号の情報
は1画素毎に間引かれたことになる。
伝送制御系では、符号量子化された信号を、さらに、ハ
フマン符号化して圧縮して伝送路に出力する。
次に、着目画素レベル予測回路3Y、3■及び3Qが実
行する予測処理について、着目画素の位置に応じた場合
分けを行なって説明する。なお、着目画素レベル予測回
路3Y、3■及び3Qは、取扱う信号が輝度信号が第1
又は第2の色差信号かという点だけが異なり、予測処理
については同一であるので、ここでは、輝度信号につい
ての着目画素レベル予測回路3Yが実行する処理につい
て説明する。
なお、この実施例でも、基本的には、着目画素レベル予
測回路3Yに既に信号レベルが入力されている、着目画
素Yi、jの1−ライン真上の画素Yi−1,j 、着
目画素Yi、jの1ライン上で水平方向に1画素分進ん
だ右上の画素Y i−1,j+1及び着目画素Yi、j
と同一ラインの1画素前の左の画素Yi、j−1を参照
画素として、予測信号レベルを得ている。
(i>着目画素の周囲に参照画素が全て存在する場合 この場合には、従来と同様に、次式 %式% の重み付け加算によって着目画素Yi、jの予測信号レ
ベルYi、jを得る。
(n)着目画素が、第1水平ラインで、第1垂直ライン
に位置する場合 この場合には、第4図に示すように、参照画素は全て存
在しない。また、対象としているフレーム画像について
、この段階ではいずれの画素の信号レベルも与えられて
いない。そこで、参照画素の位置にある仮想的な画素の
信号レベルとして、ダイナミックレンジの中間値(階調
の中間値)レベルYHを用いる。すなわち、次式 %式%) によって、着目画素Y1,1の信号レベル¥1,1を予
測する。
(III)着目画素が、第1水平ラインで、第1垂直ラ
イン以外の垂直ラインに位置する場合この場合には、着
目画素Yl、mの真上及び右上の参照画素は存在しない
。そこで、第5図に示すように、相関性を考慮して存在
しない参照画素の位置にある仮想的な画素の信号レベル
として、着目画素Yl、mの右隣の参照画素Yl、m−
1の信号レベルを用いる。すなわち、次式 %式% によって、着目画素Yl、mの信号レベルYl、mを予
測する。
(1v)着目画素が、第1垂直ラインで、第1水平ライ
ン以外に位置する場合 この場合には、着目画素Y0,1の左隣の参照画素が存
在しない。そこで、第6図に示すように、相関性を考慮
して左隣にあるべき参照画素の位置にある仮想的な画素
の信号レベルとして、着目画素Y0,1の真上の画素Y
o−1,1の信号レベルを用いる。すなわち、次式 %式% によって、着目画素Y0,1の信号レベルY0,1を予
測する。
(V)着目画素が、最終垂直ラインで、第1水平ライン
以外に位置する場合 この場合には、着目画素yp、qの右上の参照画素が存
在しない。そこで、第7図に示すように、相関性を考慮
して右上にあるべき参照画素の位置にある仮想的な画素
の信号レベルとして、着目画素yp、qの真上の画素Y
p−Lqの信号レベルを用いる。すなわち、次式 %式% によって、着目画素yp、qの信号レベルyp、qを予
測する。
従って、上述の実施例によれば、着目画素の周囲に参照
画素が存在しない場合に、存在しない参照画素の信号レ
ベルとして、相関性を考慮して、着目画素の周囲の存在
する参照画素の信号レベルを用いて着目画素の予測信号
レベルを得るようにしたので、従来に比して予測誤差を
小さくすることができる。
その結果、符号量子化で番号の小さい近似ベクトル番号
が選択されることが多くなり、符号長(ベクトル番号)
を短くすることができ、ハフマン符号化でビット数を少
なくすることができ、伝送の効率化を達成することがで
きる。また、第3図に示すように近似ベクトルを用意し
ているので、差レベルを小さくできることは、符号量子
化での丸め込み誤差を小さく抑えたことになる。
見ヱ土信号化仮方式 以下、第2の本発明によるビデオ信号伸長方式をビデオ
信号伝送システムの受信側に適用した一実施例を図面を
参照しながら詳述する。
ここで、第8図はこの実施例の構成を示すブロック図で
ある。
この実施例には、受信にかかる伝送制御系がハフマン符
号化に対応した復号化を行なって得な近似ベクトル番号
が復号化回路10に与えられる。
復号化回路10はこのベクトル番号を復号して輝度信号
、第1の色差信号及び第2の色差信号についての近似変
動レベル(丸め込まれているが圧縮方式での差レベルに
対応する)を出力する。
より詳細には、復号化回路10は、与えられたベクトル
番号が指示する近似ベクI・ルを輝度信号及び第1の色
差信号の成分く近似変動レベル〉、又は、輝度信号及び
第2の色差信号の成分(近似変動レベル)に分解し、第
1及び第2の色差信号の近似変動レベルについては、さ
らに補間処理を行なって圧縮時に間引かれた画素の近似
変動レベルを得て出力する。
輝度信号についての近似変動レベルは、加算回路11Y
に与えられる。加算回路11Yには、着目画素レベル予
測回路12Yから着目画素の予測1.9 信号レベルも与えられる。加算回路1.lYは近似変動
レベルに予測信号レベルを加算することによって、着目
画素の伸長信号レベルを得てフレームメモリ13Yに与
えて順次格納させる。このように、フレームメモリ13
Yに格納された輝度信号Yは、順次読み出されてデジタ
ル/アナログ変換回路1.4Yに与えられてアナログ信
号に変換された後、出力される。
また、加算回路11Yから出力された着目画素の伸長信
号レベルは、着目画素レベル予測回路12Yに与えられ
て、これより後の着目画素についての予測信号レベルの
演算に用いられる。
第1の色差信号についての近似変動レベルも、輝度信号
についての近似変動レベルと同様に、加算回路11■、
着目画素レベル予測回路12I、フレームメモリ13I
及びデジタル/アナログ変換回路14Iによってアナロ
グ信号である色差信号■に伸長されて出力される。
また、第2の色差信号についての近似変動レベルも、輝
度信号についての近似変動レベルと同様に、加算回路1
1Q、着目画素レベル予測回#112Q、フレームメモ
リ13Q及びデジタル/アナログ変換回路14Qによっ
てアナログ信号である色差信号Qに伸長されて出力され
る。
このビデオ信号伸長方式にががる各着目画素レベル予測
回路12Y、12.T及び12Qも、ビデオ信号圧縮方
式にががる各着目画素レベル予測回路3Y、3■及び3
Qと同様にして予測信号レベルを得る。
すなわち、参照画素が全て揃っている場合には、それら
参照画素の伸長信号レベルを利用して予測信号レベルを
得、参照画素が揃っていない場合であって着目画素が第
1水平ライン及び第1垂直ラインに位置する場合には、
存在しない参照画素の信号レベルとしてダイナミックレ
ンジの中間値(階調の中間値)レベルを用いて予測信号
レベルを得、上記以外の参照画素が全て揃っていない場
合には、相関性を利用して、存在する参照画素の伸長信
号レベルを存在しない参照画素の信号レベルとして用い
て予測信号レベルを得る。
従って、上述の実施例によれば、上述したビデオ信号圧
縮方式に従って圧縮された圧縮ビデオ信号を、対応した
伸長方式で伸長しているので、より真の信号レベルに近
い伸長信号レベルを得ることができる。
因に、上述のビデオ信号圧縮方式に従って圧縮された圧
縮ビデオ信号を、存在しない参照画素の信号レベルとし
て固定レベルを用いる従来のビデオ信号伸長方式に従っ
て伸長処理すると、近似ベクトル番号の送受信側での対
応がおかしくなり、圧縮時の符号量子化の際の丸め込み
誤差を小さく抑えているにも拘らず、復号化を通して新
たな誤差が入り込み、伸長されたビデオ信号の誤差が大
きくなって実施例のものより、伸長後の画像品質が大幅
に低下する。
制Ω実施側 (1)上述の実施例においては、着目画素が第1水平ラ
イン及び第1垂直ラインに位置する場合に、存在しない
参照画素の信号レベルとして、固定レベルを用いたもの
を示したが、着目画素自体の信号レベルを存在しない参
照画素の信号レベルとして用いても良い。この場合、予
測信号レベルを着目画素以前の参照画素の信号レベルか
ら得る他の場合に比べれば、演算タイミングがずれるの
で、減算回路4Y〜4Qや加算回路11Y〜]、IQに
直接与えられる着目画素の信号レベルの送出タイミング
を制御する必要がある。
(2)上述の実施例においては、予測信号レベルを得る
ために用いる参照画素が3個のものを示したが、2個以
上であれば良い。一般には、着目画素以前の既に圧縮処
理された画素の信号レベルを用いることが多く、そのた
め、実施例のように3個の参照画素を用いること、又は
、着目画素の左上、真上、右上及び左隣の計4個の画素
を参照画素として用いることが多い。
(3)上述の実施例においては、処理するビデオ信号が
、輝度信号Y、視覚特性を考慮して軸が変換された後の
色差信号■及びQであるものを示したが、3原色信号R
,G、Bであっても良く、また、輝度信号Y、軸が変換
される前の色差信号R−Y及びB−Yであっても良く、
さらに、復号ビデオ信号であっても良い。
(4)上述の実施例においては、処理する画像がフレー
ム画像であるものを示したが、フィールド画像であって
も良い。
(5)上述の実施例においては、存在しない参照画素の
信号レベルとして存在する参照画素の信号レベルを利用
するものを示したが、存在しない参照画素の信号レベル
として、存在する近接する参照画素以外の画素の信号レ
ベルを用いるようにしても良い。
(6)上述の実施例においては、本発明をビデオ信号伝
送システムに適用したものを示したが、他のシステムや
装置のビデオ信号の圧縮、伸長段に適用するようにして
も良い。
[発明の効果] 以上のように、第1の本発明によれば、着目画素の周囲
の参照画素の信号レベルから着目画素の信号レベルを予
測し、この予測信号レベルを着目画素の真の信号レベル
から減算して圧縮するにっき、着目画素に対する参照画
素が存在しない場合には、その参照画素が存在したとし
た場合の仮想的な位置に近接して存在する画素の信号レ
ベルを、存在しない参照画素の信号レベルとして用いる
ようにしたので、従来に比して、予測誤差を小さくする
ことができる。
また、第2の本発明によれば、第1の本発明の予測方法
と同一の予測方法をビデオ信号伸長方式においても採用
するようにしたので、第1の本発明によるビデオ信号圧
縮方式によって圧縮されたビデオ信号を適切に伸長させ
ることができる。
なお、第1及び第2の本発明を信号ケーブルを用いたビ
デオ信号伝送システムに適用した場合には、伝送効率及
び伝送品質を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の本発明によるビデオ信号圧縮方式の一実
施例を示すブロック図、第2図は従来方式の欠点の説明
に供する路線図、第3図は圧縮ビデオ信号をさらに符号
量子化する方法を示す路線図、第4図〜第7図はそれぞ
れ上記実施例の一部又は全ての参照画素が存在しない着
目画素について予測信号レベルを得る方法を説明する路
線図、第8図は第2の本発明によるビデオ信号伸長方式
の一実施例を示すブロック図である。 2Y〜2Q、13Y〜13Q・・・フレームメモリ、3
Y〜3Q、12Y〜12Q・・・着目画素レベル予測回
路、4Y〜4Q・・・減算回路、11Y〜IIQ・・・
加算回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力されたビデオ信号における着目画素の予測信
    号レベルを、着目画素に対して所定の位置に近接する複
    数の参照画素の信号レベルを重み付け加算して得、着目
    画素の真の信号レベルから、得られた着目画素の予測信
    号レベルを減算することでビデオ信号を圧縮するビデオ
    信号圧縮方式において、 少なくとも一部の参照画素が周囲に存在しない着目画素
    に対する重み付け加算演算を、存在しない参照画素の信
    号レベルとして、存在しない参照画素が仮に所定の位置
    にあったとした場合の位置に近接して存在する画素の信
    号レベルを用いて実行するようにしたことを特徴とする
    ビデオ信号圧縮方式。
  2. (2)着目画素の予測信号レベルを、着目画素に対して
    所定の位置に近接する複数の参照画素の信号レベルを重
    み付け加算して得、この予測信号レベルと、入力された
    圧縮されているビデオ信号とを加算して、着目画素の伸
    長された信号レベルを得るビデオ信号伸長方式において
    、 少なくとも一部の参照画素が周囲に存在しない着目画素
    に対する重み付け加算演算を、存在しない参照画素の信
    号レベルとして、存在しない参照画素が仮に所定の位置
    にあったとした場合の位置に近接して存在する画素の信
    号レベルを用いて実行するようにしたことを特徴とする
    ビデオ信号伸長方式。
JP1039311A 1989-02-21 1989-02-21 ビデオ信号圧縮方式及び伸長方式 Pending JPH02219390A (ja)

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JP2010166133A (ja) * 2009-01-13 2010-07-29 Hitachi Kokusai Electric Inc 動画像符号化装置

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JPS63269883A (ja) * 1987-04-28 1988-11-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 準可変長符号dpcm符号化装置

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