JPH0220748A - 繊維強化プラスチック製緊張材の定着装置 - Google Patents
繊維強化プラスチック製緊張材の定着装置Info
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- JPH0220748A JPH0220748A JP17054288A JP17054288A JPH0220748A JP H0220748 A JPH0220748 A JP H0220748A JP 17054288 A JP17054288 A JP 17054288A JP 17054288 A JP17054288 A JP 17054288A JP H0220748 A JPH0220748 A JP H0220748A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は繊維強化プラスチック製（以下、ＦＲＰとい
う）の緊張材を地盤アンカーやプレストレス構造体等に
定着せしめる定着装置に関する。
う）の緊張材を地盤アンカーやプレストレス構造体等に
定着せしめる定着装置に関する。
炭素繊維、芳香族ポリアミド繊維、ガラス繊維等の繊維
を補強材としたＦＲＰロッドは高弓張強度、高引張弾性
率のほか、耐食性、軽量性、電気絶縁性（炭素繊維を除
く）等を備え、鋼材に代わり、地盤アンカーあるいはプ
レストレスコンクリート構造物等の緊張材としての利用
が注目されている。
を補強材としたＦＲＰロッドは高弓張強度、高引張弾性
率のほか、耐食性、軽量性、電気絶縁性（炭素繊維を除
く）等を備え、鋼材に代わり、地盤アンカーあるいはプ
レストレスコンクリート構造物等の緊張材としての利用
が注目されている。
ところが、これらのＦＲＰ緊張材は従来の鋼材の緊張材
のような定着構造、例えばネジを切り定着板等を螺着し
て取付ける構造等とすることはできなかった。また、Ｆ
ＲＰ緊張材の定着装置として、例えば緊張材の端部を筒
形の定着具に差込み、筒形の中空部に接着剤を充填して
固着せしめる提案もあるが、有機質接着剤あるいはＦＲ
Ｐの母材樹脂類は剪断力により破壊され易く、引抜に強
い固着強度とすることはむずかしかった。
のような定着構造、例えばネジを切り定着板等を螺着し
て取付ける構造等とすることはできなかった。また、Ｆ
ＲＰ緊張材の定着装置として、例えば緊張材の端部を筒
形の定着具に差込み、筒形の中空部に接着剤を充填して
固着せしめる提案もあるが、有機質接着剤あるいはＦＲ
Ｐの母材樹脂類は剪断力により破壊され易く、引抜に強
い固着強度とすることはむずかしかった。
この発明は上記事情に鑑みなされたものである。その目
的は引抜に対し固着強度が高く、軽量で構造が簡易であ
り、施工性がよく、ＦＲＰ緊張材の特性を損なうことな
く発揮できる定着方法を提案するにある。
的は引抜に対し固着強度が高く、軽量で構造が簡易であ
り、施工性がよく、ＦＲＰ緊張材の特性を損なうことな
く発揮できる定着方法を提案するにある。
このＦＲＰ緊張材の定着Ｗ ｉηは、並列する複数本の
ＦＲＰ緊張材端部の定着装置であって、並列する緊張材
ば織物の竪糸状に交互に交差し、この交差する緊張材間
に直交する方向の複数本の定着用ロッドが緯糸状に織込
まれ、並列する緊張材先端縁部両側面に添付は補強板を
固着してなることを特徴とする。
ＦＲＰ緊張材端部の定着装置であって、並列する緊張材
ば織物の竪糸状に交互に交差し、この交差する緊張材間
に直交する方向の複数本の定着用ロッドが緯糸状に織込
まれ、並列する緊張材先端縁部両側面に添付は補強板を
固着してなることを特徴とする。
以下、この発明を図示する実施例により説明する。第１
．２図において、炭素繊維を補強繊維、エポキシ樹脂を
母材とする直径３龍のＦＲＰ緊張材１複数本が並列して
いる。その端部の定着装置は、４ａ列する緊張材ｌを織
物の腎系のように交互に交差し、この交差する緊張材１
．１間に直交する方向の定着用ロッド２を緯糸状に所定
の間隔で複数本織込んである。そして、その先端縁部の
並列する緊張材１の両側面に添付けて、炭素繊維で補強
したエポキシ樹脂を母材とするＦＲＰのＩ’７さＩＩＩ
Ｉｌの補強板３を４層階段状に段差を設け、エポキシ樹
脂で接着ｊ−７゛ζ取付け、構成されている。なお、こ
の実施例では、定着装置の先端反対側位置には並列する
ＦＲＰ緊張材１の両側面に直交する方向の引揃用ロッド
４，４を対向して配し、結束紐で結び付け（図示せず）
、並列する緊張材１を引揃えである。
．２図において、炭素繊維を補強繊維、エポキシ樹脂を
母材とする直径３龍のＦＲＰ緊張材１複数本が並列して
いる。その端部の定着装置は、４ａ列する緊張材ｌを織
物の腎系のように交互に交差し、この交差する緊張材１
．１間に直交する方向の定着用ロッド２を緯糸状に所定
の間隔で複数本織込んである。そして、その先端縁部の
並列する緊張材１の両側面に添付けて、炭素繊維で補強
したエポキシ樹脂を母材とするＦＲＰのＩ’７さＩＩＩ
Ｉｌの補強板３を４層階段状に段差を設け、エポキシ樹
脂で接着ｊ−７゛ζ取付け、構成されている。なお、こ
の実施例では、定着装置の先端反対側位置には並列する
ＦＲＰ緊張材１の両側面に直交する方向の引揃用ロッド
４，４を対向して配し、結束紐で結び付け（図示せず）
、並列する緊張材１を引揃えである。
この定着装置で用いる定着用ロットおよび先端縁部に取
付ける補強板はＦＲＰ製のほか、金属等であってもよい
カベＦＲＰは耐食性、軽量性を備え、かつ、充分な強度
をもち好適である。
付ける補強板はＦＲＰ製のほか、金属等であってもよい
カベＦＲＰは耐食性、軽量性を備え、かつ、充分な強度
をもち好適である。
補強板の場合は、ＦＲＰ緊張材と同種の樹脂を母材とす
るＦＲＰ製とすると接着剤接着する」二で好適である。
るＦＲＰ製とすると接着剤接着する」二で好適である。
この定着装置は以」二の構成からなり、例えば第３図の
ごとく地盤アンカー５内に埋設し、緊張材１を定着する
。このように埋設したこの定着装置では、緊張材に働く
引抜応力は緊張材間に織込んだ複数の定着用ロットおよ
び先端縁部に固着した補強板に伝達される。補強板は緊
張ｔオと固着一体となり支圧強度を発揮して応力を支持
し、同時に定着用ロットの動きを拘束し定着用１コツト
の支圧強度の向上に機能する。従って、引抜応力は補強
板および定着用ロットで分散支持され、応力が集中せず
Ｆ ＲＰ緊張材の破断が起こり難い。
ごとく地盤アンカー５内に埋設し、緊張材１を定着する
。このように埋設したこの定着装置では、緊張材に働く
引抜応力は緊張材間に織込んだ複数の定着用ロットおよ
び先端縁部に固着した補強板に伝達される。補強板は緊
張ｔオと固着一体となり支圧強度を発揮して応力を支持
し、同時に定着用ロットの動きを拘束し定着用１コツト
の支圧強度の向上に機能する。従って、引抜応力は補強
板および定着用ロットで分散支持され、応力が集中せず
Ｆ ＲＰ緊張材の破断が起こり難い。
この定着装置は施工現場でも組立てできるが、施工に先
立ち予め、定着用ロットを織込み、補強板を固着し組立
てておくと、品質のバラツキが少なく、現場作業の能率
化が促進できる。定着ロッドおよび補強板は緊張材の端
部のみであるので、緊張材の巻き込み１巻き戻しなどの
取扱性の低下は起こらない。
立ち予め、定着用ロットを織込み、補強板を固着し組立
てておくと、品質のバラツキが少なく、現場作業の能率
化が促進できる。定着ロッドおよび補強板は緊張材の端
部のみであるので、緊張材の巻き込み１巻き戻しなどの
取扱性の低下は起こらない。
この発明は以」二の通りであり、このＦ ＲＰ緊張材の
定着装置は、引抜に対し高い定着強度をもち、Ｆ Ｒｌ
）緊張材の特性を損なうことなく発揮できる。また、軽
量であり、構造が簡易であって施り性が優れている。
定着装置は、引抜に対し高い定着強度をもち、Ｆ Ｒｌ
）緊張材の特性を損なうことなく発揮できる。また、軽
量であり、構造が簡易であって施り性が優れている。
第１，２図は実施例の定着装置の正面図および側面図、
第３図は地盤アンカーに埋設した定着装置の縦断面図で
ある。 １・・・・・・ＦＲＰ緊張材、２・・・・・・定着用ロ
ッド、３・・・・・・補強板、４・・・・・・引揃用ロ
ッド、５・・・・・・地盤アンカ
第３図は地盤アンカーに埋設した定着装置の縦断面図で
ある。 １・・・・・・ＦＲＰ緊張材、２・・・・・・定着用ロ
ッド、３・・・・・・補強板、４・・・・・・引揃用ロ
ッド、５・・・・・・地盤アンカ
Claims (1)
- （１）並列する複数本の繊維強化プラスチック製緊張材
端部の定着装置であって、並列する緊張材は織物の竪糸
状に交互に交差し、この交差した緊張材間に直交する方
向の複数本の定着用ロッドが緯糸状に織込まれ、並列す
る緊張材先端縁部両側面に添付け補強板を固着してなる
ことを特徴とする繊維強化プラスチック製緊張材の定着
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17054288A JPH0625458B2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | 繊維強化プラスチック製緊張材の定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17054288A JPH0625458B2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | 繊維強化プラスチック製緊張材の定着装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0220748A true JPH0220748A (ja) | 1990-01-24 |
| JPH0625458B2 JPH0625458B2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=15906828
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17054288A Expired - Lifetime JPH0625458B2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | 繊維強化プラスチック製緊張材の定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0625458B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010159562A (ja) * | 2009-01-07 | 2010-07-22 | Maeda Kosen Co Ltd | 繊維アンカー及びそれを使用したアンカーの施工法 |
| JP2011236688A (ja) * | 2010-05-12 | 2011-11-24 | Japan Conservation Engineers Co Ltd | 炭素繊維プレートをテンドンに用いたアンカー工法又はロックボルト工法 |
| CN105442759A (zh) * | 2015-12-15 | 2016-03-30 | 重庆科技学院 | 止逆型碳纤维板锚具 |
-
1988
- 1988-07-08 JP JP17054288A patent/JPH0625458B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010159562A (ja) * | 2009-01-07 | 2010-07-22 | Maeda Kosen Co Ltd | 繊維アンカー及びそれを使用したアンカーの施工法 |
| JP2011236688A (ja) * | 2010-05-12 | 2011-11-24 | Japan Conservation Engineers Co Ltd | 炭素繊維プレートをテンドンに用いたアンカー工法又はロックボルト工法 |
| CN105442759A (zh) * | 2015-12-15 | 2016-03-30 | 重庆科技学院 | 止逆型碳纤维板锚具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0625458B2 (ja) | 1994-04-06 |
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