JPH02209402A - チタン粉末又はチタン合金粉末燒結体の製造方法 - Google Patents

チタン粉末又はチタン合金粉末燒結体の製造方法

Info

Publication number
JPH02209402A
JPH02209402A JP2794589A JP2794589A JPH02209402A JP H02209402 A JPH02209402 A JP H02209402A JP 2794589 A JP2794589 A JP 2794589A JP 2794589 A JP2794589 A JP 2794589A JP H02209402 A JPH02209402 A JP H02209402A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
titanium
titanium powder
green compact
lubricator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2794589A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenori Tajima
田島 秀紀
Osamu Takeuchi
修 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP2794589A priority Critical patent/JPH02209402A/ja
Publication of JPH02209402A publication Critical patent/JPH02209402A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Powder Metallurgy (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はチタン粉末又はチタン合金粉末の焼結体の製
造時に金型摩耗から生ずるトラブルを減少し、且つ連続
成形を可能にするチタン粉末又はチタン合金粉末の焼結
体に関するものである。
[従来の技術] チタン粉末焼結体の製造工程は、一般に3段階の工程か
ら構成され、下記の工程で順次処理される。
(第1段PI) 混合コチタン粉末又はチタン粉末及び合金粉末をブレン
ダーで混合し、粉体を製造する。
(第2段階) 成形:金型内に混合した粉体を充填し、プレス機のパン
チの加圧力を約3〜IOT/cm2てプレスし、圧粉体
に成形する。
(第3段階) 焼結: 10−3〜10−6torrの真空下におイテ
、1000〜1400°Cの雰囲気下で焼結を行う。
[発明が解決しようとする課Hコ 従来の技術ては、上記のようにチタン粉末又はチタン粉
末及び合金粉末を混合した粉体をプレス機のパンチ加圧
力を3〜10 T / cn+でプレスし、成形した圧
粉体をプレス機のパンチの抜き圧力は2〜7 T / 
crAで金型から抜き出している。この為成形した圧粉
体或はこれと接触しているプレス機のダイス表面に金型
摩耗疵が生ずる。
一般にチタン粉末又はチタン粉末及び合金粉末の圧粉体
の焼結は真空炉で高真空下で高温雰囲気で処理されるの
で、ステアリン酸等の潤滑剤を粉体に大量に使用するこ
とは真空炉の汚染をするので、最小限にとどめおかれて
いる。
この対処方法として従来は金型の内面にステアリン酸等
の潤滑剤を塗付し、金型摩耗及び圧粉体表面のすり疵の
発生を防止している。特に、圧粉体の形状について、厚
みが5 nun以下のものは少量の潤滑剤の混合で対応
てきるが、5mII+超のものは金型内面への潤滑を毎
回もしくは2〜3回プレスする毎に塗布していた。その
ため成形した圧粉体の生産性の低下するという問題かあ
った。
この発明は係る事情に鑑みてなされたものであって、成
形した圧粉体表面のすり疵或はプレス機のダイスの表面
の型摩耗を防止し、成形した圧粉体の生産性の向上する
方法を提供するものである。
[発明が解決するだめの手段] この発明のチタン粉末焼結体の製造方法は、チタン粉末
又はチタン粉末及び合金粉末に潤滑剤を混合して粉体と
する混合工程と、前記粉体を金型内に充填しプレス機で
圧粉体に成形する成形工程と、前記圧粉体中の潤滑剤を
除去する脱潤工程と、前記脱潤した圧粉体を高温真空下
で焼結する焼結工程を有することを特徴とする。
更に、混合工程ににおいて、チタン粉末又はチタン粉末
及び合金粉末と潤滑剤の混合比率を重量で2〜6%とし
、脱潤工程においては、アルゴン雰囲気又は高真空度下
で雰囲気温度を200〜600℃て処理する。
[作用] この発明はチタン粉末又はチタン粉末及び合金粉末に潤
滑剤(例えばステアリン酸、テフロン系等)が混合され
ているので、成形した圧粉体の表面とプレス機のダイス
の表面の潤滑性が向上し、プレス機のパンチの接圧力は
低下する。チタン粉末又はチタン粉末及び合金粉末に対
する潤滑剤の混合比率を重量で2〜6%とした理由は、
チタン粉末又はチタン粉末及び合金粉末に対する潤滑剤
の混合比率が重量で2%未満では、成形した圧粉体の表
面或はこれと接触しているプレス機のダイス表面に金型
摩耗疵が生ずる。6%超えるとチタン粉末又はチタン粉
末及び合金粉末と潤滑剤の混合した時に、成形された圧
粉体内に偏析が発生し、且つ圧粉体の真密度及び型抜き
圧力等が低下し、ハンドリング上に問題が発生する恐れ
があり、圧粉体の焼結時間もかかり、製品の強度が充分
に得られない。
また脱潤工程において、雰囲気温度を200〜600 
’Cに限定した理由は200℃未満ては脱潤不足となる
。600℃を超えると製品に対する汚染があるからであ
る。
[実施例] 発明者らは本発明に至るまでの過程において、プレス機
のダイス表面に摩耗か発生するのて、成形した圧粉体と
プレス機のダイス表面との潤滑性を改善することによっ
て、プレス機のダイス表面の型摩耗を減少するという知
見を得た。この知見に基づいてチタン粉末又はチタン粉
末及び合金粉末と潤滑剤の混合比率を変えてプレス成形
性について実験を行った。
第1図は潤滑剤の混合比率とプレス機の接圧力、及び圧
粉体の真密度の関係を示す図である。
ここで、圧粉体の真密度(%)−(チタン粉末又はチタ
ン粉末及び合金粉末の圧粉体の密度/チタン又はチタン
合金の溶製材の密度)X100である。
この実験の条件はチタン粉末を100gに対して潤滑剤
(ステアリン酸)を0〜8gを■型ブレンダー(容量1
ffl)に装入しな。そして■型ブレンターの回転数を
30rpm、V型ブレンダ−の回転時間を20分にして
、チタン粉末と潤滑剤を均一に混合する。混合されたチ
タン粉体はプレス機の上部にあるホッパに供給される。
ホッパからフィードシュを経て金型に供給される。プレ
ス成形された圧粉体の寸法は12mmΦ×3011II
IH(Hは厚み)のタブレットである。
この図から明らかなように潤滑剤の混合比率が6%超え
るとう1〜ラー値が]%を割るので好ましくない。更に
潤滑剤の混合比率が2%未満の場合はプレス機の接圧力
が高くなる。又第2図に示すようにプレス機の接圧力が
高くなると型摩耗指数も高くなる。
この発明は以上の知見に基づいてなされたものである。
次に実施例により、この発明を具体的に説明する。
チタン粉末を1.0kgに対して潤滑剤(ステアリン酸
等)を0.05kgをV型ブレンダー(容量は1ffl
)に装入した。そして■型ブレンターの回転速度を30
rpm、回転時間を30分にして、チタン粉末と潤滑剤
を均一に混合する。混合されたチタン粉末と潤滑剤はプ
レス機の上部にあるホッパに供給される。ホッパからフ
ィードシュを経て押型に供給される。圧粉体の寸法は1
2開Φ×30mmH(Hは厚み)のタブレットである。
プレス条件は第1表の通りである。
第  1  表 第1表から明らかなように本発明の実施例の方がプレス
機の抜出力が小さい。そのため金型の摩耗と圧粉体表面
のすり疵が減少する。
第2表に従来例と実施例の圧粉体の圧粉体個数の比較を
示す。この表から明らかなように従来例では金型に潤滑
剤を毎回塗付していたか、実施例では金型潤滑が不要に
なるので時間当たりの圧粉体の個数か増加する。
第  2  表 この時の圧粉体の脱潤の条件は真空炉の真空圧は約10
−Qorrで真空炉の雰囲気温度は400℃X60分で
ある。その結果圧粉体の潤滑剤が蒸発し、真空炉から排
出されるので圧粉体の潤滑剤がなくなり、次の高真空度
の高温雰囲気における焼結工程において潤滑剤の蒸発が
ないので、真空炉を汚染する心配はない。なおアルゴン
雰囲気下ての脱潤の処理においても同様な結果が得られ
た。
焼結工程の条件は、10−’〜10−6torrの真空
下において、真空炉の雰囲気温度1200℃で、4時間
の焼結を行った。
なお、チタン合金については、T i −6Aρ4V 
 Ti−6AA−6V−2Sn(組成の前の数字は%を
示す、Tjについては残部である)で行ったがチタン粉
末と同様な結果が得られた。
[発明の効果] この発明は以上のように構成しているので、圧粉体の表
面状況、圧粉体のプレス性が改善され、生産性も向上し
、真空炉を汚染することもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は潤滑剤の混合比率とプレス機の接圧力及び圧粉
体の真密度の関係を示す図、第2図はプレス機の接圧力
と型摩耗指数も示すグラフ図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)チタン粉末又はチタン合金粉末焼結体の製造方法
    において、チタン粉末又はチタン粉末及び合金粉末に潤
    滑剤を混合して粉体とする混合工程と、前記粉体を金型
    内に充填しプレス機で圧粉体に成形する成形工程と、前
    記圧粉体中の潤滑剤を除去する脱潤工程と、前記脱潤し
    た圧粉体を高温真空下で焼結する焼結工程を有すること
    を特徴とするチタン粉末又はチタン合金粉末焼結体の製
    造方法。
  2. (2)混合工程ににおいて、チタン粉末又はチタン粉末
    及び合金粉末と潤滑剤の混合比率を重量で2〜6%とし
    、脱潤工程においては、アルゴン雰囲気又は高真空度下
    で雰囲気温度を200〜600℃で処理することを特徴
    とする請求項1記載のチタン粉末又はチタン合金粉末焼
    結体の製造方法。
JP2794589A 1989-02-07 1989-02-07 チタン粉末又はチタン合金粉末燒結体の製造方法 Pending JPH02209402A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2794589A JPH02209402A (ja) 1989-02-07 1989-02-07 チタン粉末又はチタン合金粉末燒結体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2794589A JPH02209402A (ja) 1989-02-07 1989-02-07 チタン粉末又はチタン合金粉末燒結体の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02209402A true JPH02209402A (ja) 1990-08-20

Family

ID=12235032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2794589A Pending JPH02209402A (ja) 1989-02-07 1989-02-07 チタン粉末又はチタン合金粉末燒結体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02209402A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7544322B2 (en) * 2005-07-07 2009-06-09 Onera (Office National D'etudes Et De Recherches Aerospatiales) Process for the pressureless sintering of metal alloys; and application to the manufacture of hollow spheres

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57198202A (en) * 1981-05-22 1982-12-04 Mtu Muenchen Gmbh Formed article manufacturing method and device
JPS6389636A (ja) * 1986-09-30 1988-04-20 Sumitomo Electric Ind Ltd Ti合金製品の製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57198202A (en) * 1981-05-22 1982-12-04 Mtu Muenchen Gmbh Formed article manufacturing method and device
JPS6389636A (ja) * 1986-09-30 1988-04-20 Sumitomo Electric Ind Ltd Ti合金製品の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7544322B2 (en) * 2005-07-07 2009-06-09 Onera (Office National D'etudes Et De Recherches Aerospatiales) Process for the pressureless sintering of metal alloys; and application to the manufacture of hollow spheres

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20030071540A (ko) 고밀도 철기 단조 부품 생산 방법
JPH07164196A (ja) とちの製造方法
JPH02209402A (ja) チタン粉末又はチタン合金粉末燒結体の製造方法
JP3499370B2 (ja) 焼結冷間鍛造方法
RU2311263C1 (ru) Способ изготовления спеченных металлических изделий с уплотненной поверхностью
JP2588889B2 (ja) Ti−Al系金属間化合物部材の成形法
JP2588890B2 (ja) Ti−Al系金属間化合物部材の成形法
JP2689486B2 (ja) 低酸素粉末高速度工具鋼の製造方法
JPH046202A (ja) Al系粉末成形体の製造法
US20050118053A1 (en) Process for complex transient liquid phase sintering of powder metal
JPH0643628B2 (ja) アルミニウム合金部材の製造方法
JPH1030136A (ja) 焼結チタン合金の製造方法
US20030063992A1 (en) Methods of filling a die cavity with multiple materials for powder metal compaction
JPH01156402A (ja) アルミニウム合金の粉末成形法
JPH02310302A (ja) 高強度チタン燒結体の製造方法
JP2752857B2 (ja) 粉末合金製ビレットの製造方法
JPH02221303A (ja) 金属粉末を用いた異形状鍛造素材の製造方法
JPH0348253B2 (ja)
SU1636124A1 (ru) Способ получени изделий из порошков
EP0127312A1 (en) A process for the consolidation of metal powder
JPH03120301A (ja) アルミニウム合金の粉末冶金法
JPS6320401A (ja) Al基急冷凝固粉末の押出成形方法
JPH01127603A (ja) アルミニウム合金製品の粉末成形法
JPH0689645A (ja) 真空インタラプタ用電極
GB1562788A (en) Production of metal articles from tool steel or alloy steel powder