JPH02207Y2 - - Google Patents

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JPH02207Y2
JPH02207Y2 JP1980056974U JP5697480U JPH02207Y2 JP H02207 Y2 JPH02207 Y2 JP H02207Y2 JP 1980056974 U JP1980056974 U JP 1980056974U JP 5697480 U JP5697480 U JP 5697480U JP H02207 Y2 JPH02207 Y2 JP H02207Y2
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JP
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tip
ball
base
sectional area
rectangular hole
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JP1980056974U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はパチンコ機用打球槌に関するものであ
る。
従来のパチンコ機用打球槌は、打球槌本体の先
端部に突起を一体に設け、該突起にパチンコ球当
接体としてのコイルばねを嵌め込んだものとなつ
ている。この場合、コイルばねの先端をやすり等
でけずつてその打撃面をパチンコ球の中心に位置
させるという作業が行なわれるが、このコイルば
ねが長期間使用されると、コイルばねの最先端部
の肉薄部分が摩耗して打撃面とパチンコ球の中心
とが一致しなくなり、一定した球の飛送が望めな
くなるという欠点がある。
本考案は上記欠点を解消するものであつて、パ
チンコ球を打ち出す弾性体を弾性プラスチツク材
料によつて成形し、この弾性体に打球槌本体を着
脱自在に嵌め込むことによつて構造が簡単で、し
かも安定した飛球を得ることができるパチンコ機
用打球槌を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本考案の特徴は、基
部と、該基部から離れるにしたがつて縮径する截
頭円錐形状の先端部とからなり、該先端部への軸
線に直交する方向の該基部に、貫通した矩形孔を
有する弾性体を弾性プラスチツク材料によつて一
体成形し、該矩形孔の開口断面積よりも大きい断
面積を有する上段部と、該上段部から連続して形
成され、該上段部よりも小さい断面積の細茎部
と、該細茎部から連続して形成され、該細茎部よ
りも大きい断面積を有する下段部とを棒状の打球
槌本体の先端部に形成して、該先端部を前記矩形
孔に着脱自在に嵌め込んでなる構成にしたことで
ある。
上記構成とすることによつて、弾性体の基部に
形成された矩形孔に打球槌本体の先端部を着脱自
在に嵌め込むことができ、そして、打球槌本体の
動作によつて弾性体から打ち出されるパチンコ球
は安定した飛球となる。
以下に図示実施例につき説明する。
第1図及び第2図において、1は横断面矩形の
金属製打球槌本体で、ここでは、その先端部の前
後面1A,1Bに嵌合溝部2,3が形成されてい
る。ここで、溝部2,3間の断面形状は、前後幅
aが横幅(板厚)bよりも大となるように設定さ
れている。5はパチンコ球当接体となる弾性プラ
スチツク材料(例えばポリウレタンゴム、ブチル
ラバー等)の弾発体で、その先端部5Aと基部5
Bとが一体成形されたものとなつており、その先
端部5Aは基部5B側に向つて径が増大するよう
な截頭円錐形状に形成され、その先端の打撃面5
Cは平坦に形成されている。弾発体5の基部5B
にはその軸線にほぼ直交する向きの矩形孔6が貫
通形成され、この矩形孔6の断面形状は、溝2,
3間の嵌合面部4に密着状態でき、きつく嵌まる
程度の寸法形状に設定されている。そして、基部
5Bの上下幅Cは、該基部5Bの上下面が溝2,
3の上下段部2A,2B,3A,3B間にきつく
嵌まる程度の寸法に設定されている。
なお、両溝2,3の上段部2A,3Aの深さ方
向寸法は、弾発体5の弾性変形による着脱が可能
となる程度の寸法に設定されている。
上記弾発体5の材質を選ぶに当つては、パチン
コ球をより弱い力でより遠くに飛ばし得ること
と、長期の使用に耐え得る耐摩耗性を有すること
とを満足するものを選らぶのがよく、この場合、
ポリウレタンゴムで反発弾性が67%〜70%のもの
が最も好ましいが、打球槌本体1の操作力を適宜
に選定すれば反発弾性が50%以下のものも使用し
得る。なお、弾性プラスチツク材料は熱硬化性が
熱可塑性かを問わない。
第3図及び第4図は、反発弾性が67%〜70%の
ポリウレタンゴム製弾発体を使用した場合の、弾
発体5の槌先長さとパチンコ球の飛球高さとの関
係の試験例を示すもので、第3図は試験装置を示
す。ここで打球レール7の下部曲率は一般のパチ
ンコ機の打球レールと等しく、打球槌本体1の操
作力は、一般のパチンコ機における望ましい操作
力(ハンドル8の回動角度が約54゜で、このとき
のハンドル操作力が約260g・cm)とされている。
上記試験によれば、第4図に示すように、有効
槌先長さLが長い程(好ましくは20mm程度)大き
な飛球高さが得られることとなり、従来のコイル
ばねと同等の特性を有し得ることが判る。
以上の結果から明らかなように、弾発体5の有
効槌先長さLは20mm程度が好ましいが、通常のパ
チンコ機において必要な飛球高さは約400mmであ
るので、有効槌先長さLは10mm以上であれば十分
である。
本考案は上記構成をなすものであるから、次の
ような効果を奏する。
弾発体の先端部が摩耗しても、コイルばねの
如く遍摩耗をすることはないから、打撃点とパ
チンコ球との中心ずれが生じることはなくな
り、飛球むらが防止される。
弾発体を、該弾発体の先端部先端面が打球槌
本体の延びる方向に対して略直角方向に向くよ
うに該弾発体の基部のみで該打球槌本体の先端
部に嵌着するため、パチンコ球打撃の際、弾発
体の衝撃力を受ける方向と基部の打球槌本体の
先端部に対する嵌着方向とが略直角となり、弾
発体を、小さな基部をもつて打球槌本体の先端
部に強固に嵌着することができる。このため、
有効槌先長さを一定条件とするならば、他の取
付け構造の場合よりも弾発体を小さなものとす
ることができる。
弾発体の先端部が、その基部から離れるにし
たがつて縮径する截頭円錐形状とされているた
め、弾発体でパチンコ球を打撃したときには、
その先端部はたわむことなく、該先端部の軸線
方向における基部に向つて縮むため、安定した
飛球を得ることができる。そのため、従来の他
の形状からなる弾発体先端部に比べてその有効
槌先長さを上記機能を確保しつつ長くとること
ができる。
弾発体が、その基部のみで打球槌本体の先端
部に嵌着されるため、弾発体を打球槌本体の先
端部に取付ける付属部品が不必要となつてその
製作コストは低く抑えることができ、その構造
は簡単にできる。しかも、弾発体の取付け取外
し作業も容易となる。
弾発体の成形加工によりその先端部の平面度
を出すことができるから、仕上作業をなくすこ
とができる。
打球の際の打球槌本体への衝撃力を極めて小
さくすることができ、そのため、打球槌本体の
振動を極力抑えることができ、一定の弾発力の
もとに打球することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すパチンコ機用
打球槌の先端部正面図。第2図は第1図に示す打
球槌の分解斜視図。第3図は上記実施例の打球槌
の打撃力試験装置を示す正面図。第4図は打撃力
試験結果を示す図。 1:打球槌本体、2,3:細茎部(溝)、2A,
3A:上段部、2B,3B:下段部、5:弾性
体、5A:先端部、5B:基部、6:矩形孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基部と、該基部から離れるにしたがつて縮径す
    る截頭円錐形状の先端部とからなり、該先端部へ
    の軸線に直交する方向の該基部に貫通した矩形孔
    を有する弾性体を弾性プラスチツク材料によつて
    一体成形し、該矩形孔の開口断面積よりも大きい
    断面積を有する上段部と、該上段部から連続して
    形成され、該上段部よりも小さい断面積の細茎部
    と、該細茎部から連続して形成され、該細茎部よ
    りも大きい断面積を有する下段部とを棒状の打球
    槌本体の先端部に形成して、該先端部を前記矩形
    孔に着脱自在に嵌め込んでなることを特徴とする
    パチンコ機用打球槌。
JP1980056974U 1980-04-25 1980-04-25 Expired JPH02207Y2 (ja)

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