JPH0221134Y2 - - Google Patents

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JPH0221134Y2
JPH0221134Y2 JP12715385U JP12715385U JPH0221134Y2 JP H0221134 Y2 JPH0221134 Y2 JP H0221134Y2 JP 12715385 U JP12715385 U JP 12715385U JP 12715385 U JP12715385 U JP 12715385U JP H0221134 Y2 JPH0221134 Y2 JP H0221134Y2
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wedge
wedge device
center
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longitudinal direction
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はくさび装置に関わり、更に詳細にはプ
レスブレーキの下型にして、高さ不変の垂直側壁
の中央で溝深さを構成する底部高さ設定自在な昇
降ブロツクを設け、該昇降ブロツクの下面に接す
る下面が傾斜したくさび装置を、ほぼ同寸同形の
中央板と両側板とを交互に連結して上面を水平に
長く構成して設け、下型基台の長手方向下部中央
を貫通して上記三枚構成のくさび装置が長手方向
に移動及び昇降する角穴を設け、さらに前記基台
には該角穴に直交する方向に多数の円形窓を貫通
して設け、該円形窓に前記くさび装置の中央板と
両側板とを支承する三条溝を弦方向に各種深さに
設けたくさび支台を円形窓内で傾斜を含めて上下
左右方向に調整自在に設けたプレスブレーキのく
さび装置に関するものである。
[従来技術] 従来プレスブレーキによつて板材を折り曲げる
場合に、凹字状の中央の底部に対して、下凸のパ
ンチを接近させて板材を下凸に折曲げる作業が広
く行なわれている。
このような折曲げ作業の内で、先端折曲げ角が
例えば10度などのように鋭い鋭角である場合は折
曲げの両肩を狭くすると同時に底も深いダイでな
ければならないのは明らかである。
上記のような折曲げ加工のためには、凹字形の
ダイの底が浅くも深くも調節できなければならな
い。従来は底の深さが調整可能な金型としては鋸
歯状のいわゆるくさび装置の傾斜面を対称に対応
させて一方を他方に対して摺動移動させて深さを
変える方式のものが使われていた。
[考案が解決しようとする問題点] 上記したような下型の中央深さを調整自在なも
のは、上下対称な鋸歯形の傾斜面を摺動させる方
式をとつているから多数の傾斜面が高精度の傾斜
をしていなければ、下型の底が水平を保てないか
ら機械加工に問題があつてコスト安には不可能で
あつた。
[問題を解決するための手段] 本考案では上記した従来装置の不都合を解消す
る目的でなされたもので、下型の底となる昇降ブ
ロツクを支承する上半分のくさび装置は従来のも
のを使用し、対応する対称の鋸刃状の受け部材
を、弦方向に三条の溝を持つ円柱状のくさび支台
として円形窓に傾斜を含めて上下左右に調整自在
に設けた。
[作用] 上記ですでに明らかなようにくさび支台になる
部分が長手方向に一体の長い鋸歯状でなく、短く
分割された多数の円柱状のくさび支台を円形窓に
傾斜を含めて上下左右に調整自在に設けたから、
くさび支台の機械加工が大幅に容易になり、コス
ト安の装置で、高精度の装置が得られたのであ
る。
[実施例] 第1図に示したのが本考案のくさび装置1であ
る。
くさび装置1は、図示を省略したプレスブレー
キの凹字状をし下型3の高さ不変の垂直側壁5,
5の間で昇降する下型3の底を構成する昇降ブロ
ツク7の下に下型3の長手方向に設けた上面が水
平で下面が鋸歯状をなす中央板9と両側板11,
11の三枚を鋲13などでかしめて一体化してあ
る。
上記した中央板9と両側板11,11とは何れ
も同寸同型の梯形をしていて、それぞれが長さ方
向の中央の1/3は中央板9だけが両側板11だけ
の二枚であるが両端の1/3は三枚が重なつて下型
の長手方向に一体化している。
垂直側壁5,5を乗せ昇降ブロツク7を挟んで
両側にあるのは下型基台15であつて、第2図の
中央で左右の2部分を合わせて組立ててあるが、
昇降ブロツク7の下端のラツパ状部分も、くさび
装置1部分も下型3の長手方向に長い貫通した角
穴17となつている。
前記下型基台15は第2図に明らかなようにダ
イホルダ19に挟持されてプレスブレーキ(図示
省略)の下部エプロンに固着されている。
また下型基台15の下方側面には一定の距離を
もつて前記角穴17に直交する円形窓21が多数
設けてあつて、この円形窓21にゆるく嵌合する
円柱状のくさび支台23が嵌挿してある。
円柱状のくさび支台23の両端四個所には断面
が外広がりになつた楔部材25(第5図参照)が
設けてあつて、ボルト27を締めつけると、円形
窓21の内壁に接近するように移動する。
かくてくさび支台23は円形窓21の中で傾斜
を含めて上下左右方向に位置調整が自在である。
またくさび支台23は第3図、第4図に示した
ように前記角穴17の幅範囲内で、中央板9と両
側板11を支承する三条の溝を、使用する位置に
よつて或いは浅く或いは深く平行に備えている。
[考案の効果] 以上詳記したところから明らかなように、本考
案の実施例のくさび装置は、くさび支台が円柱状
で使用するポジシヨンによつて三条の支承溝の深
さは変化するが、円柱状のくさび支台が回動自在
であるから機械加工時には水平で充分である。
また楔部材は四本ボルトで押し込んで、傾斜方
向を含む上下左右に調整自在であるからくさび支
台の機械加工や準備が大幅に容易となる効果があ
るし、くさび装置部分が塵埃から保護されている
ので耐用年限が長い効果もある。
なお本考案の技術思想を逸脱することなく、設
計変更が容易であることも明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の下型基台正面図、
第2図は第1図の−断面矢視図、第3図は第
1図の部分の斜視図、第4図は第1図の部分
の斜視図、第5図は第2図の部分の拡大説明図
である。 図面の主要部を表わす符号の説明、1……くさ
び装置、9……中央板、11……両側板、15…
…下型基台、1……角穴、23……くさび支台、
25……楔部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プレスブレーキの下型にして、高さ不変の垂直
    側壁の中央で溝深さを構成する底部高さ設定自在
    な昇降ブロツクを設け、該昇降ブロツクの下面に
    接する下面が傾斜したくさび装置を、ほぼ同寸同
    形の中央板と両側板と交互に連結して上面を水平
    に長く構成して設け、下型基台の長手方向下部中
    央を貫通して上記三枚構成のくさび装置が長手方
    向に移動及び昇降する角穴を設け、さらに、前記
    基台には該角穴に直交する方向に多数の円形窓を
    貫通して設け、該円形窓に前記くさび装置の中央
    板と両側板とを支承する三条溝を弦方向に各種深
    さに設けたくさび支台を円形窓内で傾斜を含めて
    上下左右方向に調整自在に設けたことを特徴とし
    たプレスブレーキのくさび装置。
JP12715385U 1985-08-22 1985-08-22 Expired JPH0221134Y2 (ja)

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JP5593992B2 (ja) * 2010-09-09 2014-09-24 村田機械株式会社 プレス機械
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