JPH02206976A - 赤外線撮像装置の感度補正方法 - Google Patents
赤外線撮像装置の感度補正方法Info
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- JPH02206976A JPH02206976A JP1027018A JP2701889A JPH02206976A JP H02206976 A JPH02206976 A JP H02206976A JP 1027018 A JP1027018 A JP 1027018A JP 2701889 A JP2701889 A JP 2701889A JP H02206976 A JPH02206976 A JP H02206976A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N25/00—Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
- H04N25/60—Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise
- H04N25/67—Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise applied to fixed-pattern noise, e.g. non-uniformity of response
- H04N25/671—Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise applied to fixed-pattern noise, e.g. non-uniformity of response for non-uniformity detection or correction
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/20—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof for generating image signals from infrared radiation only
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、多素子型赤外線検知器を用いた赤外線l#l
像装置で、各検知集子間の感度ばらつきを補正する方法
に関する。
像装置で、各検知集子間の感度ばらつきを補正する方法
に関する。
近年の赤外線COD検知器の研究開発の進展に伴ない、
より高感度な赤外線撮像装置を実現することが可能とな
ってきた。然るに、赤外線COD検知器の各素子間のオ
フセット値のばらつき(最小入力温度対出力値のばらつ
き)は依然として存在し、このことが装置運用上の大き
な問題となっていた。即ち、現状では、時間の経過と共
にオフセット値のばらつきがあって画像にノイズを生じ
、その度に操作名によってオフセット値のばらつきを測
定してこれを更新しているが、これを自動化し、更に高
精度に補正を行なう必要がある。
より高感度な赤外線撮像装置を実現することが可能とな
ってきた。然るに、赤外線COD検知器の各素子間のオ
フセット値のばらつき(最小入力温度対出力値のばらつ
き)は依然として存在し、このことが装置運用上の大き
な問題となっていた。即ち、現状では、時間の経過と共
にオフセット値のばらつきがあって画像にノイズを生じ
、その度に操作名によってオフセット値のばらつきを測
定してこれを更新しているが、これを自動化し、更に高
精度に補正を行なう必要がある。
多素子型赤外線検知器を使用した赤外線撮像装置では各
検知素子間の感度ばらつきによって映像に輝度むらを生
じるが、この感度ばらつきはオフセット値のばらつき(
最小入力温度対出力値のばらつき)の補正及びゲインば
らつきの補正の2種の補正を行なうことによって少なく
することができる。従来のオフセット値補正は、第6図
に示す如く、検知器1の全素子に均一温度の基準温度板
(均一温度熱板)2から赤外線を入射させて夫々の素子
からの出力を補正回路3においてオフセット値補正デー
タとしてメモリに格納し、そのデータを用いて補正演算
を行なう。このようにしてオフセット値補正された検知
器出力は映像装置4にて映像信号に変換され、映像され
る。この方法では、メモリに格納されたデータをバッテ
リバックアップによって不揮発性データとすることによ
り、長時間にわたって補正データとして使用できるよう
にしている。
検知素子間の感度ばらつきによって映像に輝度むらを生
じるが、この感度ばらつきはオフセット値のばらつき(
最小入力温度対出力値のばらつき)の補正及びゲインば
らつきの補正の2種の補正を行なうことによって少なく
することができる。従来のオフセット値補正は、第6図
に示す如く、検知器1の全素子に均一温度の基準温度板
(均一温度熱板)2から赤外線を入射させて夫々の素子
からの出力を補正回路3においてオフセット値補正デー
タとしてメモリに格納し、そのデータを用いて補正演算
を行なう。このようにしてオフセット値補正された検知
器出力は映像装置4にて映像信号に変換され、映像され
る。この方法では、メモリに格納されたデータをバッテ
リバックアップによって不揮発性データとすることによ
り、長時間にわたって補正データとして使用できるよう
にしている。
上記のような方法でオフセット値補正データを取得した
後、周囲温度変化による光学系の温度変化や筐体輻射の
変化、又、COD駆動の際素子冷却温度変化等の影響に
よってオフセット値が経時変化した場合、メモリに格納
されている取得した補正データはオフセット補正のデー
タとして適合しなくなり、映像に輝度むらを生じる。例
えば、第4図(IF)に示す如く、動作開始時に1回オ
フセット値補正しただけであると経過時間に伴なって映
像の全画素平均レベルの分散σ(ばらつき)が上昇し続
ける。この映像の分散σは第6図で示す計算15にて演
剪することができ、一般に、時間経過と共に緩やかな上
昇傾向にある。
後、周囲温度変化による光学系の温度変化や筐体輻射の
変化、又、COD駆動の際素子冷却温度変化等の影響に
よってオフセット値が経時変化した場合、メモリに格納
されている取得した補正データはオフセット補正のデー
タとして適合しなくなり、映像に輝度むらを生じる。例
えば、第4図(IF)に示す如く、動作開始時に1回オ
フセット値補正しただけであると経過時間に伴なって映
像の全画素平均レベルの分散σ(ばらつき)が上昇し続
ける。この映像の分散σは第6図で示す計算15にて演
剪することができ、一般に、時間経過と共に緩やかな上
昇傾向にある。
このような全画素レベルの分散はオフセット値補正デー
タを取得し直すことによって改善できるが、・一般には
、映像信号の数フレーム毎に観測者が光路中に均一温度
熱板をその都度挿入してオフセット値補正データを取得
することは不可能であり、しかも、例えば防衛施設等の
ように人が容易に操作できないような環境では使用でき
ず、実用的でない問題点があった。
タを取得し直すことによって改善できるが、・一般には
、映像信号の数フレーム毎に観測者が光路中に均一温度
熱板をその都度挿入してオフセット値補正データを取得
することは不可能であり、しかも、例えば防衛施設等の
ように人が容易に操作できないような環境では使用でき
ず、実用的でない問題点があった。
本発明は、オフセット値補正データを取得した後、周囲
温度変化等があったり、又、実背景の入OA4度範囲が
広くてもこれに対応してオフセット値補正データの更新
ができ、常に輝度むらの少ない映像を得ることができる
赤外線撮像装置の感度補正方法を提供することを目的と
する。
温度変化等があったり、又、実背景の入OA4度範囲が
広くてもこれに対応してオフセット値補正データの更新
ができ、常に輝度むらの少ない映像を得ることができる
赤外線撮像装置の感度補正方法を提供することを目的と
する。
第1図は本発明の原理図を示す1.同図中、31は液晶
シャッタで、集光、結像光学系の光路中に配置され、印
加電圧の制陣によってオン、オフできる。液晶シャッタ
31をオン、オフさせ、オフ時における液晶の光散乱効
果で入射赤外線を多素子型赤外線検知器30にデフォー
カスさせて入射してオフセット補正データを定期的に得
、オフセット補正データにてオフセット補正する。
シャッタで、集光、結像光学系の光路中に配置され、印
加電圧の制陣によってオン、オフできる。液晶シャッタ
31をオン、オフさせ、オフ時における液晶の光散乱効
果で入射赤外線を多素子型赤外線検知器30にデフォー
カスさせて入射してオフセット補正データを定期的に得
、オフセット補正データにてオフセット補正する。
本発明では、補正データ取得を自動化することにより逐
次補正でき、周囲温度の変化等があっても輝度むらを少
なくできる。又、オフセット補正を常に実背景の平均的
入射光で更新するように自勧化することにより、背景入
射の温度範囲が広い場合でも常にばらつきのない映像が
得られる。
次補正でき、周囲温度の変化等があっても輝度むらを少
なくできる。又、オフセット補正を常に実背景の平均的
入射光で更新するように自勧化することにより、背景入
射の温度範囲が広い場合でも常にばらつきのない映像が
得られる。
第2図は本発明の一実施例の構成図を示す。同図中、1
0は光学系、11は液晶シャッタ、12は検知器で、赤
外線入射光の光路中に設けられている。液晶シャッタ1
1は、液晶部13を中心にその両側に赤外線を透過する
シリコン(Si )、ゲルマニウム(Ge )等の半導
体材料で構成される透明電極14a、14bが設けられ
ており、更にその外側に夫々基板15a、15b(材質
は上記半導体材料またはそれ以外の赤外線透過を可能と
する材料)が設けられている。16は液晶シャッタ駆動
回路、17は駆動電源で、赤外線COD駆動回路18に
て発生される駆動制御信号にて液晶シャッタ駆動回路1
6が作動し、これにて駆動電源17がオン、オフして後
述のように液晶シャッタ11がオン(入射光透過)、オ
フ(入射光遮断)される。なお、後述する如く、液晶シ
ャッタ11のオフは完全なオフ状態ではなく、赤外線入
射光が液晶部13で散乱されて検知器12においてデフ
ォーカスする程度に構成されている。
0は光学系、11は液晶シャッタ、12は検知器で、赤
外線入射光の光路中に設けられている。液晶シャッタ1
1は、液晶部13を中心にその両側に赤外線を透過する
シリコン(Si )、ゲルマニウム(Ge )等の半導
体材料で構成される透明電極14a、14bが設けられ
ており、更にその外側に夫々基板15a、15b(材質
は上記半導体材料またはそれ以外の赤外線透過を可能と
する材料)が設けられている。16は液晶シャッタ駆動
回路、17は駆動電源で、赤外線COD駆動回路18に
て発生される駆動制御信号にて液晶シャッタ駆動回路1
6が作動し、これにて駆動電源17がオン、オフして後
述のように液晶シャッタ11がオン(入射光透過)、オ
フ(入射光遮断)される。なお、後述する如く、液晶シ
ャッタ11のオフは完全なオフ状態ではなく、赤外線入
射光が液晶部13で散乱されて検知器12においてデフ
ォーカスする程度に構成されている。
19はアンプ、20はAD変換器で、検知器12の出力
を増幅し、AD変換する。21はオフセット補正データ
取込み回路で、IRCOD駆動回路18からの同期信号
(液晶シャッタ11をオフするタイミングに同期した信
号)にてAD変換器20の出力中液晶シャッタ11をオ
フした時の出力のみを選択し、この出力をオフセット補
正データRAM22に格納する。23は減算器で、AD
変換器20の出力データからオフセット補正データRA
M22に格納されているオフセット補正データを減算す
る。24はゲイン補正データROMで、各素子毎のゲイ
ン補正データが予め格納されており、オフセット補正さ
れたデータは乗算器25でROM24からのゲイン補正
データと乗算されることによりゲイン補正される。26
は走査変換部で、乗算器25の出力データを映像信号に
変換して出力する。
を増幅し、AD変換する。21はオフセット補正データ
取込み回路で、IRCOD駆動回路18からの同期信号
(液晶シャッタ11をオフするタイミングに同期した信
号)にてAD変換器20の出力中液晶シャッタ11をオ
フした時の出力のみを選択し、この出力をオフセット補
正データRAM22に格納する。23は減算器で、AD
変換器20の出力データからオフセット補正データRA
M22に格納されているオフセット補正データを減算す
る。24はゲイン補正データROMで、各素子毎のゲイ
ン補正データが予め格納されており、オフセット補正さ
れたデータは乗算器25でROM24からのゲイン補正
データと乗算されることによりゲイン補正される。26
は走査変換部で、乗算器25の出力データを映像信号に
変換して出力する。
次に、本発明の動作について第2図〜第5図と共に説明
する。
する。
第4図(1)に示すように映像信号のフレームデータF
RO,FR1,FR2,・・・の4フレーム毎のタイミ
ング(補正データ取得タイミング)で、液晶シャッタ駆
動回路16によって液晶シャッタ11をオフする。この
場合、液晶シャッタ11がオンの時は第3図(A)に示
すように、赤外線入射光は液晶シャッタ11をそのまま
透過して検知器12の検知集子12aに焦点を結んで映
像信号となり、一方、液晶シャッタ11がオフの時は前
述のように完全なオフ状態ではないので、第3図(B)
に示すように、液晶部13の結晶方向がランダムになる
ことで赤外線入射光は液晶部13で散乱され、検知素子
12aに対してはデフォーカスの状態となり、各検知素
子には背景の均一な赤外線が入射する。
RO,FR1,FR2,・・・の4フレーム毎のタイミ
ング(補正データ取得タイミング)で、液晶シャッタ駆
動回路16によって液晶シャッタ11をオフする。この
場合、液晶シャッタ11がオンの時は第3図(A)に示
すように、赤外線入射光は液晶シャッタ11をそのまま
透過して検知器12の検知集子12aに焦点を結んで映
像信号となり、一方、液晶シャッタ11がオフの時は前
述のように完全なオフ状態ではないので、第3図(B)
に示すように、液晶部13の結晶方向がランダムになる
ことで赤外線入射光は液晶部13で散乱され、検知素子
12aに対してはデフォーカスの状態となり、各検知素
子には背景の均一な赤外線が入射する。
このような液晶シャッタ11のオフによって検知器12
の前に均一温度熱板を置いたのと等価となり、4フレー
ム毎に新たなオフセット補正データが得られ、オフセッ
ト補正データRAM22に格納される。そこで、この格
納されたオフセット補正データによってAD変換器2o
の出力データはオフセット補正され、即ち、フレームF
RO。
の前に均一温度熱板を置いたのと等価となり、4フレー
ム毎に新たなオフセット補正データが得られ、オフセッ
ト補正データRAM22に格納される。そこで、この格
納されたオフセット補正データによってAD変換器2o
の出力データはオフセット補正され、即ち、フレームF
RO。
FRl、FR2,FR3の各タイミングのデータはフレ
ームFROのタイミングにおける補正データにて補正さ
れ、同様に、フレームFR4,FR5、FR6,FR7
の各タイミングのデータはフレームFR4のタイミング
における補正データにて補正され、以下同様に補正され
る。
ームFROのタイミングにおける補正データにて補正さ
れ、同様に、フレームFR4,FR5、FR6,FR7
の各タイミングのデータはフレームFR4のタイミング
における補正データにて補正され、以下同様に補正され
る。
このように4フレーム毎に自動的にオフセット補正デー
タを用いて逐次補正しているので、第4図(III)に
示す如く、映像の全画素レベルの分散σ′ (ばらつき
)は4フレーム毎に零にされ、このため、周囲温度変化
等があっても第4図(n)に示す従来のものに比して輝
度むらを少なくでき、高精度の映像を得ることができる
。この場合、補正データ取得を高速度でかつ自動的に行
ない得、人が容易に操作できないような環境においても
十分使用できる。
タを用いて逐次補正しているので、第4図(III)に
示す如く、映像の全画素レベルの分散σ′ (ばらつき
)は4フレーム毎に零にされ、このため、周囲温度変化
等があっても第4図(n)に示す従来のものに比して輝
度むらを少なくでき、高精度の映像を得ることができる
。この場合、補正データ取得を高速度でかつ自動的に行
ない得、人が容易に操作できないような環境においても
十分使用できる。
なお、液晶シャッタ11の応答速度は一般に高速であり
、第4図に示すように映像信号の4フレーム毎に補正デ
ータ取得したり、或いは更に高精度にするために毎フレ
ーム補正データ取得することは十分可能であるが、実際
には3秒〜5秒程度毎に行なうだけで十分である。
、第4図に示すように映像信号の4フレーム毎に補正デ
ータ取得したり、或いは更に高精度にするために毎フレ
ーム補正データ取得することは十分可能であるが、実際
には3秒〜5秒程度毎に行なうだけで十分である。
ところで、本発明はオフセット補正データ取得の際に、
従来例のように検知器の館に単に均一温度熱板を置くの
ではなく、液晶シャッタ11のオフによって赤外線入射
光をデフォーカスさせて全素子に均一な温度を入射させ
ているので、実際の背景入射光の温度に対応したオフセ
ット補正を行なうことができる。
従来例のように検知器の館に単に均一温度熱板を置くの
ではなく、液晶シャッタ11のオフによって赤外線入射
光をデフォーカスさせて全素子に均一な温度を入射させ
ているので、実際の背景入射光の温度に対応したオフセ
ット補正を行なうことができる。
第5図(I)に示すように補正を行なう竹では目標の入
力温度と出力値との関係にばらつぎを生じているが、従
来の均一の温度熱板を用いたオフセット補正及びゲイン
補正によって第5図(II)に示すように各素子間の感
度ばらつきを少なくできる。この場合、実背景入射光の
温度と均一温度熱板の温度範囲C(例では22.5℃〜
27.5℃程度)とが等しければ特に問題はないが、あ
る時間tにおける実背景入射光の温度範囲Aが例えば3
5℃〜52.5℃程度であると、例えば温度T1におい
ては各素子間の出力値ばらつぎはB1に示す如くとなり
、画質が劣化する。
力温度と出力値との関係にばらつぎを生じているが、従
来の均一の温度熱板を用いたオフセット補正及びゲイン
補正によって第5図(II)に示すように各素子間の感
度ばらつきを少なくできる。この場合、実背景入射光の
温度と均一温度熱板の温度範囲C(例では22.5℃〜
27.5℃程度)とが等しければ特に問題はないが、あ
る時間tにおける実背景入射光の温度範囲Aが例えば3
5℃〜52.5℃程度であると、例えば温度T1におい
ては各素子間の出力値ばらつぎはB1に示す如くとなり
、画質が劣化する。
ところが本発明では、補正データ取得時、液晶シャッタ
11を完全にオフするのではなく、赤外線入射光を液晶
部13で散乱させて検知器12にデフォーカス状態で入
射させるようにしているので、常に実背景入射光の温度
に対応したオフセット補正を行なうことができる。即ち
、第5図(I[[)に示す如く、実背景入射光の温度が
T+である場合の本発明における補正温度範囲C′は例
えば42.5℃〜47.5℃程度となり、常に実背景入
射光の温度に対応したオフセット補正を行なうことがで
き、従って、B2に示すようにばらつきを殆どなくし得
、常に映像の輝度むらを少なくでき、高画質を得ること
ができる。このように、オフセット補正を常に実背景入
射の平均出力で更新するようにしているので、ある時間
tにおける実背景入射光の温度範囲Aが例えば35℃〜
52.5℃程度のように広くても常にばらつきの少ない
映像が得られる。
11を完全にオフするのではなく、赤外線入射光を液晶
部13で散乱させて検知器12にデフォーカス状態で入
射させるようにしているので、常に実背景入射光の温度
に対応したオフセット補正を行なうことができる。即ち
、第5図(I[[)に示す如く、実背景入射光の温度が
T+である場合の本発明における補正温度範囲C′は例
えば42.5℃〜47.5℃程度となり、常に実背景入
射光の温度に対応したオフセット補正を行なうことがで
き、従って、B2に示すようにばらつきを殆どなくし得
、常に映像の輝度むらを少なくでき、高画質を得ること
ができる。このように、オフセット補正を常に実背景入
射の平均出力で更新するようにしているので、ある時間
tにおける実背景入射光の温度範囲Aが例えば35℃〜
52.5℃程度のように広くても常にばらつきの少ない
映像が得られる。
なお、上記実施例では液晶シャッタ11を光学系10の
後に配置したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、光学系10の館に配置してもよい。
後に配置したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、光学系10の館に配置してもよい。
以上説明した如く、本発明によれば、液晶シャッタへの
印加電圧の制御によってオン、オフ各状態を周期的に得
ることができるので、周期的にオフセット補正を逐次行
なうことができ、従来例に比して輝度むらを少なくでき
、高精度の映像を得ることができ、しかも、この場合補
止データ取得を自動的に行ない得るので、人が容易に操
作できないような環境においても十分使用できる。更に
、補正データ取得時、液晶シャッタのオフによって赤外
線入射光を液晶部で散乱させて検知器にデフォーカス状
態で入射させているので、つまり、常に実背景入射の平
均出力でオフセット補正を更新しているので、常に実背
景入射光の温度に対応したオフセット補正を行なうこと
ができ、実背景入射光の温度範囲が広くても常に輝度む
らを少なくでき、ばらつきの少ない高画質の映像を得る
ことができる。更に、液晶シャッタは小型、軽分である
ので超小型の光学系にも組込むことができ、しかも液晶
シャッタの応答速度は高速であるので補正データ取得及
び更新時における映像情報の欠落を最小限に抑え得る。
印加電圧の制御によってオン、オフ各状態を周期的に得
ることができるので、周期的にオフセット補正を逐次行
なうことができ、従来例に比して輝度むらを少なくでき
、高精度の映像を得ることができ、しかも、この場合補
止データ取得を自動的に行ない得るので、人が容易に操
作できないような環境においても十分使用できる。更に
、補正データ取得時、液晶シャッタのオフによって赤外
線入射光を液晶部で散乱させて検知器にデフォーカス状
態で入射させているので、つまり、常に実背景入射の平
均出力でオフセット補正を更新しているので、常に実背
景入射光の温度に対応したオフセット補正を行なうこと
ができ、実背景入射光の温度範囲が広くても常に輝度む
らを少なくでき、ばらつきの少ない高画質の映像を得る
ことができる。更に、液晶シャッタは小型、軽分である
ので超小型の光学系にも組込むことができ、しかも液晶
シャッタの応答速度は高速であるので補正データ取得及
び更新時における映像情報の欠落を最小限に抑え得る。
第1図は本発明の原叩図、
第2図は本発明の一実施例の構成図、
第3図は液晶シャッタのオン、オフ状態を説明する図、
第4図は時間経過におけるオフセット補正の効果を説明
する図、 第5図は大背θ入射光の温度を用いたオフセット補正の
効果を説明する図、 第6図は従来の補正方法を説明する図である。 図において、 10は光学系、 11.31は液晶シャッタ、 12.30は赤外線検出器、 13は液晶部、 14a、14bt、を透明電極、 16は液晶シャッタ駆動回路、 17は駆動電源、 18はIRCCD駆動回路、 21はオフセット補正データ取込み回路、22はオフセ
ット補正データRAM。 23は減粋器 を示す。 (A) (B) 対6シン菅ツ2のfン尤7.入部1寥υ川1ろ回目轡−
υ((’C) 第 図 従来。柚ニオ法石力士するトう 第6図
する図、 第5図は大背θ入射光の温度を用いたオフセット補正の
効果を説明する図、 第6図は従来の補正方法を説明する図である。 図において、 10は光学系、 11.31は液晶シャッタ、 12.30は赤外線検出器、 13は液晶部、 14a、14bt、を透明電極、 16は液晶シャッタ駆動回路、 17は駆動電源、 18はIRCCD駆動回路、 21はオフセット補正データ取込み回路、22はオフセ
ット補正データRAM。 23は減粋器 を示す。 (A) (B) 対6シン菅ツ2のfン尤7.入部1寥υ川1ろ回目轡−
υ((’C) 第 図 従来。柚ニオ法石力士するトう 第6図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 多素子型赤外線検知器(30)を用いた赤外線画像装
置で各検知素子の感度ばらつきを補正する方法において
、 集光、結像光学系の光路中に、印加電圧の制御によって
オン、オフできる液晶シャッタ(31)を配置し、 該液晶シャッタ(31)をオン、オフさせ、オフ時にお
ける液晶の光散乱効果で入射赤外線を上記多素子型赤外
線検知器(30)にデフォーカスさせて入射してオフセ
ット補正データを定期的に得、該オフセット補正データ
にてオフセット補正することを特徴とする赤外線撮像装
置の感度補正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1027018A JPH02206976A (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 | 赤外線撮像装置の感度補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1027018A JPH02206976A (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 | 赤外線撮像装置の感度補正方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02206976A true JPH02206976A (ja) | 1990-08-16 |
Family
ID=12209354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1027018A Pending JPH02206976A (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 | 赤外線撮像装置の感度補正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02206976A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2017181072A (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 日本電気株式会社 | 赤外線装置及び方法 |
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-
1989
- 1989-02-06 JP JP1027018A patent/JPH02206976A/ja active Pending
Cited By (12)
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