JP2008527782A - 色差成分の相関関係を利用したカラー映像の符号化、復号化方法及びその装置 - Google Patents
色差成分の相関関係を利用したカラー映像の符号化、復号化方法及びその装置 Download PDFInfo
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Abstract
Description
ここで、a,b,c値は、実験により定められる。例えば、インタープレディクションの場合、(a,b,c)を(1,0,0)、(0,1,0)、(−1,1,0)、(1,1,0)とすれば、変換値は、Cb、Cr、−Cb+Cr、Cb+Crとなる。この4つに対してコストを計算する。コストの計算及び使われるコスト関数の種類は、前述した通りである。計算されたコストのうち、最も低い値を持つ(a,b,c)セットを2つ選択して変換部308に入力する。例えば、Cb、−Cb+Crが選択されたとすれば、変換部308は、Cb、−Cb+Cr成分を変換する。この場合がコストが最も低いので、Cbと−Cb+Cr成分の値が最も低く、これによって符号化にかかるビット量も少ない。一方、イントラプレディクションでのマクロブロックの場合に(a,b,c)は、(−1,1,14)、(1,1,−250)、(1,0,14)、(0,1,14)でありうる。イントラプレディクションでのマクロブロックの場合にも、インタープレディクションでのマクロブロックの場合と同様に、前記(a,b,c)係数対に対してコストを計算し、コストが最も低い時の(a,b,c)によって決定される色差成分を探して符号化する。
Claims (101)
- カラー映像の色差成分であるCb、Cr値を、所定の係数で加重値を与えて組合せて複数個の変換値に生成し、生成された変換値のうち、所定のコスト関数によって計算されたコストが最も低い2つの変換値を選択し、選択された2つの変換値を出力する色差成分変換部と、
前記2つの変換値に対してエントロピー符号化を行うエントロピー符号化部と、を備えることを特徴とする符号化装置。 - 前記色差成分Cb、Crは、変換及び量子化が既に行われたことを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
- 前記色差成分変換部から出力された変換値に対して変換を行う変換部と、
前記変換部から出力された前記変換値に対して量子化を行う量子化部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。 - インタープレディクションを行うための動き推定及び動き補償部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
- 前記色差成分変換部は、axCb+bxCr+cによって色差成分の変換値を計算し、前記a,b,c値は、所定の係数であり、複数個の(a,b,c)対がユーザーによって予め定められたことを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
- 前記所定のコスト関数は、RDCost、SAD、SATD、SSA、及びMADを含むことを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
- 前記色差成分変換部は、
前記色差成分Cb、Crが入力されれば、複数個の(a,b,c)係数で加重値を与えて組合せて生成されうる全ての場合の変換値を計算する変換値計算部と、
前記変換された変換値に対して所定のコスト関数によってコストを計算するコスト計算部と、
前記計算されたコスト値のうち、最もコストの低い2つの変換値を選択して出力する判断部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。 - 前記色差成分変換部は、
コストが最も低い2つの変換値に対応する(a,b,c)係数に関する情報をランレングス符号化方法によって符号化することを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。 - カラー映像の色差成分であるCb、Cr値を、所定の係数で加重値を与えて組合せて複数個の変換値に生成する段階と、
所定のコスト関数によって計算されたコストが最も低い2つの変換値を選択する段階と、
前記選択された2つの変換値に対してエントロピー符号化を行う段階と、を含むことを特徴とする符号化方法。 - 前記色差成分Cb、Crは、変換及び量子化が既に行われたことを特徴とする請求項9に記載の符号化方法。
- 前記色差成分Cb、Crが変換及び量子化が行われる前の値であれば、前記変換値に対して、変換及び量子化を行う段階をさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の符号化方法。
- インタープレディクションを行うための動き推定及び動き補償を行う段階をさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の符号化方法。
- 前記変換値は、axCb+bxCr+cによって色差成分の変換値が計算され、前記a,b,c値は、所定の係数であり、複数個の(a,b,c)対がユーザーによって予め定められたことを特徴とする請求項9に記載の符号化方法。
- 前記所定のコスト関数は、RDCost、SAD、SATD、SSD、及びMADを含むことを特徴とする請求項9に記載の符号化方法。
- 前記複数個の変換値を生成する段階は、
複数個の(a,b,c)係数で前記色差成分Cb、Crを乗じる段階、及び前記乗じた結果を前記係数cと組み合わせる段階と、
前記複数個の(a,b,c)係数のうち、係数a及びbを乗じた結果を前記係数cと組み合わせる段階と、を含むことを特徴とする請求項9に記載の符号化方法。 - コストが最も低い2つの変換値に対応する(a,b,c)係数に関する情報をランレングス符号化方法によって符号化することを特徴とする請求項9に記載の符号化方法。
- 符号化されたビットストリームをエントロピー復号化し、復号化されたデータを出力するエントロピー復号化部と、
前記復号化されたデータが輝度成分である場合には、バイパスさせ、色差成分である場合には、Cb及びCr成分に加重値を与えて組み合わせるのに使われた係数に関する情報を抽出して、元の色差成分Cb及びCr成分を生成して出力する色差成分逆変換部と、を備えることを特徴とする復号化装置。 - 前記エントロピー復号化されたデータに対して逆量子化を行う逆量子化部と、
前記逆量子化されたデータに対して逆変換を行う逆変換部と、をさらに備えることを特徴とする請求項17に記載の復号化装置。 - インタープレディクションを行うための動き補償部をさらに備えることを特徴とする請求項17に記載の復号化装置。
- 前記色差成分逆変換部は、
いかなる(a,b,c)係数対を使用して色差成分が符号化されたかを示す情報であり、ランレングス符号化方法によって符号化されて伝送された情報を抽出して、Cb及びCr成分を計算することを特徴とする請求項17の記載の復号化装置。 - 符号化されたビットストリームをエントロピー復号化するエントロピー復号化段階と、
前記復号化されたデータが輝度成分である場合には、バイパスさせ、色差成分である場合には、Cb及びCr成分に加重値を与えて組み合わせるのに使われた係数に関する情報を抽出して、色差成分Cb及びCr成分を生成して出力する段階と、を含むことを特徴とする復号化方法。 - 前記エントロピー復号化されたデータに対して逆量子化及び逆変換を行う段階をさらに含むことを特徴とする請求項21に記載の復号化方法。
- インタープレディクションを行うための動き補償段階をさらに含むことを特徴とする請求項21に記載の復号化方法。
- いかなる(a,b,c)係数対を使用して色差成分が符号化されたかを示す情報であり、ランレングス符号化方法によって符号化されて伝送された情報を利用して、Cb及びCr成分を計算することを特徴とする請求項21に記載の復号化方法。
- カラー映像の符号化装置において、
カラー映像の色差成分を2以上のインタープレディクションモード別に変換し、前記モード別に変換された値を、所定のコスト関数を使用してインタープレディクションモード別にコストを計算し、前記計算結果によって、前記2以上のインタープレディクションモードの一つを選択して、選択されたモードの変換値を出力する色差成分変換部と、
前記出力された変換値に対してエントロピー符号化を行うエントロピー符号化部と、を備えることを特徴とする符号化装置。 - 前記インタープレディクションモードの選択は、所定のブロック単位で行われ、前記所定のブロックに対して選択されたインタープレディクションモード情報は、複数個のブロックからなるグループ単位で符号化されることを特徴とする請求項25に記載の符号化装置。
- 所定のグループ内の複数個のブロックに関するインタープレディクションモード情報をそれぞれのモード別に分類した複数個のモードプレーンを生成し、前記生成された複数個のモードプレーンを符号化することを特徴とする請求項26に記載の符号化装置。
- 前記生成されたモードプレーンは、前記所定のブロック別に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたか否かを示す情報を含むことを特徴とする請求項27に記載の符号化装置。
- 所定のモードプレーンは、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたブロックに対応するモード情報は、‘1’に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されていないブロックに対応するモード情報は、‘0’に設定することによって得られることを特徴とする請求項27に記載の符号化装置。
- 所定のグループ内の複数個のブロックに関するインタープレディクションモード情報をそれぞれのモード別に分類した複数個のモードプレーンを生成し、前記生成された複数個のモードプレーンを選定された順に配列し、以前のモードプレーンのモード情報によって、次のモードプレーンの情報を変形して、変形されたモードプレーンを符号化することを特徴とする請求項26に記載の符号化装置。
- 前記生成されたモードプレーンは、前記所定のブロック別に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたか否かを示す情報を含み、前記モードプレーンの情報の変形は、前記以前のモードプレーンの情報に基づいて、次のモードプレーンの情報から以前のモードプレーンのインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報を削除することによって行われることを特徴とする請求項30に記載の符号化装置。
- 所定のモードプレーンは、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたブロックに対応するモード情報は、‘1’に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されていないブロックに対応するモード情報は、‘0’に設定することによって得られることを特徴とする請求項31に記載の符号化装置。
- 前記以前のモードによるインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報の削除は、前記以前のモードによるインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報を‘0’に設定することによって行われることを特徴とする請求項32に記載の符号化装置。
- 前記所定のブロックは、マクロブロックであり、前記グループは、ピクチャーであることを特徴とする請求項26に記載の符号化装置。
- 前記色差成分は、Cb、Crであり、前記色差成分Cb、Crは、変換及び量子化が既に行われたことを特徴とする請求項25に記載の符号化装置。
- 前記色差成分変換部から出力された変換値に対して変換を行う変換部と、
前記変換部から出力された変換値に対して量子化を行う量子化部と、をさらに備えることを特徴とする請求項25に記載の符号化装置。 - インタープレディクションを行うための動き推定及び動き補償部をさらに備えることを特徴とする請求項25に記載の符号化装置。
- 前記所定のコスト関数は、RDCost、SAD、SATD、SSA、及びMADを含むことを特徴とする請求項25に記載の符号化装置。
- 前記色差成分変換部は、
2以上のインタープレディクションモードを含むインタープレディクションモードテーブルを保存するインタープレディクションモードテーブル保存部と、
カラー映像の色差成分であるCb、Cr値を、前記インタープレディクションモードテーブルに基づいて、それぞれのモード別に変換値を計算する変換値計算部と、
前記計算された変換値のうち、所定のコスト関数によって計算されたコストが最も低いインタープレディクションモードを選択するモード選択部と、を備えることを特徴とする請求項25に記載の符号化装置。 - 前記選択されたインタープレディクションモード情報に対してランレングス符号化を行うランレングス符号化部をさらに備えることを特徴とする請求項25に記載の符号化装置。
- カラー映像の符号化方法において、
前記カラー映像の色差成分を2以上のインタープレディクションモード別に変換し、前記モード別に変換された値を、所定のコスト関数を使用してモード別にコストを計算し、前記計算結果によって、前記2以上のインタープレディクションモードの一つを選択して、選択されたモードの変換値を出力する段階と、
前記出力された変換値に対してエントロピー符号化を行う段階と、を含むことを特徴とする符号化方法。 - 前記インタープレディクションモードの選択は、所定のブロック単位で行われ、前記所定のブロックに対して選択されたインタープレディクションモード情報は、複数個のブロックからなるグループ単位で符号化されることを特徴とする請求項41に記載の符号化方法。
- 所定のグループ内の複数個のブロックに関するインタープレディクションモード情報をそれぞれのモード別に分類した複数個のモードプレーンを生成し、前記生成された複数個のモードプレーンを符号化することを特徴とする請求項42に記載の符号化方法。
- 前記生成されたモードプレーンは、前記所定のブロック別に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたか否かを示す情報を含むことを特徴とする請求項43に記載の符号化方法。
- 所定のモードプレーンは、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたブロックに対応するモード情報は、‘1’に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されていないブロックに対応するモード情報は、‘0’に設定することによって得られることを特徴とする請求項43に記載の符号化方法。
- 所定のグループ内の複数個のブロックに関するインタープレディクションモード情報をそれぞれのモード別に分類した複数個のモードプレーンを生成し、前記生成された複数個のモードプレーンを選定された順に配列し、以前のモードプレーンのモード情報によって、次のモードプレーンの情報を変形して、変形されたモードプレーンを符号化することを特徴とする請求項42に記載の符号化方法。
- 前記生成されたモードプレーンは、前記所定のブロック別に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたか否かを示す情報を含み、前記モードプレーンの情報の変形は、前記以前のモードプレーンの情報に基づいて、次のモードプレーンの情報から以前のモードプレーンのインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報を削除することによって行われることを特徴とする請求項46に記載の符号化方法。
- 所定のモードプレーンは、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたブロックに対応するモード情報は、‘1’に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されていないブロックに対応するモード情報は、‘0’に設定することによって得られることを特徴とする請求項47に記載の符号化方法。
- 前記以前のモードによるインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報の削除は、前記以前のモードによるインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報を‘0’に設定することによって行われることを特徴とする請求項48に記載の符号化方法。
- 前記所定のブロックは、マクロブロックであり、前記グループは、ピクチャーであることを特徴とする請求項42に記載の符号化方法。
- 前記色差成分は、Cb、Crであり、前記色差成分Cb、Crは、変換及び量子化が既に行われたことを特徴とする請求項41に記載の符号化方法。
- 前記色差成分Cb、Crが変換及び量子化が行われる前の値であれば、前記色差成分変換部から出力された変換値に対して、変換及び量子化を行う段階をさらに含むことを特徴とする請求項41に記載の符号化方法。
- インタープレディクションを行う段階をさらに含むことを特徴とする請求項41記載の符号化方法。
- 前記所定のコスト関数は、RDCost、SAD、SATD、SSA、及びMADを含むことを特徴とする請求項41に記載の符号化方法。
- 前記符号化方法は、
カラー映像の色差成分であるCb、Cr値を、それぞれのモード別に変換値を計算する段階と、
前記2つ以上のインター予測モードのうち一つを選択する段階は、前記計算された変換値のうち、所定のコスト関数によって計算されたコストが最も低いインタープレディクションモードを選択する段階と、をさらに含むことを特徴とする請求項41に記載の符号化方法。 - 前記選択されたインタープレディクションモード情報に対してランレングス符号化を行う段階をさらに含むことを特徴とする請求項41に記載の符号化方法。
- 符号化されたカラー映像の復号化装置において、
入力されたビットストリームをエントロピー復号化するエントロピー復号化部と、
前記ビットストリームから抽出された、所定サイズの現在ブロックに適用されたインタープレディクションモード情報に基づいて、元の色差成分を復元する色差成分逆変換部とを備え、
前記インタープレディクションモード情報は、2以上のインタープレディクションモードのうち、前記現在ブロックに適用されたインタープレディクションモードを示し、前記元の色差成分は、現在ブロックに適用されたインタープレディクションモードに対応する変換値から得られることを特徴とする復号化装置。 - 前記ビットストリームから抽出されたインタープレディクションモード情報は、複数個のブロックに関するインタープレディクションモード情報を、それぞれのモード別に分類して生成した複数個のモードプレーンであることを特徴とする請求項57に記載の復号化装置。
- 前記生成されたモードプレーンは、前記所定のブロック別に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたか否かを示す情報を含むことを特徴とする請求項58に記載の復号化装置。
- 所定のモードプレーンは、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたブロックに対応するモード情報は、‘1’に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されていないブロックに対応するモード情報は、‘0’に設定することによって得られることを特徴とする請求項58に記載の復号化装置。
- 前記ビットストリームから抽出されたインタープレディクションモード情報は、所定のグループ内の複数個のブロックに関するインタープレディクションモード情報をそれぞれのモード別に分類して生成した複数個のモードプレーンを、選定された順に配列し、以前のモードプレーンのモード情報によって、次のモードプレーンの情報を変形して生成された、変形されたモードプレーンであることを特徴とする請求項58に記載の復号化装置。
- 前記生成されたモードプレーンは、前記所定のブロック別に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたか否かを示す情報を含み、前記モードプレーンの情報の変形は、前記以前のモードプレーンの情報に基づいて、次のモードプレーンの情報から以前のモードプレーンのインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報を削除することによって行われ、
前記復号化装置は、前記変形されたモードプレーンを選定された順に復元することによって、元のモードプレーンを復元することを特徴とする請求項61に記載の復号化装置。 - 所定のモードプレーンは、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたブロックに対応するモード情報は、‘1’に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されていないブロックに対応するモード情報は、‘0’に設定することによって得られることを特徴とする請求項61に記載の復号化装置。
- 前記以前のモードによるインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報の削除は、前記以前のモードによるインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報を‘0’に設定することによって行われることを特徴とする請求項63に記載の復号化装置。
- 前記所定サイズのブロックは、マクロブロックであり、前記モードプレーンは、ピクチャー単位のマクロブロックに関するインタープレディクションモード情報を含むことを特徴とする請求項58に記載の復号化装置。
- 前記色差成分は、Cb、Crであることを特徴とする請求項57に記載の復号化装置。
- 前記エントロピー復号化されたデータに対して逆量子化を行う逆量子化部と、
前記逆量子化が行われたデータに対して逆変換を行う逆変換部と、をさらに備えることを特徴とする請求項57に記載の復号化装置。 - インタープレディクションを行うための動き補償部をさらに備えることを特徴とする請求項57に記載の復号化装置。
- 前記復号化装置は、ランレングス符号化方法によって符号化されて伝送されたインタープレディクションモード情報を抽出して、これに基づいて色差成分を計算することを特徴とする請求項58に記載の復号化装置。
- 符号化されたカラー映像の復号化方法において、
入力されたビットストリームをエントロピー復号化する段階と、
前記ビットストリームから抽出された、所定サイズの現在ブロックに適用されたインタープレディクションモード情報に基づいて、元の色差成分を復元する段階と、を含み、
前記インタープレディクションモード情報は、2以上のインタープレディクションモードのうち、前記現在ブロックに適用されたインタープレディクションモードを示し、前記元の色差成分は、現在ブロックに適用されたインタープレディクションモードに対応する変換値から得られることを特徴とする復号化方法。 - 前記ビットストリームから抽出されたインタープレディクションモード情報は、複数個のブロックに関するインタープレディクションモード情報を、それぞれのモード別に分類して生成した複数個のモードプレーンであることを特徴とする請求項70に記載の復号化方法。
- 前記生成されたモードプレーンは、前記所定のブロック別に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたか否かを示す情報を含むことを特徴とする請求項71に記載の復号化方法。
- 所定のモードプレーンは、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたブロックに対応するモード情報は、‘1’に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されていないブロックに対応するモード情報は、‘0’に設定することによって得られることを特徴とする請求項71に記載の復号化方法。
- 前記ビットストリームから抽出されたインタープレディクションモード情報は、所定のグループ内の複数個のブロックに関するインタープレディクションモード情報をそれぞれのモード別に分類して生成した複数個のモードプレーンを、選定された順に配列し、以前のモードプレーンのモード情報によって、次のモードプレーンの情報を変形して生成された、変形されたモードプレーンであることを特徴とする請求項71に記載の復号化方法。
- 前記生成されたモードプレーンは、前記所定のブロック別に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたか否かを示す情報を含み、前記モードプレーンの情報の変形は、前記以前のモードプレーンの情報に基づいて、次のモードプレーンの情報から以前のモードプレーンのインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報を削除することによって行われ、
前記復号化装置は、前記変形されたモードプレーンを選定された順に復元することによって、元のモードプレーンを復元することを特徴とする請求項74に記載の復号化方法。 - 所定のモードプレーンは、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたブロックに対応するモード情報は、‘1’に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されていないブロックに対応するモード情報は、‘0’に設定することによって得られることを特徴とする請求項75に記載の復号化方法。
- 前記以前のモードによるインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報の削除は、前記以前のモードによるインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報を‘0’に設定することによって行われることを特徴とする請求項76に記載の復号化方法。
- 前記所定サイズのブロックは、マクロブロックであり、前記モードプレーンは、ピクチャー単位のマクロブロックに関するインタープレディクションモード情報を含むことを特徴とする請求項71に記載の復号化方法。
- 前記色差成分は、Cb、Crであることを特徴とする請求項70に記載の復号化方法。
- 前記エントロピー復号化されたデータに対して逆量子化及び逆変換を行う段階をさらに含むことを特徴とする請求項70に記載の復号化方法。
- インタープレディクションを行うための動き補償段階をさらに含むことを特徴とする請求項70に記載の復号化方法。
- 前記復号化方法は、ランレングス符号化方法によって符号化されて伝送されたインタープレディクションモード情報を抽出して、これに基づいて色差成分を計算することを特徴とする請求項71に記載の復号化方法。
- カラー映像の色差成分であるCb、Cr値を、所定の係数で加重値を与えて組合せて複数個の変換値に生成する段階と、
所定のコスト関数によって計算されたコストが最も低い2つの変換値を選択する段階と、
前記選択された2つの変換値に対してエントロピー符号化を行う段階と、を含む符号化方法を行うためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体。 - カラー映像の色差成分を2以上のインタープレディクションモード別に変換する段階と、
所定のコスト関数を使用してモード別にコストを計算する段階と、
前記計算結果によって、前記2以上のインタープレディクションモードのうち一つを選択する段階と、
前記選択されたインタープレディクションモード値の出力変換値に対してエントロピー符号化を行う段階と、を含むカラー映像の符号化方法を行うためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体。 - 前記インタープレディクションモードの選択は、所定のブロック単位で行われ、前記所定のブロックに対して選択されたインタープレディクションモード情報は、複数個のブロックからなるグループ単位で符号化されることを特徴とする請求項84に記載の記録媒体。
- 所定のグループ内の複数個のブロックに関するインタープレディクションモード情報をそれぞれのモード別に分類した複数個のモードプレーンを生成し、前記生成された複数個のモードプレーンを符号化することを特徴とする請求項85に記載の記録媒体。
- 前記生成されたモードプレーンは、前記所定のブロック別に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたか否かを示す情報を含むことを特徴とする請求項86に記載の記録媒体。
- 所定のモードプレーンは、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたブロックに対応するモード情報は、‘1’に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されていないブロックに対応するモード情報は、‘0’に設定することによって得られることを特徴とする請求項86に記載の記録媒体。
- 所定のグループ内の複数個のブロックに関するインタープレディクションモード情報をそれぞれのモード別に分類した複数個のモードプレーンを生成し、前記生成された複数個のモードプレーンを選定された順に配列し、以前のモードプレーンのモード情報によって、次のモードプレーンの情報を変形して、変形されたモードプレーンを符号化することを特徴とする請求項85に記載の記録媒体。
- 前記生成されたモードプレーンは、前記所定のブロック別に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたか否かを示す情報を含み、前記モードプレーンの情報の変形は、前記以前のモードプレーンの情報に基づいて、次のモードプレーンの情報から以前のモードプレーンのインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報を削除することによって行われることを特徴とする請求項89に記載の記録媒体。
- 所定のモードプレーンは、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたブロックに対応するモード情報は、‘1’に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されていないブロックに対応するモード情報は、‘0’に設定することによって得られることを特徴とする請求項90に記載の記録媒体。
- 前記以前のモードによるインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報の削除は、前記以前のモードによるインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報を‘0’に設定することによって行われることを特徴とする請求項91に記載の記録媒体。
- 復号化されたデータを生成するために、符号化されたビットストリームをエントロピー復号化するエントロピー復号化段階と、
前記復号化されたデータが輝度成分である場合には、バイパスさせる段階と、
前記復号化されたデータが色差成分である場合には、Cb及びCr成分に加重値を与えて組み合わせるのに使われた係数に関する情報を抽出して、色差成分Cb及びCr成分を生成して出力する段階と、を含む復号化方法を行うためのプログラムが保存されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体。 - 入力されたビットストリームをエントロピー復号化する段階と、
前記ビットストリームから抽出された、所定サイズの現在ブロックに適用されたインタープレディクションモード情報に基づいて、元の色差成分を復元する段階とを含み、
前記インタープレディクションモード情報は、2以上のインタープレディクションモードのうち、前記現在ブロックに適用されたインタープレディクションモードを示し、前記元の色差成分は、現在ブロックに適用されたインタープレディクションモードに対応する変換値から得られる符号化されたカラー映像の復号化方法を行うためのプログラムが保存されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体。 - 前記ビットストリームから抽出されたインタープレディクションモード情報は、複数個のブロックに関するインタープレディクションモード情報を、それぞれのモード別に分類して生成した複数個のモードプレーンであることを特徴とする請求項94に記載の記録媒体。
- 前記生成されたモードプレーンは、前記所定のブロック別に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたか否かを示す情報を含むことを特徴とする請求項95に記載の記録媒体。
- 所定のモードプレーンは、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたブロックに対応するモード情報は、‘1’に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されていないブロックに対応するモード情報は、‘0’に設定することによって得られることを特徴とする請求項95に記載の記録媒体。
- 前記ビットストリームから抽出されたインタープレディクションモード情報は、所定のグループ内の複数個のブロックに関するインタープレディクションモード情報をそれぞれのモード別に分類して生成した複数個のモードプレーンを、選定された順に配列し、以前のモードプレーンのモード情報によって、次のモードプレーンの情報を変形して生成された、変形されたモードプレーンであることを特徴とする請求項95に記載の記録媒体。
- 前記生成されたモードプレーンは、前記所定のブロック別に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたか否かを示す情報を含み、前記モードプレーンの情報の変形は、前記以前のモードプレーンの情報に基づいて、次のモードプレーンの情報から以前のモードプレーンのインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報を削除することによって行われ、
前記復号化装置は、前記変形されたモードプレーンを選定された順に復元することによって、元のモードプレーンを復元することを特徴とする請求項98に記載の記録媒体。 - 所定のモードプレーンは、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたブロックに対応するモード情報は、‘1’に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されていないブロックに対応するモード情報は、‘0’に設定することによって得られることを特徴とする請求項99に記載の記録媒体。
- 前記以前のモードによるインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報の削除は、前記以前のモードによるインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報を‘0’に設定することによって行われることを特徴とする請求項100に記載の記録媒体。
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