JPH02218504A - 振れ止め装置の自動開閉方法及びその装置 - Google Patents
振れ止め装置の自動開閉方法及びその装置Info
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- JPH02218504A JPH02218504A JP3549689A JP3549689A JPH02218504A JP H02218504 A JPH02218504 A JP H02218504A JP 3549689 A JP3549689 A JP 3549689A JP 3549689 A JP3549689 A JP 3549689A JP H02218504 A JPH02218504 A JP H02218504A
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- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims 2
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、工作機械で使用する加工物の振れ止め装置の
自動開閉方法及びその装置に関する。
自動開閉方法及びその装置に関する。
(従来の技術)
開閉動作可能な加工物支持部を有する振れ止め装置の従
来の自動開閉方法には以下の2つの方法がある。1つは
プログラム中に指令された振れ止め開閉専用指令を数値
制御(NC)装置が解析して制御を行なう方法である。
来の自動開閉方法には以下の2つの方法がある。1つは
プログラム中に指令された振れ止め開閉専用指令を数値
制御(NC)装置が解析して制御を行なう方法である。
また、他の1つは刃物台が移動することによりオン/オ
フするリミットスイッチを振れ止め装置の前後に設り、
それらのリミットスイッチからの信号を元に振れ止め装
置の開閉を行なう方法である。
フするリミットスイッチを振れ止め装置の前後に設り、
それらのリミットスイッチからの信号を元に振れ止め装
置の開閉を行なう方法である。
(発明が解決しようとする課題)
上述したプログラム指令による自動開閉方法では、プロ
グラミングする際に振れ止め開閉専用指令をいちいち指
令しなければならない。また、数ブロックから数十ブロ
ックにわたる指令を必要とする一連のサイクル加工を1
ブロツクで指令することができる自動サイクルプログラ
ミング指令においては振れ止め開閉専用指令を指令する
ことができないので、自動サイクルプログラミング指令
を用いることができない、従って、プログラマのプログ
ラミングの負担が増大するという欠点があった。一方、
リミットスイッチによる自動開閉方法では、リミットス
イッチのメンテナンスが必要であり、そのメンテナンス
が不充分でリミットスイッチからの信号がオンにならな
かった場合、振れ止め装置と刃物台とが衝突するという
危険性がある。また、リミットスイッチは刃物台により
オン/オフされるので刃物台に取付ける工具の内一番長
い工具に合せてリミットスイッチの位置瀾整を行なわな
ければならない。従って、短い工具の使用時において振
れ止め装置の開閉の必要が無いほど振れ止め装置と工具
との距離が離れていても振れ止め装置の開閉が実行され
ることになり、加工精度を向上させることができないと
いう問題があった。
グラミングする際に振れ止め開閉専用指令をいちいち指
令しなければならない。また、数ブロックから数十ブロ
ックにわたる指令を必要とする一連のサイクル加工を1
ブロツクで指令することができる自動サイクルプログラ
ミング指令においては振れ止め開閉専用指令を指令する
ことができないので、自動サイクルプログラミング指令
を用いることができない、従って、プログラマのプログ
ラミングの負担が増大するという欠点があった。一方、
リミットスイッチによる自動開閉方法では、リミットス
イッチのメンテナンスが必要であり、そのメンテナンス
が不充分でリミットスイッチからの信号がオンにならな
かった場合、振れ止め装置と刃物台とが衝突するという
危険性がある。また、リミットスイッチは刃物台により
オン/オフされるので刃物台に取付ける工具の内一番長
い工具に合せてリミットスイッチの位置瀾整を行なわな
ければならない。従って、短い工具の使用時において振
れ止め装置の開閉の必要が無いほど振れ止め装置と工具
との距離が離れていても振れ止め装置の開閉が実行され
ることになり、加工精度を向上させることができないと
いう問題があった。
本発明は上述のような事情から成されたものであり、木
発明の目的は、プログラミングの煩雑さを解消し、リミ
ットスイッチを不要とした振れ止め装置の自動開閉方法
及びその装置を提供することにある。
発明の目的は、プログラミングの煩雑さを解消し、リミ
ットスイッチを不要とした振れ止め装置の自動開閉方法
及びその装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明は、開閉動作可能な加工物支持部を有する振れ止
め装置を備えた工作機械における加工中に前記開閉動作
を1tdJ御する方法及びその装置に関するものであり
、木発明の上記目的は、自動開閉方法においては特定座
標軸上における前記開閉動作のそれぞれの開始点と終了
点とで定義されるエリアを保持し、前記特定座標軸上に
おける前記工作機械の工具の位置が前記エリア内にある
ときは、そのエリアに対応する前記開動作又は前記閉動
作を自動的に行わせるようにすることによって達成され
、自動開閉制御装置においては特定座標軸上における前
記開閉動作のそれぞれの開始点と終了点とで定義される
エリアを保持する手段と、前記特定座標軸上における前
記工作機械の工具の位置が前記エリア内にあるときは、
そのエリアに対応する前記開動作又は前記閉動作を自動
的に行わせる手段とを具備することによって達成される
。
め装置を備えた工作機械における加工中に前記開閉動作
を1tdJ御する方法及びその装置に関するものであり
、木発明の上記目的は、自動開閉方法においては特定座
標軸上における前記開閉動作のそれぞれの開始点と終了
点とで定義されるエリアを保持し、前記特定座標軸上に
おける前記工作機械の工具の位置が前記エリア内にある
ときは、そのエリアに対応する前記開動作又は前記閉動
作を自動的に行わせるようにすることによって達成され
、自動開閉制御装置においては特定座標軸上における前
記開閉動作のそれぞれの開始点と終了点とで定義される
エリアを保持する手段と、前記特定座標軸上における前
記工作機械の工具の位置が前記エリア内にあるときは、
そのエリアに対応する前記開動作又は前記閉動作を自動
的に行わせる手段とを具備することによって達成される
。
(作用)
本発明の振れ止め装置の自動開閉方法及びその装置は、
振れ止め装置の加工物支持部の位置を基準として開閉動
作や開状態確認を実行させるエリアを予め定め、工具が
それらのエリアに侵入したときに開閉動作や開状態確認
を実行させるようにしているので、振れ止め装置の自動
開閉を安全。
振れ止め装置の加工物支持部の位置を基準として開閉動
作や開状態確認を実行させるエリアを予め定め、工具が
それらのエリアに侵入したときに開閉動作や開状態確認
を実行させるようにしているので、振れ止め装置の自動
開閉を安全。
確実に行なうことができるものである。
(実施例)
第1図は本発明の振れ止め装置の自動開閉方法を実現す
る制御装置の一例を示すブロック図であり、点線枠内が
本発明部分である。
る制御装置の一例を示すブロック図であり、点線枠内が
本発明部分である。
まず、一般的なNC制御部を説明すると、操作盤1から
入力されたデータがデータバス2を介して各部に送られ
るようになっている。また、CPt13からの刃物台移
動指令がデータバス2を介してモータ制御部4に送られ
、刃物台制御モータ5の駆動制御が行われるようになっ
ている。
入力されたデータがデータバス2を介して各部に送られ
るようになっている。また、CPt13からの刃物台移
動指令がデータバス2を介してモータ制御部4に送られ
、刃物台制御モータ5の駆動制御が行われるようになっ
ている。
次に本発明部分を説明する。
レジスタ群Rを構成する各レジスタ7〜lOには振れ止
め装置6の開閉制御を行なうのに必要なデータが保持さ
れており、各レジスタ7〜10に保持されるデータの種
類を第5図の工作機械の加工部を示す平面図を用いて説
明する。加工物21の回転中心軸^ユはZ軸に平行とな
りており、振れ止め装置6の加工物支持部22の中心軸
^3はX軸に平行となっている。そして、加工物支持部
22の中心軸^、と加工物21の回転中心軸Awとの交
点(以下、振れ止め中心位置という)ハがレジスタ7に
保持され、振れ止め装置6の開動作のためのエリア(以
下、振れ止め間エリアという)八R0がレジスタ8に保
持され、振れ止め装置6の閉動作のためのエリア(以下
、振れ止め閉エリアという) ARsがレジスタ9に保
持され、振れ止め装置6の開状態のチエツクのためのエ
リア(以下、振れ止めチエツクエリアという)^Rcが
レジスタIOに保持される。各レジスタ7〜IOに保持
されているデータZA、ARO,AR11,ARCと工
具23の位置P丁とを常に監視することにより工具23
が侵入したエリアを把握し、その侵入したエリアごとに
以下に説明する手段A、B又はCによる処理を行なうこ
とで振れ止め装置6の自動開閉を制御する。
め装置6の開閉制御を行なうのに必要なデータが保持さ
れており、各レジスタ7〜10に保持されるデータの種
類を第5図の工作機械の加工部を示す平面図を用いて説
明する。加工物21の回転中心軸^ユはZ軸に平行とな
りており、振れ止め装置6の加工物支持部22の中心軸
^3はX軸に平行となっている。そして、加工物支持部
22の中心軸^、と加工物21の回転中心軸Awとの交
点(以下、振れ止め中心位置という)ハがレジスタ7に
保持され、振れ止め装置6の開動作のためのエリア(以
下、振れ止め間エリアという)八R0がレジスタ8に保
持され、振れ止め装置6の閉動作のためのエリア(以下
、振れ止め閉エリアという) ARsがレジスタ9に保
持され、振れ止め装置6の開状態のチエツクのためのエ
リア(以下、振れ止めチエツクエリアという)^Rcが
レジスタIOに保持される。各レジスタ7〜IOに保持
されているデータZA、ARO,AR11,ARCと工
具23の位置P丁とを常に監視することにより工具23
が侵入したエリアを把握し、その侵入したエリアごとに
以下に説明する手段A、B又はCによる処理を行なうこ
とで振れ止め装置6の自動開閉を制御する。
手段Aを構成するレジスタ11には刃物台移動方向指令
(M170/MI71)が保持されており、エリアデー
タ自動変換部12でレジスタ11からの刃物台移動方向
指令とレジスタ群Rのレジスタ7からの振れ止め中心位
置ハとによりレジスタ87. Hの各レジスタ8〜1O
h)らのエリアデータA1゜、ARS、八〇。が第6図
に示すように配置変換される。この配置変換により各エ
リアデータARo、ARs、Ancは第5図に示す工具
23の移動方向と反対の移動方向に対しても対応可能と
なる。
(M170/MI71)が保持されており、エリアデー
タ自動変換部12でレジスタ11からの刃物台移動方向
指令とレジスタ群Rのレジスタ7からの振れ止め中心位
置ハとによりレジスタ87. Hの各レジスタ8〜1O
h)らのエリアデータA1゜、ARS、八〇。が第6図
に示すように配置変換される。この配置変換により各エ
リアデータARo、ARs、Ancは第5図に示す工具
23の移動方向と反対の移動方向に対しても対応可能と
なる。
この手段Aの動作例を第2図のフローチャートで説明す
ると、エリアデータ自動変換部!2は、レジスタ11か
らの刃物台移動方向指令を解析し7て刃物台の移動方向
を判定する(ステップSt)。刃物台の移動が■−e方
向(第5図示の工具23の移動方向)であるならば、次
式(1)によりエリアZARo 、 ZARS 、 Z
ARc を求め(ステップS2)、刃物台移動方向”■
−〇”のデータと求めた各エリアZA11o、ZARs
、ZAllc17)データを手段Bへ送出しテ(ステッ
プS3)、全ての処理を終了する。
ると、エリアデータ自動変換部!2は、レジスタ11か
らの刃物台移動方向指令を解析し7て刃物台の移動方向
を判定する(ステップSt)。刃物台の移動が■−e方
向(第5図示の工具23の移動方向)であるならば、次
式(1)によりエリアZARo 、 ZARS 、 Z
ARc を求め(ステップS2)、刃物台移動方向”■
−〇”のデータと求めた各エリアZA11o、ZARs
、ZAllc17)データを手段Bへ送出しテ(ステッ
プS3)、全ての処理を終了する。
方、前記判断ステップStにおいて、刃物台の移動がe
−■方向(第6図示の工具23の移動方向)であるなら
ば、次式(2) によりエリアZAR0゜2ΔRs、Z
ARcを求め(ステップS4)、刃物台移動方向“e→
Φ“のデータと求めた各エリアZARo。
−■方向(第6図示の工具23の移動方向)であるなら
ば、次式(2) によりエリアZAR0゜2ΔRs、Z
ARcを求め(ステップS4)、刃物台移動方向“e→
Φ“のデータと求めた各エリアZARo。
ZAR3,ZARcのデータを手段Bへ送出して(ステ
ップS5)、全ての処理を終了する。
ップS5)、全ての処理を終了する。
次に、手段Bを構成する振れ止め開閉制御部13の動作
例を第3図のフローチャートで説明すると、振れ止め開
閉制御部13は、エリアデータ自動変換部12かうの刃
物台移動方向のデータが■−e方向である場合(ステッ
プ5it)、工具の位置PTが振れ止め中心位置zAに
対しプラス側にあるかマイナス側にあるかを判定する(
ステップ512)。工具の位置PTが振れ止め中心位置
ZAに対しプラス側にある場合には、工具の位置Pアが
エリアZAIIOに入るまで確認を続け(ステップ51
3)、工具の位a P TがエリアZへR0に入ったな
らば開指令を振れ止め装置6に出力する(ステップ51
4)、次に工具の位置PTがエリアZARCに入るまで
確認を続け(ステンる(ステップ516)。振れ止め装
置6が開状態であれば処理を終了し、振れ止め装置6が
開状態でなければ振れ止め装置6と刃物台との衝突を避
けるため手段Cへ退避指令を出力しくステップ517)
、全ての処理を終了する。一方、前記判断ステップ51
2において、工具の位M P tが振れ止め中心位置ハ
に対しマイナス側にある場合には、工具の位置PTがエ
リアZARS内にあるか否かを確認する(ステップs
ia)。そして、工具の位置P1がエリア7、A Rs
内にある限り開指令を振れ止め装置6に出力し続け(ス
テップ519)、工具の位置PアがエリアZARs外に
出た場合は閉指令を振れ止め装置6に出力しくステップ
520)、全ての処理を終了する。
例を第3図のフローチャートで説明すると、振れ止め開
閉制御部13は、エリアデータ自動変換部12かうの刃
物台移動方向のデータが■−e方向である場合(ステッ
プ5it)、工具の位置PTが振れ止め中心位置zAに
対しプラス側にあるかマイナス側にあるかを判定する(
ステップ512)。工具の位置PTが振れ止め中心位置
ZAに対しプラス側にある場合には、工具の位置Pアが
エリアZAIIOに入るまで確認を続け(ステップ51
3)、工具の位a P TがエリアZへR0に入ったな
らば開指令を振れ止め装置6に出力する(ステップ51
4)、次に工具の位置PTがエリアZARCに入るまで
確認を続け(ステンる(ステップ516)。振れ止め装
置6が開状態であれば処理を終了し、振れ止め装置6が
開状態でなければ振れ止め装置6と刃物台との衝突を避
けるため手段Cへ退避指令を出力しくステップ517)
、全ての処理を終了する。一方、前記判断ステップ51
2において、工具の位M P tが振れ止め中心位置ハ
に対しマイナス側にある場合には、工具の位置PTがエ
リアZARS内にあるか否かを確認する(ステップs
ia)。そして、工具の位置P1がエリア7、A Rs
内にある限り開指令を振れ止め装置6に出力し続け(ス
テップ519)、工具の位置PアがエリアZARs外に
出た場合は閉指令を振れ止め装置6に出力しくステップ
520)、全ての処理を終了する。
一方、前記判断ステップSllにおいて、エリアデータ
自動変換部12からの刃物台移動、方向のデータがe−
Φ方向である場合(ステップ5ol)、工具の位置PT
が振れ止め中心位MZAに対しプラス側にあるかマイナ
ス側にあるかを判定する(ステップ521)、工具の位
置P。が振れ止め中心位RZAに対しマイナス側にある
場合には、工具の位Rf’tがエリアZAnoに入るま
で確認を続け(ステップ522)、工具の位置PTがエ
リアZARoに入ったならば開指令を撮れ止め装置6に
出力する(ステップ523)。
自動変換部12からの刃物台移動、方向のデータがe−
Φ方向である場合(ステップ5ol)、工具の位置PT
が振れ止め中心位MZAに対しプラス側にあるかマイナ
ス側にあるかを判定する(ステップ521)、工具の位
置P。が振れ止め中心位RZAに対しマイナス側にある
場合には、工具の位Rf’tがエリアZAnoに入るま
で確認を続け(ステップ522)、工具の位置PTがエ
リアZARoに入ったならば開指令を撮れ止め装置6に
出力する(ステップ523)。
次に工具の位置P、がエリアZARCに入るまで確認を
続け(ステップ524)、工具の位置P丁がエリアZA
IIcに入ったならば振れ止め装置6が開状態であるか
否かを確認する(ステップ525)。振れ止め装置6が
開状態であれば処理を終了し、振れ止め装置6が開状態
でなければ振れ止め装置6と刃物台との衝突を避けるた
め手段Cへ退避指令を出力しくステップ526)、全て
の処理を終了する。一方、前記判断ステップ521にお
いて、工具の位置P7が振れ止め中心位置ハに対しプラ
ス側にある場合には、工具の位@PアがエリアZARs
内にあるか否かを確Jする(ステップ527)。そして
、工具の位ff1Ptがエリア2^口、内にある限り開
指令を振れ止め装置6に出力し続け(ステップ528)
、工具の位置PTがエリアZへRs外に出た場合は閉指
令を振れ止め装置6に出力しくステップ529)、全て
の処理を終了する。
続け(ステップ524)、工具の位置P丁がエリアZA
IIcに入ったならば振れ止め装置6が開状態であるか
否かを確認する(ステップ525)。振れ止め装置6が
開状態であれば処理を終了し、振れ止め装置6が開状態
でなければ振れ止め装置6と刃物台との衝突を避けるた
め手段Cへ退避指令を出力しくステップ526)、全て
の処理を終了する。一方、前記判断ステップ521にお
いて、工具の位置P7が振れ止め中心位置ハに対しプラ
ス側にある場合には、工具の位@PアがエリアZARs
内にあるか否かを確Jする(ステップ527)。そして
、工具の位ff1Ptがエリア2^口、内にある限り開
指令を振れ止め装置6に出力し続け(ステップ528)
、工具の位置PTがエリアZへRs外に出た場合は閉指
令を振れ止め装置6に出力しくステップ529)、全て
の処理を終了する。
最後に、手段Cを構成する工具退避制御部14の動作例
を第4図のフローチャートで説明すると、工具退避制御
部14は、振れ止め開閉制御部13からの退避指令の有
無を確認しくステップ531)、退避指令が無い場合に
は全ての処理を終了する。
を第4図のフローチャートで説明すると、工具退避制御
部14は、振れ止め開閉制御部13からの退避指令の有
無を確認しくステップ531)、退避指令が無い場合に
は全ての処理を終了する。
方、退避指令が有った場合には第7図に示すように刃物
台のZ軸方向の移動を中断させ(ステップ532)、専
用レジスタに予め保持されている退避距離指令(FT)
を読出す(ステップ533)。読出した退避距離指令に
従って刃物台をX軸方向へ移動させる指令をモータ制御
部4に出力して実行させ(ステップ534)、移動距離
が退避距離に到達するまで確認を続ける(ステップ53
5)。そして、刃物台の移動距離が退避距離に達したら
、刃物台の移動を停止させ(ステップ536)、アラー
ムを611画面に表示させて(ステップ537)、全て
の処理を終了する。
台のZ軸方向の移動を中断させ(ステップ532)、専
用レジスタに予め保持されている退避距離指令(FT)
を読出す(ステップ533)。読出した退避距離指令に
従って刃物台をX軸方向へ移動させる指令をモータ制御
部4に出力して実行させ(ステップ534)、移動距離
が退避距離に到達するまで確認を続ける(ステップ53
5)。そして、刃物台の移動距離が退避距離に達したら
、刃物台の移動を停止させ(ステップ536)、アラー
ムを611画面に表示させて(ステップ537)、全て
の処理を終了する。
以上の処理により振れ止め装置の自動開閉制御と自動サ
イクルプログラム指令とを合わせ持つプログラム(第8
図参照)を利用することが可能となる。
イクルプログラム指令とを合わせ持つプログラム(第8
図参照)を利用することが可能となる。
(発明の効果)
以上のように本発明の振れ止め装置の自動開閉方法及び
その装置によれば、簡4Lな指令で振れ止め装置の自動
開閉を制御することができると共に、自動サイクルプロ
グラム機能を用いることができるのでオペレータのプロ
グラミングの負担を軽減することができる。また、リミ
ットスイッチが不要となるのでそのメンテナンスに掛か
る時間を削減することができると共に、工具長の長短に
かかわらず常に高精度の加工を行なうことができる。さ
らに、振れ止め装置と刃物台との衝突を事前に回避する
ことができるので加工の安全性を向上することができる
。
その装置によれば、簡4Lな指令で振れ止め装置の自動
開閉を制御することができると共に、自動サイクルプロ
グラム機能を用いることができるのでオペレータのプロ
グラミングの負担を軽減することができる。また、リミ
ットスイッチが不要となるのでそのメンテナンスに掛か
る時間を削減することができると共に、工具長の長短に
かかわらず常に高精度の加工を行なうことができる。さ
らに、振れ止め装置と刃物台との衝突を事前に回避する
ことができるので加工の安全性を向上することができる
。
る。
1・・・操作盤、2・・・データバス、3・・・CPU
、 4・・・モータ制御部、5・・・刃物台制御モー
タ、6・・・振れ止め装置、7,8,9,10.11・
・・レジスタ、12・・・エリアデータ自動変換部、1
3・・・振れ止め開閉制御部、14・・・工具退避制御
部、21・・・加工物、22・・・加工物支持部、23
・・・工具。
、 4・・・モータ制御部、5・・・刃物台制御モー
タ、6・・・振れ止め装置、7,8,9,10.11・
・・レジスタ、12・・・エリアデータ自動変換部、1
3・・・振れ止め開閉制御部、14・・・工具退避制御
部、21・・・加工物、22・・・加工物支持部、23
・・・工具。
第1図は本発明の振れ止め装置の自動開閉方法を実現す
る制御装置の一例を示すブロック図、第2図〜第4図は
その主要部の動作例を説明するフローチャート、第5図
及第6図はそれぞれ第1図に示す制御装置で用いられる
データを説明するための工作機械の加工部を示す平面図
、第7図は本発明方法による刃物台の退避動作を説明す
るための工作11械の加工部を示す平面図、第8図μ本
発\ 明方法で用いられるプログラム例を示す図であ/
る制御装置の一例を示すブロック図、第2図〜第4図は
その主要部の動作例を説明するフローチャート、第5図
及第6図はそれぞれ第1図に示す制御装置で用いられる
データを説明するための工作機械の加工部を示す平面図
、第7図は本発明方法による刃物台の退避動作を説明す
るための工作11械の加工部を示す平面図、第8図μ本
発\ 明方法で用いられるプログラム例を示す図であ/
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、開閉動作可能な加工物支持部を有する振れ止め装置
を備えた工作機械における加工中に前記開閉動作を制御
する場合、特定座標軸上における前記開閉動作のそれぞ
れの開始点と終了点とで定義されるエリアを保持し、前
記特定座標軸上における前記工作機械の工具の位置が前
記エリア内にあるときは、そのエリアに対応する前記開
動作又は前記閉動作を自動的に行わせるようにしたこと
を特徴とする振れ止め装置の自動開閉方法。 2、前記特定座標軸上における前記加工物支持部の開状
態確認の開始点と終了点とで定義されるエリアを保持し
、前記工具の位置が当該エリア内にあるときは前記加工
物支持部の開状態を確認し、前記加工物支持部が開状態
でない場合には異常時処理を行わせるようにした請求項
1に記載の振れ止め装置の自動開閉方法。 3、前記異常時処理として前記工具が装着されている刃
物台を前記特定座標軸と直交する座標軸方向へ退避させ
るようにした請求項1に記載の振れ止め装置の自動開閉
方法。 4、前記特定座標軸上における前記開閉動作、開状態確
認のそれぞれの開始点及び終了点が、前記特定座標軸上
における前記加工物支持部の位置を基準とし、前記加工
物支持部への前記工具の接近方向に従って設定されるよ
うにした請求項1に記載の振れ止め装置の自動開閉方法
。 5、開閉動作可能な加工物支持部を有する振れ止め装置
を備えた工作機械における加工中に前記開閉動作を制御
する装置において、特定座標軸上における前記開閉動作
のそれぞれの開始点と終了点とで定義されるエリアを保
持する手段と、前記特定座標軸上における前記工作機械
の工具の位置が前記エリア内にあるときは、そのエリア
に対応する前記開動作又は前記閉動作を自動的に行わせ
る手段とを備えたことを特徴とする振れ止め装置の自動
開閉制御装置。 6、前記特定座標軸上における前記加工物支持部の開状
態確認の開始点と終了点とで定義されるエリアを保持す
る手段と、前記工具の位置が当該エリア内にあるときは
前記加工物支持部の開状態を確認し、前記加工物支持部
が開状態でない場合には前記工具が装着されている刃物
台を前記特定座標軸と直交する座標軸方向へ退避させる
手段とを備えた請求項4に記載の振れ止め装置の自動開
閉制御装置。 7、前記特定座標軸上における前記開閉動作、開状態確
認のそれぞれの開始点及び終了点を、前記特定座標軸上
における前記加工物支持部の位置を基準とし、前記加工
物支持部への前記工具の接近方向に従って設定する手段
を備えた請求項5に記載の振れ止め装置の自動開閉制御
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3549689A JPH02218504A (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | 振れ止め装置の自動開閉方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3549689A JPH02218504A (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | 振れ止め装置の自動開閉方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02218504A true JPH02218504A (ja) | 1990-08-31 |
Family
ID=12443360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3549689A Pending JPH02218504A (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | 振れ止め装置の自動開閉方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02218504A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9864359B2 (en) | 2013-04-05 | 2018-01-09 | Mitsubishi Electric Corporation | Numerical control device |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61117035A (ja) * | 1984-11-08 | 1986-06-04 | Hitachi Seiki Co Ltd | 振れ止め開閉制御装置 |
-
1989
- 1989-02-15 JP JP3549689A patent/JPH02218504A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61117035A (ja) * | 1984-11-08 | 1986-06-04 | Hitachi Seiki Co Ltd | 振れ止め開閉制御装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9864359B2 (en) | 2013-04-05 | 2018-01-09 | Mitsubishi Electric Corporation | Numerical control device |
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