JPH02211825A - 解凍方法及びその装置 - Google Patents

解凍方法及びその装置

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JPH02211825A
JPH02211825A JP3219789A JP3219789A JPH02211825A JP H02211825 A JPH02211825 A JP H02211825A JP 3219789 A JP3219789 A JP 3219789A JP 3219789 A JP3219789 A JP 3219789A JP H02211825 A JPH02211825 A JP H02211825A
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JP
Japan
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meat
water tank
far
frozen
frozen meat
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Pending
Application number
JP3219789A
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English (en)
Inventor
Migaku Sato
佐藤 磨
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SATO SHIYOKUNIKU KK
Original Assignee
SATO SHIYOKUNIKU KK
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Publication date
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  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は解凍方法及びその装置に関し、更に詳しくは、
冷凍肉の解凍方法、及び冷凍肉、冷凍魚介類、冷凍野菜
などの冷凍食品の解凍装置に関する。
〔従来技術とその課題点] 例えば現在市場で流通している牛肉には、国産牛とオー
ストラリアやアメリカ等から輸入された輸入牛とがある
。輸入牛にもチルドビーフと呼ばれる生肉と、70−ズ
ンビーフと呼ばれる一40℃程度で冷凍された冷凍肉が
ある。これらは肉買では大差はない、チルドビーフは真
空でパックされてはいるものの、日持ちに限度がある。
また、チルドビーフは、価格的にはフローズンビーフの
約二倍であることから、取扱われる量ではフローズンビ
ーフが勝っている。
なお、国産牛等の生肉でも長期保存するために冷凍保存
することがある。
これら冷凍肉には、次のような課題点がある。
即ち、冷凍された食肉は、通常は一旦解凍してスライス
し、陳列ケース等に並べて販売することになる。けれど
も、−度冷凍した肉を10〜20℃程度で急速に解凍す
ると自白の水分が肉汁としてにじみ出し、所謂ドリップ
となる。このため、スライスして陳列しても表面が濡れ
たようになり、見た目に良くないばかりか旨味もなくな
る。また、ドリップの分だけ目ベリするので利益も出に
くい。
更には、外側は早く解凍するが内部はなかなか解凍せず
、中心部分が解凍したときは外側は十数℃となっている
。このため、解凍している間に空気中の雑菌が付着して
しまい、解凍肉が変色することも問題である。この問題
を解決するものとして、−1〜+1℃程度の冷蔵庫の中
で自然解凍する方法がある。この方法だと、理由は明ら
かではないがドリップはでにくい。しかし解凍に最低で
も48時間以上必要であり、解凍に時間がかかるため販
売量の多い店では多くの在庫を持っておかなければなら
ない。現在の世界の趨勢では、冷凍肉の国内への輸入自
由化は避けられない。このため冷凍肉を如何においしく
解凍するかは食肉業者だけでなく一般需要者にとっても
切実な問題である。
本発明者は、食肉の解凍方法について数々の実験を試み
た結果、ドリップの発生防止には、低温で解凍するとと
もに肉塊の外側の温度と中心の温度とにあまり差が生じ
ないことが必要なことが分かった0本発明はこの知見に
もとづいて完成したものである。
[発明の目的] そこで本発明の目的は、−旦冷凍した食肉を解凍した場
合でもドリップがあまり出ないようにすることによって
旨味が逃げず、しかも目べりがしないようにするととも
に、陳列時にも生肉と同じように見映えがするようにし
た解凍方法及びその装置を提供するものである。
[発明の構成] 第1の発明にあっては、 水槽内に冷凍肉を入れ、水温を略一定に保ちながら冷凍
肉に外気泡を接触させるとともに遠赤外線を照射して解
凍する冷凍肉の解凍方法である。
第2の発明にあっては、 水槽と; 水槽内に設置してある所要数の遠赤外線セラミック体と
; 被解凍物に接触させる外気泡を水槽内に発生する気泡発
生装置と; 水槽内の液体を加熱する加熱手段と; 水槽内の液体を冷却する冷却手段と; を備えた解凍装置である。
第3の発明にあっては、 水槽と; 水槽内に設置してある所要数の遠赤外線セラミック体と
: 被解凍物に接触させる外気泡を水槽内に発生する気泡発
生装置と; 水槽内にオゾンを発生させるオゾン発生装置と: 水槽内の液体を加熱する加熱手段と; 水槽内の液体を冷却する冷却手段と: を備えた解凍装置である。
本発明によれば短時間で解凍でき、しかもドリップを生
じにくい、その理由ははっきりしないが一応次のように
考えられる。
冷凍肉に接触する気泡は外気を導入して発生させられる
のでその温度は路外気と同じで水温よりも高い、このた
め冷凍肉の表面は自然解凍に近い温度で解凍されるが、
冷凍肉自体は水中に浸漬してあるため外気中に置くほど
には温度は上がらない。また、遠赤外線が冷凍肉に吸収
され、肉の分子に作用し、分子に共振運動を起こして内
部で自己発熱作用を起こし、表面及び内部も速やかに水
温と同じ温度にしてしまう、これらのことが相互に関係
し合って短時間で解凍できしかもドリップを生じにくい
ものと考えられる。
[実施例] 本発明を図面に示した一実施例に基づき更に詳細に説明
する。第1図は解凍装置の概略正面図、第2図は蓋を除
いた概略平面図、第3図は概略側面図である。
解凍装置は水槽1と、水4!1に隣接した機械室2が一
体に設けられた構造を有している。水槽1の底面1aに
は排出口3が設けてあり、排出口3は排出管30と連設
してある0図に示すように排出口3が底面1aの中央に
設けである場合は、排出管30は取り付は部を中心とし
て回動できるようにしておくと必要な方向に排水できる
ので好ましい、水槽1の側面IC上部にはオーバーフロ
ー用の排出口4が設けてあり、下方に向けて設けである
排出管40が連設してある。5は作業台を兼ねた蓋で、
水槽1の開口部を覆うものであり、長手方向の一側端は
水槽上縁にヒンジ(図示省略)を介して取り付けである
。その反対に位置する他端には取り手6が設けである。
水槽1周壁上部には、複数本の冷媒配管8が埋設してあ
り、冷凍機(図示省略)から冷媒が送られる。水槽1内
周壁下部には、載置部100が突設してありバイブ簀子
9が載置してある。つまり冷凍肉は石のように固くなっ
ている。したがって投げ入れると後で説明する散気管1
0やヒータ12を破損するからである。
バイブ簀子9と底面1aの間には、直線状の二本の散気
管10と、オゾン排出管1!と、ヒータ12とが配設し
てある。
散気管10には、機械室2に設けられたコンプレッサー
21から配管22を介して空気が圧送される0敗気管1
0は先端が封鎖してあり、列設してある散気孔90から
は先端の方が空気が多く出て全体的に均一には空気が出
ない。そこで元部側の散気孔90の数を先端側よりも多
くしたり、元部側の散気孔90の大きさを大きくするな
どして全体から均一に散気できるようにしている。
オゾン排出管11は、配管24を介して機械室2に設け
られたオゾン発生機23と連通してある。ヒータ12に
はチタンヒータを使用している。水槽1内周側面1b、
lc、ld、leの中央部分には、凹溝13が横方向全
周にわたって設けである。側面1b、ldには、一定の
間隔を置いて四箇所に遠赤外線セラミック板17が側面
から突出しないようにして設けである。側面1c。
1eには、一箇所に遠赤外線セラミック板17が側面か
ら突出しないようにして設けである。
第4図は遠赤外線セラミック板の設置状態を示す説明図
である。遠赤外線セラミック板17の両側にはガイド1
4.14aが沿設してある。ガイド14.14aの下端
の間には下部保持板15が設けである。ガイド14.1
4aの上端の間には上部保持板!6がビス!8で取り付
けである。なお、遠赤外線セラミック板17は、表面を
波形にして放熱面積を広くしている。
作用 本実施例の作用を説明する。
水槽1内に水を入れ、機械室2のコンプレッサー21を
作動して外気を導入し、散気管10から散気して気泡を
発生させる。略−40℃で冷凍してある冷凍肉の塊を合
成樹脂フィルムで包み、複数個氷槽1内に投入する。略
−40℃の冷凍肉を一度に水槽1に没入すると、水温は
略O℃程度になる。そこで水槽1底部に配設したヒータ
12にスイッチが入り水槽内1の水を加熱する。水槽1
内の水温が9℃以上になると上がり過ぎなので機械室2
の冷凍機にスイッチが入り冷凍機を作動させて水温を下
げ、水温を5〜8℃を保つようにしている。この温度調
整は水槽1内に設けたセンサーと機械室2の温度調整器
(何れも図示省略)によって行なっている。
水槽l底部には散気管10を配設し、エアレーションに
よって水槽1内の水温は各所で略一定になっており、こ
のためセンサーの設置位置は特に限定されない。
気泡はコンプレッサー21で外気を導入しているので、
その温度は路外気と同じであり、水温よりも高い、この
ため冷凍肉は自然解凍に近い温度で解凍されるが、冷凍
肉は水中に浸漬してあるため外気中に置くほどには気温
は上がらない。
また、投入された肉塊は大きいものもあれば小さいもの
もある。これらは雑然と投入されるので肉塊どうしの間
隙は一定しないけれども、上記したようにエアレーショ
ンによって気泡は肉塊間の小さな間隙までも自由に入り
解凍塩度は各所均一になる。そして、遠赤外線セラミッ
ク板17から照射された遠赤外線が冷凍肉に吸収され、
肉の分子に作用し分子に共振運動を起こして内部で自己
発熱作用を起こし、表面及び内部も速やかに水温と同じ
温度にしてしまい、肉塊の中心まで解凍できる。これら
のことが相互に関係し合って短時間で解凍できしかもド
リップを生じなくて冷凍肉を解凍できる。なお、解凍中
にはオゾン発生器23を適宜作動させて解凍肉に付着し
ている雑菌を殺菌する。
本発明は図示の実施例に限定されるものではなく、特許
請求の範囲の記載内において数々の変形が可能である。
[発明の効果] 本発明は上記構成であり、次の効果を奏する。
(1)  水槽内に冷凍肉を入れ、水温を略一定に保ち
ながら冷凍肉に外気泡を接触させるとともに遠赤外線を
照射して解凍するので、冷凍肉を解凍した場合でもドリ
ップがあまり出す、したがって旨味が逃げないばかりか
目べりもせず、しかも陳列時にも生肉と同じように見映
えがする解凍肉が提供出来る。
また、オゾン発生装置を備えたものは解凍の際に、肉に
付着している雑菌を殺すことが出来るので解凍肉の変色
を防止出来る。
(2)  水槽内に送られる空気の温度は外気であるか
ら水温よりも高い、また、水槽内に投入されるものは冷
凍食品であるから水温を下げる。このため外気と冷凍食
品はそれぞれヒータと冷凍機の補助機能を有し、ヒータ
と冷凍機は能力の小さいものが使用でき、製造コスト及
びランニングコス°トの低下を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は解凍装置の一実施例を示すもので、131図は概
略正面図、 第2図は蓋を除いた概略平面図、 第3図は概略側面図、 第4図は遠赤外線セラミック板の設置状態を示す説明図
である。 1:水槽 8:冷媒配管 10:散気管 12:チタンヒータ 17:遠赤外線セラミック板

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水槽内に冷凍肉を入れ、水温を略一定に保ちながら
    冷凍肉に外気泡を接触させるとともに遠赤外線を照射し
    て解凍する冷凍肉の解凍方法。 2、水槽と; 水槽内に設置してある所要数の遠赤外線セラミック体と
    ; 被解凍物に接触させる外気泡を水槽内に発生させる気泡
    発生装置と; 水槽内の液体を加熱する加熱手段と; 水槽内の液体を冷却する冷却手段と; を備えたことを特徴とする解凍装置。 3、水槽と; 水槽内に設置してある所要数の遠赤外線セラミック体と
    ; 被解凍物に接触させる外気泡を水槽内に発生させる気泡
    発生装置と; 水槽内にオゾンを発生させるオゾン発生装置と; 水槽内の液体を加熱する加熱手段と; 水槽内の液体を冷却する冷却手段と; を備えたことを特徴とする解凍装置。
JP3219789A 1989-02-10 1989-02-10 解凍方法及びその装置 Pending JPH02211825A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0725565A4 (en) * 1993-11-05 1999-10-13 Louis S Polster PROCESS FOR THE HEAT TREATMENT OF FOOD PRODUCTS
US6410071B1 (en) 2000-07-10 2002-06-25 Louis S. Polster Method and control system for controlling pasteurization

Cited By (4)

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US6187348B1 (en) 1993-11-05 2001-02-13 Louis S. Polster Process for heat treating food product
US6528101B1 (en) 1993-11-05 2003-03-04 Louis S. Polster Process for heat treating food product
US6410071B1 (en) 2000-07-10 2002-06-25 Louis S. Polster Method and control system for controlling pasteurization

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