JPH02218274A - フイルムスキャナ・レコーダ - Google Patents

フイルムスキャナ・レコーダ

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JPH02218274A
JPH02218274A JP1039607A JP3960789A JPH02218274A JP H02218274 A JPH02218274 A JP H02218274A JP 1039607 A JP1039607 A JP 1039607A JP 3960789 A JP3960789 A JP 3960789A JP H02218274 A JPH02218274 A JP H02218274A
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JP
Japan
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flying spot
image
spot tube
color
film
Prior art date
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Application number
JP1039607A
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English (en)
Inventor
Kazufumi Kubota
和文 久保田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、原画の画像を読み取り、これを感光材料に記
録するフィルムスキャナ・レコーダに関する。
〔従来の技術] 最近、ポストカード、グリーテイングカードとして、カ
ラー印画紙(カラーペーパー)に人物等の画像を主画像
として焼き付けると共に、これに隣接させて、挨拶文等
のイラスト画像を焼き付けた合成プリント写真が広く用
いられている。
この合成プリント写真を作成する場合には、専用の合成
写真焼付装置を用いて、光学的に画像を合成してカラー
ペーパーに直接焼付露光するか、合成画像を写真フィル
ムに記録し、この写真フィルムを用いて一般的な写真焼
付装置で焼付露光するかしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前者の専用の合成写真焼付装置を用いる
場合には、2つの焼付露光系を設ける必要があり、設備
コストが上昇するという問題がある。
また、後者の合成画像を写真フィルムに記録したものを
用いるタイプでは、オーダー毎に預かったネガフィルム
の主画像と、挨拶文や住所氏名等の個別文のイラスト画
像とを例えばフィルムスキャナで読み取り、この読み取
った画像を合成して、フィルムレコーダにより写真フィ
ルムに記録するようにしている。したがって、合成画像
を記録した写真フィルムを作成するために、フィルムス
キャナ及びフィルムレコーダの2台の装置を用いなけれ
ばならず、設備コストの上昇及び設置スペースの拡大等
の問題がある。また、画像合成を行わないフィルムスキ
ャナやフィルムレコーダでも、同様の問題がある。
本発明は上記課題を解決するためのものであり、装置構
成をコンパクトにまとめることができ、しかも製造コス
トを低減するようにしたフィルムスキャナ・レコーダを
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、フライングスポ
ット管の画面に原画または感光材料を選択的に対面させ
る手段と、フライングスポット管の画面に原画を対面さ
せたときに、フライングスポット管を用いて原画の画像
を撮像する手段と、フライングスポット管の画面に感光
材料を対面させたときに、撮像した原画の画像を、フラ
イングスポット管を用いて感光材料に焼付露光する手段
とを設けたものである。また、別の発明は、このように
構成したフィルムスキャナ・レコーダに、イラスト画像
を入力する手段と、原画の画像及びイラスト画像を合成
する手段とを付設し、合成画像を感光材料に焼付露光す
るようにしたものである。
〔作用〕
まず、フライングスポット管の画面に原画を対面させて
、このフライングスポット管を用いてスポット光を走査
することにより、原画の画像が読み取られる。読み取り
終了後は、原画がフライングスポット管の画面に対面す
る位置から退避し、代わりに感光材料例えば写真フィル
ムがフライングスポット管の画面に対面する位置にセッ
トされる。そして、予め人力されたイラスト画像と原画
の画像とが電気的に合成される。この合成画像は、フラ
イングスポット管を用いて感光材料に焼付露光される。
このように、撮像と焼付露光とを同一のフライングスポ
ット管を用いて行うため、従来のようにフィルムスキャ
ナとフィルムレコーダとの2台の装置を用いる必要がな
(、装置構成を簡単なものにすることができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図に示すフィルムスキャナ・レコーダにおいて、符
号10はフライングスポット管(白黒のCRT)を示す
。このフライングスポット管10の画面に対面するよう
に、撮像系フィルムホルダ12と露光系フィルムホルダ
14とが配置されている。これらフィルムホルダ12.
14は、保持箱15に内蔵されている。保持箱15は、
例えばカメラのボディと同様に構成されており、各フィ
ルムホルダ12.14にセットされるフィルム18.2
40装填及び取り出しが簡単に行なえる。
この保持箱15は、移動手段16によりフライングスポ
ット管10の光軸に直交する方向に移動自在とされてい
る。移動手段16は、撮像系または露光系のフィルムホ
ルダ12.14の何れかを選択的にフライングスポット
管10の画面に対面させる。
撮像系フィルムホルダ12には、人物等の主画像が記録
されたネガフィルム18が保持される。
このネガフィルム18に対しフライングスポット管10
とは反対側には、フライングスポット管10のスポット
光で照明されたネガフィルム18の透過光をレンズ20
を介して光電変換する光電子倍増管(ホトマル)22が
配置されている。
露光系フィルムボルダ14には、例えば感光材料として
カラーネガフィルム24がセントされる。
なお、カラーネガフィルム24の代わりにリハーサルフ
ィルムも用いることができる。この未露光のカラーネガ
フィルム24はシャッタ26により光密に保持されてい
る。シャッタ26はシャッタ駆動部28により駆動され
、露光系フィルムホルダ14がフライングスポット管1
0に対面して露光モードとされた時に、このシャッタ駆
動部28により所定時間シャッタ26を開き、焼付露光
する。
移動手段16は、フライングスポット管10の光軸に直
角に配置されたガイド棒30と、このガイド棒30に平
行に配置され、保持箱15に螺合する送りネジ棒32と
、この送りネジ棒32を所定量回動するパルスモータ3
3とから構成されている。
フライングスポット管10と保持箱15との間には、各
ホルダ12.14にセットされたフィルム1824にフ
ライングスポット光を結像させるレンズ34と、レンズ
34を経た光軸に選択的に三色フィルタ36〜41の何
れかを挿入するフィルタターレット42とが配置されて
いる。フィルタターレット42は、パルスモータ44に
より所定量回転される。フィルタクーレット42には、
撮像用の赤色、緑色、青色の三色フィルタ36〜38と
、露光用の三色フィルタ39〜41とが配置されている
。前記パルスモータ33,44は、後述するCPU64
のI10ポート68に接続されたドライバ45.46に
より駆動される。
フライングスポット管10を用いた撮像手段及び露光手
段は次のように構成されている。
フライングスポット管10のスポット光で照明されたネ
ガフィルム18のネガ像の透過光は、レンズ20を介し
、ホトマル22に結像される。ホトマル22は、フライ
ングスポット方式で照明されたカラーネガ像の透過光を
光電変換していくが、この出力信号は微小であるため、
増幅器50で増幅してから、A/D変換器52に送って
デジタル化する。デジタルフィルタ54は、蛍光体の残
光特性を打ち消し、理想的なインパルス応答特性に変換
する非巡回型の構成をしており、フライングスポット管
10が照射するフライングスポ・シト光の残光時間が長
いことにより混入したひずみを、デジタル的に除去する
ような機能を持つ。
フレームメモリ部56は赤色、緑色、青色のビデオ信号
をそれぞれ記憶する3つのフレームメモ’J56a、5
6b、56cで構成されており、模式的に表したセレク
タ57で切り換えられてフレームメモリ56aないし5
6cにビデオ信号を書き込む。CRTコントローラ58
は、フライングスポット管10を駆動するドライバ59
に同期信号を送るとともに、フライングスポット管10
のラスク走査点の位置に対応するアドレス信号を作成し
、これをフレームメモリ部56に送出する。
フレームメモリ56aないし56cはこのアドレスに従
って、送られてくるデータの書込みを行う。
このフレームメモリ部56に書き込まれた三色のビデオ
信号は、書込み終了後に色補正部61に送られる。
色補正部61は、色毎に設けられた対数変換用のルック
アップテーブルメモリ(以下LUTという)と、彩度補
正部とからなる。対数変換LUTは、対数変換のテーブ
ルデータを記憶しており、カラーネガ像の透過光に比例
した信号に対数変換を施して、濃度信号に変換すると共
に、ネガ・ポジ変換も行う。なお、この対数変換LUT
のレベルをシフトさせれば、リニヤな階調補正を行うこ
とができる。彩度補正部は、マトリックス係数に入力デ
ータを乗じたものをテーブルデータとして記憶した、色
毎に3個ずつ設けられるルックアップテーブルメモリと
、このルックアップテーブルメモリの出力を赤色、緑色
、青色の色毎に加算する加算器とからなり、マトリック
ス演算を行うことにより、露光されるカラーネガフィル
ム24の分光感度と、露光用の三色の各色フィルタ39
〜41の分光透過率との違いを補正する。また、彩度補
正部のテーブルデータの修正は、CPU64で行われる
。ずなわち、ROM65には、3行3列のマトリックス
係数が複数のチャンネルとして用意されており、キーボ
ード63の彩度補正キー63aを操作することによって
、マトリックス係数が選択される。CPU64は、この
係数に人力信号を乗算して9個のテーブルデータを作成
し、これを各ルックアップテーブルメモリに書き込むこ
とにより彩度補正量が修正される。
彩度補正された三色のビデオ信号は、画像合成部62で
イラスト画像と合成される。画像合成部62は例えばフ
レームメモリから構成されており、撮像した主画像に対
応した所定のエリアにイラスト画像を書き込むことで、
主画像とイラスト画像とを合成する。イラスト画像は、
挨拶文や住所氏名等の個別文、更には必要に応じ付加さ
れるCG等からなり、予めRAM66に画像データとし
て記録されている。画像データはCPU64で読みださ
れ、キャラクタジェネレータ67で個別の画像パターン
に変換されて、所定のアドレスのデータをイラスト画像
データに書き換える。
この合成画像は、CPU64で読み出され、モニタ系と
CRT発光制御系とへ送られる。モニタ系は、後述する
色毎に設けられた第11補正LUT70と、表示用LU
T71と、D/A変換器73と、例えばカラーCRTか
らなるカラーモニタ74とから構成される。カラーモニ
タ74は、プリント写真をシミュレートしたカラーポジ
像を表示する。
CRT発光制御系は、1色分毎に処理を行う第2γ補正
LUT75.CRT発光制御用LUT76、測光用パタ
ーン発生器77、D/A変換器78、ドライバ59.及
びCRTコントローラ58等から構成される。
前記第1γ補正LUT70及び第21補正LUT75は
、入力信号を増幅して階調特性を補正するために設けら
れたもので、キーボード63のγ補正キー63bを操作
して修正量を入力すると、CPU64はROM65に記
憶されている基準テーブルデータをシフトし、これを第
1γ補正LUT70及び第21補正LUT75に書き込
む。っまり、ROM65には、各γ補正LUT70.7
5に各階調直線を与えるテーブルデータが記憶されてお
り、CPU64が第1及び第2γ補正LUT70.75
に対して、書き込むテーブルデータを連動して切り換え
るようにしている。
モニタ系に送られてきたビデオ信号は、前記第1T補正
LUT70を介して表示用LUT71で信号変換される
。この表示用LUT71は、露光するカラーネガフィル
ム24の階調特性をカラーCRT74に表現するために
設けられたものであり、これにより、カラーモニタ74
上に仕上り状態に近い合成画像を表示することができる
CRT発光制御系に送られてきたビデオ信号は、模式的
に表したセレクタ79で切り換えられ、1色分のビデオ
信号が第2T補正LUT75に送られる。模式的に表し
たセレクタ80は、CPU64で制御され、カラーネガ
フィルム18のネガ像を測光してゆくときには接点aに
、そして第2γ補正LUT75から送られて(る露光用
のパターンをフライングスポット管10に表示するとき
には接点すに接続する。そして、測光用パターンも露光
用パターンもD/A変換器78.ドライバ39を経てフ
ライングスポット管10に表示される。
測光用バクーン発生器77は、メモリから構成されてお
り、ネガ像の測光時にはCRTコントローラ58でアド
レスが指定され、各メモリに記憶されている発光データ
が読み出され、D/A変換器78でアナログ信号に変換
されてからドライバ59に送られる。前記メモリには、
フライングスポット管10とレンズ20のシェーディン
グを補正するための発光データが書き込まれている。
キーボード63は、彩度補正キー63a、γ補正キー6
3b、スキャナ開始キー63c、レコード開始キー63
d、電源キー63e等を備えており、必要な命令をCP
U64に入力する。CPU64はプログラムに従って、
フレームメモリ部56、色補正部61.第11補正LU
T70.第2γ補正LUT75.CRTコントローラ5
8.セレクタ57,79.80等をシーケンス制御する
次に、本実施例の作用について説明する。最初に、主画
像が記録されたカラーネガフィルム18を撮像用フィル
ムホルダ12にセットするとともに、未露光のカラーネ
ガフィルム24を露光用フィルムホルダ14にセットす
る。電源キー63eをONにすると、撮像モードが開始
され、移動手段16によりフライングスポット管10の
光軸に撮像用フィルムホルダ12が位置決めされる。ま
た、CPU64は、標準的な色補正を行うテーブルデー
タを色補正部61に書込み、そして標準的な階調補正を
行うテーブルデータをそれぞれ第1T補正LUT70及
び第2T補正LUT75に書き込む。
この後にセレクタ80を接点aに切り換えて測光用パタ
ーン発生器77から信号を読み出し、D/A変換器78
を介してドライバ59に送ると、フライングスポット管
10が測光用のパターンで一定時間発光する。このフラ
イングスポット管10の発光後に測光用の赤色フィルタ
36が光路に挿入されるととともに、セレクタ57が接
点aに接続されて、カラーネガ像の読取りが開始される
フライングスポット管10が発光したフライングスポッ
ト光は、カラーネガ像を走査する。そして、カラーネガ
像の透過光は、レンズ20によりボトマル22に入射す
る。この際にフライングスポット光は赤色フィルタ36
を透過するから、ホトマル22には赤色光のみが入光す
る。ホトマル22は、入射した光を光電変換して時系列
信号として出力する。この時系列信号は増幅器50で増
幅された後、A/D変換器52でデジタル化される。デ
ジタルフィルタ54は、A/D変換器52からのデジタ
ル信号をフィルタリングし、フライングスポット光の残
光特性から発生するひずみを除去する。このデジタルフ
ィルタ54からの赤色のビデオ信号は、セレクタ57で
選択されてフレームメモリ56aに送られる。CRTコ
ントローラ58は、フライングスポット管10が発光す
るラスク走査点の位置に対応するアドレス信号をフレー
ムメモリ部56のフレームメモリ56aに送るから、フ
レームメモリ56aは、このアドレス信号にしたがって
、1フレームの赤色のビデオ信号の書き込みを行う。
次に、フィルタターレット42が所定角度回転すること
で、測光用の赤色フィルタ36に代わって、緑色フィル
タ37が光路に挿入され、フライングスポット光が、緑
色フィルタ37.カラーネガフィルム18を透過してホ
トマル22に入射する。ホトマル22は緑色画像に対応
した時系列信号を出力し、この信号は増幅器50.A/
D変換器52.デジタルフィルタ54を経て、セレクタ
57で選択されたフレームメモリ56bに書き込まれる
。ひき続いて青色フィルタ38に切り換えられ、カラー
ネガ像の読取りが行われる。
フレームメモリ部56に書き込まれた三色のビデオ信号
は色補正部61に送られ、それぞれ対数変換されて三色
の濃度信号とされ、且つネガ・ポジ変換された後に、マ
トリックス演算が行われ、標準的な彩度補正がなされる
。彩度補正されたビデオ信号は、画像合成部62に送ら
れる。画像合成部62では、フレームメモリに書き込ん
だ主画像の画像データに対し、合成パターンに基づきキ
ャラクタジェネレータ67からのイラスト画像データを
書き込むことで、主画像とイラスト画像との合成を行う
合成画像はCPU64によりモニタ系に送られる。モニ
タ系では、各LUT70.71で階調補正を施された後
、D/A変換器73を経て、露光する合成画像をカラー
モニタ74にカラーポジ像として表示する。
カラーモニタ74を観察して、合成パターンの確認及び
彩度及び階調補正が適正であるかどうかを判定する。も
し彩度が適当でないと認められる場合には、彩度補正キ
ー63aを操作して、所望の係数データを持ったチャン
ネルを選択する。このチャンネルが選択されると、新し
い係数データを用いて9個のテーブルデータを作成し、
これを色補正部61の彩度補正用LUTに書き込む。こ
の更新されたテーブルデータでビデオ画像が彩度補正さ
れてカラーモニタ74に表示される。
階調が適当でないと認められる場合には、γ補正キー6
3bを操作する。このγ補正キー63bの操作によりこ
れに対応した特性もつテーブルデータが第1T補正LU
T70に書き込まれるとともに、同じような特性をもつ
テーブルデータが第2γ補正LUT75に書き込まれる
。なお、このγ補正は色毎に行われるため、カラーバラ
ンスの補正も行うことができる。この第1γ補正LUT
70は、新たなテーブルデータで階調補正を行うから、
カラーモニタ74には修正されたカラー画像が表示され
る。仕上りがまだ良好でないと認められた場合には、カ
ラーモニタ74を観察しながら前述したように彩度補正
量及び階調補正量を修正する動作を繰り返す。
カラーモニタ74を観察して、仕上り状態が良好である
と認められる場合には、キーボード63のレコード開始
キー43dを操作して露光を開始する。この露光モード
を開始すると、移動手段16により保持箱15が移動し
て、撮像用フィルムホルダ12が光路から退避すると共
に露光用フィルムホルダ14が光路にセットされる。更
に、フィルタターレット42が所定角度回転して、露光
用の赤色フィルタ39が光路に挿入される。また、セレ
クタ80が接点すに接続されるとともに、セレクタ79
が最初に接点aに切り換えられる。次に、CPU64は
、画像合成部62に書き込まれている合成画像のビデオ
信号を読み出し、第21補正LUT75で修正したテー
ブルデータにより信号の処理を行う。
セレクタ7つで取り出した赤色のビデオ信号を第21補
正LUT75を介して信号処理した後、このビデオ信号
はセレクタ80.D/A変換器78を介してドライバ3
9に送られフライングスポット管10を発光させる。こ
のフライングスポット管10の発光の直後にCPU64
の指令によって、赤色露光量に応じた時間だけシャッタ
26が開くために、赤色のポジ像がカラーネガフィルム
24に焼き付けられる。
赤色画像の露光後に、シャック26が閉しられ、その間
に赤色フィルタ39から緑色フィルタ40に切り換えら
れる。そして、セレクタ79が接点すに切り換えられ、
緑色画像のプリント用のパターンがフライングスポット
管10に表示され、この直後にシャッタ26が所定時間
開くために、緑色画像がカラーネガフィルム24に露光
される。
同様にして青色画像がカラーネガフィルム24に露光さ
れる。この三色面順次露光方式により、カラーネガフィ
ルム11に写っているカラーネガ像が彩度補正1階調補
正され且つイラスト画像が合成された状態でカラーネガ
フィルム24に露光され、露光モードが終了する。この
露光モードの終了後に、色補正部61と第1及び第2γ
補正LUT70,75に標準のデータが書き込まれる。
以下、同様にして、次のオーダーのネガフィルム12を
撮像用フィルムホルダ12にセット後、撮像モードと露
光モードとを繰り返し、カラーネガフィルム24に合成
画像を露光する。カラーネガフィルム24に所定コマ数
の合成画像が露光されると、保持箱15から、露光済み
のフィルム24が取り出され、現像処理される。この現
像処理済みのネガフィルムを一般的な写真焼付装置にセ
ットすることで、大量のポストカード等を能率よく作成
することができる。
なお、上記実施例においては、カラーモニタ74を用い
て、合成パターンの確認や色補正等の仕上がり状態をシ
ミュレートするようにしたが、これは省略することもで
きる。また、イラスト画像は、キーボードにより入力し
、キャラクタジェネレータ67を用い、画像合成部62
のフレームメモリに書き込むことで合成するようにした
が、これに代えて、撮像用フィルムホルダにイラスト画
像原稿をセットし、これを↑最像モードにして撮像し、
これを同様に撮像した主画像と画像合成することもでき
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、同一のフライン
グスポット管を用い撮像及び露光するから、フライング
スポット管の歪の影響を相殺することができる。また、
撮像系及び露光系で同一のフライングスポット管を用い
るため、構成が簡単になるとともに全体構成をコンパク
トにまとめることができる。したがって、部品点数を削
減して=21− 製造コストを低減することができ、また設置スペースも
小さくすることができる。
また、イラスト画像と主画像との合成画像をフィルムに
記録することが簡単にできるため、専用の合成写真焼付
装置を用いることなく主画像とイラスト画像とを合成し
たポストカード等を一般的な写真焼付装置を用いて簡単
に作成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施したフィルムスキャナ・レコー
ダの構成を示す概略図である。 フライングスポット管 撮像用フィルムホルダ 露光用フィルムホルダ 保持箱 移動手段 ホトマル カラーモニタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フライングスポット管の画面に原画または感光材
    料を選択的に対面させる手段と、フライングスポット管
    の画面に原画を対面させたときに、フライングスポット
    管を用いて原画の画像を撮像する手段と、 フライングスポット管の画面に感光材料を対面させたと
    きに、撮像した原画の画像を、フライングスポット管を
    用いて感光材料に焼付露光する手段とを設けたことを特
    徴とするフィルムスキャナ・レコーダ。
  2. (2)フライングスポット管の画面に原画または感光材
    料を選択的に対面させる手段と、フライングスポット管
    の画面に原画を対面させたときに、フライングスポット
    管を用いて原画の画像を撮像する手段と、 イラスト画像を入力する手段と、 原画の画像及びイラスト画像を合成する手段と、フライ
    ングスポット管の画面に感光材料を対面させたときに、
    合成した画像を、フライングスポット管を用いて感光材
    料に焼付露光する手段とを設けたことを特徴とするフィ
    ルムスキャナ・レコーダ。
JP1039607A 1989-02-20 1989-02-20 フイルムスキャナ・レコーダ Pending JPH02218274A (ja)

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