JPH02211266A - 塗装装置 - Google Patents

塗装装置

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Publication number
JPH02211266A
JPH02211266A JP3244189A JP3244189A JPH02211266A JP H02211266 A JPH02211266 A JP H02211266A JP 3244189 A JP3244189 A JP 3244189A JP 3244189 A JP3244189 A JP 3244189A JP H02211266 A JPH02211266 A JP H02211266A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
paint
gun
coating
coating material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3244189A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Fujiwara
藤原 輝雄
Tadashi Fujii
正 藤井
Sadao Tokima
時間 貞夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP3244189A priority Critical patent/JPH02211266A/ja
Publication of JPH02211266A publication Critical patent/JPH02211266A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車の塗装工程等に適用される塗装装置に
関し、塗装装置への塗料ダストの付着を防止したもので
ある。
(従来の技術) 自動車車体の塗装装置としては、エアー霧化式静電塗装
装置や、回転霧化式静電塗装装置などが広く用いられて
いる。このエアー霧化式静電塗装装置は、概ね第5図に
示すような構成となっている。すなわち、高電圧が印加
される塗装ガン本体lの先端には、塗料が吐出する塗料
孔2が穿設されており、エアー供給源から供給された霧
化エアー3により、当該塗料がこの塗装ガン先端におい
て微粒化される。また、パターンエアー4は、塗装ガン
先端から吐出した霧化塗料の吐出範囲、すなわち塗装パ
ターンを調節するために塗装ガン本体1に供給される。
トリガバルブ5は、塗装ガン先端に設けられた塗料孔2
を開閉する弁を作動させる制御バルブであって、塗料の
吐出量をコントロールするものである。さらに、塗料の
種類が複数に及ぶ場合には、色替えシステム6が設けら
れ、パージエアー7とダンプバルブ8とによって色替え
を行うようになっている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上述したエアー霧化式静電塗装装置にあって
は、霧化エアー及びパターンエアーが、メタリック塗料
の場合には通常5〜6 kg / c−に及び、塗料を
吐出した際に塗装ガン先端の周囲が負圧となる。これに
より、吐出された塗料のうち、特に最外表面に位置する
微粒化された塗料は、印加された電化よりも大きい圧力
で前記負圧領域に吸引されることとなり、その結果、塗
装ガン本体の周囲に付着することになる。この塗装ガン
の周囲に付着して積層した塗料は、再び吐出塗料に吸引
されて被塗物に付着し、これが塗装欠陥の原因となって
いた。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされ
たものであり、塗料ダストの塗装ガン本体への付着を防
止することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための本発明は、被塗物に対して塗
料を吹き付けるエアー霧化式塗装ガンと、当該塗装ガン
の周囲から前記塗料の吐出方向に調和空気を吐出する空
気調和装置とを備え、前記塗料が吐出した際に吸引され
る空気量の調和空気を前記空気調和装置から供給するこ
とを特徴とする塗装装置である。
(作用) このように構成した本発明にあっては、エアー霧化式塗
装ガンにより被塗物に塗料を吹き付ける際に、吐出塗料
によって塗装ガンの周囲が負圧となるが、この負圧とな
った分の調和空気を空気調和装置により当該負圧領域に
供給するため、塗料ダストが空気圧によって塗装ガン側
に吸引されることがなく、塗料ダストの塗装ガン本体へ
の付着を防止することができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る塗装装置を示す断面図
、第2図は同実施例を示す斜視図であり、第5図に示す
従来の塗装装置と共通する部分には同一の符号を付しで
ある。
まず、本実施例の塗装装置は、エアー霧化式静電塗装ガ
ン1を有しており、このガン本体1には、図示しない高
圧発生器から高圧ケーブルを介して供給された一6Ok
V程度の高電圧が印加されている。この塗装ガンへ1の
塗料の供給は、カラーチェンジバルブから塗料バルブを
介して行われ、前記カラーチェンジバルブにより選択さ
れた所定の塗料(例えば、ホワイト)が、塗料バルブに
より再び供給φ遮断の制御がなされるようになっている
。一方、霧化エアー及びパターンエアーも前記塗装ガン
本体1に供給され、前記塗料を塗装ガン先端の塗料孔2
から吐出する際に霧化エアーにより微粒化させ、かつパ
ターンエアーによって吐出される霧化塗料のパターンを
調節するようになっている。
「9」は、当該塗装ガンlを上下あるいは左右に往復動
させるレシプロ装置に装着するためのブラケットである
。このレシプロ装置は、例えば自動車車体を塗装する場
合においては、左右に1基づつ、上部に1基設けられて
おり、一定速度にて搬送される被塗物、すなわち自動車
車体に対して、左右のレシプロ装置は上下動すると共に
、上部のレシプロ装置は左右動するようになっている。
前記塗装ガン1の周囲には、第2図に示すように先端が
開口した円筒形状の給気チャンバー10が取り付けられ
ており、当該給気チャンバーlOと塗装ガンlとの間に
は空気の流通路llが形成されている。この流通路11
には、通過する空気に含まれる塵埃等を除去するための
除塵フィルタ12が設けられている。
一方、本実施例の塗装装置は空気調和装置13を有し、
その構成は第1図に示すようになっている。
すなわち、空気調和装置ケース14には、給気口15が
開設され、この給気口15にはフィルタ16が取り付け
られている。また、当該給気口15から吸引した空気を
送風するファン17、及び当該ファン17を回転させる
ファンモータ18が設けられている。本実施例において
は、前記ファン17を遠心多翼ファンにより構成したが
、軸流ファンであっても良い。
このファン17の下流側には、吸入空気を加熱して所定
温度の調和空気にするための加熱器19が設けられてお
り、この加熱器19には、熱源である、温水あるいは蒸
気等が循環するようになっている。
この加熱器19の下流側には、このようにして調和され
た調和空気を前述した塗装ガン1の給気チャンバーlO
に供給するための吹出口20が開設されており、この吹
出口20から、前記塗装ガン1の給気チャンバーlOに
設けられた導入口21の間には、ダクト22が設けられ
ている。
このように構成した本実施例の塗装装置にあっては、エ
アー霧化式静電塗装ガン1により被塗物に塗料を吹き付
ける際に、吐出塗料によって塗装ガンlの周囲が負圧と
なるが、この負圧となった分の調和空気を空気調和装置
13により当該負圧領域に供給すれば、塗料ダストが空
気圧によって塗装ガンl側に吸引されることがなく、塗
料ダストの塗装ガン本体1への付着を防止することがで
きる。
本発明は、上述した実施例に限定されることなく、種々
の変形例が考えられる。第3図は、本発明の他の実施例
に係る塗装装置を示す斜視図、第4図は、同実施例を示
す断面図である。
本実施例にあっては、給気チャンバー10を、塗装ガン
lが取り付けられたレシプロ装置23の近傍に設けるよ
うに構成している。すなわち、第3゜4図に示すように
、レシプロ装置23によって上下動する塗装ガンlを挟
んで、その両側に箱形状の給気チャンバーlOを設け、
当該2つの給気チャンバーlO内に形成された流通路1
1に調和空気を供給する空気調和袋ra13をダクト2
2を介して接続している。給気チャンバーlOの前面に
は、−面にわたり除塵フィルタ12が設けられ、調和空
気内の塵埃等を除去するようになっている。このような
構成の塗装装置は、車体Vの左右両側面に設置する場合
だけでなく、車体Wの上部に設置することも可能である
このように構成した本実施例の塗装装置にあっても、前
記第1実施例と同様の作用効果を奏することとなる。
また、上述した第1及び第2実施例においては以下述べ
るような付帯効果もある。すなわち、いわゆる2コート
1ベーク型メタリツク塗料は、ベース塗料を塗布した後
に所定のインターバルをおいてクリヤ塗料を塗布し、そ
の後乾燥させるようになっている。このとき、ベース塗
料を塗布した後のインターバルは、当該ベース塗料に含
まれた溶剤をある程度蒸発させて塗着粘度を上昇させる
ために必要な時間であるが、このインターバルが短すぎ
ると、ベース塗料とクリヤ塗料との塗膜境界部が混合し
て、鮮映性が低下する。したがって、従来塗装ブース内
は約20℃に温度調節し、ベース塗料の蒸発速度を高め
るようにしているが、上記実施例の塗装装置によれば、
温調された調和空気を塗装ガンの周囲から被塗物に向か
うて吹き付けるようにしているため、被塗物に塗着した
ベース塗料の蒸発速度がこの調和空気により早くなり、
従来行っていた塗装ブース内の調節温度を低下させるこ
とができる。これにより、省エネルギーを図ることがで
きる。
(発明の効果) 以上述べたように本発明によれば、被塗物に対して塗料
を吹き付けるエアー霧化式塗装ガンと、当該塗装ガンの
周囲から前記塗料の吐出方向に調和空気を吐出する空気
調和装置とを備え、前記塗料が吐出した際に吸引される
空気量の調和空気を前記空気調和装置から供給するよう
に構成したため、塗料ダストの塗装ガン本体への付着を
防止することが可能となり、塗装欠陥を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る塗装装置を示す断面図
、第2図は同実施例を示す斜視図、第3゜4図は本発明
の他の実施例に係る塗装装置を示す斜視図及び断面図、
第5図は従来の塗装装置を示す概念図である。 1・・・エアー霧化式塗装ガン、10・・・給気チャン
バ、12・・・除塵フィルタ、13・・・空気調和装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被塗物に対して塗料を吹き付けるエアー霧化式塗装ガン
    と、当該塗装ガンの周囲から前記塗料の吐出方向に調和
    空気を吐出する空気調和装置とを備え、前記塗料が吐出
    した際に吸引される空気量の調和空気を前記空気調和装
    置から供給することを特徴とする塗装装置。
JP3244189A 1989-02-10 1989-02-10 塗装装置 Pending JPH02211266A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3244189A JPH02211266A (ja) 1989-02-10 1989-02-10 塗装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3244189A JPH02211266A (ja) 1989-02-10 1989-02-10 塗装装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02211266A true JPH02211266A (ja) 1990-08-22

Family

ID=12359049

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3244189A Pending JPH02211266A (ja) 1989-02-10 1989-02-10 塗装装置

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JP (1) JPH02211266A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006272220A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Nissan Motor Co Ltd 霧化塗装機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006272220A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Nissan Motor Co Ltd 霧化塗装機

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