JP5742049B2 - カラー動画像符号化方法及びカラー動画像符号化装置 - Google Patents

カラー動画像符号化方法及びカラー動画像符号化装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5742049B2
JP5742049B2 JP2011000578A JP2011000578A JP5742049B2 JP 5742049 B2 JP5742049 B2 JP 5742049B2 JP 2011000578 A JP2011000578 A JP 2011000578A JP 2011000578 A JP2011000578 A JP 2011000578A JP 5742049 B2 JP5742049 B2 JP 5742049B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
color
frame
prediction
encoded frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011000578A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012142844A (ja
Inventor
杉山 賢二
賢二 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SCHOOL JURIDICAL PERSON SEIKEI GAKUEN
Original Assignee
SCHOOL JURIDICAL PERSON SEIKEI GAKUEN
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SCHOOL JURIDICAL PERSON SEIKEI GAKUEN filed Critical SCHOOL JURIDICAL PERSON SEIKEI GAKUEN
Priority to JP2011000578A priority Critical patent/JP5742049B2/ja
Publication of JP2012142844A publication Critical patent/JP2012142844A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5742049B2 publication Critical patent/JP5742049B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、テレビジョン映像などの動画像信号を効率的かつ高画質に伝送、蓄積、表示するための映像信号処理で、特に合理的な信号形態で形成されたカラー動画像をより少ない符号量で効率的に符号化するフレーム間予測符号化処理に属する。
動画像に限らずカラー画像信号は、赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の3原色により形成され、撮像や表示はこの形態で行われている。一方、伝送や記録のための形態は、輝度とふたつの色差により形成されるコンポーネントカラー信号が使われる。これらは3原色から所定の変換により得られ、さらに色差がサブサンプリングされる場合が多い。具体的には、サブサンプリングされない4:4:4、水平方向に2分の1にサブサンプリングされた4:2:2、水平と垂直の両方で2分の1にサブサンプリングされた4:2:0がある。各動画像カラーフォーマットは、規格で詳細に定義されており、放送などで広く使われている。
カラー動画像の撮像において、最も簡易な方式として、各フレーム(インターレース走査画像ではフィールド)で色プレーンを切り替えるシーケンシャルカラー(カラー)方式(以下SCと略す)が過去に検討されている。この方式は、動き補償無しで色補間を行うと動いた部分は原色間のズレを生じ、実用的な画像にならない。なお、3倍速で撮像と表示を行なえばこのような問題は無いが、色差サブサンプリングのような合理化ができないので、現在はまったく使われていない。しかし、通常と同じフレームレートでも適正な動き補償を使って色補間を行うことができれば、問題の無い画像が得られる。
通常のRGB画像とそれに対応するSC画像を図9に示す。図9では、フレームにより撮像タイミングが異なり画像内容が変化していることを、色の濃さの異なる丸印の移動で表している。RGB画像は、各フレームに3色すべての色プレーンが存在する。SC画像はひとつのフレームにひとつの色プレーンしか存在しない。そして、各フレームの色プレーンは、所定パターンでフレーム毎に入れ替わる。色プレーンは3種類なのでパターンは3フレーム周期となるので、3フレーム経過すると同じ色プレーンとなる。
SC画像の非圧縮データ量は、RGB画像の3分の1であり、単色(白黒)画像と同じになる。これは、現在最も一般的に使われているコンポーネントカラー信号の4:2:0より少なく、機器間の接続において非圧縮で使われることの多い4:2:2の半分となる。
一方、表示装置において、3原色を時分割で表示する方法がある。各色がフレーム(フィールド)で順次となるので、フレーム(フィールド)シーケンシャル方式と呼ばれる。この場合は、通常1フレーム(フィールド)が提示される60分の1秒間に、3原色のすべてを表示するので、色プレーンの表示速度は3倍となる。また、そもそも同一フレームの各色プレーンを表示タイミングだけ変えるので、画像内容の時間による動き変化は無い。この方式は、各色プレーンで動きによる画像変化があるシーケンシャルカラー方式とは異なるものである。
従来例のカラー動画像符号化について説明するが、SC画像のためのフレーム間予測符号化は、文献などに示されていないので、1フレームが1プレーンだけの場合の基本処理をSC画像に適用した場合を示す。フレーム間予測符号化では、被符号化画像に対して最も画像間相関の高い隣接フレームのうち、符号化済みである直前フレームを予測に用いるのが基本である。図10は従来例のフレーム間色プレーン予測関係を示したもので、前フレームからの予測となっている。被符号化フレーム(G2)は1フレーム前(R1)との間で動き推定を行い、(R1)を動き補償して(G2)を予測する。(B3)は局部復号された(G2)から予測される。図11は、従来のカラー動画像符号化装置の機能ブロックを示したものである。
図11に示されるカラー動画像符号化装置では、シーケンシャルカラー画像入力1から入来するSC画像信号は、参照画像メモリ13に格納され、おおよそ1フレーム遅延して出力される。動き推定器41は、現在フレームの画像と参照画像メモリ13に格納されている前フレームの画像から動きベクトルを求める。動き推定はブロックマッチングにより行われる。被符号化フレームはブロック位置が固定され、探索の空間移動は前フレームの画像のみに適用される。ブロックサイズ(動きベクトルを求める単位)は、16×16画素から4×4画素で、探索精度は0.5画素か0.25画素精度である。
動き補償器11は、参照画像メモリ15に格納されている前フレームの局部復号画像を、動きベクトルに従って動き補償し、予測信号として予測減算器2と加算器12に与える。予測減算器2の出力は予測残差であり、DCT3、量子化器4、可変長符号化器5で符号化され符号列となる。
DCT3は、予測残差を8×8DCT(離散コサイン変換)または4×4DCTで変換した係数を量子化器4に与える。量子化器4では視覚特性及びビットレート制御に基づき設定される量子化ステップ幅でDCT係数を量子化し、固定長符号を可変長符号化器5に与える。可変長符号化器5は固定長符号を1次元配列にし、ハフマン符号や算術符号でより短い符号に変換して符号列を形成する。
逆量子化器8、IDCT9、加算器12は、それぞれ量子化器4、DCT3、予測減算器2の逆処理を行い、被符号化フレームの局部復号画像を得る。得られた局部復号画像は、参照画像メモリ15に前フレームのものとして格納される。
SC画像はフレームにより色プレーンが異なるので、隣接フレームは異なった色プレーンとなり、異なった色プレーン間動き推定とフレーム間予測を行なうことになる。なお、カラー動画像でも、フレームによりプレーンが変化しない通常のフォーマットの場合は、各プレーンに対して上記と同様な予測処理を行なうことができる。
これまで、カラー動画像の符号化については種々検討されており、例えば、特開平9−224262号公報(特許文献1)では、差分パルスコード変調による予測エラーを視感色差の範囲を用いて低減するために、現在の元映像と以前の復元映像から差分パルスコード変調により予測映像を生成する映像入力部と、そこから出力される現在の元映像の各画素の色成分に対する視感色差の範囲を決める視感色差範囲決め部と、前記映像入力部から出力される予測映像と現在の元映像との予測エラーを発生させる予測エラー発生部と、そこから出力される予測エラーと前記視感色差範囲決め部から出力される各画素の視感色差の範囲とを比べる視感予測エラー比較部とを備え、視感予測エラーと予測映像を用いて前記現在の元映像を符号化して復元する映像符号化方法および装置が開示されている。
また、特開平10−70738号公報(特許文献2)では、カラー画像の視感誤差を改善するために、元の画像と復元画像との差から予測誤差画像を生成する手段を設け、復号化された予測誤差画像から動き推定及び補償により復元画像を予測する手段と、予測誤差画像を視感色差ルックアップテーブルを用いて視感誤差画像に再構成する画像符号化装置が開示されている。
さらに、特開2002−118850号公報(特許文献3)では、フレーム間符号化方法を用いて動画像の符号化を行い符号を伝送する際に、差分情報にある誤差を一定期間内に減衰させて再生画像の誤差を減らす動画像符号化方式が記載されている。また、特開2005−39842号公報(特許文献4)では、カラー画像のためのビデオ符号化装置および方法であって、第1動き予測部は、入力映像の第1動き予測結果に基づいて入力映像に対する第1予測誤差映像を算出し、映像情報把握部は、R−G−B映像の色成分のうち所定の色成分を基準色成分に設定し、入力映像がY−Cb−Cr映像であるかR−G−B映像であるかを把握し、入力映像の色成分が基準色成分であるか否かを把握することで、カラー映像の符号化/復号化を行う点が記載されている。
この他、特開2008−172599号公報(特許文献5)では、4:2:0、4:2:2、4:4:4等の複数の異なるクロマフォーマットに対して効率的な装置構成で統一的に符号化・復号するために、入力動画像信号のクロマフォーマット種別を与える制御信号に基づき、クロマフォーマットが4:2:0ないしは4:2:2の場合は、入力動画像信号の輝度成分に第1のイントラ予測モード決定部と第1のイントラ予測画像生成部を、色差成分に前記第2のイントラ予測モード決定部と第2のイントラ予測画像生成部を適用し、クロマフォーマットが4:4:4の場合は、入力動画像信号の全色成分に第1のイントラ予測モード決定部と第1のイントラ予測画像生成部を適用して符号化を行い、可変長符号化部は前記制御信号を動画像シーケンス単位に適用する符号化データとしてビットストリームに多重化する点を記載している。さらに、特開2009−303263号公報(特許文献6)では、4:4:4フォーマットのような色成分間にサンプル比の区別のない動画像信号を符号化するにあたり、最適性を高めた、符号化装置、復号装置、符号化方法、および、復号方法が記載されている。
特開平9−224262号公報 特開平10−70738号公報 特開2002−118850号公報 特開2005−39842号公報 特開2008−172599号公報 特開2009−303263号公報
フレーム毎に原色が入れ替わるシーケンンシャルカラー動画像を、フレーム間予測符号化しようとした場合、前フレームの色プレーンは異なった色となっているので、画像に色が付いている部分では、適切な動き推定ができず、色差成分がすべて予測残差となってしまい、発生符号量が非常に多くなるという問題が生じる。
本発明は以上の点に着目してなされたもので、シーケンシャルカラー画像で適切な動き推定を行い、信頼性が高い動きベクトルを任意のフレーム間で得ることができるカラー動画像符号化方法及びカラー動画像符号化装置を提供することを目的とする。
本発明は、被符号化フレームと同一色プレーンを持つ符号化済み隔離フレームを参照画像として動きベクトルを求め、前記参照画像を動き補償してフレーム間予測を行う。また、被符号化フレームと隔離した同一色プレーンによる予測画像の低周波数成分と、隣接する異なった色プレーンによる予測画像の高周波数成分を混合した画像によりフレーム間予測を行なう。さらに、所定周期で存在する特定色プレーンのフレームを、特定色の符号化済みフレームを参照画像としてフレーム間予測符号化復号化し、特定色以外のフレームに対しては、特定色の局部復号画像を参照画像としてフレーム間予測を行なう。
本発明は同一色の隔離フレームを参照画像として動きベクトルを求め、動き補償してフレーム間予測を行うことで、動き推定でのブロックマッチングやフレーム間予測が常に同一色間で行なわれるので、色がある画像部分でも適切に動き推定が行え、予測残差もフレーム間で画像が変化した分のみとなる。また、同一色プレーン予測の低周波数成分と、隣接色プレーン予測の高周波数成分を混合した画像により、同一色で画像概況が予測され、相関の高い隣接する他の色で輝度情報の精細成分が予測される。さらに、所定周期の特定色プレーンのフレーム間で予測符号化復号化された画像を、他のフレームの参照画像とすることで、双方向の画像間予測が可能になり、予測残差を減らすことができる。
また、被符号化フレームと隔離した同一色プレーンの符号化済みフレームを参照画像とした予測画像の低周波数成分と、被符号化フレームに隣接する他の色プレーンの符号化済みフレームを参照画像とした予測画像の高周波数成分を混合した画像によりフレーム間予測を行なうことで、同一色で画像概況が予測され、相関の高い隣接する他の色で輝度情報の精細成分が予測されるので、色差の精細成分以外の予測が適切にできる。
さらに、一定周期で存在する特定色プレーンのフレームを、特定色の符号化済みフレームを参照画像としてフレーム間予測符号化復号化し、特定色プレーンのフレーム以外のフレームに対しては、特定色プレーンの局部復号画像を参照画像としてフレーム間予測を行なうことで、全体の3分の2を占める非特定色で双方向の画像間予測が可能になり、主たる情報である輝度情報の精細成分について予測残差を減らすことができる。これら予測性能の改善により総合的な符号化効率が改善される。
本発明の第1の実施形態におけるカラー動画像符号化の機能ブロックを示す図である。 本発明の第2の実施形態におけるカラー動画像符号化の機能ブロックを示す図である。 本発明の第3の実施形態におけるカラー動画像符号化の機能ブロックを示す図である。 実施形態のフレーム間色プレーン予測の処理を示す図である。 実施形態の合成フレーム間色プレーン予測の処理を示す図である。 実施形態の2段フレーム間色プレーン予測の処理を示す図である。 実施形態の2段合成フレーム間色プレーン予測の処理を示す図である。 実施形態の3段合成フレーム間色プレーン予測の処理を示す図である。 実施形態のシーケンシャルカラー画像を示す図である。 従来のフレーム間色プレーン予測の処理を示す図である。 従来のカラー動画像フレーム間予測符号化の機能ブロックを示す図である。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態におけるカラー動画像フレーム間予測符号化について説明する。図1は、第1の実施形態のカラー動画像符号化装置の機能ブロックを示す。なお、本明細書では、同一の機能を提供する機能ブロックには、従来例についても同一の参照符号を用いて参照する。図1の機能ブロックには、図11と比較して、動き推定器41の代わりに、処理動作の異なる動き推定器14がある。また、画像メモリ7,10,16,17が追加されている。図4は本実施形態のフレーム間色プレーン予測関係を示したもので、被符号化フレーム(R4)と3フレーム前(R1)との間で動き推定を行い、(R1)を動き補償してフレーム間予測画像を得る。
第1の実施形態において、従来構成と異なるのは、動き推定とフレーム間予測での参照フレームとその動作であり、その他予測減算器2、DCT(Discrete Cosine Transformer)3、量子化器4、可変長符号化器5、逆量子化器8、IDCT(Inverse Discrete Cosine Transformer) 9、加算器12の処理動作は基本的に従来構成と同じである。
本実施形態で、シーケンシャルカラー(SC)画像とは、同一の色属性を有するフレームが、色属性の数、例えばRGBであれば3フレーム周期で配置された構成を有する。シーケンシャルカラー画像入力1から入来するシーケンシャルカラー(SC)画像は、画像メモリ7に格納され、1フレーム遅延して次の画像メモリ10に与えられる。画像メモリ7にはおおよそ1フレーム分が格納されるが、SC画像なのでひとつの色プレーンのみである。画像メモリ10は、画像メモリ7と同様なもので、画像信号を1フレーム分時間遅延させ、参照画像メモリ13に与えれる。これにより、参照画像メモリ13には3フレーム前の画像が格納される。格納されているのはSC画像なので、それぞれのメモリの色プレーンはフレーム単位で更新される。
動き推定器14は、現在フレームの画像と参照画像メモリ13の3フレーム前の画像を用いて動きベクトルを求める。SC画像がRGBの3種類の色プレーンで構成されていると、3フレームで1周期となり、両者の色プレーンは同一となる。
動き推定処理はブロックマッチングにより行われる。被符号化フレームはブロック位置が固定され、探索の空間移動は3フレーム前の画像のみに適用される。ブロックサイズ(動きベクトルを求める単位)は、16×16画素から4×4画素とし、探索精度は0.5画素か0.25画素精度である。基本的なブロックマッチングでは処理量が多く誤ベクトルが生じやすいので、低解像度画像を使う階層型探索などが使われる。また、時間間隔が3フレームになるので、探索範囲はフレーム間隔に比例して広げる必要がある。
動き補償器11は、参照画像メモリ13に格納されている3フレーム前の局部復号画像を、動きベクトルに従って動き補償し、予測信号として予測減算器2と加算器12に与える。予測減算器2の出力は予測残差であり、DCT3、量子化器4、可変長符号化器5で符号化され符号列となる。これらのフレーム内処理は、通常の輝度と色差に対する符号化と基本的に同じであるが、輝度と色差のうち輝度に対する処理のみと同じになるので、非常にシンプルとなる。
DCT3は、予測残差を8×8DCT(離散コサイン変換)または4×4DCTで変換した係数を量子化器4に与える。量子化器4では視覚特性及びビットレート制御に基づき設定される量子化ステップ幅でDCT係数を量子化し、固定長符号を可変長符号化器5に与える。可変長符号化器5は固定長符号を1次元配列にし、ハフマン符号や算術符号でより短い符号に変換して符号列を形成する。
逆量子化器8、IDCT9、加算器12は、それぞれ量子化器4、DCT3、予測減算器2の逆処理を行い、被符号化フレームの局部復号画像を得る。得られた局部復号画像は、画像メモリ17と画像メモリ16でそれぞれ1フレーム分遅延させられ、参照画像メモリ15に与えられる。参照画像メモリ15はさらに1フレーム分遅延させ、3フレーム前の局部復号画像として動き推定や動き補償のための空間移動出力に備えて格納される。
本実施形態において、動き推定は同一色プレーン間で行なわれるので、ブロックマッチングは一般的な輝度信号におけるものと同等の処理で、同等の結果が得られる。一方、フレーム間予測も同一色プレーン間で行なわれるので、予測残差は輝度信号におけるものと同等となる。ただし、前フレームからの予測と比較するとフレーム距離は離れているので、画像間相関の低下により予測残差が少し多くなる。
また、被符号化フレームと参照画像となるフレームの時間関係は常に一定なので、動き推定のための入力画像のフレーム遅延もフレーム間予測のための局部復号画像の遅延も常に一定であり、色プレーンが替わっても処理方法を変える必要は無く、合理的な処理となっている。
<第2の実施形態>
次に本発明の第2の実施形態のカラー動画像構造変換について説明する。図2は、第2の実施形態のカラー動画像符号化装置の機能ブロックを示したものである。図2では、図1の機能ブロックと比較して、動きベクトルスケーラ21、加算器22、空間HPF(High Pass Filter)23、動き補償器24、空間LPF26が追加されており、また画像メモリ17が動き補償に対応した参照画像メモリ25に替わっている。
第2の実施形態では、性質の異なる2種類の参照画像を混合して予測に利用するもので、そのフレーム間色プレーン予測関係を図5に示す。図において、被符号化フレーム(R4)と3フレーム前(R1)との間で動き推定を行い、3フレーム前(R1)を動き補償した同一色予測画像と、直前フレーム(B3)を動き補償した他色予測画像の両方を使ってフレーム間予測を行なう。
第2の実施形態において、第1の実施形態と異なるのはフレーム間予測での参照フレームとその動作であり、画像メモリ7,10、動き推定器14、予測減算器2、DCT3、量子化器4、可変長符号化器5、逆量子化器8、IDCT9、加算器12の処理動作は基本的に第1の実施形態と同じである。
シーケンシャルカラー画像入力1から入来するSC画像信号は、3フレーム遅延後に動き推定器14に与えられ、現在フレームとの間で動き推定される。得られた3フレーム前の画像に対する動きベクトルは、動きベクトルスケーラ21と動き補償器11に与えられる。動きベクトルスケーラ21は、動きベクトルの水平及び垂直の各成分の値を3分の1にし、動き補償器24に与える。
動き補償器11は、参照画像メモリ15に格納されている3フレーム前の局部復号画像を、動きベクトルに従って動き補償して空間LPF26に与える。空間LPF26は、垂直及び水平の各方向で通過周波数帯域を4分の1から8分の1程度に帯域制限するものである。これにより得られた3フレーム前の予測画像の低周波数成分は、加算器22に与えられる。
一方、動き補償器24は、参照画像メモリ25に格納されている直前フレームの局部復号画像を、スケーリングされた動きベクトルに従って動き補償し、空間HPF23に与える。空間HPF23は、空間LPF26の逆特性で、空間LPF26で削除される周波数帯域を通過させる。これにより得られた直前フレームの予測画像の高周波数成分は、加算器22に与えられる。
帯域制限の具体的方法は、通常のFIR型フィルタを用い予測画面全体を処理しても良いが、より簡易で、ブロック境界の影響を受けにくい手法としてはブロック単位のものがある。これは8×8画素ないし4×4画素のブロック平均値を低周波数成分とし、平均値と各画素の差分を高周波数成分とするものである。ブロック単位の処理は、動き補償のブロックと適合させるのが好都合である。この場合、空間LPF26はブロック平均値を出力し、空間HPF23はブロック平均値を減じた画素値を出力すればよい。
加算器22は、3フレーム前の予測画像の低周波数成分の信号と直前フレームの予測画像の高周波数成分の信号を加算する。ここで、LPFとHPFは逆特性なので、加算結果画像の周波数特性は平坦となる。加算により得られた予測画像は予測減算器2と加算器12に与えられる。一方、加算器12で得られた局部復号画像は、参照画像メモリ25に格納され、直前フレームの動き補償のために使われる。
本実施形態のフレーム間予測信号は、被符号化フレームと隔離した3フレーム前の予測画像の低周波数成分と、隣接する直前フレームの予測画像の高周波数成分であるが、その特徴を説明する。3フレーム前の予測画像は同一色プレーンであるので、色の有無に関わらず予測に使用できるが、画像間相関が低く特に高い周波数成分で予測残差が出やすい。一方、直前フレームの予測画像は他色プレーンであるので、色があると色差成分が予測残差となってしまう。しかし色差成分は空間的な変化が少なく、高周波数成分は僅かなので、色プレーンの高周波成分の予測残差は通常符号化の輝度プレーンと大差ない。
見方を変えると、色プレーンの符号化において全周波数成分を持つ輝度成分は、低周波数成分が3フレーム前で、高周波数成分が直前フレームで予測され、主に低周波数成分である色差成分は、低周波数成分が同一色である3フレーム前で予測される。色差の高周波数成分は予測残差となるが、その量は僅かである。
<第3の実施形態>
本発明の第3の実施形態カラー動画像フレーム間予測符号化について、図3を用いて説明する。図3のカラー動画像符号化装置は、図1と比較して、スイッチ31,32,35、乗算器33,37、可変動きベクトルスケーラ34,36、動き補償器24、参照画像メモリ25が追加されている。
第3の実施形態では、符号化処理を2段階に行ない、双方向予測が使われるもので、そのフレーム間色プレーン予測関係を図6に示す。図6において、第1の符号化として特定色フレーム(R4)と同一色プレーンである3フレーム前(R1)との間で符号化復号化を行い、その間のフレーム(G2,B3)を特定色フレーム(R1,R4)の局部復号画像を使ってフレーム間予測を行う。
第3の実施形態において、第1の実施形態と異なるのは、フレーム間予測構造や参照フレームとその動作であり、画像メモリ7,10、参照画像メモリ13、動き推定器14、予測減算器2、DCT3、量子化器4、可変長符号化器5、逆量子化器8、IDCT9、加算器12の処理動作は基本的に第1の実施形態と同じである。
シーケンシャルカラー画像入力1から入来するSC画像信号は、3フレーム遅延後に動き推定器14に与えられ、現在フレームとの間で動き推定される。得られた3フレーム前の画像に対する動きベクトルは、可変動きベクトルスケーラ34、36に与えられる。
特定色に対する第1の符号化では、入来信号はスイッチ31を介して予測減算器に与えられ、フレーム間予測が行なわれる。同時にスイッチ32を介して固定長係数が逆量子化器8に与えられ、加算器12で局部復号画像を得る。局部復号画像はスイッチ35を介して参照画像メモリ25または参照画像メモリ15に与えられる。参照画像メモリ25、15は、特定色プレーンのフレームで交互に局部復号画像が蓄えられる。例えば、参照画像メモリ25に(R1),(R7),(R13)・・・、参照画像メモリ15に(R4),(R10),(R16)・・・となる。
非特定色に対する第2の符号化では、参照画像メモリで3フレーム遅延した入来信号がスイッチ31を介して特定色プレーンのフレームで予測減算器2に与えられ、フレーム間予測が行なわれる。その際、スイッチ32は接続されず局部復号は行なわれない。また、参照画像メモリ25,15に格納されている画像は更新されない。
一方、可変動きベクトルスケーラ34、36は、動き補償するフレームと動きベクトルを求めたフレームの関係で乗ずる値を変える。特定色に対する第1の符号化では、そのまま(1.0倍)とする。一方、非特定色に対する第2の符号化では、(G2)では34が3分の1、36がマイナス3分の2となり、(B3)では、34が3分の2、36がマイナス3分の1となる。
動き補償器24は、参照画像メモリ25に格納されている特定フレームの局部復号画像を、動きベクトルに従って動き補償して乗算器33に与える。動き補償器11は、参照画像メモリ15に格納されている特定フレームの局部復号画像を、動きベクトルに従って動き補償して乗算器37に与える。
乗算器33,37は、符号化の段階と画像距離に応じて乗ずる値を変える。特定色に対する第1の符号化では、3フレーム前の画像のみ使うように片方が1.0で他方が0.0となる。非特定色に対する第2の符号化では両方を2分の1とするか、1フレーム間となる方を3分の2、2フレーム間となる方を3分の1とする。
加算器22は、乗算器33の出力と乗算器37の出力を加算するが、特定色に対する第1の符号化では実質的に片方の画像のみが通過し、非特定色に対する第2の符号化では混合により予測画像を形成することになる。得られた予測画像は予測減算器2と加算器12に与えられる。
本実施形態は、特定色に対して3フレーム間の予測を行なうが、3フレーム前の予測画像は同一色プレーンであるので、色の有無に関わらず予測に使用できる。非特定色に対しては、双方向の予測が適用されるので画像変化にも対応した予測が可能になる。ただし、他色からの予測となるので、色差成分は予測残差となる。
<第4の実施形態>
第3の実施形態で非特定色フレームの予測残差を減らすため、非特定色フレームでも同色プレーン間の予測を併用するのが良い。第4の実施形態は同色プレーン間の予測を併用する実施形態である。第4の実施形態における処理のフレーム予測色プレーン関係を図7に示す。図7に示す予測処理のための機能ブロックは、図2および図3に示した機能ブロックを組み合わせたものとなる。図3をベースにすると、加算器22の出力に図2の空間HPF23が適用される形になり、図2の空間LPF26から参照画像メモリ25まではそのまま使われ、空間LPF26の出力と図3の加算器22の出力が加算されて、予測画像となる。なお、非特定色の動き補償のための動き推定は別途必要になる。また、局部復号画像は全フレームで必要となるので、図3のスイッチ32は常時通過となる。
これにより非特定色フレームでは、他色プレーンによる双方向予測の高周波数成分と、同一色プレーンによる3フレーム間片側予測の低周波数成分でフレーム間予測が行なわれる。第2の実施形態と比較した場合、高周波数成分の予測が双方向になる。なお、特定色フレームは第3の実施形態と同じになる。
本実施形態の場合、特定色の符号化は、IBPの各ピクチャタイプを持つMPEG型符号化でのPピクチャと等価であり、非特定色の符号化はBピクチャに近いものとなるので、総合的にMPEG型符号化に近いフレーム間予測性能が得られる。一方、各フレームにはひとつの色プレーンしかないので、発生符号量は、カラー動画像符号化でありながら輝度色差画像に対する符号化の輝度画像のみに近いものとなる。つまり、輝度成分と色差成分が一体化され符号化されていると見ることもできる。
画像メモリ量はフレーム数で見ると増加するが、SC画像のサンプル数(非圧縮データ量)は4:2:2の半分、4:2:0の3分の2しかないので、実効的にはむしろ少なくなる。また、非特定色も参照画像となるが、予測に使われるのは低周波数成分のみなので、Bピクチャを参照しないMPEG型符号化と同様に非得定色フレームの予測残差符号化の量子化を粗くすることができる。この場合、最終的な画質も特定色に対して非特定色が若干劣ることになるので、輝度成分への影響を考慮すると、特定色を緑(G)、非特定色を赤(R)と青(B)とするのが適当となる。
<第5の実施形態>
第3の実施形態または第4の実施形態において、SC画像が毎秒60フレーム(60fps)だったとすると、特定色フレームの符号化は20fpsの通常符号化と等価になる。そこで、この符号化をBピクチャを持つMPEG型符号化とすることができる。この処理を使用するのが第5の実施形態のカラー動画像符号化装置であり、第5の実施形態における符号化予測の実施形態を、フレーム間色プレーン予測関係として図8に示す。なお、符号化処理における各機能処理部は、第3および第4の実施形態において、MPEGエンコーディング処理に適合するフォーマットとされている。
ただし、図8では、P(I)ピクチャ間隔は、特定色フレームが20fpsなので、30fpsで一般的な3フレームでなく2フレームとされる。また、非特定色フレームの予測を行なうため、特定色フレーム局部復号画像の品質は一定であることが望ましく、Bピクチャの量子化を粗くすることは適当でない。以上の適合化を行うことにより、第5の実施形態では、MPEGエンコードにおける特定色の予測性能が改善され符号化効率が向上し、全体での発生符号量が低減できる。
以上説明したように、本発明は、シーケンシャルカラー画像を高画質にRGB画像に変換可能にするもので、シーケンシャルカラー方式で撮像するカメラを実現できる。また、ディスプレイに適用することで、現在デジタル放送やDVDなどで使われている輝度色差4:2:0方式などの動画像フォーマットの代わりに、より合理的なシーケンシャルカラー方式を使用可能とするものである。
これまで本実施形態につき説明してきたが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
1…シーケンシャルカラー画像入力、2…予測減算器、3…DCT,4…量子化器、5…可変長符号化器、6…符号列出力、7,10,17,16…画像メモリ、8…逆量子化器、9…IDCT、13,15,25…参照画像メモリ、11,24…動き補償器、12,22…加算器、14,41…動き推定器、21…動きベクトルスケーラ、23…空間HPF、26…空間LPF、31,32,35…スイッチ、33,37…乗算器、34,36…可変動きベクトルスケーラ、

Claims (6)

  1. フレーム毎に色プレーンが入れ替わるカラー動画像の動き補償フレーム間予測符号化において、
    入来するカラー動画像に対して、被符号化フレームの既存色プレーンを基準画像とし、前記被符号化フレームと一定間隔で隔離した前記既存色と同一色プレーンを持つ符号化済みフレームの色プレーンを参照画像として、動きベクトルを求める工程と、
    前記動きベクトルにより、前記符号化済みフレームの局部復号色プレーンを動き補償して予測画像を得る工程と、
    前記動き補償で得られた予測画像と被符号化フレームの既存色プレーンとの予測残差を得る工程と
    前記予測残差を符号化する工程と
    を含む、カラー動画像符号化方法。
  2. フレーム毎に色プレーンが入れ替わるカラー動画像のフレーム間予測符号化において、
    入来するカラー動画像に対して、被符号化フレームの既存色プレーンを基準画像とし、前記被符号化フレームと一定間隔で隔離した前記既存色と同一色プレーンを持つ符号化済みフレームの色プレーンを参照画像として動きベクトルを求め、被符号化フレームと隔離した符号化済みフレームの前記被符号化フレームと同一色プレーンを参照画像として第1の予測画像を得る工程と、
    前記被符号化フレームに隣接する符号化済みフレームの前記被符号化フレームと異なる色プレーンを参照画像として第2の予測画像を得る工程と、
    前記第1の予測画像の低周波数成分と前記第2の予測画像の高周波数成分を混合した合成予測画像と被符号化フレームの色プレーンとの予測残差を得る工程と、
    前記予測残差を符号化する工程と
    を含む、カラー動画像符号化方法。
  3. フレーム毎に色プレーンが入れ替わるカラー動画像のフレーム間予測符号化において、
    入来するカラー動画像に対して、被符号化フレームの既存色プレーンを基準画像とし、一定周期で存在する特定色プレーンのフレームを、前記特定色の符号化済みフレームを参照画像として動きベクトルを求めフレーム間予測符号化する工程と、
    前記特定色符号化で符号化された特定色プレーンを復号化して、特定色プレーンの局部復号画像を得る工程と、
    前記特定色プレーンのフレーム以外のフレームに対して、前記特定色プレーンの局部復号画像を参照画像としてフレーム間予測して予測残差を得る工程と、
    前記予測残差を符号化する工程と
    を含む、カラー動画像符号化方法。
  4. フレーム毎に色プレーンが入れ替わるカラー動画像の動き補償フレーム間予測符号化において、
    入来するカラー動画像に対して、被符号化フレームの既存色プレーンを基準画像とし、前記被符号化フレームと一定間隔で隔離した前記既存色と同一色プレーンを持つ符号化済みフレームの色プレーンを参照画像として、動きベクトルを求める動き推定手段と、
    前記動きベクトルにより、前記符号化済みフレームの局部復号色プレーンを動き補償して予測画像を得る動き推定手段と、
    前記動き補償で得られた予測画像と被符号化フレームの既存色プレーンとの予測残差を得る予測手段と、
    前記予測残差を符号化する手段を
    を含む、カラー動画像符号化装置。
  5. フレーム毎に色プレーンが入れ替わるカラー動画像のフレーム間予測符号化において、
    入来するカラー動画像に対して、被符号化フレームの既存色プレーンを基準画像とし、一定周期で存在する特定色プレーンのフレームを、前記特定色の符号化済みフレームを参照画像として動きベクトルを求め第1の予測画像を得る第1の予測手段と、
    前記被符号化フレームに隣接する符号化済みフレームの前記被符号化フレームと異なる色プレーンを参照画像として第2の予測画像を得る第2の予測手段と、
    前記第1の予測画像の周波数成分と前記第2の予測画像の周波数成分を混合した合成予測画像と被符号化フレームの色プレーンとの予測残差を得る予測手段と、
    前記予測残差を符号化する手段と
    を含む、カラー動画像符号化装置。
  6. フレーム毎に色プレーンが入れ替わるカラー動画像のフレーム間予測符号化において、
    入来するカラー動画像に対して、被符号化フレームの既存色プレーンを基準画像とし、前記被符号化フレームと一定間隔で隔離した前記既存色と同一色プレーンを持つ符号化済みフレームの色プレーンを参照画像として動きベクトルを求め、被符号化フレームと隔離した符号化済みフレームの前記被符号化フレームと同一色プレーンを参照画像として第1の予測画像を得る第1の予測手段と、
    前記被符号化フレームに隣接する符号化済みフレームの前記被符号化フレームと異なる色プレーンを参照画像として第2の予測画像を得る第2の予測手段と、
    前記第1の予測画像の低周波数成分と前記第2の予測画像の高周波数成分を混合した合成予測画像と被符号化フレームの色プレーンとの予測残差を得る予測手段と、
    前記予測残差を符号化する手段と
    を含む、カラー動画像符号化装置。
JP2011000578A 2011-01-05 2011-01-05 カラー動画像符号化方法及びカラー動画像符号化装置 Active JP5742049B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011000578A JP5742049B2 (ja) 2011-01-05 2011-01-05 カラー動画像符号化方法及びカラー動画像符号化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011000578A JP5742049B2 (ja) 2011-01-05 2011-01-05 カラー動画像符号化方法及びカラー動画像符号化装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012142844A JP2012142844A (ja) 2012-07-26
JP5742049B2 true JP5742049B2 (ja) 2015-07-01

Family

ID=46678664

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011000578A Active JP5742049B2 (ja) 2011-01-05 2011-01-05 カラー動画像符号化方法及びカラー動画像符号化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5742049B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015076781A (ja) * 2013-10-10 2015-04-20 三菱電機株式会社 画像符号化装置、画像復号装置、画像符号化方法及び画像復号方法
JP2018056685A (ja) * 2016-09-27 2018-04-05 株式会社ドワンゴ 画像符号化装置、画像符号化方法、及び画像符号化プログラム、並びに、画像復号装置、画像復号方法、及び画像復号プログラム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3050562B2 (ja) * 1989-10-11 2000-06-12 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡画像データ圧縮装置
CN101218831B (zh) * 2005-09-20 2010-07-21 三菱电机株式会社 图像解码方法以及图像解码装置
KR101311403B1 (ko) * 2006-07-04 2013-09-25 삼성전자주식회사 영상의 부호화 방법 및 장치, 복호화 방법 및 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012142844A (ja) 2012-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8989273B2 (en) Image information encoding method and encoder, and image information decoding method and decoder
KR100231186B1 (ko) 화상 데이타의 복호화 처리중에 발생되는 양자화 노이즈 감소방법 및 화상 데이타 복호화 장치
KR970005831B1 (ko) 적응적 프레임/필드 변환 부호화를 이용한 영상 부호화기
JPH10145791A (ja) ディジタル・ビデオ・デコーダおよびディジタル・ビデオ信号をデコードする方法
JPH10126786A (ja) 動画像符号化装置及び動画像復号化装置
JP2933561B2 (ja) 動画符号変換装置
JP5742049B2 (ja) カラー動画像符号化方法及びカラー動画像符号化装置
JP3797208B2 (ja) カラー動画像符号化装置、復号化装置、符号化方法、復号化方法及びカラー動画像符号列伝送方法
JP4035808B2 (ja) 動画像走査構造変換装置、動画像走査構造変換方法
JP2924866B2 (ja) 動画像符号化装置、動画像復号装置、動画像符号化方法、並びに動画像復号方法
JPH08186818A (ja) 画像符号化装置および画像復号化装置
JP2008118694A (ja) ディジタル信号変換方法およびディジタル信号変換装置
JPH07250329A (ja) 画像合成符号化方法及び画像合成装置
JP2001204027A (ja) 画像情報変換装置及び方法
JP2008118693A (ja) ディジタル信号変換方法およびディジタル信号変換装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141006

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141014

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150305

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150324

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150417

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5742049

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250