JP2008527782A - 色差成分の相関関係を利用したカラー映像の符号化、復号化方法及びその装置 - Google Patents

色差成分の相関関係を利用したカラー映像の符号化、復号化方法及びその装置 Download PDF

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Abstract

色差成分の相関関係を利用したカラー映像の符号化、復号化方法及びその装置を提供する。本発明による符号化方法は、カラー映像の色差成分を複数個のインタープレディクションモード別に変換し、インタープレディクションモード別に変換された値を、所定のコスト関数を使用してそれぞれのインタープレディクションモード別にコストを計算し、計算されたそれぞれのモード別コストによって、複数個のインタープレディクションモードのうち一つを選択した後、選択されたモードの変換値を出力し、出力された変換値に対してエントロピー符号化を行う符号化方法である。

Description

本発明は、カラー映像データの符号化及び復号化に係り、さらに詳細には、YCbCrフォーマットで構成されたカラー映像データの色差成分Cb、Cr間の相関関係を見つけて、さらに少ないデータ量でカラー映像データを符号化し、これを復号化する方法及びその装置に関する。
図1は、RGBフォーマットの映像及びYCbCrフォーマットの映像を構成するデータを示す図である。
カラー映像を表現するフォーマットの一つとしてRGBフォーマットがあるが、RGBフォーマットは、映像の色成分を三つの色成分(Red、Green、Blue、以下、R、G、Bという)に分けて表現する。このとき、三つの色成分R、G、Bは、いずれも同じデータ量を有している。例えば、16x16のマクロブロックがあれば、R成分、G成分、B成分もそれぞれ16x16サイズとなる。しかし、人間の目は、色相を表す色差成分より明るさを表す輝度成分にさらに敏感に反応する。したがって、カラー映像を輝度成分と色差成分とに分けて表現するフォーマットを使用してデータ量を減らすが、このフォーマットをYCbCrフォーマットという。
YCbCrフォーマットでは、色差成分より輝度成分に多くのデータを割り当てる。図1を参照するに、16x16サイズのマクロブロックに対するRGBフォーマットの映像をYCbCrフォーマットの映像で表現すれば、16x16サイズの輝度ブロックと8x8サイズの色差ブロックCb、Crとからなることが分かる。このとき、輝度成分と色差成分であるY、Cb、Cr値は、R、G、B値の加重組み合わせにより計算される。例えば、Y=0.29900R+0.58700G+0.11400B、Cb=−0.16874R−0.33126G+0.50000B、Cr=0.50000R−0.41869G−0.08131のような数式によって、Y、Cb、Cr値が計算される。このように、YCbCrフォーマットのカラー動画データは、輝度成分と2つの色差成分とで構成されており、符号化時には、それぞれの成分を別々に符号化する。すなわち、色差成分間の関連性を全く考慮せずに、別々に符号化する。
図2は、4:4:4、4:2:2及び4:2:0フォーマットの映像データの構成を示す図である。
動画を符号化する時、動画を構成するピクチャーの横方向の画素ラインに含まれる画素の輝度成分と色差成分との比率を表示することによって、動画のカラーフォーマットを示す。以下では、輝度成分をYと表示し、色差成分をCb、Crと表示する。輝度とは、映像の明るさを示す程度であり、ITU−R勧告で一つの画素の輝度は、8ビットで表す。色差とは、映像の色を表す情報であり、2つの色差成分Cb、Crの8ビット値で画素の色を表す。色を表す座標系を色空間というが、動画符号化標準であるMPEG(Motion Picture Experts Group)では、Y、Cb、Cr二という3個の8ビット情報で動画のカラーフォーマットを表現する。
Y、Cb、Crを使用してカラー動画を表現するに当たって、その比率によってさまざまなカラーフォーマットで表現できるが、異なるカラーフォーマットの場合にも輝度成分であるY成分はいずれも同一であり、Cb、CR成分のみ変わる。図2を参照するに、4:2:2フォーマットの映像は、4:4:4フォーマットの映像の色差成分を横方向に1/2ダウンサンプリングして得られ、これをさらに縦方向に1/2ダウンサンプリングすれば、4:2:0フォーマットの映像が得られることが分かる。
このように、従来の一般的なコーデック(MPEG、H.26x、VC1)では、RGBカラー映像をYCbCrカラー映像に変換し、輝度成分と色差成分とを分離してそれぞれ符号化した。このとき、4:4:4、4:2:2、4:2:0など、さまざまなフォーマットを有しうるが、一般的に(MPEG、H.26x、VC1)などでは、YCbCrが4:2:0フォーマットの映像データを入力されて符号化する。以下では、4:2:0フォーマットの映像データを一例として説明する。
一般的な動画符号化方法では、入力されたY、Cb、CR成分が互いに時間的及び空間的の冗長性のないように符号化される。空間的冗長性は、隣接ブロックとの予測であるイントラプレディクションを通じて除去され、時間的冗長性は、以前のピクチャーと現在ピクチャーとのインタープレディクションによって除去される。すなわち、イントラプレディクションを通じて隣接ブロックと現在ブロックとの差成分のみを符号化し、インタープレディクションを通じて以前のピクチャーと現在ピクチャーとの差成分のみを符号化して、圧縮効率を高める。
すなわち、従来には、Y、Cb、CR成分内で時間的、空間的冗長性を除去する予測を行うのみで、Y、Cb、CR成分間の相関関係を利用した冗長性の除去は行われていない。しかし、H.264ハイプロファイルのような高画質映像を圧縮する際には、Y、Cb、CR成分のデータ量が多くなるので、これを効率的に圧縮する方法が必要である。
本発明が解決しようとする技術的課題は、カラー映像の色差成分を構成するCb、CR成分間の相関関係を利用して、符号化しようとするデータの量を減らして符号化することによって、符号化速度を高めたカラー映像符号化装置及び方法と、これを復号化する装置及び方法を提供することである。
前記技術的課題は、本発明によって、カラー映像の色差成分であるCb、Cr値を、所定の係数で加重値を与えて組み合わせて複数個の変換値に生成し、生成された変換値のうち、所定のコスト関数によって計算されたコストが最も低い2つの変換値を選択して出力する色差成分変換部と、前記選択された変換値に対してエントロピー符号化を行うエントロピー符号化部とを備えることを特徴とする符号化装置によって達成される。
前記色差成分Cb、Crは、変換及び量子化がすでに行われたものであるか、または前記色差成分Cb、Crが、変換及び量子化が行われる前の値であれば、前記色差成分変換部から出力された変換値に対して変換及び量子化を行う変換及び量子化部をさらに備えることが望ましい。
前記色差成分変換部は、axCb+bxCr+cにより色差成分の変換値を計算し、前記a,b,c値は、定数であり、複数個の(a,b,c)対がユーザーによって予め定められたことが望ましく、前記所定のコスト関数は、RDCost、SAD、SATD、SSA、及びMADを含むことが望ましい。
また、前記色差成分変換部は、前記色差成分Cb、Crが入力されれば、複数個の(a,b,c)係数で加重値を与えて組み合わせて生成されうる全ての場合の変換値を計算する変換値計算部と、前記変換された変換値に対して所定のコスト関数によってコストを計算するコスト計算部と、前記計算されたコスト値のうち、最もコストの低い2つの変換値を選択して出力する判断部とを備えることが望ましい。
また、前記色差成分変換部は、コストが最も低い2つの変換値に対応する(a,b,c)係数に関する情報をランレングス符号化方法によって符号化することが望ましい。
また、前記技術的課題は、色差成分Cb、Crが入力されれば、複数個の(a,b,c)係数で加重値を与えて組み合わせて生成されうる全ての場合の変換値を計算する変換値計算部と、前記変換された変換値に対して所定のコスト関数によってコストを計算するコスト計算部と、前記計算されたコスト値のうち、最もコストの低い2つの変換値を選択して出力する判断部と、前記出力された変換値をエントロピー符号化するエントロピー符号化部とを備えることを特徴とする符号化装置によっても達成される。
また、前記技術的課題は、(a)カラー映像の色差成分であるCb、Cr値を、所定の係数で加重値を与えて組み合わせて複数個の変換値に生成し、生成された変換値のうち、所定のコスト関数によって計算されたコストが最も低い2つの変換値を選択して出力する段階と、(b)前記選択された変換値に対してエントロピー符号化を行うエントロピー符号化段階とを含むことを特徴とする符号化方法によっても達成される。
前記(a)段階は、(a1)前記色差成分Cb、Crが入力されれば、複数個の(a,b,c)係数で加重値を与えて組み合わせて生成されうる全ての場合の変換値を計算する段階と、(a2)前記変換された変換値に対して所定のコスト関数によってコストを計算するコスト計算段階と、(a3)前記計算されたコスト値のうち、最もコストの低い2つの変換値を選択して出力する段階とを含むことが望ましい。
前記(b)段階は、前記(a)段階により定められたコストが最も低い2つの変換値に対応する(a,b,c)係数に関する情報を、ランレングス符号化方法によって符号化することが望ましい。
一方、本発明の他の分野によれば、前記技術的課題は、符号化されたビットストリームをエントロピー復号化するエントロピー復号化部と、前記復号化されたデータが輝度成分である場合には、バイパスさせ、色差成分である場合には、Cb及びCR成分に加重値を与えて組み合わせるのに使われた係数に関する情報を抽出して、元の色差成分Cb及びCR成分を生成して出力する色差成分逆変換部とを備えることを特徴とする復号化装置によっても達成される。
前記色差成分逆変換部は、いかなる(a,b,c)係数対を使用して色差成分が符号化されたかを示す情報であり、ランレングス符号化方法によって符号化されて伝送された情報を抽出して、Cb及びCR成分を計算することが望ましい。
また、前記技術的課題は、(a)符号化されたビットストリームをエントロピー復号化するエントロピー復号化段階と、(b)前記復号化されたデータが輝度成分である場合には、バイパスさせ、色差成分である場合には、Cb及びCR成分に加重値を与えて組み合わせるのに使われた係数に関する情報を抽出して、色差成分Cb及びCR成分を生成して出力する段階とを含むことを特徴とする復号化方法によっても達成される。
また、前記技術的課題は、本発明によるカラー映像の符号化装置において、カラー映像の色差成分を2以上のインタープレディクションモード別に変換し、前記モード別に変換された値を、所定のコスト関数を使用してインタープレディクションモード別にコストを計算し、前記計算結果によって、前記2以上のインタープレディクションモードの一つを選択して、選択されたモードの変換値を出力する色差成分変換部と、前記出力された変換値に対してエントロピー符号化を行うエントロピー符号化部とを備えることを特徴とする符号化装置によっても達成される。
前記インタープレディクションモードの選択は、所定のブロック単位で行われ、前記所定のブロックに対して選択されたインタープレディクションモード情報は、複数個のブロックからなるグループ単位で符号化されることが望ましい。
所定のグループ内の複数個のブロックに関するインタープレディクションモード情報をそれぞれのモード別に分類した複数個のモードプレーンを生成し、前記生成された複数個のモードプレーンを符号化することが望ましい。
前記生成されたモードプレーンは、前記所定のブロック別に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたか否かを示す情報を含むことが望ましい。
所定のモードプレーンは、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたブロックに対応するモード情報は、‘1’に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されていないブロックに対応するモード情報は、‘0’に設定することによって得られることが望ましい。
所定のグループ内の複数個のブロックに関するインタープレディクションモード情報をそれぞれのモード別に分類した複数個のモードプレーンを生成し、前記生成された複数個のモードプレーンを選定された順に配列し、以前のモードプレーンのモード情報によって、次のモードプレーンの情報を変形して、変形されたモードプレーンを符号化することが望ましい。
前記生成されたモードプレーンは、前記所定のブロック別に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたか否かを示す情報を含み、前記モードプレーンの情報の変形は、前記以前のモードプレーンの情報に基づいて、次のモードプレーンの情報から以前のモードプレーンのインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報を削除することによって行われることが望ましい。
所定のモードプレーンは、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたブロックに対応するモード情報は、‘1’に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されていないブロックに対応するモード情報は、‘0’に設定することによって得られることが望ましい。
前記以前のモードによるインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報の削除は、前記以前のモードによるインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報を‘0’に設定することによって行われることが望ましい。
前記所定のブロックは、マクロブロックであり、前記グループは、ピクチャーであることが望ましい。
前記色差成分変換部は、2以上のインタープレディクションモードを含むインタープレディクションモードテーブルを保存するインタープレディクションモードテーブル保存部と、カラー映像の色差成分であるCb、Cr値を、前記インタープレディクションモードテーブルに基づいて、それぞれのモード別に変換値を計算する変換値計算部と、前記計算された変換値のうち、所定のコスト関数によって計算されたコストが最も低いインタープレディクションモードを選択するモード選択部とを備えることが望ましい。
前記選択されたインタープレディクションモード情報に対して、ランレングス符号化を行うランレングス符号化部をさらに備えることが望ましい。
また、前記技術的課題は、本発明によるカラー映像の符号化方法において、前記カラー映像の色差成分を2以上のインタープレディクションモード別に変換し、前記モード別に変換された値を、所定のコスト関数を使用してモード別にコストを計算し、前記計算結果によって、前記2以上のインタープレディクションモードの一つを選択して、選択されたモードの変換値を出力する段階と、前記出力された変換値に対してエントロピー符号化を行う段階とを含む符号化方法によって達成される。
また、前記技術的課題は、符号化されたカラー映像の復号化装置において、入力されたビットストリームをエントロピー復号化するエントロピー復号化部と、前記ビットストリームから抽出された、所定サイズの現在ブロックに適用されたインタープレディクションモード情報に基づいて、元の色差成分を復元する色差成分逆変換部を備え、前記インタープレディクションモード情報は、2以上のインタープレディクションモードのうち、前記現在ブロックに適用されたインタープレディクションモードを示し、前記元の色差成分は、現在ブロックに適用されたインタープレディクションモードに対応する変換値から得られることを特徴とする復号化装置によって達成される。
また、前記技術的課題は、符号化されたカラー映像の復号化方法において、入力されたビットストリームをエントロピー復号化する段階と、前記ビットストリームから抽出された、所定サイズの現在ブロックに適用されたインタープレディクションモード情報に基づいて、元の色差成分を復元する段階を含み、前記インタープレディクションモード情報は、2以上のインタープレディクションモードのうち、前記現在ブロックに適用されたインタープレディクションモードを示し、前記元の色差成分は、現在ブロックに適用されたインタープレディクションモードに対応する変換値から得られることを特徴とする復号化部方法によって達成される。
また、前記技術的課題は、カラー映像の色差成分を2以上のインタープレディクションモード別に変換し、前記モード別に変換された値を、所定のコスト関数を使用してモード別にコストを計算し、前記計算結果によって、前記2以上のインタープレディクションモードの一つを選択して、選択されたモードの変換値を出力する段階と、前記出力された変換値に対してエントロピー符号化を行う段階とを含むカラー映像の符号化方法を実行するためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体によっても達成される。
また、前記技術的課題は、入力されたビットストリームをエントロピー復号化する段階と、前記ビットストリームから抽出された、所定サイズの現在ブロックに適用されたインタープレディクションモード情報に基づいて、元の色差成分を復元する段階とを含み、前記インタープレディクションモード情報は、2以上のインタープレディクションモードのうち、前記現在ブロックに適用されたインタープレディクションモードを示し、前記元の色差成分は、現在ブロックに適用されたインタープレディクションモードに対応する変換値から得られることを特徴とする符号化されたカラー映像の復号化方法を実行するためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体によっても達成される。
本発明によれば、動画の圧縮率を高め、符号化に必要なビット数を大きく減らすことができる。また、さらに効率的なランレングス符号化が可能である。
以下、添付された図面を参照して本発明の望ましい実施形態について詳細に説明する。
図3は、本発明の一実施形態による動画符号化装置のブロック図である。
符号化装置は、動き推定部302、動き補償部304、イントラプレディクション実行部306、変換部308、量子化部310、再整列部312、エントロピー符号化部314、逆量子化部316、逆変換部318、フィルタ320、及びフレームメモリ322を備える。
符号化装置は、色々な符号化モードのうち選択された一つの符号化モード下で、現在ピクチャーのマクロブロックに対して符号化を行う。このために、インタープレディクション及びイントラプレディクションの有しうる全てのモード下で符号化を行って率−歪曲コスト(Rate−Distortion Cost:RDCost)を計算して、その値が最も低いモードを最適モードに定めて、そのモード下で符号化を行う。率(Rate:R)は、ビット率を意味するものであり、一つのマクロブロックを符号化するのに使われるビット数を示す。すなわち、Rは、インタープレディクションまたはイントラプレディクションが行われた後の残差信号(residual)が符号化されて得られたビット数と、動きベクトル情報が符号化されて得られたビット数とをいずれも足した値である。歪曲(Distortion:D)は、符号化が行われた映像を復号化した時の元のマクロブロックと復号化されたマクロブロックとの差である。したがって、Dは、復号化が行われて元のマクロブロックが復元されれば分かる値である。
しかし、本発明の符号化モード決定方法では、率−歪曲コストの計算だけでなく、多様な方法によって最適のモードを決定することができる。すなわち、RDCostだけでなく、コストの計算は、いろいろ方法によって行われる。例えば、使われうるコスト関数は、SAD(Sum of Absolute Difference value)、SATD(Sum of Absolute Transformed Difference)、SSD(Sum of Squared Difference)、MAD(Mean of Absolute Difference)、ラグランジュ関数(Laglange function)などがある。
インタープレディクションのために、現在ピクチャーのマクロブロックの予測値を参照ピクチャーで探すことは、動き推定部302で行われる。そして、動き補償部304は、1/2画素または1/4画素単位で参照ブロックが見つけられた場合には、これら中間画素値を計算して参照ブロックデータ値を定める。このように、インタープレディクションは、動き推定部302と動き補償部304とで行われる。
また、現在ピクチャーのマクロブロックの予測値を現在ピクチャー内で探すイントラプレディクションがイントラプレディクション実行部306で行われる。現在マクロブロックに対してインタープレディクションを行うか、またはイントラプレディクションを行うかというのは、全ての符号化モード下での率−歪曲コストを計算して、その値が最も低いモードを前記ブロックの符号化モードと決定してマクロブロックに対する符号化を行う。
前述したように、インタープレディクションまたはイントラプレディクションが行われて、現在フレームのマクロブロックが参照する予測データが見つけられたとすれば、これを現在ピクチャーのマクロブロックから差し引いて色差成分変換部330に入力する。色差成分変換部330は、色差成分が入力された場合には、後述する色差成分変換方法によって色差成分をさまざまな変換値に生成し、そのうち2個の変換値を選択する。色差成分でない輝度成分が入力された場合には、そのまま通過する。輝度成分または選択された色差成分は、変換部308に入力されて変換を行った後に量子化部310で量子化を行う。現在フレームのマクロブロックから動き推定された参照ブロックを差し引いたものを残差というが、符号化時のデータ量を減らすために色差成分変換部330に入力されるデータは、残差値である。量子化された残差値は、エントロピー符号化部314でエンコーディングするために再整列部312を経る。
一方、インタープレディクションに使われる参照ピクチャーを得るために、量子化されたピクチャーを逆量子化部316と逆変換部318とを経て現在ピクチャーを復元する。このように復元された現在ピクチャーは、フレームメモリに保存され、次のピクチャーに対してインタープレディクションを行うのに使われる。復元されたピクチャーがフィルタ320を通過すれば、原ピクチャーで若干の符号化エラーを含むピクチャーとなる。
また、色差成分変換部330の詳細な動作を説明すれば、次の通りである。輝度成分であるCb、Crデータが入力されれば、次の式(1)によって変換値を計算する。
変換値=axCb+bxCr+c (1)
ここで、a,b,c値は、実験により定められる。例えば、インタープレディクションの場合、(a,b,c)を(1,0,0)、(0,1,0)、(−1,1,0)、(1,1,0)とすれば、変換値は、Cb、Cr、−Cb+Cr、Cb+Crとなる。この4つに対してコストを計算する。コストの計算及び使われるコスト関数の種類は、前述した通りである。計算されたコストのうち、最も低い値を持つ(a,b,c)セットを2つ選択して変換部308に入力する。例えば、Cb、−Cb+Crが選択されたとすれば、変換部308は、Cb、−Cb+Cr成分を変換する。この場合がコストが最も低いので、Cbと−Cb+Cr成分の値が最も低く、これによって符号化にかかるビット量も少ない。一方、イントラプレディクションでのマクロブロックの場合に(a,b,c)は、(−1,1,14)、(1,1,−250)、(1,0,14)、(0,1,14)でありうる。イントラプレディクションでのマクロブロックの場合にも、インタープレディクションでのマクロブロックの場合と同様に、前記(a,b,c)係数対に対してコストを計算し、コストが最も低い時の(a,b,c)によって決定される色差成分を探して符号化する。
一方、色差成分変換部330は、変換部308と量子化部310の後に位置してもよい。すなわち、空間ドメインではない周波数ドメイン上に、周波数変換されたCbとCr成分を利用してコストを計算して、再整列及びエントロピー符号化を行うことができる。
図4は、本発明の一実施形態による色差成分変換値の計算を説明するための参照図である。図4を参照するに、CbブロックとCrブロックとでそれぞれ一つの画素値を読み出して、前述した式(1)によって(a,b,c)値を乗じるか足して変換値を計算するということが分かる。
図5は、図3の色差成分変換部330の詳細ブロック図である。
色差成分変換部330は、変換値計算部510、コスト計算部520及び判断部530を備える。変換値計算部510は、色差成分Cb、Crが入力されれば、与えられた(a,b,c)係数セットを利用して生成されうる全ての場合の変換値を式(1)によって計算する。コスト計算部520は、計算された各場合に対してコストを計算する。判断部530は、前記計算されたコスト値が最も低い2つの場合を選択してその場合の変換値を出力する。
図6は、本発明の一実施形態による符号化方法のフローチャートである。
映像データが入力されれば、インタープレディクション場合に動き推定(S610)及び動き予測(S620)が行われる。イントラプレディクションである場合には、動き推定段階(S610)及び動き予測段階(S620)は省略される。動き推定と動き予測の実行は、図3を参照して説明した通りである。動き予測が行われた後、所定の(a,b,c)係数を使用して得られる全ての場合に対して、図4及び図5を参照して説明したようにコストを計算する(S630)。コストを計算した後、その値が最も低い2つの変換値を選択する(S640)。選択された場合に対して変換段階(S650)、量子化段階(S660)及びエントロピー符号化を行う(S670)。これにより、従来には色差成分Cb、Crを符号化したが、S630及びS640段階により色差成分Cb、Cr間の冗長性を除去した、変換された色差成分を符号化して符号化に必要なビット数を減らす。
一方、選択された(a,b,c)係数情報も符号化して伝送される。各マクロブロックごとにどの色差成分が符号化されて伝送されたかを示す表すために、各マクロブロックごとにピクチャーヘッダーに、選択された係数情報を記録する。前述のインタープレディクションの例で、(1,0,0)、(0,1,0)、(−1,1,0)、(1,1,0)係数のうち1番目及び3番目の係数が選択されたとすれば、この情報をランレングス符号化する。
さらに詳細に説明すれば、色差成分ブロックが符号化された場合に限って選択された係数情報をランレングス符号化するが、この場合に従来のシンタックスの色差符号化ブロックパターンやCBPC(Coded Block Pattern for Chrominance)と共に使用できる。(run,length)形式で符号化する時、runに割り当てられるビット数は、いくつのセットを使用するかによって変わり、lengthに割り当てられるビット数は、どれほど連続したrunを一つにコーディングするかによって変わる。例えば、セットの数が、S1、S2、S3、S4と総4種類であれば、Aは2bit、Bを5bitとする場合に一つの(run,length)は、7bitに符号化される。すなわち、S1が連続して11番出力されたとすれば、(S1,10)は、“0001010”に符号化できる。各マクロブロック別に選択された(a,b,c)係数情報は、隣接マクロブロックの係数情報と類似した値を持つ可能性が高いので、ランレングス符号化方法を使用すれば、符号化に必要なビット数を減らすことができる。さらに、色差符号化ブロックパターンやCBPCを使用して、ブロック単位で色差ブロックが符号化されるか否かを知らせる情報を伝送する。
各マクロブロック別に選択された(a,b,c)係数情報は、隣接マクロブロックの係数情報と類似した値を持つ可能性が高いので、ランレングス符号化方法を使用すれば、符号化に必要なビット数を減らすことができる。
図7は、本発明の一実施形態による復号化装置のブロック図である。
復号化装置は、エントロピー復号化部702、再整列部704、逆量子化部706、逆変換部708、色差成分逆変換部710、動き補償部712、イントラプレディクション実行部714、フィルタ716、及びフレームメモリ718を備える。符号化されたビットストリームが復号化装置に入力されれば、エントロピー復号化、再整列、逆変換を経て色差成分逆変換部708に入力される。入力されたデータが輝度成分である場合には、バイパスさせ、色差成分である場合には、色差成分逆変換部708は、いかなる(a,b,c)係数で色差成分が構成されて符号化されたかを見つけて、色差成分Cb、Crを生成する。いかなる(a,b,c)係数で色差成分が符号化されて伝送されたかを示す情報も、ランレングス符号化方法によって符号化されて伝送されるため、色差成分逆変換部710は、この情報を復号化してCb、Cr成分を生成する。一方、図3の符号化装置の場合と同様に、色差成分逆変換部710は、逆量子化部706及び逆変換部708の以前に位置してもよい。
図8は、本発明の一実施形態による復号化方法のフローチャートである。
エントロピー復号化段階(S810)、逆量子化段階(S820)、及び逆変換段階(S830)を経た後、受信した(a,b,c)係数情報を復号化し、どのCb、Cr成分の組み合わせが符号化されたかを探して、これを逆変換してCb、Cr成分を得る(S840)。そして、動き補償を通じて復号化する(S850)。イントラプレディクションの場合には、動き補償段階(S850)は、省略される。
以下では、図9ないし図15を参照して本発明の他の実施形態による符号化方法を説明する。
図9は、本発明の一実施形態に適用されるインタープレディクションモードを示すテーブルである。図9を参照するに、それぞれのマクロブロックに対して適用されるインタープレディクションモードは、0〜4の5種のモードに設定されており、図12に示すように、それぞれのマクロブロック単位でインタープレディクションモードが選択される。選択されたモード及び図9に示すテーブルによって、Cb及びCrブロックは変換値1及び変換値2に代替される。図9に示すそれぞれのインタープレディクションモードでの変換値及びCb、Cr値との関係は、例示的なものであり、選択的に他の関係を持つモードを追加するか、またはモードを除去することが可能である。
例えば、所定のマクロブロックに対して選択されたインタープレディクションモードが0である場合、変換値1は、CbブロックのCb値それ自体となり、変換値2は、CrブロックのCr値それ自体となる。また、選択されたインタープレディクションモードが1である場合、変換値1は、CbブロックのCb値それ自体となり、変換値2は、復元されたCb値であるCb'からCrブロックのCr値を差し引いた値となる。図9のインタープレディクションモードテーブルで復元されたCb値及びCr値を使用する理由は、復号化段階でさらに正確なCb及びCr値を復元するためである。選択的に、復元されたCb及びCr値の代わりに、元のCb及びCr値を使用することも可能である。ここで、復元されたCb及びCr値は、変換及び量子化過程を行った後、さらに逆量子化及び逆変換を行って得られた値を意味し、元のCb及びCr値は、変換及び量子化過程が行われる以前の値を意味する。
図10は、それぞれのモードに対する逆インタープレディクション方法を説明するためのテーブルである。図10を参照するに、一つのマクロブロックのインタープレディクションモードが0である場合、該当マクロブロックのCb及びCr値は、変換値1及び変換値2から直ちに得られる。一方、インタープレディクションモードが1である場合、該当マクロブロックのCb値は、変換値1から直ちに得られるが、Cr値は、変換値1を復元した値(Cb')から変換値2(Cb'−Cr)を差し引いた値から得られる。このとき、変換値1を復元した値から変換値2を差し引く理由は、変換値2がCb'を含んでいるためである。
図11は、図3の色差成分変換部330のさらに他の実施形態による詳細ブロック図である。
色差成分変換部330は、変換値計算部1110、インタープレディクションモードテーブル保存部1112、コスト計算部1120、モード選択及び変換値出力部1130、及び選択モード保存部1132を備える。
変換値計算部1110は、色差成分Cb、Crが入力されれば、インタープレディクションモードテーブル保存部1112に保存されたインタープレディクションモード別に、変換値1及び変換値2を計算する。例えば、図9に示すモード別に、変換値1及び変換値2を生成する。また、本実施形態では、インタープレディクションモードテーブルは、変換値計算部1110と別途に存在するインタープレディクションモードテーブル1112に保存されるが、選択的にインタープレディクションモードテーブルを変換値計算部1110の所定の場所に保存してもよい。
コスト計算部1120は、各モード別に計算された変換値に対してコストを計算する。
モード選択及び変換値出力部1130は、前記計算されたコスト値が最も低いモードを選択し、その時の変換値を出力する。例えば、図9に示すインタープレディクションモードテーブルによってモード1が選択された場合、Cb及びCb'−Cr値を変換値1及び変換値2として出力する。
選択モード保存部1132は、モード選択及び変換値出力部1130で選択されたそれぞれのマクロブロックに対するモード情報を保存する。選択モード保存部1132に保存された各マクロブロックに対するモード情報は、図12に示すピクチャー単位のインタープレディクションモードテーブルを生成するために使われる。また、本実施形態では、それぞれのマクロブロック単位で選択されたモード情報は、選択モード保存部1132に保存されるが、選択的に選択されたモードに対する情報はモード選択及び変換値出力部1132の所定の場所に保存してもよい。
モード選択及び変換値出力部1130から出力された変換値は、図3に示すように、変換部308及び量子化部310に出力されて、変換及び量子化過程が行われる。
このように、選択されたモードによって変換値が決定されて、決定された変換値によって符号化が行われるため、それぞれのマクロブロックに対してどのインタープレディクションモードが選択されたかを復号化部に知らせることが必要である。以下では、図12ないし図14を参照して、それぞれのマクロブロックに対して選択されたインタープレディクションモード情報を伝送するための方法を説明する。
図12は、一つのピクチャー内のそれぞれのマクロブロックに対して選択されたインタープレディクションモードを示す。それぞれの位置での値は、0、1、2、3、4の値を有し、これは、該当位置に対応するマクロブロックに対して適用されるインタープレディクションモードを示す。例えば、最上端最左側位置の値‘0'は、対応マクロブロックに対してテーブル9でのインタープレディクションモード0によって、Cb及びCrを代替、すなわち変換値1=Cb、変換値2=Crであることを示す。また、最上端の次のマクロブロックに該当する値‘22'は、これら位置に該当するマクロブロックが、図9でのインタープレディクションモード2によってCb及びCrを代替、すなわち変換値1=Cb、変換値2=Cb'+Crであることを示す。
図13Aないし図13Eは、図12に示すマクロブロック別のインタープレディクションモード値をそれぞれのインタープレディクションモードプレーン別に示す図である。
図13Aは、図12に示すインタープレディクションモードテーブルで、モード0を示すマクロブロックに対しては1、モード0を示していない残りのマクロブロックに対しては0を示すように再構成した、モード0プレーンである。例えば、最上端値のうち、図12に示すインタープレディクションモード値のうち0値を持つ、1、4、5、7、8、10、及び14番目の値は、1に設定され、残りの値は、0に設定される。
図13Bは、図12に示すインタープレディクションモードテーブルで、モード1を示すマクロブロックに対しては1、モード0を示していない残りのマクロブロックに対しては0を示すように再構成した、モード1プレーンである。例えば、図12に示すインタープレディクションモードテーブルの最上端値のうち、1値を持つ6及び9番目の値は、1に設定され、残りの値は、0に設定される。
図13Cは、図12に示すインタープレディクションモードテーブルで、モード2を示すマクロブロックに対しては1、モード0を示していない残りのマクロブロックに対しては0を示すように再構成した、モード2プレーンである。例えば、図12に示すインタープレディクションモードテーブルの最上端値のうち、2値を持つ2、3、13、15、17、18、19、20、21、及び22番目の値は、1に設定され、残りの値は、0に設定される。
図13Dは、図12に示すインタープレディクションモードテーブルで、モード3を示すマクロブロックに対しては1、モード0を示していない残りのマクロブロックに対しては0を示すように再構成した、モード3プレーンである。例えば、図12に示すインタープレディクションモード値のうち、最上端値には3値を持つ値がないため、全て0に設定される。
図13Eは、図12に示すインタープレディクションモードテーブルで、モード4を示すマクロブロックに対しては1、モード0を示していない残りのマクロブロックに対しては0を示すように再構成した、モード4プレーンである。例えば、図10に示すインタープレディクションモードテーブルの最上端値のうち、4値を持つ11、12、及び16番目の値は、1に設定され、残りの値は、0に設定される。
このように、図12に示すインタープレディクションモードテーブルを、図13Aないし図13Eに示すようにそれぞれのモードプレーンに分割する場合、0ランの長さ(length of 0 run)は、さらに長くなる。
図14Aないし図14Dは、本発明によるインタープレディクションモード情報の符号化方法を説明するための図である。図14Aないし図14Dは、本発明によるモードプレーン除去方法を採用して、図13Aないし図13Eに示すそれぞれのモードプレーンでの1ランの長さをさらに長くした変形されたモードプレーンを示す。
図14Aは、図13Bのモード1プレーンから、図13Aのモード0プレーンでの値が1であるマクロブロックに対応する‘0'値を削除した、変形されたモード1プレーンを示す。図14Aに示すように、元のモード1プレーンを示す図13Bの最上端の22ビット‘0000010010000000000000’は、モード0プレーンでの値が1である、1、4、5、7、8、10、14番目の‘0'値が除去された、15ビットの‘001100000000000'に変形される。変形されたモード1プレーンは、元のモード1プレーンに比べて、減少したビット量及び長くなったランを持つ。
図14Bは、図13Cのモード2プレーンから、モード0プレーン及びモード1プレーンでの値が1であるマクロブロックに対応する'0’値を削除した、変形されたモード2プレーンを示す。図14Bに示すように、元のモード2プレーンを示す図13Cの最上端の22ビット‘0110000000001010111111’は、モード0プレーンでの値が1である、1、4、5、7、8、10、14番目の‘0'値及びモード1プレーンでの値が1である、6及び9番目の‘0’値が除去された、13ビットの‘1100110111111’に変形される。変形されたモード2プレーンは、元のモード2プレーンに比べて、減少したビット量及び長くなったランを持つ。
図14Cは、図13Dのモード3プレーンから、モード0プレーン、モード1プレーン、及びモード2プレーンでの値が1であるマクロブロックに対応する‘0'値を削除した、変形されたモード3プレーンを示す。図14Cに示すように、元のモード3プレーンを示す図13Dの最上端の22ビット‘0000000000000000000000'は、モード0プレーンでの値が1である、1、4、5、7、8、10、14番目の‘0'値、モード1プレーンでの値が1である、6及び9番目の‘0'値、及びモード2プレーンでの値が1である2、3、13、15、17、18、19、20、21、22での‘0'値が除去された、3ビットの‘000'に変形される。変形されたモード3プレーンは、元のモード3プレーンに比べて、減少したビット量を持つ。
図14Dは、図13Eのモード4プレーンから、モード0プレーン、モード1プレーン、モード2プレーン、及びモード3プレーンでの値が1であるマクロブロックに対応する‘0'値を削除した、変形されたモード4プレーンを示す。図14Dに示すように、元のモード4プレーンを示す図13Eの最上端の22ビット‘0000000000110001000000'は、モード0プレーンでの値が1である、1、4、5、7、8、10、14番目の‘0'値、モード1プレーンでの値が1である、6及び9番目の‘0'値、及びモード2プレーンでの値が1である2、3、13、15、17、18、19、20、21、22での‘0'値が、除去された3ビットの‘111'に変形される。変形されたモード4プレーンは、元のモード3プレーンに比べて、減少したビット量及び長くなったランを持つ。また、変形されたモード4プレーンは、全て1値を持つため、符号化を必要としない。
本実施形態では、元のモード0プレーン及び‘1'ランの長くなった変形されたモード1−4プレーンをランレングス符号化して伝送することによって、伝送されるデータ量を減少させることが可能である。また、選択的に元来モードプレーンに対してランレングス符号化を行って伝送してもよい。
復号化部では、図13Bないし図13Eの元のモードプレーンを生成するために、図14Aないし図14Dのモード1プレーンからモード4プレーンを順に復元する。また、復元された図13Aないし図13Eのモードプレーンに基づいて、図12のインタープレディクションモードテーブルを復元し、これに基づいて、変換値から元のCb及びCr値を復元する。
図15は、本願発明の一実施形態による図14Aないし図14Dに示す変形されたモードプレーンの生成方法、及びインタープレディクションモード情報符号化方法を説明するためのフローチャートである。
段階1510では、モード0プレーンに対してランレングス符号化を行う。
段階1520では、モード0プレーンに対するランレングス符号化が行われた後、図13Bないし図13Eのモード1、2、3、及び4プレーンから、モード0プレーンでの値が1であるマクロブロックに対応する‘0'値を除去し、1次変形されたモードプレーンを生成する。その後、1次変形されたモード1プレーン、すなわち図14Aに示す変形されたモード1プレーンに対してランレングス符号化を行う。
段階1530では、変形されたモード1プレーンに対するランレングス符号化が行われた後、1次変形されたモード2、3、及び4プレーンから、モード1プレーンでの値が1であるマクロブロックに対応する‘0'値を除去し、2次変形されたモードプレーンを生成する。その後、2次変形されたモード2プレーン、すなわち図14Bに示す変形されたモード2プレーンに対してランレングス符号化を行う。
段階1540では、変形されたモード2プレーンに対するランレングス符号化が行われた後、2次変形されたモード3及び4プレーンから、モード2プレーンでの値が1であるマクロブロックに対応する‘0'値を除去し、3次変形されたモードプレーンを生成する。その後、3次変形されたモード3プレーン、すなわち図14Cに示す変形されたモード3プレーンに対してランレングス符号化を行う。
段階1550では、変形されたモード3プレーンに対するランレングス符号化が行われた後、3次変形されたモード4プレーンから、モード3プレーンでの値が1である値を除去し、4次変形されたモード4プレーンを生成する。その後、4次変形されたモード4プレーン、すなわち図14Dに示す変形されたモード3プレーンに対してランレングス符号化を行う。選択的に、最後のモードプレーンでの値は、全て‘1'値を持つため、変形されたモード4プレーンに情報がなくても、残りの変形されたモードでの情報だけで元のモードプレーンを復元することが可能であるため、変形されたモード4プレーンに対しては別途の圧縮符号化を行わなくてもよい。また、選択的に段階1550を行わずに、スキップしてもよい。
選択的に、変形されたモードプレーンを本実施形態と異なる順序で生成してもよい。
段階1510ないし段階1550を行った後、ランレングス符号化されたインタープレディクション情報をビットストリームのピクチャーヘッダーに挿入して伝送する。
本実施形態では、カラー映像の色差成分、すなわちCbとCrとの相関関係を利用したインタープレディクションを例として挙げて説明した。しかし、選択的に、本発明は、いずれのカラー空間の任意の二領域間にも適用されて圧縮効率を高めることができる。例えば、CbとCrとの相関関係ではない、他のカラー空間上の領域の間、すなわち、YCbCrカラー空間内でYとCbまたはYとCrとの相関関係を利用したインタープレディクションにも適用可能である。
以下では、図7を参照して、本発明のさらに他の実施形態による復号化装置を説明する。
符号化されたビットストリームが復号化装置に入力されれば、エントロピー復号化、再整列、逆変換を経て色差成分逆変換部708に入力される。入力されたデータが輝度成分である場合には、バイパスさせ、色差成分である場合には、色差成分逆変換部710に入力する。
インタープレディクションモード決定部(図示せず)は、入力されたビットストリームのピクチャーヘッダーから抽出された、ランレングス符号化されたモードプレーンを復元し、モードプレーン0から順次に復元した後、図12に示すピクチャー単位のインタープレディクションモードテーブルを生成し、これに基づいて、それぞれのマクロブロック単位で適用されたインタープレディクションモードを決定して、色差成分逆変換部710に入力する。
色差成分逆変換部710は、決定されたインタープレディクションモード情報を利用して、復号化された変換値からCb、Cr成分を生成する。
図16は、本発明の一実施形態による復号化方法のフローチャートである。
エントロピー復号化段階(S1610)、逆量子化段階(S1620)及び逆変換段階(S1630)を経た後、復号化された図13に示す変換モードプレーンから元のモードプレーンを復元し、これから所定単位、例えばピクチャー単位でそれぞれのマクロブロックに対して適用されたインタープレディクションモードを示すインタープレディクションモードテーブルを生成する。
生成されたインタープレディクションモードテーブルから、該当マクロブロックに適用されたインタープレディクションモードを決定し、決定されたインタープレディクションモードによって復号化された変換値を逆変換して、Cb、Cr成分を計算する(S1640)。そして、動き補償を通じて復号化する(S1650)。イントラプレディクションの場合には、動き補償段階(S1650)は省略する。
前述したように、本発明によれば、動画の色差成分間の相関関係を探して、不要な成分を除去することによって、動画の圧縮率を高める効果がある。また、相関関係を探して不要な成分除去のために、Cb、Cr成分の組み合わせを構成する係数情報をランレングス符号化方法で符号化することによって、符号化に必要なビット数を大きく減らす。また、それぞれのインタープレディクションモード別にCb及びCr成分を変換し、変換のために適用されたモードを表す情報をそれぞれのモードプレーンに分割し、これをランレングス符号化することによって、さらに効率的なランレングス符号化が可能である。
一方、前述した符号化及び復号化方法は、コンピュータプログラムで作成可能である。前記プログラムを構成するコード及びコードセグメントは、当該分野のコンピュータプログラマによって容易に推論されうる。また、前記プログラムは、コンピュータで読み取り可能な情報記録媒体に保存され、コンピュータによって読み取られて実行されることによって、エントロピー符号化及び復号化方法を具現する。前記情報記録媒体は、磁気記録媒体、光記録媒体、及びキャリアウェーブ媒体を含む。
以上、本発明についてその望ましい実施形態を中心に説明した。当業者は、本発明が本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲で変形された形態で具現されうるということが分かるであろう。したがって、開示された実施形態は、限定的な観点でなく、説明的な観点で考慮されねばならない。本発明の範囲は、前述した説明でなく、特許請求の範囲に表れており、それと同等な範囲内にある全ての差異点は、本発明に含まれたものと解釈されねばならない。
本発明は、YCbCrフォーマットで構成されたカラー映像データの色差成分Cb、Cr間の相関関係を探して、さらに少ないデータ量でカラー映像データを符号化し、これを復号化する方法に適用可能である。
RGBフォーマットの映像及びYCbCrフォーマットの映像を構成するデータを示す図である。 4:4:4、4:2:2及び4:2:0フォーマットの映像データの構成を示す図である。 本発明の一実施形態による動画符号化装置のブロック図である。 本発明の一実施形態による色差成分変換値の計算を説明するための参照図である。 図3の色差成分変換部330の詳細ブロック図である。 本発明の一実施形態による符号化方法のフローチャートである。 本発明の一実施形態による復号化装置のブロック図である。 本発明の一実施形態による復号化方法のフローチャートである。 本発明の一実施形態に適用されるインタープレディクションモードを示すテーブルである。 それぞれのインタープレディクションモードに対する逆インタープレディクション方法を説明するためのテーブルである。 図3の色差成分変換部330のさらに他の実施形態による詳細ブロック図である。 一つのピクチャー内のそれぞれのマクロブロックに対して選択されたインタープレディクションモードを示すブロック図である。 本発明によるインタープレディクションモードプレーンを示す図である。 本発明によるインタープレディクションモードプレーンを示す図である。 本発明によるインタープレディクションモードプレーンを示す図である。 本発明によるインタープレディクションモードプレーンを示す図である。 本発明によるインタープレディクションモードプレーンを示す図である。 本発明によるインタープレディクションモード情報の符号化方法を説明するための図である。 本発明によるインタープレディクションモード情報の符号化方法を説明するための図である。 本発明によるインタープレディクションモード情報の符号化方法を説明するための図である。 本発明によるインタープレディクションモード情報の符号化方法を説明するための図である。 本発明の一実施形態によるインタープレディクションモード情報の符号化方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態による復号化方法を説明するためのフローチャートである。

Claims (101)

  1. カラー映像の色差成分であるCb、Cr値を、所定の係数で加重値を与えて組合せて複数個の変換値に生成し、生成された変換値のうち、所定のコスト関数によって計算されたコストが最も低い2つの変換値を選択し、選択された2つの変換値を出力する色差成分変換部と、
    前記2つの変換値に対してエントロピー符号化を行うエントロピー符号化部と、を備えることを特徴とする符号化装置。
  2. 前記色差成分Cb、Crは、変換及び量子化が既に行われたことを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
  3. 前記色差成分変換部から出力された変換値に対して変換を行う変換部と、
    前記変換部から出力された前記変換値に対して量子化を行う量子化部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
  4. インタープレディクションを行うための動き推定及び動き補償部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
  5. 前記色差成分変換部は、axCb+bxCr+cによって色差成分の変換値を計算し、前記a,b,c値は、所定の係数であり、複数個の(a,b,c)対がユーザーによって予め定められたことを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
  6. 前記所定のコスト関数は、RDCost、SAD、SATD、SSA、及びMADを含むことを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
  7. 前記色差成分変換部は、
    前記色差成分Cb、Crが入力されれば、複数個の(a,b,c)係数で加重値を与えて組合せて生成されうる全ての場合の変換値を計算する変換値計算部と、
    前記変換された変換値に対して所定のコスト関数によってコストを計算するコスト計算部と、
    前記計算されたコスト値のうち、最もコストの低い2つの変換値を選択して出力する判断部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
  8. 前記色差成分変換部は、
    コストが最も低い2つの変換値に対応する(a,b,c)係数に関する情報をランレングス符号化方法によって符号化することを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
  9. カラー映像の色差成分であるCb、Cr値を、所定の係数で加重値を与えて組合せて複数個の変換値に生成する段階と、
    所定のコスト関数によって計算されたコストが最も低い2つの変換値を選択する段階と、
    前記選択された2つの変換値に対してエントロピー符号化を行う段階と、を含むことを特徴とする符号化方法。
  10. 前記色差成分Cb、Crは、変換及び量子化が既に行われたことを特徴とする請求項9に記載の符号化方法。
  11. 前記色差成分Cb、Crが変換及び量子化が行われる前の値であれば、前記変換値に対して、変換及び量子化を行う段階をさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の符号化方法。
  12. インタープレディクションを行うための動き推定及び動き補償を行う段階をさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の符号化方法。
  13. 前記変換値は、axCb+bxCr+cによって色差成分の変換値が計算され、前記a,b,c値は、所定の係数であり、複数個の(a,b,c)対がユーザーによって予め定められたことを特徴とする請求項9に記載の符号化方法。
  14. 前記所定のコスト関数は、RDCost、SAD、SATD、SSD、及びMADを含むことを特徴とする請求項9に記載の符号化方法。
  15. 前記複数個の変換値を生成する段階は、
    複数個の(a,b,c)係数で前記色差成分Cb、Crを乗じる段階、及び前記乗じた結果を前記係数cと組み合わせる段階と、
    前記複数個の(a,b,c)係数のうち、係数a及びbを乗じた結果を前記係数cと組み合わせる段階と、を含むことを特徴とする請求項9に記載の符号化方法。
  16. コストが最も低い2つの変換値に対応する(a,b,c)係数に関する情報をランレングス符号化方法によって符号化することを特徴とする請求項9に記載の符号化方法。
  17. 符号化されたビットストリームをエントロピー復号化し、復号化されたデータを出力するエントロピー復号化部と、
    前記復号化されたデータが輝度成分である場合には、バイパスさせ、色差成分である場合には、Cb及びCr成分に加重値を与えて組み合わせるのに使われた係数に関する情報を抽出して、元の色差成分Cb及びCr成分を生成して出力する色差成分逆変換部と、を備えることを特徴とする復号化装置。
  18. 前記エントロピー復号化されたデータに対して逆量子化を行う逆量子化部と、
    前記逆量子化されたデータに対して逆変換を行う逆変換部と、をさらに備えることを特徴とする請求項17に記載の復号化装置。
  19. インタープレディクションを行うための動き補償部をさらに備えることを特徴とする請求項17に記載の復号化装置。
  20. 前記色差成分逆変換部は、
    いかなる(a,b,c)係数対を使用して色差成分が符号化されたかを示す情報であり、ランレングス符号化方法によって符号化されて伝送された情報を抽出して、Cb及びCr成分を計算することを特徴とする請求項17の記載の復号化装置。
  21. 符号化されたビットストリームをエントロピー復号化するエントロピー復号化段階と、
    前記復号化されたデータが輝度成分である場合には、バイパスさせ、色差成分である場合には、Cb及びCr成分に加重値を与えて組み合わせるのに使われた係数に関する情報を抽出して、色差成分Cb及びCr成分を生成して出力する段階と、を含むことを特徴とする復号化方法。
  22. 前記エントロピー復号化されたデータに対して逆量子化及び逆変換を行う段階をさらに含むことを特徴とする請求項21に記載の復号化方法。
  23. インタープレディクションを行うための動き補償段階をさらに含むことを特徴とする請求項21に記載の復号化方法。
  24. いかなる(a,b,c)係数対を使用して色差成分が符号化されたかを示す情報であり、ランレングス符号化方法によって符号化されて伝送された情報を利用して、Cb及びCr成分を計算することを特徴とする請求項21に記載の復号化方法。
  25. カラー映像の符号化装置において、
    カラー映像の色差成分を2以上のインタープレディクションモード別に変換し、前記モード別に変換された値を、所定のコスト関数を使用してインタープレディクションモード別にコストを計算し、前記計算結果によって、前記2以上のインタープレディクションモードの一つを選択して、選択されたモードの変換値を出力する色差成分変換部と、
    前記出力された変換値に対してエントロピー符号化を行うエントロピー符号化部と、を備えることを特徴とする符号化装置。
  26. 前記インタープレディクションモードの選択は、所定のブロック単位で行われ、前記所定のブロックに対して選択されたインタープレディクションモード情報は、複数個のブロックからなるグループ単位で符号化されることを特徴とする請求項25に記載の符号化装置。
  27. 所定のグループ内の複数個のブロックに関するインタープレディクションモード情報をそれぞれのモード別に分類した複数個のモードプレーンを生成し、前記生成された複数個のモードプレーンを符号化することを特徴とする請求項26に記載の符号化装置。
  28. 前記生成されたモードプレーンは、前記所定のブロック別に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたか否かを示す情報を含むことを特徴とする請求項27に記載の符号化装置。
  29. 所定のモードプレーンは、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたブロックに対応するモード情報は、‘1’に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されていないブロックに対応するモード情報は、‘0’に設定することによって得られることを特徴とする請求項27に記載の符号化装置。
  30. 所定のグループ内の複数個のブロックに関するインタープレディクションモード情報をそれぞれのモード別に分類した複数個のモードプレーンを生成し、前記生成された複数個のモードプレーンを選定された順に配列し、以前のモードプレーンのモード情報によって、次のモードプレーンの情報を変形して、変形されたモードプレーンを符号化することを特徴とする請求項26に記載の符号化装置。
  31. 前記生成されたモードプレーンは、前記所定のブロック別に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたか否かを示す情報を含み、前記モードプレーンの情報の変形は、前記以前のモードプレーンの情報に基づいて、次のモードプレーンの情報から以前のモードプレーンのインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報を削除することによって行われることを特徴とする請求項30に記載の符号化装置。
  32. 所定のモードプレーンは、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたブロックに対応するモード情報は、‘1’に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されていないブロックに対応するモード情報は、‘0’に設定することによって得られることを特徴とする請求項31に記載の符号化装置。
  33. 前記以前のモードによるインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報の削除は、前記以前のモードによるインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報を‘0’に設定することによって行われることを特徴とする請求項32に記載の符号化装置。
  34. 前記所定のブロックは、マクロブロックであり、前記グループは、ピクチャーであることを特徴とする請求項26に記載の符号化装置。
  35. 前記色差成分は、Cb、Crであり、前記色差成分Cb、Crは、変換及び量子化が既に行われたことを特徴とする請求項25に記載の符号化装置。
  36. 前記色差成分変換部から出力された変換値に対して変換を行う変換部と、
    前記変換部から出力された変換値に対して量子化を行う量子化部と、をさらに備えることを特徴とする請求項25に記載の符号化装置。
  37. インタープレディクションを行うための動き推定及び動き補償部をさらに備えることを特徴とする請求項25に記載の符号化装置。
  38. 前記所定のコスト関数は、RDCost、SAD、SATD、SSA、及びMADを含むことを特徴とする請求項25に記載の符号化装置。
  39. 前記色差成分変換部は、
    2以上のインタープレディクションモードを含むインタープレディクションモードテーブルを保存するインタープレディクションモードテーブル保存部と、
    カラー映像の色差成分であるCb、Cr値を、前記インタープレディクションモードテーブルに基づいて、それぞれのモード別に変換値を計算する変換値計算部と、
    前記計算された変換値のうち、所定のコスト関数によって計算されたコストが最も低いインタープレディクションモードを選択するモード選択部と、を備えることを特徴とする請求項25に記載の符号化装置。
  40. 前記選択されたインタープレディクションモード情報に対してランレングス符号化を行うランレングス符号化部をさらに備えることを特徴とする請求項25に記載の符号化装置。
  41. カラー映像の符号化方法において、
    前記カラー映像の色差成分を2以上のインタープレディクションモード別に変換し、前記モード別に変換された値を、所定のコスト関数を使用してモード別にコストを計算し、前記計算結果によって、前記2以上のインタープレディクションモードの一つを選択して、選択されたモードの変換値を出力する段階と、
    前記出力された変換値に対してエントロピー符号化を行う段階と、を含むことを特徴とする符号化方法。
  42. 前記インタープレディクションモードの選択は、所定のブロック単位で行われ、前記所定のブロックに対して選択されたインタープレディクションモード情報は、複数個のブロックからなるグループ単位で符号化されることを特徴とする請求項41に記載の符号化方法。
  43. 所定のグループ内の複数個のブロックに関するインタープレディクションモード情報をそれぞれのモード別に分類した複数個のモードプレーンを生成し、前記生成された複数個のモードプレーンを符号化することを特徴とする請求項42に記載の符号化方法。
  44. 前記生成されたモードプレーンは、前記所定のブロック別に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたか否かを示す情報を含むことを特徴とする請求項43に記載の符号化方法。
  45. 所定のモードプレーンは、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたブロックに対応するモード情報は、‘1’に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されていないブロックに対応するモード情報は、‘0’に設定することによって得られることを特徴とする請求項43に記載の符号化方法。
  46. 所定のグループ内の複数個のブロックに関するインタープレディクションモード情報をそれぞれのモード別に分類した複数個のモードプレーンを生成し、前記生成された複数個のモードプレーンを選定された順に配列し、以前のモードプレーンのモード情報によって、次のモードプレーンの情報を変形して、変形されたモードプレーンを符号化することを特徴とする請求項42に記載の符号化方法。
  47. 前記生成されたモードプレーンは、前記所定のブロック別に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたか否かを示す情報を含み、前記モードプレーンの情報の変形は、前記以前のモードプレーンの情報に基づいて、次のモードプレーンの情報から以前のモードプレーンのインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報を削除することによって行われることを特徴とする請求項46に記載の符号化方法。
  48. 所定のモードプレーンは、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたブロックに対応するモード情報は、‘1’に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されていないブロックに対応するモード情報は、‘0’に設定することによって得られることを特徴とする請求項47に記載の符号化方法。
  49. 前記以前のモードによるインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報の削除は、前記以前のモードによるインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報を‘0’に設定することによって行われることを特徴とする請求項48に記載の符号化方法。
  50. 前記所定のブロックは、マクロブロックであり、前記グループは、ピクチャーであることを特徴とする請求項42に記載の符号化方法。
  51. 前記色差成分は、Cb、Crであり、前記色差成分Cb、Crは、変換及び量子化が既に行われたことを特徴とする請求項41に記載の符号化方法。
  52. 前記色差成分Cb、Crが変換及び量子化が行われる前の値であれば、前記色差成分変換部から出力された変換値に対して、変換及び量子化を行う段階をさらに含むことを特徴とする請求項41に記載の符号化方法。
  53. インタープレディクションを行う段階をさらに含むことを特徴とする請求項41記載の符号化方法。
  54. 前記所定のコスト関数は、RDCost、SAD、SATD、SSA、及びMADを含むことを特徴とする請求項41に記載の符号化方法。
  55. 前記符号化方法は、
    カラー映像の色差成分であるCb、Cr値を、それぞれのモード別に変換値を計算する段階と、
    前記2つ以上のインター予測モードのうち一つを選択する段階は、前記計算された変換値のうち、所定のコスト関数によって計算されたコストが最も低いインタープレディクションモードを選択する段階と、をさらに含むことを特徴とする請求項41に記載の符号化方法。
  56. 前記選択されたインタープレディクションモード情報に対してランレングス符号化を行う段階をさらに含むことを特徴とする請求項41に記載の符号化方法。
  57. 符号化されたカラー映像の復号化装置において、
    入力されたビットストリームをエントロピー復号化するエントロピー復号化部と、
    前記ビットストリームから抽出された、所定サイズの現在ブロックに適用されたインタープレディクションモード情報に基づいて、元の色差成分を復元する色差成分逆変換部とを備え、
    前記インタープレディクションモード情報は、2以上のインタープレディクションモードのうち、前記現在ブロックに適用されたインタープレディクションモードを示し、前記元の色差成分は、現在ブロックに適用されたインタープレディクションモードに対応する変換値から得られることを特徴とする復号化装置。
  58. 前記ビットストリームから抽出されたインタープレディクションモード情報は、複数個のブロックに関するインタープレディクションモード情報を、それぞれのモード別に分類して生成した複数個のモードプレーンであることを特徴とする請求項57に記載の復号化装置。
  59. 前記生成されたモードプレーンは、前記所定のブロック別に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたか否かを示す情報を含むことを特徴とする請求項58に記載の復号化装置。
  60. 所定のモードプレーンは、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたブロックに対応するモード情報は、‘1’に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されていないブロックに対応するモード情報は、‘0’に設定することによって得られることを特徴とする請求項58に記載の復号化装置。
  61. 前記ビットストリームから抽出されたインタープレディクションモード情報は、所定のグループ内の複数個のブロックに関するインタープレディクションモード情報をそれぞれのモード別に分類して生成した複数個のモードプレーンを、選定された順に配列し、以前のモードプレーンのモード情報によって、次のモードプレーンの情報を変形して生成された、変形されたモードプレーンであることを特徴とする請求項58に記載の復号化装置。
  62. 前記生成されたモードプレーンは、前記所定のブロック別に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたか否かを示す情報を含み、前記モードプレーンの情報の変形は、前記以前のモードプレーンの情報に基づいて、次のモードプレーンの情報から以前のモードプレーンのインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報を削除することによって行われ、
    前記復号化装置は、前記変形されたモードプレーンを選定された順に復元することによって、元のモードプレーンを復元することを特徴とする請求項61に記載の復号化装置。
  63. 所定のモードプレーンは、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたブロックに対応するモード情報は、‘1’に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されていないブロックに対応するモード情報は、‘0’に設定することによって得られることを特徴とする請求項61に記載の復号化装置。
  64. 前記以前のモードによるインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報の削除は、前記以前のモードによるインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報を‘0’に設定することによって行われることを特徴とする請求項63に記載の復号化装置。
  65. 前記所定サイズのブロックは、マクロブロックであり、前記モードプレーンは、ピクチャー単位のマクロブロックに関するインタープレディクションモード情報を含むことを特徴とする請求項58に記載の復号化装置。
  66. 前記色差成分は、Cb、Crであることを特徴とする請求項57に記載の復号化装置。
  67. 前記エントロピー復号化されたデータに対して逆量子化を行う逆量子化部と、
    前記逆量子化が行われたデータに対して逆変換を行う逆変換部と、をさらに備えることを特徴とする請求項57に記載の復号化装置。
  68. インタープレディクションを行うための動き補償部をさらに備えることを特徴とする請求項57に記載の復号化装置。
  69. 前記復号化装置は、ランレングス符号化方法によって符号化されて伝送されたインタープレディクションモード情報を抽出して、これに基づいて色差成分を計算することを特徴とする請求項58に記載の復号化装置。
  70. 符号化されたカラー映像の復号化方法において、
    入力されたビットストリームをエントロピー復号化する段階と、
    前記ビットストリームから抽出された、所定サイズの現在ブロックに適用されたインタープレディクションモード情報に基づいて、元の色差成分を復元する段階と、を含み、
    前記インタープレディクションモード情報は、2以上のインタープレディクションモードのうち、前記現在ブロックに適用されたインタープレディクションモードを示し、前記元の色差成分は、現在ブロックに適用されたインタープレディクションモードに対応する変換値から得られることを特徴とする復号化方法。
  71. 前記ビットストリームから抽出されたインタープレディクションモード情報は、複数個のブロックに関するインタープレディクションモード情報を、それぞれのモード別に分類して生成した複数個のモードプレーンであることを特徴とする請求項70に記載の復号化方法。
  72. 前記生成されたモードプレーンは、前記所定のブロック別に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたか否かを示す情報を含むことを特徴とする請求項71に記載の復号化方法。
  73. 所定のモードプレーンは、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたブロックに対応するモード情報は、‘1’に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されていないブロックに対応するモード情報は、‘0’に設定することによって得られることを特徴とする請求項71に記載の復号化方法。
  74. 前記ビットストリームから抽出されたインタープレディクションモード情報は、所定のグループ内の複数個のブロックに関するインタープレディクションモード情報をそれぞれのモード別に分類して生成した複数個のモードプレーンを、選定された順に配列し、以前のモードプレーンのモード情報によって、次のモードプレーンの情報を変形して生成された、変形されたモードプレーンであることを特徴とする請求項71に記載の復号化方法。
  75. 前記生成されたモードプレーンは、前記所定のブロック別に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたか否かを示す情報を含み、前記モードプレーンの情報の変形は、前記以前のモードプレーンの情報に基づいて、次のモードプレーンの情報から以前のモードプレーンのインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報を削除することによって行われ、
    前記復号化装置は、前記変形されたモードプレーンを選定された順に復元することによって、元のモードプレーンを復元することを特徴とする請求項74に記載の復号化方法。
  76. 所定のモードプレーンは、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたブロックに対応するモード情報は、‘1’に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されていないブロックに対応するモード情報は、‘0’に設定することによって得られることを特徴とする請求項75に記載の復号化方法。
  77. 前記以前のモードによるインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報の削除は、前記以前のモードによるインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報を‘0’に設定することによって行われることを特徴とする請求項76に記載の復号化方法。
  78. 前記所定サイズのブロックは、マクロブロックであり、前記モードプレーンは、ピクチャー単位のマクロブロックに関するインタープレディクションモード情報を含むことを特徴とする請求項71に記載の復号化方法。
  79. 前記色差成分は、Cb、Crであることを特徴とする請求項70に記載の復号化方法。
  80. 前記エントロピー復号化されたデータに対して逆量子化及び逆変換を行う段階をさらに含むことを特徴とする請求項70に記載の復号化方法。
  81. インタープレディクションを行うための動き補償段階をさらに含むことを特徴とする請求項70に記載の復号化方法。
  82. 前記復号化方法は、ランレングス符号化方法によって符号化されて伝送されたインタープレディクションモード情報を抽出して、これに基づいて色差成分を計算することを特徴とする請求項71に記載の復号化方法。
  83. カラー映像の色差成分であるCb、Cr値を、所定の係数で加重値を与えて組合せて複数個の変換値に生成する段階と、
    所定のコスト関数によって計算されたコストが最も低い2つの変換値を選択する段階と、
    前記選択された2つの変換値に対してエントロピー符号化を行う段階と、を含む符号化方法を行うためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
  84. カラー映像の色差成分を2以上のインタープレディクションモード別に変換する段階と、
    所定のコスト関数を使用してモード別にコストを計算する段階と、
    前記計算結果によって、前記2以上のインタープレディクションモードのうち一つを選択する段階と、
    前記選択されたインタープレディクションモード値の出力変換値に対してエントロピー符号化を行う段階と、を含むカラー映像の符号化方法を行うためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
  85. 前記インタープレディクションモードの選択は、所定のブロック単位で行われ、前記所定のブロックに対して選択されたインタープレディクションモード情報は、複数個のブロックからなるグループ単位で符号化されることを特徴とする請求項84に記載の記録媒体。
  86. 所定のグループ内の複数個のブロックに関するインタープレディクションモード情報をそれぞれのモード別に分類した複数個のモードプレーンを生成し、前記生成された複数個のモードプレーンを符号化することを特徴とする請求項85に記載の記録媒体。
  87. 前記生成されたモードプレーンは、前記所定のブロック別に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたか否かを示す情報を含むことを特徴とする請求項86に記載の記録媒体。
  88. 所定のモードプレーンは、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたブロックに対応するモード情報は、‘1’に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されていないブロックに対応するモード情報は、‘0’に設定することによって得られることを特徴とする請求項86に記載の記録媒体。
  89. 所定のグループ内の複数個のブロックに関するインタープレディクションモード情報をそれぞれのモード別に分類した複数個のモードプレーンを生成し、前記生成された複数個のモードプレーンを選定された順に配列し、以前のモードプレーンのモード情報によって、次のモードプレーンの情報を変形して、変形されたモードプレーンを符号化することを特徴とする請求項85に記載の記録媒体。
  90. 前記生成されたモードプレーンは、前記所定のブロック別に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたか否かを示す情報を含み、前記モードプレーンの情報の変形は、前記以前のモードプレーンの情報に基づいて、次のモードプレーンの情報から以前のモードプレーンのインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報を削除することによって行われることを特徴とする請求項89に記載の記録媒体。
  91. 所定のモードプレーンは、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたブロックに対応するモード情報は、‘1’に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されていないブロックに対応するモード情報は、‘0’に設定することによって得られることを特徴とする請求項90に記載の記録媒体。
  92. 前記以前のモードによるインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報の削除は、前記以前のモードによるインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報を‘0’に設定することによって行われることを特徴とする請求項91に記載の記録媒体。
  93. 復号化されたデータを生成するために、符号化されたビットストリームをエントロピー復号化するエントロピー復号化段階と、
    前記復号化されたデータが輝度成分である場合には、バイパスさせる段階と、
    前記復号化されたデータが色差成分である場合には、Cb及びCr成分に加重値を与えて組み合わせるのに使われた係数に関する情報を抽出して、色差成分Cb及びCr成分を生成して出力する段階と、を含む復号化方法を行うためのプログラムが保存されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
  94. 入力されたビットストリームをエントロピー復号化する段階と、
    前記ビットストリームから抽出された、所定サイズの現在ブロックに適用されたインタープレディクションモード情報に基づいて、元の色差成分を復元する段階とを含み、
    前記インタープレディクションモード情報は、2以上のインタープレディクションモードのうち、前記現在ブロックに適用されたインタープレディクションモードを示し、前記元の色差成分は、現在ブロックに適用されたインタープレディクションモードに対応する変換値から得られる符号化されたカラー映像の復号化方法を行うためのプログラムが保存されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
  95. 前記ビットストリームから抽出されたインタープレディクションモード情報は、複数個のブロックに関するインタープレディクションモード情報を、それぞれのモード別に分類して生成した複数個のモードプレーンであることを特徴とする請求項94に記載の記録媒体。
  96. 前記生成されたモードプレーンは、前記所定のブロック別に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたか否かを示す情報を含むことを特徴とする請求項95に記載の記録媒体。
  97. 所定のモードプレーンは、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたブロックに対応するモード情報は、‘1’に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されていないブロックに対応するモード情報は、‘0’に設定することによって得られることを特徴とする請求項95に記載の記録媒体。
  98. 前記ビットストリームから抽出されたインタープレディクションモード情報は、所定のグループ内の複数個のブロックに関するインタープレディクションモード情報をそれぞれのモード別に分類して生成した複数個のモードプレーンを、選定された順に配列し、以前のモードプレーンのモード情報によって、次のモードプレーンの情報を変形して生成された、変形されたモードプレーンであることを特徴とする請求項95に記載の記録媒体。
  99. 前記生成されたモードプレーンは、前記所定のブロック別に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたか否かを示す情報を含み、前記モードプレーンの情報の変形は、前記以前のモードプレーンの情報に基づいて、次のモードプレーンの情報から以前のモードプレーンのインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報を削除することによって行われ、
    前記復号化装置は、前記変形されたモードプレーンを選定された順に復元することによって、元のモードプレーンを復元することを特徴とする請求項98に記載の記録媒体。
  100. 所定のモードプレーンは、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されたブロックに対応するモード情報は、‘1’に、現在モードプレーンに該当するインタープレディクションモードが適用されていないブロックに対応するモード情報は、‘0’に設定することによって得られることを特徴とする請求項99に記載の記録媒体。
  101. 前記以前のモードによるインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報の削除は、前記以前のモードによるインタープレディクションモードが適用されたブロックに関する情報を‘0’に設定することによって行われることを特徴とする請求項100に記載の記録媒体。
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