JPH02217768A - 冷凍サイクル装置 - Google Patents
冷凍サイクル装置Info
- Publication number
- JPH02217768A JPH02217768A JP3723389A JP3723389A JPH02217768A JP H02217768 A JPH02217768 A JP H02217768A JP 3723389 A JP3723389 A JP 3723389A JP 3723389 A JP3723389 A JP 3723389A JP H02217768 A JPH02217768 A JP H02217768A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- temperature
- compressor
- evaporator
- shortage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims abstract description 89
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 claims description 21
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 4
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 4
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 239000010724 circulating oil Substances 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 230000007812 deficiency Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 1
- 230000008016 vaporization Effects 0.000 description 1
- 238000009834 vaporization Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は冷凍サイクル装置に関するもので、より詳しく
言えば、冷凍サイクル装置における冷媒量の不足を検出
する装置に関するものであり、例えば自動車用空調装置
の冷凍サイクル装置に用いて好適なものである。
言えば、冷凍サイクル装置における冷媒量の不足を検出
する装置に関するものであり、例えば自動車用空調装置
の冷凍サイクル装置に用いて好適なものである。
冷凍サイクル装置における冷媒量が不足すると、冷媒と
一緒にサイクル内を循環するコンプレッサ循環オイルが
サイクル各部に滞留してコンプレッサへのオイル戻りが
悪化し、コンプレッサがうまく作動しない場合がある。
一緒にサイクル内を循環するコンプレッサ循環オイルが
サイクル各部に滞留してコンプレッサへのオイル戻りが
悪化し、コンプレッサがうまく作動しない場合がある。
このため、自動車空調用などの冷凍サイクル装置におい
ては、冷媒不足の検出装置として種りなものが提案され
ており、代表的なものとして、特開昭63−32271
号に示されているように、コンプレッサ起動前後の蒸発
器出口側冷媒温度の差とサイクル内の冷媒充填量との間
に相関関係があることに注目し、温度差が所定値以下に
なると冷媒不足と判定するようにしたものがある。
ては、冷媒不足の検出装置として種りなものが提案され
ており、代表的なものとして、特開昭63−32271
号に示されているように、コンプレッサ起動前後の蒸発
器出口側冷媒温度の差とサイクル内の冷媒充填量との間
に相関関係があることに注目し、温度差が所定値以下に
なると冷媒不足と判定するようにしたものがある。
しかしながら、可変容量コンプレッサのように冷媒吐出
量を制御できるコンプレッサを用いた冷凍サイクル装置
においては、外気温の低い時等の低負荷運転時までコン
プレッサ容量制御を行い、容量が少なくなっているため
、上記のものでは冷媒が適正量充填された状態で運転さ
れていても、コンプレッサ起動前後の蒸発器出口側冷媒
温度の変化が小さく、この温度差は所定値以下となって
しまい、冷媒不足と誤判定してしまうという問題がある
。
量を制御できるコンプレッサを用いた冷凍サイクル装置
においては、外気温の低い時等の低負荷運転時までコン
プレッサ容量制御を行い、容量が少なくなっているため
、上記のものでは冷媒が適正量充填された状態で運転さ
れていても、コンプレッサ起動前後の蒸発器出口側冷媒
温度の変化が小さく、この温度差は所定値以下となって
しまい、冷媒不足と誤判定してしまうという問題がある
。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、冷媒吐出量
と制御することのできるコンプレッサを用いた冷凍サイ
クル装置において、低負荷運転時であっても冷媒不足を
検出することができる冷凍サイクル装置を提供すること
を目的とする。
と制御することのできるコンプレッサを用いた冷凍サイ
クル装置において、低負荷運転時であっても冷媒不足を
検出することができる冷凍サイクル装置を提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段]
本発明は上記目的を達成するため、
コンプレッサを有し、このコンプレッサから吐出された
冷媒を循環させてなる冷凍サイクル装置において、 前記コンプレッサからの冷媒吐出量を変化させる可変手
段と、 冷媒不足検出を行うタイミングを生じるタイミング手段
と、 前記タイミングに応じて、前記可変手段を制御して前記
コンプレッサからの冷媒吐出量を所定レベルに増大させ
る増大手段と、 この増大手段にて前記冷媒吐出量が増大された後に、前
記循環冷媒の不足状態を検出する冷媒不足検出手段とを
備えるという技術的手段を採用Vる。
冷媒を循環させてなる冷凍サイクル装置において、 前記コンプレッサからの冷媒吐出量を変化させる可変手
段と、 冷媒不足検出を行うタイミングを生じるタイミング手段
と、 前記タイミングに応じて、前記可変手段を制御して前記
コンプレッサからの冷媒吐出量を所定レベルに増大させ
る増大手段と、 この増大手段にて前記冷媒吐出量が増大された後に、前
記循環冷媒の不足状態を検出する冷媒不足検出手段とを
備えるという技術的手段を採用Vる。
(作用)
上記構成において、本発明の詳細な説明する。
可変手段によってコンプレッサはその冷媒吐出量を可変
制御される。この時、タイミング手段により増大手段の
作動が許容されると、この増大手段により前記可変手段
が制御されて前記冷媒吐出量が所定レベルに増大される
。そして、前記冷媒吐出量が前記所定レベルとなると、
冷媒不足検出手段が冷媒不足か否かを判定する。
制御される。この時、タイミング手段により増大手段の
作動が許容されると、この増大手段により前記可変手段
が制御されて前記冷媒吐出量が所定レベルに増大される
。そして、前記冷媒吐出量が前記所定レベルとなると、
冷媒不足検出手段が冷媒不足か否かを判定する。
以下、本発明を図に示す実施例について説明する。第1
図は本発明を自動車空調用冷凍゛サイクルに適用した第
1実施例を示すものであって、IOは容量制御機構10
aを内蔵する可変容量コンプレッサで、電磁クラッチ1
1を介して自動車エンジン12により駆動される。なお
、容量制御機構10aはコンプレッサの圧縮能力を可変
するもので、電磁的に制御される弁によって構成される
ものであり、この電磁弁を制御する駆動信号としては、
矩形波パルス状の信号が使用されるもので、このパルス
状信号のデユーティ比によってコンプレッサ容量が設定
制御されるようになっており、このデユーティ比は特開
昭63−184517号に示されているようにPIDf
fillflによって算出されるものである。
図は本発明を自動車空調用冷凍゛サイクルに適用した第
1実施例を示すものであって、IOは容量制御機構10
aを内蔵する可変容量コンプレッサで、電磁クラッチ1
1を介して自動車エンジン12により駆動される。なお
、容量制御機構10aはコンプレッサの圧縮能力を可変
するもので、電磁的に制御される弁によって構成される
ものであり、この電磁弁を制御する駆動信号としては、
矩形波パルス状の信号が使用されるもので、このパルス
状信号のデユーティ比によってコンプレッサ容量が設定
制御されるようになっており、このデユーティ比は特開
昭63−184517号に示されているようにPIDf
fillflによって算出されるものである。
可変容量コンプレッサ10の吐出側には凝縮器13が接
続されており、この凝縮器13は可変容量コンプレッサ
10から吐出されたガス冷媒を冷却用ファン14によっ
て送風される冷却空気により冷却して凝縮する。冷却フ
ァン14はモータ14aにより駆動される。
続されており、この凝縮器13は可変容量コンプレッサ
10から吐出されたガス冷媒を冷却用ファン14によっ
て送風される冷却空気により冷却して凝縮する。冷却フ
ァン14はモータ14aにより駆動される。
凝縮器13の下流側には、液冷媒を溜めるレシーバ15
を介して温度式膨張弁16が接続されている。この膨張
弁16はその弁開度が後述する蒸発器17の出口側配管
に配設された感熱筒16aにより機械的に制御されるも
のであって、レシーバ15からの液冷媒を減圧膨張させ
る減圧装置としての役割を果たす。
を介して温度式膨張弁16が接続されている。この膨張
弁16はその弁開度が後述する蒸発器17の出口側配管
に配設された感熱筒16aにより機械的に制御されるも
のであって、レシーバ15からの液冷媒を減圧膨張させ
る減圧装置としての役割を果たす。
温度式膨張弁16の下流側には、蒸発器17が接続され
ており、この蒸発器17は膨張弁16を通過した低温低
圧の気液2相冷媒と送風ファン18によって送風される
車室内又は車室外空気とを熱交換して液冷媒を蒸発させ
る。冷媒の蒸発潜熱により冷却された冷風は、ヒータユ
ニット24を介して車室内へ吹出す。ヒータユニット2
4には、周知のごとくエンジン冷却水を熱源とするヒー
タコア241、このヒータコア241を通過して加熱さ
れる温風とヒータコア241のバイパス路242を通過
する冷風の風量割合を調節して車室内への吹出空気温度
を調節する温度制御ダンパ243等が内蔵されている。
ており、この蒸発器17は膨張弁16を通過した低温低
圧の気液2相冷媒と送風ファン18によって送風される
車室内又は車室外空気とを熱交換して液冷媒を蒸発させ
る。冷媒の蒸発潜熱により冷却された冷風は、ヒータユ
ニット24を介して車室内へ吹出す。ヒータユニット2
4には、周知のごとくエンジン冷却水を熱源とするヒー
タコア241、このヒータコア241を通過して加熱さ
れる温風とヒータコア241のバイパス路242を通過
する冷風の風量割合を調節して車室内への吹出空気温度
を調節する温度制御ダンパ243等が内蔵されている。
蒸発器17の下流側は可変容量コンプレツサ10の吸入
側に接続されている。
側に接続されている。
Iは蒸発器17の出口配管部に配置され、蒸発器出口側
の冷媒圧力PEを検出する圧力センサである。
の冷媒圧力PEを検出する圧力センサである。
2は蒸発器17の出口配管部に配置され、蒸発器出口側
の冷媒温度TRを検出する冷媒温センづで、サーミスタ
からなる。
の冷媒温度TRを検出する冷媒温センづで、サーミスタ
からなる。
22は制御回路で、上記各センサ1,2の検出信号が入
力される入力回路22aと、この入力回路22aからの
入力信号に基づいて所定の演算処理を行うマイクロコン
ピュータ22bと、このマイクロコンピュータ22bの
出力信号に基づいて電磁クラッチ11、容量制御機構1
0aへの通電を制御する出力回路22cとを有している
。
力される入力回路22aと、この入力回路22aからの
入力信号に基づいて所定の演算処理を行うマイクロコン
ピュータ22bと、このマイクロコンピュータ22bの
出力信号に基づいて電磁クラッチ11、容量制御機構1
0aへの通電を制御する出力回路22cとを有している
。
マイクロコンピュータ22bは、中央処理装置(CPU
)、メモリ(ROM、RAM) 、クロック回路等を備
え、これらCPU、メモリ、クロック回路はパスライン
を介して互いに接続されている。メモリ(RAM)は入
力回路22aからの各ディジタル信号を受けて一時的に
記憶し、これら各信号をCPUに選択的に付与する。ク
ロック回路は所定周波数を有するクロック信号を発生し
、これに基づいてマイクロコンピュータ22bにおける
所定の制御プログラムの実行を許容する。また、メモリ
(ROM )内には、後述するような演算処理をマイク
ロコンピュータ22b内にて実行するために、前記所定
の制御プログラムが予め記憶されている。
)、メモリ(ROM、RAM) 、クロック回路等を備
え、これらCPU、メモリ、クロック回路はパスライン
を介して互いに接続されている。メモリ(RAM)は入
力回路22aからの各ディジタル信号を受けて一時的に
記憶し、これら各信号をCPUに選択的に付与する。ク
ロック回路は所定周波数を有するクロック信号を発生し
、これに基づいてマイクロコンピュータ22bにおける
所定の制御プログラムの実行を許容する。また、メモリ
(ROM )内には、後述するような演算処理をマイク
ロコンピュータ22b内にて実行するために、前記所定
の制御プログラムが予め記憶されている。
次に、第1実施例の作動を第2図、第3図、第4図に示
すフローチャートに基づいて説明する。
すフローチャートに基づいて説明する。
図示しない空調装置作動スイッチを投入することにより
、第2図のステップ200がスタートし、次°のステッ
プ201において初期条件として、可変容量コンプレッ
サの容量側′411弁の制御目標とする冷媒圧力PO、
ガス不足判定温度Tc、PID制御の比例ゲインKp、
積分時間Ti 、 微分時間Td、起動時の制御弁弁開
度を制御する駆動信号、すなわちデユーティ比DTo、
一定増大値DDT、カウンタN、判定値Zの設定を行う
。次のステップ202でコンプレッサ起動前の蒸発器出
口冷媒温度を冷媒温センサで測定し、TPOとして記憶
する。次のステップ203でクラッチ11をONし、可
変容量コンプレッサ10を起動する。
、第2図のステップ200がスタートし、次°のステッ
プ201において初期条件として、可変容量コンプレッ
サの容量側′411弁の制御目標とする冷媒圧力PO、
ガス不足判定温度Tc、PID制御の比例ゲインKp、
積分時間Ti 、 微分時間Td、起動時の制御弁弁開
度を制御する駆動信号、すなわちデユーティ比DTo、
一定増大値DDT、カウンタN、判定値Zの設定を行う
。次のステップ202でコンプレッサ起動前の蒸発器出
口冷媒温度を冷媒温センサで測定し、TPOとして記憶
する。次のステップ203でクラッチ11をONし、可
変容量コンプレッサ10を起動する。
次のステップ204で蒸発器I7出口の冷媒の圧力およ
び温度をそれぞれ圧力センサ1、冷媒温センサ2で測定
し、それぞれPE、TRとして記憶する。次のステップ
205で判定値Zが0が1か判定する。ステップ205
の判定がYES、すなわちZ−1のときは直接ステップ
206に進むが、ステップ205の判定がNo、すなわ
ち2−0ならばステップ212へ進み、可変容量コンプ
レッサ10起動後の経過時間が1分以上で2分以内かを
判定する。このステップ21.2において、カウンタN
の計数がN>30.N<60と定められているのは、後
述するステップ209(カウンタNの計算を行うステッ
プ)の次に2秒間待機するステップ211が設けられて
いるためである。
び温度をそれぞれ圧力センサ1、冷媒温センサ2で測定
し、それぞれPE、TRとして記憶する。次のステップ
205で判定値Zが0が1か判定する。ステップ205
の判定がYES、すなわちZ−1のときは直接ステップ
206に進むが、ステップ205の判定がNo、すなわ
ち2−0ならばステップ212へ進み、可変容量コンプ
レッサ10起動後の経過時間が1分以上で2分以内かを
判定する。このステップ21.2において、カウンタN
の計数がN>30.N<60と定められているのは、後
述するステップ209(カウンタNの計算を行うステッ
プ)の次に2秒間待機するステップ211が設けられて
いるためである。
ステップ212の判定がYESならばステップ213に
進み、コンプレッサ起動前の冷媒温度TROと起動後の
冷媒温度TRとの温度差ΔTR(=TRO−TR)と判
定温度Tcとを比較し、ΔTRがTcの場合はYESと
なり、ステップ214で判定値Zを1にする。また、前
記ステップ212及びステップ213の判定がNOであ
るときは直接ステップ206に進み、ここで目標とする
POと実際のPEとの偏差efiを計算する。次のステ
ップ207でP I D IJifftlによりデユー
ティ比DT7を計算する。このデユーティ比DTnにて
構成される駆動信号によって、容量制御機構]Oaの制
御弁の弁開度が決定され、可変容量コンブレッサ10の
圧縮能力が変化する。次のステップ208でD Tn−
+ t ea−Z + an−1のデータ更新を行
い、ステップ209でカウンタの計算を行う。次のステ
ップ210において、コンプレッサ起動から2分後まで
、もしくはコンプレッサ起動後2分経過していても、判
定値Z=1を満足するときは判定はNOとなり、次のス
テップ211で2秒間待機して再びステップ204^・
戻る。
進み、コンプレッサ起動前の冷媒温度TROと起動後の
冷媒温度TRとの温度差ΔTR(=TRO−TR)と判
定温度Tcとを比較し、ΔTRがTcの場合はYESと
なり、ステップ214で判定値Zを1にする。また、前
記ステップ212及びステップ213の判定がNOであ
るときは直接ステップ206に進み、ここで目標とする
POと実際のPEとの偏差efiを計算する。次のステ
ップ207でP I D IJifftlによりデユー
ティ比DT7を計算する。このデユーティ比DTnにて
構成される駆動信号によって、容量制御機構]Oaの制
御弁の弁開度が決定され、可変容量コンブレッサ10の
圧縮能力が変化する。次のステップ208でD Tn−
+ t ea−Z + an−1のデータ更新を行
い、ステップ209でカウンタの計算を行う。次のステ
ップ210において、コンプレッサ起動から2分後まで
、もしくはコンプレッサ起動後2分経過していても、判
定値Z=1を満足するときは判定はNOとなり、次のス
テップ211で2秒間待機して再びステップ204^・
戻る。
また、ステップ210においてコンプレッサ起動後2分
経過し、かつ判定値Zが0のとき2.第3図のステップ
301へ進む。第3図のステップ301では、可変容量
コンプレッサエ0の容量制御機構10aの制御弁弁開度
を制御する駆動信号DT、lに、後述するステップ30
5で駆動信号DT。
経過し、かつ判定値Zが0のとき2.第3図のステップ
301へ進む。第3図のステップ301では、可変容量
コンプレッサエ0の容量制御機構10aの制御弁弁開度
を制御する駆動信号DT、lに、後述するステップ30
5で駆動信号DT。
の一定増大値DDTだけ増加させて容量制御運転を行う
。さらに、ステップ302で冷媒温センサ2により蒸発
器17出ロ冷媒温度TRを測定し、TRがステップ20
4で測定した時よりも低下し、ステップ303を満足す
るとき、ステップ304で冷媒ありと判定し、判定値Z
−1として、第2図のステップ204へ戻る。一方、ス
テップ303でN Oと判定され、ステップ305で容
量制御機構]Oaの弁駆動信号DT、が100%となっ
た時、第4図のステップ401へ進む。
。さらに、ステップ302で冷媒温センサ2により蒸発
器17出ロ冷媒温度TRを測定し、TRがステップ20
4で測定した時よりも低下し、ステップ303を満足す
るとき、ステップ304で冷媒ありと判定し、判定値Z
−1として、第2図のステップ204へ戻る。一方、ス
テップ303でN Oと判定され、ステップ305で容
量制御機構]Oaの弁駆動信号DT、が100%となっ
た時、第4図のステップ401へ進む。
第4図のステップ71.01で蒸発器出口冷媒温度T
Rを判定し、TREとする。次にステップ402で、ク
ラッチOFFとし、ステップ403でタイマカウンタN
をリセットする。その後、ステップ404でカウンタ計
算を行い、ステップ405で1秒間待機し、ステップ4
06へ進む。ステップ406で冷媒温センサ2によりT
Rを測定し、ステップ407ではクラッチOI” F
Lでからの1゛Rの温度変化を測定する。′rRが上昇
し、温度変化分が設定値T0以上であれば、ステップ4
07の判定はYESとなり、ステップ408で冷媒充填
量は適正と判定し、判定値Z=1とし、クラッチをON
L、再び第2図のステップ204へ戻る。
Rを判定し、TREとする。次にステップ402で、ク
ラッチOFFとし、ステップ403でタイマカウンタN
をリセットする。その後、ステップ404でカウンタ計
算を行い、ステップ405で1秒間待機し、ステップ4
06へ進む。ステップ406で冷媒温センサ2によりT
Rを測定し、ステップ407ではクラッチOI” F
Lでからの1゛Rの温度変化を測定する。′rRが上昇
し、温度変化分が設定値T0以上であれば、ステップ4
07の判定はYESとなり、ステップ408で冷媒充填
量は適正と判定し、判定値Z=1とし、クラッチをON
L、再び第2図のステップ204へ戻る。
また、ステップ407でNoの判定がステップ409を
介して1分間続いた場合、ステップ410で冷媒不足状
態と判定し、インジケータ表示によって警告し、ステッ
プ411で制御ルーチンが終了し、冷凍サイクルの運転
が停止される。
介して1分間続いた場合、ステップ410で冷媒不足状
態と判定し、インジケータ表示によって警告し、ステッ
プ411で制御ルーチンが終了し、冷凍サイクルの運転
が停止される。
なお、冷媒充填量が適正量と判定され、第2図のステッ
プ204へ戻る場合には、前述のステップ204〜21
1が繰り返し実行され、可変容量コンプレッサ10の容
量制御機構10aの制御弁がデユーティ比DTfiでも
って駆動され、その弁開度が制御される。その結果、コ
ンプレッサの容量が制御され、その圧縮能力は可変する
。
プ204へ戻る場合には、前述のステップ204〜21
1が繰り返し実行され、可変容量コンプレッサ10の容
量制御機構10aの制御弁がデユーティ比DTfiでも
って駆動され、その弁開度が制御される。その結果、コ
ンプレッサの容量が制御され、その圧縮能力は可変する
。
なお、上記第1実施例においては、蒸発器17の出口側
の冷媒圧力PEを検出し、この圧力PEが目標圧力に近
づけられるように制御するようにしているが、これはヒ
ータユニット24内の蒸発器17の空気吹き出し出口に
空気温度検出用の空気温センサを設けて、蒸発器17の
吹き出し空気温度を目標温度に制御するようにしてもよ
い。あるいはこれらを組合せたもの、例えば、蒸発器1
7の出口側の冷媒圧力PEを目標圧力に制御するととも
に、蒸発器17の吹き出し温度が設定温度となるよ・う
に冷媒圧力PEの目標圧力を制御するようにしたもので
もよい。
の冷媒圧力PEを検出し、この圧力PEが目標圧力に近
づけられるように制御するようにしているが、これはヒ
ータユニット24内の蒸発器17の空気吹き出し出口に
空気温度検出用の空気温センサを設けて、蒸発器17の
吹き出し空気温度を目標温度に制御するようにしてもよ
い。あるいはこれらを組合せたもの、例えば、蒸発器1
7の出口側の冷媒圧力PEを目標圧力に制御するととも
に、蒸発器17の吹き出し温度が設定温度となるよ・う
に冷媒圧力PEの目標圧力を制御するようにしたもので
もよい。
なお、上記第1実施例においては減圧装置として温度式
膨張弁を用いているが、電気式膨張弁を用いるものでも
よい。
膨張弁を用いているが、電気式膨張弁を用いるものでも
よい。
また、上記第1実施例においては、冷媒不足の判定温度
Tcは一定としているが、外気温を検出し、外気温が上
昇するにつれてTcを高くするように補正して、高負荷
時にはより一層早い時点で冷媒不足が検出できるように
してもよい。
Tcは一定としているが、外気温を検出し、外気温が上
昇するにつれてTcを高くするように補正して、高負荷
時にはより一層早い時点で冷媒不足が検出できるように
してもよい。
また、上記第1実施例においては、冷媒不足検出手段と
して特開昭63−32271号で提案された構成を用い
ているが、本発明は従来の冷媒不足検出方法が可変容量
コンプレッサを用いた冷凍サイクル装置に対しても適用
可能とするものであり、例えばレシーバ膨張弁間に静電
容量型冷媒不足検出セン号を設けて冷媒不足を検出する
ようにしたものや、レシーバ内の液面レベルを超音波セ
ンサ等で検出して冷媒不足を検出するようにしたもので
もよい。
して特開昭63−32271号で提案された構成を用い
ているが、本発明は従来の冷媒不足検出方法が可変容量
コンプレッサを用いた冷凍サイクル装置に対しても適用
可能とするものであり、例えばレシーバ膨張弁間に静電
容量型冷媒不足検出セン号を設けて冷媒不足を検出する
ようにしたものや、レシーバ内の液面レベルを超音波セ
ンサ等で検出して冷媒不足を検出するようにしたもので
もよい。
さらに上記第1実施例では、冷媒不足判定を冷凍サイク
ル起動後、ある程度冷凍サイクル装置を準備運転してか
ら行うものであったが、冷凍サイクル起動直後、あるい
は冷凍サイクル運転中に冷媒不足判定を行うようにした
ものでもよい。なお、この運転中に行う場合において、
上記種々の冷媒不足検出手段が、冷媒不足である一定期
間、あるいはある回数にわたって検出した時に、強制的
にコンプレッサ容量を増大させて冷媒不足判定を行うよ
うにしてもよい。また、冷凍ザイクル運転中の任意の時
に、コンプレッサ容量を強制的に増大させて、上記の種
々の冷媒不足検出手段により冷媒不足判定を行うように
してもよい。
ル起動後、ある程度冷凍サイクル装置を準備運転してか
ら行うものであったが、冷凍サイクル起動直後、あるい
は冷凍サイクル運転中に冷媒不足判定を行うようにした
ものでもよい。なお、この運転中に行う場合において、
上記種々の冷媒不足検出手段が、冷媒不足である一定期
間、あるいはある回数にわたって検出した時に、強制的
にコンプレッサ容量を増大させて冷媒不足判定を行うよ
うにしてもよい。また、冷凍ザイクル運転中の任意の時
に、コンプレッサ容量を強制的に増大させて、上記の種
々の冷媒不足検出手段により冷媒不足判定を行うように
してもよい。
また、上記種々の実施例においては可変容量コンプレッ
サを用いているが、回転速度が制御できるコンプレッサ
も含めて冷媒吐出量が制御できるコンプレッサを用いる
ものでもよい。
サを用いているが、回転速度が制御できるコンプレッサ
も含めて冷媒吐出量が制御できるコンプレッサを用いる
ものでもよい。
また、本発明は自動車空調用に限らず、種々な用途の冷
凍サイクル装置に広く適用可能である。
凍サイクル装置に広く適用可能である。
以上述べたように本発明によれば、冷媒吐出量を制御で
きるコンプレッサを用いた冷凍サイクルにおいて、強制
的に吐出量を増大させ、その増大後に冷媒量を判定して
いるから、冷媒不足を誤判定することの多い低負荷運転
時も的確な冷媒不足判定を行うことができるという優れ
た効果がある。
きるコンプレッサを用いた冷凍サイクルにおいて、強制
的に吐出量を増大させ、その増大後に冷媒量を判定して
いるから、冷媒不足を誤判定することの多い低負荷運転
時も的確な冷媒不足判定を行うことができるという優れ
た効果がある。
第1図は冷凍サイクルを電気制御系統を含む第1実施例
全体構成図、第2図、第3図および第4図はマイクロコ
ンピュータの演算処理を示すフローチャート、第5図は
本発明の構成を示す構成図である。 1・・・圧力センサ、2・・・冷媒温センサ、10・・
・可変容量コンプレッサ、13・・・凝縮器、15・・
・レシーバ、16・・・温度式膨張弁、17・・・蒸発
器、22・・・制御回路。 代理人弁理士 岡 部 隆 (ほか1名) 第 図
全体構成図、第2図、第3図および第4図はマイクロコ
ンピュータの演算処理を示すフローチャート、第5図は
本発明の構成を示す構成図である。 1・・・圧力センサ、2・・・冷媒温センサ、10・・
・可変容量コンプレッサ、13・・・凝縮器、15・・
・レシーバ、16・・・温度式膨張弁、17・・・蒸発
器、22・・・制御回路。 代理人弁理士 岡 部 隆 (ほか1名) 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 コンプレッサを有し、このコンプレッサから吐出され
た冷媒を循環させてなる冷凍サイクル装置において、 前記コンプレッサからの冷媒吐出量を変化させる可変手
段と、 冷媒不足検出を行うタイミングを生じるタイミング手段
と、 前記タイミングに応じて、前記可変手段を制御して前記
コンプレッサからの冷媒吐出量を所定レベルに増大させ
る増大手段と、 この増大手段にて前記冷媒吐出量が増大された後に、前
記循環冷媒の不足状態を検出する冷媒不足検出手段とを
備えることを特徴とする冷凍サイクル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3723389A JPH02217768A (ja) | 1989-02-16 | 1989-02-16 | 冷凍サイクル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3723389A JPH02217768A (ja) | 1989-02-16 | 1989-02-16 | 冷凍サイクル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02217768A true JPH02217768A (ja) | 1990-08-30 |
Family
ID=12491893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3723389A Pending JPH02217768A (ja) | 1989-02-16 | 1989-02-16 | 冷凍サイクル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02217768A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5301514A (en) * | 1992-12-02 | 1994-04-12 | General Electric Company | Low refrigerant charge detection by monitoring thermal expansion valve oscillation |
-
1989
- 1989-02-16 JP JP3723389A patent/JPH02217768A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5301514A (en) * | 1992-12-02 | 1994-04-12 | General Electric Company | Low refrigerant charge detection by monitoring thermal expansion valve oscillation |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4807445A (en) | Refrigeration system | |
JP4003320B2 (ja) | 冷凍サイクル装置 | |
US5713213A (en) | Refrigeration cycle device having accurate refrigerant deficiency detection capability | |
US20070237648A1 (en) | Compressor driving torque estimating apparatus and compressor driving source control apparatus | |
EP1491375A2 (en) | Compressor output calculation unit and control unit using the same | |
US8434316B2 (en) | Compressor inlet pressure estimation apparatus for refrigeration cycle system | |
US6826917B1 (en) | Initial pull down control for a multiple compressor refrigeration system | |
US7181922B2 (en) | Automotive air conditioner | |
US8042347B2 (en) | Compressor inlet pressure estimation apparatus for refrigeration cycle system | |
JPH02217768A (ja) | 冷凍サイクル装置 | |
JPH086989B2 (ja) | 冷凍サイクル制御装置 | |
EP1491374A2 (en) | Unit for calculating torque in refrigeration cycle and control unit using the same | |
EP0085245B1 (en) | A capacity control device for a compressor in a refrigerating system | |
JPH06185838A (ja) | 冷媒循環サイクルの冷媒不足検出装置 | |
JPS62131167A (ja) | 冷凍サイクル装置 | |
JPH0684849B2 (ja) | 冷凍サイクルの冷媒流量制御方法及びその装置 | |
JP3107001B2 (ja) | 冷凍コンテナ用冷凍装置 | |
JPH045121A (ja) | 自動車用空気調和装置 | |
JPH0799288B2 (ja) | 冷凍装置 | |
JPH035681A (ja) | 冷媒不足検出方法 | |
JP2855478B2 (ja) | 冷房、冷凍サイクルの能力制御装置 | |
JPS63135761A (ja) | 自動車用冷凍サイクル装置 | |
JPH06185814A (ja) | 冷媒循環サイクルの膨張弁制御装置 | |
JP2001133050A (ja) | 冷凍装置 | |
JPS6332271A (ja) | 冷凍サイクル装置 |