JPH02212807A - カメラのフォーカシング装置 - Google Patents

カメラのフォーカシング装置

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JPH02212807A
JPH02212807A JP3267889A JP3267889A JPH02212807A JP H02212807 A JPH02212807 A JP H02212807A JP 3267889 A JP3267889 A JP 3267889A JP 3267889 A JP3267889 A JP 3267889A JP H02212807 A JPH02212807 A JP H02212807A
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JP
Japan
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focus
focusing
lens group
macro
distance range
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JP3267889A
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Inventor
Makoto Sakano
誠 坂野
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はカメラのフォーカシング装置に関する。
(従来技術) ビデオカメラのオートフォーカス(自動焦点調節または
略してAF)の方式としては従来より種々知られている
第1の例としては、カメラのマスターレンズ群あるいは
その一部をボイスコイルあるいはピエゾ素子を用いて揺
動させて合焦点方向を検出し。
7オーカシングを第ルンズ群で行なう方式がある(特開
昭60−42723号および同60−42724号など
)、第2の例として、マスターレンズ群あるいはその一
部を光軸方向に駆動して、フォーカシングと合焦点検出
を行なう方式がある(特開昭59−178419号など
)。
さらにf!JJ3の例としてオートフォーカス時は上記
第2の方式を用い、マニュアルフォーカス時は第ルンズ
群を使う方式がある(特開昭57一173268号およ
び同57−198665号など)。
以上の従来技術には以下のような問題がある。
すなわち、第1の例においてはI81レンズ群によるフ
ォーカシングは通常撮影範囲内に限られ、マクロ撮影距
離内ではオートフォーカスrfJI御ができない、また
第2の例によれば1通常機影距離でズーミングするとマ
スターレンズをズーミングに連動して光軸方向に移動さ
せる必要があるが、人間のズーミング操作に合わせてマ
スクレンズを動かすには高度な駆動装置が必要になり、
プログラム制御上の困難も大きい。
さらにWS3の例については、第2の例と同様の問題に
加え、オートフォーカスとマニュアルフォーカスの切換
が不連続となるという問題がある。すなわち、マニュア
ルからオートに切換えたときはオート時のフォーカシン
グが第1のレンズ群の位置によって規制を受けてしまい
、たとえば第ルンズ群が無限突当位置になければ、オー
ト時に無限遠にピントを合わすことができない、また逆
にオートからマニュアルに切換えたときは。
マスターレンズ群の位置が変わっているため、マニュア
ルフォーカスの目盛りが合わないという不具合が生じる
(発明の目的および構成) 本発明は上記の点にかんがみてなされたもので、通常撮
影圧aim囲からマクロ撮影距離範囲まで連続的に自動
合焦可能で、通常撮影距離範囲では円滑なズーミングを
可能とし、マニュアルフォーカスやマニュアルズームを
可能とするシステムを提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明においては。
それぞれ異なる撮影距離範囲を有する複数のフォーカシ
ングレンズ群と、各フォーカシングレンズ群をそれぞれ
駆動する駆動手段と1合焦状態を検出する焦点検出手段
と、前記撮影距離範囲のうちいずれかの撮影距離範囲に
おいて合焦させるときは、その範囲に対応するフォーカ
シングレンズ群を駆動させて合焦させる制御手段とによ
ってフォーカシング装置を構成した。
(実施例) 以下本発明を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明によるカメラのフォーカシング装置の一
実施例を組み込んだビデオカメラのブロック線図である
図において、lは通常撮影距離範囲てのフす−カシング
に使用する光軸方向に可能な第ルンズ群、2はズームカ
ム12のカム溝に沿って光軸方向に可動な変倍レンズ群
、3は変倍中の焦点位置を一定に保つための補正レンズ
群、4はほぼアフオー力Jしとするための第1MCレン
ズ群、5は適正露光を得るための絞り、6は通常撮影距
離範囲ではピントずれ方向を検出するために撮像信号の
フィールド或いはフレーム信号(1コマ1コマの画像信
号)に同期して光軸方向に自動し、マクロ撮影距離範囲
ではピントずれ方向を検出すると同時にフォーカシング
のために光軸方向に可動としたレンズ群、7はローパス
フィルタ、8はCCDなどの撮像素子、9は撮像素子8
からの信号を処理してピント信号を抽出するピント信号
抽出回路である。ピント信号抽出回路9は、たとえばど
デオ信号のうちのあるフォーカス領域のみを取り出すウ
ィンドウ回路と、取り出されたビデオ信号から所定の帯
域の信号を取り出すバントパスフィルタ回路と、その信
号を積分する積分回路と、a分された信号のピークを検
出するピーク検出回路とから構成されている。
さらにlOはズーム位置を検出するためのポテンショメ
ータなどから成る検出器、11はズームカム12を駆動
するモータ、13はフォーカスモータ14の駆動力を第
ルンズ群1の光軸方向の移動に変換するたとえばギアな
どから成る変換器、15は第ルンズ群lの位置を検出す
るポテンショメータなどから成る位置検出器、16はレ
ンズ群6の位置を検出するポテンショメータなどから成
る位置検出器、17はフォーカスモータ18の駆動力を
レンズ群6の光軸方向の移動に変換するギアなどから成
る変換器、19はシステム全体なfljlllするマイ
クロコンピュータなどで構成されるAFfa11回路、
20はAF制御回路19の制御モードをオートかマニュ
アルに選択するスイッチ、21はズームモータの回転方
向を選択するスイッチ、22はマニュアルフォーカス時
にマクロフォーカスを選択するスイッチである。マクロ
フォーカスのときスイッチ21はレンズ群6の光軸方向
の移動およびズームの移動方向の選択に利用される。
次に実施例の動作を説明する。
(1)通常撮影距離範囲 通常撮影距離範囲では、第2図に示すように、レンズ群
6は基準設定位I(第ルンズ群lの無限突当に設定した
時に無限遠にある被写体像が予定焦点面上に設定された
撮像素子8上に結像するようになっている位り近傍を撮
像信号のフィールドあるいはフレーム信号に同期してつ
まり1コマ1コマの画面を撮像するタイミングに同期し
て光軸方向に移動し、その時のピントが前ピントであれ
ば、第2図(イ)に示すように、ピント信号がレンズ群
6の移動に連動して■、■、■・・・の撮影コマ(レン
ズ群6が撮像素子に近い時の撮影コマ)の時の方が、■
、■、■・・・の撮影コマ(レンズ群6が被写体側に移
動している時の撮影コマ)の時より高くなっているので
これを検出して第ルンズ群1を撮像素子側に駆動し、上
記ピント信号の撮影コマ間の変化がほぼなくなる所で停
止させて第2図(ロ)に示す合焦状態を得る。
第2図(ハ)に示す後ビンの場合は撮影コマとピント信
号の大きさが逆転するので同様の制御で、第ルンズ群1
の駆動方向を被写体方向に逆転させル制御することて合
焦させられることになる。
(2)マクロ撮影距離範囲 マクロ撮影圧1Illai!l囲に入るかどうかは、第
ルンズ群lの制御位置が、最至近側にくり出され突き当
ての状態にあって且つ後ビン信号出力になっているかど
うかを検出して判断する。
第3図はマクロ撮影距離範囲における動作を説明する図
であり、同図において第ルンズ群Iは至近端に位置して
いる。同図(イ) (ハ)は後ビン状態を示し、(ロ)
(ニ)は合焦状態を示している。
第3図(イ)のような後ビン状態であることがピント信
号によって検出されると、レンズ群6が被写体方向に繰
り出され、第3図(ロ)に示すようにピント信号変化が
、撮影コマ間でほぼなくなる所まで制御し合焦を維持す
る。
また第3図(八)に示すように、ズーム焦点距離位置が
、ワイド端にない場合で、レンズ群6が至近端まで制御
されても合焦が達成できなかった場合、AFi11@回
路19はズームモータ11を駆動制御して、第3図(ニ
)に示すように、ズーム焦点距離をワイド側へ移動させ
て合焦を実現させる。
以上の動作をまとめると第4図のようになる。
この図は縦軸にとったレンズ群の繰り出し量と横軸にと
った被写体距離Uの逆数との関係を示し。
実線Aは第ルンズ群1.鎖線B〜Dはレンズ群6を示し
ている。またBはズーム位置がテレ端のとき(f=fy
)、Cはワイド端のとき(f=f、)、Dはそのあいだ
にあるとき(f=f、)を示している。
U sinは通常撮影距離ての最至近被写体距離、U工
1゜はマクロ撮影距離での最至近被写体距離を示す0通
常撮影距離範囲(+lx)〜U、7)においては、レン
ズn6は繰り出されず、第ルンズ群lの移動のみによっ
てAF開制御れる。またマクロ撮影距離範囲においては
、第ルンズ群1はその最至近端に固定され、レンズ群6
の繰り出しまたはズーミング動作によりAFが制御され
る。
すなわち、ます合焦の過程としては(a)〜(b)で合
焦できる場合は第ルンズ′tllのみてAFが制御され
、第ルンズ群lが(b)まて繰り出されても後ビンが残
る場合はマクロ撮影距離範囲と判断し、その時の焦点距
離に対応してレンズ群6が繰り出され、(c)〜(d)
で合焦するように制御される。(d)に至っても後ビン
が回復されない場合はズームモータ11が駆動され、ズ
ーミングにより合焦されるまで(d)〜(e)の範囲の
フォーカシングが制御される。
(3)マニュアル撮影 AF制御回路19は、スイッチ20によってマニュアル
モートが選択されたのを検出するとマニュアルモードに
対応した制御を行なう。
マニュアル撮影とオートフォーカス撮影のモード間の移
行について第5図に示す。
図中の番号は移行のパターンを示し、たとえば■はオー
トモードにおいて通常撮影距離範囲およびマクロ撮影距
離範囲相互の移行を表わし、■はマニュアルモードのマ
クロ撮影からオートモートの通常撮影への移行を表わす
マニュアル撮影とオートフォーカス撮影の間の合焦状態
の連続性をどこまで維持するかということと、マニュア
ルモードのマクロ撮影距離範囲のフす−カシングをどう
実現するがということは。
任意性が多く、システム構成の考え方によって様々な制
御方法が考えられる。
第5図の■、■、■は一意的に決定され移行は円滑であ
る。しかし、■〜■については、特にマクロ撮影距離範
囲てのマニュアル操作のあり方についての考え方により
多様な制御方法が存在し得ることになる。なぜなら工〜
■の領域では第ルンズ群1と撮影距離範囲との対応関係
が比較的容易に維持し得るか、■およびVの領域は第ル
ンズ群lとレンズ群6の両方が各撮影距離範囲に対する
基準位置に設定されない可能性があるからである。
本発明の主眼は、I −DIの領域での合焦制御の連続
性にあるが、■やVの領域についても撮影の連続性を主
眼とした制御例を以下に示す。
(イ)通常撮影とマクロ撮影の切り換え(i)第5図の
mの状態と■の状態の切換使用者が■の状態で第ルンズ
群1では合焦困難と判断した時第1図に示すマクロスイ
ッチ22にてマクロ撮影に切換える。これにより主とし
てレンズ群6がフォーカシングに使用される。
(ii)オート撮影時のマクロ状mTlと■の状態の切
換 I→■ではA F @御回路19はマニュアルのマクロ
状態と判断し制御する。
(ロ)マクロ撮影時のフォーカシング操作機械的操作部
を第1図のシステムに付加し。
レンズ群6を手動にて光軸方向に移動させる方法と電気
的なスイッチ入力によりAF制御回路19を通してレン
ズ群6を移動させフォカシングさせる方法がある。
後者の場合、フす−カシングスイッチとしてmlのズー
ム用のスイッチ21のT/Wを遠近方向と読み換えて兼
用する方法と、新たにマクロ時のフォーカシング用スイ
ッチを設けて遠近方向に制御する方法が考えられる。
(ハ)マニュアルフォーカス実現例 ここではマクロ撮影時にはズームスイッチ21をマクロ
フォーカス操作スイッチに兼用する制御例を示す。
マニュアルフォーカスとオートフォーカスの切り換え3
よびマニュアルフォーカス時の通常撮影距離範囲とマク
ロ撮影距離範囲の切換については、第5図の■〜■の場
合が考えられる。各場合について、制御例を以下にまと
める。
■通常撮影距離範囲におけるオート/マニュアルの切換 使用者がマニュアルスイッチ20でオートからマニュア
ルに切換えると同時に第ルンズ群lの駆動制御とレンズ
群6の揺動制御を停止する(なおAFピントの表示をさ
せる場合はピント方向検出のためのレンズ群6の揺動を
継続しAF制御回路19よりカメラのピント表示部へ前
ビン、合焦2後ビンおよびローコントラスト信号を送る
ことも考えられる)。
これによって使用者は第ルンズ群lの操作部(フォーカ
スリング)を手動で操作してピント調節を行なうことが
可能となる。
■マクロ撮影距離範囲におけるオート/マニュアルの切
換 第ルンズ群lが至近端近傍に設定された状態で、マクロ
スイッチ22がマクロに選択されていて、マニュアルか
らオートに切り換えられた時は、AF制御回路19はマ
クロ撮影距離範囲にあると判断し、レンズ群6のfi制
御を開始する。
またオート時で、マクロ撮影距離範囲の制御状態にある
時、使用者がマニュアルに切換えた時はマクロスイッチ
22が選択された状態であると判断してズームスイッチ
21のT、Wの各スイッチを遠および近方向へのレンズ
群6の駆動に使用することにし、使用者のスイッチ21
の操作で焦点合わせをすることになる。この時、Tのス
イッチを押しつづけるとレンズ群6の基準位置まで制御
され、それ以上はTスイッチの信号を無理して制御停止
し、Wスイッチを押すと、レンズ群6の至近端までレン
ズ群6を#J御し、さらに押しつづけると、ズームをワ
イド側に駆動して撮影距離をさらにレンズ側へ近づけら
れるようにする。
倍率を変更したい場合は、使用者がマニュアルでズーム
リングを操作し、所望倍率か得られた所でト記マクロフ
ォーカス操作を行なう。
この時、マクロ撮影状態にあることをAF制御回路19
が信号として出力し表示するようにしても良い。
■および■ マニュアル通常撮影状態からマクロ撮影を
選択するとAF制御回路19は第ルンズ群1の位置に応
じて■または■の経路を通ってマクロモードに入る。
通常からマクロに移行する場合、第ルンズ群lは至近の
所定位置にあるときはそのままレンズ群6が制御可能と
なり、■のマニュアルマクロモードとなる。
第ルンズ群1が任意の位置にあるとき、まず、第ルンズ
lを至近の所定位置に制御し、■のマニュアルマクロモ
ードとなる。
マクロ撮影状態■から通常撮影状態mに戻る場合は■の
経路となり、スイッチ22でマクロが解除されるとレン
ズ群6は基準位置に戻され1通常撮影状態■となり、フ
ォーカスリングの手操作による撮影が可能となる。
■および■ マニュアルのマクロ状態■からオートに切
り換わる場合1通常は■の経路を通るが、マクロ撮影時
に、使用者が第ルンズ群1を操作して、至近の所定位置
にないままの状態でオートが選択される場合が考えられ
る。ここでは次の2つの制御方法が考えられる。
その1つは経路■に示されるように一旦無条件に第ルン
ズ群lを至近の所定位置に移動し、オートのマクロ撮影
状態■へ移行する方法である。もう1つは、オートが選
択された時点でレンズ群6は合焦方向検出の揺動を開始
し、より近距離側へ制御するときは第ルンズ群lを至近
側へ、また遠距離側へ制御するときはレンズ群6を基準
位置側へ制御して、最終的には■あるいは■の経路を通
ってオートの通常撮影状[Iまたはオートのマクロ撮影
状態■へ移行する方法である。なお次に示すフローチャ
ートは■のみの制御な採用したものである。
以上の■〜■の経路を重罰することで制御が完結するこ
とになるがさらに、次の工夫をオートのマクロ撮影状態
■に追加することも可能である。
(4)オートフォーカス・マクロ撮影状態のズーム操作 オートマクロ撮影状?SIIで被写体に合焦している時
にズームスイッチ21が押されてテレ側、あるいはワイ
ド側にズーミングされた場合そのままでは焦点位置がず
れる可能性がある。
通常撮影状態の至近距離をU1n*マクロ撮影状態の撮
影距離をU、、、第ルンズ群lの焦点距離なfA、全系
の合成焦点距離なf、とすると。
マクロ合焦させるためのレンズ群6の基準位置からの繰
出し量X、は次式で与えられる。
シタがッテA F fW] 11 回路19内にUI、
lとf、の各値に対する縁出し量Xiを表として記憶さ
せ、ズーミングによりf、が変化したら、対応する繰出
し位置へxlを制御することで、マクロ撮影時も合焦さ
せたまま変倍することが可能となる。
この場合、テレ側にズーミングを続けると。
Xiは増大し、テレ端に行き着く前に至近端に達するの
で、その場合は、ズーミングを停止とする方法あるいは
ズーミングのみ可能とする方法などが考えられる0次の
フローチャートの例はズーミングを禁止するものを示す
wIJ6図ないし第9図は以上の動作を実行するための
AFL御回路の制御動作を示すフローチャートであり、
以下これらの図を参照しながら動作を説明する。
まずAF制御回路19は種々の初期化動作を行ない(F
−1)、その後スイッチ20の状態を読込み(F−2)
、そのスイッチ状態を判断する(F−3)、スイッチ2
0がオート状態になければマクロスイッチ22を読込み
(F−4)、その状態を判断して(F−5)、通常状態
つまりマクロでなければ、何らの処置をしないマニュア
ル通常処理となり(F−6)、ステップ(F−2)へ戻
る。マクロスイッチ22が通常でなければ、後述するマ
ニュアル・マクロ処理を行な’)(F−7)、次にスイ
ッチ20がオートであれば(F−3)、マクロスイッチ
22の状態を読み込み(F−8)、その状態を判断して
(F−9)、通常状態であればつまりマクロ位置でなけ
れば、後述するオート通常処理を行なう、またマクロス
イッチ22の状態が通常でなければ(F−9)、つまり
マクロ位置にあれば、後述するオート・マクロ処理を行
なう。
マニュアル・マクロ処理(F−7)、オート通常処理(
F−10)、オート・マクロ処理(F−11)か終った
らステップ(F−2)に戻る1次に各処理の詳細につい
て説明する。
第7図はマニュアル−マクロ処理(F−’りのサブルー
チンを示すフローチャートであり、まず位置検出器15
および6の位置を読み込む(S−1)0次にレンズ群1
が至近端にあるかどうか判断しく5−2)、至近端にな
ければモータ14を駆動してレンズ群1を至近端へ駆動
させ(S−3)、第6図のメインルーチンへ戻る。
レンズ群lが至近端であれば(S−2)、スイッチ21
を読み込み(S−4)、スイッチ21がTe1e側に操
作されたら(S−5)、レンズ群6が基準位置にあるか
どうかをみて(S−6)、基準位置になければ駆動して
レンズ群6を遠側へ駆動する(S−7)。
スイッチ21がWide側に操作されたら(S−8)、
レンズ群6が至近端にあるかどうかをみて(S−9)、
至近端でなければフォーカスモータ18を駆動してレン
ズ群6を近側へ駆動する(S−103,至近端にあれば
(S−9)、ズーム位置がWide端にあるかどうかを
みてcs−ioω。
Wide端にあればメインルーチンへ戻るが、 Wid
e端になければモータ11を駆動してズームをWide
側へ駆動する(S−11)。
fJSs図はオート・通常処理(F−19)のサブルー
チンを示すフローチャートであり、まずレンズ群6を揺
動させて(S−21)、ピント方向を検出する(S−2
2)、次いでピント信号を利用して被写体のコントラス
トを検出し、低コントラストであれば(S−23)、メ
インループへ戻り、低コントラストでなければレンズ群
lの位置を読み込み(S−24)、合焦であるかどうか
を判断する(S−25)、合焦であればメインループへ
戻り、前ビンであれば(S−26)、モータ14を駆動
してレンズ群lをω方向へ移動する(S−27)、後ピ
ンのときはレンズ群lが至近位置にあるかどうかを判断
しくS−28)、至近でなければモータ14を駆動して
レンズ1を至近へ移動する。至近であればステップ(F
−11)のオート・マクロ処理へ移行する。
第9図はオート・マクロ処理(F−10)の動作内容を
示すフローチャートであり、まずレンズ群1および6の
位置を読み込み(S−31)。
レンズ群lが至近位置にあるかどうかを判断する(S−
32)、レンズ群1が至近位置になければ、次にレンズ
群6が至近位置にあるかどうかをみて(S−33)、基
準位置にあればメインルーブヘ戻る。基準位置になけれ
ばレンズ群6を揺動させて(S−34)、ピント方向を
検出する(S−35)、次いでピント信号から低コント
ラストかどうだをみて(S−36)、低コントラストで
あればメインループへ戻り、低コントラストでなければ
次に合焦かどうかを判断する(S−37)0合焦てあれ
ばメインループへ戻り1合焦でなければ前ピンかどうか
をみて(S−38)。
前ピンであればフォーカスモータ18を駆動してレンズ
群6を基準位置側へ移動させる(S−39)、前ピンで
なければつまり後ビンのときはレンズ群1を至近側へ移
動する($−40)。
ステップ(F−32)においてレンズ群lが至近位置に
あるときは、レンズ群6を揺動させ(S−41)、ピン
ト方向を検出する(S−42)。
次いでピント信号から低コントラストかどうかを検出し
くS−43)、低コントラストであればメインループへ
戻る。低コントラストでなければ合焦かどうかをみて(
S−44)、合焦であればメインループへRる0合焦で
なければ、前ピンかどうかをみて(S−45)、前ピン
であれば、レンズ群6を基準位置側へ移動させる(S−
46)。
後ビンのときは(S−45)、 レンズn6が至近位置
にあるかどうかを判断して(S−47)、至近でなけれ
ば、フォーカスモータ18を駆動してレンズ群6を至近
へ移動させ(S−48)、至近のときは、ズームをWi
de側へ移動させる(S−49)。
以上説明したように、通常撮影距離範囲では第ルンズ群
lをフォーカシングに使用し、ズームレンズ群以降に位
置するレンズ群6を合焦点方向検出のための揺動に使用
し、またマクロ撮影距離範囲では第ルンズ群lを至近突
当に固定し、前記レンズ群6をフォーカシングと合焦方
向検出に使用することにより、オートフォーカス時には
通常撮影距離範囲からマクロ撮影距離範囲まで連続的に
自動合焦制御を可能にする。またマニュアル時には1通
常撮影距離範囲では通常のズーム方式と同様の使い勝手
となり、またマクロ撮影時には、全ズーム域でマクロ操
作が可能になる。さらにマニュアルとオートの切換時に
も撮影の連続性を損なわないように移行できるのでビデ
オカメラにふされしい使い勝手の良好なズームレンズ方
式が実現できる。
上記実施例ではアフォーカルズームレンズを使用し、フ
ォーカシングレンズ群の1つとしてマスターレンズ群6
を選択したが、ズームレンズの変倍部以降の焦点位置を
変化させられるレンズ群であれば使用可能である。また
第ルンズ群位置検出器は必ずしも必要でなく、第ルンズ
群の至近突当の判定は所定時間繰り出し方向にモータ1
4を駆動してもピント状態が後ビンから回復しないこと
をもって判定することで代用可能である。
さらにAF制御の各状態での処理方法は一例であって他
の方法で制御することにより、ユーザの異る撮影意図や
要望を満足させることも可能である。たとえば、第ルン
ズ群lが至近端に達したらマクロ撮影モードに入らない
でそのままの状態を雑持し、ユーザがマクロ撮影のスイ
ウチ22を押してはじめてマクロ撮影となるもの、ある
いは上記状態になるとマクロ撮影となるかそのまま停止
するかを予め設定可能をする方式など変形例は幾つも考
えることか可能であり、それをユーザの意図でプログラ
ム可能にするような発展形も考えられる。
(発明の効果) 以上説明したように1本発明によれば、通常撮影圧11
11fil囲からマクロ撮影距離範囲まで連続的に自動
合焦可能で1通常撮影距離範囲では円滑なズーミングを
可能とし、マニュアルフォーカスやマニュアルズームな
可能とするシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるカメラのフォーカシング装置の一
実施例を組み込んだビデオカメラのブロック線図、第2
図および第3図は実施例の合焦動作を説明する図、第4
図は実施例のレンズ繰出量と撮影距離との関係を示す図
、第5図は各モード間の移行形態を説明する図、第6図
ないし第9図は実施例の動作を説明するフローチャート
である。 l・・・第ルンズ群。 6・・・レンズ群、 14・・・モー タ。 18・・・フォカスモータ、 9・・・AF制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)それぞれ異なる撮影距離範囲を有する複数のフォ
    ーカシングレンズ群と、各フォーカシングレンズ群をそ
    れぞれ駆動する駆動手段と、合焦状態を検出する焦点検
    出手段と、前記撮影距離範囲のうちいずれかの撮影距離
    範囲において合焦させるときは、その範囲に対応するフ
    ォーカシングレンズ群を駆動させて合焦させる制御手段
    とを有することを特徴とするカメラのフォーカシング装
    置。
  2. (2)前記焦点検出手段が、撮影光学系の予定焦点面に
    設けられた電気的像検出素子の出力からピント信号を抽
    出し、前記フォーカシングレンズ群のうち所定のフォー
    カシングレンズ群を光軸方向に揺動させることにより得
    られるピント信号の変化から合焦点方向と合焦を検出す
    る手段である請求項1に記載のカメラのフォーカシング
    装置。
JP3267889A 1989-02-14 1989-02-14 カメラのフォーカシング装置 Pending JPH02212807A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3267889A JPH02212807A (ja) 1989-02-14 1989-02-14 カメラのフォーカシング装置

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JP3267889A JPH02212807A (ja) 1989-02-14 1989-02-14 カメラのフォーカシング装置

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JPH02212807A true JPH02212807A (ja) 1990-08-24

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