JPH0220990A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JPH0220990A
JPH0220990A JP63170685A JP17068588A JPH0220990A JP H0220990 A JPH0220990 A JP H0220990A JP 63170685 A JP63170685 A JP 63170685A JP 17068588 A JP17068588 A JP 17068588A JP H0220990 A JPH0220990 A JP H0220990A
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JP
Japan
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signal
solid
state image
image sensor
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP63170685A
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English (en)
Inventor
Takahito Katagiri
片桐 孝人
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、高品位テレビジョン信号を撮像するカメラ
に係わり、特に小形で簡易な構造で実現できる固体撮像
装置に関する (従来技術) 近年、高品位テレビジョン(ハイビジョン)方式が開発
され試験放送が行われている。この放送は、衛星通信経
路を伝送路として利用しているが、広帯域なハイビジョ
ン信号を伝送するためにM U S E (Multi
ple 5ub−Nyquist SamplingE
ncoding)方式を採用している。MUSE方式は
、送信側で信号帯域圧縮を行なって放送し、受信側でM
USEデコーダによってもとのハイビジョン信号に復号
するという形態を取っている。
ここでMUSE方式について簡単に説明する。
第6図はMUSEエンコーダの概略図であり、第7図は
サンプリングパターンの説明図である。
なお、第8図のMUSEエンコーダ及び第7図のサンプ
リングパターン図は、文献「日経エレクトロニクス 1
98711.2 No、433 189頁乃至212頁
」に記載されている。
第6図において、R,G、Bはハイビジョン信号であり
マトリックス回路801に入力され1色差信号である(
R−Y)、(B−Y)信号、輝度信号であるY信号に変
換され、次段の低域フィルタ部802に供給される。Y
信号は、約21〜22 Mllzの遮断周波数を持つ低
域フィルタLPF3を通り、また(R−Y)、(B−Y
)信号はそれぞれ約7 MHzの遮断周波数を持つ低域
フィルタLPFI。
LPP2を通り、アナログデジタル(以下A/Dと記す
)変換部803に供給される。A/D変換部803では
、Y信号を48.6MHz 、色差信号を16.2MH
zの周波数でサンプリングする。
次にY信号(第7図(a2)のサンプリングパターン)
は、フィールド間前置フィルタ808、フィールド内前
置フィルタ809、動き検出部810、動きベクトル検
出部811に入力される。
フィールド間前置フィルタ808では、前フィールドの
データを用いて画像の斜め方向の帯域制限が行なわれ、
次段の第1サブサンプラ813ではいわゆるフィールド
間オフセットサブサンプリングが行われる。このサブサ
ンプリングパターンは、第7図(b2)に示すように、
244MHzのデータレートとなる。さらに第1サブサ
ンプラ813の出力は、’ 12MHz低域フィ低域フ
ィルタ816、レートアップ(第7図(c2)のサンプ
リングパターン)されながら、第7図(cl)に示すよ
うに12.15MHzの帯域制限を受け、混合部815
に入力される。
上記のフィールド間前置フィルタ808.第1サブサン
プラ813 、12Ml1z低域フイルタ816の経路
が、Y静止画処理系であり、Y静止画信号を混合部81
5に供給している。さらに、混合部815には、Y動画
系からのY動画信号も供給される。Y動画系は、フィー
ルド内前置フィルタ809により構成される。フィール
ド内前置フィルタ809では、Y信号に対して水平約1
6.2MIIz 。
垂直(1125/4)  CCph :サイクルバービ
クチャーハイト)に帯域制限を行なってY動画信号を得
ている。混合部815では、Y静止画信号とY動画信号
の混合比が、動き検出部810からのY動き検出信号に
応じて調整される。混合部815の出力は、周波数変換
部820に入力され、4B、6MIIzの周波数から3
2.4M1lzの周波数にレート変換される(第7図(
dl)のスペクトラムと同図(d2)のサンプリングパ
ターン)。次に、第2サブサンプラ818に入力され、
フレーム間オフセットサブサンリングされ第7図(2d
)に示すサンプリングパターンを示すデータとなりT 
CI  (tIIIlecoIapressed in
tegration)スイッチ回路821に供給される
′。
次に色差信号(C信号)系について説明する。
先ずA/D変換部803からの(R−Y)。
(B−Y)信号は、それぞれ線順次変換部804におい
て、ライン毎に(R−Y)、(B−Y)信号が交互に繰
返す1つのC信号に変換される。このC信号は、フィー
ルド間前置フィルタ806、フィールド内前置フィルタ
807、動き検出部805へ0(給される。フィールド
間前置フィルタ806では、前フィールドのデータを用
いながら画像の斜め方向の帯域制限が行われ、次段の第
1サブサンプラ812ではフィールド間オフセットサブ
サンプリングが行われる。この第1サブサンプラ812
の出力は、データレ−)8.1MIIzのC静止画信号
として混合部814に入力される。この混合部814に
は、C動画信号も供給されている。
C動画信号は、フィールド内前置フィルタ807におい
て、C信号が水平約4MIIz、垂直1125/8 c
phに帯域制限された信号である。混合部814では、
C静止画信号とC動画信号との混合比がC動さ検出信号
に応じて調整される。C動き検出信号は、動き検出部8
05から得られている。混合部814の出力は、第2サ
ブサンプラ817に入力され、ここで、第7図(f)に
示すサンプリングパターンを持つ4゜05M1lzの信
号となる。第2サブサンプラ817の出力は、1/4時
間圧縮部819に人力され16.2M1lzの信号とな
りTCIスイッチ回路821に(jk給される。
TCIスイッチ回路821においては、Y信号832の
水平ブランキング期間中にC信号835が多重されたい
わゆるTCI信号が作成され、TCI信号は同期及び制
御信号付加回路822に供給される。同期及び制御信号
付加回路822では、水平、垂直の同期信号及び動きベ
クトル検出部811からの画面全体の動き移動量を表わ
すベクトル信号、更にフィールド・フレーム間のオフセ
ットサンプルの位相等の制御信号等が付加される。同期
及び制御信号付加回路822の出力は、D/A変換部8
23にてアナログ変換され、8.1M1lzの遮断周波
数特性を持つ低域フィルタ824を介してMUSE信号
として出力される。
上記のように、MUSE方式により約22 Mllzの
ハイビジョン信号が約8M1lzにまで圧縮されること
になる。
ところで、MUSE方式は、単に伝送のみの利用にとど
まらず、将来各家庭でのハイビジョンパッケージ機器に
も利用されることが充分予想される。これは、記録系に
おいてはその信号帯域と記録時間は、−船釣にはトレー
ド・オフの関係にあるが、MUSE方式により信号圧縮
を行なうことにより長時間記録が可能となるからである
。特に家庭用ハイビジョンビデオテープレコーダを考え
た場合、MUSE方式の信号そのもを記録再生できるこ
とが便利である。
一方、従来からのテレビジョン方式に適応したビデオシ
ステムは、放送信号のみならず、ビデオカメラを利用し
て手軽に被写体を録画できるシステムとして開発されて
いる。そこで、ハイビジョン信号を扱う場合にも、業務
用だけでなく、一般家庭でも手軽に扱えるハイビジョン
機器の開発が要望される。
そこで、ハビジョン信号を録画できるビデオカメラを考
えた場合、当然上述したようなMUSE方式エンコーダ
が必要となる。しかしながら、上記したように、従来の
MUSE方式エンコーダは、大変複雑で大掛りなもので
あり、手軽に一般家庭で使用するカメラに組込むには困
難である。これを回避するために特開昭62−1728
80号公報において「簡易エンコード方式」が提案され
ている。この文献では、簡易方式A、B、Cが掲載され
ている。Aは全画面を静止画信号として処理する方式、
Bは全画面を動画信号として処理する方式、CはA、B
の方式を簡単な動き検出により切換える方式である。
各方式の代表例を第8図(a)、(b)、(e)に示し
て簡単に説明する。
第8図(a)において、アナログ値のR,G。
B信号は、マトリックス回路801において、(R−Y
)、(B−Y)信号及びY信号に変換される。(R−Y
)、(B−Y)信号及びY信号は、低域フィルタ部80
2を介してA/D変換部803に入力される。A/D変
換部803では、サンプル位相を決定するクロックは、
Y信号に関して18.2MHz SC信号に関して4.
05MHzであり、MUSE方式のサンプリング位相を
満足するように設定されている。即ち、Y信号について
はフィールド毎に90°づつ位相が変わり、更にライン
間で反転したクロックであり、またC信号についてはフ
ィールド毎に90°づつ、更に2ライン間で反転する位
相のクロックである。A/D変換部803の出力は、T
CIエンコーダ831に入力され、(R−Y)   (
B−Y)信号はそれぞれ1/4倍に時間圧縮されまた線
順次化され、Y信号の水平ブンランキング期間に多重さ
れる。TCIエンコーダ831の出力は、同期及び制御
信号付加回路822において同期信号や制御信号が付加
され、D/A変換部823に入力される。そして8.1
MHz低域フィルタ824を介して導出される。
第8図(b)は、同図(a)と比べてA/D変換部80
3のクロックレートと、フィールド内2次元(前置)フ
ィルタ809、第2サブサンプラ817が追加されてい
る点である。他の部分は第8図(a)の回路と同じであ
る。
A/D変換部803のクロックは、Y信号、C信号共に
第8図(a)の回路の2倍のレートである。そしてその
位相は、フィールド間でのみ反転した位相である。デジ
タル化されたY信号とC信号とは、TCIエンコーダ8
31において多重化される。TCIエンコーダ831の
出力信号は、フィールド内前置フィルタ809において
、画像の斜め成分の空間周波数領域が帯域制限されて出
力される。この信号は、第2サブサンプラ817によっ
て、フィールド毎に90″づつ位相が変化し、Y信号部
分についてはライン毎に、C信号部分については2ライ
ン毎に位相が反転する18MIIzのクロックレートに
よりシフトサブ・サンプリングされる。以後は先の回路
と同様に同期及び制御信号付加回路822、D/A変換
部823.8.IMHz低域フィルタ824を介して導
出される。
第8図(C)の回路では、TCIエンコーダ831まで
゛の信号処理は、同図(b)の回路と全く同様である。
TCIエンコーダ831の出カバ、フィールド内2次元
フィルタ809を介して第2サブサンプラ817bに入
力されるとともに、直接第2サブサンプラ817bに入
力される。ここで、フィールド内2次元フィルタ809
、第2サブサンプラ817bの経路は、第8図(b)と
全く同じ機能であり動画系である。また直接第2サブサ
ンプラ817aに入力する経路は、第8図(a)と等価
であり静止画系である。すなわちこの経路は、所定の位
相に従ったサブサンプリングを行なうのみであり、信号
の帯域制限を行なうことはない。この2つの経路の信号
は混合部833に入力され、動き検出部832からの動
き検出信号によりその混合比が制御される。以後は、先
の回路と同様に同期及び制御信号付加回路822、D/
A変換部823.8.IMIIz低域フィルタ824を
介して導出される。
(発明が解決しようとする課題) 第8図に示したMUSE方式用簡易エンコーダは、放送
業務用エンコーダと比較すれば格段とハードウェアが減
少している。しかし、このエンコーダがカメラに内蔵さ
れるとなると、効果的であるとは言えない。
家庭用として普及している現行方式のカラーカメラは、
はとんどが固体撮像素子を用いて小形。
軽量化を図っている。また最近は、素子の高密度化が進
み解像度もすぐれたカメラが開発されている。これらの
状況から見ると、/Nビジョン機器としても固体撮像素
子を用いたカメラが要望されるのは必至である。
しかしながら、第8図に示したような簡易エンコーダを
固体撮像素子を用いたカメラに組合わせるとなると、R
,G、B信号用として3個の固体撮像素子が必要となる
。また、上記した簡易エンコーダの性能を限界まで活か
すには、各固体撮像素子の画素数は、横方向に9tlO
(MUSE方式の32 、4MHzレートでの1水平期
間におけるサンプル数)Xo、78(MUS方式の水平
有効期間)が必要であり、また縦方向に1032 (M
U S E方式の1フレーム有効′走査線数)が必要で
ある。よって全画素数としては、約77万画素となり非
常に高密度の固体撮像素子が必要となる。しかし、上記
簡易エンコーダは、マトリックス演算の後、2つの色差
信号は4MHz程度の帯域に制限されるので、せっかく
の高密度固体撮像素子が有効に利用されないという無駄
が生じる。
そこでこの発明は、固体撮像素子数が少なく、その画素
を有効に利用でき、かつ大幅な小形、軽量化を図れる固
体撮像装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、同一光学系からの入射光がノ\−フミラー
を介して入射し、それぞれ光学像が撮像面に結像される
輝度信号用の固体撮像素子と色差信号用の固体撮像素子
とを有し、輝度信号用の第1の固体撮像素子の画素配列
をフィールド間でオフセットしたサンプルパターンのレ
ートで得るように配列し、また、色差信号用の第2の固
体撮像素子の画素配列を色信号と輝度信号のペアが線順
次変換された信号で得られるように配列し、第1の固体
撮像素子からの輝度信号を量子化するとともに、第2の
固体撮像素子からの信号を線順次色差信号に変換して時
間軸圧縮し、この圧縮した色信号と上記量子化した輝度
信号とを時分割多重してハイビジョンの基本信号とする
ように構成したものである。
(作用) 上記の手段により、固体撮像素子の画素配列と読出し周
波数の関係により、輝度信号経路については、特別にオ
フセットサンプリングの処理が不要となり、また色信号
処理経路については線順次変換処理は敢えて必要なくな
る。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明の一実施例である。光学系を形成する
撮像レンズ1により集光された光は、ハーフミラ−2と
通して分光され、一方は光学ブリフィルタ3、色(透明
)フィルタ4を介して輝度信号用の固体撮像素子5の撮
像面に結像され、他方は光学プリフィルタロ、色(多色
)フィルタ7を介して色差信号用の固体撮像素子8の撮
像面に結像される。
上記光学ブリフィルタ3と6は、第2図に示すような空
間周波数特性を持つ。そして輝度Yに関しては、横方向
約562 cpv  (サイクル ピクチャワイド) 
 (24,3MHzに相当)、縦方向約516cph 
(1125/Z cph相当)、色差Cに関しては、横
方向約188 cpv (8,15MHz相当)、縦方
向約258cph (1125/4 cph相当)に制
限している。ここでMUSE方式をみると、原サンプル
48.8Mt(zに於けるナイキスト限界周波数は24
.3M)lz 、また同レートでは1水平期間の有効サ
ンプル数は1440xO,7B−1123サンプルであ
る。また垂直に関しても有効走査線数は1032本であ
る。従って、上記第2図の制限された帯域は、はぼMU
SE静止画解像度に相当している。また色フィルタ4は
、第3図に実線で示すような分光特性Yを持ち、色フィ
ルタフは、分光特性BとRを持つように設定されている
第4図は、上記輝度信号用の固体撮像素子5の画素配列
の一例である。
受光素子401,402.・・・412・・・は、垂直
方向に1032画素、水平方向に各ライン毎に562画
素であり市松状(オフセット状)に配列され、nライン
、(n+1)ラインと、(n+1)。
(n+3)は、インターレースの関係にある。つまり、
各画素の配列がすでにフィールド間オフセットの関係で
配列されている。
この固体撮像素子5の動作は次のようになる。
今、仮に奇数フィールドであるとすると、受光素子40
1に蓄積された電荷は、読出しゲート421を介して垂
直転送CCD441に送り込まれる。同時に受光素子4
02,403,407゜408.409・・・の電荷も
それぞれ各ゲート422.423,427,428,4
29・・・を介して各垂直転送CDD441,442,
443・・・に送り込まれる。これにより奇数フィール
ドの1フイールド・分のデータが垂直転送CCDに移さ
れたことになる。このときゲート424,425゜42
6.430,431,432は閉じている。
各対応する垂直転送CCD441〜443・・・に送り
込まれた電荷は、ゲート451,452゜453・・・
を介して水平転送CCD462にライン単位で送り込ま
れる。そして水平転送CCD462の電荷は、1ライン
期間に高速クロックにより出力増幅器470を介して導
出される。このように垂直転送CODに送込まれた1フ
イ一ルド分のデータが1フイ一ルド期間に読み出される
次の偶数フィールドでは、受光素子404゜405.4
06,410,411.412・・・に蓄えられた電荷
がそれぞれ対応する垂直転送CCD441〜447・・
・ヘゲート424,425゜426、.430,431
,432・・・を介して転送される。このときは、ゲー
ト421,422゜423.427,428,429・
・・は閉じている。
これにより偶数フィールドのデータが垂直転送CCDに
移されたことになる。この後は、奇数フィールドの場合
と同様に、偶数フィールドの信号が出力増幅器470を
介して出力される。
上記のように読み出される信号の水平転送のレートは、
24.3MIIzであり、結果として4L6MI[zで
正方格子状にサンプルした各データをフィールド間オフ
セットサブサンプリングした場合(つまり第6図の第1
サブサンプラでサンプリングした場合)の出カバターン
(第7図(b2))と等しいものとなる。
第1図(a)に戻って説明する。
上述した輝度信号用固体撮像素子5の出力は、A/D変
換部21に入力され量子化される。そして、12M)I
z低域フィルタ22に人力され、48,6MHzにレー
トアップされるとともに12.15MHzの帯域制限を
受け、周波数変換部23に入力される。
周波数変換部23では、48.6MHzから32.4M
Hzへの周波数変換が行われ、その変換出力は第2サブ
サンプラ24に入力される。第2サブサンプラ24では
、フレーム間オフセットサンプリングが行われ、16.
2MI(zの信号(第7図(e)に相当)を得る。そし
てこの信号はTCIスイッチ回路14に供給される。
上記のA/D変換部21から第2サブサンプラ24まで
の信号処理内容は、第6図に示したMUSEエンコーダ
のY信号処理系において、混合部815のY静止画信号
を選択導出したのと全く等価である。
次に、第1図の色差信号用固体撮像素子8側から入力す
る信号処理系について説明する。
第5図は色フィルタ7および固体撮像素子8の画素配列
の例を示している。色フィルタの色素構造は、水平方向
にR(赤)とY(透明)が交互に繰返すラインと、B(
青)とYが交互に繰返すラインとが、垂直方向へ2ライ
ン毎に繰返して配列された構造である。従って、この固
体撮像素子8の信号を読み出せば、第8図における線順
次変換部804での処理に相当する処理が既に固体撮像
素子8上ですでに行われていることになる。固体撮像素
子8の受光素子501,502.・・・は、水平方向に
約374画素、垂直方向に1032画素配列され、n、
(n+2)ラインと、(n+1)。
(n+3)ラインとはインターレースの関係にある。
この固体撮像素子8の信号読み出し動作について説明す
る。
今、奇数フィールドであるとすと、受光素子501.5
02,503,504,509゜510.511,51
2に蓄積されている電荷がそれぞれ対応するゲート52
1,522,523゜524.529,530,531
.532を介して垂直転送CCD541,542,54
3゜544・・・に送り込まれる。このとき読み出しゲ
ート525〜528,533〜536は閉じられている
。各垂直転送CCD541〜544の電荷はゲート55
1〜554を介してライン単位で水平転送CCD571
に送り込まれる。水平転送は、lB、2Mtlzで行わ
れ、出力増幅器581を介して導出される。
次に偶数フィールドでは、受光素子505゜506.5
07,508,513,514゜515、 5′16に
蓄積されている電荷がそれぞれ対応するゲート525,
526,527,528゜533.534,535,5
36を介して垂直転送C0D541,542,543,
544・・・に送り込まれる。このとき、ゲート521
,522゜523.524,529,530,531゜
532は閉じられている。この後は、奇数フィールドの
場合と同様に偶数フィールドの信号が出力増幅器581
を介して導出される。
上記固体撮像素子8における色フィルタフの各R,B、
Yの分光特性は、第3図に示すような特性である。この
分光特性は、基準照明の色温度において被写体が無彩色
のとき出力増幅器581から得られるVR(赤色信号)
、VB(青色信号)、VY  (輝度信号)が次式を満
たすように設定されている′。
VR−VY SVB −VY      ・ (1)従
って、MUSE方式における2つの色差信号(R−Y)
と(B−Y)とは、色差信号用固体撮像素子8から出力
される信号と、この信号を1画素(16,2MHzレー
ト)分遅延した信号の差分を取ることにより得られる。
これを実現したのが第1図のA/D変換部10と色信号
処理部11である。即ち、固体撮像素子8からの信号を
16MI(zレートでデジタル変換すると、R(又はB
)信号とY信号とが交互に繰返す信号となる。この信号
は、色信号処理回路11の単位遅延素子33を介して減
算器34に入力されるとともに直接減算器34に入力さ
れる。よって減算器34からは、第nラインで(R−Y
)信号と(Y−R)信号とが交互に繰返して出力される
ここで、減算器34の出力を第1サブサンプラ35によ
りフィールド間オフセットサブサンプリングし、8.1
MHzレートに変換すると、あるフィールドでは(R−
Y)(又は(B−Y)l信号が得られるが、次のフィー
ルドでは(Y−R)(又は(Y−B)l信号となる。そ
こで(Y−R)(又は(Y−B)l信号を反転回路36
に通して、(R−Y)(又は(B−Y)l信号を準備し
、セレクタ37に供給する。このセレクタ37は、第1
サブサンプラ35の出力が(R−Y)(又は(B−Y)
] 信号であるときは、これを選択して導出し、(Y−
R)(又は(Y−B)l信号であるときは、これを反転
した反転回路36の出力を選択して導出するように制御
される。セレクタ37の制御信号は、タイミング回路1
3から得られており、このタイミング発生回路13は固
体撮像素子5及び8を駆動するためのタイミングパルス
を発生している駆動回路12に対しても基準パルスを与
えている。したがって、第1サブサンプラ35によるフ
ィールド間オフセットサブサンプリングのクロックタイ
ミングと、固体撮像素子8の読み出しタイミングとを所
定の関係に設定すれば、(R−Y)(又は(B−Y)l
信号が得られるフィールドと、(Y−R)(又は(Y−
B)1信号が得られるフィールドとがわかるので、上記
の反転回路36の出力を選択するフィールドタイミング
を決めることができる。
セレクタ37の出力(色差信号)は、第2サブサンプラ
38に入力され、伝送帯域を狭くするためにここでフレ
ーム間オフセットサブサンリングされ、4.05MHz
レートの信号となる。この信号は、時間圧縮回路39に
入力されl/4時間圧縮を受けて、Y信号と同じ18.
2MHzレートの信号となり、TCIスイッチ回路14
へ入力される。
TCIスイッチ回路14では、Y信号と色信号処理回路
11からのC信号とを切換えて出力するもので、Y信号
の水平ブランキング期間中にC信号を多重化して出力す
る。
TCIスイッチ回路14からの信号は、同期及び制御信
号付加回路15に入力され、MUSE方式の規格に沿っ
た同期信号及びデコーダ側で用いられる制御信号を付加
され、D/A変換部16に入力されアナログ変換される
。そして、8.1MHz低域フィルタ17を介してMU
SE信号として出力端子18に導出される。
なお、時間圧縮回路39については、色差信号用固体撮
像素子8からの読み出しレートが、18.2MHzでな
く 64.8MHzであれば、時間圧縮は不要となる。
この場合、A/D変換部10のクロックも64.8Mt
lzであり、このレートの信号は第1サブサンプラ35
では32.4MHzレートとなり、第2サブサンプラ3
8で16.2MHzとなる。
上記したようにこの実施例では、固体撮像素子を輝度信
号用と色差信号用との2つを用意し、その画素配列を工
夫することによりMUSEデコーダで最も回路規模の増
大が伴う部分を一挙に削減することができる。
第1図(b)はこの発明の他の実施例である。
先の実施例と異なる部分は、輝度信号用固体撮像素子5
からICスイッチ回路14までの経路であるので、この
部分について説明する。他の部分は第1図(a)と同じ
符号を付している。先の実施例では、A/D変換部21
の出力(24,8M1lz)を12M1lz低域フイル
タ22でデジタル的に帯域制限し、その出力を周波数変
換部23で32.4MHzに周波数変換し、次に第2サ
ブサンプラ24でフレーム間フセットサンプリングして
16.2MHzに帯域圧縮した。′しかじ、第1図(b
)の実施例のように、A/D変換部10の前のアナログ
段階でアナログ的に12旧1z低域フイルタ9で帯域制
限して、A/D変換部10で32.4MHzのレートで
量子化すれば、先の実施例のような周波数変換部23は
不要となるし、更にA/D変換部10で第2サブサンプ
ラのサンプリング位相に従った16.2MHzのレート
のクロックで量子化を行なえば第2サブサンプラ24も
不要となる。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、MUSEエンコ
ーダを簡単な構成で実現でき、従来のMUSEエンコー
ダの信号処理部の規模1価格1重量を大幅に軽減できる
。そしてカメラの小形、軽量化を実現しハイビジョン機
器を手軽に使用するのに寄与できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)はこの発明の一実施例を示す構成説明図、
第1図(b)はこの発明の他の実施例を示す構成説明図
、第2図は第1図(a)のカメラ部の空間周波数特性を
示す図、第3図はこの発明に係わるカメラ部の分光特性
を示す図、第4図は第1図(a)の輝度信号用固体撮像
素子の画素配列例を示す説明図1、第5図はこの発明に
係わる色フィルタ付き固体撮像素子の画素配列例を示す
説明図、第6図は従来のMUSEエンコーダの構成を示
す図、第7図はMUSEエンコーダの信号処理の過程を
説明するために示した説明図、第8図は従来の簡易MU
SEエンコーダの例を示す図である。 1・・・撮像レンズ、2・・・ハーフミラ−3,6・・
・光学フィルタ、4.7・・・色フィルタ、5,8・・
・固体撮像素子、10・・・A/D変換部、11・・・
色信号処理部、12・・・駆動回路、13・・・タイミ
ング発生回路、14・・・TCIスイッチ回路、15・
・・同期及び制御信号付加回路、16・・・D/A変換
部、17−8.1MHz低域フィルタ、10,21.2
6−・・A/D変換部、9 、 22 =−12MHz
低域フィルタ、23・・・周波数変換部、24・・・サ
ブサンプラ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 cycl!e/hight 第 図 第 図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)同一光学系からの入射光が分光されて入射し、光
    学像がそれぞれの撮像面に結像される輝度信号用の第1
    の固体撮像素子及び色フィルタを有した色差信号用の第
    2の固体撮像素子を有し、前記第1の固体撮像素子の画
    素配列はその読み出し信号がフィールド間でオフセット
    したサンプルパターンのレートで得るように配列され、
    前記第2の固体撮像素子の画素配列はその読み出し信号
    が色信号と輝度信号のペアを線順次配列した信号で得ら
    れるように配列された撮像部と、 前記第1の固体撮像素子からの輝度信号を少なくとも量
    子化する第1の手段と、 前記第2の固体撮像素子からの線順次信号を色差信号に
    演算変換して時間軸圧縮する第2の手段と、 前記圧縮した色差信号と上記量子化した輝度信号とを時
    分割多重してハイビジョンの基本信号として出力する第
    3の手段とを具備したことを特徴とする固体撮像装置。
  2. (2)上記第2の固体撮像素子の画素に対応する色フィ
    ルタ配列は、その読み出し信号に含まれる2つの色相の
    信号が走査線毎に交互に繰返す配列であることを特徴と
    する請求項第1項記載の固体撮像装置。
  3. (3)上記第2の固体撮像素子の画素に対応する色フィ
    ルタ配列は、水平方向に隣りあう画素がR(赤)とY(
    透明)フィルタの第1のペアまたはB(青)とY(透明
    )フィルタの第2のペア繰返しであり、かつ第1と第2
    のペアによる各ラインが垂直方向に2ラインずつ繰返し
    て配列されていることを特徴とする請求項第1項記載の
    固体撮像装置。
  4. (4)上記第2の手段は、上記第2の固体撮像素子から
    読み出された各単位画素信号をアナログデジタル変換す
    るA/D変換部と、このA/D変換部の出力を1クロッ
    ク分遅延した信号と遅延しない信号との減算処理を行な
    い第1段階の色差信号を得る減算器と、この減算器の出
    力をフィールド間オフセットサブサンプリングする第1
    のサブサンプラと、この第1のサブサンプラの出力とこ
    の出力を反転したものをフィールド毎に交互に選択して
    第2段階の色差信号を得るセレクタ手段とを具備したこ
    とを特徴とする請求項第1項記載の固体撮像装置。
  5. (5)上記第1の固体撮像素子の画素配列は、走査線毎
    にオフセットして配列されたことを特徴とする請求項第
    1項記載の固体撮像装置。
  6. (6)上記第1の手段は、上記第1の固体撮像素子の出
    力を上記画素単位レートでアナログデジタル変換するA
    /D変換器と、このA/D変換器の出力を所定の遮断周
    波数で帯域制限を行ないレートアップする低域フィルタ
    と、この低域フィルタの出力を周波数変換する周波数変
    換部と、この周波数変換部の出力をフレーム間オフセッ
    トサブサンプリングして低レートにするサブサンプラと
    を具備することを特徴とする請求項第1項記載の固体撮
    像装置。
  7. (7)上記第1の手段は、上記第1の固体撮像素子の出
    力を所定の遮断周波数で帯域制限を行なう低域フィルタ
    と、この低域フィルタの出力を低いレートのクロックで
    アナログデジタル変換して前記第3の手段に供給するA
    /D変換部とを具備したことを特徴とする請求項第1項
    記載の固体撮像装置。
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