JPH02210048A - 経編機の反転緯糸マガジンへの緯糸供給装置 - Google Patents

経編機の反転緯糸マガジンへの緯糸供給装置

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JPH02210048A
JPH02210048A JP1329394A JP32939489A JPH02210048A JP H02210048 A JPH02210048 A JP H02210048A JP 1329394 A JP1329394 A JP 1329394A JP 32939489 A JP32939489 A JP 32939489A JP H02210048 A JPH02210048 A JP H02210048A
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weft
speed
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Rolf Dr Naumann
ロルフ ナウマン
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Karl Mayer Textilmaschinenfabrik GmbH
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B23/00Flat warp knitting machines
    • D04B23/12Flat warp knitting machines with provision for incorporating unlooped wefts extending from selvedge to selvedge

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、(a)、クリールと、(ロ)、コンスタント
な送り出し速度で緯糸を送り出す送り出し機構と、(c
)、そのときどきの導糸台車位置に対応して変動する放
出速度で放出箇所から緯糸を放出するとともに、緯糸を
緯糸マガジンの一方側の縦搬送装置から反対側の縦搬送
装置に挿入し、再び反転して同様に縦送り装置に挿入す
る、緯糸ガイドを備えた導糸台車と、(ロ)、コンスタ
ントな送り出し速度と変動する放出速度との速度差にも
とづ(緯糸量の差異を調整して平衡させるための、特に
弾性緯糸の加工のための、上記放出箇所の前に配設され
たストレージ装置の、上記(a)〜(−の構成を具備し
た経編機の反転緯糸マガジンへの緯糸供給装置に関する
(従来技術及び発明が解決しようとする課題)このよう
な緯糸供給装置は、例えばリーバ・ウェフトロック・マ
シン(ExWe型)のエキスパンダクリールにおいて公
知である。クリールのスプールは弾性の緯糸を有し、そ
の周囲が摩擦で駆動される。送り出し機構は、この緯糸
を中程度の消費速度(変動する消費速度の平均値)で送
る。
方向転換ローラーにより形成される放出箇所は、導糸台
車の運動軌道の上方において軌道長さのほぼ中央に位置
する。
導糸台車の往復運動における、曲線状(弓なり状)に変
動する速度、及び緯糸を縦搬送装置のフックに巻き付け
るための該往復運動端(軌道@)における滞留時間は、
単位時間あたり非常に異なる緯糸消費量をもたらし、従
って放出箇所において変化する放出速度を要求する。コ
ンスタントな送り出し速度と変化する放出速度とを平衡
させる役目を果たすストレージ装置は、カム盤により制
御されるレバーを具備し、このレバーは、3つの固定さ
れた方向転換ローラーと関連して作用するととるの、レ
バーの長手方向にずらして配置された2つの方向転換ロ
ーラーを有する。ストレージ装置は、導糸台車が一方の
縦搬送装置の部位から中央にまで移動すると緯糸をスト
レージし、導糸台車は運動の次の半分の道程でこのスト
レージした緯糸を放出する。
しかしながら、上述の緯糸供給装置の構成では緯糸マガ
ジンに張られた緯糸の張力が変動し、従って、品質の良
いニットを得ようとする場合には問題があった。特に、
緯糸に弾性を有するものを使用した場合には問題があっ
た。
本発明の課題は、緯糸をコンスタントな張力値で、特に
無張力もしくは微張力で、反転緯糸マガジン(緯糸が緯
糸マガジンの両側の縦搬送装置で反転して挿入される緯
糸マガジンをいう。以下、単に緯糸マガジンともいう)
に挿入することが可能であり、特に弾性緯糸にも通用す
るような冒頭に述べた種類の緯糸供給装置を提案するこ
とにある。
(課題を解決するための手段) この課題は本発明により、その第二の送り出し機構の緯
糸駆動速度が変動可能であり、かつそのときどきの消費
速度(緯糸マガジンへの導糸運動に際し第二送り出し機
構側から供給しなければならない緯糸の供給量をいう)
に比例するような第二の送り出し機構によって放出箇所
を形成することにより達成される。
(作用) 本発明によれば、第二の送り出し機構により、その放出
側において、どの単位時間においても、導糸台車によっ
て実際に消費されるだけの緯糸長さ、あるいは実際消費
量に比例する緯糸長さが、放出されるような構造となっ
ている。
従って、許容範囲を超える張力変動が回避されることと
なる。
緯糸は、第二の送り出し機構を出るときに保持していた
張力状態を、反転緯糸マガジンに挿入されるまで維持す
る。この構成により、弾性緯糸は無張力またはほとんど
それに近い微張力でニット素材の中に編み込まれ、その
結果、ニット加工後の製品は収縮することがなく、ある
いは全く均質のものとなる。
優れた実施態様としては、緯糸駆動速度をそのときどき
の消費速度に等しく構成することである。
これは緯糸の無張力状態での供給を実現する。
一つの実施例としては、第二の送り出し機構が、導糸台
車位置に対応してコンピュータ制御される自己の駆動モ
ータを有することである。これは、変化可能な緯糸駆動
速度を得るための簡単な実現手法である。
また、別の実施態様としては、第二の送り出し機構が経
編機の主軸によって複式変速機構を介して駆動され、そ
の複式変速機構の入力ブーりがそのときの導糸台車位置
に対応して周期運動機構により往復運動せしめられる。
この場合、緯糸の駆動速度は機械的に主軸回転数によっ
て得られる。
特に優れた実施態様としては、ストレージ装置がただ一
つの方向転換手段を有し、その方向転換手段が、周期運
動機構により、第一と第二の両方の送り出し機構の駆動
速度間の速度差異に対応して往復運動せしめられること
である。このように、往復運動する方向転換手段をただ
一つだけにすることによって、緯糸に作用しブレーキ作
用を生じさせる摩擦力を、有効に減少させることができ
る。
特に、複式変速機構の大カブーリ及びストレージ装置は
、同一の周期運動機構により駆動可能である。このこと
は構造を簡易にする。
特に優れた実施態様としては、周期運動機構としてスト
ローク型の変速機構を用い、この機構が経編機の主軸に
より駆動可能なカム盤を有し、このカム盤により制御さ
れ往復運動をおこなう出力手段を有することである。こ
の構成では、往復運動を主軸により簡単に生じさせるこ
とができる。
ストレージ装置の方向転換手段が、直線軌道上を往復運
動できるようにすれば、優れた構造となる。緯糸が直線
軌道に平行に供給され放出されるならば、ストレージ装
置は最も大きなキャパシティ(ストレージ量)を有する
ことになる。
一つの優れた実施態様としては、方向転換手段が、周期
運動機構の無端牽引手段により往復運動する台車によっ
て支持される構造となっていることである。特に、無端
牽引手段が、タイミングベルトプーリとこれに噛み合う
タイミングベルトから構成されていることである。
ブレーキ作用を生じさせる摩擦をなるべく小さくするた
め、ストレージ装置の方向転換手段を、速度可変に駆動
されるローラーによって形成することができる。
これは、例えば、台車のピニオンが噛み合っているラッ
クを直線軌道に沿って動くようにすること、及びこのビ
ニオン軸を、それぞれ一つの空転部を有し一方が回転方
向の駆動をもたらす二つの駆動機構を介して、方向転換
手段であるローラーの軸に連結することによって実現さ
れる。この構成により、方向転換手段であるローラーを
、台車の運動方向とは関係なく所望の方向に駆動するこ
とが可能となる。
これは、構造的には、一方の駆動機構が二つの平歯車を
存し、他の駆動機構がタイミングベルトで連結される二
つのタイミングベルトプーリを有するようにすること、
及び一方の駆動機構体が減速するように変速しζ他の一
方の駆動機構が増速するように変速することにより達成
される。
また、別の実施例として、方向転換手段であるローラー
が、コンピュータ制御の駆動モータを有するように構成
することである。また、ストレージ装置の方向転換手段
を、摩擦の少ない状態で駆動力を受けないで運動する方
向転換ローラーにより形成することである。さらに、ス
トレージ装置の方向転換手段を、摩擦の少ない表面をも
つ回り止めされている丸棒により形成することも可能で
ある。いずれの場合も、緯糸に対するブレーキ摩擦効果
を、極めて小さくすることができる。
また、第二の送り出し機構を備えることは、第一の送り
出し機構がひとつの被駆動ローラーだけで構成されるこ
とを可能にする。
更に、本装置には、第二の送り出し機構、第一の送り出
し機構、ストレージ装置、そして場合によってはクリー
ル内のスプールの駆動速度の比率変更をおこなう変速歯
車が装備される。これらの変速歯車により、ストレージ
装置の基本的な駆動機構を変更することなく、緯糸マガ
ジンに挿入する緯糸を所望の張力に調整することが可能
となる。
(実施例) 以下、本発明を、図示される特に優れた実施例に基づい
て詳しく説明する。
第1図は本発明にかかる緯糸供給装置の全体概略構成図
、第2図は第1図のA方向からの矢視図、第3図は第1
図のB−B矢視図である。
第1図、第2図に示すように、クリール1には、多数の
スプール2が設けられている。スプール2は、スウィン
グレバー4に装着されている支持軸3上に装架されてい
る。スプール2は、その自重とバネの作用によって駆動
摩擦ローラー5上方の近傍位置に支持されている。摩擦
ローラー5は、これらが付属する経編機の主軸6(第2
図参照)により中間軸7及びその他の駆動伝達機構8を
介して駆動される。第一の送り出し機構9は、−対の歯
車12を介して相互に連結されている2つのローラーl
O及び11を具備する。これらのローラー10.11は
、中間軸7及び他の駆動伝達機構13を介して、主軸6
によって駆動される。
このように、スプール2から送り出される緯糸Sは、こ
の第一の送り出し機構9によって、ストレージ装置14
に供給される。 このストレージ装置14は、タイミン
グベルト15を有するが、このタイミングベルト15は
、駆動側のタイミングベルトブー+716’と被駆動側
のタイミングベルトプーリ17の間に巻装されている。
また、このストレージ装置14は、台車18を具備し、
この台車18には方向転換手段19が配設されている。
この方向転換手段19は、台車18の移動にしたがって
第1図に示す矢印P1の方向へ往復運動する。この方向
転換手段19は、この実施例では、耐磨耗性の表面をも
つ固定体状の丸棒により形成されている。
次に、一対の歯車64(第3図参照)を介して相互に連
結されているローラー21と22とを有する第二の送り
出し機構20が、上記ストレージ装置14のの後流側に
配設されている。これらのローラー21.22は、変速
可能な緯糸駆動速度によって駆動される。
上述のストレージ装置14及び第二の送り出し機構20
の駆動は、次のようにおこなわれる。中間軸23 (第
1図、第3図参照)が、中間軸7及びその後流側に配設
されている駆動伝導手段24(第1図参照)を介して、
上記主軸6により駆動される。駆動ベルト25により複
式変速機構27の外ホイール26が、主軸回転数に比例
する回転数により回転せしめられる。同時に、中間軸2
3は、周期運動機構28内の軸29を周回するカム盤3
0を駆動する。このカム盤30は出力ベルト32上のオ
ーバーカム31を介して、2つのローラー33及び34
の周りに巻装されている該出力ベルト32を駆動する。
この出力ベルト32は矢印P2に示す方向に往復運動す
る。この運動は駆動ベルト35を介して中間軸36に伝
達され、その中間軸36は一方において複式変速機構2
7の入力プーリ38に連結され、他方において一対の変
速用歯車39を介してストレージ装置14の駆動用タイ
ミングベルトプーリ16に連結されている。このように
して方向転換手段19に、第1図の矢印P1に示すよう
な往復運動が与えられる。
しかも、駆動ベルト25によっておこなわれる複式変速
機構27の連続回転運動に、入力プーリ38側からの往
復回転運動が複合される(重ね合わされる)結果、出力
側の変速歯車40のところで、第二の送り出し機構20
の可変状態の駆動速度を提供することを可能としている
最後に、緯糸Sは、第1図に示すレール44上を矢印P
3の方向に往復運動する導糸台車42の糸ガイド41に
到達する。上記導糸台車42の往復運動も、公知の構成
によって経編機の主軸6からの駆動によりなされる。こ
の往復運動により、緯糸は、マガジン緯糸として緯糸マ
ガジンの2つの平行な縦方向の(第1図の紙面に直角な
方向の)縦搬送装置のフック45.46に掛けられ、こ
の縦搬送装置はこのマガジン緯糸を経編機の編成部へ第
1図の紙面に直角な方向に搬送する。
第5図は上述した緯糸供給のより詳細な状態を示す、方
向転換手段119は、この実施例では非駆動で、表面の
摩擦が少なくなるよう処理されたローラーが装架される
ことによって構成されている。
糸ガイドは3つの位置411(左)、41m(中央)及
び41r(右)に配設されている。
左から機械中央までの導糸運動において、81区間はA
1区間となり、01区間は02区間となる。従って、導
糸台車が図の左位置から機械中央へ移動することによっ
て、上述のように81区間がA1区間に01区間が02
区になる場合に、図の03区間が、この導糸運動に際し
供給しなければならない緯糸の供給量(消費量という)
となる。
続いて、導糸台車が更に機械中央から右に動くと、上記
03区間は04区となり、同様にB1区間はB2区間と
なる。この左から右までの一つの導糸運動における、実
際の緯糸の消費量は、A2及びB2区間を合わせた量で
ある。
このように同じ長さ分(単位長さ)緯糸を張るのに供給
しなければないない緯糸の量(消費量)が、各区間によ
り異なり、このことが、導糸台車42の位置によって緯
糸の放出速度を変化させなければならない原因となる。
本発明では、第二の送り出し機構20の糸駆動速度が、
緯糸挿入に際しそのときどき(各瞬間)の消費速度(緯
糸マガジンへの挿入に際し実際に必要とする(消費する
)緯糸の消費速度をいう)に等しいか、あるいはそれに
比例するよう構成している。
第6図の線図は時間に対し送られた緯糸の長さ2を示す
。線■は、主軸とのカップリングによりコンスタントな
送り出し速度を有する第一の送り出し機構の送り長さを
示す。曲線120は第二の送り出し機構20の糸駆動速
度を示す。この曲線は、導糸台車42の軌道運動の最初
の半分においては放出される緯糸長さは少なく、それに
反し、続く後半の半分では多いことを示している。
これらの線■と曲線120との間の垂直差dは、ストレ
ージ装置114により一時的に巻き取られなければなら
ない(ストレージしなければならない)糸長さに相当す
る。
かくして次の作動様態が可能となる。第一の送り出し機
構9はスプール2と同じ周速で緯糸Sを駆動することが
できる。従って、緯糸Sはクリール1においては引っ張
り荷重を受けない。ストレージ装置14は上述の差d(
第6図参照)に相当する分だけ正確に調整できるよう設
定される。従って、緯糸Sは第−及び第二の両方の送り
出し機構9.20の間においてなんら張力荷重を受けな
い。第二の送り出し機構20の糸駆動速度は、緯糸マガ
ジンへの挿入の際の実際の消費速度に等しいので、緯糸
は最終段階でも張力による荷重を受けないのである。
このように、許容範囲以上の緯糸張力は発生しないので
あるから、非常に均質なニット製品が仕上がる。
特に、弾性緯糸を使用した場合でも、ニット加工の後で
収縮するということがなくなる。
しかし、必要であれば、弾性緯糸にコンスタントな予張
力を付与することができる。そのためには、第一の送り
出し機構9の前と、第二の送り出し機構20の後の区間
の少なくともひとつに、あるいは両方の送り出し機構の
間(特に第一の送り出し機構9の前が望ましい)に、こ
の区間において糸展伸が生じなければならない。これは
駆動速度の比例的変化によりおこなうことができる。従
って、摩擦ローラー5の駆動経路に一対の変速歯車47
(第1図参照)を介在せしめ、これによりスプールの駆
動速度を低減させる。この結果、緯糸は第一の送り出し
機構9へ到達するまでに伸び、緯糸は予張力をもった状
態で加工されることになる。
同じような一対の変速歯車により、第一の送り出し機構
9の駆動速度も変更できる。また、一対の変速歯車39
(第3図参照)によりストレージ装置14の駆動速度を
、同じく一対の変速歯車40(第3図参照)により第二
の送り出し機構20の駆動速度も変更することができる
このように張力を変化させても、周期運動機構28は変
える必要はない。
第7図に示されるストレージ装置214では方向転換手
段219は駆動されるローラーにより形成される。台車
218は多数のガイドローラー50〜53を有し、これ
らはガイド片56のガイドレール54,55により案内
される。ラック57がフレームに設けられている。この
ラック57はビニオン58と噛み合い、ピニオン5Bの
ビニオン軸59は2つの駆動機構を介して方向転換手段
219であるローラーの軸と連結されている。−方の駆
動機構は2つの相互に噛み合っている歯車60と61と
により、他方の駆動機構は2つの相互に連結されている
タイミングベルトプーリ6263とによって構成される
。上記歯車61とプーリ63は、方向転換手段219で
あるローラーの軸上に設けられ、それぞれ空転(フリー
ホイール)機構を備えている。上記歯車60と61とは
伝導の際に回転速度を減速し、一方タイミングベルトブ
ーリ62.63は伝導に際し回転速度を増速する。
タイミングベルト15は第7図の矢印P1に示す方向に
往復運動する。緯糸を一時ストレージする目的のため、
もっばらPla方向に運動すれば一対の歯車60.61
が噛み合って、方向転換ローラー(方向転換手段)21
9の回転方向が第7図のP4の方向となる。逆に、緯糸
供給を目的としてもっばらPlb方向に運動すれば、タ
イミングベルトプーリ62.63を介した駆動が生じ、
方向転換ローラー219の回転方向が第7図のP4の方
向となる。緯糸をストレージした時の回転速度は基本的
に緯糸供給時の回転速度に比べて小さい、歯車60.6
1及びタイミングベルトプーリ62.63の変速比(減
速比)は、回転速度と往復運動の速度が複合して第一の
送り出し機構の送り出し速度が得られるように選択され
ている、これは、実際問題として緯糸と方向転換ローラ
ー219との間に相対運動が生じておらず、従ってまた
糸に大きな張力をもたらすような摩擦も存在しないこと
を意味する。
第8図では上記第1図に示す実施例の対応部分に300
を加算した参照番号が使用されている。
ここでは、スプール2の駆動のための摩擦ローラー30
5は自己の駆動機構70を有する。放出箇所309は単
一のローラーから構成され、自己の駆動機構71を有す
る。被駆動ローラーとして形成された方向転換箇所31
9は自己の駆動機構72を有する。タイミングベルト3
15の往復運動は自己の駆動機構73によって生じる。
第二の送り出し機構320は自己の駆動機構74により
動力を得る。すべての個別の駆動機構70〜74はコン
ピュータ75によって制御され、このコンピュータには
、入力手段75aを介して対応する張力目標値を予めイ
ンプットしておくことができる。
上記駆動機構70〜74は電動機、油圧モータあるいは
その他のサーボモータにすることができる。
以上に示された実施例に関して、多くの点て本発明の基
本的な技術的思想を逸脱しない範囲で変更することがで
きることは言うまでもない。例えば、複式変速機構27
は上述の機構に代えて、はすば歯車からなる差動歯車機
構によって構成してもよい。上述の第二の送り出し機構
20は導糸台車42の軌道の上方の中央位置に位置する
。しかし、この中央位置からずらして配置しても差し支
えない。
(発明の効果) 上述のように、本発明によると、導糸台車の各位置によ
って異なる供給長さ(単位時間当たりの供給長さ)に応
じて緯糸の供給が強制的におこなわれるので、緯糸の供
給、特に極端に弾力のある緯糸の供給の場合にも、緯糸
供給は予張力なしに、あるいは最小限の予張力でもって
緯糸の縦搬送装置45.46のフックに挿入することが
できる。
このように、許容範囲以上の緯糸張力が発生しないこと
に起因して、非常に均質なニット製品が仕上がる。
特に、弾性緯糸を使用した場合でも、−ニット加工後の
製品が収縮するということはなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる緯糸供給装置の概念図、第2図
は第1図のA方向からの矢視図、第3図は第1図のB−
B矢視図、第4図は第3図に示す複式変速機構の内部構
造を示す一部切欠き図、第5図は詳細な緯糸供給状態を
示す図、第6図は糸の長さ(速度)の時間的変化を示し
た線図、第7図は第3図を左から見た場合のストレージ
装置の詳細を立体的に示す斜視図、第8図は別の実施例
の構成を示す概念図である。 ■・・・クリール、2・・・スプール、9・・・第一の
送り出し機構、14・・・ストレージ装置、42・・・
導糸台車、20.320・・・第二の送り出し機構。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、(a)、クリール、(b)、コンスタントな送
    り出し速度で緯糸を送り出す送り出し機構、(c)、緯
    糸を、そのときどきの導糸台車位置に対応して変動する
    放出速度で放出箇所から放出し、緯糸を緯糸マガジンの
    一方側の縦搬送装置から反対側の縦搬送装置に挿入し、
    再び反転して同様の手順で挿入する糸ガイドを備えた導
    糸台車、(d)、コンスタントな送り出し速度と変動す
    る放出速度との速度差にもとづく緯糸量の差異を調整し
    て平衡させるための、特に弾性緯糸の調整のための、上
    記放出箇所の前側に配設されたストレージ装置の、上記
    (a)〜(d)の各構成を有する、経編機の反転緯糸マ
    ガジンへの緯糸供給装置において、 上記放出箇所が第二の送り出し機構(20;320)に
    より構成され、この第二の送り出し機構の緯糸駆動速度
    が変動し、その変動する緯糸駆動速度がそのときどきの
    消費速度に比例する変動であることを特徴とする。
  2. (2)、請求項第1項に記載の装置において、前記緯糸
    駆動速度が、そのときどきの消費速度と等しいことを特
    徴とする。
  3. (3)、請求項第1項もしくは第2項に記載の装置にお
    いて、前記第二の送り出し機構(320)が、導糸台車
    (42)の位置に対応してコンピュータ(75)により
    制御される該第二の送り出し機構(320)用の駆動モ
    ータ(74)を具備することを特徴とする。
  4. (4)、請求項第1項もしくは第2項に記載の装置にお
    いて、前記第二の送り出し機構(20)は複式変速機構
    (27)を介して経編機の主軸(6)により駆動され、
    上記複式変速機構の入力プーリ(38)が、導糸台車(
    42)の位置に対応して周期運動機構(28)により往
    復回転運動をすることが可能なように構成されているこ
    とを特徴とする。
  5. (5)、請求項第1項から第4項までのいずれか一つの
    項に記載の装置において、前記ストレージ装置(14;
    114;214)はただ一つの方向転換手段(19;1
    19;219;319)を有し、この方向転換手段が、
    二つの送り出し機構(9、20;309、320)の駆
    動速度間に生じる速度差異に応じて、周期運動機構(2
    8)により、往復運動するよう駆動されることを特徴と
    する。
  6. (6)、請求項第4項及び第5項に記載の装置において
    、前記複式変速機構の入力プーリ(38)とストレージ
    装置(14)とは同一の周期運動機構(28)により駆
    動されることが可能であることを特徴とする。
  7. (7)、請求項第4項から第6項までのいずれか一つの
    項に記載の装置において、前記周期運動機構(28)が
    、経編機の主軸(6)により駆動が可能であるカム盤(
    30)と、このカム盤(30)によって制御され往復運
    動をおこなう出力手段(32)を具備するストローク型
    の変速機構であることを特徴とする。
  8. (8)、請求項第1項から第7項までのいずれか一つの
    項に記載の装置において、前記ストレージ装置(14;
    114;214)の方向転換手段(19:119;21
    9)が、直線軌道上を往復運動できることを特徴とする
  9. (9)、請求項第8項に記載の装置において、前記方向
    転換手段(19;219)が、周期運動機構(28)に
    よって往復運動せしめられる無端牽引手段(15;21
    5)の台車(18;218)上に支持されていることを
    特徴とする。
  10. (10)、請求項第9項に記載の装置において、前記無
    端牽引手段(15)が、駆動されるタイミングベルトプ
    ーリ(16)とこれに噛み合うタイミングベルトによっ
    て形成されていることを特徴とする。
  11. (11)、請求項第1項から第10項までのいずれか一
    つの項に記載の装置において、前記ストレージ装置(2
    14)の方向転換手段が、変動速度で駆動される方向転
    換ローラー(219)によって形成されていることを特
    徴とする。
  12. (12)、請求項第8項から第11項までのいずれか一
    つの項に記載の装置において、直線の軌道に沿ってラッ
    ク(57)が運動し、そのラックに台車(218)のピ
    ニオン(58)が噛み合い、該ピニオン(58)のピニ
    オン軸(59)がそれぞれ一つの空転機構を有する2つ
    の駆動機構を介して方向転換ローラーの軸(63)と連
    結され、上記二つの駆動機構のうちの一方の駆動機構が
    回転方向の転換をおこなうよう、前記ストレージ装置(
    214)の方向転換手段が構成されていることを特徴と
    する。
  13. (13)、請求項第12項に記載の装置において、前記
    一方の駆動機構が一対の平歯車(60、61)を有し、
    二つの駆動機構のうちの他方の駆動機構がタイミングベ
    ルトで連結された2つのタイミングベルトプーリ(62
    、63)を有し、上記一方の駆動機構は減速するよう変
    速し、上記他方の駆動機構は増速するような変速をおこ
    なうことを特徴とする。
  14. (14)、請求項第11項に記載の装置において、前記
    方向転換ローラー(319)が、コンピュータ(75)
    により制御される該方向転換ローラー(319)用の駆
    動モータ(72)を具備していることを特徴とする。
  15. (15)、請求項第1項から第10項までのいずれか一
    つの項に記載の装置において、前記ストレージ装置(1
    14)の方向転換手段が、摩擦の微弱な状態で駆動力を
    受けないで運動する方向転換ローラー(119)によっ
    て形成されていることを特徴とする。
  16. (16)、請求項第1項から第10項までのいずれか一
    つの項に記載の装置において、前記ストレージ装置(1
    4)の方向転換手段が、摩擦の少ない表面をもつ回り止
    めされた丸棒(19)によって形成されていることを特
    徴とする。
  17. (17)、請求項第1項から第16項までのいずれか一
    つの項に記載の装置において、前記第一の送り出し機構
    (309)が、駆動される一つのローラーにより構成さ
    れていることを特徴とする。
  18. (18)、請求項第1項から第17項までのいずれか一
    つの項に記載の装置において、この装置が、駆動速度比
    の変更のため、前記第二の送り出し機構(20)、第一
    の送り出し機構(9)、ストレージ装置(14)、及び
    、場合によってはクリール(1)のスプール(2)のた
    めの、変速歯車(39;40;47)を具備しているこ
    とを特徴とする。
JP1329394A 1988-12-20 1989-12-18 経編機の反転緯糸マガジンへの緯糸供給装置 Granted JPH02210048A (ja)

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