JPH02218574A - 工業用ロボットにおける軌跡補正方法 - Google Patents

工業用ロボットにおける軌跡補正方法

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JPH02218574A
JPH02218574A JP3967689A JP3967689A JPH02218574A JP H02218574 A JPH02218574 A JP H02218574A JP 3967689 A JP3967689 A JP 3967689A JP 3967689 A JP3967689 A JP 3967689A JP H02218574 A JPH02218574 A JP H02218574A
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JP
Japan
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teaching
locus
manipulator
data
trajectory
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JP3967689A
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Takehiko Sudo
武彦 須藤
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Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、塗装ロボット、アーク溶接ロボット等、経
路制御が重要な工業用ロボットに係わり、特に、ティー
チングの能率向上を図った工業用ロボットにおける軌跡
補正方法に関する。
「従来の技術」 一般に、この種のロボットは、予め動作に必要なティー
チング・データが教示され、再生時にこのティーチング
・データに従って動作が行なわれる。第2図を参照する
と、ロボットに教示すべきティーチング・データの軌跡
Aが示されている。
すなわち、第2図において、横軸は時間を示し、縦軸は
ロボットに教示するティーチング・データを示す。この
場合、ティーチング・データはマニピュレータの軸の変
位(軸の回転角度)である。第2図の軌跡Aにより示す
ように、ロボットには、周期Tの時刻1+、11・・・
tn(n= 1 、2・・・n)における位置の変位A
 5. A z・・・Anがティーチング・データとし
て教示される。再生時において、このロボットは、教示
された変位A r 、 A t・・・Anを用いて制御
を実行する。この場合に、変位A 、、A 、・・・A
nの各々の間のデータについては、互いに隣接する各変
位A I、 A t・・・An間を直線により結んで補
間したものを用いる。
ところで、ロボットは、変位A + 、 A x・・・
Anのような軌跡Aのティーチング・データが与えられ
ても、遅れ要素を有するので、再生時に軌跡Aにより応
答することはできず、応答が軌跡Aから遅れた軌跡Bと
なり、その変位はB、、B、・・・Bnにより示される
「発明が解決しようとする課題」 従来の工業用ロボットは、以上のように遅れ要素を有し
、ティーチング・データ通りに動作しないので、ティー
チング作業者がロボットの軌跡誤差を補正したティーチ
ング・データによってティーチングをする必要があった
しかし、このような軌跡誤差を補正したティーチングを
するためには、ティーチング作業者が当該ロボットに固
有の特性を先ず正確に把握する必要があった。また、こ
の固有特性が変化した場合は、ティーチング・データも
修正することが必要となるが、このティーチング・デー
タの修正作業には、多大の時間が必要であ゛るという問
題があった。
この発明は、このような問題点を解消するためになされ
たもので、ティーチング・データを工業用ロボットの応
答遅れに応じて自動的に補正することができる工業用ロ
ボットにおける軌跡補正方法を提供することを目的とす
る。
「課題を解決するための手段」 この発明は、ティーチング・データによりマニピュレー
タを駆動してマニピュレータの軌跡を求める第1の処理
と、ティーチング・データと前記第1の処理によって求
めた軌跡とを比較することにより、マニュピレータが示
す応答の遅れ時間を複数時刻について求める第2の処理
と、この第2の処理によって求められた応答の遅れ時間
に基づいてティーチング・データを補正する第3の処理
とを有することを特徴としている。
「作用」 この発明よれば、ティーチング・データによって1度マ
ニュピレータを動作させて、マニュピレータの遅れを求
め、この求められたマニュピレータの遅れに基づいてテ
ィーチング・データを自動補正する。したがって、ユー
ザがマニュピレータの遅れを見込んだティーチングをす
る必要が全くなくなる。
「実施例」 以下、この発明の一実施例を第1図により説明する。第
1図はこの発明による軌跡補正方法を適用した工業用ロ
ボット(塗装ロボット)の構成を示すブロック図である
。マニピュレータlは、塗装ガンを把持して塗装作業を
行なう多関節マニュピレータであり、その各軸(ここで
は、説明を簡単にするために、1軸を制御する場合につ
いて説明する)に位置検出器2及びアクチュエータ3を
備えている。位置検出器2は、マニピュレータIの各軸
に取り付けられたポテンションメータからなり、その軸
位置に対応した電圧値を有する位置信号S1を出力する
。一方、アクチュエータ3は油圧駆動装置4に接続され
てその動力によりマニピュレータ!を動作させる。入力
回路5は、位置検出器2から構成される装置信号Stを
増幅し、信号S2として出力する。A/D(アナログ/
デイフタル)コンバータ6は、信号S2をディジタルデ
ータDIに変換し出力する。
演算処理装置7は、例えばマイクロコンピュータからな
り、A/Dコンバータ6から出力されるデータD1をメ
モリ8に書き込み、また、メモリ8内のデータを読み出
て各種の処理を行う。なお、この演算処理装置7が行う
処理については後に詳述する。D/A(ディジタル/ア
ナログ)コンバータ9は、演算処理装置7から出力され
るデータD2をアナログ信号S3に変換して出力する。
サーボ増幅810は、D/Aコンバータ9の出力信号S
3と、マニピュレータlの現在位置を示す位置信号S2
との差を増幅し、偏差信号S4としてアクチュエータ3
へ出力する。
次に、上述した工業用ロボットの動作を、CP(連続経
路)ティーチングの場合を例にとり説明する。先ず、マ
ニピュレータlの先端を塗装ガンの移動経路に沿って移
動させ、演算処理装置7の制御により、メモリ8に第2
図に示す変位A + 、 A t・・・Anをティーチ
ング。・データとして記憶される。
次に、演算処理装置7はこの変位A 3. A t・・
・Anをメモリ8から順次読み出し、D/Aコンバータ
9及びサーボ増幅器10を介してアクチュエータ3に人
力してマニピュレータlを駆動する。これによって得ら
れる位置検出器2の位置信号S2を入力回路5及びA/
Dコンバータ6を介して人力して第2図の軌跡Bを求め
、メモリ8に記憶させる。
次に、実際の塗装時において、演算処理装置7は、メモ
リ8から変位A 、、A !・・・Anおよび軌跡Bを
読み出す。次に、時刻1+、1*・・・・・・knにお
ける軌跡Aの変位A r 、 A t・・・・・・An
と、軌跡Bの間の遅れ時間△t1△t、・・・△tn(
第3図参照)をそれぞれ求め、次いで、遅れ時間△t1
.△t、・・・△tnにより補正した軌跡Sを求める。
そして、演算処理装置7はこの軌跡Sの各点の変位デー
タである補正ティーチングデータをD/Aコンバータ9
を介してサーボ増幅器lOへ出力する。サーボ増幅器l
Oは、D/Aコンバータ9から供給される信号S3と、
入力回路5からの位置信号S2との間の偏差信号S4を
求め、この偏差信号S4をアクチュエータ3に供給する
。アクチュエータ3は、油圧駆動装置4の動力を用い、
制御信号S4によりマニピュレータ1を駆動する。これ
により、信号S2と信号S3との偏差が0になるように
マニピュレータ1がサーボ駆動される。
次に、上述した補正ティーチングデータを求める過程を
第4図を参照して詳述する。
まず、軌跡Bは、図に示す時刻L1.L2+La・・・
・における変位B、’、B、’、B、°・・・・・・を
示ずデータによってメモリB内に書き込まれる。したが
って、遅れ時間Δt、は、図に示す点Atから横軸に平
行に引いた直線と、点B =’ 、 B s’を結んだ
直線との交点B、と点A、との間の距離として求められ
る。具体的には、点B、に対応する時刻が、時刻t* 
 t1間を10分割した時刻りいとして求められ、した
がって、時間Δt、が(t’s  tt)として求めら
れる。次に、点Atから点Btと反対方向へΔt、をと
って点S、を求める。
次に、上記と全く同様にして、点A、に対応する点S3
を求める。次に、時刻t、を示ず垂線と点Sy、Ssを
結んだ線との交点Stsを求める。この点S’sが示す
変位が、点A、に対応する補正ティーチングデータであ
る。以下、同様にして、点A3、A、・・・・・・An
に対応する点S 34+ S 45・・・・・・を求め
、補正ティーチングデータを算出する。この場合、時刻
1..1.・・・kn間の時間間隔を短くすれば、変位
S !3+ S 341 S 411・・・を結んで得
られる曲線が所望の軌跡への形状に近付き、軌跡Sの精
度が高められる。
なお、上記実施例ではCPティーチングの場合を説明し
たが、この発明は、FTP(各点制御)方式の場合も同
様に適用することができる。また、上記実施例では油圧
式ロボットの場合について説明したが、この発明は電動
駆動式のロボットの場合も同様に、同様に適用すること
ができ、上記実施例と同様の効果を奏する。
「発明の効果」 以上詳細に説明したように、この発明によれば、ティー
チング・データを自動的に補正してロボットの遅れ要素
を補償するように構成したので、ティーチング作業者が
ロボットの軌跡誤差を予測してティーチングをする必要
がなく、従って、ティーチング作業者がロボット固有の
遅れ特性を熟知している必要がなくなると共に、ティー
チング時間の短縮が可能となる。また、作業者の感にた
よる場合より軌跡の精度の向上が図れるので、ロボット
を用いた塗装等の品質を向上させることが可能となる効
果がある。さらに、この発明によれば、大型のコンピュ
ータを備えなくとも、マイクロコンピュータ等の小型の
コンピュータにより充分に処理できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による軌跡補正方法を適用
した工業用ロボットの構成を示すブロック図、第2図は
ティーチング・データ、実際の軌跡および補正ティーチ
ング・データの軌跡を示す図、第3図は第2図の一部分
を詳細に示す図、第4図は第2図に示す補正ティーチン
グ・データの軌跡を求める処理を説明するための図であ
る。 !・・・・・・マニピュレータ、 3・・・・・・アクチュエータ、 7・・・・・・演算処理装置、 8・・・・・・メモリ、 lO・・・・・・サーボ増幅器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 マニピュレータの動作の軌跡を指定するティーチング・
    データを時刻に対応させて記憶手段に予め記憶させ、前
    記マニピュレータの駆動時において、前記記憶手段から
    前記ティーチング・データを読み出し、読み出した前記
    ティーチング・データに従って前記マニピュレータの駆
    動を制御する工業用ロボットにおいて、 前記ティーチング・データにより前記マニピュレータを
    駆動して前記マニピュレータの軌跡を求める第1の処理
    と、 前記ティーチング・データと前記第1の処理によって求
    めた軌跡とを比較することにより、前記マニュピレータ
    が示す応答の遅れ時間を複数時刻について求める第2の
    処理と、 前記第2の処理によって求められた応答の遅れ時間に基
    づいて、前記ティーチング・データを補正する第3の処
    理と、 を有することを特徴とする工業用ロボットにおける軌跡
    補正方法。
JP3967689A 1989-02-20 1989-02-20 工業用ロボットにおける軌跡補正方法 Pending JPH02218574A (ja)

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