JPH02213254A - 位相ジッタ抑圧装置 - Google Patents

位相ジッタ抑圧装置

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Publication number
JPH02213254A
JPH02213254A JP1032991A JP3299189A JPH02213254A JP H02213254 A JPH02213254 A JP H02213254A JP 1032991 A JP1032991 A JP 1032991A JP 3299189 A JP3299189 A JP 3299189A JP H02213254 A JPH02213254 A JP H02213254A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
phase
jitter
phase error
adder
Prior art date
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Pending
Application number
JP1032991A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Hiraguchi
平口 正義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH02213254A publication Critical patent/JPH02213254A/ja
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、受信信号に含まれる位相ジッタを抑圧するデ
ータ伝送装置の位相ジッタ抑圧装置に関するものである
〔従来の技術〕
例えばデータモデムの受信部には、受信信号に含まれる
位相ジッタを抑圧するための位相ジ・ンタ抑圧装置が組
み込まれている。そして、この位相ジッタ抑圧装置を構
成するための方式として種々のものが知られている。特
に有効な方式として位相ジッタが商用電源周波数の整数
倍の周波数に多く発生することに着目したものがある。
この方式によれば、位相誤差信号を複数の帯域フィルタ
に通して商用電源周波数の整数倍の周波数の成分を抽出
する。そして、帯域フィルタの絶対遅延をπあるいは2
πの整数倍に選んでおき、これら帯域フィルタの出力信
号によって受信信号の位相補正を行う。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このような方式にもとづく位相ジッタ抑圧装置
では、日本国内のように商用電源周波数が2種類ある場
合には位相ジッタ周波数は50■2と60Hzおよびそ
の整数倍の周波数となり、これらすべての位相ジッタを
抑圧するためには非常に多くの帯域フィルタを設ける必
要がある。その結果、通過帯域は広くなってしまうので
雑音の増幅をまねき、期待するジッタ抑圧効果が得られ
ないという欠点がある。また、帯域フィルタで抽出した
成分以外の周波数の信号に対しては位相ジッタ抑圧効果
はまったく得られない。
本発明の目的は、位相ジッタ周波数を検出し、その周波
数の受信信号に対してのみ位相補正を行うことにより、
不要な雑音の増幅を招くことなく位相ジッタを抑圧でき
る、しかも広い周波数領域で位相ジッタを抑圧できるデ
ータ伝送装置の位相ジッタ抑圧装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、受信信号に含まれる位相ジッタを抑圧するデ
ータ伝送装置の位相ジッタ抑圧装置において、 受信信号を復調して得られる複素ベースバンド信号と、
最終出力信号である受信シンボル信号とから位相誤差信
号を求める位相誤差算出回路と、この位相誤差算出回路
からの前記位相誤差信号を入力とし、通過帯域が互いに
異なる複数の帯域フィルタと、 加算器と、 前記帯域フィルタの出力信号をそれぞれ前記加算器に入
力する複数のスイッチと、 前記複数の帯域フィルタの出力信号のなかから電力が最
も大きいものを選択し、その出力信号を前記加算器に入
力するスイッチのみをオンとするジッタ周波数識別回路
と、 前記加算器の出力信号を位相補正角信号に変換する変換
回路と、 この変換回路の出力信号を前記複素ベースバンド信号に
乗ずる複素乗算器と、 この複素乗算器の出力信号から前記受信シンボル信号を
再生する判定器とを備えたことを特徴とする。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図は本発明によるデータ伝送装置の位相ジッタ抑圧
装置の一実施例を示すブロック図である。
この位相ジッタ抑圧装置は、受信信号を復調して得られ
、入力端子1に印加される複素ベースバンド信号(デー
タ伝送装置によっては自動等化されている)と、出力端
子5から出力され、最終出力信号である受信シンボル信
号とから位相誤差信号aを求める位相誤差算出回路6と
、この位相誤差算出回路6からの位相誤差信号aを入力
とし、通過帯域が互いに異なる複数の帯域フィルタ8と
、加算器11と、帯域フィルタ8の出力信号をそれぞれ
加算器11に入力する複数のスイッチ10と、複数の帯
域フィルタ8の出力信号のなかから電力が最も大きいも
のを選択し、その出力信号を加算器11に入力するスイ
ッチ10のみをオンとするジッタ周波数識別回路9と、
加算器11の出力信号を位相補正角信号すに変換する変
換回路12と、この変換回路12の出力信号を前記複素
べ〒スパント信号に乗ずる複素乗算器2と、この複素乗
算器の出力信号から前記受信シンボル信号を再生する判
定器4とを備えている。
次に動作を説明する。入力端子lに印加される複素ベー
スバンド信号をS+E、主端子5から出力される受信シ
ンボル信号をSとし、位相誤差を01とすると、 ・という関係が成り立ち、位相誤差算出回路6はこの式
にもとづいて位相誤差θ、を求め、その信号、すなわち
位相誤差信号aを出力する。この位相誤差信号aは複数
の帯域フィルタ8に入力され、各フィルタの周波数成分
に分離される。ここで各帯域フィルタ8の通過帯域は考
えられる位相ジッタの周波数帯域をカバーするように設
定されている。
例えば、位相ジッタ周波数がO〜300Hzの間にある
と考えられるときは、この区間をlO■2きざみに分け
、各帯域を各フィルタの通過帯域とする。
ジッタ周波数識別回路9は、各帯域フィルタ8の出力信
号の電力を算出し、その結果、最も電力の大きい出力信
号を選択する。そしてその信号を加算器11に入力する
スイッチ10のみをオンさせる。
すなわち、識別回路9によりジッタ周波数が特定され、
位相誤差信号aのその周波数成分のみが加算器11から
出力される。
変換回路12はこの加算器からの信号を位相補正角信号
すに変換し、複素乗算器2に出力する。具体的には、加
算器11からの位相誤差θ(rd)を表す信号からex
p (θ)を求め、その信号を出力する。複素乗算器2
は複素ベースバンド信号にこの位相補正角信号すを掛け
、位相補正を行って位相ジッタを除去する。そして、判
定器4は乗算器2の出力信号から受信シンボルを再生し
、その信号を出・力端子5から最終出力として出力する
このように本発明の位相ジッタ抑圧装置では、位相ジッ
タ周波数を検出し、その周波数の受信信号に対してのみ
位相補正を行うので、不要な雑音の増幅を招(ことな(
位相ジッタを抑圧できる。
また、考えられるジッタ周波数の全帯域にわたって帯域
フィルタを用意することによってどのような周波数にお
けるジッタをも抑圧することが可能である。
次に、この位相ジッタ抑圧装置による位相ジッタの抑圧
について、数式を用いてさらに詳しく説明する。
今、位相ジッタ周波数をf、とし位相ジッタ角をA、と
すると、入力端子1に印加される複素ベースバンド信号
は、位相ジッタおよび雑音を含まない信号をD (t)
とすると、 D (t)exp (A、cos2πf、t)+n (
t)と表される。ここでn(t)は雑音を表し、tは時
間を表す。また、位相誤差信号aは、A、cos2gf
、t+n’  (t)と表される。ここでn’  (t
)は雑音を表す。
帯域フィルタ8によって周波数f、の成分のみが抽出さ
れると雑音n’  (t)は抑圧され、加算器11の出
力は、 となる。ここで帯域フィルタ8の通過域利得は1、p ・・)とすると、変換回路12の出力は、複素乗算器2
の出力は、 (1)(t)exp (A、CO52K f、t)+n
 (t))=D (t)+n”  (t) となる。すなわち乗算器2の出力では位相ジッタ成分は
キャンセルされる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、受信信号に含まれる位相
ジッタを抑圧するデータ伝送装置の位相ジッタ抑圧装置
において、受信信号を復調して得られる複素ベースバン
ド信号と、最終出力信号である受信シンボル信号とから
位相誤差信号を求める位相誤差算出回路と、この位相誤
差算出回路からの位相誤差信号を人力とし、通過帯域が
互いに異なる複数の帯域フィルタと、加算器と、帯域フ
ィルタの出力信号をそれぞれ加算器に入力する複数のス
イッチと、複数の帯域フィルタの出力信号のなかから電
力が最も大きいものを選択し、その出力信号を加算器に
入力するスイッチのみをオンとするジッタ周波数識別回
路と、加算器の出力信号を位相補正角信号に変換する変
換回路と、この変換回路の出力信号を複素ベースバンド
信号に乗ずる複素乗算器と、この複素乗算器の出力信号
から受信シンボル信号を再生する判定器とを備えている
従って本発明のデータ伝送装置の位相ジッタ抑圧装置で
は、位相ジッタ周波数を検出し、その周波数の受信信号
に対してのみ位相補正を行うので、不要な雑音の増幅を
招くことなく位相ジッタを抑圧でき、しかも広い周波数
領域で位相ジッタを抑圧できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるデータ伝送装置の位相ジッタ抑圧
装置の一実施例を示すブロック図である。 1・・・・・入力端子 2・・・・・複素乗算器 4・・・・・判定器 5・・・・・出力端子 6・・・・・位相誤差算出回路 8・・・・・帯域フィルタ 9・・・・・ジッタ周波数識別回路 lO・・・・・スイッチ 11・・・・・加算器 12・・・・・変換回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)受信信号に含まれる位相ジッタを抑圧するデータ
    伝送装置の位相ジッタ抑圧装置において、受信信号を復
    調して得られる複素ベースバンド信号と、最終出力信号
    である受信シンボル信号とから位相誤差信号を求める位
    相誤差算出回路と、この位相誤差算出回路からの前記位
    相誤差信号を入力とし、通過帯域が互いに異なる複数の
    帯域フィルタと、 加算器と、 前記帯域フィルタの出力信号をそれぞれ前記加算器に入
    力する複数のスイッチと、 前記複数の帯域フィルタの出力信号のなかから電力が最
    も大きいものを選択し、その出力信号を前記加算器に入
    力するスイッチのみをオンとするジッタ周波数識別回路
    と、 前記加算器の出力信号を位相補正角信号に変換する変換
    回路と、 この変換回路の出力信号を前記複素ベースバンド信号に
    乗ずる複素乗算器と、 この複素乗算器の出力信号から前記受信シンボル信号を
    再生する判定器とを備えたことを特徴とするデータ伝送
    装置の位相ジッタ抑圧装置。
JP1032991A 1989-02-13 1989-02-13 位相ジッタ抑圧装置 Pending JPH02213254A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004096758A (ja) * 2002-08-29 2004-03-25 Thomson Licensing Sa 時変マルチパスコンポーネントの特性を検出するシステム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004096758A (ja) * 2002-08-29 2004-03-25 Thomson Licensing Sa 時変マルチパスコンポーネントの特性を検出するシステム
JP4508576B2 (ja) * 2002-08-29 2010-07-21 トムソン ライセンシング 時変マルチパスコンポーネントの特性を検出するシステム

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