JPH0221761Y2 - - Google Patents

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JPH0221761Y2
JPH0221761Y2 JP19509884U JP19509884U JPH0221761Y2 JP H0221761 Y2 JPH0221761 Y2 JP H0221761Y2 JP 19509884 U JP19509884 U JP 19509884U JP 19509884 U JP19509884 U JP 19509884U JP H0221761 Y2 JPH0221761 Y2 JP H0221761Y2
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terminal
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は例えば高周波用の各種測定器等に利
用することができる高周波切替回路に関する。
「従来技術」 高周波切替回路では切離した回路は開放端とす
ることなく特性インピーダンスを保持するために
終端抵抗を接続することが行われている。その一
例として第3図に示すような切替回路がある。第
3図においてA,Bはそれぞれリードリレーを示
す。これらリードリレーA,Bは例えば第4図に
示すようにガラス封止管1の外側に非磁性の導体
管2を被せ、この導体管2とリードリレーA,B
を構成するリード3及び4によつて同軸構造と
し、インピーダンス整合させる構造としている。
また導体管2の外側に励磁コイル5を設け、励磁
コイル5を励磁することによりリード3と4の間
をオンにさせ、また非励磁状態にすることにより
リード3と4の間をオフさせることができる構造
となつている。
第4図に示す構造のリードリレーを第3図に示
すように接続し、リードリレーAとBを互に連動
させてオン、オフさせる。つまりリードリレーA
をオンに制御したときはリードリレーBをオフに
制御する。またリードリレーAをオフに制御した
ときはリードリレーBをオンに制御する。
P1,P2は第1及び第2端子を示す。またP3
第3端子を示す。また第3端子と共通電位点6の
それぞれの間に終端抵抗器7を接続する。第1及
び第2端子にはそれぞれ高周波回路9A,9Bを
接続する。
このような切替回路においてリードリレーBが
オンに制御されることにより高周波回路9Aと9
BがリードリレーBを通じて接続される。またリ
ードリレーAがオンに制御されると高周波回路9
AがリードリレーAを通じて抵抗器7に接続され
抵抗器7によつて終端される。
「考案が解決しようとする問題点」 リードリレーAがオンの状態のときリードリレ
ーBがオフとなつている。従つてリードリレーA
がオンの状態のときリードリレーBのリード3が
分岐した状態で開放端を構成する。またリードリ
レーBがオンの状態のときリードリレーAのリー
ド3が開放端を構成する。
これら各開放端は端子P1からの長さに応じた
周波数の共振子として作用し、切替回路が第5図
に示すような周波数特性を持つ。第5図に示す周
波数特性において第1番目に切込が生じる周波数
1は各開放端を構成するリード3と4の長さによ
つて決まる。つまり例えば開放端の電気長L信号
の波長をλとした場合L=λ/4で共振する。よつ て共振周波数11=C/4Lとなる(Cは光速)。従 つてリード3と4が比較的長いと周波数1は比較
的低い周波数となり、実用周波数範囲Mが狭くな
つてしまう不都合がある。特にギガヘルツ帯の高
周波信号を授受する場合は信号帯域内に共振周波
1を含むようになり、正確に信号の授受が達せ
られなくなる欠点がある。
更に第6図に示すような切替回路とする場合も
ある。この回路はリードリレーAとCが同時にオ
ンに制御され、そのときリードリレーBとDがオ
フとなつている。またリードリレーBとDがオン
のときリードリレーAとCがオフに制御される。
このようにリードリレーA,B,C,Dがオ
ン、オフ制御されることによつて高周波回路9A
と9Bが接続される状態と高周波回路9Cと9B
が接続される状態とに切替られる。
この切替回路においてもリードリレーAとCが
オンのときリードリレーBとDのリード3及び4
が開放端を構成し、上述と同様の不都合が生じ
る。
更にこの回路構造によれば切替が2回路存在す
るため例えばリードリレーAとCがオンのときリ
ードリレーBはオフとなつているが、リード3と
4が極く小さい間隙で対向しているため高周波回
路9Cと9B間で授受している信号がリードリレ
ーBのリード3と4の間隙で構成される静電容量
を通じて高周波回路9A側に漏れる欠点がある。
「問題点を解決するための手段」 この考案による高周波切替回路は、 A 封止管の内部において短かいリードと長いリ
ードを有し、長いリード側を互に共通接続した
第1、第2リードリレーと、 B この第1、第2リードリレーの短かいリード
側を接続した第1端子及び第2端子と、 C 封止管内部において長いリードと短かいリー
ドを有し長いリード側を第3端子に接続し短か
いリード側を第1端子又は第2端子に接続した
第3リードリレーと、 によつて高周波切替回路を構成したものである。
(作用効果) この考案による高周波切替回路によればオフ状
態にあるリードリレーのリードが形成する開放端
は短かいリードによつて形成される。このため開
放端の共振周波数は従来の構造と比較して高い周
波数となる。
この結果切替回路の周波数特性の第1番目の切
込周波数1は従来より高い周波数となり実用周波
数領域Mを広くすることができる。
「考案の実施例」 第1図にこの考案による高周波切替回路の実施
例を示す。図中11A,11B,11Cはそれぞ
れ封止管の内部において長いリード12と短かい
リード13を有するリードリレーを示す。
ここでリードリレー11Aと11Bは長いリー
ド12を共通接続した第1及び第2リードリレー
を示す。これら第1、第2リードリレー11Aと
11Bの各短かいリード13は第1端子P1と第
2端子P2に接続する。第1端子P1と第2端子P2
に接続する。第1端子P1と第2端子P2には高周
波回路9Aと9Bを接続する。ここで高周波回路
9Aは信号源側であり、9Bは高周波信号の受取
側の回路である。
またこの例ではリード13の共通接続点14ま
での長さを可及的に短かくするためにリードリレ
ー11Aと11CをV字状に配置している。
11Cは第3リードリレーである。この第3リ
ードリレー11Cの短かいリード13を第1端子
P1に接続し、長いリード12を第3端子P3に接
続する。第3端子P3は終端用抵抗器7を通じて
共通電位点6に接続する。
「実施例の作用」 この実施回路構造において第1、第2リードリ
レー11Aと11Bがオンに制御されているとき
は第3リードリレー11Cはオフとなつている。
また第3リードリレー11Cがオンのときは第
1、第2リードリレー11A,11Bはオフとさ
れる。この切替制御によつて高周波回路9Aと9
B間が断続され、高周波回路9Aと9B間が断に
なつているとき、高周波回路9Aは終端用抵抗器
7によつて終端され信号源の出力側を特定の特性
インピーダンスを保持するように動作する。
「考案の効果」 この考案の回路構造によれば特に信号源となる
高周波回路9Aに接続されるリードリレーのリー
ドによつて形成される開放端は短かいリード13
によつて形成される。よつて開放端の共振周波数
が高くなり第5図に示した周波数特性の第1番目
の切込周波数1を高い周波数とすることができ
る。よつて実用周波数帯域Mの上限周波数を高く
することができる。この結果より一層高い周波数
の信号を断続することができる高周波切替回路を
構成することができる。
「考案の他の実施例」 第2図にこの考案の他の実施例を示す。第2図
に示す回路では第1、第2リードリレー11A,
11Bに対応する第4、第5リードリレー11
D,11Eと、第3リードリレー11Cに対応す
る第6リードリレー11Fを設け、これら第4、
第5、第6リードリレー11D,11E,11F
を設けることによつて高周波回路9Bに二つの高
周波回路9Aと9Cの何れか一方を選択的に接続
する切替を行なう構造とした場合を示す。
この回路構造において第1、第2リードリレー
11A,11Bがオンのときは第4、第5リード
リレー11D,11Eはオフに制御され、第6リ
ードリレー11Fがオンに制御される。この状態
では高周波回路9Aが高周波回路9Bに接続さ
れ、高周波回路9Cは第6リードリレー11Fを
通じて終端用抵抗器7に接続される。
このとき第4、第5リードリレー11Dと11
Eのリード3と4によつて構成される静電容量を
通じて高周波回路9Cに信号が漏れるが、その静
電容量は二つのリードリレー11Dと11Eの直
列回路によつて構成される静電容量であるためそ
の容量値は小さい値となる。よつて断の状態にあ
る高周波回路9Cへの信号の漏れ量はわずかな量
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を説明するための
接続図、第2図はこの考案の他の実施例を説明す
るための接続図、第3図は従来の高周波切替回路
を説明するための接続図、第4図は高周波切替ス
イツチとして用いるリードリレーの構造を説明す
るための断面図、第5図は従来の欠点を説明する
ためのグラフ、第6図は従来の他の例を説明する
ための接続図である。 1:封止管、2:導体管、3,4:リード、
5:励磁コイル、P1:第1端子、P2:第2端子、
P3:第3端子、6:共通電位点、7:終端用抵
抗器、9A,9B,9C:高周波回路、11A〜
11F:第1〜第6リードリレー、12:長いリ
ード、13:短かいリード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 A 封止管内部において長いリードと短かいリー
    ドを有し長いリード側を互に共通接続した第
    1、第2リードリレーと、 B この第1、第2リードリレーの短かいリード
    側を接続した第1端子及び第2端子と、 C 封止管内部において長いリードと短かいリー
    ドを有し長いリード側を第3端子に接続し短か
    いリード側を上記第1端子に接続した第3リー
    ドリレーと、 D 上記第1端子に接続され、この第1端子に高
    周波信号を与える高周波回路と、 E 上記第1リードリレーと第2リードリレーを
    通じて第2端子に出力される高周波信号を取込
    む高周波回路と、 F 上記第3端子と共通電位点との間に接続され
    上記第1端子に高周波信号を与える高周波回路
    の出力インピーダンスとインピーダンス整合す
    る抵抗値を持つ終端抵抗器と、 から成る高周波切替回路。
JP19509884U 1984-12-21 1984-12-21 Expired JPH0221761Y2 (ja)

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