JPH02214476A - 超音波モータ - Google Patents
超音波モータInfo
- Publication number
- JPH02214476A JPH02214476A JP1033978A JP3397889A JPH02214476A JP H02214476 A JPH02214476 A JP H02214476A JP 1033978 A JP1033978 A JP 1033978A JP 3397889 A JP3397889 A JP 3397889A JP H02214476 A JPH02214476 A JP H02214476A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protrusions
- width
- elastic body
- ultrasonic motor
- groove width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 12
- 239000011148 porous material Substances 0.000 claims description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は圧電体等の電気−機械変換振動子を用いて駆動
力を発生する超音波モータに関する。
力を発生する超音波モータに関する。
従来の技術
従来のこの種の圧電体等の電気−機械変換振動子を用い
た超音波モータは、第2図のような構成になっていた。
た超音波モータは、第2図のような構成になっていた。
すなわち、2つの円形の圧電体振動子]、2と円形の弾
性体3とを厚み方向に重ねてステーク4を構成し1弾性
体3の表面には振動エネルギーを作用させるための略リ
ング状に撮動伝達部である突起3aを複数個設けている
。この突起と突起の間の溝幅3bは、実験により電気−
機械変換効率がよく加工経済性のよい、0.6mm1.
0mmか又は、溝幅3b対突起3aの幅との比が1対3
〜1対9(通常、溝幅は0.6m+s−1.0m)にな
っている。その突起3aに円形のライニング材5が常時
1〜3kgf/−の加圧力で面接触している。又、ライ
ニング材5を取付けた移動体6とでロータ7を構成して
いる。圧電体振動子1゜2に互いに位相のずれた電気信
号を印加することにより、ロータ7へ回転力を伝えるよ
うになっている。
性体3とを厚み方向に重ねてステーク4を構成し1弾性
体3の表面には振動エネルギーを作用させるための略リ
ング状に撮動伝達部である突起3aを複数個設けている
。この突起と突起の間の溝幅3bは、実験により電気−
機械変換効率がよく加工経済性のよい、0.6mm1.
0mmか又は、溝幅3b対突起3aの幅との比が1対3
〜1対9(通常、溝幅は0.6m+s−1.0m)にな
っている。その突起3aに円形のライニング材5が常時
1〜3kgf/−の加圧力で面接触している。又、ライ
ニング材5を取付けた移動体6とでロータ7を構成して
いる。圧電体振動子1゜2に互いに位相のずれた電気信
号を印加することにより、ロータ7へ回転力を伝えるよ
うになっている。
なお、ライニング材5は曲げ弾性率が6,000〜30
,000にぎf/−2硬度がロックウェルRスケールで
40〜90の特性を有し多孔性部材で形成しており、耐
磨耗性にすぐれ、モータ回転時鳴き音の発生が大幅に軽
減されるものである。
,000にぎf/−2硬度がロックウェルRスケールで
40〜90の特性を有し多孔性部材で形成しており、耐
磨耗性にすぐれ、モータ回転時鳴き音の発生が大幅に軽
減されるものである。
発明が解決しようとする課題
しかしこのような従来構造ら超音波モータでは、長期間
駆動せずに放置すると上記特性を有するライニング材を
常時加圧した状態で突起に面接触させているために、ラ
イニング材が弾性体の突起と突起との間の溝に入り込み
、時間とともに塑性変形を起こし再起動時の低速回転で
は前記塑性変形部分で回転力が変動するため、回転ムラ
が大きくなり、モータに有害な振動を発生させるという
欠点があった。
駆動せずに放置すると上記特性を有するライニング材を
常時加圧した状態で突起に面接触させているために、ラ
イニング材が弾性体の突起と突起との間の溝に入り込み
、時間とともに塑性変形を起こし再起動時の低速回転で
は前記塑性変形部分で回転力が変動するため、回転ムラ
が大きくなり、モータに有害な振動を発生させるという
欠点があった。
本発明はこのような課題を解決するもので、ライニング
材を弾性体の突起と突起の間の溝に入り込みにくくさせ
た超音波モータを提供するものである。
材を弾性体の突起と突起の間の溝に入り込みにくくさせ
た超音波モータを提供するものである。
課題を解決するための手段
上述した従来の課題を解決するために本発明は、ライニ
ング材と接触する弾性体の突起と突起の間の溝幅0 、
1 m = 0 、4 whか又は、溝幅対突起の幅と
の比で1対lO〜1対40にしたものである。
ング材と接触する弾性体の突起と突起の間の溝幅0 、
1 m = 0 、4 whか又は、溝幅対突起の幅と
の比で1対lO〜1対40にしたものである。
作用
上記構成によれば弾性体の突起と突起の間の溝幅を0.
11〜0.4+mか又は弾性体の溝幅対突起の幅の比で
1対10〜1対40にすることにより、常時1〜3kg
f/−の加圧力で面接触されたライニング材を、突起と
突起の間の溝に入り込みにくくしており、塑性変形を起
こしに((することができる。
11〜0.4+mか又は弾性体の溝幅対突起の幅の比で
1対10〜1対40にすることにより、常時1〜3kg
f/−の加圧力で面接触されたライニング材を、突起と
突起の間の溝に入り込みにくくしており、塑性変形を起
こしに((することができる。
実施例
以下、本発明の一実施例を第1図にもとづいて説明する
。
。
第1図は弾性体3の斜視図であり、この弾性体3には撮
動伝達部である複数個の突起3aをリング状に配置して
いる。そしてこの突起と突起の溝幅3bを0.1 m”
0.4 tmか又は溝III!3b対突起3aの幅3
cの比で1対10〜1対40にしている。
動伝達部である複数個の突起3aをリング状に配置して
いる。そしてこの突起と突起の溝幅3bを0.1 m”
0.4 tmか又は溝III!3b対突起3aの幅3
cの比で1対10〜1対40にしている。
次に弾性体の突起と突起の溝幅が0.611Iw+−1
.0閣か又は溝幅3b対突起3aの幅3cが1対3〜1
対9の従来品と、本実施例における突起と突起の溝幅を
0.1mm〜0.4mか又は、溝幅3b対突起3aの幅
3cを1対10〜1対40にした超音波モータのそれぞ
れの、1000時間放置後の超音波モータの再起動時の
1rp−で回転させた時の回転ムラの最大値の実験結果
を第1表に示す。
.0閣か又は溝幅3b対突起3aの幅3cが1対3〜1
対9の従来品と、本実施例における突起と突起の溝幅を
0.1mm〜0.4mか又は、溝幅3b対突起3aの幅
3cを1対10〜1対40にした超音波モータのそれぞ
れの、1000時間放置後の超音波モータの再起動時の
1rp−で回転させた時の回転ムラの最大値の実験結果
を第1表に示す。
なお、突起3aに当接するライニング材は従来と同じも
のを用いた。
のを用いた。
第1表に示すように従来品は1rrII+1時の回転ム
ラの最大値が8%以上になったが、本発明によるものは
5%以下になった。なお高温・低温・高湿の各環境下で
の1000時間放置後の再起動時でも第1表の傾向にあ
った。
ラの最大値が8%以上になったが、本発明によるものは
5%以下になった。なお高温・低温・高湿の各環境下で
の1000時間放置後の再起動時でも第1表の傾向にあ
った。
又、本発明品のモータの電気−機械変換効率は、従来品
と遜色のないことを確認した。溝幅が0.1閣未満では
、加工経済性が特に悪くなり、実用上溝幅は、0.1w
s〜0.4mが最適と考える。
と遜色のないことを確認した。溝幅が0.1閣未満では
、加工経済性が特に悪くなり、実用上溝幅は、0.1w
s〜0.4mが最適と考える。
(以 下 余 白)
第1表
発明の効果
以上の説明から明らかなように本発明は、従来品よりも
突起と突起の溝幅を小さくしたために、長時間放置後に
モータの再起動をした時、低速回転でも回転ムラが小さ
く、モータに有害な振動が発生しない。
突起と突起の溝幅を小さくしたために、長時間放置後に
モータの再起動をした時、低速回転でも回転ムラが小さ
く、モータに有害な振動が発生しない。
第1図(a)は弾性体の斜視図、第1図(b)は弾性体
突起の溝間の拡大図、第2図は超音波モータの断面図で
ある。 3・・・・・・弾性体、 3a・・・・・・突起、 3c・・・・・・突起の幅。 3b・・・・・・溝幅、
突起の溝間の拡大図、第2図は超音波モータの断面図で
ある。 3・・・・・・弾性体、 3a・・・・・・突起、 3c・・・・・・突起の幅。 3b・・・・・・溝幅、
Claims (1)
- 複数の突起を有する弾性体と電気−機械変換振動子と
からなるステータと、そのステータの弾性体の突起に加
圧接触される部分に多孔性部材で形成されるライニング
材を設けたロータとを備え、前記ライニング材と接触す
る弾性体の突起と突起の間の溝幅を、0.1mm〜0.
4mmか又は溝幅対突起の幅との比で1対10〜1対4
0にした超音波モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1033978A JP2734600B2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | 超音波モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1033978A JP2734600B2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | 超音波モータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02214476A true JPH02214476A (ja) | 1990-08-27 |
JP2734600B2 JP2734600B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=12401577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1033978A Expired - Fee Related JP2734600B2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | 超音波モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2734600B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016052188A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | 株式会社ダイセル | ロータ型超音波モータ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61173683A (ja) * | 1985-01-28 | 1986-08-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 超音波駆動モ−タ |
-
1989
- 1989-02-14 JP JP1033978A patent/JP2734600B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61173683A (ja) * | 1985-01-28 | 1986-08-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 超音波駆動モ−タ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016052188A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | 株式会社ダイセル | ロータ型超音波モータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2734600B2 (ja) | 1998-03-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |