JPH0221421B2 - - Google Patents
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- JPH0221421B2 JPH0221421B2 JP58217045A JP21704583A JPH0221421B2 JP H0221421 B2 JPH0221421 B2 JP H0221421B2 JP 58217045 A JP58217045 A JP 58217045A JP 21704583 A JP21704583 A JP 21704583A JP H0221421 B2 JPH0221421 B2 JP H0221421B2
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L95/00—Compositions of bituminous materials, e.g. asphalt, tar, pitch
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
この発明は、路面バインダーの製造に使用でき
るビチユーメン/ポリマー組成物に関するもので
ある。 路面バインダーの凝集性および接着性を改善す
るために、ビチユーメンにポリマーを加えること
は既に知られている。例えばドイツ特許第
1644771号は、芳香石油アスフアルト95重量%以
下と、エチレンとアクリル酸もしくはメタクリル
酸エステルのコポリマーでエステル10ないし40重
量%を含有するもの少なくとも5重量%からなる
組成物を記載している。 路面バインダーの性能特性の改良、特にその凝
集性および接着性の改良は、道路工作工業におい
て絶えず関心の的であり、この発明の目的もここ
に存する。 この発明の組成物は、 (A) ビチユーメン類/タール95ないし99重量%、
および (B) メルトインデツクス5ないし50dg/分を有
し、エチレン由来単位88ないし98.7モル%と
アルキル基が炭素原子1ないし6個を有するア
クリル酸アルキルおよびメタクリル酸アルキル
から選ばれた少なくとも1種のエステルに由来
する単位1ないし10モル%と、マレイン酸無水
物由来単位0.3ないし3モル%とからなる3元
共重合体1ないし5重量% からなるものである。 この発明の組成物で用い得るビチユーメン類/
タール類としては、ビチユーメン類、またはビチ
ユーメン類少なくとも50重量%とタール類多くと
も50重量%からなる混合物であつて、フランス規
格書T―66005にしたがつて測定した擬似粘度
(pseudo―viscosity)が30℃において約200ない
し1000秒のものの何れかが含まれる。 この発明の組成物で用い得る3元共重合体は、
フランス特許第2498609号に記載されている。そ
の多分散性インデツクスMw/Mnは一般に6よ
り大きい。そのビカー軟化点は30℃(コモノマー
高比率)ないし85℃(低比率)である。これらは
所望により上記3モノマーと共重合できる第4モ
ノマーを含むことができる。この第4モノマー
は、炭素原子3ないし8個を有するα―オレフイ
ン、アルキル基が炭素原子1ないし6個を有する
マレイン酸モノアルキルおよびマレイン酸ジアル
キル、酢酸ビニル並びに1酸化炭素から選ぶこと
ができ、5モル%以下の量で存在することができ
る。その結果3元共重合体中のエチレンの比率は
上記範囲に比較して低下する。 上記組成物の性能特性は、組成物100重量部当
り1重量部以下の高分子量アルコール、モノー、
ジーまたはトリアルコールアミン、または多価ア
ルコールのような熱可塑性架橋もしくは変性剤を
添加することによつてさらに改良される。とく
に、この発明で用い得る高分子量アルコールの例
としいはベンジルアルコール、アルコールアミン
の例としてはモノエタノールアミンおよびジエタ
ノールアミン、多価アルコールの例としてはエチ
レングリコールおよびペンタエリスリトールが挙
げられる。 この発明の組成物は、注目に値する物理的性質
を有し、特に規格書IP80/53にしたがつて測定
した脆化点(Fraas点)−23℃またはそれ以下を
有する。このような性質は、それが高品質の路面
バインダーの製造に適合することを説明するもの
である。実際、この組成物は、特に、その上にチ
ツピング(Chippings)を置く路面付設配合物ま
たは溶融結合剤の製造に適用することができる。 以下の実施例は、この発明を説明するものであ
つてこれを限定するものではない。 実施例1ないし3 これらの実施例では、ビチユーメン60重量%お
よびタール40重量%からなり、30℃における擬似
粘度(フランス規格書T―66005による)400秒の
混合物(A1)を使用する。 また、エチレン由来単位90.5モル%、アクリル
酸エチル由来単位8.5モル%、およびマレイン酸
無水物由来単位1.0モル%からなる3元共重合体
(B1)を用いる。この3元共重合体は、メルトイ
ンデツクス(ASTM―D1238―73により測定)
38dg/分、多分散性インデツクスMw/Mn19お
よび密度0.948g/cm3を有する。 均質混合により、3元共重合体(B1)X%お
よび混合物(A1)(100―X)%からなる組成物
を製造した。得られた組成物を30℃における擬似
粘度(フランス規格書T―66005による)および
セ氏で表わす破断点(規格書IP80/53による)
の測定に供した。 三元共重合体を添加した場合は添加しない場合
と比較して粘着性が増加した。 組成物と測定結果を下記第1表に示す。 これらの組成物は、路面付設配合物の製造に用
いることができる。
るビチユーメン/ポリマー組成物に関するもので
ある。 路面バインダーの凝集性および接着性を改善す
るために、ビチユーメンにポリマーを加えること
は既に知られている。例えばドイツ特許第
1644771号は、芳香石油アスフアルト95重量%以
下と、エチレンとアクリル酸もしくはメタクリル
酸エステルのコポリマーでエステル10ないし40重
量%を含有するもの少なくとも5重量%からなる
組成物を記載している。 路面バインダーの性能特性の改良、特にその凝
集性および接着性の改良は、道路工作工業におい
て絶えず関心の的であり、この発明の目的もここ
に存する。 この発明の組成物は、 (A) ビチユーメン類/タール95ないし99重量%、
および (B) メルトインデツクス5ないし50dg/分を有
し、エチレン由来単位88ないし98.7モル%と
アルキル基が炭素原子1ないし6個を有するア
クリル酸アルキルおよびメタクリル酸アルキル
から選ばれた少なくとも1種のエステルに由来
する単位1ないし10モル%と、マレイン酸無水
物由来単位0.3ないし3モル%とからなる3元
共重合体1ないし5重量% からなるものである。 この発明の組成物で用い得るビチユーメン類/
タール類としては、ビチユーメン類、またはビチ
ユーメン類少なくとも50重量%とタール類多くと
も50重量%からなる混合物であつて、フランス規
格書T―66005にしたがつて測定した擬似粘度
(pseudo―viscosity)が30℃において約200ない
し1000秒のものの何れかが含まれる。 この発明の組成物で用い得る3元共重合体は、
フランス特許第2498609号に記載されている。そ
の多分散性インデツクスMw/Mnは一般に6よ
り大きい。そのビカー軟化点は30℃(コモノマー
高比率)ないし85℃(低比率)である。これらは
所望により上記3モノマーと共重合できる第4モ
ノマーを含むことができる。この第4モノマー
は、炭素原子3ないし8個を有するα―オレフイ
ン、アルキル基が炭素原子1ないし6個を有する
マレイン酸モノアルキルおよびマレイン酸ジアル
キル、酢酸ビニル並びに1酸化炭素から選ぶこと
ができ、5モル%以下の量で存在することができ
る。その結果3元共重合体中のエチレンの比率は
上記範囲に比較して低下する。 上記組成物の性能特性は、組成物100重量部当
り1重量部以下の高分子量アルコール、モノー、
ジーまたはトリアルコールアミン、または多価ア
ルコールのような熱可塑性架橋もしくは変性剤を
添加することによつてさらに改良される。とく
に、この発明で用い得る高分子量アルコールの例
としいはベンジルアルコール、アルコールアミン
の例としてはモノエタノールアミンおよびジエタ
ノールアミン、多価アルコールの例としてはエチ
レングリコールおよびペンタエリスリトールが挙
げられる。 この発明の組成物は、注目に値する物理的性質
を有し、特に規格書IP80/53にしたがつて測定
した脆化点(Fraas点)−23℃またはそれ以下を
有する。このような性質は、それが高品質の路面
バインダーの製造に適合することを説明するもの
である。実際、この組成物は、特に、その上にチ
ツピング(Chippings)を置く路面付設配合物ま
たは溶融結合剤の製造に適用することができる。 以下の実施例は、この発明を説明するものであ
つてこれを限定するものではない。 実施例1ないし3 これらの実施例では、ビチユーメン60重量%お
よびタール40重量%からなり、30℃における擬似
粘度(フランス規格書T―66005による)400秒の
混合物(A1)を使用する。 また、エチレン由来単位90.5モル%、アクリル
酸エチル由来単位8.5モル%、およびマレイン酸
無水物由来単位1.0モル%からなる3元共重合体
(B1)を用いる。この3元共重合体は、メルトイ
ンデツクス(ASTM―D1238―73により測定)
38dg/分、多分散性インデツクスMw/Mn19お
よび密度0.948g/cm3を有する。 均質混合により、3元共重合体(B1)X%お
よび混合物(A1)(100―X)%からなる組成物
を製造した。得られた組成物を30℃における擬似
粘度(フランス規格書T―66005による)および
セ氏で表わす破断点(規格書IP80/53による)
の測定に供した。 三元共重合体を添加した場合は添加しない場合
と比較して粘着性が増加した。 組成物と測定結果を下記第1表に示す。 これらの組成物は、路面付設配合物の製造に用
いることができる。
【表】
実施例4ないし6
これらの実施例では、ビチユーメン60重量%お
よびタール40重量%からなり、30℃における擬似
粘度(フランス規格書T―66005による)250秒の
混合物(A2)を使用する。また、前記実施例と
同じ3元共重合体(B1)を用いる。 均質混合により、3元共重合体(B1)X%お
よび混合物(A2)(100―X%)からなる組成物
を製造した。前と同様に、得られた組成物を30℃
における擬似粘度および脆化点の測定に供し、測
定結果を下記第2表に示した。 三元共重合体を添加した場合は添加しない場合
と比較して粘着性が増加した。
よびタール40重量%からなり、30℃における擬似
粘度(フランス規格書T―66005による)250秒の
混合物(A2)を使用する。また、前記実施例と
同じ3元共重合体(B1)を用いる。 均質混合により、3元共重合体(B1)X%お
よび混合物(A2)(100―X%)からなる組成物
を製造した。前と同様に、得られた組成物を30℃
における擬似粘度および脆化点の測定に供し、測
定結果を下記第2表に示した。 三元共重合体を添加した場合は添加しない場合
と比較して粘着性が増加した。
【表】
これらの組成物は、路面付設配合物の製造に用
いることができる。 実施例 7 この実施例は、エチレン由来単位96.7モル%、
アクリル酸エチル由来単位2.3モル%、およびマ
レイン酸無水物由来単位1モル%からなる3元共
重合体(B2)を用いる。この3元共重合体は、
メルトインデツクス(ASTM―D1238―73によ
り測定)6.4dg/分、多分散性インデツクス
Mw/Mn7.4およびビカー軟化点73℃を有する。 3元共重合体(B2)3重量%と混合物(A1)
97重量%から良好な性質を有する路面付設配合物
製造用組成物が得られた。
いることができる。 実施例 7 この実施例は、エチレン由来単位96.7モル%、
アクリル酸エチル由来単位2.3モル%、およびマ
レイン酸無水物由来単位1モル%からなる3元共
重合体(B2)を用いる。この3元共重合体は、
メルトインデツクス(ASTM―D1238―73によ
り測定)6.4dg/分、多分散性インデツクス
Mw/Mn7.4およびビカー軟化点73℃を有する。 3元共重合体(B2)3重量%と混合物(A1)
97重量%から良好な性質を有する路面付設配合物
製造用組成物が得られた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ビチユーメン類95ないし99重量%とポリマー
1ないし5重量%からなる組成物において、上記
ポリマーがメルトインデツクス5ないし50dg/
分を有し、エチレン由来単位88ないし98.7モル%
とアルキル基が炭素原子1ないし6個を有するア
クリル酸アルキルおよびメタクリル酸アルキルか
ら選ばれた少なくとも1種のエステルに由来する
単位1ないし10モル%と、マレイン酸無水物由来
単位0.3ないし3モル%とからなる3元共重合体
であることを特徴とする、組成物。 2 ビチユーメン類が、30℃における擬似粘度
200ないし1000秒を有することを特徴とする、特
許請求の範囲第1項記載の組成物。 3 ビチユーメン類が、ビチユーメン類少なくと
も50重量%とタール類多くとも50重量%の混合物
であることを特徴とする、特許請求の範囲第1ま
たは2項記載の組成物。 4 3元共重合体が、6より大きな多分散性イン
デツクスを有することを特徴とする、特許請求の
範囲第1ないし3項の何れか1つに記載の組成
物。 5 3元共重合体が、ビカー軟化点30℃ないし85
℃を有することを特徴とする、特許請求の範囲第
1ないし4項の何れか1つに記載の組成物。 6 3元共重合体が、炭素原子3ないし8個を有
するα―オレフイン、アルキル基が炭素原子1な
いし6個を有するマレイン酸モノアルキルおよび
マレイン酸ジアルキル、酢酸ビニル並びに1酸化
炭素から選ばれた第4モノマーを含有することを
特徴とする、特許請求の範囲第1ないし5項の何
れか1つに記載の組成物。 7 第4モノマーが、5モル%以下の量で存在す
る、特許請求の範囲第6項記載の組成物。 8 100重量部当り1重量部以下の熱可塑性架橋
もしくは変性剤を含有することを特徴とする、特
許請求の範囲第1ないし7項の何れか1つに記載
の組成物。 9 剤が高分子量アルコール、モノ―、ジ―およ
びトリアルコールアミン、並びに多価アルコール
から選ばれたものであることを特徴とする、特許
請求の範囲第8項記載の組成物。 10 脆化点が−23℃に等しいかまたはこれより
低いことを特徴とする、特許請求の範囲第1ない
し9項の何れか1つに記載の組成物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8219200 | 1982-11-17 | ||
FR8219200A FR2536081B1 (fr) | 1982-11-17 | 1982-11-17 | Compositions de bitumes-polymeres applicables a la realisation de liants routiers |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59102952A JPS59102952A (ja) | 1984-06-14 |
JPH0221421B2 true JPH0221421B2 (ja) | 1990-05-14 |
Family
ID=9279242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58217045A Granted JPS59102952A (ja) | 1982-11-17 | 1983-11-16 | 路面バインダ−製造用組成物 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4650820A (ja) |
EP (1) | EP0109894B1 (ja) |
JP (1) | JPS59102952A (ja) |
AT (1) | ATE28473T1 (ja) |
DE (1) | DE3372633D1 (ja) |
ES (1) | ES8602888A1 (ja) |
FR (1) | FR2536081B1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0837106A1 (en) * | 1996-10-15 | 1998-04-22 | Elf Atochem S.A. | An asphalt modifier and an asphalt composition containing said modifier |
WO2020246549A1 (ja) * | 2019-06-06 | 2020-12-10 | 株式会社chaintope | 暗号資産管理システム及び暗号資産管理方法 |
Families Citing this family (34)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4744693A (en) * | 1985-01-03 | 1988-05-17 | Crs Sirrine, Inc. | Pot hole filler material and method of filling same |
US4677146A (en) * | 1986-05-05 | 1987-06-30 | The Lubrizol Corporation | Modified asphalt compositions comprising a nitrogen derivative of an esterified copolymer |
US4873275A (en) * | 1987-03-03 | 1989-10-10 | Exxon Research And Engineering Company | Flow resistant asphalt paving binder |
US4833184A (en) * | 1987-03-10 | 1989-05-23 | The Lubrizol Corporation | Acrylate polymer modified asphalt compositions |
US5047457A (en) * | 1987-03-10 | 1991-09-10 | The Lubrizol Corporation | Acrylate polymer modified asphalt compositions |
MC2083A1 (fr) * | 1989-01-16 | 1991-01-07 | Pavage Et Des Asphaltes De Par | Bitumes modifies pour compositions d'asphalte coule |
FR2641790B1 (fr) * | 1989-01-16 | 1992-10-09 | Paris Pavage Asphaltes | Bitume modifie pour compositions d'asphaltes d'etancheite et de voirie |
BR9008004A (pt) * | 1989-12-29 | 1993-02-02 | Chevron Res & Tech | Composicao de asfalto ligado a polimero de poliepoxido termoplastico,emulsao para pavimentacao,concreto de asfalto,e,processo de producao de um asfalto ligado a polimero de poliepoxido termoplastico |
FR2658524B1 (fr) * | 1990-02-21 | 1992-05-15 | Inst Francais Du Petrole | Compositions bitumineuses renfermant des residus de polymeres thermoplastiques avec des mousses polyurethanes et des resines thermodurcies, ainsi que leur procede de preparation. |
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