JPH022066Y2 - - Google Patents

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JPH022066Y2
JPH022066Y2 JP1983104180U JP10418083U JPH022066Y2 JP H022066 Y2 JPH022066 Y2 JP H022066Y2 JP 1983104180 U JP1983104180 U JP 1983104180U JP 10418083 U JP10418083 U JP 10418083U JP H022066 Y2 JPH022066 Y2 JP H022066Y2
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JP
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magnetic
flange
cylindrical portion
housing
attached
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JP1983104180U
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JPS6014674U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、磁気デイスクを回転駆動するブラシ
レスモータに関する。
従来、電子計算機等に用いられるこの種のブラ
シレスモータに於て、磁気ノイズ及びフラツクス
の防止のためにモータ全体を1mm以上の厚さの大
きい鋼板でシールドする構造のものが使用されて
きた。しかし、このような構造では、軽量化・薄
厚化・小型化するうえで問題があつた。
本考案は従来のこのような問題を解決し、磁気
デイスク装置の磁気ノイズとフラツクスを確実に
防止出来、しかもモータ全体の軽量化・薄厚化・
小型化を図るうえで障害とならず、かつ安価に製
作出来るようにすることを目的とする。そこで本
考案の特徴とする処は、円筒部と該円筒部の外周
面から突設されたフランジとからなるハウジング
と、該ハウジングの円筒部に外嵌されて該フラン
ジの裏面側に配設されるステータと、浅皿状のロ
ータホルダの側壁内周面に付設されて上記ステー
タの外周面に近接対峙するロータマグネツトと、
を備えると共に、磁気デイスクが上記フランジの
表て面側に配設されるブラシレスモータであつ
て;上記フランジの表て面のうち、上記磁気デイ
スクに書込み・読出しを行なう磁気ヘツドに対応
する円周方向の一部位に、高透磁率材料からなる
磁気シールド薄板を付着し、上記ロータマグネツ
トと上記ロータホルダと上記ステータと(磁気シ
ールド薄板付の)上記フランジとでもつて閉磁路
を形成するように構成した点にある。
以下、図示の実施例に基づき本考案を詳説す
る。
第1図と第2図に於て、1は磁気デイスク2…
の回転駆動するブラシレスモータであつて、アル
ミニウム等の非磁性体からなるハウジング3を備
え、このハウジング3は、ベアリング4,4が嵌
着される円筒部5と、該円筒部5の外周面から外
鍔状に大きく突設されたハウジングフランジ6と
からなつている。該フランジ6の外周端縁には取
付孔7…が貫設され、かつ裏面6bにはインロー
突部8が突設されていてこれを(仮想線で示す)
他部材9の孔部に嵌合し、ビスやボルト等を取付
孔7…に挿通して該他部材9に固着する。
10はハウジング3の円筒部5に外嵌されるス
テータであつて、該ハウジング3のフランジ6の
裏面6b側に配設される。また、11は回転シヤ
フトであつて前記ベアリング4,4にて回転自在
に保持され、円筒部5の軸芯に沿つて貫挿される
と共に、下端に浅皿状のロータホルダ12が固着
されている。そして、このロータホルダ12の側
壁25内周面に永久磁石からなるロータマグネツ
ト13が付設されている。つまり、ロータマグネ
ツト13はステータ10の外周面26に近接対峙
し、図示省略のホール素子からなるロータ位置検
出器にてステータ10の電機子磁極が制御され
る。
しかして、14はシヤフト11の上端に固着さ
れた磁気デイスク取付盤であり、該取付盤14は
中心に嵌着孔15を有し、シヤフト11を挿嵌状
に固着し、また円板状上壁部16には押え板17
を取付けるためのネジ孔18…が設けられ、さら
に円板状上壁部16の外周縁から円筒部19が垂
設されると共にその下端には外鍔状受部20が突
設されている。
第2図では3枚の磁気デイスク2…がスペーサ
21,21を介して取付盤14の円筒部19に取
付けられている場合を例示するが、勿論この磁気
デイスク2…の枚数は3枚に限らず自由に増減可
能である。具体的には最下段の磁気デイスク2は
外鍔状受部20にて受けられ、この上にスペーサ
21を、つづいて磁気デイスク2を、というよう
に積重ねて後に、押え板17にて挾着して取付け
られる。つまり、磁気デイスク2…はハウジング
3のフランジ6の表て面6a側に配設される。
しかして、22はアクセスアーム、23…はこ
のアクセスアーム22の先端に取付けられた磁気
ヘツドであり、静止部位、即ち他部材9及びハウ
ジング3の所定位置から磁気デイスク2…の径方
向に移動する。そして磁気デイスク2…に情報の
書込み・読出しを行なうのである。
24は、ハウジングフランジ6の表て面6a、
即ち磁気デイスク2…に対応する側の面に、接着
剤等で付着された高透磁率材料からなる磁気シー
ルド薄板である。この磁気シールド薄板24は、
矩形状あるいは扇形として、フランジ6の表て面
6aのうち、上記磁気ヘツド23に対応する円周
方向の一部位にのみ付着するものであり、表て面
6aの全面に付着する必要はない。かつ、該磁気
シールド薄板24としては、透磁率の高い材料で
あれば十分であつて、例えば、パーマロイ、スー
パーマロイ、パーメンジユール等の材料が使用可
能であり、厚さも0.1〜0.2mm程のもので十分な磁
気ノイズ防止効果が得られる。
即ち、第2図中に矢印Gで示す如く、ロータマ
グネツト13とロータホルダ12とステータ10
と(磁気シールド薄板24付の)フランジ6とで
もつて閉磁路が形成され、磁束が上記磁気シール
ド薄板24内を通り抜けることにより、情報の書
込みと読出しを行なう磁気ヘツド23の近傍への
磁界の影響を有効に遮断出来るためである。
一般に電子計算機等の磁気デイスク装置の機種
により、磁気ヘツド23の位置は決つており、こ
の位置に対応すべくブラシレスモータ1単体とし
て予め磁気シールド薄板24を所定位置に付設し
ておけばよい。
本考案は上述のように構成され、所期目的を有
効達成した。特に、ハウジングフランジ6の表て
面6aのうち、磁気デイスク2…に書込み・読出
しを行なう磁気ヘツド23に対応する円周方向の
一部位にのみ磁気シールド薄板24を付着したか
ら、簡素な構造となり、容積が全く増加せずコン
パクト化が達成出来、かつ軽量で薄厚のモータが
容易に得られる。勿論、安価に製作出来て、製作
も極めて楽である。
特に、磁気デイスク装置にあつては駆動モータ
からの磁気ノイズが大きい場合、情報の書込み・
読出しにエラーが発生し重大なトラブル発生の原
因となるが、上述の構成により確実に磁気ノイズ
及びフラツクスを遮断出来る。またモータ単体と
して内部の磁気回路にて磁気ノイズ防止対策を十
分に出来ない場合に、モータの外部(表て面)か
ら簡単に対策可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は半截断面図である。 2……磁気デイスク、6……ハウジングフラン
ジ、6a……表て面、23……磁気ヘツド、24
……磁気シールド薄板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 円筒部5と該円筒部5の外周面から突設された
    フランジ6とからなるハウジング3と、該ハウジ
    ング3の円筒部5に外嵌されて該フランジ6の裏
    面6b側に配設されるステータ10と、浅皿状の
    ロータホルダ12の側壁25内周面に付設されて
    上記ステータ10の外周面26に近接対峙するロ
    ータマグネツト13と、 を備えると共に、磁気デイスク2…が上記フラン
    ジ6の表て面6a側に配設されるブラシレスモー
    タであつて、 上記フランジ6の表て面6aのうち、上記磁気
    デイスク2…に書込み・読出しを行なう磁気ヘツ
    ド23に対応する円周方向の一部位に、高透磁率
    材料からなる磁気シールド薄板24を付着し、上
    記ロータマグネツト13と上記ロータホルダ12
    と上記ステータ10と上記フランジ6とでもつて
    閉磁路を形成するように構成したことを特徴とす
    るブラシレスモータ。
JP10418083U 1983-07-05 1983-07-05 ブラシレスモ−タ Granted JPS6014674U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10418083U JPS6014674U (ja) 1983-07-05 1983-07-05 ブラシレスモ−タ

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JP10418083U JPS6014674U (ja) 1983-07-05 1983-07-05 ブラシレスモ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6014674U JPS6014674U (ja) 1985-01-31
JPH022066Y2 true JPH022066Y2 (ja) 1990-01-18

Family

ID=30244728

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JP10418083U Granted JPS6014674U (ja) 1983-07-05 1983-07-05 ブラシレスモ−タ

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JP (1) JPS6014674U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4833306A (ja) * 1971-09-01 1973-05-09
JPS5753876A (ja) * 1980-03-05 1982-03-31 Papst Motoren Kg

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4833306A (ja) * 1971-09-01 1973-05-09
JPS5753876A (ja) * 1980-03-05 1982-03-31 Papst Motoren Kg

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JPS6014674U (ja) 1985-01-31

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