JPH02218345A - 核磁気共鳴撮像装置 - Google Patents

核磁気共鳴撮像装置

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Publication number
JPH02218345A
JPH02218345A JP1038222A JP3822289A JPH02218345A JP H02218345 A JPH02218345 A JP H02218345A JP 1038222 A JP1038222 A JP 1038222A JP 3822289 A JP3822289 A JP 3822289A JP H02218345 A JPH02218345 A JP H02218345A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
field coil
vacuum container
coil
gradient magnetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP1038222A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Nemoto
武夫 根本
Norihide Saho
典英 佐保
Hisanao Ogata
久直 尾形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、核磁気共鳴撮像装置の傾斜磁場用コイルに関
する。
〔従来の技術〕
従来、核磁気共鳴撮像装置については、日本放射線技術
学会雑誌、42巻1号(1986年)第13頁から第1
9頁において論じられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、核磁気共鳴撮像装置、傾斜磁場用コイ
ル運転時の騒音について配慮がされておらず、患者が受
診しているときに受ける騒音が問題となっていた。
本発明は、前記傾斜磁場用コイル運転時に発生する騒音
を軽減することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、傾斜磁場用コイルを真空容
器中に設け、さらに、傾斜磁場用コイルで発生した熱が
放熱できるように高熱伝導体の巻わくに、傾斜磁場コイ
ルを取付けた。また、この巻わくは、均一な高磁界を乱
さないことと、ラジオ波送・受信コイルからの高周波に
よる渦電流の影響を少なくするため比抵抗の高い材質で
作られている。
〔作用〕
真空容器内に設けられた傾斜磁場用コイルと巻わくは、
傾斜磁場用コイルに高周波の電流を流したとき、傾斜磁
場用コイルが高磁界中にあるので傾斜磁場コイルが振動
する。この振動は、傾斜磁場コイルの巻わくに伝搬する
が、振動媒体となる空気がないので真空容器の内部には
音が伝播しない、また、巻わくを防振材で受けることに
より、真空容器へも伝わる振動は減衰されるので真空容
器外部への騒音は小さくなる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図と第2図により説明す
る。
第1図は、核磁気共鳴撮像装置のシステム構成を示した
ものである。1は、高均一で高磁場を発生する超電導コ
イルである。その均一度は、35csDsV当りE5p
p■以下の磁界分布で、磁場の強さが0.5T(テスラ
)の静磁場を得ることができる。この超電導コイル1は
、液体ヘリウム2中に浸されて約4.2Kに冷却される
。3は、超電導コイル1と液体ヘリウム2を収納するヘ
リウムタンクである。液体ヘリウム2は、1n当りの値
段が2000円から3000円と高価であることと、僅
かな熱で蒸発することから断熱性能の優れたクライオス
タットが必要となっている。ここでは、低温ふく射シー
ルド4と高温ふく射シールド5で室温の真空容器6から
のふく射熱を遮へいして直接ヘリウムタンク3にふく射
熱が入らない構成となっている。また、ヘリウムタンク
3および低。
高温ふく射シールド4,5を真空容器中に収め約10″
″7Torr以下の低圧に維持して真空断熱されている
。7は2段のコールドヘッドを持った冷凍機で第1段の
コールドヘッドに高温ふく射シールド5、第2段のコー
ルドヘッドに低温ふく射シールド4を継いでそれぞれの
温度を約80にと約20Kに冷却している。このように
断熱が施された装置では、液体ヘリウムの消費量は、約
0.1Ω/hになる。8は、液体ヘリウムが消費した分
を補給することと、超電導コイル1を励磁することを行
うためのボートである。9は、磁気シールドである。こ
れは、超電導コイル1で発生した磁場が遠い所まで広が
ることを防止している。lOは、傾斜磁場用コイルであ
る。11は、この傾斜磁場用コイルの電源である。12
は、その電源11を制御するコントローラである。13
は、ラジオ波(RF)を送・受信するRFコイルである
。14は、RFコイル13の電源で、これもコントロー
ラ12で制御される0人体はRFコイル13内に入れ、
RFコイル13と傾斜磁場コイル10を動作させて、得
られた情報を計算するコンピュータ15は、デイスプレ
ー16に画像として写しだすこともできる。
第2図は、傾斜磁場コイル10及びそれを支持する部分
の拡大図を示したもので同一引用符号は、同一物を示す
、17は、傾斜磁場用コイルを巻き付ける巻わくで、高
熱伝導、高比抵抗そして非磁性のものでできている。こ
の巻わくの材質として適当なものは高熱伝導SiCがあ
る。18は、フレキシブルな高熱伝導、非磁性体で作ら
れているサーマルアンカーである。このサーマルアンカ
ー18は1巻わく17と真空容器とを接続している。
ここで使用したサーマルアンカーは、網状の銅線である
。19は、ダンパーである。20は、傾斜磁場用コイル
10.サーマルアンカー18そしてダンパー19を取付
けることができ、さらに、それらを中空真空容器6内に
取付けることで密閉容器となる傾斜磁場コイル取付台で
ある。21は0リング、22は、バルブである。23は
、傾斜磁場コイルリード線、24は、傾斜磁場コイルリ
ード線をシールする接着剤である。
以下、実施例の動作の説明をする。
高磁場中にある傾斜磁場用コイル10に高周波の電流を
流すと、傾斜磁場用コイル10は、フレミングの左手の
法則に従って動く、この動きが巻わく17に伝わり、巻
わく17が振動する。もし、傾斜磁場コイル10および
巻わく17が大気中にあれば1巻わく17の振動が大気
に伝搬し音に変換される。この音は、現在、特に太きく
(50dB以上)騒音として患者に不快感を与え問題に
なっている。この騒音を小さくするため、傾斜磁場コイ
ル10および巻わく17を真空中に入れ。
巻わく17の振動が音になることを防いでいる。
真空容器は、ボビン形状した傾斜磁場コイル取付台20
と真空容器6の内筒で形成される。また、その真空シー
ルとしての0リング21が傾斜磁場コイル取付台20に
取付けられている。さらに、接着剤24で傾斜磁場コイ
ルリード線の引出し部を封止している。真空排気は、油
回転ポンプ(図示せず)をバルブ22に真空用ホース(
図示せず)で接続した後、バルブ22を開くことで行え
る。
一方、巻わく17の振動は、ダンパー19が受けるが、
ダンパーは、ゴムで作られているため高周波の振動をカ
ットすることができる。従って、傾斜磁場コイル取付台
20には、音として聞きとりにくい低周波の振動しか伝
わらないので、傾斜磁場コイル取付台20からの音を十
分小さくすることができる。傾斜磁場コイルを真空中に
設置したときの問題は、傾斜磁場コイル10内で発生し
たジュール熱の冷却がある。これは、傾斜磁場コイル1
0の熱が高熱伝導の巻わく17からサーマルアンカー1
8.真空容器6に伝わり、放熱することができるので、
傾斜磁場コイル10の温度は、室温に保たれる。なお核
磁気共鳴撮像装置は、前記したように高均一磁界を利用
しているため、巻わく17.サーマルアンカー18.バ
ルブ21等が非磁性の材質でできている。
本実施例によれば、傾斜磁場用コイル1oを運転したと
きでも、騒音の小さな核磁気共鳴撮像装置となる効果が
ある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、傾斜磁場コイルが真空中におかれてい
るので遮音の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の縦断面図、第2図は第1図
の傾斜磁場コイル及びそれを支持する部分の拡大断面図
である。 1・・・超電導コイル、10・・・傾斜磁場コイル、1
7・・・巻わく、18・・・サーマルアンカー 19・
・・ダンパー 20・・・傾斜磁場コイル取付台、21
・・・0リング、22・・・バルブ。 晃 ] 圀 第2 m 17−・巻わく

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、静磁場発生コイルとラジオ波(RF)の送・受信兼
    用コイルとの間に傾斜磁場用コイルを取付けた核磁気共
    鳴撮像装置において、傾斜磁場用コイルを高比抵抗、高
    熱伝導そして非磁性の材質でできた巻わくに取付け、前
    記傾斜磁場用コイルを真空容器中に取付けたことを特徴
    とする核磁気共鳴撮像装置。
JP1038222A 1989-02-20 1989-02-20 核磁気共鳴撮像装置 Pending JPH02218345A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1038222A JPH02218345A (ja) 1989-02-20 1989-02-20 核磁気共鳴撮像装置

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JP1038222A JPH02218345A (ja) 1989-02-20 1989-02-20 核磁気共鳴撮像装置

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JPH02218345A true JPH02218345A (ja) 1990-08-31

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ID=12519276

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JP1038222A Pending JPH02218345A (ja) 1989-02-20 1989-02-20 核磁気共鳴撮像装置

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JP (1) JPH02218345A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980018871A (ko) * 1996-08-13 1998-06-05 제일 엘. 채스킨 저잡음 자기 공명 이미징 스캐너 (Low noise MRI scanner)
JP2009000503A (ja) * 2007-05-18 2009-01-08 Toshiba Corp 磁気共鳴イメージング装置
CN102998638A (zh) * 2011-09-09 2013-03-27 西门子公司 磁共振设备

Cited By (4)

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KR19980018871A (ko) * 1996-08-13 1998-06-05 제일 엘. 채스킨 저잡음 자기 공명 이미징 스캐너 (Low noise MRI scanner)
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US9482730B2 (en) 2011-09-09 2016-11-01 Siemens Aktiengesellschaft Magnetic resonance apparatus with touchscreen in flexible foil housing

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